JP2014217454A - 弾球遊技機 - Google Patents

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大樹 濱口
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Abstract

【課題】遊技盤の開口面積を実質的に小さくでき、遊技盤全体の強度、剛性の低下を未然に防止できるようにする。【解決手段】遊技盤5に遊技部品37,69,118を装着し、この遊技部品37,69,118の複数の挿通部54,64を遊技盤5の開口部55,63に挿通する。遊技盤5は挿通部54,64毎に開口部55,63を備える。遊技部品67は遊技盤5の前面側に露出する入賞口74と、入賞口74を開閉する開閉部材78とを備えた入賞手段40であり、入賞口74及び開閉部材78が開口部に挿通される1の挿通部を構成してもよい。【選択図】図3

Description

本発明は、パチンコ機、アレンジボール機等の弾球遊技機に関するものである。
パチンコ機等の弾球遊技機には、遊技盤の前面の遊技領域の略中央に画像表示手段を配置すると共に、この画像表示手段の下側の左右略中央に特別図柄始動手段と可変入賞手段とを上下に配置し、その左右両側に複数の普通入賞手段を結合した複合式普通入賞手段を配置したものがある(特許文献1)。
例えば一側に可動演出手段を備えた画像表示手段の場合には、可動演出手段及び画像表示手段に対応する大きさの大きな開口部を遊技盤の略中央に形成し、この開口部に対応して遊技盤の前後両側に前飾り枠と裏支持枠とを装着し、その裏支持枠に、前飾り枠の表示窓に対応する画像表示部と、画像表示部の一側に配置された可動演出手段とを装着している。
また複合式普通入賞手段は球検出スイッチを有する複数個の普通入賞手段を結合して一組とし、その複数個の普通入賞手段に対応する大きさの開口部を遊技盤に形成し、この開口部に球検出スイッチを含む各普通入賞手段を嵌め込んで装着している。
特開2009−172206号公報
従来の弾球遊技機では、可動演出手段付きの画像表示手段、複合式普通入賞手段等のように、遊技盤を前後に挿通して配置される挿通部が複数ある場合には、その複数の挿通部を含む全てが挿通可能な大きさの大きい開口部を遊技盤に形成し、その開口部に複数の挿通部を全て挿通して組み立てるようにしている。
そのため従来は遊技盤の開口部が非常に大きくなり、複数の開口部が比較的近接して配置された遊技盤では、遊技盤全体の強度、剛性が低下するという問題がある。一方、近年の遊技盤は、可動演出手段を含む画像表示手段の大型化等により非常に重量的にも重たくなる傾向にあり、その重量の増加に伴なって遊技盤の各部に歪みが生じて耐久性が低下する等の惧れもある。
本発明は、このような従来の問題点に鑑み、遊技盤の開口面積を実質的に小さくでき、遊技盤全体の強度、剛性の低下を未然に防止できる弾球遊技機を提供することを目的とする。
本発明は、遊技盤に遊技部品を装着し、該遊技部品の複数の挿通部を前記遊技盤の開口部に挿通した弾球遊技機において、前記遊技盤に前記挿通部毎に前記開口部を備えたものである。
前記遊技部品は部品本体と、該部品本体から突出する前記挿通部とを備え、前記開口部は前記遊技部品のうち前記挿通部のみを挿通可能な大きさであることが望ましい。前記遊技部品は第1挿通部を有する第1部品と、第2挿通部を有する第2部品とを備えた複合部品であり、前記遊技盤は前記第1挿通部が挿通される第1開口部と、前記第2挿通部が挿通される第2開口部とを別々に備えたものでもよい。
前記遊技盤の前側に配置された前部材に前記第1部品と前記第2部品とを備えた複合部品であってもよい。前記遊技部品は前記遊技盤の前面側に露出する入賞口と、該入賞口を開閉する開閉部材とを備えた入賞手段であり、前記入賞口及び前記開閉部材が前記開口部に挿通される1の挿通部を構成してもよい。
前記遊技盤は前記開口部が形成された前壁部と、前記遊技盤の裏側から前記前壁部側に凹入して形成された凹部とを有し、該凹部に前記入賞手段の本体部の少なくとも前部側が収まっていてもよい。前記遊技部品は発光演出部と、前記発光演出部に光を照射して発光させる発光体と、前記遊技盤の前記開口部に挿通されるコネクタを備えた発光演出手段であってもよい。
前記発光体が装着された発光基板を、板面方向が前記遊技盤に対して交差する方向に配置し、前記発光基板は前記遊技盤の前記開口部内に突出し且つ前記コネクタが装着された突部を有するものでもよい。
本発明では、遊技盤の開口面積を実質的に小さくでき、遊技盤全体の強度、剛性の低下を未然に防止できる利点がある。
本発明の第1の実施形態を示すパチンコ機の斜視図である。 同パチンコ機のガラス扉、前面扉を取り外した状態の正面図である。 同遊技盤の正面図である。 同遊技盤の下部側部分の正面図である。 同複合手段の正面断面図である。 同遊技盤の平面断面図である。 同遊技盤の側面断面図である。 同遊技盤の側面断面図である。 本発明の第2の実施形態を示す複合手段等の正面断面図である。 本発明の第3の実施形態を示す遊技盤の側面断面図である。 同第2大入賞手段の一部破断斜視図である。 本発明の第4の実施形態を示す遊技盤の平面断面図である。 同第1大入賞手段部分の側面断面図である。 同普通入賞手段部分の側面断面図である。 本発明の第5の実施形態を示す複合手段等の正面断面図である。 同発光演出手段部分の側面断面図である。 同発光演出手段部分の平面断面図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳述する。図1〜図8は本発明をパチンコ機に採用した第1の実施形態を例示している。パチンコ機1は、図1、図2に示すように、矩形状の外枠2と、この外枠2の前側に縦方向のヒンジ3廻りに開閉自在に枢着された前枠4と、前枠4に着脱自在に装着された遊技盤5と、前枠4の前側で上下に配置され且つヒンジ3aと略同一軸心のヒンジ6廻りに前枠4に開閉自在に装着されたガラス扉7及び前面扉8とを備えている。
ガラス扉7は窓孔9を有する扉枠10と、この扉枠10の裏側に着脱自在に装着されたガラスユニット11とを備え、窓孔9側からガラスユニット11を介して遊技盤5の遊技領域12を前側から視認できるようになっている。扉枠10の上部には効果音用の左右一対のスピーカ13と、このスピーカ13間に配置されたLED式等の発光演出手段14とが設けられている。
前面扉8の前側には、発射用の遊技球を貯留する上貯留皿15と、余剰球を貯留する下貯留皿16とが上下に装着され、下貯留皿16の左右方向の一側方に発射手段17(図2参照)を作動させるための発射ハンドル18と、発射ハンドル18の周辺で裏側に配置された効果音用の下部スピーカ19とが設けられている。上貯留皿15の前側には操作ボタン兼用の回転発光式の発光演出手段20とチャンスボタン21とが配置されている。
前枠4は、図2に示すように、外枠2の前側に当接する前枠部4aと、この前枠部4aの内周側から外枠2の内側へと屈曲する内枠部4bとを有し、その内枠部4b内に遊技盤装着部22と支持板23とが上下に設けられている。遊技盤装着部22には遊技盤5が前側から着脱自在に装着され、また支持板23には遊技盤5へと遊技球を発射するための発射手段17が装着されている。
遊技盤装着部22は遊技盤5が前側から挿入可能な矩形枠状であって、図2、図6、図7に示すように、支持板23の上側に形成され且つ遊技盤5を下側から受ける受け部22aと、遊技盤5の裏面が当接する裏側当接部22bと、ヒンジ3側の縦枠部22cの内側に設けられた上下一対の係合部22dと、ヒンジ3と反対側に設けられた上下一対のロック手段24とを有する。
そして、遊技盤5を遊技盤装着部22に装着する際には、遊技盤5の一端側を受け部22a上で裏側当接部22bと係合部22dとの間に挿入し、係合部22d側を支点として遊技盤5の他端側を遊技盤装着部22内に押し込んだ後、ロック手段24により締め付けて裏側当接部22bに当接した状態で遊技盤5を遊技盤装着部22内に固定するようになっている。
発射手段17は、図2に示すように、支持板23の前面に装着された発射板26と、この発射板26に固定された発射レール27と、前後方向の駆動軸28廻りに回転して発射レール27上の遊技球を遊技盤5側へと打撃する打撃槌29と、発射板26の裏側に装着された打撃槌29用の駆動手段30とを備え、遊技者が発射ハンドル18を把持して回動操作したときに、駆動手段30の駆動により作動して、上貯留皿15から発射レール27上に1個ずつ供給される遊技球を遊技盤5側へと発射させるようになっている。
遊技盤5には光透過性を有する透明遊技盤が採用されている。即ち、この遊技盤5は例えば透明なアクリル製の射出成型品であって、図6〜図8に示すように、前面が平坦状に形成されると共に、外周に遊技盤装着部22の深さに相当する周壁部32が設けられ、その周壁部32を遊技盤装着部22内に嵌め込むようになっている。
遊技盤5の前面側には、図3、図4に示すように、ガラス扉7の窓孔9を経て前側から視認可能な遊技領域12の他に、この遊技領域12の外周側を取り囲むガイドレール33、前飾り部材34、区画部材35等が環状に装着されている。
遊技盤5の遊技領域12内には略中央に画像表示手段37が配置され、その画像表示手段37の下側に特別図柄始動手段38、第1大入賞手段39、第2大入賞手段40、普通図柄始動手段41、普通入賞手段42等の遊技部品が配置されている。区画部材35には普通図柄表示手段43、特別図柄表示手段44が設けられている。
ガイドレール33は発射手段17により発射された遊技球を遊技領域12の上部側へと案内するためのもので、金属製の帯状の外レール33aと内レール33bとを備え、その両レール33a,33b間に形成された案内通路45を経て遊技球を遊技領域12の上部側へと案内するようになっている。
内レール33bの上端には、発射方向への遊技球の通過を許容し且つ遊技領域12から案内通路45への遊技球の戻りを阻止する戻り球阻止片46が配設されている。内レール33bは遊技領域12に沿ってその最下部へと延びている。遊技領域12の最下部には、アウト球を遊技盤5の裏側を経て外部へと回収するアウト口47と、アウト口47へとアウト球を案内する球寄せ部48とが設けられている。
画像表示手段37は遊技盤5の開口部55に対応して遊技盤5の裏側に装着された液晶式等の画像表示部50と、遊技盤5の前面に装着され且つ画像表示部50の外周部分を飾る前飾り枠51とを備えている。遊技領域12には前飾り枠51を挟んで左打ち通路52と右打ち通路53とが設けられている。前飾り枠51は画像表示部50の前側外周に対応して後方に突出する周壁状の窓枠部54を有し、その窓枠部54を遊技盤5の開口部55に前側から挿通して遊技盤5に前側から着脱自在に装着されている。
なお、画像表示手段37では、遊技盤5の前面側の前飾り枠51により部品本体が構成され、前飾り枠51から後方に突出する窓枠部54により挿通部が構成されている。そして、遊技盤5の開口部55は、前飾り枠51と窓枠部54とのうち、その窓枠部54のみを挿通可能な大きさになっている。
画像表示部50は液晶式、その他の表示パネルにより構成され、遊技盤5の裏側に支持枠(図示省略)を介して装着されている。この画像表示部50は1個又は複数個の数字図柄等の演出図柄56a〜56cを表示する機能と、演出図柄56a〜56cの背景画像、リーチ等の各種演出画像等の遊技に応じて表示する機能とを有する。
演出図柄56a〜56cは画像表示部50の適当な位置に複数個、例えば3個表示され、その各演出図柄56a〜56cは特別図柄表示手段44の特別図柄の変動に同期して変動を開始し、所定の変動パターンを経て所定時間変動した後、特別図柄の変動終了に同期して所定の順序で順次停止する。
演出図柄56a〜56cの変動後の停止図柄は、特別図柄表示手段44の特別図柄が特別遊技態様で停止するときには全てが揃う特別遊技演出態様となり、特別図柄が非特別遊技態様で停止するときには少なくとも一部が異なる非特別遊技演出態様となる。
即ち、特別図柄が特別遊技態様で停止するときには、演出図柄56a〜56cは例えば「7・7・7」等の特別遊技演出態様で停止し、特別図柄が非特別遊技態様で停止するときには、演出図柄56a〜56cは例えば「3・4・5」等の非特別遊技演出態様で停止する。
演出図柄56a〜56cの特別遊技演出態様には確率変動図柄(以下、確変図柄という)と非確率変動図柄(以下、非確変図柄という)とがあり、確変図柄には例えば「3」と「7」とが設定され、また非確変図柄には確変図柄以外の図柄が設定されている。画像表示部50は演出図柄56a〜56cが確変図柄を停止表示したときには、3個の演出図柄56a〜56cの表示終了後に、その右下等の適当箇所に確変図柄の「3」等を表示するようになっている。
前飾り枠51は、図3に示すように、遊技盤5から前側に突出し且つ画像表示部50を取り囲む門形状の突出部57と、画像表示部50の下側に配置されたステージ部材58とを有する。前飾り枠51の突出部57には、画像表示部50の上側に配置された発光演出手段(遊技部品)59と、画像表示部50に対してガイドレール33と反対側に配置された可動演出手段65が設けられている。
発光演出手段59は、前飾り枠51の突出部57の正面に形成された発光演出部60と、この発光演出部60の裏側に対応して突出部57内に配置された発光基板61と、発光基板61の前面に装着され且つ発光演出部60に光を照射する複数個のLED等の発光体62とを備え、演出図柄56a〜56cの変動表示、予告表示等に伴って発光演出部60を適宜発光させて遊技状態を視覚的に演出するようになっている。
発光基板61は後方へと突出して遊技盤5の開口部63に前側から挿通されたコネクタ64を裏側に備え、このコネクタ64に演出制御基板からのハーネスが接続されている。遊技盤5には画像表示手段37に対応して少なくとも2個の開口部55,63が別々に設けられている。開口部55は画像表示部50及び窓枠部54に、開口部63は発光演出手段59のコネクタ64に夫々対応する大きさであって、その開口部55には窓枠部54が、開口部63にはコネクタ64に夫々前側から挿通されている。
なお、発光演出手段59では、前飾り枠51側の発光演出部60、発光基板61等により部品本体が構成され、発光基板61から後方に突出するコネクタ64により挿通部が構成されている。そして、遊技盤5の開口部63は部品本体と挿通部とのうち、その挿通部のみが挿通可能な大きさになっている。
可動演出手段65は画像表示部50の右側近傍に配置され且つ前後軸廻りに回転する発光式の回転円板65aを有し、画像表示部50に表示される演出画像や特別遊技の期待度等に応じて回転円板65aが点滅発光しながら回転するようになっている。なお、可動演出手段65は回転円板65a以外の種々の形状としてもよい。例えば回転円板65aに代えて竜の頭、剣等の形態をしたものを配置してもよい。
遊技領域12の下部には特別図柄始動手段38と第1大入賞手段39とが上下に配置され、その右側に普通図柄始動手段41、第2大入賞手段40及び発光演出手段(遊技部品)67,68を含む複合手段(複合部品)69が配置されている。なお、第1大入賞手段39の左右近傍には各普通入賞手段42が設けられている。
特別図柄始動手段38はステージ部材58の下方に配置されており、非開閉式の第1特別図柄始動口38aと開閉式の第2特別図柄始動口38bとを有し、この特別図柄始動口38a,38bの何れかに遊技球が入賞する始動検出を条件に特別図柄表示手段44の特別図柄が所定時間変動して、その変動後の特別図柄が始動検出時の特別遊技、非特別遊技の抽選結果に応じて特別態様、非特別態様の何れかで停止するようになっている。
なお、特別遊技は遊技者に有利な遊技態様であり、非特別遊技は特別遊技以外の遊技態様である。特別図柄始動手段38が遊技球を検出することを契機に遊技態様の抽選、特別図柄の変動等が行われると共に、特別図柄の変動に同期して画像表示部50の演出図柄56a〜56cが所定時間変動して特別遊技演出態様、非特別遊技演出態様に対応する態様で停止する。
第2特別図柄始動口38bは開閉部材38cを備えており、開閉部材38cが開放したときに遊技球が入賞し易い状態となる。なお、開閉部材38cは普通図柄表示手段43の変動後の普通図柄を特定遊技態様とする抽選に当選したときに、所定時間(例えば1秒)の開放を所定回数(例えば2回)行うようになっている。
ステージ部材58は画像表示部50の前側に左右方向に配置され、前飾り枠51のワープ口71からの遊技球が左右方向に転動する転動路72と、この転動路72で振分けられた遊技球を遊技盤5の前側に落下させる中央案内溝72a及び左右案内溝72b,72cとを有する。
特別図柄表示手段44は7セグメント素子により構成され、各特別図柄始動口38a,38bへの遊技球の入賞を契機として特別図柄が所定時間変動し、変動後の特別図柄が遊技態様の抽選結果に応じて特別遊技態様、非特別遊技態様の何れかを停止表示するようになっている。
例えば、斜め方向に配置された3個の7セグメント素子の内、その上側の1個の7セグメント素子は第1特別図柄始動口38aへの遊技球の入賞により特別図柄(例えば第1特別図柄)の変動表示を、中間の1個の7セグメント素子は第2特別図柄始動口38bへの遊技球の入賞により特別図柄(例えば第2特別図柄)の変動表示を夫々行い、その変動後に特別遊技態様、非特別遊技態様の何れかを停止表示するようになっている。下側の1個の7セグメント素子は特別図柄及び普通図柄の保留球数等を表示する。
なお、この実施形態では、遊技球が第1特別図柄始動口38aに入賞したときには第1特別図柄が、第2特別図柄始動口38bに入賞したときには第2特別図柄が夫々変動するようにしているが、特別図柄始動口38a,38bの何れに入賞したときにも第1特別図柄が所定時間変動して停止するようにしてもよい。
普通図柄表示手段43は複数個のLED等の発光素子からなり、普通図柄始動手段41が遊技球を検出することを条件に普通図柄が所定時間変動し、変動後の普通図柄が特定遊技、非特定遊技の遊技態様の抽選結果に応じて特定遊技態様、非特定遊技態様の何れかを停止表示するようになっている。なお、特定遊技は遊技者に有利な遊技態様である。
第1大入賞手段39、第2大入賞手段40は共に開閉型であって、特別図柄表示手段44の変動後の特別図柄が特別遊技態様で停止したときに、その後の特別遊技において第1大入賞口73、第2大入賞口74に所定個数の遊技球が入賞するか所定時間経過するまで開放するようになっている。
第1大入賞手段39、第2大入賞手段40は、遊技球が第1特別図柄始動口38aに入賞して第1特別図柄が特別遊技態様で停止したときには第1大入賞手段39が、遊技球が第2特別図柄始動口38bに入賞して第2特別図柄が特別遊技態様で停止したときには第2大入賞手段40が夫々開閉動作をする。
なお、特別遊技中は何れかの大入賞手段39,40の1回又は複数回の開閉動作を1ラウンドとして、所定ラウンド、例えば16ラウンドまで開閉動作を継続するようになっている。そのため特別遊技になれば、各ラウンド毎に第1大入賞手段39、第2大入賞手段40に多数の遊技球が入賞することとなり、遊技者は多くの賞球を獲得することができる。
第1大入賞手段39は、正面視で略横長矩形状の第1大入賞口73と、下辺の横軸廻りに回動して第1大入賞口73を開閉する開閉扉75を備えており、開閉扉75が横軸廻りに前側から回動して第1大入賞口73を開放したときに、上側から落下する遊技球を開閉扉75を経て第1大入賞口73へと案内するようになっている。
複合手段69は、図2〜図7に示すように、遊技盤5の前面に装着された取り付け板(前部材)76と、右打ち通路53の下側で取り付け板76に設けられ且つ右打ち通路53からの遊技球を遊技領域12の中央側へと案内する球案内部77と、球案内部77の下側に配置された発光演出手段67と、球案内部77よりも中央寄りの下側に配置され且つ前後方向に出退する開閉部材78を備えた第2大入賞手段40と、第2大入賞手段40の下側に配置された発光演出手段68と、球案内部77と第2大入賞手段40との中間で取り付け板76に装着された普通図柄始動手段41と、普通図柄始動手段41の周辺から発光演出手段67,68間、及び発光演出手段68の下側を経てアウト口47側へと通じる球流下通路79と、取り付け板76の前側に相対向して配置され且つ発光演出手段67,68、第2大入賞手段40、球案内部77の前側に配置された前板80とを備えている。
そして、遊技中に遊技領域12の頂部右側に集中するように遊技球を発射すると、その遊技球は画像表示手段37と前飾り部材34との間の右打ち通路53に入り、その右打ち通路53から球案内部77上に落下した後、球案内部77に沿って遊技盤5の中央側へと案内されて行く。球案内部77を通過した遊技球は下方へと落下して、普通図柄始動手段41を通過するか、又は普通図柄始動手段41の周辺を経て球流下通路79からアウト口47へと移動する。
また球案内部77を通過した後、第2大入賞手段40側へと転動する。このとき第2大入賞手段40の開閉部材78が前進した閉鎖位置にあれば、その遊技球は開閉部材78上を通過して遊技領域12の中央側へと案内されて、普通入賞手段42に入賞するか、第1大入賞手段39に入賞する等する。また開閉部材78が後退した開放位置にあれば、その第2大入賞手段40側へと移動した遊技球の多くが第2大入賞口74へと入賞する。
発光演出手段67は、図4〜図6に示すように、取り付け板76から前側に一体に突出する周壁81と、前面側の前板80に形成された発光演出部82と、遊技盤5の前側で取り付け板76の前側で発光演出部82の裏側に配置された発光基板83と、発光基板83に装着され且つ発光演出部82に裏側から光を照射する複数個のLED等の発光体84と、裏側に突出して発光基板83に装着されたコネクタ85とを備えている。コネクタ85は遊技盤5に形成された開口部86に前後方向に挿通され、裏側に演出基板からのハーネス側コネクタが着脱自在に接続されている。
周壁81の上面に球案内部77が設けられており、右打ち通路53から落下する遊技球を遊技領域12の中央側へと案内するように傾斜状に形成されている。第2大入賞手段40は球案内部77よりも遊技領域12の中央側に上下方向の段差を置いて配置され、この第2大入賞手段40と球案内部77との間に普通図柄始動手段41が設けられている。
第2大入賞手段40は、図5、図6、図7に示すように、遊技盤5の裏側に配置されたケース状の本体部89と、遊技盤5の前側で上向きに開口する第2大入賞口74と、本体部89の上部側に前後方向に摺動自在に設けられ且つ第2大入賞口74の上側を開閉する開閉部材78と、この開閉部材78を前後方向に出退駆動する駆動手段90と、第2大入賞口74に入賞した遊技球を検出する検出スイッチ107とを備えている。
遊技盤5は前面側が平坦状であって、図6〜図8に示すように、裏側へと突出する周壁部32を外周の略全周に一体に備え、裏面側を凹凸状に形成することにより、遊技領域12に対応する領域に配置された厚肉部92と、この厚肉部92と周壁部32との間に配置され且つ厚肉部92よりも薄い薄肉部93と、薄肉部93の必要箇所を補強する補強リブ94とが夫々設けられている。
遊技盤5の厚肉部92には画像表示手段37、第1大入賞手段39、複合手段69、普通入賞手段42等の遊技部品が装着されている。なお、厚肉部92と薄肉部93との境界部分はその略全周が厚肉部92の裏側へと傾斜する傾斜面92aとなっている。
遊技盤5の第2大入賞手段40の本体部89に対応する部分には、厚肉部92の裏面から前側に凹入する凹部95が形成され、この凹部95の前側が肉厚の薄い前壁部96となっている。本体部89は上又は左右両側等の複数箇所に取り付け部97を有し、前部側が遊技盤5の裏側の凹部95に収まった状態で各取り付け部97がネジ等の固定手段98により遊技盤5の厚肉部92に裏側から着脱自在に装着されている。
第2大入賞口74を形成する上向き状の入賞口壁74aは、図5に示すように、その発光演出手段68の周壁99と共に取り付け板76から前側に突出して一体に形成されている。入賞口壁74aは取り付け板76の開口部100、遊技盤5の前壁部96の開口部101を介して本体部89の前部から下側に形成された入賞通路102に連通し、第2大入賞口74に入った遊技球を遊技盤5の裏側へと誘導するようになっている。
開閉部材78は本体部89内の左右両側の摺動案内部により前後方向に摺動自在に支持案内されると共に、取り付け板76及び遊技盤5の開口部100,101に前後方向に挿通され、その前部側が取り付け板76から出退して第2大入賞口74を開閉するようになっている。
駆動手段90は本体部89内に設けられたソレノイド90aにより構成され、連動機構103を介して開閉部材78を前後方向に出退駆動する。連動機構103は横軸104により本体部89に揺動自在に枢支され且つ上端部が開閉部材78の係合部に係合する揺動アーム105と、前後方向に移動して揺動アーム105とソレノイド90aとを連結する連結部材106とを備えている。なお、開閉部材78は通常時には閉鎖状態にあり、開放指令によりソレノイド90aが励磁又は消磁することによって後退して第2大入賞口74を開放するようになっている。
入賞通路102は本体部89の前部側に上下方向に配置され、その部分に遊技球を検出する検出スイッチ107が設けられている。検出スイッチ107は上下に偏平な矩形状であり、遊技盤5の前壁部96に近接して長手方向を左右方向に向けて設けられており、この検出スイッチ107の少なくとも前部側が遊技盤5の凹部95内に配置されている。
周壁99の上部側には第2大入賞口74の左右両側に球案内部99a,99bが形成されており、開閉部材78が第2大入賞口74を閉じたときに、球案内部99a,99b及び開閉部材78を経て遊技球を遊技領域12の中央側へと案内するようになっている。
発光演出手段68は、図4、図5、図7に示すように、取り付け板76から前側に一体に突出する周壁99と、前面側の前板80に形成された発光演出部108と、遊技盤5及び取り付け板76の前側で発光演出部108の裏側に配置された発光基板109と、発光基板109に装着され且つ発光演出部108に裏側から光を照射する複数個のLED等の発光体110と、裏側に突出して発光基板109に装着されたコネクタ111とを備えている。
コネクタ111は遊技盤5に形成された開口部112に前後方向に挿通され、裏側に演出基板からのハーネス側コネクタが着脱自在に接続されている。なお、コネクタ111は遊技盤5の開口部112に挿通された挿通部を構成している。
普通図柄始動手段41は、図4〜図6、図7に示すように、取り付け板76から前側に突出して設けられた通過口部113と、通過口部113を通過する遊技球を検出する検出スイッチ114と、通過口部113を通過した遊技球を中央側に案内する案内部115とを有する。
検出スイッチ114は上下方向に偏平状で前後方向に長い矩形状であって、取り付け板76に裏側から通過口部113側へと挿入して係止爪等により着脱自在に係止されている。検出スイッチ114は取り付け板76から後方に突出しており、遊技盤5に形成された開口部116に前後方向に挿通されている。検出スイッチ114の後端側には主基板からのハーネス側コネクタが着脱自在に接続されている。なお、検出スイッチ114は挿通部を構成している。
遊技盤5には複合手段69に対応して発光演出手段67,68用の開口部86,112と、第2大入賞手段40の開口部101と、普通図柄始動手段41用の開口部116との少なくとも4個の開口部86,101,112,116が別々に設けられている。
複合手段69では、遊技盤5の前面側に配置された取り付け板(前部材)76等により、第2大入賞手段40、普通図柄始動手段41、発光演出手段67,68の部品本体が構成され、開閉部材78、コネクタ85,111、検出スイッチ114等により挿通部が構成されている。そして、遊技盤5の開口部86,101,112,116は、本体部と挿通部とのうち、挿通部のみを挿通可能な大きさである。
3個の普通入賞手段42の内、2個の普通入賞手段42は第1大入賞手段39の両側に配置され且つ取り付け板(前部材)117を介して第1大入賞手段39と共に遊技盤5に装着され、また残りの1個の普通入賞手段42は発光演出手段118と共に取り付け板(前部材)119を介して遊技盤5に装着されている。取り付け板119は内レール33bに沿って内側に配置されている。
発光演出手段118は、図4、図5、図8に示すように、取り付け板119の前面に装着された周壁120と、この周壁120の前端側に一体に形成された発光演出部121と、遊技盤5及び取り付け板76の前側で発光演出部121の裏側に配置された発光基板122と、発光基板122に装着され且つ発光演出部121に裏側から光を照射する複数個のLED等の発光体123と、裏側に突出して発光基板122に装着されたコネクタ124とを備えている。コネクタ124は遊技盤5に形成された開口部125に前後方向に挿通され、裏側に演出基印からのハーネス側コネクタが着脱自在に接続されている。
普通入賞手段42は、図4、図5、図8に示すように、取り付け板119の前側で普通入賞口126を形成する口部材127と、口部材127の裏側で取り付け板119から後方に突出する本体部135とを備えている。本体部135は取り付け板119に一体に形成され且つ普通入賞口126に連通する入賞通路128と、入賞通路128の下部側に装着され且つ普通入賞口126に入賞した遊技球を検出する検出スイッチ129とを備え、入賞通路102及び検出スイッチ129が遊技盤5の開口部130に前後方向に挿脱自在に挿通されている。
遊技盤5には発光演出手段118、普通入賞手段42に対応して発光演出手段118用の開口部125と、普通入賞手段42用の開口部130との少なくとも2個の開口部125,130が別々に設けられている。口部材127は取り付け板119に一体でもよいし、取り付け板119に着脱自在に装着してもよい。
発光演出手段118では、遊技盤5の前側の取り付け板119等により部品本体が構成され、コネクタ124により挿通部が構成されている。また普通入賞手段42では、遊技盤5の前側の取り付け板119等により部品本体が構成され、入賞通路102及び検出スイッチ129により挿通部が構成されている。そして、遊技盤5の開口部125,130は、本体部と挿通部とのうち、その挿通部のみを挿通可能な大きさである。
遊技盤5の前面下部には、証紙貼付部131、発光演出手段132、前飾り部133を有する前飾り部材134が設けられている。
この実施形態のように、遊技盤5の遊技領域12に画像表示手段37、第1大入賞手段39、複合手段69、普通入賞手段42等の遊技部品を装着するに当たって、例えば複合手段69に例示されるように4個の開口部86,101,112,116を別々に設けて、その各開口部86,101,112,116に取り付け板76側から後方に突出する本体部89、コネクタ85,111、検出スイッチ114の4個を夫々別々に挿通する構成を採用することにより、遊技盤5側の開口部86,101,112,116の数が増えるものの開口部86,101,112,116自体の個々の大きさを必要最小限にできるため、遊技盤5の全体に締める開口部分の割合が少なくなり、遊技盤5の強度、剛性を容易に確保することができる。
また遊技盤5の裏側から前側に凹入する凹部95、その前側の前壁部96とがあり、その凹部95内に本体部89の前側を配置しているため、遊技盤5の強度の低下を抑えつつ、本体部89の遊技盤5から裏側への突出量を小さくできる。
更に遊技盤5をアクリル等の合成樹脂材により射出成型する場合には、予め金型に開口部86,101,112,116等の成型部を設けておけばよいので、開口部86,101,112,116等の数が増えても遊技盤5を製作する上で工数が大きく増加する等の問題が生じるようなこともない。
更に遊技盤5は前面側が面一状であって、外周側に周壁部32を有し、裏面側を凹凸状に形成して遊技領域12に対応する厚肉部92を形成し、その周辺に薄肉部93、補強リブ94を形成しているので、遊技盤5をアクリル等の合成樹脂材により成型する場合にも、所定の強度を確保ちながらその材料の使用量を少なくできる。
複合手段69は発光演出手段67,68を内部に備えているため、複合手段69の前面側の発光演出部82,108を裏側から発光させることができる。また発光演出手段67の周壁81、球流下通路79が遊技領域12の外周を形成する構造になっているため、この複合手段69の外側に遊技領域12を区画する部材を設ける必要はない。
また発光演出手段68のコネクタ111に対応する開口部112は周壁99に取り囲まれた位置にあるが、第2大入賞手段40の本体部89と重なっておらないので、コネクタ111に対するハーネス側コネクタの接続等も容易に行なえる。
図9は本発明の第2の実施形態を例示する。この複合手段69は、球流下通路79の下側に証紙貼付部131、発光演出手段132とを備えている。発光演出手段132は球流下通路79の上側の発光演出手段68と同様に発光基板137、発光体138、コネクタ139等を備え、そのコネクタ139が遊技盤5の開口部140に前後方向に挿通されている。他の構成は第1の実施形態と同様である。
この実施形態では、発光演出手段132は遊技領域12の外側に配置されている。この発光演出手段132のように遊技領域12の外側に遊技部品の一部を配置する場合にも、その部分のコネクタ139等の挿通部と対応する開口部140を他の開口部86,101,112,116と別々に設ける等、第1の実施形態と同様に実施できる。
図10、図11は本発明の第3の実施形態を例示する。この複合手段69では、第2大入賞手段40の第2大入賞口74を構成する入賞口壁74aは、本体部89の前側に一体に形成され、遊技盤5及び取り付け板76の開口部100,101に挿通して前側に突出している。なお、前板80は入賞口壁74aの外周に前側から当接し、また入賞口壁74a及び開閉部材78が挿通部を構成している。他の構成は各実施形態と同様である。
このように遊技盤5及び取り付け板76に開口部100,101を設けて、第2大入賞手段40の入賞口壁74a及び開閉部材78を開口部100,101内に配置することにより、第2大入賞口74及び入賞口壁74aを前側から容易に視認可能であり、視認性が更に向上する利点がある。
図12〜図14は本発明の第4の実施形態を例示する。この実施形態は第1大入賞手段39とその両側の普通入賞手段42とを取り付け板142に組み付けた複合手段143を示す。
第1大入賞手段39は、図12、図13に示すように、取り付け板(前部材)142と、この取り付け板142の裏側に配置され且つ遊技盤5の開口部144に前後方向に挿通された本体部145を有し、本体部145の前端に横長矩形状の第1大入賞口73が形成され、この第1大入賞口73を横軸141廻りに回動する開閉扉75により開閉するようになっている。
第1大入賞口73には入賞した遊技球を裏側へと誘導する入賞通路146の途中に検出スイッチ147が設けられ、また入賞通路146の通路壁の外側、例えば底壁146aの下側に、発光基板148にLED等の発光体149を装着した発光演出手段150が配置されている。
発光演出手段150は第1大入賞口73の左右幅の略全幅において、発光体149の発光時に第1大入賞口73の内部に光を照射して、第1大入賞口73内を発光させるようになっている。なお、発光体149に対応して底壁146a及び/又は上壁146bの下面等に発光用の乱反射面が設けられている。
普通入賞手段42は取り付け板142の左右両側に配置されており、図12、図14に示すように、取り付け板142の前側で普通入賞口151を形成する口部材152と、普通入賞口151に連通して取り付け板142に一体に形成された入賞通路153と、入賞通路153に連通して遊技盤5の裏面に装着された落下通路154と、落下通路154の下側に装着され且つ普通入賞口151に入賞した遊技球を検出する検出スイッチ155とを備えている。入賞通路153は遊技盤5の開口部156に前後方向に挿脱自在に挿通されている。他の構成は各実施形態と同様である。
このような複合手段143の場合にも、遊技盤5には第1大入賞手段39、左右の普通入賞手段42に対応して少なくとも3個の開口部144,156を別々に設けることにより同様に実施することができる。また第1大入賞口73はその内部を発光させるように発光演出手段150を備えているので、開閉扉75の開放中に発光体149を発光させることにより、第1大入賞手段39の発光による演出性を更に向上させことができる。
図15〜図17は本発明の第5の実施形態を例示する。この実施形態では球流下通路79の下側に、発光基板158にLED等の発光体159を装着した発光演出手段160を設け、その発光体159の光により底壁79a側から球流下通路79を照明するようにしている。
発光基板158は球流下通路79の底壁79aに沿って略平行に配置されており、その板面方向が遊技盤5の前面及び取り付け板76と略直角状に交差するように、適宜固定手段により球流下通路79の底壁79a等に固定されている。
発光基板158には取り付け板76の開口部161、又は取り付け板76の開口部161及び遊技盤5の開口部162内に突出する突部163が後端側に形成され、この突部163に発光基板158に沿ってコネクタ164が装着されている。コネクタ164には遊技盤5の裏側からハーネス側コネクタが着脱自在に接続されている。なお、発光基板158の突部163、発光基板158側のコネクタ164によりひとつの挿通部が構成されている。他の構成は各実施形態と同様である。
このように遊技盤5、取り付け板76の開口部161,162内でハーネス側コネクタを発光基板158側のコネクタ164に板面方向に着脱する場合には、取り付け板76の開口部161、又は取り付け板76及び遊技盤5の開口部161,162内に突出する突部163を設けて、その突部163にコネクタ164を装着することにより、発光基板158側のコネクタ164を遊技盤5の裏側に近付けることができ、開口部161,162を小さくしながらもハーネス側コネクタを発光基板158側のコネクタ164に容易に着脱することができる。
以上、本発明の実施形態について詳述したが、本発明はこの実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。遊技盤5に装着する遊技部品は画像表示手段37、入賞手段39,40,42、演出手段65,67,68,118等の単独部品の他、画像表示手段37、入賞手段39,40,42、演出手段65の少なくとも一つと発光演出手段67,68,118等を組み合わせた複合部品であってもよい。二部品を複合した複合部品の場合には、第1挿通部を有する第1部品と、第2挿通部を有する第2部品とを備えたものとなる。
また遊技部品の種類によって遊技盤5の開口部に挿通される挿通部の構成が相違するが、その挿通部は遊技盤5の裏側から前側に挿通するもの、遊技盤5の前側から裏側に挿通されるものの何れであってもよい。
また挿通部は遊技部品に設けられる突出部57の配置によって異なる。例えば入賞ケース等の本体部89と、入賞検出用の検出スイッチ107とを備えた入賞手段40の場合、本体部89内に検出スイッチ107が配置される等、両者が一体又は近接して配置されるときには、両者によって1個の挿通部が構成されるが、両者が離れて配置されているときには、夫々によって各挿通部が構成されることになる。
また遊技部品は一般的には遊技領域12内に配置されるものであるが、遊技領域12の内外両側に跨がって配置されるものでもよい。例えば、複合手段69等において、その一部が遊技領域12の外周を形成する区画壁を有するものの場合には、その区画壁の内側に配置される内側配置部と、区画壁の外側に配置される外側配置部とを備えたものでもよい。遊技部品は内レール33bの内外両側に内側配置部と外側配置部とを備えたものでもよい。
このような内側配置部と外側配置部とを備えた遊技部品において、その夫々の裏側に挿通部が離間してある場合には、各挿通部毎に開口部を設けることとなる。この場合、外側配置部の挿通部に開口する開口部は、遊技盤5の遊技領域12の外側に設けられる。
発光演出手段を設ける場合、その発光基板は開口部に対応した形でもよい。その場合、発光基板を遊技盤5と略平行に配置して、この発光基板を開口部の形状に略対応する形状としてもよいし、発光基板を遊技盤5に対して直角方向、その他の方向に配置して、一部が開口部内に入るように発光基板に対応して突出部57等を形成してもよい。発光体はLED以外のものを使用してもよい。
遊技盤5に設ける演出手段は、遊技の実行又は興趣の向上を目的とするものであって、この演出手段には、可動部を駆動モータ、ソレノイド等の駆動手段で駆動する可動式、発光体、発光基板を備えて所要箇所を直接又は間接的に発光又は照明する発光式又は照明式、その他の形式のものがある。また可動部内に発光演出手段を組み込んでもよい。
遊技盤5の前面の取り付け板76は、複数の挿通部に共通の1枚板が望ましいが、各挿通部毎に独立するものでもよい。また実施形態では、前部材として遊技盤5の前面に当接する取り付け板76等を例示しているが、前部材は遊技盤5に直接当接する他、他の部材を介して遊技盤5の前面に間接的に当接するものでもよい。前部材は前飾りを兼用するものでもよいし、前側の装飾部材又は前飾り体により一部又は全部が覆われた状態で配置されるものでもよい。
遊技盤5の開口部を各挿通部毎に独立して設ける場合、遊技盤5の殘存領域が拡大して遊技盤5自体の強度が向上するが、その殘存部分が取り付け板76等から外れて前側に露出する場合には、その部分にも装飾絵柄を設ける等、遊技領域12内の広域にデザインを施すことが望ましい。また取り付け板76の前面等、遊技盤5に装着される遊技部品を含めてデザイン化することも可能である。遊技部品には、取り付け板76の他に、その前側に前飾り体を設けてもよい。
実施形態の遊技盤5は、アクリル板等による光透過性を有する合成樹脂製として、裏側の凹凸形状、開口部等を射出成型により成型したものを例示しているが、光透過性を有する合成樹脂製等の場合でも平板状に構成することも可能であり、また開口部はルータ等で孔加工してもよい。その他、遊技盤5はベニヤ板等の木製のものでもよい。
遊技盤5に開口部を形成する場合、その開口部は部品本体と、この部品本体から後方に突出する挿通部とのうち、その挿通部のみを挿通可能な大きさとすることが望ましい。また複合部品その他であって、1の部品本体に対して複数の挿通部がある場合、その部品本体を含む挿通部を挿通可能な大きさの開口部を遊技盤5に形成するよりも、各挿通部のみを挿通可能な大きさの開口部を個別に複数設ける方が、遊技盤5の強度の確保等の点から望ましい。
更にパチンコ機1に限らず、アレンジボール機、雀球遊技機等の各種の弾球遊技機においても同様に実施することが可能である。
2 外枠
4 前枠
5 遊技盤
12 遊技領域
37 画像表示手段(遊技部品)
39 第1大入賞手段(遊技部品)
40 第2大入賞手段(遊技部品)
41 普通図柄始動手段((遊技部品)
42 普通入賞手段(遊技部品)
50 画像表示部
54 窓枠部(挿通部)
59,67,68,132, 発光演出手段(遊技部品)
69 複合手段(複合部品)
63,86,100,112 開口部
64,85,111,124 コネクタ(挿通部)

Claims (8)

  1. 遊技盤に遊技部品を装着し、
    該遊技部品の複数の挿通部を前記遊技盤の開口部に挿通した弾球遊技機において、
    前記遊技盤に前記挿通部毎に前記開口部を備えた
    ことを特徴とする弾球遊技機。
  2. 前記遊技部品は部品本体と、該部品本体から突出する前記挿通部とを備え、
    前記開口部は前記遊技部品のうち前記挿通部のみを挿通可能な大きさである
    ことを特徴とする請求項1に記載の弾球遊技機。
  3. 前記遊技部品は第1挿通部を有する第1部品と、第2挿通部を有する第2部品とを備えた複合部品であり、
    前記遊技盤は前記第1挿通部が挿通される第1開口部と、前記第2挿通部が挿通される第2開口部とを別々に備えた
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の弾球遊技機。
  4. 前記遊技盤の前側に配置された前部材に前記第1部品と前記第2部品とを備えた複合部品である
    ことを特徴とする請求項3に記載の弾球遊技機。
  5. 前記遊技部品は前記遊技盤の前面側に露出する入賞口と、該入賞口を開閉する開閉部材とを備えた入賞手段であり、
    前記入賞口及び前記開閉部材が前記開口部に挿通される1の挿通部を構成する
    ことを特徴とする請求項1〜4の何れかに記載の弾球遊技機。
  6. 前記遊技盤は前記開口部が形成された前壁部と、前記遊技盤の裏側から前記前壁部側に凹入して形成された凹部とを有し、
    該凹部に前記入賞手段の部品本体の少なくとも前部側が収まっている
    ことを特徴とする請求項5に記載の弾球遊技機。
  7. 前記遊技部品は発光演出部と、前記発光演出部に光を照射して発光させる発光体と、前記遊技盤の前記開口部に挿通されるコネクタを備えた発光演出手段である
    ことを特徴とする請求項1〜4の何れかに記載の弾球遊技機。
  8. 前記発光体が装着された発光基板を、板面方向が前記遊技盤に対して交差する方向に配置し、
    前記発光基板は前記遊技盤の前記開口部内に突出し且つ前記コネクタが装着された突部を有する
    ことを特徴とする請求項7に記載の弾球遊技機。
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