JPH06142Y2 - パチンコ機の遊技盤 - Google Patents

パチンコ機の遊技盤

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JPH06142Y2
JPH06142Y2 JP2661988U JP2661988U JPH06142Y2 JP H06142 Y2 JPH06142 Y2 JP H06142Y2 JP 2661988 U JP2661988 U JP 2661988U JP 2661988 U JP2661988 U JP 2661988U JP H06142 Y2 JPH06142 Y2 JP H06142Y2
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成毛 李
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、パチンコ機本体に着脱自在とされ、かつ遊技
領域の最下方にアウト口が形成された遊技盤に関し、特
に、アウト口から排出されるアウト玉の流路を変換する
ことができるパチンコ機の遊技盤に関するものである。
[従来の技術] 従来、パチンコ機本体に対して遊技盤を着脱自在とし、
遊技盤のみを交換して、その本体側は、継続して使用す
るという、いわゆる分離式パチンコ機が多数を占めてい
る。しかして、このような分離式パチンコ機において、
遊技盤の裏面を覆う機構板は、遊技盤に設けられる変動
入賞装置や可変表示装置、あるいはこれらを制御する制
御回路基板(以下、変動入賞装置等という)の大型化及
び複雑化に伴い、その構造が変化してきている。例え
ば、第7図に示すように、遊技盤A1に設けられる変動
入賞装置等があまり大きくなり、かつ複雑でなかったと
きは、変動入賞装置等の後部突出部を後方へ逃すために
機構板B1のほぼ中央に開設される開口C1もあまり大き
くなかった。このため、機構板B1の前面側に形成され
る入賞玉集合樋D1の位置が、遊技盤A1遊技領域の最も
下方に位置する入賞口E1と遊技盤A1の遊技領域の最下
方に位置するアウト口F1とを上下に分割するように横
臥されていた。これにより、入賞装置や入賞口に誘導さ
れる入賞玉は、入賞玉集合樋D1に集合せしめられて賞
品玉排出機構に誘導され、一方、アウト口F1に誘導さ
れたアウト玉は、機構板B1の前面側であって、入賞玉
集合樋D1の下方に形成されたアウト玉排出通路G1に誘
導され、その後、機構板B1の後面側に誘導されてパチ
ンコ機の外部に排出される。したがって、入賞玉とアウ
ト玉が交わることがない。
一方、第8図に示すように、遊技盤A2(前記遊技盤A1
と同じ大きさである)に設けられる変動入賞装置等が大
きく、かつ複雑である場合は、変動入賞装置等の後部突
出部を後方へ逃すために機構板B2のほぼ中央に開設さ
れる開口C2も相対的に大きく形成しなければならなく
なった。このため、機構板B2の前面側に形成される入
賞玉集合樋D2の位置が、遊技盤A2遊技領域の最も下方
に位置する入賞口E2は無論のこと、遊技盤A2の遊技領
域の最下方に位置するアウト口F2よりもさらに下方に
横臥されるようになった。そして、入賞玉とアウト玉が
交わらないようにするため、アウト口F2に連通するア
ウト玉通路H2を遊技盤A2の下方に形成し、さらに遊技
盤A2を載置する遊技盤支持板I2にもアウト玉通路H2
に接続する連絡通路J2を形成して入賞玉集合樋D2より
下方の位置に導き、入賞玉集合樋D2の下方に形成され
たアウト玉排出通路G2に誘導するようにしていた。
そして、上記したように市場には、2種類の機構板
1,B2が存在しており、この2種類の機構板に対応す
るように遊技盤のアウト口を異ならせて製造する必要が
あった。
[考案が解決しようとする課題] ところで、近年においては上述したように分離式パチン
コ機がほとんどであるため、新たな遊技盤に交換しよう
とする場合に、その遊技盤とパチンコ機本体側の機構板
とが整合するように遊技盤のアウト口を形成しなければ
ならない。しかして、上記のように、市場に2種類の機
構板が存在している場合には、納入しようとする相手先
の機構板がどちらの種類に属するものであるかを調べ、
それに対応して遊技盤を製造しなければならず、製造過
程や搬送過程における管理が複雑になるという問題点が
あった。
本考案は、上記した問題点に鑑みなされたもので、その
目的とするところは、2種類の機構板のいずれにも対応
することができ、かつ製造過程や搬送過程における管理
の必要のないパチンコ機の遊技盤を提供することにあ
る。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するため、本考案の遊技盤は、その下方
部に後面が開放し、かつアウト口から下端に達するアウ
ト玉通路を刻設し、該アウト玉通路の後面には、そのほ
ぼ中央に折曲自在とされた曲折部が形成されたアウト玉
流路切換板を取着して構成されるものである。
曲折部の長さは、アウト玉通路の深さとほぼ同じか、あ
るいはやや短い程度が好ましい。
[作用] 入賞玉集合樋の位置がアウト口の位置よりも上方にある
機構板に対しては、曲折部をアウト玉通路側に折り曲げ
て使用することにより、アウト玉は、アウト口から直ち
に曲折部を経て、機構板に形成されるアウト玉排出通路
に到達する。
一方、入賞玉集合樋の位置がアウト口の位置よりも下方
にある機構板に対しては、曲折部を折り曲げることなく
使用することにより、アウト玉は、アウト口からアウト
玉通路及び遊技盤支持板に形成された連絡通路を経て、
機構板に形成されるアウト玉排出通路に到達する。以
上、いずれの場合にもアウト玉は、入賞玉と交わること
はない。
[実施例] 以下、本考案の実施例を図面を参照して説明する。ま
ず、実施例に係る遊技盤が適用されるパチンコ機につい
て第6図を参照して説明する。図において、パチンコ機
1の前面枠2には、金枠3、ガラス4a,4b(第2図
及び第3図参照)を有するガラス扉枠4、前面板5等が
取り付けられ、また前面枠2の裏面には遊技盤6が着脱
自在に取り付けられている。
遊技盤6には、打球を誘導するとともに遊技領域7を区
画形成する誘導レール8がほぼ円状に植立されている。
遊技領域7のほぼ中央には、複数のデジタル表示器9a
〜9cを有する可変表示装置10が設けられている。こ
の可変表示装置10は、遊技盤6に設けられた始動入賞
口11a〜11cに打球が入賞することによってデジタ
ル表示器9a〜9cが可変表示開始し、後述する下皿2
1の上部に設けられたストップスイッチ12を遊技客が
押圧することによって、あるいは一定時間後にその可変
状態を停止するようになっている。
また、遊技領域7の下方には、変動入賞装置13が取着
されている。この変動入賞装置13には、電気的駆動源
であるソレノイドによって開閉駆動される開閉板14が
設けられており、この開閉板14が前記可変表示装置1
0の組み合せ態様により所定の条件で開閉駆動されるよ
うになっている。具体的には、前記デジタル表示器9a
〜9cの表示がすべて「7」を表示した場合には、大当
りとなって、開閉板14を30秒経過するまで、あるい
は10個の入賞玉が発生するまで開放し、しかもその開
放中に開閉板14に入賞した入賞玉が開閉板14内に形
成されたV入賞口(図示しない)に入賞したときには、
再度開閉板14が30秒または10個の入賞玉が発生す
るまで開放し、このような動作をV入賞口に入賞玉が入
賞するかぎり最高10回まで繰り返すことができるよう
になっている。また、変動入賞装置13の両サイドに
は、サイド入賞口15a,15bが形成されている。こ
のサイド入賞口15a,15bは、遊技領域7内の最も
下方に位置する入賞口である。更に、遊技領域7には、
風車ランプ付入賞口16a,16b、大当りランプ17
a,17bおよびアウト口18等がそれぞれ設けられて
いる。
前記前面板5の表面には、払い出された景品玉を貯溜
し、かつ発射位置に打球を供給する上皿19が固着さ
れ、該上皿19の下方の前面枠2の前面には、打球の弾
発力を調節する操作ハンドル20や上皿19に貯溜しき
れなかった景品玉を貯溜する下皿21が取り付けられて
いる。
次に、第4図及び第5図を参照して、パチンコ機の後面
構造について説明する。まず、第4図及び第5図に共通
する構造について説明すると、前記前面枠2の裏面に
は、前記遊技盤6を着脱自在に固定する遊技盤固定枠2
2が周設される。さらに、下方位置には、遊技盤6を載
置して、遊技盤6の表面と同一平面となる遊技盤支持板
23が設けられている。前記遊技盤固定枠22には、遊
技盤6に形成された取付貫通穴30a〜30dを貫通し
て、さらに、後に詳述する機構板50,60をも貫通し
て、遊技盤6とを同時に締着固定するための遊技盤支持
軸24a〜24dが突設されている。また、遊技盤支持
板23の下方であって、前面枠2の裏面中央には、機構
板50,60の後面側に形成される景品玉排出通路と接
続して前記下皿21に景品玉を誘導する連接樋25が取
り付けられている。
また、前記遊技盤固定枠22の一側側壁には、機構板5
0,60を開閉自在に取り付ける支持軸26a,26b
が固定されている。
更に、前記遊技盤支持板23には、その前面及び上部を
覆う金属製の補強板27が固定されている。この補強板
27の表面には、図示しないが発射レールが取り付けら
れている。
次に、第4図と第5図において異なるところを説明する
と、まず、第5図には、前記遊技盤支持板23の上部と
後面側壁に連絡通路開口28a,28bが開設され、該
連絡通路開口28a,28bを結ぶように連絡通路29
が連通している。この連絡通路29は、後述する遊技盤
6に形成されたアウト玉通路36と対応する位置に形成
されている。また、第4図と第5図とにおいては、前記
支持軸26a,26bに軸支される機構板の構造が異な
る。すなわち、第4図に示される第1の機構板50は、
前記した第7図に対応するもので、入賞玉集合樋がアウ
ト口18よりも上方位置にあるものである。一方、第5
図に示される第2の機構板60は、前記した第8図に対
応するもので、入賞玉集合樋がアウト口18よりも下方
位置にあるものである。まず、第4図を参照して第1の
機構板50について説明する。第1の機構板50には、
前記遊技盤支持軸24a〜24dに対応する位置に固定
金具51a〜51d(ただし、51dは、図示省略)が
設けられ、この固定金具51a〜51dと遊技盤支持軸
24a〜24dとを係合させることにより、遊技盤6と
機構板50とを遊技盤固定枠22に締着している。ま
た、第1の機構板50の前面側には、ほぼ方形状であっ
て凹状の入賞玉集合空間52が形成されている。そし
て、入賞玉集合空間52の最下方に入賞玉集合樋53が
一側に傾斜して横臥されている。しかして、この入賞玉
集合空間52内には、前記遊技盤6の入賞装置、あるい
は入賞口から入賞した入賞玉が落下する空間であって、
その落下した入賞玉が入賞玉集合樋53に誘導されて、
入賞玉処理器54に導かれて第7図に示すような公知の
景品玉排出装置を作動させるものである。また、前記入
賞玉集合樋53は、第1の機構板50を閉止したとき
に、遊技盤6に形成されたアウト口18よりも上方の位
置であって、かつ遊技領域7の最も下方に設けられた入
賞口である前記サイド入賞口15a,15bよりも下方
の位置となるように設定されている。
前記入賞玉集合空間52のほぼ中央には、方形状の開口
55が開設されている。この開口55は、遊技盤6に設
けられた可変表示装置10や変動入賞装置13、あるい
はこれらを制御するための制御回路基板を収納する基板
ボックスの後部突出部を後方へ逃すために設けられるも
ので、図示の実施例における開口55は相対的に小さく
形成されている。このため、後部突出部の面積が大きい
ものは、開口55に加工を加えなければならない場合も
ある。
前記入賞玉集合樋53の下方であって、ほぼ中央位置に
は、アウト玉排出通路56が形成されている。このアウ
ト玉排出通路56は、第1の機構板50を閉止したとき
に、遊技盤6に形成されたアウト口18の後面に対応す
る位置(正確には、第2図に示すように、誘導開口43
に対応する位置)となるように設定されている。
一方、第1の機構板50の後面側には、第7図に示すよ
うに所定個数の景品玉を払出すための各種の機構が形成
されているが、景品玉を貯留する玉タンク57や払出さ
れた景品玉を誘導する景品玉通路や玉抜きされた玉を誘
導する玉抜通路59等を覆う後面通路カバー58(第2
図参照)が取着されている。
次に、第5図に示される第2の機構板60について説明
すると、第2の機構板60には、前記遊技盤支持軸24
a〜24dに対応する位置に固定金具61a〜61d
(ただし、61dは、図示省略)が設けられ、この固定
金具61a〜61dと遊技盤支持軸24a〜24dとを
係合させることにより、遊技盤6と機構板60とを遊技
盤固定枠22に締着している。また、第2の機構板60
の前面側には、ほぼ方形状であって凹状の入賞玉集合空
間62が形成されている。そして、入賞玉集合空間62
の最下方に入賞玉集合樋63が一側に傾斜して横臥され
ている。しかして、この入賞玉集合空間62内には、前
記遊技盤6の入賞装置、あるいは入賞口から入賞した入
賞玉が落下する空間であって、その落下した入賞玉が入
賞玉集合樋63に誘導されて、図示しない入賞玉処理機
構に導かれて第8図に示すような公知の景品玉排出装置
を作動させるものである。また、前記入賞玉集合樋63
は、第2の機構板60を閉止したときに、遊技盤6に懸
濁されたアウト口18よりも下方に位置となるように設
定されている。
前記入賞玉集合空間62のほぼ中央には、方形状の開口
64が開設されている。この開口64は、遊技盤6に設
けられた可変表示装置10や変動入賞装置13、あるい
はこれらを制御するための制御回路基板を収納する基板
ボックスの後部突出部を後方へ逃すために設けられるも
ので、図示の実施例における開口64は相対的に大きく
形成されている。このため、後部突出部の面積が大きい
ものであっても開口64が貫通して機構板60の後面側
に貫通設置することができる。
前記入賞玉集合樋63の下方であって、ほぼ中央位置に
は、アウト玉排出通路65が形成されており、その側面
に形成された排出口65aが後述する玉抜通路68に連
通している。このアウト玉排出通路65は、第2の機構
板60を閉止したときに、遊技盤支持板23に形成され
た連絡通路開口28bに対応する位置となるように設定
されている。
一方、第2の機構板60の後面側には、第8図に示すよ
うに所定個数の景品玉を払出すための各種の機構が形成
されているが、景品玉を貯留する玉タンク66や払出さ
れた景品玉を誘導する景品玉通路や玉抜きされた玉を誘
導する玉抜通路68等を覆う後面通路カバー67(第3
図参照)が取着されている。
以上、第4図と第5図においては、入賞玉集合樋の位置
と、開口の大きさと、アウト玉の排出位置とが異なるパ
チンコ機1本体が示されている。
上記のような異なるパチンコ機1本体に着脱自在に取り
付けられる遊技盤6の裏面の構成について第4図及び第
5図を参照して説明すると、遊技盤6には、前記遊技盤
支持軸24a〜24dが貫通される取付貫通穴30a〜
30dが形成されている。また、前記遊技領域7の裏面
全域を覆う入賞玉集合カバー31が着脱自在に固定され
ており、この入賞玉集合カバー31の後面に前記可変表
示装置10の後面突出部を覆う可変表示装置カバー32
が取り付けられている。また、第5図には、可変表示装
置10や変動入賞装置13の動作を制御する制御回路基
板を収納する制御回路基板ボックス33に取り付けられ
ている。これは、前記したように、第5図に示される第
2の機構板60の開口64が相対的に大きいため、制御
回路基板ボックス33を入賞玉集合カバー31の裏面に
取り付けても正常に第2の機構板60の開閉できるため
である。これに対し、第4図に示される第1の機構板5
0の開口55は、相対的に大きくないので制御回路基板
ボックス33を入賞玉集合カバー31の裏面に取着する
と、第1の機構板50の開閉ができないからである。し
たがって、この場合には、制御回路基板ボックス33
は、第1の機構板50の後面側に取り付けられることに
なる。なお、第4図に示されるものであっても、入賞装
置等の後面突出部が小さい場合や、それを制御する回路
基板を収納する制御回路基板ボックスが小さい場合は、
それらを入賞玉集合カバー31の裏面に取着しても良
い。
第5図に示されるものにおいては、入賞玉集合カバー3
1の上方の遊技盤6の裏面には、中継基板34が取着さ
れている。この中継基板34は、遊技盤6に設けられる
可変表示装置10や変動入賞装置13等からの配線を一
旦接続し、該中継基板34から集中して配線35で制御
回路基板ボックス33内に収納されている制御回路に接
続するようことによって、配線の接続作業の簡略化及び
正確性を確保している。
また、第1図に示されるように、遊技盤6の下端部中央
であって、前記アウト口18の後方には、後面が開放す
るアウト玉通路36が刻設されている。このアウト玉通
路36は、アウト口18から遊技盤6の下端に達するよ
うに形成されている。また、アウト玉通路36の周囲に
は、切欠凹部37が形成され、該切欠凹部37にアウト
玉流路変換板38が当接するようにはめ込まれて遊技盤
6の後面とアウト玉流路変換板38とが同一平面となる
ようになっている。
アウト玉流路変換板38は、金属製のプレートで形成さ
れており、その四隅には、ビスあるいはステップラー針
によって遊技盤6に取り付けられるための係止穴39a
〜39dが穿設され、そのほぼ中央に曲折部40が形成
されている。曲折部40は、逆さ「コ」字状に穿設され
た曲折部形成穴41と、該曲折部形成穴41の基部を結
ぶように横方向に穿設された2つの折曲穴42a,42
bとで囲まれて形成されている。したがって、曲折部4
0は、指等で簡単に折り曲げることができる。また、ア
ウト玉流路変換板38を切欠凹部37にはめ込んだ状態
で、曲折部40を折曲穴42a,42bを中心にして折
り曲げると、曲折部40がアウト玉通路36の途中に突
出することになり、曲折部分に誘導開口43が形成され
ることになる。一方、曲折部40を折曲げない状態で
は、アウト玉通路36は、その最下方に形成される落下
開口44が存在することになる。
したがって、第2図に示すように、第1の機構板50に
対応するパチンコ機1本体に遊技盤6を取り付ける場合
には、アウト玉流路変換板38の曲折部40を折り曲げ
て誘導開口43を形成することにより、アウト口18か
ら誘導されたアウト玉は、誘導開口43から第1の機構
板50に形成されたアウト玉排出通路56に誘導され、
さらに玉抜通路59に導かれてパチンコ機1の外へ排出
される。
一方、第3図に示すように、第2の機構板60に対応す
るパチンコ機1本体に遊技盤6を取り付ける場合には、
アウト玉流路変換板38の曲折部40を折り曲げること
なく、そのまま遊技盤6を設置することにより、アウト
口18から誘導されたアウト玉は、アウト玉通路36を
通って、落下開口44に達し、さらに連絡通路29を流
下して第2の機構板60に形成されたアウト玉排出通路
65に誘導され、排出口65aから玉抜通路68に導か
れてパチンコ機1の外へ排出される。
以上のように、この実施例の遊技盤6は、アウト玉流路
変換板38の曲折部40を折曲げたり、あるいは折り曲
げることなくそのまま使用することにより、市場に存在
する2種類のパチンコ機本体側のどちらにも適用するこ
とができる。
[考案の効果] 以上、詳述したように、本考案の遊技盤は、その下方部
に後面が開放し、かつアウト口から下端に達するアウト
玉通路を刻設し、該アウト玉通路の後面には、そのほぼ
中央に折曲自在とされた曲折部が形成されたアウト玉流
路切換板を取着したので、曲折部を折り曲げたり、ある
いは折り曲げることなく使用することにより、市場に存
在する2種類のパチンコ機本体側のどちらにも適用する
ことができる。このため、遊技盤を製造する過程におい
ては、アウト玉流路切換板を取着したものだけを一貫し
て製造し、遊技盤で実際に設置する段階で機構板の種類
に応じて曲折部を折り曲げたりすればよい。このため、
遊技盤の製造過程や搬送過程の管理が容易となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、アウト玉流路切換板38を示し、(a)は、そ
の取付状態を示す分解斜視図、(b)は、その正面図、第
2図及び第3図は、異なる遊技盤をパチンコ機本体に取
り付けた状態でのアウト口部分の断面図、第4図及び第
5図は、異なる種類の機構板を有するパチンコ機の背面
から見た斜視図、第6図は、パチンコ機の正面図、第7
図及び第8図は、異なる種類の機構板を有するパチンコ
機の背面概略図である。 1…パチンコ機 6…遊技盤 7…遊技領域 18…ア
ウト口 36…アウト玉通路 38…アウト玉流路切換
板 40…曲折部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】パチンコ機本体に着脱自在とされ、かつ遊
    技領域の最下方にアウト口が形成された遊技盤におい
    て、 該遊技盤には、後面が開放し、かつ前記アウト口から下
    端に達するアウト玉通路を刻設し、 該アウト玉通路の後面には、そのほぼ中央に折曲自在と
    された曲折部が形成されたアウト玉流路切換板を取着し
    たことを特徴とするパチンコ機の遊技盤。
JP2661988U 1988-02-29 1988-02-29 パチンコ機の遊技盤 Expired - Lifetime JPH06142Y2 (ja)

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