JP2531711Y2 - 弾球遊技機の球レ−ル取付構造 - Google Patents

弾球遊技機の球レ−ル取付構造

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JP2531711Y2 JP1989145783U JP14578389U JP2531711Y2 JP 2531711 Y2 JP2531711 Y2 JP 2531711Y2 JP 1989145783 U JP1989145783 U JP 1989145783U JP 14578389 U JP14578389 U JP 14578389U JP 2531711 Y2 JP2531711 Y2 JP 2531711Y2
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俊夫 山本
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ユニバーサル販売 株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、パチンコ機等の弾球遊技機において遊技盤
に球レールを取り付けるための構造に関する。
[従来の技術] 一般に、弾球遊技機の遊技盤に球レールを取り付ける
際には、特公昭55-1064号公報に示すように、球レール
の適数個所に割ピンを掛止し各割ピンの先端を遊技盤の
取付孔内に嵌挿すると共に、遊技盤の裏面側から割ピン
の内部に締付ネジを嵌合して締め付けるという方法が採
られてきた。
[考案が解決しようとする課題] しかしながら、上記のような従来の取付方法では、第
一に、ネジを螺合できる特別の割ピンを用意して球レー
ルに掛止する必要があり、第二に、割ピンの先端を遊技
盤の取付孔内に嵌挿した後、割ピンに締付ネジを嵌合し
て締め付ける作業をしなければならず、非常に手間がか
かるという問題点があった。
従って、本考案の目的は、弾球遊技機において割ピン
のような部品を必要とせず、遊技盤面に球レールを簡単
に取り付けることができる取付構造を提供することであ
る。
[課題を解決するための手段] 本考案は、弾球遊技機の遊技盤に球レールを取り付け
るための構造であって、球レールには、遊技盤の裏面側
に突出した筒状の凸部に連通するように遊技盤の所定位
置に形成された取付孔から挿入されて上記凸部に嵌合す
る突起を設け、この突起は、先端部の径が中間部より大
きく、上記取付孔から凸部に挿入されたとき先端部が凸
部の出口を押し広げて遊技盤の裏面側に突出するように
形成され、上記遊技盤の凸部は、その出口側の内径が突
起の先端部よりも小さく形成されると共に、その出口を
設けた先端から基部に向かって十字形の切込みが形成さ
れていることを特徴とする。
本考案の好ましい態様として、球レールに上記突起と
は別にネジ穴を有する第2の突起を設け、該第2の突起
を遊技盤の対応する位置に穿設した別の取付孔に挿入し
てネジ止めできるように構成するとよい。
[作用] 弾球遊技機の遊技盤に球レールを取り付ける際には、
球レールの突起を遊技盤の取付孔から筒状凸部に挿入す
ると、突起の先端部が凸部の出口を押し広げて遊技盤の
裏面側に突出する。この時、遊技盤の筒状凸部の出口側
の内径は球レールの突起の先端部よりも小さく、且つ、
その出口を設けた先端から基部に向かって十字形の切込
みが設けられているので、球レールの突起の先端部によ
って遊技盤の筒状凸部の出口が押し広げられやすくな
り、突起の挿入が容易になる。そして、球レールの突起
の先端部が遊技盤の凸部の出口から裏面側に突出した
時、その凸部の出口側の部分が突起に係合するので、球
レールの突起は遊技盤の取付孔から抜けないように保持
される。
その後は遊技盤の筒状凸部の出口を押し広げない限
り、突起は遊技盤の取付孔から抜けないので、球レール
を遊技盤面に確実に固定できる。かくして、球レールの
突起の挿入という簡単な作業により、球レールの遊技盤
への取付けが可能になる。
また、球レールに上記突起とは別に、ネジ穴を有する
第2の突起を設けた場合には、球レールの突起や遊技盤
の取付孔又は筒状凸部が万一破損しても、当該第2の突
起を対応する取付孔に挿入してネジ止めすることによ
り、球レールを遊技盤に固定することができる。
[実施例] 第1図は、本考案の取付構造により球レールを取り付
けたパチンコ遊技機の遊技盤を示す。
周知のとおり、パチンコ遊技機の遊技盤1の遊技面2
には、図示しない発射ハンドルを遊技者が操作すること
によって遊技球が発射される。その発射球を上方に案内
する手段として球レール3が遊技盤面2上に設けられる
が、この球レール3は、後述のように構成されている。
なお、遊技面2上には、球レール3のほか、遊技球が
入ることができる入賞口4、遊技球が入賞し難い状態と
入賞し易い状態とに変換可能な可変入賞装置(いわゆる
チューリップ)5、遊技球が当ることによってその向き
を変えると同時に回転する風車6等の付属品、及び多数
の釘7が取り付けられる。第3図に示すように、遊技面
2上に打ち込まれた遊技球Pは、例えば入賞口4に入賞
すると、入賞口4の出口8から遊技盤1の裏面側に形成
された球通路(図示省略)に排出される。
以下、球レール3の構成及び遊技盤1への取付けにつ
いて説明する。
第2図に示すように、球レール3は、合成樹脂を略円
弧状に湾曲した帯板形状に成形することによって作られ
るが、他の材料(例えば金属)でもよい。その一側面す
なわち遊技盤面2に接する側面10には、銛形状の第1突
起11と円筒形状の第2突起12とが、所定の間隔を置いて
複数個(この場合それぞれ4個ずつ)設けられる。
第3図に示すように、第1突起11は、その先端部11a
の径が中間部11bより大きく形成される。第1突起11
は、球レール3と一体に成形できるが、その先端部11a
と中間部11bは、後述のように、遊技盤1の裏面側に突
出した筒状の凸部22に挿入されて嵌合するため、金属
(例えば真鍮)で形成すると良い。その場合、先端部11
aと一体の中間部11bの基部を球レール3の側面に設けた
突起部9に挿入し固定することにより、第1突起11を球
レール3と一体化できる。
第2の突起12は、球レール3と共に一体成形され、そ
の内部にネジ穴13を有する。この突起12は、第1突起11
やこれを挿入する後述の取付孔21又は筒状凸部22が万一
破損しても、球レール3を遊技盤1に固定できるように
するため予備的に設けられるものである。
一方、遊技盤1の遊技面2には、球レール3の第1突
起11と対応する位置に第1の取付孔21が設けられ、この
取付孔21から裏面側に筒状の凸部22が突設される。球レ
ール3は、第1突起11を遊技盤1の取付孔21から凸部22
の内部に挿入することにより、遊技盤面2に固定され
る。第3図に示すように、筒状凸部22は出口で内径が小
さく形成され、球レール3の第1突起11を挿入した時、
その先端部11aが凸部22の出口を押し広げて遊技盤1の
裏面側に突出できるようにするため、凸部22の先端から
基部に向かって十字形の切込み23(第2図)が付けられ
る。
更に第3図に示すように、球レール3の第2突起12と
対応する位置に第2の取付孔24が設けられ、この取付孔
24から裏面側に第2の筒状凸部25が突出する。これは第
2の突起12と共に予備的に設けられるもので、第2の突
起12を取付孔24に挿入し、裏面側からネジ30を第2の筒
状凸部25及び第2突起12のネジ孔13に入れて締め付ける
ことにより、球レール3を遊技盤1に固定できる。
なお、遊技盤1も合成樹脂で作ることができ、その
際、凸部22及び25は一体成形される。
球レール3は上記のように構成されているので、これ
を遊技盤1に取り付けるときは、側面の突起11及び12を
遊技盤1の取付孔21及び24の位置に合わせて挿入する。
そうすると、第1突起11は、その先端部11aが遊技盤1
の筒状凸部22の出口を押し広げて裏面側に突出し、同時
に凸部22の出口部分が第1突起の中間部11bに係合する
ので、凸部22の出口を押し広げない限り、第1突起11が
遊技盤の取付孔21から抜けない状態となる。かくして、
球レール3は突起を挿入という簡単な作業だけで遊技面
2上の定位置に取り付けられる。
また、第2突起12は遊技盤1の第2の筒状凸部25内に
位置するので、前述のようにネジ30を入れて締め付ける
ことによっても、球レール3を遊技盤1に固定すること
ができる。このように2種類の突起を設けた場合には、
いずれの突起を用いても球レールを遊技盤に固定できる
という利点がある。
以上、実施例について説明したが、本考案はパチンコ
遊技機に限らず、スマートボール機や雀球遊技機その他
の弾球遊技機の球レールに適用できる。また、球レール
に設ける突起の個数や位置は遊技盤の寸法や球レールの
取付位置に応じて適宜定められる。
[考案の効果] 上記のように、本考案によれば、球レールの突起を遊
技盤の取付孔から挿入すると、突起の先端部が遊技盤の
筒状凸部の出口を押し広げて裏面側に突出し、突起が取
付孔及び凸部の内側に嵌合して球レールを遊技盤面上に
保持する。その後は、筒状凸部の出口を押し広げない限
り、突起を遊技盤の取付孔から抜くことができない。
従って、突起の挿入という簡単な作業によって球レー
ルの位置決めと取付けが可能となり、しかも従来の割ピ
ンのような部品を必要としないので、遊技盤の組立作業
が効率よく行なわれ、コストも低減できるという効果が
得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、球レールを取り付けたパチンコ遊技機の遊技
盤の正面斜視図。 第2図は、球レールと遊技盤の裏面側を示す図。 第3図は、球レールを取り付ける遊技盤の断面図。 1……パチンコ遊技機の遊技盤、2……遊技面、3……
球レール、4……入賞口、5……可変入賞装置、6……
風車、7……釘、8……出口、9,11,12……突起、10…
…球レール側面、13……ネジ穴、21,24……取付孔、22,
25……筒状凸部、30……ネジ。

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】弾球遊技機の遊技盤(1)に球レール
    (3)を取り付けるための構造であって、 前記球レール(3)には、前記遊技盤(1)の裏面側に
    突出した筒状の凸部(22)に連通するように前記遊技盤
    (1)の所定位置に形成された取付孔(21)から挿入さ
    れて前記凸部(22)の内側に嵌合する突起(11)が設け
    られ、該突起(11)は、その先端部(11a)の径が中間
    部(11b)より大きく、前記取付孔(21)から前記凸部
    (22)の内側に挿入されたとき先端部(11a)が該凸部
    (22)の出口を押し広げて前記遊技盤(1)の裏面側に
    突出するように形成され、 前記遊技盤(1)の筒状の凸部(22)は、その出口側の
    内径が前記突起(11)の先端部(11a)よりも小さく形
    成されると共に、その出口を設けた先端から基部に向か
    って十字形の切込み(23)が形成されている ことを特徴とする、弾球遊技機の球レール取付構造。
  2. 【請求項2】前記球レール(3)には、前記突起(11)
    とは別にネジ穴(13)を有する第2の突起(12)が設け
    られ、該第2の突起(12)を前記遊技盤(1)の対応す
    る位置に穿設された別の取付孔(24)に挿入してネジ止
    めするようにしたことを特徴とする、請求項1記載の弾
    球遊技機の球レール取付構造。
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