JP2002058813A - 外レールとこれを用いた弾球遊技機 - Google Patents

外レールとこれを用いた弾球遊技機

Info

Publication number
JP2002058813A
JP2002058813A JP2000250207A JP2000250207A JP2002058813A JP 2002058813 A JP2002058813 A JP 2002058813A JP 2000250207 A JP2000250207 A JP 2000250207A JP 2000250207 A JP2000250207 A JP 2000250207A JP 2002058813 A JP2002058813 A JP 2002058813A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
section
guide rail
rail
ball
game board
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000250207A
Other languages
English (en)
Inventor
Noboru Eba
登 江場
Takuji Ezaka
琢二 江坂
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SHIN TAIYO KK
Shin Taiyo KK
Original Assignee
SHIN TAIYO KK
Shin Taiyo KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by SHIN TAIYO KK, Shin Taiyo KK filed Critical SHIN TAIYO KK
Priority to JP2000250207A priority Critical patent/JP2002058813A/ja
Publication of JP2002058813A publication Critical patent/JP2002058813A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 外誘導レール部に外レール部を一連一体に形
成することにより外レールの取付が簡単に行なえ弾球遊
技機の製作コストが低廉になし得、更には遊技盤を交換
する場合外誘導レールがそのまま使用でき経済的負担の
軽減が図られ、更に遊技球の球飛び状態をも極めて良好
とな得る弾球遊技機を提供する。 【解決手段】 金属製の帯板をロール成形により内側面
が窪む断面M形状に成形して発射レール部と誘導レール
部とを一連一体に設け、該誘導レール部を所定の曲率半
径を有するように長手方向に湾曲させ、側縁には複数の
ビス取付用孔を設けて外レールを成形し、一方、腰板部
を備えた遊技盤取付枠の内周面にほぼ円形の遊技部を残
して遊技盤前面を覆う張出板部を張設し、前記誘導レー
ル部を張出板部の内周縁に沿わせると共に発射レール部
を腰板部に固定するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、遊技球を発射する
発射レール部とこの発射レール部から発射された遊技球
を遊技盤の上部側に案内する誘導レール部とを一連一体
に成形した外レールと、該外レールを用いた弾球遊技機
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば弾球遊技機であるパチンコ
遊技機は、前面枠の裏面に遊技盤取付枠が設けられると
共に該遊技盤取付枠にその腰板部に乗るようにして遊技
盤が着脱自在に取着されている。そして、該遊技盤の前
面には障害釘、風車、各種入賞装置等の盤面部品が装着
され、この遊技部を囲うようにして誘導レールが敷設さ
れている。該誘導レールは、ステンレス製の金属帯板を
湾曲させて渦巻き状に配設される外誘導レールと内誘導
レールとからなり、前記腰板部前面には誘導レールと別
個に遊技球を発射するための発射レールが取付けられて
いる。該発射レールは一側にベース板が固着され、該ベ
ース板を腰板部の前面にビス止め等の手段により取り付
けていた。また、外誘導レールの基端部と発射レールの
先端部とは戻球排出口を介し間隔を離して設けられてい
る。
【0003】そこで、前記発射レールから発射された遊
技球は発射レール上面を飛走してその先端から飛び出
し、戻球排出口を飛び越えて外誘導レール内側面に着地
する。更に、その内側面に沿って飛走し、最終的に遊技
盤面の上側部から遊技部に放出されることとなる。ま
た、前記外誘導レールの途中で失速し逆戻りする遊技球
は戻球排出口から下方に排出され前面枠の前面下部に装
着された余剰球受皿に導かれる。
【0004】ところで、内誘導レールも同じであるが、
前記外誘導レールは一般にステンレス製の帯板により成
形され、一側縁にはその長手方向に沿って割ピンを挿通
する複数の取付孔が設けられている。一方、遊技盤面に
はあらかじめ内・外誘導レールが円弧状に敷設される位
置に沿って前記割ピンが打ち込まれる打込孔が列設され
ている。そして、専用機により各取付孔に割ピンを挿通
してカシメ、更に、前記外誘導レールを遊技盤面に所定
の曲率半径をもって敷設されるように湾曲させ、この状
態で各割ピンを各打込孔に圧入して外誘導レールを敷設
していた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記作
業をするためには専用機が使われ、これにより各取付孔
に割ピンを挿通してカシメ、更に各割ピンを各打込孔に
圧入して外誘導レールを敷設するようにしているので、
該外誘導レールを取付けることは難しく、しかも専用機
を使用することから弾球遊技機の製作コストが高くつく
ものであった。また、発射レールが外誘導レールとは別
個に形成されていたので、その製作が別途必要になるば
かりか、腰板部に発射レールを別個に取付け、更に取付
ける時、外誘導レールとの位置調整が必要となることか
ら、その取付に多くの手間と時間を要していた。
【0006】更に、新機種への交換に伴い古くなった遊
技盤を廃棄するとき、まだ使用できる外誘導レールであ
っても廃棄せざるをえず経済的負担が多かった。しか
も、分別処理する場合は、その遊技盤から外誘導レール
をそれぞれ別個に取外すこととなるが、前記の如く外誘
導レールは圧入されていることから、取り外すことも容
易ではなく、廃棄・処理にも苦慮しているのが現状であ
った。
【0007】更にまた、本来、外誘導レールは遊技盤面
に対してほぼ直角をなしかつ所定の曲率半径で湾曲され
るように設計されているが、実際は前記遊技盤に列設さ
れた打込孔には精度上多少のズレが有り、また割ピンと
該割ピンを挿通する取付孔との間にもクリアランス上の
バラツキが生じ、これがため外誘導レールの内側面の変
形や割ピン間での外側への倒れが生じている。また、外
誘導レールと発射レールとは別個に形成されると共に外
誘導レールの基端部と発射レールの先端部とは戻球排出
口を介し間隔を離して設けられている。よって、これら
状態にあっては、まず、発射レールから発射されたパチ
ンコ球は戻球排出口間でジャンプし外誘導レールの上面
に着地することとなるが、この際、着地した時の摩擦に
よりその後速く飛んだり遅く飛んだりすることがあり、
これに前記外誘導レールの変形が加わるとパチンコ球が
外誘導レールの内側面を飛走する間、該外誘導レールに
沿って真直ぐに飛走せず、斜めに飛走して遊技盤面に接
触したりガラス扉枠のガラス板に接触して失速するな
ど、球飛び状態が極めて不安定となり悪化するばかり
か、遊技にも支障を来たすという課題があった。
【0008】そこで、本発明は、上記課題を解決すべく
なされたもので、外誘導レール部に発射レール部を一連
一体に形成することにより外レールの取付が簡単に行な
え弾球遊技機の製作コストが低廉になし得、また遊技盤
を交換する場合、外誘導レールがそのまま使用でき経済
的負担の軽減が図られ、更に分別処理が簡素化され、更
にまた発射レールから発射された遊技球の球飛び状態を
も極めて良好とな得る外レールとこれを使用した弾球遊
技機を提供することを目的とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
め、本発明に係る外レールは、金属製の帯板をロール成
形により内側面が窪む断面M形状に成形して遊技球を発
射する発射レール部とこの発射レール部から発射された
遊技球を遊技盤の上部側に案内する誘導レール部とを一
連一体に成形し、該誘導レール部を所定の曲率半径を有
するように長手方向に湾曲させてなり、側縁には複数の
ビス取付用孔を設けた構成よりなる。このように発射レ
ール部と誘導レール部とを一連一体に成形し、しかも、
誘導レール部はあらかじめロール成形により所定の曲率
半径を有するように湾曲され、外レールの側縁にはビス
取付用孔を設けてなるので、該ビス取付用孔を介してビ
スを螺締めするのみで取付が簡単に行なえ、また、その
取外しも簡単となる。
【0010】また、前記誘導レール部が、ロール成形に
よりあらかじめ所定の曲率半径を有するように湾曲され
て形成されるので変形がほとんど無く、しかも遊技盤取
付枠に取付けたときの倒れも無く、更には発射レール部
と一連一体に形成されると共に横断面形状が内側面が窪
むM型に屈曲されていることから、発射レール部から発
射された遊技球はジャンプすることなく誘導溝内をその
まま飛走することとなり、球飛び状態が極めて安定す
る。
【0011】更に、本発明に係る外レールを用いた弾球
遊技機は、金属製の帯板をロール成形により内側面が窪
む断面M形状に成形して遊技球を発射する発射レール部
とこの発射レール部から発射された遊技球を遊技盤の上
部側に案内する誘導レール部とを一連一体に設け、該誘
導レール部を所定の曲率半径を有するように長手方向に
湾曲させ、側縁には複数のビス取付用孔を設けて外レー
ルを成形し、一方、遊技盤が乗って固定される腰板部を
備えた遊技盤取付枠の内周面にほぼ円形の遊技部を残し
て遊技盤前面を覆う張出板部を張設し、前記誘導レール
部を張出板部の内周縁に添設すると共に発射レール部を
腰板部に固定することにより外レールを取付けるように
した構成からなる。このように、外レールが遊技盤取付
枠側に取付けられていることから、遊技盤を交換する場
合外レールはそのまま使用でき経済的負担の軽減が図ら
れ、更に分別処理も簡素化される。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る外レールとこ
れを用いた弾球遊技機の実施の形態を図面と共に説明す
る。本発明はパチンコ遊技機について説明するが、アレ
ンジボール機、雀球遊技機等の各種の弾球遊技機につい
ても実施できることは勿論である。図1は本発明が適用
されるパチンコ遊技機の正面図、図2は遊技盤が遊技盤
取付枠に取付いた状態の斜視図、図3は同分解斜視図で
ある。図1において、1はパチンコ遊技機Pの機枠であ
り、その前面に方形状の開口2を有する額縁状の前面枠
3が開閉自在に装着されている。そして、該前面枠3の
裏面には前記開口2囲うようにして遊技盤取付枠4が一
体に設けられ、該遊技盤取付枠4に前面が開口2に臨む
ようにして遊技盤5が取り付けられる。また、前記開口
2には遊技盤5の前面上部を覆い2枚のガラス板6aを
備えたガラス扉枠6及び下部を覆う前面板7がそれぞれ
開閉自在に軸装されている。該前面板7の前面には一個
ずつ打球発射部8へ供給されるパチンコ球を貯留するた
めの打球供給皿9が装着される。また、前記前面枠3の
前面下部には打球供給皿9から溢れるパチンコ球を貯留
する下部球受皿10が装着されている。11はその一側
に設けられ、打球発射部8から打ち出されるパチンコ球
の打球力の強弱を調節する操作ハンドルである。
【0013】前記遊技盤5の前面にその遊技部5aをそ
の上部を残して囲う内誘導レール12が敷設されてい
る。該内誘導レール12は、ステンレス製の金属帯板か
ら形成され円輪郭状に配設される。
【0014】前記遊技部5aには、各種の盤面部品が装
着されている。すなわち、ほぼ中央に表示部13aを備
えた表示装置13が装着され、その下方にパチンコ球の
入賞により前記表示部13aの文字、数字、図形等の表
示を変動表示させる始動入賞口14が配設される。更に
その下方に、前記変動した表示が一定の時間経過後に停
止して特定の表示(例えば「777」)を示し遊技者に
とって有利な特別遊技状態になったとき、一定の条件の
下で開閉扉15を所定回数開成させ一度に多くの入賞球
が得られる入賞装置16が配設されている。前記始動入
賞口14は、パチンコ球が入賞し難い起立またはパチン
コ球が入賞し易い傾動位置に自在に変換可能な一対の可
動翼片17,17を有している。
【0015】更に、前記表示装置13の両側やや下方位
置には一般入賞口18が配設されると共に、また、これ
ら一般入賞口18の上方位置にはパチンコ球が通過する
ことによりそれを検知し、始動入賞口14の一対の可動
翼片17,17をパチンコ球を受入れ易いように傾動さ
せるための通過チャッカー19が配設されている。20
は遊技部5aの適宜位置に回転自在に装着され流下する
パチンコ球の流れを変え面白みを出させるための風車で
あり、21は障害釘である。更にまた、遊技部5aの下
部であって内誘導レール12の内側には遊技部5aを流
下して前記始動入賞口14、一般入賞口18などに入賞
しなかったパチンコ球をアウト球として遊技盤5の後方
へ回収するアウト口22が開設されている。
【0016】前記遊技盤取付枠4は、上側杆4aと左右
側杆4bと下部の広幅の腰板部4cとにより方形枠状に
形成され、前記遊技盤5がその下端を腰板部4cの上面
に乗せて各側枠4a,4b内に配置され固定されること
となる。方形枠内周面には遊技盤5前面を覆う張出板部
23が一体に張設される。該張出板部23は、後記する
外レール30の幅よりやや狭い厚み寸法で形成され、中
央に前記ほぼ円形の遊技部5aに対応して同じ大きさの
円孔24が開設されている。そして、図4に示すように
その内周縁の右側24aに前記内誘導レール12の外周
面が当接し、左側24bには後記する外レール30が取
付けられることとなる。また、前記円孔24の下部は切
り欠かれ、その一側に所謂ファール球を回収する後記す
る回収部材42を装着するための取付部26が突設され
る。更に、該取付部26と対応させて腰板部4cの上面
にパチンコ球が流入し得る球入口27が開設され、腰板
部4c内に設けられた戻球通路28を介して打球供給皿
9から溢出するパチンコ球等を前記下部球受皿10へ排
出するための排出口29と連通するようになっている。
一方、遊技盤5側にはその下端縁に、前記球入口27に
あたる個所に該球入口27が臨む凹欠部25が設けられ
ている。
【0017】しかして、30は前記内誘導レール12の
外側に渦巻き状に配置される外レールであり、同じくス
テンレス製の金属帯板から形成され、図5に示すように
かつロール成形により横断面形状が内側面にV字状に窪
む誘導溝31を有すると共に両側に互いに平行な支持辺
部32が屈曲して設けられるM型に形成されている。そ
して、該外レール30はパチンコ球を発射する発射レー
ル部30aとこの発射レール部30aから発射されたパ
チンコ球を遊技盤5の上部側に案内する誘導レール部3
0bとを一連一体に成形している。該誘導レール部30
bは所定の曲率半径、すなわち遊技部5aを囲う所定の
大きさの円弧の軌跡を描く曲率半径、を有するように長
手方向に湾曲されると共に発射レール部30aは直線状
に設けられている。また、誘導レール部30bの前側の
支持辺部32に適宜間隔を離して3箇所に取付片33が
設けられ、各取付片33にビス取付用孔34が開設され
ている。また、発射レール部30aには両支持辺部32
から対向位置する一対の取付片33aが設けられると共
に各取付片32aにもビス取付用孔34が開設されてい
る。
【0018】そこで、外レール30を前記張出板部23
であって円孔24の内周縁左側24bおよび腰板部4c
の前面に取付ける方法を説明する。すなわち、誘導レー
ル部30b側にあっては、図6に示すようにその外周面
を前記内周縁左側24bに当接し、張出板部23前面の
所定位置に開設された各ビス孔35と各ビス取付用孔3
4を合致させて、前面からビス取付用孔34を介して各
ビス孔35にビス36を螺締めする。また、発射レール
部30a側にあっては、図8に示すように両取付片33
a間に合成樹脂製の筒状のスペーサ37を介装し、該ス
ペーサ37を介して、腰板部4c前面の所定位置に開設
されたビス孔35にビス36を螺締めする。
【0019】前記腰板部4cの前面であって発射レール
部30aの基端のやや上方には、前記打球供給皿9から
一個ずつ供給されるパチンコ球を逐次支持する受止部材
38が設けられ、発射レール部30aと受止部材38と
の間に前記パチンコ球を打球して発射させる打撃槌39
の先端が臨むこととなる。ここで、前記打球発射部8に
ついて説明すると、該打球発射部8は、図4鎖線に示す
ように前記発射レール部30aの発射位置上のパチンコ
球を発射方向に打撃する打撃槌39と、発射モータ40
の作動により打撃槌39を間歇的に駆動するカム体41
とを備えて構成される。そして、前記操作ハンドル11
を操作することにより、打球供給皿9から発射レール部
30aの発射位置にパチンコ球が一個ずつ供給され、そ
のパチンコ球を打撃槌39の打撃により発射レール部3
0aに沿って発射する。
【0020】42は発射されて外レール30を飛走する
パチンコ球の内所謂ファール球を回収するための回収部
材であり、図6に示すように遊技盤5面側の球受入口4
3と一側面側の球流入口44とが開放した箱体45から
なり、遊技盤5面側の外周に前記取付部26に取付ける
ためのフランジ部46が設けられ、該フランジ部46に
は複数の螺子挿通口47が設けられる。そして、内部の
奥端部に球流入口44から流入したパチンコ球を球受入
口43側へ送るための傾斜壁48が設けられている。該
傾斜壁48と底壁49との間には係止溝50が設けら
れ、該係止溝50に基端部を挿入することにより所定長
さの案内部材51が装着される。該案内部材51は薄い
弾力性のある金属製の帯板、または耐磨耗性のある柔軟
な軟質の合成樹脂材料の帯板から形成される。なお、該
案内部材51の先端部はパチンコ球が乗り易いように序
々に薄くなっている。
【0021】上記のように形成される回収部材42は、
図9に示すように前記取付部26にフランジ部46を当
接させ螺子挿通口47と連通する螺子孔52にビス53
を螺締めすることにより取付けられる。この状態では、
前記案内部材51が外レール30と平行をなしかつその
先端部が外レール30の上面にほとんど接触するように
なっている。これにより、外レール30の途中で失速し
て案内部材51側に戻ってきたパチンコ球がその先端部
側から箱体45内に案内される。
【0022】そこで、発射レール部30aから発射され
るパチンコ球は、内側面の誘導溝31に沿って飛走する
こととなり、途中、案内部材51を押しのけて遊技盤5
の上部側に到達し遊技部5aに放出される。一方、仮に
打撃力が弱くて外レール30の途中で失速したパチンコ
球は案内部材51側に戻り、球流入口44から箱体45
内に入り傾斜壁48に案内されて球受入口43にはい
る。そして、球入口27内に入り戻球通路28を介して
下部球受皿10に排出される。
【0023】このように、本発明に係る外レールは、金
属製の帯板をロール成形により内側面が窪む断面M形状
に成形して遊技球を発射する発射レール部とこの発射レ
ール部から発射された遊技球を遊技盤の上部側に案内す
る誘導レール部とを一連一体に成形し、更に側縁にビス
取付用孔を設けてなるので、該ビス取付用孔を介してビ
スを螺締めするのみで外レールが取つけられ、これと相
俟ちパチンコ球は誘導溝内を飛走することとなり、球飛
び状態が極めて安定する。また、外レールが遊技盤取付
枠側に取付けられていることから、遊技盤を交換する場
合外レールはそのまま使用でき経済的負担の軽減が図ら
れ、更に分別処理も簡素化されるものである。
【0024】
【発明の効果】以上、説明したように本発明に係る外レ
ールは、金属製帯板をロール成形により断面M形状に成
形して発射レール部と誘導レール部とを一連一体に成形
し、該誘導レール部を所定の曲率半径を有するように長
手方向に湾曲させてなり、側縁には複数のビス取付用孔
を設けた構成よりなるので、ビス締めにより簡単に取り
付けられ、しかも、発射レール部と誘導レール部とが同
時に取り付けられることから、これら組付作業が簡素化
され、作業能率が向上するばかりでなくパチンコ機の製
作コストも軽減される。
【0025】また、外レールの横断面形状を内側面が窪
むM型に屈曲させてなるので、構造的に強く従来の帯板
状のものに比較して材料板厚を薄くでき、これにより軽
量化が図られると共に材料コストを低廉になし得る。更
に、発射レール部と誘導レール部とが一連に連続しかつ
遊技球は外レールの内側面の誘導溝内を飛走することな
り、しかも、この外レールは変形がほとんど無く、遊技
盤面に取付けたときの倒れも無いことから、球飛び状態
が極めて安定する。
【0026】遊技盤が乗って固定される腰板部を備えた
遊技盤取付枠の内周面にほぼ円形の遊技部を残して遊技
盤前面を覆う張出板部を張設し、前記誘導レール部を張
出板部の内周縁に沿わせると共に発射レール部を腰板部
に固定することにより外レールを取付けるようにした弾
球遊技機にあっては、外レールが遊技盤取付枠側に取付
けられていることから、遊技盤を交換する場合外レール
はそのまま使用でき経済的負担の軽減が図られ、更に分
別処理も簡素化される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用されるパチンコ遊技機の正面図。
【図2】遊技盤が遊技盤取付枠に取付いた状態の斜視
図。
【図3】同分解斜視図
【図4】同正面図。
【図5】外レールの斜視図。
【図6】回収部材の分解斜視図。
【図7】図4のX−X線断面図。
【図8】図4のY−Y線断面図。
【図9】図4のZ−Z線断面図。
【符号の説明】
4 遊技盤取付枠 4c 腰板部 5 遊技盤 5a 遊技部 23 張出板部 30 外レール 30a 発射レール部 30b 誘導レール部 34 ビス取付用孔 P 弾球遊技機(パチンコ遊技機)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 金属製の帯板をロール成形により内側面
    が窪む断面M形状に成形して遊技球を発射する発射レー
    ル部とこの発射レール部から発射された遊技球を遊技盤
    の上部側に案内する誘導レール部とを一連一体に成形
    し、該誘導レール部を所定の曲率半径を有するように長
    手方向に湾曲させてなり、側縁には複数のビス取付用孔
    を設けたことを特徴とする外レール。
  2. 【請求項2】 金属製の帯板をロール成形により内側面
    が窪む断面M形状に成形して遊技球を発射する発射レー
    ル部とこの発射レール部から発射された遊技球を遊技盤
    の上部側に案内する誘導レール部とを一連一体に設け、
    該誘導レール部を所定の曲率半径を有するように長手方
    向に湾曲させ、側縁には複数のビス取付用孔を設けて外
    レールを成形し、一方、遊技盤が乗って固定される腰板
    部を備えた遊技盤取付枠の内周面に円形の遊技部を残し
    て遊技盤前面を覆う張出板部を張設し、前記誘導レール
    部を張出板部の内周縁に添設すると共に発射レール部を
    腰板部に固定することにより外レールを取付けるように
    したことを特徴とする外レールを用いた弾球遊技機。
JP2000250207A 2000-08-21 2000-08-21 外レールとこれを用いた弾球遊技機 Pending JP2002058813A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000250207A JP2002058813A (ja) 2000-08-21 2000-08-21 外レールとこれを用いた弾球遊技機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000250207A JP2002058813A (ja) 2000-08-21 2000-08-21 外レールとこれを用いた弾球遊技機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002058813A true JP2002058813A (ja) 2002-02-26

Family

ID=18739825

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000250207A Pending JP2002058813A (ja) 2000-08-21 2000-08-21 外レールとこれを用いた弾球遊技機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002058813A (ja)

Cited By (20)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004188059A (ja) * 2002-12-13 2004-07-08 Daiichi Shokai Co Ltd 遊技機
JP2006271641A (ja) * 2005-03-29 2006-10-12 Juki Corp 弾球遊技機のレール構造
JP2008079761A (ja) * 2006-09-27 2008-04-10 Samii Kk 弾球遊技機の枠構造
JP2012085701A (ja) * 2010-10-15 2012-05-10 Newgin Co Ltd 遊技機用打球誘導レール
JP2012115583A (ja) * 2010-12-03 2012-06-21 Asama Seisakusho:Kk 遊技盤の支持構造
JP2013090708A (ja) * 2011-10-25 2013-05-16 Kyoraku Sangyo Kk 遊技機
JP2015051134A (ja) * 2013-09-06 2015-03-19 株式会社ユニバーサルエンターテインメント 遊技機
JP2022015162A (ja) * 2020-07-08 2022-01-21 株式会社平和 遊技機
JP2022019404A (ja) * 2020-07-17 2022-01-27 株式会社平和 遊技機
JP2022019410A (ja) * 2020-07-17 2022-01-27 株式会社平和 遊技機
JP2022019412A (ja) * 2020-07-17 2022-01-27 株式会社平和 遊技機
JP2022019407A (ja) * 2020-07-17 2022-01-27 株式会社平和 遊技機
JP2022047968A (ja) * 2020-09-14 2022-03-25 株式会社平和 遊技機
JP2022048775A (ja) * 2020-09-15 2022-03-28 株式会社平和 遊技機
JP2022059268A (ja) * 2020-10-01 2022-04-13 株式会社平和 遊技機
JP2022065980A (ja) * 2020-10-16 2022-04-28 株式会社平和 遊技機
JP2023002243A (ja) * 2021-06-22 2023-01-10 株式会社平和 遊技機
JP2023002238A (ja) * 2021-06-22 2023-01-10 株式会社平和 遊技機
JP2023014557A (ja) * 2021-07-19 2023-01-31 株式会社平和 遊技機
JP2023016120A (ja) * 2021-07-21 2023-02-02 株式会社平和 遊技機

Cited By (29)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004188059A (ja) * 2002-12-13 2004-07-08 Daiichi Shokai Co Ltd 遊技機
JP2006271641A (ja) * 2005-03-29 2006-10-12 Juki Corp 弾球遊技機のレール構造
JP2008079761A (ja) * 2006-09-27 2008-04-10 Samii Kk 弾球遊技機の枠構造
JP2012085701A (ja) * 2010-10-15 2012-05-10 Newgin Co Ltd 遊技機用打球誘導レール
JP2012115583A (ja) * 2010-12-03 2012-06-21 Asama Seisakusho:Kk 遊技盤の支持構造
JP2013090708A (ja) * 2011-10-25 2013-05-16 Kyoraku Sangyo Kk 遊技機
JP2015051134A (ja) * 2013-09-06 2015-03-19 株式会社ユニバーサルエンターテインメント 遊技機
JP7062346B2 (ja) 2020-07-08 2022-05-06 株式会社平和 遊技機
JP2022015162A (ja) * 2020-07-08 2022-01-21 株式会社平和 遊技機
JP7219249B2 (ja) 2020-07-17 2023-02-07 株式会社平和 遊技機
JP2022019404A (ja) * 2020-07-17 2022-01-27 株式会社平和 遊技機
JP2022019407A (ja) * 2020-07-17 2022-01-27 株式会社平和 遊技機
JP2022019410A (ja) * 2020-07-17 2022-01-27 株式会社平和 遊技機
JP2022019412A (ja) * 2020-07-17 2022-01-27 株式会社平和 遊技機
JP2022047968A (ja) * 2020-09-14 2022-03-25 株式会社平和 遊技機
JP7410827B2 (ja) 2020-09-14 2024-01-10 株式会社平和 遊技機
JP2022048775A (ja) * 2020-09-15 2022-03-28 株式会社平和 遊技機
JP7410828B2 (ja) 2020-09-15 2024-01-10 株式会社平和 遊技機
JP2022059268A (ja) * 2020-10-01 2022-04-13 株式会社平和 遊技機
JP7349968B2 (ja) 2020-10-01 2023-09-25 株式会社平和 遊技機
JP7341113B2 (ja) 2020-10-16 2023-09-08 株式会社平和 遊技機
JP2022065980A (ja) * 2020-10-16 2022-04-28 株式会社平和 遊技機
JP2023002238A (ja) * 2021-06-22 2023-01-10 株式会社平和 遊技機
JP7369162B2 (ja) 2021-06-22 2023-10-25 株式会社平和 遊技機
JP2023002243A (ja) * 2021-06-22 2023-01-10 株式会社平和 遊技機
JP7464568B2 (ja) 2021-06-22 2024-04-09 株式会社平和 遊技機
JP2023014557A (ja) * 2021-07-19 2023-01-31 株式会社平和 遊技機
JP2023016120A (ja) * 2021-07-21 2023-02-02 株式会社平和 遊技機
JP7359810B2 (ja) 2021-07-21 2023-10-11 株式会社平和 遊技機

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2002058813A (ja) 外レールとこれを用いた弾球遊技機
JP4433176B2 (ja) 遊技機
JPH09201454A (ja) 遊技機の遊技盤
JP3142620B2 (ja) 弾球遊技機の玉逆流防止装置
JP2005066331A (ja) 遊技機
JP3944433B2 (ja) 弾球遊技機
JP2002052159A (ja) 弾球遊技機の誘導レール
JP2005066329A (ja) 遊技機
JPH07148313A (ja) 弾球遊技機
JP3867811B2 (ja) 弾球遊技機の玉戻り防止装置
JPH0733389U (ja) 弾球遊技機用のレール
JP3527116B2 (ja) 弾球遊技機の玉逆流防止装置
JP2005066332A (ja) 遊技機
JPH07284555A (ja) 弾球遊技機
JP4204511B2 (ja) 弾球遊技機
JP3739315B2 (ja) 弾球遊技機
JPH08252369A (ja) 弾球遊技機
JPH0647136A (ja) パチンコ機
JP2001314573A (ja) 遊技盤
JP2670798B2 (ja) パチンコの遊技方法と装置
JP3480922B2 (ja) 弾球遊技機の玉逆流防止装置
JPH07116322A (ja) 遊技機
JP3480907B2 (ja) 弾球遊技機の玉逆流防止装置
JPH0515349Y2 (ja)
JP3480906B2 (ja) 弾球遊技機の玉逆流防止装置

Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20031224