JPH09173534A - 遊技部材の取付構造 - Google Patents
遊技部材の取付構造Info
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- JPH09173534A JPH09173534A JP7350075A JP35007595A JPH09173534A JP H09173534 A JPH09173534 A JP H09173534A JP 7350075 A JP7350075 A JP 7350075A JP 35007595 A JP35007595 A JP 35007595A JP H09173534 A JPH09173534 A JP H09173534A
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Abstract
に取付可能な遊技部材の取付構造を提供する。 【解決手段】 遊技板本体6に取付孔62を開設し、遊
技板本体6の前面側から上記取付孔62に飾り部材5を
ボス81により取り付けると共に、遊技板本体6の背面
側から上記取付孔62にセット板7及び取付基台91の
止め具76,94を通して当該セット板7及び取付基台
91を取り付けるようにした。
Description
の遊技盤における遊技部材の取付構造に関し、特に遊技
板本体の前面側及び背面側に種々の遊技部材を取り付け
ることのできる遊技部材の取付構造に関するものであ
る。
の遊技盤には、入賞装置や表示装置、或は風車等、様々
な表側遊技部材が取り付けてあり、これらの表側遊技部
材は各々遊技板本体に開設した取付孔に取り付けてあ
る。一方、遊技盤の背面側には、入賞球を入賞球処理装
置へ誘導するための誘導樋を形成するセット板や、制御
装置等の裏側遊技部材を取り付けている。
部材は機種によって千差万別であり、機種毎に必要な取
付孔を遊技板本体に開設して取り付けなければならな
い。一方、遊技板本体の背面側には、上記様々な表側遊
技部材に対応して入賞球を誘導するための誘導樋等を設
けなければならない。このため、上記誘導樋を形成する
ためのセット板も機種毎に夫々異なっている。即ち、入
賞球誘導樋の配置形状が異なるばかりではなく、取付孔
や位置決めのためのボス等の配置も異なっている。ま
た、近年は、表側遊技部材である入賞装置や表示装置等
が大型化している。このため、セット板や制御装置等の
取付位置が適切でないと、遊技盤を遊技機本体に組み付
ける際に障害が発生する。本発明は上記に鑑み提案され
たもので、遊技部材を遊技板本体に対して正確且つ容易
に取付可能な遊技部材の取付構造を提供することを目的
とする。
め、請求項1に記載した発明は、遊技板本体の前面側
に、ほゞ円形の遊技部を形成すると共に、この遊技部の
外側に非遊技部を形成し、遊技板本体の前面側及び背面
側に配設する遊技部材の取付構造であって、遊技板本体
に取付孔を開設し、遊技板本体の前面側から上記取付孔
に表部材を取り付けると共に、遊技板本体の背面側から
上記取付孔を通して裏部材を取り付けるようにしたもの
である。また、請求項2に記載した発明は、表部材を、
非遊技部を形成するための飾り部材により構成したもの
である。更に、請求項3に記載した発明は、表部材を、
遊技部に配設する表側遊技部材により構成したものであ
る。
施の形態について説明する。図1は遊技盤の正面図、図
2は背面図、図3は分解斜視図である。
る遊技部2と、該遊技部2の外側に位置する非遊技部3
とを備え、遊技盤1の前面側及び背面側に種々の遊技部
材4を配設する。尚、遊技部材4は、例えば図1に示す
ように遊技部2のほゞ中央に配設する可変図柄表示装置
ユニット41、該可変図柄表示装置ユニット41の下方
に配設する第1始動口ユニット42、この第1始動口ユ
ニット42の下方に配設する変動入賞口ユニット43、
また遊技部2の側方部位に配置するサイドランプユニッ
ト44、このサイドランプユニット44の下方で上記変
動入賞口ユニット43との間に配置する第2始動口ユニ
ット45、更に上記可変図柄表示装置ユニット41の左
右斜め上方に配置するランプ風車46及び下辺付近の左
右に配置する一般風車47等、遊技に供する部材を総称
するものであり、遊技盤1の表面側に配設される表部材
である。尚、上記サイドランプユニット44は、サイド
入賞口44aが設けてあり、入賞装置としての機能を併
せ持っている。
1を設けて、入賞口へ入賞しなかった球を回収する。
尚、遊技部2には図示していないが、適宜位置に障害釘
が設けてある。
3は、表部材の一種である後述する飾り部材5によって
構成され、この飾り部材5には、左右の上辺角部に賞球
排出ランプユニット51及び入賞球表示ランプユニット
52が配設してある。尚、上記両ランプユニット51,
52も表部材の一種となる。
に、遊技板本体6と、飾り部材5と、セット板7とを主
な構成部材としている。遊技板本体6は、例えばベニヤ
合板を所定の形状に切断すると共に、所望の位置に各遊
技部材4…を取り付けたり、入賞球を通すための開口部
61及び取付孔62、或は透孔等を形成したものであ
る。即ち、センター役物としての可変図柄表示装置ユニ
ット41を取り付ける開口部611、ランプ風車46を
取り付ける開口部612、賞球排出ランプユニット51
及び入賞球表示ランプユニット52を取り付ける開口部
613、サイド入賞口44aに入賞した球が通る開口部
614、第1入賞口ユニット42を取り付ける開口部6
15、第2入賞口ユニット45を取り付ける開口部61
6、変動入賞口ユニット43を取り付ける開口部61
7、或はアウト口21となる開口部618等を開設す
る。
部分の側方位置に、サイドランプユニット44を設ける
ための弓形の開口部61aを開設する。そして、この弓
形の開口部61aに、ランプ等の発光源を取り付けたラ
ンプ基板63を臨ませる。尚、弓形の開口部61aの前
面側、即ち遊技部2の対応する位置にはサイドランプカ
バーを設ける。
て設ける飾り部材5は、例えば合成樹脂を成型して構成
する。図面に示す実施の形態では、遊技板本体6にほゞ
重畳する形状に成形され、中央部分にほゞ円形の遊技部
2を形成するための空部53が設けてある。また、この
飾り部材5には、賞球排出ランプユニット51及び入賞
球表示ランプユニット52を設けるための開口部54,
54を設ける。
技板本体6に対する位置決め手段を設ける。この位置決
め手段は、図示の実施の形態によれば、飾り部材5の基
板55の背面側に突設したボス81であり、遊技部2を
形成するために設けたほゞ円形の空部53を避けた隅部
付近、即ち非遊技部3に突設している。
に位置規制手段を設ける。この位置規制手段は、図示の
実施の形態によれば、上記位置決め手段として設けたボ
ス81の中央に開設した嵌合孔82により形成してあ
る。この位置決め手段及び位置規制手段として機能する
ボス81の具体的な一例を図4に示す。
5は、遊技板本体6の外形とほゞ同形を成す四角形状に
一体に形成しているが、左右或は上下に分割可能に形成
してもよいし、前後に分割可能に構成してもよい。
は、取付孔62を設ける。この取付孔62は、遊技板本
体6を貫通する貫通孔であって、前面側に設ける表部材
と背面側に設ける裏部材とで共有する。尚、この取付孔
62は、前記した遊技部材4を取り付けるための開口部
61等を開設するルータ加工装置に当該遊技板本体6を
装着するときに利用した基準孔を流用することができ
る。
成するために止着するセット板7は、裏部材の一つであ
って、合成樹脂により成形されたものである。このセッ
ト板7は、各入賞口、即ちセンター役物に設けた天入賞
口41a、サイドランプユニット44のサイド入賞口4
4a、第1始動口ユニット42へ入賞した各入賞球Pを
所望の位置に夫々誘導するための誘導樋を各々備えてい
る。即ち、天入賞口41aには誘導樋711が臨み、サ
イド入賞口44aには誘導樋712,713が臨み、第
1始動口ユニット42には714が臨む。尚、図中の矢
印は入賞球Pの流下方向を示す。
部材の一種であるセンター役物を受け入れるための通過
口72が開設してある。尚、上記センター役物は、例え
ば図示の実施の形態のように液晶表示装置からなる可変
図柄表示装置ユニット41であったり、可動球受部材を
備える変動入賞装置等を適宜に採用できる。
に設けたボス81の嵌合孔82に対応して位置規制ピン
73を設ける。即ち、この位置規制ピン73を、前記飾
り部材5のボス81に開設した嵌合孔82に嵌合可能と
して位置規制手段を構成する。
外にも、種々の遊技部材4を取り付けたり、受け入れた
りするための開口部や逃げ部が形成されると共に、前記
した遊技部材4としての可変図柄表示装置ユニット4
1、第1始動口ユニット42、変動入賞口ユニット43
等の電気配線を中継するための配線基板77や遊技機の
外部に遊技盤の情報を出力するための情報端子基板74
を設ける。尚、上記配線基板上に配設したコネクタ端子
や配線ケーブル類は図示を省略している。
ている配線ケーブル(図示せず)が散らばらないように
まとめて押えつける配線押え78が設けてある。また、
図2に示すセット板7には、ランプ風車46のランプ基
板461が設けてある。
たセット板7と共に、遊技の制御を行うための遊技制御
回路ボックスを取り付けるための取付基台91を設け
る。
7の位置規制手段と同様に、位置規制ピン92を外側縁
付近の上下2箇所に設ける。
7と連結するための嵌着孔93A及び嵌着溝93Bを設
け、対応するセット板7に嵌着柱75Aを立設すると共
に嵌着片75Bを形成している。従って、取付基台91
及びセット板7は、結局合計5箇所の位置規制手段によ
って位置が規制されることになる。尚、この位置規制手
段は2箇所以上設ければ位置を規制することができるの
で、数や配置は適宜に設定可能である。
所に配置すれば、遊技板本体6に対して正確な取付を行
うことができる。また、遊技板本体6に取り付ける手順
としては、飾り部材5を図示していないビス等により止
着した後に、遊技板本体6の取付孔62を介して、飾り
部材5のボス81の嵌合孔82とセット板7の位置規制
ピン73を嵌合させて位置決めを行い、次に同じように
取付孔62を介して飾り部材5の嵌合孔82と取付基台
91の位置規制ピン92とを嵌合させて位置決めを行っ
た後に、前記嵌着孔93Aと嵌着柱75A、及び嵌着溝
93Bと嵌着片75Bとを夫々嵌合する。そして、図示
していないホッチキスによるコ字形のステップル金具等
で止着するか、或は図示していない取付孔にビス等で止
着する。尚、セット板7と取付基台91との嵌合位置は
1箇所でも良い。
段及び位置規制手段について説明する。位置決め手段及
び位置規制手段として機能する図4に示したボス81
は、高さを比較的低く形成され、中央部分に位置規制手
段となる二段に形成した段付孔83が開設してある。こ
の段付孔83孔は、入口側が広く内部に行くに従い狭く
なるテーパー孔であって、更に中央に前記嵌合孔82が
設けてある。尚、ボス81の外周は面取してある。従っ
て、このボス81は取付孔62に嵌着し易い構造となっ
ている。
1を、遊技板本体6の取付孔62に嵌入させると、遊技
板本体6の前面側における飾り部材5の位置を正確に決
めることができる。
上記した飾り部材5のボス81の嵌合孔82と一対とな
る円錐形の止め具76または94を形成する。この止め
具76または94は、図4に示すように、先端に位置規
制ピン73として凸起を有する円錐形の隆起部からな
り、その最大径となる基端部分の外径は遊技板本体6の
取付孔62の内径よりも若干小さい。従って、この止め
具76または94は取付孔62の中へ嵌入可能であり、
止め具76または94を取付孔62に嵌入させることに
より位置を規制できる。
6または94を設けたセット板7及び取付基台91によ
れば、遊技部2における遊技部材4の配置が変わって
も、即ち機種が異なっても、セット板7及び取付基台9
1の配置は変らない。従って、違う機種であっても、同
じ基準点によって位置決めを行なうことができる。ま
た、部材の配置が比較的粗くなっている遊技部2の外側
において、部材の位置決め及び取付作業を行なうので、
他の部材や配線が邪魔にならない。また、機種が異なっ
ても作業が統一されるので、効率的な作業が可能にな
る。更に、取付孔62を共用できるので、遊技板本体6
の孔開け加工が容易になる。
他の実施形態を示す概略断面図である。即ち、この実施
の形態においては、表部材である飾り部材5の基板55
に、円筒状の突起56を突設する。この突起55は、遊
技板本体6に開設した取付孔62に嵌合可能な外径を有
すると共に、遊技板本体6の厚さの半分程度の高さを有
している。尚、この突起56の先端は面取してテーパー
部56aが形成してある。
は、上記取付孔62に嵌合可能な外径を有すると共に、
遊技板本体6の半分程度の高さを有する円筒形の突起9
5を設けてなる。尚、上記した突起95の先端は面取し
てテーパー部95aが形成してある。
制手段を2箇所以上に配設することにより、遊技板本体
6に設けた取付孔62を共通として表部材と裏部材とを
所定の位置に配置することができる。
したが、本発明は上記した実施形態に限定されるもので
はなく、特許請求の範囲に記載した構成を変更しない限
り適宜に実施できる。例えば、裏部材としてセット板及
び取付基台の場合を説明したが、他の遊技部材を取り付
ける場合であってもよい。例えば、表部材にランプ風車
を取り付ける場合でもよく、この場合には、取付孔をラ
ンプ風車の筒部が嵌合するものとする。また、このラン
プ風車のように、遊技部内に取り付ける場合にも適用可
能である。そして、取付孔を異形孔として、この孔に遊
技部材の一部を嵌合するようにすれば、複数の取付孔を
設けることなく遊技部材の取付位置の特定が可能であ
る。
面側に、ほゞ円形の遊技部を形成すると共に、この遊技
部の外側に非遊技部を形成し、遊技板本体の前面側及び
背面側に配設する遊技部材の取付構造であって、遊技板
本体に取付孔を開設し、遊技板本体の前面側から上記取
付孔に表部材を取り付けると共に、遊技板本体の背面側
から上記取付孔を通して裏部材を取り付けるようにした
ので、遊技板本体に対して正確且つ容易に遊技部材を取
り付けることができ、異なる機種であっても組立時に統
一された同じ作業で組立が可能であるため、作業能率が
著しく向上する。
を示す概略断面図である。
Claims (3)
- 【請求項1】 遊技板本体の前面側に、ほゞ円形の遊技
部を形成すると共に、この遊技部の外側に非遊技部を形
成し、遊技板本体の前面側及び背面側に配設する遊技部
材の取付構造であって、 遊技板本体に取付孔を開設し、遊技板本体の前面側から
上記取付孔に表部材を取り付けると共に、遊技板本体の
背面側から上記取付孔を通して裏部材を取り付けるよう
にしたことを特徴とする遊技部材の取付構造。 - 【請求項2】 表部材を、非遊技部を形成するための飾
り部材により構成した請求項1に記載の遊技部材の取付
構造。 - 【請求項3】 表部材を、遊技部に配設する表側遊技部
材により構成した請求項1に記載の遊技部材の取付構
造。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP35007595A JP3675547B2 (ja) | 1995-12-25 | 1995-12-25 | 遊技部材の取付構造 |
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Family
ID=18408066
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-
1995
- 1995-12-25 JP JP35007595A patent/JP3675547B2/ja not_active Expired - Fee Related
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