JP4197504B2 - パチンコ機の入賞部品 - Google Patents

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本発明は、パチンコ機の互いに別々に形成された前部品と裏部品および球検出器が止ねじを使用することなく嵌め合いで組み立てられる入賞部品に関する。
パチンコ機の入賞部品は、合成樹脂からなる部品本体に装着された球検出器が遊技盤に形成された逃孔に遊技盤の前側から挿入され、タッピングスクリューのような止ねじが部品本体に形成されたねじ挿入孔から遊技盤に締結されることによって、部品本体が遊技盤に取り付けられている。しかしながら、パチンコ機の機種が変わると、部品本体を形成するための成形型も全体的に新たに製作しており、不経済である。そこで、部品本体を入賞部品の前側意匠を形成する前部品と遊技盤に取り付けられる後部品という2つの部品で構成し、前部品と後部品とを止ねじで後部品の裏側から締結することによって、部品本体を形成することも考えられるが、止ねじを締結するための組立作業が面倒となるので、にわかに採用しがたいという欠点がある。
特開平6−105945号公報
発明が解決しようとする問題点は、球検出器を取り付ける部品本体が前部品と後部品とで構成され、これら前部品と後部品とが止ねじで締結された場合、組立作業が面倒となるという点である。
本発明に係るパチンコ機の入賞部品は、前部品と後部品と球検出器が互いに別々に形成され、これらの前部品と後部品と球検出器とが互いに嵌め合い組み合わされて構成されるパチンコ機の入賞部品であって、前部品が入賞部品の前側意匠を形成する前面体と前面体の裏面から裏側に短冊状に突出した短係合片と前面体の裏面から裏側に短冊状に突出した長係合片とを備え、短係合片には後部品用フックが短係合片の後端部から外側面の側に突出され、長係合片には後部品用フックが長係合片の中間部から外側面の側に突出されるとともに検出器用フックが長係合片の後端部から内側面の側に突出され、短係合片の内側面と長係合片の内側面との間の対向間隔は球検出器が短係合片の内側面と長係合片の内側面との間に挿入された場合に球検出器の左右の外側面が短係合片の内側面と長係合片の内側面とに接触する寸法に設定され、後部品が遊技盤に取り付けられる取付体と取付体の前面から前側に突出した一対の支持体とを備え、取付体には前部品の短係合片および長係合片ならびに球検出器を挿入するように取付体における一対の支持体で囲まれた部分に前後方向に貫通する挿入孔が形成され、一対の支持体は1個の球を上方から下方に通過可能な隙間を有し、球検出器は上下方向に貫通する球検出孔を前側に備え、前部品における長係合片の検出器用フックが後部品の前側から一対の支持体の間に挿入された後、短係合片の後部品用フックおよび長係合片の後部品用フックが一対の支持体の間から挿入孔を経由して取付体の裏側に突出された挿入孔の周囲における取付体の裏面に係合されることによって、前面体の裏面と支持体の前面とが互いに接触し、一対の支持体が取付体の前面と前面体の裏面との間に1個の球の通過可能な隙間を保つとともに短係合片と長係合片とを外側から保持して、前部品と後部品とが互いに結合された後、球検出器の前側が後部品の裏側から挿入孔に存在する短係合片と長係合片との間に挿入され、取付体よりも裏側に突出している検出器用フックが球検出器の裏面に係合されることによって、球検出器の球検出孔が前面体の裏面と取付体の前面との間の隙間に配置され、球検出器の左右の外側面が短係合片の内側面と長係合片の内側面とに接触し、前部品と後部品と球検出器とが互いに組み合わされたことを最も主要な特徴とする。
本発明に係るパチンコ機の入賞部品は、前部品の短係合片と長係合片との後部品用フックが後部品の前側から一対の支持体の間および挿入孔を経由して後部品の取付体の裏面に係合されることによって、前部品と後部品とが互いに結合された後、球検出器の前側が後部品の裏側から挿入孔に存在する短係合片と長係合片との間に挿入され、取付体よりも裏側に突出している検出器用フックが球検出器の裏面に係合されることによって、前部品と後部品と球検出器とが互いに組み合わされるので、前部品と裏部品および球検出器が止ねじを使用することなく嵌め合いで入賞部品として組み立てられることができ、組み立てられた入賞部品においては、球検出器が短係合片と長係合片とを内側に撓まないよう支持しているので、後部品用フックと取付体の裏面との係合が外れることがなく、また、検出器用フックと球検出器の裏面との係合が解除された後、球検出器が後部品の裏側に引き抜かれることによって、球検出器が取り外せるという利点がある。一対の支持体の互いに向き合う内側面に挿入孔から連接された溝を形成し、この溝に短係合片と長係合片および球検出器の側縁部を取り込むようにすれば、短係合片と長係合片および球検出器が上下方向にがたつくことがないので、前部品と後部品および球検出器の組み合わせ形態が一層良好なものとなる。
図1−図11は、発明を実施するための最良の形態である。図1のa図は、パチンコ機の遊技盤25の遊技領域29から入賞した球を遊技盤25の裏面に排出することなく遊技領域29に排出する通過形の入賞部品1を分解して示す。図1のb図は、入賞部品1の外観を示す。図2は入賞部品1を横方向に切断した横断面を示す。図3は、遊技盤25に取り付けられた入賞部品1を前後方向に切断した断面を示す。図4は、遊技盤25の遊技領域29から入賞した球を遊技領域29に排出することなく遊技盤25の裏面に排出する取込形の一般入賞部品と呼ばれる入賞部品31を分解して示す。図5は遊技盤25に取り付けられた入賞部品31を前後方向に切断した縦断面を示す。図6は、羽根部品42を有し遊技盤25の遊技領域29から入賞した球を遊技領域29に排出することなく遊技盤25の裏面に排出する取込形の入賞部品41を分解して示す。図7は、入賞部品41の外観を示す。図8は遊技盤25に取り付けられた入賞部品41を前後方向に切断した縦断面を示す。図9は、前部品2を成形する成形型65を示す。図10は、後部品3を成形する成形型85を示す。図11は、入賞部品1;31を備えたパチンコ機の正面を示す。この明細書において、「前」、「後」、「裏」、「左」、「右」、「上」、「下」の方向は、図11の状態に遊技盤25および遊技機枠101を置いて前側から見た場合に特定される方向である。「後」と「裏」とは同じ方向である。
図1を参照し、入賞部品1の構成部品について説明する。入賞部品1は、前部品2と後部品3と球検出器4とが、止ねじを使用することなく、互いに嵌め合いで組み合わせられることによって、構成される。前部品2は、合成樹脂により、前面体6、短係合片7、長係合片8、後部品用フック9;10、検出器用フック11を一体に備えた形状に構成される。前面体6は、入賞部品1の前側意匠を形成する板状である。短係合片7は、前面体6の裏面からの突出寸法の短い短冊状に直線的に突出する。長係合片8は、前面体6の裏面からの突出寸法の長い短冊状に直線的に突出する。後部品用フック9は、短係合片7の後端部から外側面の側に突出する。後部品用フック10は、長係合片8の中間部から外側面の側に突出する。検出器用フック11は、長係合片8の後端部から内側面の側に突出する。後部品用フック9が前面体6の裏面から離れている寸法L1と、後部品用フック10が前面体6の裏面から離れている寸法L2とは、互いに同じである(L1=L2)。短係合片7の内側面と長係合片8の内側面との間の対向間隔L3は、球検出器4が短係合片7の内側面と長係合片8の内側面との間に挿入された場合、球検出器4の左右側面が短係合片7の内側面と長係合片8の内側面とに接触するかまたは接触し得る、寸法である。
後部品3は、合成樹脂により、取付体13、一対の支持体14;15、挿入孔16、一対のねじ挿入孔17、一対の位置決め突起18、溝19;20を一体に備えた形状に構成される。取付体13は、遊技盤25に取り付けられる板状である。一対の支持体14;15は、1個の球を通過し得る左右に相対峙する対向間隔で、取付体13の前面から前側に直線的に突出する。挿入孔16は、前部品2の短係合片7および長係合片8ならびに球検出器4が挿入されるように、取付体13における一対の支持体14;15で囲まれた部分に前後方向に貫通する横長な孔である。ねじ挿入孔17は、入賞部品1を遊技盤25に取り付ける皿頭付き木ねじまたはタッピングスクリューのような止ねじ26が挿入されるように、取付体13の左右側部に前後方向に貫通する孔である。位置決め突起18は、入賞部品1が遊技盤25に取り付けられる場合に、入賞部品1を遊技盤25に位置決めする突起であって、支持体14;15よりも上部でかつ支持体14;15とねじ挿入孔17との間に位置し、取付体13の裏面から裏側に突出する。
支持体14;15は、前部品2と後部品3とが組み合わされた場合、取付体13の前面と前部品2における前面体6の裏面との間に1個の球の通過可能な隙間を保ち、前部品2における短係合片7と長係合片8とを外側から保持するものである。溝19;20は、短係合片7、長係合片8、球検出器4における左右の側縁部のそれぞれを取り込むものであって、取付体13の挿入孔16から前側に連設され、支持体14;15の内側面から内部に窪む格好で、支持体14;15の内側面に個別に形成され、挿入孔16と支持体14;15の前面とに貫通する。溝19;20における支持体14;15の内側面から内部への深さL4は、短係合片7および長係合片8の左右方向の厚さt1よりも大きい(L4>t1)。溝19;20の上下方向の幅は、前部品2における短係合片7および長係合片8が上下方向にがたつくことなく入る寸法である。球検出器4は、上下方向に貫通する球検出孔22を前側に備え、球検出孔22を通過する球を電気的に検出する検出素子や回路を内蔵し、検出素子や回路への電気的な入出力線を接続するコネクタ23を後側に備える。
入賞部品1の組立方について説明する。図1において、前部品2における長係合片8の検出器用フック11が後部品3の前側から一方の支持体15の溝20に挿入された後、短係合片7の後部品用フック9および長係合片8の後部品用フック10が支持体14;15の溝19;20に挿入されるのに伴い、後部品用フック9;10が支持体14;15から内側への押圧力を受け、短係合片7および長係合片8が前面体6との連接部分を支点として互いに内側に撓む。そして、検出器用フック11が溝20から挿入孔16を経由して取付体13の裏側に突出した後、後部品用フック9;10が溝19;20から挿入孔16を経由して取付体13の裏側に突出すると、短係合片7と長係合片8との撓みが元に戻り、後部品用フック9;10が挿入孔16の周囲における取付体13の裏面に係合し、前面体6の裏面と支持体14;15の前面とが互いに接触し、前部品2と後部品3とが互いに結合される。このように前部品2と後部品3とが互いに結合された場合、図2に示すように、支持体14;15の内側面が短係合片7および長係合片8よりも内側に突出している。
次に、球検出器4の前側が後部品3の裏側から挿入孔16に存在する短係合片7と長係合片8との間に挿入されるのに伴い、取付体13よりも後側に突出している検出器用フック11が球検出器4から外側への押圧力を受け、取付体13よりも後側に突出している長係合片8が後部品3の取付体13と接触した部分を支点として外側に撓み、検出器用フック11が球検出器4の裏側に突出すると、長係合片8の撓みが元に戻り、検出器用フック11が球検出器4のコネクタ23の設けられた側の裏面に係合する。これによって、図3に示すように、球検出孔22が前面体6の裏面と取付体13の前面との間の隙間に配置され、球検出器4の左右の外側面が短係合片7の内側面と長係合片8の内側面とに接触し、球検出器4が短係合片7および長係合片8よりも内側に突出する支持体14;15の溝19;20に上下で挟まれる。このように球検出器4が装着されると、短係合片7および長係合片8が、球検出器4で内側に撓まないように支持されるとともに、支持体14;15で外側に撓まないように支持されるので、前部品2と後部品3と球検出器4とが互いに分離しないように組み合わせられ、入賞部品1が図1のb図に示す形態に組み立てられる。つまり、前部品2と後部品3と球検出器4とが、止ねじを使用することなく、嵌め合いで、互いに組み合わせられることによって、入賞部品1が構成されるので、止ねじを操作するドライバーのような工具を使用する必要がなく、入賞部品1を簡単に組み立てることができるという利点がある。組み立てられた入賞部品1は、球検出器4が短係合片7と長係合片8とを内側に撓まないよう支持しているので、後部品用フック9;10と取付体13の裏面との係合が外れることがなく、また、検出器用フック11と球検出器4の裏面との係合が解除された後、球検出器4が後部品3の裏側に引き抜かれることによって、球検出器4が取り外せるという利点がある。
このように組み立てられた入賞部品1は、遊技盤25に次のように取り付けられる。図3において、遊技盤25には、前後に貫通する逃孔27および図外の位置決め凹部が形成されている。この図外の位置決め凹部は、遊技盤25の前面から内部に窪む窪みである。そして、入賞部品1の後部品3における取付体13の裏面より後側に突出する部分が、遊技盤25の前側から逃孔27に挿入され、図1に示す位置決め突起18が遊技盤25の前面の図外の位置決め凹部に挿入されて、入賞部品1が遊技盤25に位置決めされる。そして、止ねじ26が入賞部品1のねじ挿入孔17から遊技盤25に締結されると、取付体13の裏面が遊技盤25の前面に接触し、前部品2の前面体6が遊技盤25の前面から前側に離れて配置される。このように入賞部品1が遊技盤25に取り付けられ、遊技盤25および入賞部品1の前側に配置された前面パネル28と遊技盤25の前面である遊技領域29との間の隙間を下方に流れるパチンコ球と呼ばれる球(以下、球と称す)が、遊技領域29から、前面体6と取付体13との間および支持体14;15の間、球検出孔22を順に通過し、遊技盤25の裏面に排出されることなく、遊技領域29に排出される。
図4を参照し、入賞部品31の構成部品について説明する。入賞部品31は、前部品2と後部品3と球検出器4とを組み合わせることで構成される。前部品2は、合成樹脂により、前面体6、短係合片7、長係合片8、後部品用フック9、後部品用フック10、検出器用フック11、球誘導突起32を一体に備えた形状に構成される。球誘導突起32は、前部品2と後部品3とが互いに組み合わせられた場合、後部品3の球取入部34の内部に配置され、球取入部34の内部を上方から落下してくる球が球誘導突起32に衝突することによって、球誘導突起32が当該衝突した球を入賞口33の方向に跳ね返して入賞口33に誘導する。後部品3は、合成樹脂により、取付体13、一対の支持体14;15、挿入孔16、ねじ挿入孔17、位置決め突起18、溝19;20、入賞口33、球取入部34、球排出部35を一体に備えた形状に構成される。入賞口33は、支持体14;15よりも下部に位置し、1個の球の通過可能な大きさで、取付体13に前後方向に貫通する。球取入部34は、入賞口33の周囲を囲むように、取付体13の前面から前側に突出し、球取入部34の上方に形成された開口36から球取入部34の内部に取り込んだ球を入賞口33に誘導する前方および上部に開口された横樋形である。球排出部35は、入賞口33の周囲を囲むように、取付体13の裏面から後側に突出し、入賞口33から排出された球を後方に誘導する横樋形である。
入賞部品31の組立方について説明する。図4において、前部品2における長係合片8の検出器用フック11が後部品3の前側から一方の支持体15の溝20に挿入され、短係合片7の後部品用フック9および長係合片8の後部品用フック10が支持体14;15の溝19;20に挿入されて挿入孔16の周囲における取付体13の裏面に係合し、前面体6の裏面と支持体14;15および球取込部34の前面とが互いに接触し、図5に示すように、前部品2と後部品3とが互いに組み合わされる。これによって、球取入部34の前側が前面体6で塞がれ、球誘導突起32が球取入部34の内部に配置される。次に、球検出器4の前側が後部品3の裏側から挿入孔16に存在する短係合片7と長係合片8との間に挿入され、検出器用フック11が球検出器4のコネクタ23の設けられた側の裏面に係合する。これによって、球検出孔22が球取入部34よりも上部において、前面体6の裏面と取付体13の前面との間の隙間に配置される。このように球検出器4が装着されると、短係合片7および長係合片8が、球検出器4で内側に撓まないように支持されるとともに、支持体14;15で外側に撓まないように支持されるので、前部品2と後部品3と球検出器4とが互いに分離しないように組み合わせられ、入賞部品31が図5に示す形態に組み立てられる。つまり、前部品2と後部品3と球検出器4とが、止ねじを使用することなく、嵌め合いで、互いに組み合わせられることによって、入賞部品31が構成されるので、止ねじを操作するドライバーのような工具を使用する必要がなく、入賞部品31を簡単に組み立てることができるという利点がある。組み立てられた入賞部品31は、球検出器4が短係合片7と長係合片8とを内側に撓まないよう支持しているので、後部品用フック9;10と取付体13の裏面との係合が外れることがなく、また、検出器用フック11と球検出器4の裏面との係合が解除された後、球検出器4が後部品3の裏側に引き抜かれることによって、球検出器4が取り外せるという利点がある。
図6を参照し、入賞部品41の構成部品について説明する。入賞部品41は、前部品2と後部品3と一対の羽根部品42と球検出器4とを組み合わせることで構成される。前部品2は、合成樹脂により、前面体6、短係合片7、長係合片8、後部品用フック9、後部品用フック10、検出器用フック11、位置決め突起43、位置決め孔44を一体に備えた形状に構成される。位置決め突起43は、前部品2と後部品3とを互いに組み合わせる場合の位置決めを行うため、短係合片7および長係合片8よりも外側下部において、前面体6の裏面から裏側に突出した棒状である。位置決め孔44は、前部品2と後部品3とを互いに組み合わせる場合の位置決めを行うため、短係合片7および長係合片8の真上において、前面体6に前後方向に貫通した孔である。
後部品3は、合成樹脂により、取付体13、一対の支持体14;15、挿入孔16、ねじ挿入孔17、位置決め突起18、溝19;20、上部入賞口45、上部球取入部46、上部球排出部47、下部入賞口49、下部球取入部50、図8に示す下部球排出部51、一対の羽根軸52、一対の位置決め突起53、一対の位置決め孔54、一対の逃孔55を一体に備えた形状に構成される。上部入賞口45は、羽根軸52よりも上部に位置し、1個の球の通過可能な大きさで、取付体13に前後方向に貫通する。上部球取入部46は、上部入賞口45の周囲を囲むように、取付体13の前面から前側に突出し、上部球取入部46の上面に形成された開口57から上部球取入部46の内部に取り込んだ球を上部入賞口45に誘導する通路を有するポケット形である。上部球排出部47は、上部入賞口45の周囲を囲むように、取付体13の裏面から後側に突出し、上部入賞口45から排出された球を後方に誘導する横樋形である。下部入賞口49は、支持体14;15よりも下部に位置し、1個の球の通過可能な大きさで、取付体13に前後方向に貫通する。下部球取入部50は、下部入賞口49の周囲を囲むように、取付体13の前面から前側に突出し、下部球取入部50の上方に形成された開口58から下部球取入部50の内部に取り込んだ球を下部入賞口49に誘導するポケット形である。図8に示す下部球排出部51は、下部入賞口49の周囲を囲むように、取付体13の裏面から後側に突出し、下部入賞口49から排出された球を後方に誘導する横樋形である。
一対の羽根軸52は、一対の羽根部品42を個別に回転可能に支持するものであって、一対の支持体14;15の真上に位置し、1個の球の通過可能な左右に相対峙する間隔で、取付体13の前面から前側に直線的に突出した丸棒である。一対の位置決め突起53は、前部品2と後部品3とを互いに組み合わせる場合の位置決めを行うため、一対の羽根軸52の前面から前側に同軸で直線的に突出した、一対の羽根軸52よりも細い棒である。一対の位置決め孔54は、前部品2と後部品3とを互いに組み合わせる場合の位置決めを行うため、下部球取入部50より左右に位置し、取付体13に前後方向に貫通した孔である。一対の逃孔55は、一対の羽根部品42と一対の羽根部品42を駆動する図外のソレノイドのような駆動源とを連結するリンク機構を通すため、一対の羽根軸52の周囲で羽根軸52を中心とした1つの円周上に個別に位置し、取付体13に前後方向に貫通した弧状の孔である。一対の羽根部品42は、左右に対称な形であって、下部に軸受孔60を備える。
入賞部品41の組立方について説明する。図6において、羽根部品42の軸受孔60が後部品3の前側から位置決め突起53を経由して羽根軸52に個別に回転可能に嵌め込まれる。このように取り付けられた羽根部品42は、支持体14;15および上部球取入部46と干渉することなく、羽根軸52を中心として、取付体13の前面と平行で左右に開閉可能となる。その後、前部品2の位置決め突起43が後部品3の位置決め孔54に嵌め込まれ、前部品2の位置決め孔44が後部品3の位置決め突起53に嵌め込まれ、前部品2における長係合片8の検出器用フック11が後部品3の前側から一方の支持体15の溝20に挿入され、短係合片7の後部品用フック9および長係合片8の後部品用フック10が支持体14;15の溝19;20に挿入されて挿入孔16の周囲における取付体13の裏面に係合し、前面体6の裏面と支持体14;15の前面とが互いに接触し、図7に示すように、前部品2と後部品3および羽根部品42とが互いに組み合わされる。図示は省略するが、羽根部品42を動かすための電磁ソレノイドのような駆動源が後部品3における取付体13の裏面に取り付けられ、この駆動源の出力部材がリンク機構で羽根部品42に連結される。リンク機構を結合するために羽根部品42の裏面の後方に突出して設けられた結合部は、取付体13の前側から図6に示す逃孔55を経由して取付体13の後側に突出されている。
次に、球検出器4の前側が後部品3の裏側から挿入孔16に存在する短係合片7と長係合片8との間に挿入され、検出器用フック11が球検出器4のコネクタ23の設けられた側の裏面に係合する。これによって、図8に示すように、球検出孔22が下部球取入部50と羽根部品42との間において、前面体6の裏面と取付体13の前面との間の隙間に配置され、球検出器4が羽根部品42と離れて干渉しない。このように球検出器4が装着されると、短係合片7および長係合片8が、球検出器4で内側に撓まないように支持されるとともに、支持体14;15で外側に撓まないように支持されるので、前部品2と後部品3と球検出器4とが互いに分離しないように組み合わせられ、入賞部品41が図8に示す形態に組み立てられる。つまり、前部品2と後部品3と一対の羽根部品42と球検出器4とが、止ねじを使用することなく、嵌め合いで、互いに組み合わせられることによって、入賞部品41が構成されるので、止ねじを操作するドライバーのような工具を使用する必要がなく、入賞部品41を簡単に組み立てることができるという利点がある。組み立てられた入賞部品41は、球検出器4が短係合片7と長係合片8とを内側に撓まないよう支持しているので、後部品用フック9;10と取付体13の裏面との係合が外れることがなく、また、検出器用フック11と球検出器4の裏面との係合が解除された後、球検出器4が後部品3の裏側に引き抜かれることによって、球検出器4が取り外せるという利点がある。
このように組み立てられた入賞部品41は、遊技盤25に次のように取り付けられる。図8において、遊技盤25には、前後に貫通する逃孔61および図外の位置決め凹部が形成されている。この図外の位置決め凹部は、遊技盤25の前面から内部に窪む窪みである。そして、入賞部品41の後部品3における取付体13の裏面より後側に突出する部分が、遊技盤25の前側から逃孔に挿入され、図6に示す位置決め突起18が遊技盤25の前面の図外の位置決め凹部に挿入されて、入賞部品41が遊技盤25に位置決めされる。そして、図1に示す止ねじ26と類似する別の図外の止ねじが入賞部品41のねじ挿入孔17から遊技盤25に締結されると、取付体13の裏面が遊技盤25の前面に接触し、前部品2の前面体6が遊技盤25の前面から前側に離れて配置される。このように入賞部品41が遊技盤25に取り付けられ、遊技盤25および入賞部品41の前側に配置された前面パネル28と遊技盤25の前面である遊技領域29との間の隙間を下方に流れる球が、遊技領域29から、上部球取込部46に取り込まれると、当該球は、上部球取込部46から上部入賞口45および上部球排出部47を経由して遊技盤25の裏側に排出される。また、一対の羽根部品42が互いに左右方向の外側に開放した場合、前面パネル28と遊技盤25の前面である遊技領域29との間の隙間を下方に流れる球が、遊技領域29から開放中の一対の羽根部品42で誘導されて球検出孔22を経由して下部球取込部50に取り込まれると、当該球は、下部球取込部50から下部入賞口49および下部球排出部51を経由して遊技盤25の裏側に排出される。
図9を参照し、前部品2を成形するための成形型65について説明する。図9のa図に示すように、成形型65は、キャビティと呼ばれる固定型66とコアと呼ばれる移動型67とを備える。固定型66は合わせ面68から内部に窪む前面体成形空間部69を備える。移動型67は、合わせ面70から内部に窪む短係合片成形空間部71、合わせ面70から内部に窪む長係合片成形空間部72、短係合片成形空間部71から連接された後部品用フック成形空間部73、長係合片成形空間部72から連接された後部品用フック成形空間部74、長係合片成形空間部72から連接された検出器用フック成形空間部75を備える。そして、図9のb図に示すように、固定型66の合わせ面68と移動型67の合わせ面70とが互いに合わせられ、固定型66と移動型67とが型締めされた後、図外のノズルから図外のゲートに溶融した合成樹脂の成形材料が供給されると、この溶融した合成樹脂の成形材料は、ゲートから前面体成形空間部69、短係合片成形空間部71、後部品用フック成形空間部73、長係合片成形空間部72、後部品用フック成形空間部74、検出器用フック成形空間部75のそれぞれに充填される。そして、充填された成形材料の固化した時間が経過したら、移動型67が固定型66から離れるように、固定型66と移動型67とが型開きされ、図1または図4または図6に示す形態に成形された前部品2が成形型65から剥型される。この成形型65にあっては、移動型67を共通型として使用し、前面体成形空間部69の形の変わった固定型66と交換する交換型とすることによって、図1または図4または図6に示す前面体6の意匠形状の異なる前部品2を成形することができる。
図10を参照し、後部品3を成形するための成形型85について説明する。図10のa図に示すように、成形型85は、キャビティと呼ばれる固定型86とコアと呼ばれる移動型87とを備える。固定型86は合わせ面88から内部に窪む取付体成形空間部89、取付体成形空間部89から連接された位置決め突起成形空間部90を備える。移動型87は、合わせ面91から内部に窪む支持体溝成形空間部92、合わせ面91から突出するねじ挿入孔成形突起93を備える。そして、図10のb図に示すように、固定型86の合わせ面88と移動型87の合わせ面91とが互いに合わせられ、固定型86と移動型87とが型締めされた後、図外のノズルから図外のゲートに溶融した合成樹脂の成形材料が供給されると、この溶融した合成樹脂の成形材料は、ゲートからねじ挿入孔成形突起93の存在する取付体成形空間部89、位置決め突起成形空間部90、支持体溝成形空間部92のそれぞれに充填される。そして、充填された成形材料の固化した時間が経過したら、移動型87が固定型86から離れるように、固定型86と移動型87とが型開きされ、図1または図4または図6に示す形態に成形された後部品3が成形型85から剥型される。この成形型85にあっては、移動型87を共通型として使用し、取付体成形空間部89の形の変わった固定型86と交換する交換型とすることによって、図1または図4または図6に示す取付体13の意匠形状の異なる後部品3を成形することができる。
図11を参照し、入賞部品1;31;41、可変入賞部品95、図柄表示器96、アウト口97、外ガイドレール98、内ガイドレール99の取り付けられた遊技盤25を用いたパチンコ機について説明する。パチンコ機の遊技機枠101は、固定枠102と可動枠103とを備える。固定枠102は、パチンコ店の島と呼ばれる遊技機設置構造体に取り付けるための外枠と呼ばれるものであって、前後方向に開放された縦長な長方形の空間を囲む額縁形状である。可動枠103は、遊技盤25を装着する前枠または中枠と呼ばれるものであって、固定枠102に、左側の図外のヒンジで前側横方向に片開き可能に取り付けられる。可動枠103には、パネル枠104および球皿装置105が、左側の図外のヒンジで前側横方向に片開き可能に取り付けられる。パネル枠104は、前後方向に開放された窓106を囲む額縁形状である。パネル枠104の裏面には、ガラスまたは合成樹脂からなる光透過性を有する前面パネル28が、窓106を覆う格好で取り付けられる。球皿装置105の前面には、球受皿部107および発射操作機構108を備える。可動枠103の球皿装置105で覆い隠される前面には、発射機構109を備える。
そして、技盤の前面である遊技領域に入賞部品1;31;41の設けられた遊技盤25が可動枠103の内部に装着され、可動枠103が閉じられて固定枠102に固定され、パネル枠104および球皿装置105が閉じられて可動枠103に固定され、遊技機枠101の裏面および遊技盤25の裏面に取り付けられた図外の制御装置が電力で起動し、球受皿部107に球が入れられた状態において、遊技者が発射操作機構108を操作すると、発射操作機構108に内蔵された図外の可変抵抗器が遊技者の操作量に応じた可変抵抗値を制御装置に出力し、制御装置が例えば1分間に100発未満の周期と可変抵抗値に応じた発射出力とで発射機構109を駆動し、発射機構109が球受皿部107から供給された球を1個ずつ発射する。この発射機構109から発射された球は、前面パネル28で覆われた遊技盤25の外ガイドレール98と内ガイドレール99との間の発射通路100を経由して遊技盤25の遊技領域29に発射される。この遊技領域29に発射された球は、遊技領域29を下方に流れる過程において、遊技領域29から入賞部品1;31;41に入る。
支持体14;15に溝19;20を設けなくてもよい。
a図は入賞部品を示す分解斜視図、b図は入賞部品を示す外観斜視図(最良の形態)。 入賞部品の内部を示す横断面図(最良の形態)。 入賞部品の内部を示す横断面図(最良の形態)。 別の入賞部品を示す分解斜視図(最良の形態)。 図4の入賞部品の内部を示す横断面図(最良の形態)。 さらに別の入賞部品を示す分解斜視図(最良の形態)。 図6の入賞部品を示す外観斜視図(最良の形態)。 図6の入賞部品の内部を示す横断面図(最良の形態)。 前部品の成形型を示す模式図(最良の形態)。 後部品の成形型を示す模式図(最良の形態)。 パチンコ機を示す正面図(最良の形態)。
符号の説明
1 入賞部品、2 前部品、3 後部品、4 球検出器、6 前面体、7 短係合片、8 長係合片、9 後部品用フック、10 後部品用フック、11 検出器用フック、
13 取付体、14 支持体、15 支持体、16 挿入孔、19 溝、20 溝、
31 入賞部品、41 入賞部品。

Claims (1)

  1. 前部品と後部品と球検出器が互いに別々に形成され、これらの前部品と後部品と球検出器とが互いに組み合わされて構成されるパチンコ機の入賞部品であって、前部品が入賞部品の前側意匠を形成する前面体と前面体の裏面から裏側に短冊状に突出した短係合片と前面体の裏面から裏側に短冊状に突出した長係合片とを備え、短係合片には後部品用フックが短係合片の後端部から外側面の側に突出され、長係合片には後部品用フックが長係合片の中間部から外側面の側に突出されるとともに検出器用フックが長係合片の後端部から内側面の側に突出され、短係合片の内側面と長係合片の内側面との間の対向間隔は球検出器が短係合片の内側面と長係合片の内側面との間に挿入された場合に球検出器の左右の外側面が短係合片の内側面と長係合片の内側面とに接触する寸法に設定され、後部品が遊技盤に取り付けられる取付体と取付体の前面から前側に突出した一対の支持体とを備え、取付体には前部品の短係合片および長係合片ならびに球検出器を挿入するように取付体における一対の支持体で囲まれた部分に前後方向に貫通する挿入孔が形成され、一対の支持体は1個の球を上方から下方に通過可能な隙間を有し、球検出器は上下方向に貫通する球検出孔を前側に備え、前部品における長係合片の検出器用フックが後部品の前側から一対の支持体の間に挿入された後、短係合片の後部品用フックおよび長係合片の後部品用フックが一対の支持体の間から挿入孔を経由して取付体の裏側に突出された挿入孔の周囲における取付体の裏面に係合されることによって、前面体の裏面と支持体の前面とが互いに接触し、一対の支持体が取付体の前面と前面体の裏面との間に1個の球の通過可能な隙間を保つとともに短係合片と長係合片とを外側から保持して、前部品と後部品とが互いに結合された後、球検出器の前側が後部品の裏側から挿入孔に存在する短係合片と長係合片との間に挿入され、取付体よりも裏側に突出している検出器用フックが球検出器の裏面に係合されることによって、球検出器の球検出孔が前面体の裏面と取付体の前面との間の隙間に配置され、球検出器の左右の外側面が短係合片の内側面と長係合片の内側面とに接触し、前部品と後部品と球検出器とが互いに組み合わされたことを特徴とするパチンコ機の入賞部品。
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