JPH08182804A - 弾球遊技機の制御装置 - Google Patents

弾球遊技機の制御装置

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JPH08182804A
JPH08182804A JP33998494A JP33998494A JPH08182804A JP H08182804 A JPH08182804 A JP H08182804A JP 33998494 A JP33998494 A JP 33998494A JP 33998494 A JP33998494 A JP 33998494A JP H08182804 A JPH08182804 A JP H08182804A
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ball
game
detection switch
board
external connection
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JP33998494A
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English (en)
Inventor
Kunio Matsumoto
邦夫 松元
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Fuji Shoji Co Ltd
Original Assignee
Fuji Shoji Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 球払い出しにより払い出される遊技球の球払
い出し情報を外部に容易に取り出すことができる弾球遊
技機の制御装置を提供する。 【構成】 遊技機本体1 に、遊技部品を有する遊技盤7
と、遊技盤7 の上部側に遊技球を発射する発射手段45
と、遊技球を払い出す球払い出し手段51とを備え、球払
い出し手段51により払い出される遊技球を検出する球払
い出し検出スイッチ62と、この球払い出し検出スイッチ
62からの球払い出し情報を外部に伝達する外部接続端子
86とを設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、外部接続端子を備えた
パチンコ機、アレンジボール機等の弾球遊技機の制御装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】パチンコ機、アレンジボール機等の弾球
遊技機においては、外枠と、この外枠に左右方向の一端
側のヒンジを介して開閉自在に枢支された前枠とを備
え、前枠に、各種の遊技部品を有する遊技盤と、この遊
技盤の下側に配置された上皿、下皿及び発射ハンドルを
備え、前枠の後側に賞球タンクと、この賞球タンクの遊
技球を上皿に賞球として払い出す球払い出し手段と、発
射ハンドルを操作した時に、上皿からの遊技球を1個ず
つ遊技盤の上部側に発射する発射手段と、遊技盤を通過
した遊技球を回収する遊技球回収手段とを備えている。
【0003】この種の弾球遊技機を多数設置した遊技ホ
ールでは、各弾球遊技機からの情報をコンピュータ等の
外部機器に伝達し、またコンピュータ等の外部機器から
の情報を各弾球遊技機に伝達して、各弾球遊技機の状
態、例えば賞球タンクへの遊技球の補給の要否、球払い
出し手段が賞球として払い出す遊技球の個数等の全てを
コンピュータ等により一元的に把握し、営業管理、或い
は各弾球遊技機の管理に供することが考えられている。
【0004】そこで、従来は、変動図柄表示手段の各図
柄表示部の表示図柄が一致した時の大当たり情報、賞球
タンクの遊技球か補給切れとなった時の補給情報、発射
手段を停止させる発射制御情報等を授受する外部接続端
子を裏機構板の分配基板等に設け、この外部接続端子に
コンピュータ等の外部機器からのリード線を接続するよ
うにしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】この種の弾球遊技機に
おいて、球払い出し手段から払い出される遊技球、例え
ば入賞時に払い出される賞球の個数が判れば、単位時間
当たり又は1日にどの程度の遊技球が遊技者に賞球とし
て還元されているのかを確実に把握することができる。
また遊技球回収手段を経て島側に回収されるアウト球情
報と併用することによって、その弾球遊技機において、
実際に遊技者に賞球として還元される遊技球の個数を把
握することができる。
【0006】特に、遊技ホール側において、実際に遊技
者に還元される遊技球の個数を正確に把握できれば、各
弾球遊技機における実質的な売上げ状態を考慮しながら
遊技盤の盤面の釘調整をすることも可能であり、遊技ホ
ールを運営し管理して行く上で非常に便利である。
【0007】しかし、従来の弾球遊技機では、大当たり
情報、補給情報、発射制御情報を授受するための外部接
続端子を設けているが、球払い出し手段により払い出さ
れる遊技球の個数を検出して、その球払い出し情報を外
部に取り出すようにはなっていない。従って、現行の弾
球遊技機では、球払い出し情報を外部に取り出して、そ
の球払い出し情報に基づいて各弾球遊技機を管理するこ
とは事実上不可能である。本発明は、かかる従来の課題
に鑑み、球払い出しにより払い出される遊技球の球払い
出し情報を外部に容易に取り出すことができる弾球遊技
機の制御装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の本発明
は、遊技機本体1 に、遊技部品を有する遊技盤7 と、遊
技盤7 の上部側に遊技球を発射する発射手段45と、遊技
球を払い出す球払い出し手段51とを備えた弾球遊技機に
おいて、球払い出し手段51により払い出される遊技球を
検出する球払い出し検出スイッチ62,166と、この球払い
出し検出スイッチ62,166からの球払い出し情報を外部に
伝達する外部接続端子86,169とを設けたものである。
【0009】請求項2に記載の本発明は、請求項1に記
載の発明において、賞球指令があった時に球払い出し手
段51により払い出される賞球を検出する賞球検出スイッ
チ62,166と、この賞球検出スイッチ62,166からの賞球情
報を外部に伝達する外部接続端子86とを設けたものであ
る。
【0010】請求項3に記載の本発明は、請求項1又は
2に記載の発明において、球貸し指令があった時に球払
い出し手段51により払い払い出される遊技球を検出する
球貸し検出スイッチ166 と、この球貸し検出スイッチ16
6 からの球貸し情報を外部に伝達する外部接続端子169
とを設けたものである。
【0011】
【作用】請求項1に記載の本発明では、球払い出し手段
51に払い出し指令が入ると、この球払い出し手段51が作
動して上皿8 に遊技球を払い出すので、球払い出し検出
スイッチ62,166がその遊技球を検出する。そして、球払
い出し検出スイッチ62,166が遊技球を検出すると、外部
接続端子86,169からその球払い出し情報を外部に取り出
すことができる。
【0012】請求項2に記載の本発明では、賞球指令が
あった時に球払い出し手段51が作動して上皿8 に遊技球
を払い出すので、賞球検出スイッチ62,166がその遊技球
を検出する。そして、賞球検出スイッチ62,166が遊技球
を検出すると、外部接続端子86,169からその賞球情報を
外部に取り出すことができる。
【0013】請求項3に記載の本発明では、球貸し指令
があった時に球払い出し手段51が作動して上皿8 に遊技
球を払い出すので、球貸し検出スイッチ166 がその遊技
球を検出する。そして、球貸し検出スイッチ166 が遊技
球を検出すると、外部接続端子169 からその球貸し情報
を外部に取り出すことができる。
【0014】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳述
する。図1乃至図10は本発明をパチンコ機に採用した
場合の第1実施例を例示する。図1及び図2において、
1 はパチンコ機本体(遊技機本体)で、このパチンコ機
本体1 は矩形枠状の外枠2 と、この外枠2 に左端側の上
下一対のヒンジ3 を介して開閉自在に枢支された前枠4
とにより構成されている。前枠4 には遊技盤装着用の窓
孔に対応してガラス扉4a及び前面板5 が開閉自在に装着
され、これらの後側に門型状の三方枠6 を介して遊技盤
7 が着脱自在に装着されている。
【0015】前面板5 には発射用の遊技球を貯留する上
皿8 が装着され、この上皿8 の前縁部に球払いレバー9
が設けられている。前枠4 の上部には大当たり表示灯10
が装着され、また下部には上皿8 から溢流した遊技球を
受ける下皿11と、発射操作用の発射ハンドル12とが設け
られている。
【0016】遊技盤7 の前面には、図3に示すように、
発射された遊技球を案内するガイドレール13が設けられ
ると共に、その略中央部に変動図柄表示手段14が装着さ
れ、この変動図柄表示手段14の周辺部に多数の障害釘の
他、ランプ風車15、天入賞口16、始動口17〜19、チュー
リップ式の作動型の入賞手段20,21 、開閉型の大入賞手
段22、アウト口23、及びコーナーランプ等の各遊技部品
が夫々装着されている。
【0017】変動図柄表示手段14は、横方向の左右及び
中央に3個のドット式の図柄表示部を備えたLED表示
式であって、始動口17〜19の何れかに遊技球が入球した
時に、各図柄表示部の図柄が所定時間だけ変動するよう
になっており、この変動図柄表示手段14の上部には天入
賞口16が設けられている。
【0018】大入賞手段22は、図4にも示すように、横
軸廻りに開閉自在に枢支され且つ開放時に遊技盤7 の上
側から落下する遊技球を内部に案内する開閉板24と、こ
の開閉板24を開閉駆動するソレノイド25と、特定領域26
に入った遊技球を検出する特定領域検出スイッチ27とを
備え、変動図柄表示手段14の各図柄表示部の停止図柄が
所定の当たり図柄の組み合わせとなった時に、ソレノイ
ド25が励磁して開閉板24が開放するようになっている。
【0019】大入賞手段22の内部は、開閉板24が前側に
開放した時に、この開閉板24を経て入球する遊技球を3
個の分配領域26a に分配するように内部が三分割されて
おり、その中央が特定領域26となっている。そして、こ
の特定領域26に対応して特定領域検出スイッチ27が大入
賞手段22の裏側に設けられている。なお、この大入賞手
段22は、開閉板24の開放中に、その内部の特定領域26に
入った遊技球を特定領域検出スイッチ27が検出すれば、
その開放終了後に再度開閉板24が開くようになってい
る。
【0020】遊技盤7 の後側には、図4及び図5に示す
ように、天入賞口16、始動口17〜19、入賞手段20,21 に
入球して遊技盤7 の裏側に通過した遊技球を下方に案内
する複数個の案内通路28〜33と、中継基板34と、これら
を覆う裏カバー35とが装着され、この裏カバー35に遊技
盤基板36と保護ケース37に内装された制御基板38とが取
り付けられている。
【0021】案内通路29〜31には、始動口17〜19に入球
して遊技盤7 の裏側に通過した遊技球を検出する始動検
出スイッチ39〜41が取り付けられている。また案内通路
には、入賞手段20,21 に入球して遊技盤7 の裏側に通過
した遊技球を検出する入賞検出スイッチ42,43 が取り付
けられている。制御基板38にはパチンコ機全体の遊技動
作を制御するIC、その他の電気部品等がプリント配線
により装着されている。
【0022】前枠4 の後側には、三方枠6 に嵌合する遊
技盤7 を後側から着脱自在に押さえる裏機構板44と、こ
の裏機構板44の下方近傍でヒンジ3 と反対側に配置され
た発射手段45と、三方枠6 の下部で発射手段45と反対の
ヒンジ3 側に配置された三方枠基板46とが設けられてい
る。
【0023】発射手段45は打撃槌47と、この打撃槌47を
駆動する発射モータ48と、発射ハンドル12を操作した時
に発射モータ48を制御する発射制御基板49とを備え、発
射ハンドル12を操作した時に発射モータ48が作動して打
撃槌47を駆動し、上皿8 から1個ずつ発射部に供給され
る遊技球を打撃槌47により打撃して遊技盤7 のガイドレ
ール13側に発射させるようになっている。
【0024】裏機構板44には、賞球として払い出す遊技
球を貯留する賞球タンク50と、分配基板61と、賞球とし
ての遊技球を払い出す球払い出し手段51と、賞球タンク
50の遊技球を球払い出し手段51に案内するタンクレール
52と、球払い出し手段51により払い出された遊技球を上
皿8 に案内する案内ダクト53と、上皿8 から溢流した遊
技球を下皿11に案内する溢流ダクト54と、各案内通路28
〜33から下方に落下する入賞球、及びアウト口23から遊
技盤7 の裏側に通過したアウト球を集球する集球ケース
55と、集球ケース55からのアウト球を島側に回収する回
収シュート56と、三方枠基板46と前後に相対応するよう
に配置された電源トランス57等が装着されている。
【0025】賞球タンク50には遊技球の補給切れを検出
する補給切れ検出スイッチ58が、タンクレール52の下側
には遊技球の球切れを検出する球切れ検出スイッチ59が
夫々設けられている。球払い出し手段51は、外周に繰り
出し凹部が形成された回転体60と、この回転体60を駆動
する払い出しモータ161 と、回転体60の回転により払い
出される遊技球を検出する賞球検出スイッチ62とを備え
ている。なお、払い出しモータ161 はステッピングモー
タにより構成され、また賞球検出スイッチ62は球払い出
し検出スイッチの一例である。
【0026】集球ケース55には、各案内通路28〜33及び
大入賞手段22から落下する入賞球を受ける入賞球受け部
63と、この入賞球受け部63から下方の回収シュート56側
に落下する入賞球を検出するための入賞球検出スイッチ
64とが設けられている。溢流ダクト54には、下皿11の遊
技球の満杯を検出する満杯検出スイッチ65が設けられて
いる。
【0027】回収シュート56の下端部には、この回収シ
ュート56から下方に落下する遊技球即ち、集球ケース55
からのアウト球を検出するアウト球検出スイッチ66が設
けられている。裏カバー35には、図5及び図6に示すよ
うに、その後側の開口部35a を塞ぐように保護ケース37
が係止部67と係止爪68とにより着脱自在に装着され、こ
の保護ケース37の上側近傍に基板収納ケース69が一体に
形成されている。基板収納ケース69には遊技盤基板36が
収納し固定され、且つ開閉蓋70が枢軸71と係止爪72とに
よって開閉自在に装着されている。
【0028】遊技盤基板36の後側には、図5及び図6に
示すように、作動情報用の外部接続端子73、大当たり情
報用の外部接続端子74、各始動検出スイッチ39〜41から
の始動情報(入球情報)用の外部接続端子75〜77、各入
賞検出スイッチ42,43 からの入賞情報(入球情報)用の
外部接続端子78,79 、及び特定領域検出スイッチ27から
の特定領域情報(通過情報)用の外部接続端子80が適当
な配列で設けられている。
【0029】分配基板61の後側には、図7及び図8に示
すように、補給切れ検出スイッチ58からの補給情報用の
外部接続端子81、発射手段45の発射モータ48への発射制
御情報用の外部接続端子82、球切れ検出スイッチ59から
の球切れ情報用の外部接続端子83、入賞球検出スイッチ
64からの入賞球情報用の外部接続端子84、アウト球検出
スイッチ66からのアウト球情報用の外部接続端子85、賞
球検出スイッチ62からの賞球情報用の外部接続端子86が
適当な配列で設けられている。
【0030】分配基板61は、裏機構板44に形成された矩
形状の基板装着枠部87に、その後側からネジ88により着
脱自在に固定され、且つ開閉自在な保護カバー89により
保護されている。基板装着枠部87は、裏機構板44の上端
部側の賞球タンク50と略同高さでヒンジ3 側に偏位し、
且つ球払い出し手段51の上方に位置して裏機構板44の隅
部に配置され、その内側の配線孔90を取り囲むように裏
機構板44の離間壁部91の前後両側に突出して一体に形成
されている。そして、この基板装着枠部87の前側には前
カバー92がネジ93により着脱自在に固定されている。
【0031】即ち、裏機構板44は、遊技盤7 及び三方枠
6 の後面に当接して遊技盤7 を押さえ付けるための遊技
盤押さえ面94から後方に離間する離間壁部91を備え、そ
の離間壁部91の隅部に配線孔90と、この配線孔90を取り
囲む枠状の基板装着枠部87とが設けられている。基板装
着枠部87は離間壁部91から前後両側に突出して一体に形
成されると共に、その四隅の角部に、前後両側にネジ孔
を有する取り付けボス部95が形成されている。
【0032】なお、基板装着枠部87は、その前下部側が
切り欠き部96となっている。分配基板61、前カバー92は
基板装着枠部87に前後両側から当てた状態で、取り付け
ボス部95に螺合するネジ88,93 により着脱自在に取り付
けられている。保護カバー89は、図7及び図8に示すよ
うに、一対のヒンジ部97に係脱及び回動自在に係合する
フック部98と、係止爪99に係脱自在に係合する係合部10
0 とを備え、裏機構板44の離間壁部91に着脱自在に装着
されている。なお、ヒンジ部97及び係止爪99は裏機構板
44の離間壁部91に一体に形成されている。
【0033】各基板34,36,38,46,49,61 には、図9に示
すように配線されている。即ち、三方枠基板46には、電
源プラグ101 とスピーカ102 とが接続されている。この
三方枠基板46は、コネクタ103 、リード線104 及びコネ
クタ105 を介して発射制御基板49に接続されている。発
射制御基板49には発射モータ48と発射検出スイッチ106
とがリード線、コネクタを介して接続されている。
【0034】中継基板34には、各始動検出スイッチ39〜
41、各入賞検出スイッチ42,43 、特定領域検出スイッチ
27、ソレノイド25等がコネクタ及びリード線を介して接
続されている。そして、この中継基板34はコネクタ107
、リード線108 及びコネクタ109 を介して遊技盤基板3
6の各外部接続端子73〜80に接続されると共に、コネク
タ110 、リード線111 及びコネクタ112 を介して制御基
板38に接続されており、各始動検出スイッチ39〜41、各
入賞検出スイッチ42,43 、特定領域検出スイッチ27の情
報を各外部接続端子73〜80及び制御基板38側の制御手段
に夫々送るようになっている。
【0035】遊技盤基板36の各外部接続端子73〜80はコ
ネクタ構造であって、この各外部接続端子73〜80はコネ
クタ113 〜120 、リード線121,〜128 を介して外部機器
ののコンピュータ155 に接続されており、コンピュータ
155 に、変動図柄表示手段14の各図柄表示部が変動した
時の図柄作動情報、変動図柄表示手段14の各図柄表示部
の停止図柄が所定の当たり図柄の組み合わせとなった大
当たり時の大当たり情報、各始動口17〜19に遊技球が入
球した時の始動情報、各入賞手段20,21 に遊技球が入球
した時の入賞情報、大入賞手段22の特定領域26を遊技球
が通過した時の特定領域通過情報を夫々送るようになっ
ている。
【0036】分配基板61の各外部接続端子81〜85はコネ
クタ構造であって、この各外部接続端子81〜85はコネク
タ129 〜134 、リード線135 〜140 を介して外部のコン
ピュータ155 等の外部機器に接続されており、コンピュ
ータ155 に、賞球タンク50への遊技球の補給が切れた時
の補給情報、発射手段45の発射モータ48を停止させる発
射制御情報、賞球タンク50の遊技球が切れた時の球切れ
情報、集球ケース55から入賞球が落下する時の入賞球情
報、回収シュート56から島側にアウト球が落下する時の
アウト球情報、球払い出し手段51が賞球として払い出す
賞球情報を夫々送るようになっている。
【0037】分配基板61には各外部接続端子81〜85の他
に、入賞球表示灯141 、球切れ表示灯142 、下皿満杯表
示灯143 、球切れ検出スイッチ59、満杯検出スイッチ6
5、大当たり表示灯10、遊技表示灯144 、補給切れ検出
スイッチ58等がリード線、コネクタ等を介して接続され
ている。また分配基板61は、コネクタ145,146 、リード
線147,148 、コネクタ149,150 を介して制御基板38及び
三方枠基板46に接続されている。
【0038】制御基板38には、払い出しモータ161 、賞
球検出スイッチ62、入賞球検出スイッチ64がリード線、
コネクタを介して接続され、またコネクタ151 、リード
線152 、コネクタ153 及び中継基板34を介して変動図柄
表示手段14が接続されている。
【0039】コンピュータ155 は、図10に示すよう
に、アウト球検出スイッチ66から外部接続端子85を経て
伝達されるアウト球情報に基づいてアウト球個数を計数
するアウト球計数手段156 と、賞球検出スイッチ60から
外部接続端子86を経て伝達される賞球情報に基づいて賞
球個数を計数する賞球計数手段157 と、これらアウト球
計数手段156 のアウト球個数から賞球計数手段157 の賞
球個数を減算して、実際に遊技者に賞球として還元され
る遊技球の還元個数を算出する演算手段158 とを備えて
いる。
【0040】なお、各コネクタは、着脱自在な雄型コネ
クタと雌型コネクタとにより構成され、その雄型コネク
タが各基板34,36,38,46,49,61 等に固定され、雌型コネ
クタがリード線側に設けられている。また各コネクタ、
外部接続端子、リード線は、色等を代えて対応関係を容
易に判断できるようになっている。また各基板34,36,3
8,46,49,61 には、各コネクタ等を接続するように導体
箔がプリントされている。
【0041】上記構成のパチンコ機において、ゲームを
行う際には、発射ハンドル12を前後軸廻りに回動操作す
ると、発射手段45の発射モータ48が作動して打撃槌47が
駆動され、上皿8 から1個ずつ発射部に供給された遊技
球を打撃して発射する。そして、この発射された遊技球
は、ガイドレール13に沿って遊技盤7 の上部側へと案内
された後、ガイドレール13の上端から遊技盤7 の上部側
へと飛行した後、その上部の障害釘等に衝突しながら遊
技盤7 に沿って下方に落下する。
【0042】遊技盤7 に沿って下方に落下する遊技球が
始動口17〜19の何れかに入球すると、その始動口17〜19
から遊技盤7 の裏側に通過して案内通路29〜31から集球
ケース55に入賞球として集められて行く。そして、案内
通路29〜31を通過する時に始動検出スイッチ39〜41が遊
技球を検出するので、変動図柄表示手段14の各図柄表示
部の表示図柄が一定時間だけ変動する。
【0043】各始動口17〜19に遊技球が入球して始動検
出スイッチ39〜41がその遊技球を検出すると、各始動検
出スイッチ39〜41からの始動情報が遊技盤基板36の各外
部接続端子75〜77を介して個別にコンピュータ155 に送
られ、コンピュータ155 等の外部機器で各始動口17〜19
毎の入球個数を計数する。変動図柄表示手段14が作動し
てその各図柄表示部の図柄が変動すると、その制御基板
38、遊技盤基板36の外部接続端子73を介してコンピュー
タ155 に図柄作動情報が送られ、コンピュータ155 で変
動図柄表示手段14の図柄作動回数を計数する。
【0044】変動図柄表示手段14の各図柄表示部は一定
時間だけ変動すると、その後、例えば左、右、中央等の
順序で停止する。そして、この時の停止図柄が予め定め
られた所定の当たり図柄の組み合わせであれば、大入賞
手段22のソレノイド25が励磁して開閉板24が一定時間だ
け前側に開放する。このため、開閉板24が遊技盤7 に沿
って上方から落下する遊技球を内部に案内するので、多
数の遊技球が大入賞手段22に入球し易くなり、遊技者に
大きな利益として還元されることになる。
【0045】変動図柄表示手段14の図柄表示部が当たり
図柄で停止し大入賞手段22の開閉板24が開放する大当た
り状態が発生すると、変動図柄表示手段14から制御基板
38、遊技盤基板36の外部接続端子74を介してコンピュー
タ155 に大当たり情報が送られ、コンピュータ155 で変
動図柄表示手段の大当たり回数を計数する。なお、この
時、制御基板38から分配基板61を経て三方枠基板46に大
当たり情報が送られ、大当たり表示灯10が点滅すると共
に、スピーカ102 から効果音等が発生する。
【0046】大入賞手段22の開閉板24が開状態の時に
は、この開閉板24によって案内された遊技球は大入賞手
段22の内部を分配領域の何れかを経て遊技盤7 の後側の
集球ケース55に送られて行く。この時、分配された遊技
球が中央の特定領域26に通過すると、特定領域検出スイ
ッチ27が遊技球を検出して、再度、開閉板24が開放し、
同様の動作を繰り返す。また特定領域検出スイッチ27が
遊技球を検出すると、その特定領域通過情報が遊技盤基
板36の外部接続端子80を介してコンピュータ155 に送ら
れ、コンピュータ155 で特定領域を通過する遊技球の通
過個数を計数する。
【0047】入賞手段20,21 の何れかに遊技球が入球し
た時には、その遊技球は遊技盤7 を通過して案内通路3
2,33 から集球ケース55に入賞球として集められて行
く。そして、案内内通路32,33 を通過する時に入賞検出
スイッチ42,43 が遊技球を検出して、この入賞検出スイ
ッチ42,43 からの始動情報が遊技盤基板の各外部接続端
子78,79 を介して個別にコンピュータ155 に送られ、コ
ンピュータ155 で各入賞手段20,21 毎の入球個数を計数
する。
【0048】始動口17〜19、入賞手段20,21 、大入賞手
段22に入球して遊技盤7 の後側に通過した遊技球は、集
球ケース55の入賞球受け部63上に落下して集まった後、
この入賞球受け部63から回収シュート56側へと落下して
1個ずつ島側に回収されて行く。そして、入賞球受け部
63から下方に落下する時に、入賞球検出スイッチ64がそ
の入賞球を検出するので、この入賞球検出スイッチ64が
入賞球を検出する都度、球払い出し手段51の発射モータ
48が作動して回転体60を駆動して、賞球タンク50からタ
ンクレール52を介して供給される遊技球を、入賞球1個
に対して所定数ずつ賞球として上皿8 に払い出して行
く。
【0049】入賞球検出スイッチ64がその入賞球を検出
すると、その入賞球情報が分配基板61の外部接続端子84
を介してコンピュータ155 に送られ、コンピュータ155
等で入賞球の個数を計数する。一方、球払い出し手段が
遊技球を賞球として払い出すと、その遊技球を賞球検出
スイッチ62が検出する。そして、この賞球検出スイッチ
62が賞球を検出する都度、外部接続端子86を経てコンピ
ュータ155 に賞球情報が送られるので、コンピュータ15
5 の賞球計数手段157 が球払い出し手段51により払い出
される賞球個数を計数する。
【0050】集球ケース55を通過したアウト球は、回収
シュート56を経て島側に回収されて行く。この時、アウ
ト球検出スイッチ66がそのアウト球を検出すると、その
アウト球情報が外部接続端子86を経てコンピュータ155
に送られるので、コンピュータ155 のアウト球計数手段
156 がアウト球個数を計数する。
【0051】そして、コンピュータ155 では、その演算
手段158 がアウト球計数手段156 のアウト球個数から賞
球計数手段157 の賞球個数を減算して、実際に遊技者に
賞球として還元される遊技球の還元個数を算出する。こ
のため、遊技ホールでは、実際に遊技者に還元される遊
技球の個数を把握でき、各パチンコ機における実質的な
売上げ状態を考慮しながら遊技盤7 の盤面の釘調整をす
ること等が可能であり、遊技ホールを運営し管理して行
く上で非常に便利である。
【0052】またアウト球情報、賞球情報から単位時間
当たりのアウト球個数、賞球個数を把握することもでき
る。賞球タンク50の遊技球が減って補給切れとなった時
には、補給切れ検出スイッチ58が働いて分配基板61の外
部接続端子81を経て外部の補給手段に補給信号を送り、
補給手段が作動して賞球タンク50に遊技球を自動的に補
給する。
【0053】賞球タンク50の遊技球が切れると、球切れ
検出スイッチ59がその球切れを検出して、球切れ表示灯
を点灯させる。またその球切れ情報が分配基板61の外部
接続端子83を介してコンピュータ155 に送られる。ゲー
ム中に遊技者の不正行為等があって、外部のコンピュー
タ155 からの発射停止指令があると、その発射停止指令
が分配基板61の外部接続端子82に入力されるので、三方
枠基板46、発射制御基板49等を介して発射モータ48に停
止信号が送られて、発射モータ48を自動的に停止させ
る。
【0054】遊技盤7 を交換する場合には、前枠4 をヒ
ンジ3 廻りに開放し、その後側の裏機構板44を取り外し
た後、三方枠6 から遊技盤7 を外して別の遊技盤7 を装
着する。この時、遊技盤7 の後側には、中継基板34、裏
カバー35、遊技盤基板36、制御基板38等が全て一体に組
み付けられているので、これらを遊技盤7 と共に一体に
着脱することができる。
【0055】そして、新しい遊技盤7 を装着した後、そ
の遊技盤基板36の各外部接続端子73〜80にリード線121
〜128 のコネクタ113 〜120 を接続し、また制御基板38
と分配基板61とをリード線147 等で接続すれば良い。ゲ
ーム内容の変更に際しては遊技盤7 側を交換するのみ
で、パチンコ機本体1の前枠4 側にある発射手段45、球
払い出し手段51等はそのまま使用する。
【0056】そこで、前枠4 側に装着された発射手段4
5、球払い出し手段51等に関係する外部接続端子81〜86
と、遊技盤7 側に装着された変動図柄表示手段14等の各
遊技部品に関係する外部接続端子73〜80とを分離して、
前者の外部接続端子81〜86を裏機構板44の分配基板61
に、後者の外部接続端子73〜80を裏カバー35の遊技盤基
板36に夫々設けている。従って、遊技盤7 の交換時に遊
技部品に関係する外部接続端子73〜80を着脱する煩わし
さがなく、その交換作業を容易かつ迅速に行うことがで
きる。
【0057】また遊技盤7 側に装着された変動図柄表示
手段14等の遊技部品に関係する外部接続端子73〜80が、
裏カバー35に固定された遊技盤基板36にあるので、ゲー
ム内容に応じてその外部接続端子73〜80の端子数が変わ
るような場合でも、必要な数の外部接続端子73〜80を遊
技盤基板36に設ければ良く、別段、問題はない。このた
め、ゲーム内容等に応じて外部接続端子73〜80の端子数
が変わる場合に非常に便利である。
【0058】更に、外部接続端子73〜80を有する遊技盤
基板36を遊技盤7 の後側に装着した裏カバー35に設けて
いるので、中継基板34、制御基板38との間での各リード
線108,111 の接続作業も容易に行える利点がある。
【0059】パチンコ機全体を交換するか又は保守点検
をする場合等に着脱するのみで、遊技盤7 の交換時には
リード線135 〜140 のコネクタ129 〜134 を着脱する必
要のない分配基板61側の各外部接続端子81〜86は、裏機
構板44の上部でヒンジ3 側の隅部に配置している。この
ため、ヒンジ3 廻りに前枠4 を開閉する場合にも、その
リード線135 〜140 等が開閉、点検等の邪魔にならず、
前枠4 の開閉、或いは前枠4 の後側の点検等を容易に行
うことができる。またリード線135 〜140 の長さを必要
以上に長くする必要もなく、断線等の問題も未然に防止
できる。
【0060】しかも、前枠4 側に装着された球払い出し
手段51、発射手段45等に関係する外部接続端子81〜86
と、遊技盤7 側に装着された変動図柄表示手段14等の遊
技部品に関係する外部接続端子73〜80とを分離して、前
者の外部接続端子81〜86を裏機構板44の分配基板61に、
後者の外部接続端子73〜80を裏カバー35の遊技盤基板36
に夫々設けているので、パチンコ機全体を交換して、そ
の各外部接続端子73〜80,81 〜86に島側の各リード線12
1 〜128,135 〜140 のコネクタ113 〜120,129 〜134 を
接続する場合にも、各外部接続端子73〜80,81 〜86と各
リード線121 〜128,135 〜140 のコネクタ113 〜120,12
9 〜134 との対応関係を容易に判断することができ、接
続ミスの発生を防止できる。
【0061】また各外部接続端子73〜80,81 〜86と各リ
ード線121 〜128,135 〜140 又はそのコネクタ113 〜12
0,129 〜134 は、色等を代えて対応関係を容易に判断し
区別できるようにしているが、分配基板61側と遊技盤基
板36側とに分けているので、その色等で区別する場合の
種類数も少なくできる。
【0062】また裏機構板44の上部に賞球タンク50を、
裏機構板44の左右一側方のヒンジ3側に球払い出し手段5
1を夫々配置し、賞球タンク50の側方で球払い出し手段5
1の上方において裏機構板44に配線孔90及び基板装着枠
部87を設けているため、裏機構板44の他の箇所に基板装
着枠部87を設ける場合に比較して、言わば裏機構板44の
デッドスペースを有効に利用できる。
【0063】図11は本発明をCRカード機仕様のパチ
ンコ機に採用した第2実施例を例示する。図柄表示部1
1において、162 は球貸し機で、カード挿入口にCRカ
ードを挿入した後、球貸しスイッチを押した時に、制御
基板38の球貸し制御手段163を介して球払い出し手段51
に球貸し指令を出力するようになっている。この球貸し
機162 の出力側は、分配基板61に設けられた球貸し指令
用の外部接続端子164にリード線、コネクタを介して接
続されている。
【0064】球貸し制御手段163 は球貸し指令があった
時に球払い出し手段51の払い出しモータ161 を作動させ
るためのものである。なお、球払い出し手段51の払い出
しモータ161 は、賞球検出スイッチ64から賞球制御手段
165 を経て賞球指令があった時に、その賞球指令に応じ
た個数の遊技球を賞球として払い出すようになってい
る。
【0065】球払い出し検出スイッチ166 は、賞球検出
用と球貸し検出用とを兼用し、AND回路167,168 を介
して賞球情報用の外部接続端子86と球貸し情報用の外部
接続端子169 とに接続されている。AND回路167 の入
力側には賞球制御手段165 からの賞球指令が、AND回
路168 には球貸し制御手段163 からの球貸し指令が夫々
入力するようになっている。
【0066】各外部接続端子86,169に接続されるコンピ
ュータ155 には、球払い出し検出スイッチ166 からAN
D回路168 、外部接続端子169 を経て伝達される球貸し
情報に基づいて球貸し個数を計数する球貸し計数手段17
0 と、球払い出し検出スイッチ166 からAND回路116
7、外部接続端子86を経て伝達される賞球情報に基づい
て賞球個数を計数する賞球計数手段157 と、これら球貸
し計数手段170 の球貸し個数から賞球計数手段157 の賞
球個数を減算して、実際に遊技者に賞球として還元され
る遊技球の還元個数を算出する演算手段158 とを備えて
いる。
【0067】この実施例では、球貸し機162 のカード挿
入口にCRカードを挿入した後、球貸しスイッチを押す
と、球貸し制御手段163 から球貸し指令が出て球払い出
し手段51が作動し、上皿8 に遊技球を払い出すと共に、
球払い出し手段51から払い出される遊技球を球払い出し
検出スイッチ166 が検出する。この時、球貸し制御手段
163 からの球貸し指令がAND回路168 に入力している
ので、このAND回路168 を経て外部接続端子169 から
球貸し情報を取り出すことができる。そして、この外部
接続端子169 から取り出される球貸し情報がコンピュー
タ155 に送られるので、コンピュータ155 の球貸し計数
手段170 がアウト球個数を計数する。
【0068】また球払い出し検出スイッチ166 が賞球を
検出すると、賞球制御手段165 から賞球指令が出て球払
い出し手段51が作動し、賞球としての遊技球を払い出
す。この時、球払い出し検出スイッチ166 が遊技球を検
出すると共に、賞球制御手段165 からの賞球指令がAN
D回路167 に入力しているので、AND回路167 を介し
て外部接続端子86から賞球情報を取り出すことができ
る。そして、この外部接続端子86から取り出される賞球
情報がコンピュータ155 に送られるので、コンピュータ
155 の賞球計数手段157 が賞球個数を計数する。
【0069】コンピュータ155 では、その演算手段158
が球貸し計数手段170 の球貸し個数から賞球計数手段15
7 の賞球個数を減算して、実際に遊技者に賞球として還
元される遊技球の還元個数を算出する。このため、遊技
ホールでは、実際に遊技者に還元される遊技球の個数を
把握でき、各パチンコ機における実質的な売上げ状態を
考慮しながら遊技盤7 の盤面の釘調整をすること等が可
能であり、遊技ホールを運営し管理して行く上で非常に
便利である。
【0070】また球貸し情報、賞球情報から単位時間当
たりの球貸し個数、賞球個数を把握することもできる。
しかも、球払い出し検出スイッチ166 とAND回路67,1
68とを組み合わせることによって、球払い出し検出スイ
ッチ166 を球貸し情報用と賞球情報用とに兼用すること
ができる。以上、本発明の実施例について説明したが、
本発明は実施例に限定されるものではない。
【0071】例えば、第2実施例では、球払い出し検出
スイッチ166 を球貸し情報用と賞球情報用とに兼用して
いるが、球貸し検出スイッチと賞球検出スイッチとを別
個に設けても良い。また球払い出し手段51が1回作動し
た時に払い出す遊技球の払い出し個数が決まっている場
合には、その払い出された遊技球を直接球払い出し検出
スイッチ166 で検出せずに、球払い出し手段51の作動回
数を球払い出し検出スイッチ166 で検出し、球払い出し
手段51からの遊技球の払い出し個数を間接的に検出する
ように構成することも可能である。
【0072】この場合には、各賞球検出スイッチ、球貸
し検出スイッチは、静止型のスイッチング回路等の検出
手段により構成すれば良い。更に、分配基板61及び遊技
盤基板36の取り付け構造は、実施例以外の構造を採用す
ることもできる。保護カバー89、前カバー92は、省略し
ても良い。基板装着枠部87は枠状以外の形状、例えば取
り付けボス部95を複数個設けるだけでも良い。実施例で
は、パチンコ機について説明したが、パチンコ機以外の
各種の弾球遊技機においても同様に実施できる。
【0073】
【発明の効果】請求項1に記載の本発明によれば、遊技
機本体1 に、遊技部品を有する遊技盤7 と、遊技盤7 の
上部側に遊技球を発射する発射手段45と、遊技球を払い
出す球払い出し手段51とを備えた弾球遊技機において、
球払い出し手段51により払い出される遊技球を検出する
球払い出し検出スイッチ62,166と、この球払い出し検出
スイッチ62,166からの球払い出し情報を外部に伝達する
外部接続端子86,169とを設けているので、外部接続端子
86,169から球払い出し情報を外部に容易に取り出すこと
ができる。
【0074】従って、この球払い出し情報から、単位時
間当たりに球払い出し手段51空払い出される遊技球の個
数を把握することが可能であると共に、他の情報と併用
することにより、実際に遊技者に賞球として還元される
遊技球の個数を把握することが可能であり、遊技ホール
を運営し管理して行く上が非常に便利である。
【0075】請求項2に記載の本発明によれば、請求項
1に記載の発明において、賞球指令があった時に球払い
出し手段51により払い出される賞球を検出する賞球検出
スイッチ62,166と、この賞球検出スイッチ62,166からの
賞球情報を外部に伝達する外部接続端子86とを設けてい
るので、外部接続端子86から賞球情報を外部に容易に取
り出すことができる。
【0076】請求項3に記載の本発明によれば、請求項
1又は2に記載の発明において、球貸し指令があった時
に球払い出し手段51により払い払い出される遊技球を検
出する球貸し検出スイッチ166 と、この球貸し検出スイ
ッチ166 からの球貸し情報を外部に伝達する外部接続端
子169 とを設けているので、外部接続端子169 から球貸
し情報を容易に取り出すことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示すパチンコ機の正面図
である。
【図2】本発明の第1実施例を示すパチンコ機の背面図
である。
【図3】本発明の第1実施例を示す遊技盤の正面図であ
る。
【図4】本発明の第1実施例を示す遊技盤の背面図であ
る。
【図5】本発明の第1実施例を示す遊技盤の後部側の断
面図である。
【図6】本発明の第1実施例を示す遊技盤の後部側の背
面図である。
【図7】本発明の第1実施例を示す分配基板取り付け部
の断面図である。
【図8】本発明の第1実施例を示す分配基板取り付け部
の背面図である。
【図9】本発明の第1実施例を示す各基板の配線系統図
である。
【図10】本発明の第1実施例を示すブロック図であ
る。
【図11】本発明の第2実施例を示すブロック図であ
る。
【符号の説明】
1 パチンコ機本体(遊技機本体) 2 外枠 3 ヒンジ 4 前枠 7 遊技盤 8 上皿 11 下皿 12 発射ハンドル 45 発射手段 51 球払い出し手段 62,166 球払い出し検出スイッチ 86,169 外部接続端子

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遊技機本体(1) に、遊技部品を有する遊
    技盤(7) と、遊技盤(7) の上部側に遊技球を発射する発
    射手段(45)と、遊技球を払い出す球払い出し手段(51)と
    を備えた弾球遊技機において、球払い出し手段(51)によ
    り払い出される遊技球を検出する球払い出し検出スイッ
    チ(62)(166) と、この球払い出し検出スイッチ(62)(16
    6) からの球払い出し情報を外部に伝達する外部接続端
    子(86)(169) とを設けたことを特徴とする弾球遊技機の
    制御装置。
  2. 【請求項2】 賞球指令があった時に球払い出し手段(5
    1)により払い出される賞球を検出する賞球検出スイッチ
    (62)(166) と、この賞球検出スイッチ(62)(166) からの
    賞球情報を外部に伝達する外部接続端子(86)とを設けた
    ことを特徴とする請求項1に記載の弾球遊技機の制御装
    置。
  3. 【請求項3】 球貸し指令があった時に球払い出し手段
    (51)により払い払い出される遊技球を検出する球貸し検
    出スイッチ(166) と、この球貸し検出スイッチ(166) か
    らの球貸し情報を外部に伝達する外部接続端子(169) と
    を設けたことを特徴とする請求項1又は2に記載の弾球
    遊技機の制御装置。
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JP2004089460A (ja) * 2002-08-30 2004-03-25 Sankyo Kk 遊技機
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