JP2008079761A - 弾球遊技機の枠構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】レール部材の着脱が容易で、球飛びの安定化を実現可能な枠構造を提供する。
【解決手段】前枠2に遊技盤10を後方から着脱自在に収容し遊技領域開口20を通して遊技領域PAを望ませる収容枠が形成される。遊技球発射装置12から発射された遊技球を遊技領域に導く外レール35は、遊技領域開口20の周縁の輪郭形状に合わせて形成されたレール部36と、このレール部の前端から直角に折り曲げられて外向きに開くフランジ部37とを有し、レール部36の背面が開口縁面のレール支持面26に支持され、フランジ部37の後面がフランジ支持部27に支持された状態でネジ39により固定されて、レール部材35が前枠2の前面側から着脱可能に構成される。
【選択図】図4

Description

本発明は、遊技球発射装置から発射された遊技球を遊技領域開口の周縁に沿って遊技盤の前面上部に導き、遊技盤の前面域を転動落下させて遊技を行うように構成された弾球遊技機の枠構造に関する。
パチンコ機に代表される弾球遊技機は、多数の遊技釘とともに固定入賞具や可動入賞具等の遊技部品が取り付けられた遊技盤が、前枠の上部に立設姿勢で着脱可能に収容保持される。前記遊技盤の前面には、互いに対向して設けられた内・外のレール部材(一般的に外レール、内レールと称され、これらを合わせて案内レールとも称される)に囲まれて遊技球が転動可能な遊技領域が区画される。外側のレール部材は一端側が下方に延設されて内・外のレール部材に挟まれた発射通路が形成され、遊技球発射装置から発射通路に打ち出された遊技球が外側レール部材のレール面に沿って遊技盤の前面上部に導かれ、遊技領域を転動落下して遊技を行うように構成される。
ここで、これらの内・外のレール部材は、従来では、ともに帯板状の金属薄板に釘を係着したレール部材を遊技領域の設定形状に合わせて湾曲させ、遊技盤の板面に打ち込んで固定する方法が古くから用いられていた。また近年では、内・外レール部材の外側を取り囲むように遊技盤に取り付けられていた樹脂成型品のレール飾りを利用し、このレール飾りの内周面に沿って薄板帯板状の外レール部材を装着固定したものが実用化されている。例えば、レール飾りの内周部に外レール部材の前後の端部を挟持する爪部ないし溝部を形成して外レール部材を内周面に沿わせた状態に係止し、レール飾りを遊技盤にネジ゛固定することで遊技盤の前面に固定するように構成されていた(例えば特許文献1を参照)。
特開2003−275397号公報(第3頁、第3図)
ところが、レール部材を遊技盤の板面に打ち込んで固定する旧来の弾球遊技機では、何らかの理由によりレール部材を変形させてしまった場合に、変形したレール部材のみを交換することが事実上不可能であり、遊技盤全体を交換せざるを得なかった。一方、レール部材をレール飾りに嵌め込んで固定するように構成された従来の弾球遊技機では、遊技盤からレール飾りを取り外して分解する工数をかければ、レール部材を単体交換することが可能である。しかしながら、帯板状のレール部材をレール飾りの内周面に沿わせながら前後の爪部ないし溝部に嵌入して装着することから、作業性が良好とはいえず、爪部や溝端部を折損させてしまうおそれがあるという課題があった。
また、レール部材をレール飾りの内周面に密着させるべくレール部材を弾性変形させて固定する手段が種々検討されているが、レール部材の長さのばらつき等に起因してレール部材がレール飾りの内周面から浮き上がって配設される状況が散見されていた。このような状況は、レール面の輪郭形状の変形(理想形状からの逸脱)に基づく飛翔経路のばらつきや、遊技球発射装置から発射された遊技球の着座位置における運動エネルギーの吸収に基づく飛翔距離のばらつき等につながり、発射精度を高く保って球飛びを安定させるためには、種々の検査工程や部品交換が必要になるという課題があった。
本発明はこのような課題に鑑みてなされたものであり、レール部材の組付けや着脱交換の作業性を向上させるとともに、発射精度を高いレベルで保持させることができるような弾球遊技機の枠構造を提供することを目的とする。
上記目的達成のため、本発明は、前面に遊技部品が設けられた遊技盤を後方から着脱自在に収容し前後に連通する遊技領域開口を通して遊技盤の前面域を望ませる前枠と、遊技盤の下側に位置する前枠の下部領域に設けられた遊技球発射装置とを備え、遊技球発射装置から発射された遊技球を遊技領域開口の周縁に沿って遊技盤の前面上部に導き、遊技盤の前面域を転動落下させて遊技を行うように構成された弾球遊技機の枠構造である。この枠構造では、遊技領域開口における周縁の輪郭形状に合わせて形成されたレール部およびレール部の前端から直角に折り曲げられ外向きに開いて形成されたフランジ部を有するレール部材(例えば、実施形態における外レール部材35)を備える一方、前枠における遊技領域開口の周縁にレール部の背面を支持するレール支持面が形成されるとともにその前方にフランジ部の後面を支持するフランジ支持部が形成され、レール部の背面がレール支持面に支持されフランジ部の後面がフランジ支持部に支持された状態で取り外し可能に固定されて、レール部材が前枠の前面側から着脱可能に構成される。
なお、フランジ支持部に設けられた雌ネジ部とフランジ部に設けられたネジ挿通孔とを用いてレール部材が前枠の前面側から着脱可能に構成され、ネジ挿通孔がレール部の延びる方向に長い長孔からなるように構成することが好ましい。
また、レール部材がプレス成型により一体に形成されるように構成することが好ましい。
本発明によれば、遊技球発射装置から発射された遊技球を遊技領域開口の周縁に沿って遊技盤の前面上部に導く前枠の開口周縁に、レール部の背面を支持するレール支持面およびフランジ部の後面を支持するフランジ支持部が形成されており、レール部の背面をレール支持面に支持させフランジ部の後面をフランジ支持部に支持させて、レール部材を前枠の前面側から着脱交換することができる。このため、たとえレール部材に何らかの不具合が生じた場合でも、そのために遊技盤全体を交換したりレール飾りを分解したりすることなくレール部材単体を容易且つ迅速に着脱交換することができる。また、レール部材が、遊技領域開口の周縁の輪郭形状に合わせて形成されたレール部と、このレール部の前端から直角に折り曲げられ外向きに開いて形成されたフランジ部と有する形状、すなわち横断面視における断面形状がL字状で、長手方向には開口周縁の輪郭形状に合わせた形状に予め形成されている。このため、レール部材をレール支持面に沿わせて撓み変形させたり、前後の爪部の間に嵌入させたりする作業を必要とせず、レール部材装着部の損傷を防止するとともに良好な作業性を確保することができる。
さらに、上記のようにレール部が予め開口周縁の輪郭形状に合わせて形成され、このようなレール部がレール支持面に支持された状態で取り付けられることから、レール部を弾性変形させて装着した場合に生じがちなレール部の部分的な浮き上がりを防止することができる。また、断面形状がL字状でかつ長手方向に湾曲されたレール形状によりレール部材単体としての剛性が高く、たとえレール支持面と完全には密着していない部分があったとしても、これによりレール面の輪郭形状が変化したり、遊技球の運動エネルギーを吸収したりするようなことがない。従って、球飛びを安定させ発射精度を高く保つことができる。
本発明において、フランジ支持部に設けられた雌ネジ部とフランジ部に設けられたネジ挿通孔とを用いてレール部材が前枠の前面側から着脱可能に構成され、ネジ挿通孔がレール部の延びる方向に長い長孔からなるような構成によれば、レール部の背面がレール支持面に密着するように支持させたときに、部品加工精度のばらつき等によりフランジ支持部の雌ネジ部とフランジ部のネジ挿通孔とにずれが生じた場合でも、レール部の背面をレール支持面に沿って支持させた位置でレール部材を固定することができるため、レール部材に撓みを発生させることなく、レール部材とレール支持面の密着性を確保することができる。
なお、上記のようなレール部材をプレス成型により一体に形成する構成によれば、曲げ剛性やねじり剛性の高いレール部材を、部品精度のばらつきを抑制して高効率に生産することができ、遊技機全体の生産コストを低減することができる。
以下、図面を参照して本発明の好ましい実施形態について説明する。本発明を適用した弾球遊技機の一例として、パチンコ機PMの正面図を図1に示し、このパチンコ機PMにおける遊技球の発射経路を主として示す枠構造の概要図(ガラス扉および球皿ユニットを取り外した状態の概要正面図)を図2に示しており、まず、これらの図面を参照してパチンコ機PMの全体構成について要約説明する。なお、説明の便宜上、パチンコ機PMの正面視における上下左右をもって上下または左右と称し、パチンコ機PMの前面側を前方、裏面側を後方と称して説明する。
パチンコ機PMは、外郭方形の所定枠サイズに構成されて縦向きの固定保持枠をなす外枠1の開口前面に、これに合わせた方形枠サイズに構成された開閉搭載用の前枠2が互いの正面左側上下に配設された枠ヒンジ機構3a,3bにより前方に横開き開閉および着脱が可能に取り付けられ、正面右側に設けられた施錠装置4を利用して常には外枠1と係合連結された閉止状態に保持される。
前枠2の前面側では、前側面域に合わせた方形状のガラス扉5が、互いの左側縁上下に設けられた扉ヒンジ機構6a,6bを介して前方に横開き開閉及び着脱が可能に取り付けられ、常には施錠装置4を利用して閉鎖状態に保持される。ガラス扉5の下側には、遊技球を貯留する上下の球皿7a,7bが設けられた球皿ユニット7が横開き開閉および着脱可能に組付けられるとともに、下球皿7bの右側方に位置して遊技球の発射操作を行う発射ハンドル9が設けられている。
前枠2の上部には、所定のゲージ設定で構成された遊技盤10を前枠2の後方から着脱可能に収容保持する収容枠2aが前枠2と一体に形成されており、この収容枠2aに立設姿勢で収容された遊技盤10が、詳細図示省略する遊技盤係止レバーを利用して係止保持される。遊技盤10の詳細説明は省略するが、積層合板の表面にセルを貼り付けてルーター加工した化粧板を基板とし、前面側に多数本の遊技釘とともに、遊技球が落入可能な各種の入賞装置、遊技の展開状況に応じた図柄を表示する図柄表示装置を備えた中央飾りなどが取り付けられる。
遊技盤10の前面には、上向きに開く右辺レール24(第2外レールとも称される)及び内レール25と、この右辺レール24及び内レール25の上方を覆い下向きに開く円弧状の外レール(レール支持面26及び外レール部材35、第1外レールとも称される)とに囲まれて遊技球が転動可能な略円形の遊技領域PAが形成され、外レールの左辺が内レール25に沿って下方に延設されて内外レール間に発射通路15が形成される。遊技盤10は、遊技状態において閉鎖保持されるガラス扉5のガラス窓を通して遊技領域PAを臨ませるようになっている。なお、収容枠および内外レールの構成については後に詳述する。
遊技盤10の下側に位置する前枠2の下部領域には、球皿ユニット7の背後に位置して遊技補助盤と称される補助機構部14が設けられており、ここに遊技球を遊技盤10の盤面に沿ってわずかに左に傾いて略鉛直上方に発射する遊技球発射装置12や、詳細図示省略するファール球処理構造などが設けられている。遊技球発射装置12は、例えばロータリソレノイドにより揺動駆動されるハンマ12aを有して構成され、球受け部12bにセットされた遊技球をハンマにより叩打して発射通路15に打ち出し、上部で湾曲する外レールのレール面に沿って遊技領域PAに導き、遊技領域PAを転動落下させるように構成される。遊技球発射装置12の前方を覆って取り付けられる球皿ユニット7の背面には、遊技球発射装置12の作動と同期して、上球皿7aに貯留された遊技球を1球ずつ球受け部12bに供給する球送りカセット(不図示)が設けられている。
前枠2の裏面側には、裏セット盤と称される機構セット盤が取り付けられており、ここに、球貯留タンクや球払出装置などの賞球の払出機構、遊技盤10から排出されたセーフ球やアウト球等の遊技済み球を遊技施設の回収装置に導く遊技済み球排出機構などの球処理機構が設けられるとともに、裏セット盤の後面各部に、パチンコ機PMの作動を制御するための種々の制御装置が取り付けられ、これらがコネクタケーブルで接続されてパチンコ機PMが作動可能に構成される。
パチンコ機PMは、球皿ユニット7およびガラス扉5が閉止施錠された状態で遊技に供され、上球皿7aに遊技球を貯留させて発射ハンドル9を操作することで遊技が開始される。発射ハンドル9において発射操作が行われると、上球皿7aに貯留された遊技球が1球ずつ遊技球発射装置12の球受け部12bに送り出され、ハンマー12aにより発射通路15を通って遊技領域PAに打ち出されてパチンコゲームが展開される。
以上のように概要構成されるパチンコ機PMにあって、前枠2に右辺レール24と外レール(レール支持面26及び外レール部材35)とが設けられ、遊技盤10に内レールの左辺および下辺が設けられている。以下、図3及び図4を併せて参照しながら、これらのレール構造について説明する。ここで、図3は図2の枠構造を右斜め上方から見た斜視図、図4は同様の状態における外レール部材35の着脱状況を示す斜視図である。
先に概要説明した収容枠2aは、中央部に前後に連通する大型の遊技領域開口20を有して全体として遊技盤10の外形寸法よりも幾分大きめの額縁状をなし、遊技盤10(化粧板)の上下左右の端面を囲む枠部21と、遊技盤10の前面縁部を当接支持する前面支持部22とを主体として構成される。前面支持部22は、遊技盤10を取り囲む上部および左右側部が遊技領域PAの設定面域に合わせて遊技盤の前面に沿って中央に張り出されるとともに、遊技盤10の当接支持面から遊技領域PAの厚さに合わせて前方に膨出されている。このため、所定のゲージ設定で構成された遊技盤10を前枠2の後方から収容枠2aに収容させると、遊技盤の遊技領域PAが遊技領域開口20を通して望まれるようになっている。
そして、このように遊技領域PAを囲む遊技領域開口20の右上部に位置する返しゴム23から下側の開口内面に、右辺レール24が形成される。内レール25は、右辺レール24と略左右対称の内面形状を有して細長く上下に延び、右辺レール24との間を滑らかに繋ぐ下辺とともに一体成型されて遊技盤10の前面下部にネジ固定される。下辺の中央下部には、集められた遊技球を遊技盤10の裏面側に排出するアウト口11が設けられている。
また、遊技盤10の上部前方に位置する遊技領域開口20は、返しゴム23から遊技領域PAの上方を覆って滑らかに左方に延びる円弧状に形成され、遊技盤10の左側縁部では、内レール25の外側に沿って下方に延びて形成されている。そして、この遊技領域開口20の周縁に沿って外レール部材35が取り付けられる。
外レール部材35は、図4に示すように、遊技領域開口20における周縁の輪郭形状に合わせて形成されたレール部36と、このレール部36の前端から外向きに直角に折り曲げられ外方に開いて形成されたフランジ部37とを備え、フランジ部37には、外レール部材を固定するためのネジ39を挿通させる複数のネジ挿通孔38が、所定ピッチで穿設されている。各ネジ挿通孔38は、部品加工精度のばらつきを考慮してレール部36の延びる方向(周方向)に長い長孔が形成されている。なお、長孔に代えて一般的なネジ挿通孔よりも大きめの内径を有する円孔とすることもできる。
レール部36の前後方向寸法(レール巾)は遊技領域開口20における周縁の前後方向寸法よりもわずかに小さめに設定され、遊技盤10の前面と干渉しないように構成されている。なお、前枠2の前面上部にステレオ音声で効果音を発生するスピーカ16,16が設けられており、左側のスピーカに近接するフランジ部に干渉を防止するための切り欠き部が形成されている。
外レール部材35は、板厚0.8〜1.2mm程度のステンレス鋼板等の金属板材を用い、プレス成型等の成形手段により横断面視L字状で長手方向に湾曲したレール形態に一体成型される。なお、本実施形態では外レールが遊技球に対して相対作用を及ぼす確率が高い範囲、すなわち一般的な遊技状態において遊技球発射装置12から打ち出された遊技球が遠心力によりレール面に摺接して移動する確率が高い、レール部が略水平となる迄の範囲に外レール部材35を配設し、返しゴム23まで外レール部材を設けた場合よりも合理的に生産コストを抑制した構成例を示す。
一方、遊技領域開口20の周縁に、外レール部材35におけるレール部36の背面を支持するレール支持面26が形成され、その外方の前方支持部にフランジ部37の後面を支持するフランジ支持部27が形成されている。フランジ支持部27には、フランジ部37に穿設されたネジ挿通孔38との整合位置に、フランジ支持部の背面側に突出して円筒状のネジボスが複数形成され、各ネジボスの中心に雌ネジ部28が形成されている。
外レール部材35の装着時には、断面視L字状の外レール部材35を、遊技領域開口20の前端角部にあてがって、レール部36の背面をレール支持面26に支持させ、フランジ部37の後面をフランジ支持部27に支持させて、レール部36の背面がレール支持面26に密着する位置に位置合わせする。そして、フランジ部37の前面側からネジ挿通孔38にネジ39を通して雌ネジ部28に螺合締結する。これにより外レール部材35が前枠の前面側から着脱可能に取り付けられる。
こうして、外レール部材35が取り付けられてガラス扉5が閉鎖されると、遊技盤10の表面とガラス窓の背面との間に、内・外のレールに囲まれて遊技領域PAが形成されるとともに、遊技盤10の前面左側に発射通路15が形成される。発射操作に基づいて遊技球発射装置12から発射通路15に打ち出された遊技球は、外レール部材35のレール面に着座し、上部で湾曲するレール部36の内面(レール面)に沿って遊技領域PAに導かれる。
このように構成された枠構造では、外レール部材35が前枠2の前面側にネジ39により取り付けられるため、外レール部材35に摩耗や変形等の不具合が生じた場合でも、ガラス扉5を開放して、外レール部材35を単体で容易且つ迅速に着脱交換することができる。また、外レール部材35が、フランジ部37を有するL字状断面で、遊技領域開口20の輪郭形状に合わせたレール形状に一体成型されているため、外レール部材35自身の剛性が高く、レール部材を弾性変形させて取り付けることによるレール部の輪郭形状の変化や部分的な浮き上がりによる運動エネルギーの吸収等を生じることがない。従って、球飛びを安定させ発射精度を高く保つことができる。
また、ネジ挿通孔38をレール部の延びる方向に長い長孔とすることにより、外レール部材のレール部36とレール支持面26の密着性を確保して、球飛びの安定化を更に向上させることができる。さらに、外レール部材35をプレス加工により一体成型しているため、部品精度のばらつきを抑制して高効率に生産することができ、パチンコ機全体の生産コストを低減することができる。また、外レール部材35を前枠2に設けているため、外レール部材35の帯電を防止するアース線等の除電構造を前枠側のみで処理することができ、遊技盤10を着脱する際に逐一アース線の接続作業を付帯して行う必要がない。
なお、以上説明した実施形態では、本発明に係る枠構造をパチンコ機に適用した事例について説明したが、本発明は、遊技球発射装置から発射された遊技球を遊技領域開口の周縁に沿って遊技盤の前面上部に導くように構成された弾球遊技機であれば同様に適用することができ、例えばアレンジボール機や雀球遊技機等についても同様に適用し同様の効果を得ることができる。
本発明を適用した弾球遊技機の一例として示すパチンコ機の正面図である。 上記パチンコ機における遊技球の発射経路を主として示す枠構造の概要図である。 上記枠構造を右斜め上方から見た斜視図である。 外レール部材の着脱状況を示す斜視図である。
符号の説明
PM パチンコ機
PA 遊技領域
2 前枠
10 遊技盤
12 遊技球発射装置
15 発射通路
20 遊技領域開口
24 右辺レール
25 内レール
26 レール支持面
27 フランジ支持部
28 雌ネジ部
35 外レール部材(レール部材)
36 レール部
37 フランジ部
38 ネジ挿通孔

Claims (3)

  1. 前面に遊技部品が設けられた遊技盤を後方から着脱自在に収容し、前後に連通する遊技領域開口を通して前記遊技盤の前面域を望ませる前枠と、
    前記遊技盤の下側に位置する前記前枠の下部領域に設けられた遊技球発射装置とを備え、
    前記遊技球発射装置から発射された遊技球を前記遊技領域開口の周縁に沿って前記遊技盤の前面上部に導き、前記遊技盤の前面域を転動落下させて遊技を行うように構成された弾球遊技機の枠構造であって、
    前記遊技領域開口における前記周縁の輪郭形状に合わせて形成されたレール部および前記レール部の前端から直角に折り曲げられ外向きに開いて形成されたフランジ部を有するレール部材を備え、
    前記前枠における前記周縁に前記レール部の背面を支持するレール支持面が形成されるとともにその前方に前記フランジ部の後面を支持するフランジ支持部を備え、
    前記レール部の背面が前記レール支持面に支持され前記フランジ部の後面が前記フランジ支持部に支持された状態で取り外し可能に固定されて、前記レール部材が前記前枠の前面側から着脱可能であることを特徴とする弾球遊技機の枠構造。
  2. 前記フランジ支持部に設けられた雌ネジ部と前記フランジ部に設けられたネジ挿通孔とを用いて前記レール部材が前記前枠の前面側から着脱可能に構成され、
    前記ネジ挿通孔が前記レール部の延びる方向に長い長孔からなることを特徴とする請求項1に記載の弾球遊技機の枠構造。
  3. 前記レール部材がプレス成型により一体に形成されることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の弾球遊技機の枠構造。
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