JP3777563B2 - 縦型遊技機の連結支持装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、外郭用の固定機枠ともされる外枠と、搭載用の開閉機枠ともされる前枠とを合わせて機体とし、縦向きの設置姿勢で遊技に供される縦型遊技機の連結支持装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
パチンコ機やアレンジボール機に代表されるこの種の縦型遊技機では、縦長方形の外枠の開口前面側に、各種の必要な遊技構成部材を搭載して遊技盤を収容セットした前枠が、両枠側縁の上,下部に配設された連結手段を利用して開閉(横開き)および着脱可能に組付けられて1台単位で構成される。そして製造工場内等に保管されたり出荷(運送)される場合には、前述した機体単位で縦向きまたは横向きの姿勢で取扱われ、一方遊技店内の設置枠台(通称「島」)に設置される場合には、前枠側と一旦組外された外枠が所定の縦向き傾斜姿勢で固定保持されたもとで、前枠全体を組付けセットして遊技に供される。ちなみに機体の組付けについては、工場内の最終組立て工程部で1台分ずつ行なわれるが、遊技機の取扱いや実施過程においては、点検,設置傾き調整等の必要に応じて、外枠と前枠とが組外し(分離)されて再び組付けられることがある。
【0003】
前述した縦型遊技機にあって、機体を構成する外枠と前枠との組付けに係る上下の連結手段については、最も一般化されている形式として軸,孔を含む嵌挿連結タイプが多用されており、図13に示すように、上の連結手段では外枠Aおよび前枠Bの各左上隅角部に固定された受け金具80と支持金具82とが組とされ、また下の連結手段では外枠Aおよび前枠Bの各左下隅部に固定された受け金具85と支持金具87とが組とされている。そして機体の組付けに際しては、外枠Aを起立不動状態に保持したもとで前枠Bを外枠Aの上方に位置合わせして、先ず上の支持金具82の軸孔83に上の受け金具80の支軸81を一旦仮嵌めし、そして下の支持金具87の軸孔88に下の受け金具85の支軸86を合わせたもとで、前枠B全体を下げ降ろして上下各組の支軸81,86および軸孔83,88を一度に嵌め合わせて、各組の金具80,82および金具85,87同志を連結支持するようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上の支持金具82の軸孔83に上の受け金具80の支軸81を一旦仮嵌めした状態で、下の支持金具87の軸孔88に下の受け金具85の支軸86を位置合わせする作業は、遊技構成部材や遊技盤を搭載して前枠Bの全体がかなり重くなっているために相当な重労働となる。また、位置合わせ作業に際して外枠Aの変動や倒れ等を招くおそれがあり、作業者が一人で行なうのは困難で手間が掛かる作業となっている。
【0005】
【発明の目的】
本発明は、前述した課題を解決するために新たに提案されたものであって、外枠と前枠との組付けおよび組外しを手早く安全にかつ楽に行ない得るようにした縦型遊技機の連結支持装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
前述した課題を解決し、所期の目的を達成するため、本発明に係る縦型遊技機の連結支持装置は、
外郭用の固定機枠をなす外枠と搭載用の開閉機枠をなす前枠とを、互いの左側縁上下に配設された連結手段により開閉および着脱可能に組付け支持して、縦向き設置姿勢で遊技に供し得る縦型遊技機において、
前記下の連結手段では、前記外枠の左隅端前部に垂立固定された支軸と、前記前枠の左隅端前部に形成された軸孔とが、互いに公差的な嵌挿寸法を以って上下方向に着脱可能で左右方向に回動可能な条件で嵌挿連結され、
前記上の連結手段では、前記外枠の左上隅角部に固定されて左端前部に支軸を下向きに固定した支持具と、前記前枠の左上端部に固定されて左端前部の軸受部の後面を開口して前記支軸を嵌合・離脱し得る軸孔を形成した受け具と、この受け具の水平上面で前記支軸を案内し得る位置に回動可能に軸支されてバネにより前記軸孔の開口側面を常に閉鎖する位置と開放する位置とに変位可能とされた開閉部材とを備え、
該開閉部材の左外側縁に、前記支持具の支軸を前記軸孔に当接案内し得る円弧状の案内面を形成すると共に、開閉部材の前端縁に、該開閉部材の回動に伴い前記軸孔の開口側面を開閉する開閉部を形成する一方、同開閉部材の案内面と前記受け具の左端との間に、前記前枠における枠体の厚み方向に常に広く開口して前記支軸を左右の広角範囲から受入れ得る受出し口を形成することで、
前記上の連結手段における支持具の支軸を受け具の受出し口に相対的に出入れし得る条件のもとで、同支軸が前記案内面に当接することで、案内面が変位しながら軸孔の開口側面の右側縁に整合されて、支軸を該案内面に沿って軸孔に案内するようにしたことを特徴とする。
【0007】
【作用】
外枠に対する前枠の組付けに際しては、先ず下の連結手段における外枠側に固定した支軸と前枠側に形成した軸孔とを上下方向に嵌挿連結し、このもとで上の連結手段における外枠側に固定した支軸と前枠側に形成した軸孔とを横方向から嵌合連結する。このとき上の連結手段に関しては、前枠上部を外枠側へ移動させて前記支軸を受出し口へ受入れさせると、開閉部材が閉鎖位置から開放位置へ変位して開口側面を開放するので該支軸を横方向から軸孔へ嵌合させることができ、嵌合後は開閉部材がバネの付勢下に閉鎖位置へ復帰して支軸がロック拘束状態に保持される。また、外枠に対する前枠の組外しに際しては、先ず上の連結手段における支軸と軸孔との嵌合連結を解除し、次いで下の連結手段における支軸と軸孔との嵌挿連結を解除する。このとき上の連結手段に関しては、開閉部材を開放位置へ変位させて開口側面を開放させたもとで、前枠上部の移動下に前記支軸を該開口側面を介して受出し口へ引出すことにより、支軸と軸孔とが横方向へ分離される。
【0008】
【発明の実施の形態】
次に、本発明に係る縦型遊技機の連結支持装置につき、好適な実施例を挙げて添付図面を参照しながら、以下詳細に説明する。なお本実施例では、縦型遊技機として、遊技店内の設置枠台(島)に所定の縦向き後傾姿勢に固定保持されて遊技に供されるパチンコ機を主に示す。
【0009】
本実施例のパチンコ機Pは、その基本的構成の概要として、図1に略示するように、外郭用の固定機枠をなす縦長矩形状の外枠Aの開口前面側に、各種の遊技用構成部材を搭載セットする搭載用の開閉機枠をなす縦長方形の前枠Bが、後述する左側上下の連結手段H1,H2により着脱および開閉可能に組付け支持されると共に、右側の施錠手段(図示せず)により閉鎖状態に保持される。この前枠Bの前面側に、遊技盤Dの透視保護窓であるガラス扉Cと、上球皿Eを固定装備した開閉板51とが、横開き形態で開閉可能に組付け整合される。また、前枠Bの下部に下球皿Fおよび打球発射装置Gが装着セットされ、更に前枠Bの裏側に各種の球経路および球処理・払出部等を備えた機構セット盤(図示せず)がセットされ、これにより一台のパチンコ機が形成される。
【0010】
このようなパチンコ機Pにあって前記外枠Aは、例えば図2に示すように、上下および左右の4本の枠部材10,11,12,13を枠組み連結して縦長方形に構成されて、全ての枠部材によって画成される開口前面域に前枠Bを整合し得るようになっている。なお本実施例に係る外枠Aは、木材により成形された上,左の枠部材10,12を共通用として、樹脂材により成形された右,下の枠部材13,11を2通りのサイズのものに置換連結することにより、一般に「関東枠、関西枠」と呼称区分されているタイプのものに変更し得るタイプを例示している。
【0011】
前記前枠Bは、図3に示すように全体が合成樹脂成形されたものが例示され、前記外枠Aの開口前面域に整合する外形サイズに成形されて内側に正面縦長方形の窓枠口15を開口した枠体14と、この枠体14の裏側に一体成形されて前記窓枠口15の正面内部に臨む遊技盤用のセット口17を開口したセット保持枠16とが、前後に一体的に連設された内外二重枠形態とされている。なお、前枠Bは一定の枠サイズとされて、前述した両タイプの外枠Aに共通の連結手段H1,H2で組付け得るよう構成される。
【0012】
また前記枠体14においては、窓枠口15の下部に下球皿Fや前記打球発射装置Gを設置するための設置盤18が成形される一方、該窓枠口15は、前面側から出入れ(着脱)される遊技盤Dのセット面域および出入れ口ともされ、その下部開口面域内に上球皿E(開閉板51)を開閉可能に組付けセットし得るようになっている。前記セット保持枠16においては、窓枠口15の下部内側において前記上球皿Eに整合する位置に遊技補助盤19が一体成形されており、この遊技補助盤19の上端縁を基準にして前記セット口17が開口される。ちなみに前枠Bは、枠体14で構成されるタイプのものとして、窓枠口15の裏側に別成形されたセット保持枠16を整合固定するものであってもよい。
【0013】
前述した外枠Aと前枠Bとの機体に係る前記連結手段については、下の連結手段H2が軸・孔の上下嵌挿連結タイプであり、上の連結手段H1が軸・孔の側方嵌合ロックタイプであって、双方の連結手段H1,H2の連結支点が同一垂直線上に整合されている。そこで具体的な構成として、まず下の連結手段H2では、図2〜図6に示すように、外枠Aの下枠部材11の左上端部にビス固定される下支持受具20と、前枠Bの枠体14の左下隅角部にビス固定される下支持具21が主体とされて、下支持受具20の水平片部20aに垂直固定された支軸22の上方に延出する軸部22aが、下支持具21の水平片部21aに形成した軸孔23に対して上下方向に着脱可能に嵌挿される。このように構成された下の連結手段H2では、下支持受具20,下支持具21および支軸22を含む強固な構造を以って、相当な重量物とされる前枠B全体の荷重を集中的に受けても充分耐久し得る連結強度が維持される。そして、軸孔23に対して支軸22が嵌挿されているもとでは、前枠Bが垂立位置の外枠Aを基準に観て、左寄り,手前寄りおよび右寄りの広範囲内での起立姿勢に適宜傾き(10度以上)が許容されるようになっている。
【0014】
これに対して、前記上の連結手段H1では、軸・孔を左右の広角的な方向,位置から横嵌め連結して自動ロックし得る形式として、基本的には図2〜図6に示すように、外枠Aの左上隅角部にビス固定されて支片部24cに支軸25を垂下固定した支持具24と、前枠Bにおける枠体14の左上端部にビス固定されて水平片部26aに鈎状の軸孔27を形成した受け具26と、この受け具26の水平上面に回動可能に支持されて軸孔27の開口側面の閉鎖位置と開放位置とに変位可能とされた開閉部材28とから構成されている。そして、受け具26の水平上面端と開閉部材28の外側端(図7中では左側端)との間に、枠体14の左上端の厚み方向に常に開口する受出し口29を形成すると共に、開閉部材28は指先操作により開放位置(軸孔27を開放し支軸25を拘束しない位置)へ回動させ得るよう構成されている。なお支持具24および受け具26は金属材で、また開閉部材28は硬質樹脂材で夫々成形されたものを例とし、夫々の所定部位に孔,ねじ孔等が形成されている。ちなみに受け具26と開閉部材28とは、互いに組付けられた1つの部材(部品)として取扱われて使用し得る。
【0015】
このような上の連結手段H1の具体的な構成において、支持具24は水平片部24aと垂下片部24bとを含むL形状に成形されて、外枠Aの上,左枠部材10,12に当ててカシメピンやビス等で固定されており、そして水平片部24aの左端前縁から前向き水平に延出形成された半円庇状の支片部24cの中心部に前記支軸25が下向き垂直に固定され、また支片部24c左外縁から垂下片部24b前縁に亘り案内保護片24dが下向きに折曲形成されて、支片部24cの強化や前記受け具26の組付け案内および開閉部材28の保護を図るようになっている(図9および図10参照)。これに対する受け具26は、水平片部26aおよび垂下片部26bを含むL形状に成形されて、前枠Bの枠体14左端に合わせた位置で上端面と裏面に当てて固定されており、その水平片部26aの左端前縁に半円庇状の受け片部26cが水平前向きに延出形成され、この受け片部26c上に、側面(後面)を開口した前記軸孔27が略中心部に形成された軸受部としての軸受片30が、ビスまたはカシメ付けにより強固に固定されている。また水平片部26aの所定位置に支ピン31および案内ピン32が垂立固定してある。なお受け具26は、その垂下片部26bと前枠Bの枠体14そして枠体14前面に当接される座盤60とが複数のネジ61を介して固定された例を示す。
【0016】
一方、前記開閉部材28は、前述した受け具26の水平片部26a上で旋回動し得るハンドルレバー形式の例において、図7に示す如く、平面略Pの字形状に成形されて指先操作し得るレバー体33が、基端部34を前記支ピン31に嵌挿支持すると共に回動支点(支ピン31)から所定の半径位置に形成された円弧状の案内孔35に前記案内ピン32を嵌挿した状態で組付けられており、図示のねじりバネ36により常にはロック拘束(閉鎖)位置側に付勢されたもとで、支軸25との当接力および指先操作力によりロック解除(開放)位置側へ変位し得るようになっている。そして、受け具26の水平片部26aの左端とレバー体33の左外側縁との間に前記受出し口29が常に広く開口されて、支軸25を広角範囲から受入れ得るようにした条件のもとで(図11参照)、レバー体33の左外側縁に支軸25を当接案内し得る円弧状の案内面37が形成され、また回動支点(支ピン31)から離れた前端縁に前記軸孔27の開口側面を開閉し得る開閉部38が円弧状に形成されている。なおレバー体33の一部に摘み39が形成され、また案内面37と開閉部38との交差隅部が、軸孔27の開口側面の一方の段差縁40に係止し得るようになっており、レバー体33のロック拘束位置では、案内孔35の後端部が案内ピン32に係止されると共に該交差隅部が段差縁40に係止される(図8参照)。
【0017】
前記機体の組付けにおける支軸25と軸孔27との係合においては、レバー体33が通常の閉鎖位置から開放位置に変化することにより、案内面37が右傾変位しながら軸孔27の開口側面の右側縁に整合され、支軸25の軸孔27への嵌合が許容されるよう設定されている(図12(b)参照)。なお、前記受け具26における受け片部26cには、前記ガラス扉Cに配設した後述する可動軸49の軸部49aが下方から挿脱可能に嵌挿連結される軸孔41が穿設されている。また受け具26と開閉部材28との間に薄板42が介挿され、該薄板42により軸孔41の上開口部を塞ぐよう構成してある。但し、軸孔41を、受け片部26aを貫通しない凹部として形成すれば、薄板42を省略することができる。
【0018】
このように構成された上の連結手段H1では、外枠A側の支軸25と前枠B側の軸孔27との横嵌め係合を以って、前枠B全体の荷重を受けても充分耐久し得る連結強度が維持される。そして、前枠B側に固定された受け具26における受出し口29を枠体14の左上隅端部の厚み方向に開口していることにより、支軸25を基準に観て受出し口29を左,前および右の各方向に亘る広角範囲内の何れの位置からでも合わせることができ、この条件によって外枠Aに対して前枠Bが、広範囲内の任意の向きで組付け,組外すことが可能となる。また外枠Aに対して前枠Bを適宜横開きしたもとで、受け具26における開閉部材28をロック解除位置に回動し、軸孔27から支軸25を離脱した以後は、前枠B全体を両手で把持して安全に組外すことができる。
【0019】
次に、前記前枠Bに対するガラス扉Cおよび開閉板51の開閉連結支持構造につき説明する。図4および図5に示すように、前記前枠Bの枠体14における左端前面の略中段部に下支持受具43が固定されると共に、前記ガラス扉Cにおける扉体44の左下隅角部に下支持具45が固定され、下支持受具43の水平片部43aに垂直固定された支軸46の上軸部46aが、下支持具45の水平片部45aに形成した軸孔47に対して上下方向に着脱可能に嵌挿されて、前枠Bにガラス扉Cの下部が開閉自在に連結されるよう構成される。またガラス扉Cにおける扉体44の左上隅部内側に支持部材48が配設されており、該支持部材48の筒部48aに配設した可動軸49における軸部49aの上端部が、前記受け具26の受け片部26aに形成された前記軸孔41に下方から嵌挿連結されるようになっている。前記可動軸49は略L字形に折曲げ成形され、前記軸部49aが筒部48aに挿通されて上下動可能に装着されると共に、筒部48aから下方に延出する可動軸49の係止部49bと扉体44との間に接続された引張りコイルバネ50により、該可動軸49は常には上方へ付勢されて前記軸部49aの上端部を筒部48aから上方へ突出させた状態に保持されている。
【0020】
図4および図5に示すように、前記開閉板51の左上隅部外側に上支持具52がビス固定され、該上支持具52の水平片部52aに形成した軸孔53に、前記前枠Bの下支持受具43に配設した前記支軸46の下軸部46bが上方から嵌挿連結されるようになっている。また、前枠Bの枠体14における左端前面の中段下方に下支持受具54がビス固定されると共に、前記開閉板51の左下隅角部に下支持具55が固定され、該下支持具55に配設した可動軸56における軸部56aの下端部を、下支持受具54の水平片部54aに形成した軸孔57に上方から嵌挿連結することで、前枠Bに対して開閉板51が開閉自在に連結支持されるよう構成される。前記可動軸56は略L字形に折曲げ成形され、下支持具55の上下端に形成した支持片55a,55a間に挿通されて上下動可能に装着され、両支持片55a,55a間に臨む部位に設けたフランジ部56bと上の支持片55aとの間の軸部56aに外装された圧縮コイルバネ58により、該可動軸56は常には下方へ付勢されて、前記軸部56aの下端部を下の支持片55aから下方へ突出させた状態に保持されている。
【0021】
【実施例の作用】
前述した本実施例のパチンコ機Pは、製造工程等において前枠Bの各部に前述した各種の遊技用構成部材や関連付属部品が組付けられると共に遊技盤Dが収容セットされ、最終的にこの前枠B全体が外枠Aに組付け支持されて構成される。そして、1台毎に取扱われて保管または出荷(運送)される一方、遊技店内等の設置枠台に設置されて遊技に供される。
【0022】
(外枠Aに対する前枠Bの組付け)
そこで先ず、機体をなす外枠Aおよび前枠Bの組付け態様について説明する。本実施例のパチンコ機における上下の連結手段H1,H2は、前述したように、下の連結手段H2が軸・孔の上下嵌挿連結タイプであり、また上の連結手段H1が軸・孔の側方嵌合ロックタイプとして構成されていることから、外枠Aに対する前枠Bの組付けに際しては、先ず下の連結手段H2の連結作業を行ない、次いで上の連結手段H1の連結作業を行なう。すなわち、下の連結手段H2の連結作業では、床面上または設置枠台等に縦向きに保持された外枠Aに対して前枠Bを適宜高い位置に保持したもとで、外枠Aの下支持受具20に対して前枠Bの下支持具21を上方に位置合わせし、軸孔23に支軸22の軸部22aを嵌挿することにより、下支持受具20および下支持具21が連結される。なお、前記支軸22と軸孔23は、前述したように、嵌め合い公差的な嵌挿条件により嵌挿連結されるので、前枠Bを適宜傾斜姿勢に保持していても両者22,23が至極簡単に嵌挿される(図9参照)。
【0023】
そして下の連結手段H2の連結が完了したら、次いで上の連結手段H1における軸孔27に支軸25を嵌合させる。例えば図12に示すように、外枠Aに対する前枠Bの開放角度を略90度に保持した状態において、該前枠Bを下の連結手段H2を中心として起立変位させ、受け具26と開閉部材28により形成された受出し口29に対し、外枠Aに固定した支持具24の支軸25を相対的に位置合わせする(図12(a)参照)。そして前枠Bの上部を外枠A側へ押し込むと、前記支軸25の側面が、ロック拘束位置(閉鎖位置)に付勢されている開閉部材28におけるレバー体33の案内面37に当接し、該レバー体33はねじりバネ36の付勢弾力に抗して支ピン31を中心としてロック解除位置方向(図12における反時計方向)へ旋回動されるから、軸孔27の開口側面を開放するようになる(図12(b)参照)。このとき支軸25は、外枠Aに対する前枠Bの近接移動のもとに案内面37に沿って案内され、軸孔27の開口側面方向へ相対的に移動する。そして、前枠Bの姿勢変位のもとに支軸25が軸孔27内に完全に嵌合すると、該支軸25と案内面37との当接が解除されるようになるから、レバー体33はねじりバネ36の弾力下に図12における時計方向へ回動して元のロック拘束位置に復帰し、軸孔27の開口側面は該レバー体33の開閉部38により閉鎖されて支持具24および受け具26が連結される(図12(c)参照)。この上の連結手段H1の連結に際して、前記受出し口29は前枠14の厚み方向に常に開口しているので、前記支軸25を広角範囲から受入れることができ、外枠Aに対して前枠Bを左右の広範囲に亘る任意の方向・姿勢において組付け連結することができる。
【0024】
このように、上下の連結手段H1,H2の連結が完了した本実施例のパチンコ機では、下の連結手段H2については、下支持受具20の支軸22と下支持具21の軸孔23の嵌挿連結を含む強固な構造に以って前枠B全体の荷重を好適に受けつつ連結強度が維持されると共に、上の連結手段H1については、受け具26の軸孔27および開閉部材28の開閉部38により支持具24の支軸25を好適に嵌合保持し得る構造により、前枠Bを外枠Aに好適に組付け保持することができる。また上の連結手段H1においては、例えば前枠Bの開閉操作中において、軸孔27に嵌合している支軸25がロック拘束位置に付勢保持されているレバー体33の開閉部38を押圧したとしても、レバー体33がロック解除方向に回動することはないから、このような前枠Bの開閉操作時に支軸25が軸孔27から抜け出ることはない。なお、外枠Aに前枠Bを閉鎖セットした状態においては、図7に示すように、開閉部材28のレバー体33における摘み39が、外枠Aの上枠部材10の前端面に当接していることから、この状態でのレバー体33の旋回動も全く不可能となり、パチンコ機の運送中や遊技中に該前枠Bが不用意に外れることもない。
【0025】
なお、前述した上の連結手段H1の連結例では、外枠Aに対して前枠Bを約90度の開放角度に保持した状態での両枠A,Bの組付け態様を示したが、本実施例のパチンコ機では、前述したように、受出し口29が広く開口されて支軸25を広角範囲から受入れ得るようになっているから、図11に示すように、外枠Aに対する前枠Bの開放角度が、閉鎖状態に対して約30〜150度の範囲内となっていれば、両枠A,Bを好適に連結することができる。すなわち機体の組付けにあたっては、外枠Aに対して前枠Bを左右の広範囲に亘る任意の方向,姿勢において、両手で前枠B側全体を支えながら外枠A側の支軸25と前枠B側の軸孔27とを互いに横嵌め連結してロック保持させることができ、作業者の「右利き,左利き,体格(身長)」等の個体差に拘らず手早く安全にかつ楽に組付け作業を行なうことができる。
【0026】
(外枠Aに対する前枠Bの組外し)
次に、機体をなす外枠Aおよび前枠Bの組外し態様について説明する。本実施例のパチンコ機における上下の連結手段H1,H2は、前述したように、下の連結手段H2が軸・孔の上下嵌挿連結タイプであり、また上の連結手段H1が軸・孔の側方嵌合ロックタイプとして構成されていることから、外枠Aに対する前枠Bの組外しに際しては、先ず上の連結手段H1の分離作業を行ない、次いで下の連結手段H2の分離作業を行なう。すなわち、外枠Aに対して前枠Bを略90度に開放した状態に保持し、先ず上の連結手段H1においてロック拘束位置にある開閉部材28のレバー体33を旋回動させて、ロック解除位置に臨ませる。これにより、レバー体33の開閉部38が軸孔27の開口側面から離間し、該開口側面が開放した状態となる。そして、前枠Bの上部を外枠Aに対して所要方向(図12の左側)へ移動(傾動)させることにより、支軸25が開口側面を介して軸孔27内から受出し口29ヘ抜け出るようになり、該支軸25と軸孔27との嵌合が解除される。更に、前枠Bの上部を外枠Aに対して離間する方向(手前側)へ移動させることにより上の連結手段H1が完全に分離され、また開閉部材28のレバー体33はねじりバネ36の付勢弾力のもとに元のロック拘束位置へ復帰する。次いで、外枠Aに対して適宜傾斜した姿勢状態となっている前枠Bを上方へ移動させることにより、下の連結手段H2においては軸孔23から支軸22が抜け出て、外枠Aから前枠Bが完全に組外される。
【0027】
なお、本実施例のパチンコ機では、前述したように受出し口29が広く開口されているから、外枠Aに対する前枠Bの開放角度が、閉鎖状態に対して約30〜150度の範囲内となっていれば、両枠A,Bを好適に組外すことができる。すなわち機体の組外しにあたっては、外枠Aに対して前枠Bを左右の広範囲に亘る任意の方向,姿勢において、両手で前枠B側全体を支えながら外枠A側の支軸25と前枠B側の軸孔27とを互いに分離させることができ、作業者の「右利き,左利き,体格(身長)」等の個体差に拘らず手早く安全にかつ楽に組外し作業を行なうことができる。しかも開閉部材28は、レバー体33を前枠Bの後方(裏面側)へ突出する向きに旋回動させることでロック解除状態となることから、該レバー体33を操作保持する手指と前枠Bの上隅部が干渉する危険が全く無い。
【0028】
なお、実施例のパチンコ機Pでは、前記前枠Bに対してガラス扉Cおよび開閉板51が着脱自在に連結支持されるようになっているので、前枠Bに対するガラス扉Cおよび開閉板51の組付けおよび組外しの作用につき簡単に説明する。
【0029】
(前枠に対するガラス扉の組付けおよび組外し)
前記ガラス扉Cを前枠Bに横開きの開閉可能に組付ける場合は、先ず前枠B側の下支持受具43に配設した支軸46の上軸部46aに、ガラス扉C側の下支持具45の軸孔47を上方から整合させて該上軸部46aを軸孔47へ嵌挿させる。次いで、ガラス扉C側の可動軸49を下方へ押下げた状態で、その軸部49aを前枠Bの受け具26に形成した軸孔41に整合させ、該可動軸49に対する押圧を解除することで軸部49aが引張りコイルバネ50の付勢弾力のもとに上方に引上げられて軸孔41に突入し、ガラス扉Cは前枠Bに対して横開きの開閉が可能に組付けられる。また前枠Bからガラス扉Cを組外す場合は、組付け時とは逆に、受け具26の軸孔41から可動軸49を抜き外した後に、下支持具45の軸孔47を下支持受具43における支軸46の上軸部46aから抜き外すことで、前枠Bからガラス扉Cが完全に組外される。
【0030】
(前枠に対する開閉板の組付けおよび組外し)
前記開閉板51を前枠Bに横開きの開閉可能に組付ける場合は、先ず前枠B側の下支持受具43に配設した支軸46の下軸部46bに、開閉板51側の上支持具52の軸孔53を下方から整合させて該下軸部46bを軸孔53へ嵌挿させる。次いで、開閉板51側の可動軸56を上方へ引上げた状態で、その軸部56aの先端を前枠Bの下支持受具54に形成した軸孔57に整合させ、該可動軸56に対する引上げ力を解除することで軸部56aが圧縮コイルバネ58の付勢弾力のもとに押下げられて軸孔57に突入し、開閉板51は前枠Bに対して横開きの開閉が可能に組付けられる。また前枠Bから開閉板51を組外す場合は、組付け時とは逆に、下支持受具54の軸孔57から可動軸56を抜き外した後に、上支持具52の軸孔53を下支持受具43における支軸46の下軸部46bから抜き外すことで、前枠Bから開閉板51が完全に組外される。
【0031】
実施例の連結支持装置では、前枠Bを外枠Aに組付けるための上の連結手段H1の受け具26が、ガラス扉Cを前枠Bに組付けるための連結手段を兼用するよう構成されている。すなわち、ガラス扉Cの連結のみに用いられる手段を省略して部品点数を少なくすることができ、組付け工程数の低減や組付けの合理化を図り得ると共に、製造コストを低減させることができる。
【0032】
【発明の効果】
以上に説明した如く、本発明に係る縦型遊技機の連結支持装置によれば、外枠と前枠との連結手段について、下の連結手段を軸・孔の上下嵌挿連結タイプとし、上の連結手段を軸・孔の側方嵌合ロックタイプとしたことで、下の連結手段を介して外枠に前枠の下部を連結して該前枠の重量を該下の連結手段で支持したもとで、上の連結手段を介して前枠の上部を外枠に手早く簡単に連結することができる。すなわち、遊技構成部材や遊技盤を搭載した重量のある前枠を支えつつ位置合わせ作業を行なう必要はなく、作業者の労働軽減に寄与する。また、上の連結手段における開閉部材に形成した受出し口を前枠における枠体の厚み方向に常に広く開口するようにしたから、支軸を広角範囲から受入れることができ、外枠に対して前枠を左右の広角範囲に亘る任意の方向・姿勢において組付け連結することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例のパチンコ機を概略で示す正面図である。
【図2】本実施例のパチンコ機における外枠を概略で示す正面図である。
【図3】本実施例のパチンコ機における前枠を概略で示す正面図である。
【図4】本実施例の連結支持装置の連結形態を概略で示す要部拡大図である。
【図5】本実施例の連結支持装置の連結形態を概略で示す分解斜視図である。
【図6】外枠と前枠の連結状態で上下の連結手段を破断して示す要部正面図である。
【図7】上の連結手段を示す平面図である。
【図8】上の連結手段の要部を拡大して示す平面図である。
【図9】上の連結手段を非連結状態で示す側面図である。
【図10】上の連結手段を連結状態で示す側面図である。
【図11】外枠に対する前枠の組付けまたは組外しが可能な方向を平面状態で示す説明図である。
【図12】外枠と前枠との組付け時における上の連結手段の連結態様を経時的に示す説明図である。
【図13】外枠と前枠との組付けに係る従来の上下の連結手段の一例を示す説明図である。
【符号の説明】
22 支軸
23 軸孔
24 支持具
25 支軸
26 受け具
27 軸孔
28 開閉部材
29 受出し口
30 軸受片(軸受部)
36 ねじりバネ(バネ)
37 案内面
38 開閉部
A 外枠
B 前枠
H1 上の連結手段
H2 下の連結手段
Claims (1)
- 外郭用の固定機枠をなす外枠(A)と搭載用の開閉機枠をなす前枠(B)とを、互いの左側縁上下に配設された連結手段(H1,H2)により開閉および着脱可能に組付け支持して、縦向き設置姿勢で遊技に供し得る縦型遊技機において、
前記下の連結手段(H2)では、前記外枠(A)の左隅端前部に垂立固定された支軸(22)と、前記前枠(B)の左隅端前部に形成された軸孔(23)とが、互いに公差的な嵌挿寸法を以って上下方向に着脱可能で左右方向に回動可能な条件で嵌挿連結され、
前記上の連結手段(H1)では、前記外枠(A)の左上隅角部に固定されて左端前部に支軸(25)を下向きに固定した支持具(24)と、前記前枠(B)の左上端部に固定されて左端前部の軸受部(30)の後面を開口して前記支軸(25)を嵌合・離脱し得る軸孔(27)を形成した受け具(26)と、この受け具(26)の水平上面で前記支軸(25)を案内し得る位置に回動可能に軸支されてバネ(36)により前記軸孔(27)の開口側面を常に閉鎖する位置と開放する位置とに変位可能とされた開閉部材(28)とを備え、該開閉部材(28)の左外側縁に、前記支持具(24)の支軸(25)を前記軸孔(27)に当接案内し得る円弧状の案内面(37)を形成すると共に、開閉部材 (28) の前端縁に、該開閉部材 (28) の回動に伴い前記軸孔(27)の開口側面を開閉する開閉部(38) を形成する一方、同開閉部材(28)の案内面(37)と前記受け具(26)の左端との間に、前記前枠 (B) における枠体 (14) の厚み方向に常に広く開口して前記支軸(25)を左右の広角範囲から受入れ得る受出し口(29)を形成することで、
前記上の連結手段(H1)における支持具(24)の支軸(25)を受け具(26)の受出し口(29)に相対的に出入れし得る条件のもとで、同支軸(25)が前記案内面 (37) に当接することで、案内面 (37) が変位しながら軸孔 (27) の開口側面の右側縁に整合されて、支軸 (25) を該案内面 (37) に沿って軸孔 (27) に案内するようにした
ことを特徴とする縦型遊技機の連結支持装置。
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