JP2007267842A - 弾球遊技機 - Google Patents

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Abstract

【課題】レール部材の浮き上がりを解消し、安定してレール部材を支持可能な弾球遊技機を提供する。
【解決手段】遊技盤10の前面側に設けられて遊技球発射装置39から発射された遊技球を遊技領域PAに案内する案内レール38が、モールド成形により円弧状に延びるレール支持面12aが形成されたレール支持部材12と、レール支持面12aに沿って取り付けられた帯状のレール部材13とから構成される弾球遊技機PMにおいて、レール支持部材12を前側レール半体50と後側レール半体60とを前後に結合して形成し、両レール半体50,60の結合により一体のレール支持面12aを形成し、前側レール半体50にレール部材13の前端縁部13aを支持する前側レール支持リブ52を形成し、後側レール半体60にレール部材13の後端縁部13bを支持する後側レール支持リブ62を形成している。
【選択図】図5

Description

本発明は、パチンコ機に代表される弾球遊技機に関し、詳細には、円弧状に延びるレール支持面が形成されたレール支持部材と、レール支持面に沿って取り付けられたレール部材とから構成される案内レールを有する弾球遊技機に関する。
パチンコ機は、遊技球発射装置を作動操作して遊技球を遊技盤の前面に沿って発射し、遊技盤の前面に区画形成された遊技領域内を転動落下させる遊技に供される。遊技盤の前面には、遊技球発射装置から発射された遊技球を遊技領域の上部に案内する案内レールが設けられる。案内レールは、ABS樹脂等を射出成形してなるレール支持部材のレール支持面にステンレス鋼製の帯状のレール部材が取り付けられて構成される(例えば、特許文献1参照)。レール支持部材は、遊技盤の前面のほぼ全域を覆う大型部品であり、レール部材を取り付けた状態として遊技盤の基板(化粧板)に固定される。
図6に従来の遊技盤110の正面図、図7(a)に図6の矢印VIIa−VIIaに沿って示す断面図、図7(b)に図6の矢印VIIb−VIIbに沿って示す断面図を示している。図6に示すように、化粧板111の前面側にレール支持部材112が固定されて遊技盤110が構成され、レール支持部材112に形成された円弧状の外レール支持面112aに沿ってレール部材113が取り付けられて案内レール138が構成されている。
図6,図7に示すように、レール支持部材112には、外レール支持面112aの前端部にレール内周側に突出する前側レール支持リブ152が形成され、後端部にレール内周側に突出する後側レール支持リブ162が形成されている。帯状のレール部材113の前端縁部113aおよび後端縁部113bが両レール支持リブ152,162に支持されている。このようにレール部材113が前後に支持されるため、レール支持部材112が化粧板111に組み付けられるときに、レール部材113が脱落するおそれが低減される。
特開2004−208946号公報
しかしながら、樹脂材を射出成形して前側レール支持リブ152を形成するには型を後方に抜く必要があり、同様に後側レール支持リブ162を形成するには型を前方に抜く必要がある。すなわち、従来のレール支持部材112では、一方のレール支持リブが形成されている部分では他方のレール支持リブを形成することができず、レール部材113を前後に挟持できないようになっており、レール部材113をより安定して支持するための構造が求められていた。
また、図7に示すように、前側レール支持リブ152が形成されている部分と、後側レール支持リブ162が形成されている部分とでは、抜け勾配αが逆向きに設けられる。このため、両部分の境目ではレール支持面112aに凹凸が形成される。また、レール部材113は、例えば図7(a)に示すように前端縁部113aが前側レール支持リブ152により支持されているときには、後端縁部113bが外レール支持面112aから浮き上がった状態になり、その逆では、図7(b)に示すように前端縁部113b浮き上がった状態になる。遊技球がこのような浮き上がった箇所に当たると、安定した弾道軌跡や打球距離が得られず(すなわち、いわゆる「球飛び」が安定せず)、遊技者が意図する通りの弾球遊技を行うことが難しくなるおそれがあった。
本発明は、このような問題に鑑みてなされたものであり、レール部材が浮き上がって取り付けられるようなことがなく、また、より安定してレール部材を支持可能な弾球遊技機を提供することを目的とする。
上記目的達成のため、本発明に係る弾球遊技機は、前枠と、前枠の上部に保持されて前面側に遊技領域が形成された遊技盤と、前枠の下部に配設されて遊技球を発射する遊技球発射装置と、遊技盤の前面側に設けられて遊技球発射装置から発射された遊技球を遊技領域に案内する案内レールとを有し、案内レールが、モールド成形により円弧状に延びるレール支持面が形成されたレール支持部材と、レール支持面に沿って取り付けられた帯状のレール部材とから構成される弾球遊技機において、レール支持部材を前側レール半体と後側レール半体とを前後に結合して形成し、前側および後側のレール半体が結合されて一体のレール支持面(例えば実施形態における外レール支持面12a)を形成し、前側レール半体にレール部材の前端縁部を支持する前側レール支持リブを形成し、後側レール半体にレール部材の後端縁部を支持する後側レール支持リブを形成している。
以上のように構成される本発明に係る弾球遊技機によると、レール支持面の全長に渡って前後両端にレール支持リブが形成されるため、レール部材をレール支持面上でより安定して支持させることができる。また、後方に型を抜けばレール支持面の全長に渡って前側レール支持リブが形成され、前方に型を抜けばレール支持面の全長に渡って後側レール支持リブが形成される。このため、上記のように型を抜く方向がところどころで逆向きとなるために生じていたレール部材の浮き上がりを解消することができ、球飛びを安定させることができる。
以下、本発明の好ましい実施形態について図面を参照して説明する。まず、図1,図2を参照して本発明に係る弾球遊技機の代表例として示すパチンコ機PMの概要構成について説明する。なお、図1はガラス扉3を開放したパチンコ機PMの正面図、図2はパチンコ機PMの背面図である。
図1に示すように、パチンコ機PMは、それぞれ外郭方形状の枠体をなし、互いの左側上下に設けられたヒンジ機構3a,3bを介して連結された外枠1および前枠2を有して構成されている。前枠2は、外枠2に対して横開き開閉および着脱可能になっており、施錠装置4を利用して常には外枠1に閉止状態で保持される。
前枠2の前面側には、前枠2の前面域に合わせた方形状のガラス扉3および球皿4が横開き開閉及び着脱可能に取り付けられており、施錠装置7を利用して常には前枠2の前面を覆う閉止状態で保持される。また、球皿4の右側には、遊技球の発射操作を行う発射ハンドル5が取り付けられている。
ガラス扉3の背後に位置する前枠2の上部には、方形枠状の収容部2aが前枠2に一体に設けられており、この収容部2aに設けられた係止具8を利用して遊技盤10が前面側から着脱可能に保持される。なお、上球皿6により覆われた前枠2の前面下部には遊技補助盤と称される補助機構部(図示略)が設けられている。この補助機構部に、遊技球を発射するための遊技球発射装置39が設けられている。遊技球発射装置39は、遊技球を叩打するためのハンマーを備え、発射ハンドル5の回動操作に応じて作動する。
図2に示すように、前枠2の背面側には、方形枠状に形成された裏セット盤30が、互いの背面右側上下に設けられたヒンジ機構6a,6bを介して横開き開閉および着脱可能に取り付けられ、前枠2の背面に設けられた係止具9を利用して常には前枠2の背面を覆う閉止状態に保持される。裏セット盤30には、球貯留タンク31、タンクレール32、S字レール33、球払出装置34および球払出通路35等から構成された遊技球の処理機構が設けられている。
裏セット盤30の背面には、電子部品に電力を供給する電源ユニット41、パチンコ機PMの作動を統括的に制御する主制御装置42、効果照明などの遊技演出制御を行うサブ制御装置43、遊技球の払出作動を制御する球払出制御装置44、遊技施設側と信号の入出力を行う外部中継端子基板45などの各種制御装置や回路基板が取り付けられており、これらが図示しないコネクタケーブルで接続されてパチンコ機PMが作動可能に構成される。
パチンコ機PMは、前枠2、ガラス扉3、球皿4、裏セット盤30等が閉止状態に保持されて遊技に供される。この遊技は、球皿4に遊技球が貯留されて発射ハンドル5が回動操作されることにより開始し、球皿4に貯留された遊技球が遊技球発射装置39により1球ずつ叩打されて遊技盤10の前面に沿って打ち出されることにより展開される。
次に、図3〜図5を併せて参照して遊技盤10について説明する。ここで、図3は遊技盤10の正面図、図4は遊技盤10の右側面図、図5は図3の矢印V−Vに沿って示す断面図である。
図1,図3に示すように、遊技盤10は、所定板厚の積層合板の表面にセルを貼り付けてルータ加工により所定位置に開口が形成された化粧板11を基板として構成される。化粧板11の前面には、外レール支持面12aが形成された外レール部12Aと内レール面12bが形成された内レール部12Bとを一体に備えたレール支持部材12が固定されており、外レール支持面12aおよび内レール面12bにより囲まれて略円形の遊技領域PAが区画形成される。遊技領域PAの内側には、遊技を行うための遊技構成部品が設けられる。遊技構成部品として、多数本の遊技釘、風車14、始動入賞装置15、大入賞装置16、一般入賞装置17、センター飾り18および図柄表示装置19が設けられる。また、遊技領域PAの下端部には、遊技領域PAを転動落下した遊技球を回収するためのアウト口20が設けられる。
図3に示すように、外レール支持面12aは、左下部から略上方に直線的に延び、上下中央部における左端部から略円弧状に右上部に向けて延びて形成されている。外レール支持面12aの始端部にはネジ孔37が設けられており、終端部には導入口36を塞いで返しゴム35が装着される。この外レール支持面12aに沿ってレール部材13が取り付けられて案内レール38が構成される。内レール面12bは、返しゴム35の下方から、外レール支持面12aが形成する円弧にほぼ繋がるようにしてアウト口22に向けて下方に延び、さらにアウト口22から外レール支持面12aのレール内周側を上方に円弧状に延びて形成されている。
図4に示すように、レール支持部材12は、前後に半割りになっており、前側レール半体50と後側レール半体60とが結合されてなる。前側レール半体50および後側レール半体60は、いずれもABS樹脂等の熱可塑性樹脂材を型(モールド)を用いて射出成形することにより、外郭略方形状に成形される。
したがって、図5に示すように、外レール支持面12aは、両レール半体50,60のそれぞれに分かれて形成されている。すなわち、前側レール半体50の背面50b(組付状態における前方内壁面)から背面方向(組付状態において後方)に延びて前側レール形成リブ51が突出して設けられており、この前側レール形成リブ51のレール内周側に円弧状に延びる前側レール支持面50aが形成されている。また、後側レール半体60の背面60b(組付状態における後方内壁面)から背面方向(組付状態において前方)に延びて後側レール形成リブ61が突出して設けられており、この後側レール形成リブ61のレール内周側に円弧状に延びる後側レール支持面60aが形成されている。
さらに、前側レール支持面50aの前端部には、レール内周側に向けて突出する前側レール支持リブ52が前側レール支持面50aの全長に渡って形成されている。前側レール支持リブ52および前側レール形成リブ51は、成形時に型を後方に抜くことで形成される。したがって、前側レール支持面50aには、後方に向かうにしたがってレール外周側に傾斜する抜け勾配が設けられる。一方、後側レール支持面61の後端部にも、レール内周側に向けて突出する後側レール支持リブ62が後側レール支持面60aの全長に渡って形成される。後側レール支持リブ62および後側レール形成リブ61は、成形時に型を前方に抜くことで形成される。したがって、後側レール支持面60aには、前方に向かうにしたがってレール外周側に傾斜する抜け勾配が設けられる。
また、前側レール半体50の背面50bには、背面方向に円筒状に突出するボス53が一体成形されている。なお、このボス53の内筒孔53aは背面50b側が閉塞されている。また、後側レール半体60の背面60bには、背面方向に突出する突起部63が一体成形されている。この突起部63は、前側レール半体50のボス53の内筒孔53aに嵌合可能な径に設定されている。図3に示すように、これらのボス53および突起部63は、両ケース半体50,60の背面50b,60bにおいて上下左右方向に複数設けられている。
同様に、前側レール半体50の背面50bと、後側レール半体60の背面60bには、互いの背面方向に円筒状に突出するボス54,64が一体成形されている。両ボス54,64は内筒孔54a,64aが貫通して形成されている。さらに、前側レール半体50のボス54は、前面側が円錐状に切り欠かれており、前面側に向けて拡開する擦り割り部54bが形成されている。なお、図3に示すように、これらのボス54,64は、両ケース半体50,60の背面50b,60bにおいて外周縁部に複数設けられている。
このように成形される両レール半体50,60は、各ボス53,53,…の内筒孔53aに対応する突起部63をそれぞれ嵌合させることにより、正確に位置決めされるとともに結合状態が保持されてレール支持部材12を構成する。このように、ボス53と突起部63は、ケース支持部材12の位置決め機構として機能するとともに、結合状態を保持する保持機構として機能する。
この位置決めにより、前側レール形成リブ51の後端面と後側レール形成リブ61の前端面とが整合し、前側レール支持面50aと後側レール支持面60aとが一体に繋がって外レール支持面12aが形成される。このとき、外レール支持面12aの全長に渡って前端部に前側レール支持リブ52が形成され、同じく後端部に後側レール支持リブ62が形成される。
レール支持部材12が構成されると、外レール支持面12aに沿ってレール部材13が取り付けられて案内レール38が構成される。レール部材13は、発射された遊技球が当接して通過することにより生じるおそれのある外レール支持面12aの摩耗を防ぐ保護部材であり、ステンレス鋼製の帯板(例えば板厚0.5mm、幅16mm)を所定長さに切断して曲げ加工することにより形成される。レール部材13は、始端部が上記ネジ孔37に挿入されるボルトを利用してレール支持部材12に固定され、終端部が導入口36に挿入されて導入口36の内部に設けられた所定の係止機構により係止されるとともに、返しゴム35により外レール支持面12a側に押圧される。
このようにして外レール支持面12aに沿って取り付けられたレール部材13は、前端縁部13aが前側レール支持リブ52に支持されて後端縁部13bが後側レール支持リブ62により支持され、外レール支持面12a上で前後方向に挟持される。また、外レール支持面12aは、前側レール支持面50aと後側レール支持面60aとで抜け勾配が設けられる方向が異なることから前後対称の断面略V字状になっている。レール部材13は、この前後中央部においても外レール支持面12aとの間隔がほとんどなく、外レール支持面12aにほぼ密着した状態になっている。
両レール半体50,60が結合されてレール部材13が取り付けられた状態で、レール支持部材12が化粧板11に固定される。ここで、両レール半体50,60が位置決めされて結合されると、両レール半体50,60の背面50b,60bから突出するボス54,64が互いの突出端面を整合させて前後に当接するようになっている。レール支持部材12は、前側ケース半体50の各ボス54,54,…の内筒孔54aに前面側からビス71,71,…がそれぞれ挿入され、これらのビス71,71,…がそれぞれ後側ケース半体60のボス64の内筒孔64aを通って化粧板11に螺着されることにより、化粧板11に対して固定される。ボス54の前面側には擦り割り部54bが形成されているため、ビス71の頭長部71aがこの擦り割り部54bに収容されてビス71がレール支持部材12の前面側に突出することがなく、同時に、頭頂部71aが擦り割り部54bの内周面に当接してビス71の螺入が所定位置で規制され、ビス71の頭頂部71aと化粧板11とによりレール支持部材12が前後に挟持される。この固定作業時には、レール部材13が両レール支持リブ52,62により前後に挟持されているため、レール部材13aを脱落させることなくレール支持部材12を化粧板11に取り付けることができる。
このように構成される遊技盤10を有したパチンコ機PMにおいては、遊技球が遊技発射装置39から発射されると、外レール支持面12aに沿って取り付けられたレール部材13に沿って上方に向けて転動して遊技領域PAの上部に導かれる。レール部材13は、前後方向に挟持されているとともに外レール支持面12aに密着した状態で取り付けられているため、遊技者が意図する通りの弾道軌跡や打球距離で遊技球を遊技領域PAまで導くことができる。
さて、従来は、図6に示すように前後のレール支持リブ152,162が互いに断続的に形成していたのに対し、本構成例では、レール支持部材12を前後に分割しており、外レール支持面12aの前後両端部に全長に渡ってレール支持リブ52,62を形成している。このため、レール部材13を外レール支持面12a上に安定して支持させることができ、レール支持部材12の固定作業時の脱落をより効果的に防止できるとともに、実用時においても球飛びを安定させることができる。
また、従来は、図7に示すように、前側レール支持リブ152にレール部材113が支持されている部分ではレール部材113の後端縁部113bが浮き上がり、後側レール支持リブ162にレール部材113が支持されている部分ではレール部材113の前端縁部113aが浮き上がるおそれがあった。また、両部分の境目には凹凸が形成されていた。本構成例においては、レール支持部材12を前後に分割しているため、抜け勾配による傾斜が外レール支持面12aの前後中央部で最も深くなるが、この深さについても従来に比べて半分まで短くすることができる。さらに、外レール支持面12aが、レールの延びる方向に対して全長に渡って前後対称V字状のプロファイルを形成し、上記凹凸が取り除かれる。したがって、レール部材13の浮き上がりを解消することができ、球飛びを安定させることができる。
これまで、本発明の実施形態について説明したが、必ずしも上記構成に限られるものではない。例えば、レール部材13の前後長(幅)をレール支持リブ52,62の対向間隔に対してわずかに長く形成し、ステンレス鋼製のレール部材13を外レール支持面12aに取り付けるときに弾性変形させることにより、レール部材13の前後中央部を外レール支持面12aに対する密着性を高めることができる。
なお、レール支持部材12を外レール部12Aと内レール部12Bとを一体に備える形態としたが、外レール支持面12aを形成する外レール部12Aが前後に分割されており、レール部材13を前後方向に挟持可能で外レール支持面12aに密着させて取り付けることが可能な構成であれば、上下左右方向に対しては必ずしも一体でなくてもよい。また、後側レール半体60を収容枠2aと一体に形成してもよい。
また、本発明に係る弾球遊技機の実施形態としてパチンコ機PMを例示したが、アレンジボール機や雀球遊技機など、他の弾球遊技機にも本発明を適用することができる。
以上説明した本発明の実施形態において達成される効果を整理すると、次のようになる。第1には、外レール支持面12aの全長に渡って前端部および後端部にレール支持リブ52,62が形成されるため、レール部材13を外レール支持面12a上により安定して支持させることができ、組付時の脱落を効果的に防止できるとともに実用時の球飛びをより安定させることができる。
第2には、抜け勾配による傾斜が外レール支持面12aの前後中央部で最も深くなるが、この深さが従来に比べておよそ半分まで短くなる。さらに、外レール支持面12aが、レールの延びる方向に対して全長に渡って同じプロファイルを形成するため凹凸が取り除かれる。したがって、レール部材13の浮き上がりが解消され、球飛びを安定させることができる。このとき、レール部材13を弾性変形させて取り付けることで、外レール支持面12aとの密着性を向上させることができる。
本発明に係る遊技機の代表例として示すパチンコ機の正面図である。 上記パチンコ機の背面図である。 遊技盤の正面図である。 遊技盤の右側面図である。 図3の矢印V−Vに沿った遊技盤の断面図である。 従来のパチンコ機における遊技盤の正面図である。 (a)が図6の矢印VIIa−VIIaに沿って示す断面図、(b)が図6の矢印VIIb−VIIbに沿って示す断面図である。
符号の説明
PM パチンコ機(弾球遊技機)
2 前枠
10 遊技盤
12 レール支持部材
12a 外レール支持面
13 レール部材
38 案内レール
39 遊技球発射装置
50 前側レール半体
50a 前側レール支持面
52 前側レール支持リブ
60 後側レール半体
60a 後側レール支持面
62 後側レール支持リブ

Claims (1)

  1. 前枠と、
    前記前枠の上部に保持されて前面側に遊技領域が形成された遊技盤と、
    前記前枠の下部に配設されて遊技球を発射する遊技球発射装置と、
    前記遊技盤の前面側に設けられ、前記遊技球発射装置から発射された遊技球を前記遊技領域に案内する案内レールとを有し、
    前記案内レールが、前記遊技盤の前面に取り付けられ、モールド成形により円弧状に延びるレール支持面が形成されたレール支持部材と、前記レール支持面に沿って取り付けられた帯状のレール部材とから構成される弾球遊技機において、
    前記レール支持部材が前側レール半体と後側レール半体とを前後に結合してなり、前記前側および後側レール半体が結合されて一体のレール支持面が形成され、
    前記前側レール半体に前記レール部材の前端縁部を支持する前側レール支持リブが形成され、前記後側レール半体に前記レール部材の後端縁部を支持する後側レール支持リブが形成されていることを特徴とする弾球遊技機。
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