JP2995463B2 - 縦型遊技機における開閉連結装置 - Google Patents

縦型遊技機における開閉連結装置

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JP2995463B2 JP9344534A JP34453497A JP2995463B2 JP 2995463 B2 JP2995463 B2 JP 2995463B2 JP 9344534 A JP9344534 A JP 9344534A JP 34453497 A JP34453497 A JP 34453497A JP 2995463 B2 JP2995463 B2 JP 2995463B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、縦型遊技機にお
ける開閉連結装置に関し、更に詳しくは、縦向きの設置
姿勢で遊技に供される縦型遊技機において、外郭用固定
枠ともされる外枠に対し、搭載用開閉枠ともされる前枠
を着脱および開閉可能に組付ける開閉連結装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】パチンコ機やアレンジボール機に代表さ
れるこの種の縦型遊技機では、縦長方形の外枠の開口前
面側に、各種の必要な遊技構成部材を搭載して遊技盤を
収容セットした前枠が、両枠側縁の上,下部に配設され
た開閉連結手段(開閉連結装置)を利用して開閉(横開き)
および着脱可能に組付けられて1台単位の機体として構
成される。そして製造工場内等に保管されたり出荷(運
送)される場合には、前述した機体単位で縦向きまたは
横向きの姿勢で取扱われ、一方遊技店内の設置枠台(通
称「島」)に設置される場合には、前記前枠側と一旦組外
された外枠が所定の縦向き傾斜姿勢で固定保持されたも
とで、前枠全体を組付けセットして遊技に供される。ち
なみに機体の組付けについては、工場内の最終組立て工
程部で1台分ずつ行なわれるが、遊技機の取扱いや実施
過程においては、点検,設置傾き調整等の必要に応じ
て、外枠と前枠とが組外し(分離)されて再び組付けられ
ることがある。
【0003】前述した縦型遊技機にあって、機体を構成
する外枠と前枠との組付けに係る上下の開閉連結手段に
ついては、最も一般化されている形式として軸,孔を含
む嵌挿連結タイプが多用されており、図18に示すよう
に、上の支持手段では外枠Aおよび前枠Bの各左上隅角
部に固定された受け金具90と支持金具92とが組とさ
れ、また下の支持手段では外枠Aおよび前枠Bの各左下
隅部に固定された受け金具95と支持金具97とが組と
されている。そして機体の組付けに際しては、外枠Aを
起立不動状態に保持したもとで前枠Bを外枠Aの上方に
位置合わせして、先ず上の支持金具92の軸孔93に受
け金具91の支軸92を一旦仮嵌めし、そして下の支持
金具97の軸孔98に受け金具95の支軸96を合わせ
たもとで、前枠B全体を下げ降ろして上下各組の支軸9
1,96および軸孔93,98を一度に嵌め合わせて、各
組の金具90,92、95,97同志を連結支持するよう
になっている。しかしこのような機体の組付け作業を人
為的に行なえば、案外煩雑を伴って時間が掛かると共
に、前枠全体がかなり重いことから相当な重労働とな
り、また外枠Aの変動や倒れ等を招いて手間が掛かる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】そこで、近年の遊技機
に対する機体の人為的な組付けの簡易化を図る技術の一
例として、特開平9−47555号公報に開示される
「パチンコ機の蝶着装置」が提案されており、従来の「軸
・孔嵌挿連結タイプ」と対比して部品点数が多く高価な
ものになるとしても、機体の簡易組付け効果が優先され
て実施されつつある。しかしこの「蝶着装置」では、構成
上の一つとして外枠に固定された上部蝶着部において、
前縁部下方に折曲形成された略半円筒状の垂下片の右側
(公報の図7中右側)に軸係入口が開口されているため、
前枠に固定された上部蝶着部における支軸の出入れ方向
および垂下片内の軸受補助部材の軸承部に対する支軸の
嵌合,離脱方向が一義的に定められてしまう。また構成
上の今一つとして、上部蝶着部の下側に取着されて軸係
入口の後側に位置するレバー状のロック部材が、外枠の
前後の向きに旋回動可能に支持されて、常に閉鎖(ロッ
ク)状態に付勢されてはいるが、ロック部材自体をロッ
ク解除位置に係止保持することができない。
【0005】このため前述した「蝶着装置」による機体の
組付けにおいては、外枠を起立不動姿勢に保持して両枠
の下部蝶着部の軸,孔同志を嵌挿連結したもとで、上部
蝶着部における支軸を軸係入口の開口面側(公報の図7
中の右側)に位置合わせして軸承部に係合させるために
は、外枠に対して前枠が常に右片寄り位置,姿勢に制約
されることになり、この制約のために組付け作業者にお
いては、「右利き、左利き、体格(身長)等」の差により作
業上返って面倒になっていることがある。また機体の組
外しにおいては、一方の手でロック部材を前方へロック
解除操作して、同部材の閉塞壁部が軸受補助部材の軸承
部の開口側面を開放したもとで、他方の手で相当な重量
物とされた前枠全体を支えながら右方へ片寄り移動させ
て軸承部と支軸とを離脱させなければならず、かなりの
重労働,負担が強いられる。しかも、ロック部材がロッ
ク解除に際して前方へ突出する向きに旋回動されるため
に、外枠に対する前枠の組外し方向(軸承部に対する支
軸の離脱方向)と合致されてしまう。このためロック部
材を操作保持する手指が、前枠の上隅部と干渉する危険
があった。
【0006】
【発明の目的】本発明は、前述した課題を解決するため
に新たに提案されたものであって、機体の組付けにあた
っては、外枠に対して前枠を左右の広範囲に亘る任意の
方向,姿勢において、ロック解除したもとで両手で前枠
側全体を支えながら外枠側の支軸と前枠側の軸孔とを互
いに横嵌め連結した後にロック保持し、機体の組外しに
あたっては、先にロック解除したもとで両手で前枠側全
体を支えながら所要方向へ分離できるようにして、作業
者の「右利き、左利き、体格(身長)」等の差に拘らず手早
く安全にかつ楽に機体を着脱できるようにした縦型遊技
機における開閉連結装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】前述した課題を解決し、
所期の目的を達成するため、本発明に係る縦型遊技機に
おける開閉連結装置は、外郭用固定枠をなす外枠に対し
て搭載用開閉枠をなす前枠が、支軸および軸孔を公差的
寸法で嵌挿連結する下の開閉連結手段と、支軸および軸
孔を広角的な横方向から嵌挿連結する上の開閉連結手段
とにより、着脱および開閉可能に組付けられて縦向き設
置姿勢で遊技に供し得る縦型遊技機において、前記上の
開閉連結手段では、外枠の左上隅角部に固定されて左端
前部の支片部に支軸を下向きに固定した支持具と、前枠
の左上隅角部に固定されて左端前部の軸受部に開口側面
から前記支軸を横向きに嵌合離脱し得る軸孔を形成した
受け具と、この受け具の水平上面に往復動可能に支持さ
れて指先操作により軸孔の開口側面に対するロック閉鎖
位置とロック開放位置とに切換え保持し得るロック部材
とを備え、前記ロック部材の左外側縁に前記支軸に対す
る斜状の案内面を形成すると共に、前端縁に前記軸孔の
開口側面に対する開閉縁を形成し、前記受け具の上面左
外端とロック部材の案内面との間には、前枠の厚み方向
に常に開口して支軸を広角的な方向に受出しできる軸受
出し口を形成する一方、受け具側とロック部材側との間
には、ロック部材自体を、軸孔の開口側面を閉じて支軸
を抜け止めする前記ロック閉鎖位置に係脱可能に係止保
持し得る係止手段を設け、前記ロック部材を指先操作で
ロック閉鎖位置に係止保持し得ると共に同位置から離脱
し得る条件のもとで、前記支持具の支軸を受け具の軸受
出し口に相対的に受入れて軸孔の開口側面から横向きに
嵌合連結する一方、支軸を軸孔の開口側面から相対的に
離脱させつつ軸受出し口に引出し得るよう構成したこと
を特徴とする。
【0008】
【作用】外枠に対する前枠の組付けに際しては、先ず下
の開閉連結手段における支軸と軸孔とを上下方向に嵌挿
連結し、このもとで上の開閉連結手段における外枠側に
固定した支軸と前枠側に形成した軸孔とを横方向から嵌
合連結する。このとき上の開閉連結手段に関しては、ロ
ック部材を指先操作でロック開放位置へ変位させて軸孔
の開口側面を開放し、この状態で前枠上部を外枠側へ移
動させて前記支軸を軸受出し口へ整合させれば、該支軸
が案内面で案内されながら開口側面を介して横方向から
軸孔へ嵌合され、嵌合後はロック部材を指先操作でロッ
ク閉鎖位置へ係止保持することにより、開口側面が開閉
縁で閉鎖されて支軸がロック拘束状態に保持される。こ
のとき、前記軸受出し口は前枠の厚み方向に常に開口し
ているので前記支軸を広角的な範囲から受入れることが
でき、外枠に対して前枠を左右の広範囲に亘る任意の方
向・姿勢において組付け連結することができる。また、
外枠に対する前枠の組外しに際しては、先ず上の開閉連
結手段における支軸と軸孔との嵌合連結を解除し、次い
で下の開閉連結手段における支軸と軸孔との嵌挿連結を
解除する。このとき上の開閉連結手段に関しては、先に
ロック部材を指先操作でロック開放位置へ変位させて軸
孔の開口側面を開放したもとで、前枠上部の移動下に前
記支軸を開放された該開口側面を介して軸受出し口側へ
引出すことにより、該支軸と軸孔とが横方向へ分離され
る。
【0009】
【発明の実施の形態】次に、本発明に係る縦型遊技機に
おける開閉連結装置について、好適な実施例を挙げて添
付図面を参照しながら、以下詳細に説明する。なお実施
例では、縦型遊技機として、遊技店内の設置枠台(島)に
所定の縦向き後傾姿勢に固定保持されて遊技に供される
パチンコ機を主に示す。
【0010】
【第1実施例】本実施例のパチンコ機においては、全体
を図1に略示するように、外郭保持枠をなす外枠Aと、
ガラス扉C、上下の球皿D,E、打球発射装置F等を装
備し内部に遊技盤Gを収容セットする開閉搭載枠をなす
前枠Bとを以って1台毎の機体とされ、双方の枠A,B
が後述する左側上下の開閉連結手段H1,H2により着脱
および開閉可能に組付け支持されると共に、右側の施錠
手段(図示しない)により閉鎖状態に保持される。このよ
うなパチンコ機にあって外枠Aは、図2(a)に示すよう
に、上下および左右の4本の枠部材1,2,3,4を枠組
み連結して縦長方形に構成されて、全ての枠部材に亘る
開口前面域に前枠Bを整合し得るようになっている。な
お一例として外枠Aは、木材成形された上,左の枠部材
1,3を共通用として、樹脂材成形された右,下の枠部材
4,2を2通りのサイズのものに置換連結することによ
り、一般に「関東枠、関西枠」と呼称区分されているタイ
プのものに変更し得るようになっている。
【0011】一方前枠Bは、図2(b)に示すように、全
体が合成樹脂成形された例において、外枠Aの開口前面
域に整合するサイズに成形されて窓枠口6を開口した枠
体5の裏側に、遊技盤G用のセット口8を開口して遊技
補助盤9を成形した収容枠7が一体成形されて前後二重
枠形態とされている。なお、前枠Bは一定の枠サイズと
されて、前述した両タイプの外枠Aに共通の開閉連結手
段H1,H2で組付け得るようになっている。そして樹脂
成形であることにおいて、図3および図4に示すように
枠体5の左上隅端部の前面に、後述する上の開閉連結手
段H1における受け具27側を覆蓋するための受け台部
52が一体成形された例を示す。ちなみに前枠Bは、枠
体5で構成されるタイプのものとして、窓枠口6の裏側
に別成形された収容枠7を整合固定したものであっても
よい。
【0012】前述した外枠Aと前枠Bとの機体に係る前
記開閉連結手段については、下の開閉連結手段H2が軸・
孔の上下嵌挿連結タイプであり、上の開閉連結手段H1
が軸・孔の側方嵌合ロックタイプであって、双方の開閉
連結手段H1,H2の連結支点が同一垂直線上に整合され
ている。そこで具体的な構成として、先ず下の開閉連結
手段H2では、図3に示すように、外枠Aにおける下枠
部材2の左上端部前面に一体に突出成形された軸支部1
0と、前枠Bにおける枠体5の左下隅角部前面に一体に
突出成形された軸受部13とが主体とされて、軸支部1
0の軸支孔11に垂立固定された支軸12の軸部12a
に対して、軸受部13の軸孔14に嵌合された軸受スリ
ーブ15が、上下方向に着脱可能に嵌挿される。なお支
軸12は、その軸長中央部に形成したフランジ12bを
下枠部材2の上端面に水平整一した状態で固定されて、
フランジ12bの上面から軸部12aを垂立している。
また軸受スリーブ15は、適度に弾性変形可能とされた
例えばナイロン系樹脂材で成形されており、支軸12の
軸部12aが嵌挿する筒部15a下端に、枠体5の下端
面に突出位置してフランジ12b上面と密接する支持座
15bが形成されている。
【0013】このように構成された下の開閉連結手段H
2では、軸支部10,軸受部13および支軸12を含む強
固な構造を以って、相当な重量物とされる前枠B全体の
荷重を集中的に受けても充分耐久し得る連結強度が維持
される。そして、軸支部10に対して支軸12が強固に
圧嵌されているもとで、軸受部13の軸孔14,軸受ス
リーブ15,支軸12の軸部12aの互いの嵌め合い公
差的な嵌挿条件により、支軸12と軸受スリーブ15と
の嵌挿連結状態においては、前枠Bが垂立位置の外枠A
を基準に観て、左寄り,手前寄りおよび右寄りの広範囲
内での起立姿勢に適宜傾き(10度以上)が許容されてい
る。なお前記軸受スリーブ15の支持座15bは、外枠
Aに対する前枠Bの組付け位置の基準座ともされて、両
枠A,Bの受け座17および当て座18(図2参照)の上
下重合分と同等な厚みに設定されている。但し軸受スリ
ーブ15が省略されるタイプの場合には、軸支部10の
支軸12と軸受部13の軸孔14とが適正な公差条件で
嵌挿連結し得るように設定され、支軸12の軸部12a
に適当な支持座が嵌合される。
【0014】これに対して第1実施例に係る上の開閉連
結手段H1では、軸・孔を左右の広角的な方向,位置から
横嵌め連結してロックし得る形式として、基本的には図
4,図7および図8等に示すように、外枠Aの左上隅角
部に固定されて水平前部に支軸25を垂下した支持具2
0と、前枠Bにおける枠体5の左上端部に固定されて前
部に鈎状の軸孔31を形成した受け具27と、この受け
具27の水平上面に回動可能に支持されて軸孔31の開
口側面の閉鎖位置と開放位置とに変位保持可能とされた
ロック部材40とを備えている。そして、受け具27の
水平上面端とロック部材40の外側端(図4中では左側
端)との間に、枠体5の左上端の厚み方向に常に開口す
る軸受出し口48を形成すると共に、ロック部材40を
指先操作してロック閉鎖位置(軸孔31を閉鎖し支軸2
5を拘束する位置をいう)に係止保持できるように構成
されている。なお支持具20および受け具27は金属材
で、またロック部材40は硬質樹脂材で夫々成形された
ものを例とし、夫々の所定部位に孔,ねじ孔等が形成さ
れている。ちなみに受け具27とロック部材40とは、
互いに組付けられた1つの部材(部品)として取扱われて
使用し得る。
【0015】このような第1実施例に係る上の開閉連結
手段H1の具体的な構成において、支持具20は水平片
部21と垂下片部22とを含むL形状に成形されて、外
枠Aの上,左枠部材1,3に当ててカシメピンやビス等で
固定されており、そして水平片部21の左端前縁から前
向き水平に延出形成された半円庇状の支片部23の中心
部に支軸25が下向き垂直に固定され、また支片部23
の左外縁から垂下片部22の前縁に亘り案内保護片24
が下向きに折曲形成されて、支片部23の強化や前記受
け具27の組付け案内およびロック部材40の保護を図
るようになっている(図5および図6参照)。それに対す
る受け具27は、水平片部28および垂下片部29を含
むL形状に成形されて、前枠Bの枠体5左端に合わせた
位置で上端面と裏面に当てて固定されており、そして水
平片部28の左端前縁から鈎形庇状の軸受部30が段差
Rを以って前向き水平に屈曲延出形成されて、同軸受部
30の中心部に上下面および側面(後面)を開口した前記
軸孔31が形成され、また水平片部28の所定位置に支
ピン32および案内ピン(係止手段)33が垂立固定され
ている。なお受け具27は、その垂下片部29と前枠B
の枠体5そして枠体5前面に当接される座盤34との間
に挿通されたボルト35およびナット36で固定された
例を示す。
【0016】一方ロック部材40は、前述した受け具2
7の水平片部28上で旋回動し得るハンドルレバー形式
の例において、平面略Pの字形状に成形されて指先操作
し得るレバー体41が、基端部42を前記支ピン32に
嵌挿支持すると共に回動支点(支ピン32)から所定の半
径位置に形成された円弧状の案内孔43に前記案内ピン
33を嵌挿した状態で組付けられている。そして、受け
具27の水平片部28の左端とレバー体41の左外側縁
との間に前記軸受出し口48が常に広く開口されて、支
軸25を広角範囲から受け入れ得るようにした条件のも
とで(図9参照)、レバー体41の左外側縁に支軸25を
当接案内し得る円弧状の案内面44が形成され、また回
動支点(支ピン32)から離れた前端縁に前記軸孔31の
開口側面を開閉し得る開閉縁45が円弧状に形成されて
いる。なおレバー体41の一部に摘み部46が形成さ
れ、また案内面44と開閉縁45との交差隅部が、軸孔
31の開口側面の一方の段差縁37に係止し得るように
なっており、レバー体41のロック閉鎖位置では、案内
孔43の後端部が案内ピン33に係止されると共に該交
差隅部が段差縁37に係止される(図4参照)。
【0017】そして第1実施例のロック部材40では、
レバー体41をロック閉鎖位置に係止保持し得るように
なっており、前記案内ピン33と案内孔43を利用する
例として図8に示すように、案内孔43の一側縁(図示
外側縁)の所定位置に、スリット49を利用して内外方
向へ弾性的に出没変位して案内ピン33と係脱可能に係
合し得る係止爪片(係止手段)50が形成されている。す
なわち、レバー体41を少し強目に操作する程度におい
てロック閉鎖位置に変位した際に、案内孔43内を相対
移行する案内ピン33が係止爪片50の没入,突出変形
を利用して同爪片50の外側に係止され(図8(a)参
照)、また解放(戻し)操作することにより、案内ピン3
3が係止爪片50の出没変形を利用して離脱した後、案
内孔43の内端側に移行するようになっている(図8
(b)参照)。なお、機体の組付けにおける支軸25と軸
孔31との係合においては、レバー体41を通常の閉鎖
位置から開放位置側へ回動変位させて前記案内ピン33
と係止爪片50との係合を解除させることにより、案内
面44が右傾変位しながら軸孔31の開口側面の右側縁
に整合され、また案内孔43内の案内ピン33が係止爪
片50の内側に係止可能な位置まで相対移動するように
設定されている(図10(b)参照)。
【0018】このように構成された第1実施例に係る上
の開閉連結手段H1では、外枠A側の支軸25と前枠B
側の軸孔31との横嵌め係合を以って、前枠B全体の荷
重を受けても充分耐久し得る連結強度が維持される。そ
して、前枠B側に固定された受け具27における軸受出
し口48を枠体5の左上隅端部の厚み方向に開口してい
ることにより、支軸25を基準に観て軸受出し口48を
左,前および右の各方向に亘る広角範囲内の何れの位置
からでも合わせることができ、この条件によって外枠A
に対して前枠Bが、広範囲内の任意の向きで組付け,組
外すことが可能となる。また外枠Aに対して前枠Bを適
宜横開きしたもとで、受け具27におけるロック部材4
0を予めロック開放位置に変位させて、前枠B全体を両
手で把持して安全に組外すことができる。なお、受け具
27の軸受部30および水平片部28は、前枠Bの受け
台部52に覆われて遊技機の正面から目視できないよう
に美観保護されている。
【0019】
【第1実施例の作用】次に、前述のように構成された第
1実施例に係る縦型遊技機における開閉連結装置の作用
につき説明する。前述した実施例のパチンコ機は、製造
工程等において前枠Bの各部に前述した各種の遊技用構
成部材や関連付属部品が組付けられると共に遊技盤Gが
収容セットされ、最終的にこの前枠B全体が外枠Aに組
付け支持されて構成される。そして、1台毎に取扱われ
て保管または出荷(運送)される一方、遊技店内等の設置
枠台に設置されて遊技に供される。
【0020】(外枠Aに対する前枠Bの組付け)そこで先
ず、機体をなす外枠Aおよび前枠Bの組付け態様につい
て説明する。第1実施例のパチンコ機における上下の開
閉連結手段H1,H2は、前述したように、下の開閉連結
手段H2が軸・孔の上下嵌挿連結タイプであり、また上の
開閉連結手段H1が軸・孔の側方嵌合ロックタイプとして
構成されていることから、外枠Aに対する前枠Bの組付
けに際しては、先ず下の開閉連結手段H2の連結作業を
行ない、次いで上の開閉連結手段H1の連結作業を行な
う。すなわち、下の開閉連結手段H2の連結作業では、
床面上または設置枠台等に縦向きに保持された外枠Aに
対して前枠Bを適宜高い位置に保持したもとで、外枠A
の軸支部10に対して前枠Bの軸受部13を上方に位置
合わせし、軸孔14に嵌挿した軸受スリーブ15に支軸
12の軸部12aを嵌挿することにより、軸受スリーブ
15を支軸12のフランジ12b上面に載置した基準支
持状態で軸支部10および軸受部13が連結される(図
3参照)。なお、前記支軸12,軸受スリーブ15および
軸孔14は、前述したように、嵌め合い公差的な嵌挿条
件により嵌挿連結されるので、前枠Bを適宜傾斜姿勢
(図5参照)に保持していても両者12,14が至極簡単
に嵌挿される。
【0021】そして下の開閉連結手段H2の連結が完了
したら、次いで上の開閉連結手段H1における軸孔31
に支軸25を嵌合させる。例えば図10に示すように、
外枠Aに対する前枠Bの開放角度を略90度に保持した
状態において、ロック部材40におけるレバー体41
を、前記案内ピン33に対する係止爪片50の係合を解
除してロック開放位置に回動変位させた後、該前枠Bを
下の開閉連結手段H2を中心として起立変位させ、受け
具27とロック部材40により形成された軸受出し口4
8に対して外枠Aに固定した支持具20の支軸25を相
対的に位置合わせする(図10(a)参照)。そして前枠B
の上部を外枠A側へ押し込むと、前記支軸25の側面が
レバー体41の案内面44に当接すると共に、更に外枠
Aに対する前枠Bの近接移動のもとに案内面44に沿っ
て案内され、該支軸25は軸孔31の開口側面方向へ相
対的に移動する(図10(b)参照)。そして、前枠Bの姿
勢変位のもとに支軸25が軸孔31内に完全に嵌合した
ら、レバー体41を元のロック閉鎖位置側へ回動変位さ
せ、前記案内ピン33と係止爪片50との係合下にロッ
ク閉鎖位置に係止保持させることにより、軸孔31の開
口側面は該レバー体41の開閉縁45により閉鎖されて
支持具20および受け具27が連結される(図10(c)
参照)。
【0022】このように、第1実施例に係る上下の開閉
連結手段H1,H2の連結が完了した本実施例のパチンコ
機では、下の開閉連結手段H2については、軸支部10
の支軸12と軸受部13の軸孔14の嵌挿連結を含む強
固な構造に以って前枠B全体の荷重を好適に受けつつ連
結強度が維持されると共に、上の開閉連結手段H1につ
いては、受け具27の軸孔31およびロック部材40の
開閉縁45により支持具20の支軸25を好適に嵌合保
持し得る構造により、前枠Bを外枠Aに好適に組付け保
持することができる。また上の開閉連結手段H1におい
ては、例えば前枠Bの開閉操作中において、軸孔31に
嵌合している支軸25がロック閉鎖位置に係止保持され
ているレバー体41の開閉縁45を押圧したとしても、
レバー体41がロック解除方向に簡単には回動しないか
ら、このような前枠Bの開閉操作時に支軸25が軸孔3
1から抜け出るのを防止し得る。なお、外枠Aに前枠B
を閉鎖セットした状態においては、図3および図4に示
すように、ロック部材40のレバー体41における摘み
部46が、外枠Aの上枠部材1の前端面に当接している
ことから、この状態でのレバー体41の旋回動も全く不
可能となり、パチンコ機の運送中や遊技中に前枠Bが不
用意に外れることもない。
【0023】なお、前述した第1実施例に係る上の開閉
連結手段H1の連結例では、外枠Aに対して前枠Bを約
90度の開放角度に保持した状態での両枠A,Bの組付
け態様を示したが、本実施例のパチンコ機では、前述し
たように、軸受出し口48が広く開口されて支軸25を
広角範囲から受入れ得るようになっているから、図9に
示すように、外枠Aに対する前枠Bの開放角度が、閉鎖
状態に対して約30〜150度の範囲内となっていれ
ば、両枠A,Bを好適に連結することができる。すなわ
ち機体の組付けにあたっては、外枠Aに対して前枠Bを
左右の広範囲に亘る任意の方向,姿勢において、両手で
前枠B側全体を支えながら外枠A側の支軸25と前枠B
側の軸孔31とを互いに横嵌め連結してロック保持させ
ることができ、作業者の「右利き,左利き,体格(身長)」等
の個体差に拘らず手早く安全にかつ楽に組付け作業を行
なうことができる。
【0024】(外枠Aに対する前枠Bの組外し)次に、機
体をなす外枠Aおよび前枠Bの組外し態様について説明
する。第1実施例のパチンコ機における上下の開閉連結
手段H1,H2は、前述したように、下の開閉連結手段H2
が軸・孔の上下嵌挿連結タイプであり、また上の開閉連
結手段H1が軸・孔の側方嵌合ロックタイプとして構成さ
れていることから、外枠Aに対する前枠Bの組外しに際
しては、先ず上の開閉連結手段H1の分離作業を行な
い、次いで下の開閉連結手段H2の分離作業を行なう。
すなわち、例えば図10(c)に示すように、外枠Aに対
して前枠Bを略90度に開放した状態に保持し、先ず上
の開閉連結手段H1においてロック閉鎖位置に係止保持
されているロック部材40のレバー体41を旋回動させ
て、前記案内ピン33と係止爪片50の係止を解除する
ことで、該レバー体41をロック開放位置へ変位させ
る。これにより、レバー体41の開閉縁45が軸孔31
の開口側面から離間し、該開口側面が開放した状態とな
る(図8(b)参照)。そして、前枠Bの上部を外枠Aに対
して左側へ移動(傾動)させることにより、支軸25が開
口側面を介して軸孔31内から軸受出し口48ヘ抜け出
るようになり、該支軸25と軸孔31との嵌合が解除さ
れる(図10(b)参照)。更に、前枠Bの上部を外枠Aに
対して手前側へ移動させることにより上の開閉連結手段
1が完全に分離した後、ロック部材40のレバー体4
1を時計方向へ回動して係止爪片50を案内ピン33に
係止させれば、該レバー体41が元のロック閉鎖位置に
係止保持される。次いで、外枠Aに対して適宜傾斜した
姿勢状態となっている前枠Bを上方へ移動させることに
より、下の開閉連結手段H2においては軸孔14から支
軸12が抜け出て、外枠Aから前枠Bが完全に組外され
る。
【0025】なお、前述した上の開閉連結手段H1の分
離例では、外枠Aに対して前枠Bを約90度の開放角度
に保持した状態での両枠A,Bの組外し態様を示した
が、本実施例のパチンコ機では、前述したように軸受出
し口48が広く開口されているから、外枠Aに対する前
枠Bの開放角度が、閉鎖状態に対して約30〜150度
の範囲内となっていれば、両枠A,Bを好適に組外すこ
とができる(図9参照)。すなわち機体の組外しにあたっ
ては、外枠Aに対して前枠Bを左右の広範囲に亘る任意
の方向,姿勢において、両手で前枠B側全体を支えなが
ら外枠A側の支軸25と前枠B側の軸孔31とを互いに
分離させることができ、作業者の「右利き,左利き,体格
(身長)」等の個体差に拘らず手早く安全にかつ楽に組外
し作業を行なうことができる。しかもロック部材40
は、レバー体41を前枠Bの後方(裏面側)へ突出する向
きに旋回動させることでロック解除状態となることか
ら、該レバー体41を操作保持する手指と前枠Bの上隅
部が干渉する危険が全く無いうえに、該レバー体41を
操作保持せずに両手で前枠Bを把持して安全かつ楽に組
外し作業を行ない得る利点もある。
【0026】
【第2実施例】次に、本発明の第2実施例に係る縦型遊
技機における開閉連結装置につき、添付図面を参照しな
がら説明する。なお、前記パチンコ機の構成および下の
開閉連結手段H2の構成については、前記第1実施例に
例示したものと同一であり、上の開閉連結手段H1の構
成のみが異なることから、ここでは上の開閉連結手段H
1の構成についてのみ説明する。また、第1実施例と同
一の機能を有する部材、部位は同じ符号で示すものとす
る。
【0027】第2実施例に係る上の開閉連結手段H1
は、軸・孔を左右の広角的な方向,位置から横嵌め連結し
てロックし得る形式として、基本的には図11,図12
および図13等に示すように、外枠Aの左上隅角部に固
定されて水平前部に支軸25を垂下した支持具20と、
前枠Bの枠体5の左上隅端部に固定されて前部に鈎状の
軸孔31を形成した受け具27と、この受け具27の水
平上面に左右へ往復移動可能に支持されて軸孔31の開
口側面の閉鎖位置と開放位置とに変位可能とされたロッ
ク部材40とを備えている。そして、受け具27の水平
上面端とロック部材40の外側端(図12中では左側端)
との間に、枠体5の左上端の厚み方向に常に開口する軸
受出し口48を形成すると共に、ロック部材40を指先
操作してロック閉鎖位置(軸孔31を閉鎖し支軸25を
拘束する位置をいう)に係止保持できるように構成され
ている。なお支持具20および受け具27は金属材で、
またロック部材40は硬質樹脂材で夫々成形されたもの
を例とし、夫々の所定部位に孔,ねじ孔等が形成されて
いる。ちなみに受け具27とロック部材40とは、互い
に組付けられた1つの部材(部品)として取扱われて使用
し得る。
【0028】このような第2実施例に係る上の開閉連結
手段H1の具体的な構成において、支持具20は前記第
1実施例と同一に構成したものであり、水平片部21と
垂下片部22とを含むL形状に成形されて、外枠Aの
上,左枠部材1,3に当ててカシメピンやビス等で固定さ
れており、そして水平片部21の左端前縁から前向き水
平に延出形成された半円庇状の支片部23の中心部に支
軸25が下向き垂直に固定され、また支片部23の左外
縁から垂下片部22の前縁に亘り案内保護片24が下向
きに折曲形成されて、支片部23の強化や前記受け具2
7の組付け案内およびロック部材40の保護を図るよう
になっている。これに対する受け具27は、水平片部2
8および垂下片部29を含むL形状に成形されて、前枠
Bの枠体5左端に合わせた位置で上端面と裏面に当てて
固定されており、そして水平片部28の左端前縁から鈎
形庇状の軸受部30が所要の段差Rを以って前向き水平
に屈曲延出して一体に形成されて、同軸受部30の中心
部に上下面および側面(後面)を開口した前記軸孔31が
形成され、また水平片部28の所定間隔位置に案内手段
としての2本の支ピン71,72が垂立固定されてい
る。なお、一方の支ピン72は、後述する移動体73を
ロック閉鎖位置に係止保持するための係止手段,係止部
を兼用するようになっている。また受け具27は、その
垂下片部29と前枠Bの枠体5そして枠体5前面に当接
される座盤34との間に挿通されたボルト35およびナ
ット36で固定された例を示す。
【0029】一方ロック部材40は、前述した受け具2
7の水平片部28上で移動し得るスライドシャッター形
式の例において、指先操作し得る帯板状の移動体73
が、長手方向に形成された案内手段としての長孔74に
前記支ピン71,72を嵌挿した状態で組付けられてい
る。そして、受け具27における水平片部28の左端と
移動体73の左外側縁との間に前記軸受出し口48が常
に広く開口されて、支軸25を広角範囲(方向)から受入
れ得るようにした条件のもとで(図12参照)、移動体7
3の左外側縁に支軸25を当接案内し得る円弧状の案内
面44が形成され、また前端縁に前記軸孔25の開口側
面を開閉し得る開閉縁45が形成されている。なお移動
体73の一部に摘み部75が凹設され、また案内面44
と開閉縁45との交差隅部が、軸孔31の開口側面の一
方の段差縁、つまり軸受部30の段差縁37に係止し得
るようになっている(図12参照)。
【0030】そして第2実施例のロック部材40では、
移動体73をロック閉鎖位置に係止保持し得るようにな
っており、前記支ピン(係止手段,係止部)72および長
孔74を利用する例として図14(a)に示すように、長
孔74における一縁(図示右端)に形成したコ字状のスリ
ット78により、一方の支ピン72と相対的に係脱可能
に係合し得る係止爪片(係止手段)76,76が形成され
ている。すなわち、移動体73を少し強目に操作する程
度においてロック閉鎖位置に変位させた際に、長孔74
内を相対移動する支ピン72が係止爪片76,76の没
入,突出変形を利用して同爪片76,76の外側に係止さ
れ(図14(a)参照)、また解放(戻し)操作することによ
り、支ピン72が係止爪片76,76の出没変形を利用
して離脱した後、長孔74の内端側に移行するようにな
っている(図14(b)参照)。
【0031】このように構成された第2実施例に係る上
の開閉連結手段H1では、外枠A側の支軸25と前枠B
側の軸孔31との横嵌め係合を以って、前枠B全体の荷
重を受けても充分耐久し得る連結強度が維持される。そ
して、前枠B側に固定された受け具27における軸受出
し口48を枠体5の左上隅端部の厚み方向に開口してい
ることにより、支軸25を基準に観て軸受出し口48を
左,前および右の各方向に亘る広角範囲内の何れの位置
からでも合わせることができ、この条件によって外枠A
に対して前枠Bが、広角範囲内の任意の向きで組付け,
組外すことが可能となる。また外枠Aに対して前枠Bを
適宜横開きしたもとで、受け具27におけるロック部材
40を予めロック開放位置に変位させて、前枠B全体を
両手で把持して安全に組外すことができる。なお、前記
ロック部材40の移動体73の後側縁に係合部77が後
向き水平に一体成形されていることにより、外枠Aに対
する前枠Bの組付け・閉鎖保持状態においては、外枠A
の上枠部材1に凹設された係合受部19に前記係合部7
7が突入係合して、ロック部材40を閉鎖位置に拘束し
て開放位置に操作できないようになっている。なお、受
け具27の軸受部30および水平片部28は、前枠Bの
受け台部52に覆われて遊技機の正面から目視できない
ように美観保護されている。
【0032】
【第2実施例の作用】次に、前述のように構成された第
2実施例に係る縦型遊技機における開閉連結装置の作用
につき説明する。なお、第2実施例のパチンコ機におけ
る上下の開閉連結手段H1,H2も、前述したように、下
の開閉連結手段H2が軸・孔の上下嵌挿連結タイプであ
り、上の開閉連結手段H1が軸・孔の側方嵌合ロックタイ
プとして構成されていることから、外枠Aに対する前枠
Bの組付けに際しては、先ず下の開閉連結手段H2の連
結作業を行ない、次いで上の開閉連結手段H1の連結作
業を行なう。また、外枠Aに対する前枠Bの組外しに際
しては、先ず上の開閉連結手段H1の分離作業を行な
い、次いで下の開閉連結手段H2の分離作業を行なう。
【0033】(外枠Aに対する前枠Bの組付け)外枠Aお
よび前枠Bの組付け態様については、下の開閉連結手段
2の連結が完了したら、例えば外枠Aに対して前枠B
を適宜の開放角度に保持した状態において、ロック部材
40における移動体73をロック開放位置に往動変位さ
せた後、該前枠Bを下の開閉連結手段H2を中心として
起立変位させ、受け具27とロック部材40により形成
された軸受出し口48に対して外枠Aに固定した支持具
20の支軸25を相対的に位置合わせする。そして前枠
Bの上部を外枠A側へ押し込むと、前記支軸25の側面
が移動体73の案内面44に当接すると共に、更に外枠
Aに対する前枠Bの近接移動のもとに案内面44に沿っ
て案内され、該支軸25は軸孔31の開口側面方向へ相
対的に移動した後、該支軸25が軸孔31内に完全に嵌
合する。そして、移動体73を元のロック閉鎖位置側へ
復動変位させ、前記支ピン72と係止爪片76,76と
の係合下にロック閉鎖位置に係止保持させることによ
り、軸孔31の開口側面は該移動体73の開閉縁45に
より閉鎖されて支持具20および受け具27が連結され
る。
【0034】このように、上下の開閉連結手段H1,H2
の連結が完了した第2実施例のパチンコ機では、下の開
閉連結手段H2については、軸支部10の支軸12と軸
受部13の軸孔14の嵌挿連結を含む強固な構造に以っ
て前枠B全体の荷重を好適に受けつつ連結強度が維持さ
れると共に、上の開閉連結手段H1については、受け具
27の軸孔31およびロック部材40の開閉縁45によ
り支持具20の支軸25を好適に嵌合保持し得る構造に
より、前枠Bを外枠Aに好適に組付け保持することがで
きる。また上の開閉連結手段H1においては、例えば前
枠Bの開閉操作中において、軸孔31に嵌合している支
軸25がロック閉鎖位置に係止保持されている移動体7
3の開閉縁45を押圧したとしても、移動体73がロッ
ク開放方向へ簡単には移動しないから、このような前枠
Bの開閉操作時に支軸25が軸孔31から抜け出るのを
防止し得る。なお、外枠Aに前枠Bを閉鎖セットした状
態においては、図12に示すように移動体73の係合部
77が、外枠Aにおける上枠部材1の前端面に形成した
係合受部19に突入係合していることから、この状態で
の移動体73がロック開放位置方向へ移動することが規
制され、パチンコ機の運送中や遊技中に前枠Bが不用意
に外れることもない。
【0035】また、第2実施例のパチンコ機において
も、前述したように、軸受出し口48が広く開口されて
支軸25を広角範囲から受入れ得るようになっているか
ら、外枠Aに対する前枠Bの開放角度が、閉鎖状態に対
して約30〜150度の範囲内となっていれば、両枠
A,Bを好適に連結することができる。すなわち機体の
組付けにあたっては、外枠Aに対して前枠Bを左右の広
範囲に亘る任意の方向,姿勢において、両手で前枠B側
全体を支えながら外枠A側の支軸25と前枠B側の軸孔
31とを互いに横嵌め連結してロック保持させることが
でき、作業者の「右利き,左利き,体格(身長)」等の個体差
に拘らず手早く安全にかつ楽に組付け作業を行なうこと
ができる。
【0036】(外枠Aに対する前枠Bの組外し)次に、機
体をなす外枠Aおよび前枠Bの組外し態様について説明
する。外枠Aに対して前枠Bを適宜の開放角度に保持し
た状態において、先ず上の開閉連結手段H1においてロ
ック閉鎖位置にあるロック部材40の移動体73をロッ
ク開放位置方向へ往動変位させることで、移動体73の
開閉縁45が軸孔31の開口側面から離間し、該開口側
面が開放した状態となる(図14(b)参照)。そして、前
枠Bの上部を外枠Aに対して左側へ移動(傾動)させるこ
とにより、支軸25が開口側面を介して軸孔31内から
軸受出し口48ヘ抜け出るようになり、該支軸25と軸
孔31との嵌合が解除される。更に、前枠Bの上部を外
枠Aに対して手前側へ移動させることにより上の開閉連
結手段H1が完全に分離され、次いでロック解放位置に
ある移動体73を復動変位させれば、支ピン72が係止
爪片76,76に係止して該移動体73が元のロック閉
鎖位置へ係止保持される。次いで、外枠Aに対して適宜
傾斜した姿勢状態となっている前枠Bを上方へ移動させ
ることにより、下の開閉連結手段H2においては軸孔1
4から支軸12が抜け出て、外枠Aから前枠Bが完全に
組外される。
【0037】なお第2実施例のパチンコ機では、前述し
たように軸受出し口48が広く開口されているから、外
枠Aに対する前枠Bの開放角度が、閉鎖状態に対して約
30〜150度の範囲内となっていれば、両枠A,Bを
好適に組外すことができる。すなわち機体の組外しにあ
たっては、外枠Aに対して前枠Bを左右の広範囲に亘る
任意の方向,姿勢において、両手で前枠B側全体を支え
ながら外枠A側の支軸25と前枠B側の軸孔31とを互
いに分離させることができ、作業者の「右利き,左利き,
体格(身長)」等の個体差に拘らず手早く安全にかつ楽に
組外し作業を行なうことができる。すなわちロック部材
40は、移動体73をロック開放位置で係止保持し得る
から、該移動体73を操作保持せずに両手で前枠Bを把
持して安全かつ楽に組外し作業を行ない得るものであ
る。
【0038】
【第2実施例の変更例】第2実施例に係る上の開閉連結
手段H1の変更,応用例として、図15〜図17に示すよ
うな形態も好適に実施し得る。すなわち受け具27で
は、水平片部28の左端前縁に半円庇状の受け片部80
を水平前向きに延出形成し、側面(後面)開口した軸孔3
1および軸受出し口48を形成した軸受部分81と、ロ
ック部材40を移動可能に支持保護する支持部分82と
を一体に成形した軸受支体83を、受け具27の水平片
部28および受け片部80上に固定して構成する。そし
て、受け具27をこのように構成した前提において、同
軸受支体83内に案内面44および開閉縁45を形成し
た移動体73を左右へ挿通して、軸受支体83の両側内
壁と移動体73の両側縁とを案内手段として往復移動可
能に保持する。そして、移動体73をロック閉鎖位置に
係止保持する技術として、移動体73の中央部上面に突
出した係合突部(係止手段)84および凹部85と、軸受
支体83の右端下面に突出した係合ピン(係止手段,係止
部)86とを相対的に係脱可能に係合して、移動体73
をロック閉鎖位置に保持し得るようになっている(図1
6(a)参照)。但し係合ピン86は、軸受支体83の右
端中央に形成されたスリット87,87を利用して上下
方向に弾性変形し得るよう構成された係止片88の下面
に突出され、前記係合突部84に対しては弾性的に係合
し得るようになっている(図17(a)および図17(b)
参照)。
【0039】そして、この変更例においても、前記軸受
支体83の軸受出し口48が広く開口されて支軸25を
広角範囲から受入れ得るようになっているから、外枠A
に対する前枠Bの組付けおよび組外しは、外枠Aに対す
る前枠Bの開放角度が、閉鎖状態に対して約30〜15
0度の範囲内であれば好適に行ない得る。従って、作業
者の「右利き,左利き,体格(身長)」等の個体差に拘らず、
外枠Aに対する前枠Bの組付けまたは組外し作業を手早
く安全にかつ楽に行なうことができる。
【0040】
【発明の効果】以上に説明した如く、本発明に係る縦型
遊技機における開閉連結装置によれば、外枠と前枠を組
付け保持する上下の開閉連結手段のうちの上の開閉連結
手段において、前枠に配設した受け具およびロック部材
により形成された軸受出し口が、該前枠の厚み方向に常
に広く開口されているから、外枠に配設した支軸を広角
範囲から受入れて軸孔に嵌合連結し得る。従って機体の
組付けにあたっては、外枠に対して前枠を左右の広範囲
に亘る任意の方向,姿勢において、両手で前枠全体を支
えながら外枠側の支軸と前枠側の軸孔とを互いに横嵌め
連結してロック保持させることができ、作業者の「右利
き,左利き,体格(身長)」等の個体差に拘らず手早く安全
にかつ楽に組付け作業を行ない得る極めて有益な効果を
奏する。また機体の組外しにあたっても、外枠に対して
前枠を左右の広範囲に亘る任意の方向,姿勢に開放した
状態において、両手で前枠全体を支えながら外枠側の支
軸と前枠側の軸孔との嵌合を解除することができ、作業
者の「右利き,左利き,体格(身長)」等の個体差に拘らず手
早く安全にかつ楽に組外し作業を行ない得る利点もあ
る。
【0041】またロック部材は、ハンドルレバー形式や
スライドシャッター形式のものが実施され、何れの形態
のロック部材においても、外枠に配設した支持具の支軸
を前枠に配設した受け具の軸孔へ好適に案内し得るか
ら、前枠を外枠に簡単かつ容易に組付けることが可能で
ある。またロック部材は、ロック閉鎖位置で係止保持し
得るよう形成されているから、軸孔に嵌合した支軸を抜
け外れ不能に拘束保持することができ、前枠の開閉操作
中に支軸が軸孔から抜け出て前枠が外れてしまうことが
好適に防止されると共に、当該パチンコ機の運送中や遊
技中等における前枠の閉鎖セット状態においても、該前
枠が不用意に外れることが好適に防止される利点も有す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例のパチンコ機を概略で示す正面図であ
る。
【図2】本実施例のパチンコ機における外枠および前枠
を概略で示す正面図である。
【図3】第1実施例に係る上下の開閉連結手段を外枠と
前枠の連結状態で示す要部断面図である。
【図4】第1実施例の上の開閉連結手段を示す平面図で
ある。
【図5】第1実施例の上の開閉連結手段を非連結状態で
示す側面図である。
【図6】第1実施例の上の開閉連結手段を連結状態で示
す側面図である。
【図7】第1実施例の上の開閉連結手段の構成部材を分
解状態で示す斜視図である。
【図8】第1実施例の上の開閉連結手段におけるロック
部材のレバー体が、ロック閉鎖位置とロック開放位置に
変位した状態を示す説明図である。
【図9】外枠に対する前枠の組付けまたは組外しが可能
な方向を平面状態で示す説明図である。
【図10】外枠と前枠との組付け時における上の開閉連
結手段の連結態様を経時的に示す説明図である。
【図11】本発明の第2実施例に係る上の開閉連結手段
を外枠と前枠の連結状態で示す要部断面図である。
【図12】第2実施例の上の開閉連結手段を示す平面図
である。
【図13】第2実施例の上の開閉連結手段の構成部材を
分解状態で示す斜視図である。
【図14】第2実施例の上の開閉連結手段におけるロッ
ク部材の移動体が、ロック閉鎖位置とロック開放位置に
変位した状態を示す説明図である。
【図15】第2実施例の変更例に係る上の開閉連結手段
の受け具とロック部材を分解状態で示す斜視図である。
【図16】変更例に係る上の開閉連結手段におけるロッ
ク部材の移動体が、ロック閉鎖位置とロック開放位置に
変位した状態を一部破断して示す説明図である。
【図17】変更例に係る受け具およびロック部材の係合
形態を示す縦断側面図である。
【図18】外枠と前枠との組付けに係る従来の上下の開
閉連結手段の一例を示す説明図である。
【符号の説明】
20 支持具 23 支片部 25 支軸 27 受け具 28 水平片部 30 軸受部 31 軸孔 32 支ピン 33 支ピン(ピン,係止手段) 40 ロック部材 41 レバー体 44 案内面 45 開閉縁 46 摘み部 48 軸受出し口 50 係止爪部(係止手段) 71 支ピン(案内手段) 72 支ピン(係止手段,係止部,案内手段) 73 移動体 75 摘み部 76 係止爪部(係止手段) A 外枠 B 前枠 H1 上の開閉連結手段 H2 下の開閉連結手段

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外郭用固定枠をなす外枠(A)に対して搭
    載用開閉枠をなす前枠(B)が、支軸および軸孔を公差的
    寸法で嵌挿連結する下の開閉連結手段(H2)と、支軸およ
    び軸孔を広角的な横方向から嵌挿連結する上の開閉連結
    手段(H1)とにより、着脱および開閉可能に組付けられて
    縦向き設置姿勢で遊技に供し得る縦型遊技機において、 前記上の開閉連結手段(H1)では、外枠(A)の左上隅角部
    に固定されて左端前部の支片部(23)に支軸(25)を下向き
    に固定した支持具(20)と、前枠(B)の左上隅角部に固定
    されて左端前部の軸受部(30)に開口側面から前記支軸(2
    5)を横向きに嵌合離脱し得る軸孔(31)を形成した受け具
    (27)と、この受け具(27)の水平上面に往復動可能に支持
    されて指先操作により軸孔(31)の開口側面に対するロッ
    ク閉鎖位置とロック開放位置とに切換え保持し得るロッ
    ク部材(40)とを備え、 前記ロック部材(40)の左外側縁に前記支軸(25)に対する
    斜状の案内面(44)を形成すると共に、前端縁に前記軸孔
    (31)の開口側面に対する開閉縁(45)を形成し、前記受け
    具(27)の上面左外端とロック部材(40)の案内面(44)との
    間には、前枠(B)の厚み方向に常に開口して支軸(25)を
    広角的な方向に受出しできる軸受出し口(48)を形成する
    一方、受け具(27)側とロック部材(40)側との間には、ロ
    ック部材(40)自体を、軸孔(31)の開口側面を閉じて支軸
    (25)を抜け止めする前記ロック閉鎖位置に係脱可能に係
    止保持し得る係止手段(33,50/72,76)を設け、 前記ロック部材(40)を指先操作でロック閉鎖位置に係止
    保持し得ると共に同位置から離脱し得る条件のもとで、
    前記支持具(20)の支軸(25)を受け具(27)の軸受出し口(4
    8)に相対的に受入れて軸孔(31)の開口側面から横向きに
    嵌合連結する一方、支軸(25)を軸孔(31)の開口側面から
    相対的に離脱させつつ軸受出し口(48)に引出し得るよう
    構成したことを特徴とする縦型遊技機における開閉連結
    装置。
  2. 【請求項2】 前記上の開閉連結手段(H1)におけるロッ
    ク部材(40)は、指先操作により往復旋回動し得るハンド
    ルレバー形式であって、前記受け具(27)の水平片部(28)
    上に支ピン(32)で支持されたレバー体(41)に、前記案内
    面(44)および開閉縁(45)と摘み部(46)を形成し、受け具
    (27)側に固定されたピン(33)とレバー体(41)側に形成さ
    れた弾性変形可能な係止爪部(50)とを相対的に係脱可能
    に係止して、レバー体(41)を前記ロック閉鎖位置に保持
    し得るようにした請求項1記載の縦型遊技機における開
    閉連結装置。
  3. 【請求項3】 前記上の開閉連結手段(H1)におけるロッ
    ク部材(40)は、指先操作により左右へ往復移動し得るス
    ライドシャッター形式であって、前記受け具(27)の水平
    片部(28)上で案内手段(71,72)により支持された移動体
    (73)に、前記案内面(44)と開閉縁(45)および摘み部(75)
    を形成し、受け具(27)側に固定された係止部(72)と移動
    体(73)側に形成された弾性変形可能な係止爪部(76)とを
    相対的に係脱可能に係止して、移動体(73)を前記ロック
    閉鎖位置に保持し得るようにした請求項1記載の縦型遊
    技機における開閉連結装置。
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