JPH06154400A - パチンコ機用表示装置 - Google Patents

パチンコ機用表示装置

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JPH06154400A
JPH06154400A JP4335522A JP33552292A JPH06154400A JP H06154400 A JPH06154400 A JP H06154400A JP 4335522 A JP4335522 A JP 4335522A JP 33552292 A JP33552292 A JP 33552292A JP H06154400 A JPH06154400 A JP H06154400A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pachinko machine
display device
display function
game board
decorative cover
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP4335522A
Other languages
English (en)
Inventor
Nobuo Matsubara
信男 松原
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Sanyo Bussan Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Bussan Co Ltd
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Publication date
Application filed by Sanyo Bussan Co Ltd filed Critical Sanyo Bussan Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 従来装置の無駄なコストを削減し、且つ、遊
技板への着脱(交換)作業が容易なパチンコ機用表示装
置Dを提供する。 【構成】 パチンコ機用表示装置Dは、パチンコ機の遊
技板面に取り付けられ、数字や図形等を変動表示するも
のである。本発明のパチンコ機用表示装置Dは、表示機
能部1と装飾カバー部2とに分割して形成すると共に、
該表示機能部1と装飾カバー部2に夫々位置決めガイド
部8,27を形成し、装飾カバー部2を遊技板の表面に
固着すると共に、表示機能部1を前記装飾カバー部2の
位置決めガイド部27に自己の位置決めガイド部8を嵌
合させて遊技板の裏面に固着するようにしたことを特徴
とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、数字や図形等を変動表
示するためにパチンコ機の遊技板に取り付けられるパチ
ンコ機用表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】パチンコ機用表示装置Dは、例えば図6
に示すようなデジタル式のパチンコ機Pに使用されるも
ので、始動入賞口S,Sへの入賞を受けて数字等の表示
が変動を開始し、所定時間の経過か又は停止ボタンの入
力によって前記変動が停止するよう設定されている。パ
チンコ機Pは、パチンコ機用表示装置Dの停止時の表示
が所定の組合せである場合に大当たり状態となって、下
側の入賞装置Aを所定の条件で作動させる。而して、従
来のパチンコ機用表示装置Dは、取付基盤を主とする装
飾カバー部と、セグメント表示器やドットマトリックス
ディスプレイを収納するケース体とが一体成形されてお
り、該ケース体内にセグメント表示器等をビス止めして
内蔵し、前記取付基盤を遊技板Bにビス止めしてパチン
コ機Pに取り付けるものであった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】パチンコ機用表示装置
Dは、パチンコ機のモデルチェンジに合わせてデザイン
が変更される。しかし、表示機能自体は何等変わらない
ため、パチンコ機用表示装置Dのデザイン変更と言って
も装飾カバー部のデザインのみを変えるケースが殆どで
ある。ところが、上記のようにパチンコ機用表示装置D
は、装飾カバー部と表示機能部が一体になっていたた
め、本来変更の必要のない表示機能部をも含めて設計・
加工しなければならないから無駄なコストが掛かり、し
かも、金型の形状が複雑になるから金型代が高くつき、
型抜きが面倒であるため作業性も悪い等、多くの問題点
があった。また、これまでのパチンコ機用表示装置D
は、全体が1個の部品として取り扱われるものであった
ため、故障時にパチンコ機Pから取り外すために、先ず
遊技板の裏側にある機構板を開いてパチンコ機用表示装
置Dから接続ケーブルを外し、次にパチンコ機のガラス
扉枠Gを開いて取付基盤のビスを外し、その状態でパチ
ンコ機用表示装置D全体をそっくり遊技板Bから抜き取
り、また、修理後か或いは別の正常なパチンコ機用表示
装置Dを取り付ける場合にも逆の工程が必要であって、
パチンコ機用表示装置Dの着脱(交換)作業が極めて面
倒で時間が掛かる問題点もあった。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の問題点を解消する
ため本発明は、パチンコ機の遊技板面に取り付けられ、
数字や図形等を変動表示するパチンコ機用表示装置にお
いて、該パチンコ機用表示装置を表示機能部と装飾カバ
ー部とに分割して形成すると共に、その表示機能部と装
飾カバー部に夫々位置決めガイド部を形成し、装飾カバ
ー部を遊技板の表面に固着すると共に、表示機能部を前
記装飾カバー部の位置決めガイド部に自己の位置決めガ
イド部を嵌合させて遊技板の裏面に固着するようにした
パチンコ機用表示装置を提供するものである。
【0005】
【作用】装飾カバー部と表示機能部が別体であるため、
パチンコ機用表示装置のデザインを変更する場合に、装
飾カバー部のみの変更で対応できる。また、装飾カバー
部の形状がシンプルになるから、その分金型代が安くな
ると共に、型抜きが容易になって作業性も向上する。一
方、表示機能部は変更なくそのまま製造できるため、量
産によるコストダウンが可能であり、総合的にパチンコ
機用表示装置のコストを下げることができる。また、パ
チンコ機用表示装置が故障しても、遊技板の裏側から表
示機能部のみを簡単に交換することができるため、迅速
にパチンコ機を再稼働させることができ、パチンコ機用
表示装置の故障に起因する損害が最小限で済む。
【0006】
【実施例】以下に本発明の実施例を図面を参照しつつ説
明する。なお、図1は装飾カバー部と表示機能部を分離
して示すパチンコ機用表示装置の斜視図、図2はパチン
コ機用表示装置の斜視図、図3は一部を切り欠いて示す
パチンコ機用表示装置の側面図、図4は表示機能部の斜
視図、図5は表示機能部の分解斜視図、図6はパチンコ
機の正面図である。パチンコ機用表示装置Dは、図1に
示すように、表示機能部1と装飾カバー部2の独立した
2つの部品により構成されている。
【0007】表示機能部1は、図5に示すように、後面
が開放された箱型のケース体3と、該ケース体3の前面
板3fに開設されている四角い窓開口3wを塞ぐ断面蒲
鉾形状のレンズ板4と、ドットマトリックスディスプレ
ー5と一体の表示制御基板6と、前記ケース体3の後面
を塞ぐ蓋板7とからなる。前記ケース体3は、上面板3
rの前方両角部に筒状の位置決めガイド部8を有すると
共に、前面板3fの両側に取付片9が延設されている。
ケース体3の上面板3rは、中心位置に設けた開口10
で分断された形態であり、この開口10がリード線等の
通過領域となる。また、ケース体3の前面板3fの内側
には、前記表示制御基板6を取り付けるネジ筒11が窓
開口3wのコーナー部分に突設されている。前記レンズ
板4は、有色透明な合成樹脂製であり、各コーナー部分
から突設した突片4aが前記ネジ筒11に当たってケー
ス体3内に位置決めされる。前記表示制御基板6は、2
枚のプリント基板6f,6rを一体に連結した構成であ
り、前側のプリント基板6fにドットマトリックスディ
スプレー5が接続固定されている。一方、後側のプリン
ト基板6rには、ディスプレイドライブ用の半導体素子
13を介して放熱フィン14が固着されると共に、両側
方にケーブル接続用のコネクター15a,15bが固着
されている。なお、本実施例は、細長い放熱フィン14
を一個だけ使用し、真っ直ぐ横一線に並べた複数個の半
導体素子13,13…を恰も橋桁にするような形態で該
放熱フィン14を取り付けたが、このような構成を採用
すれば、個々の半導体素子13,13…に個別に放熱フ
ィンを設ける場合に比べて、放熱フィン14の取り付け
作業が簡単且つ迅速に行えると共に放熱フィン14を大
きくすることができるため高い冷却効果を得ることがで
きる、等の効果がある。前記蓋板7は、ケース体3の後
面に合致する形状の合成樹脂板であり、前記ケース体3
の上面板3rの開口10に対応する凹欠部16と、放熱
フィン14を通す放熱用開口17及びコネクター15
a,15bを通すコネクター用開口18が設けられ、ケ
ース体3の後面にビス止めされる。
【0008】一方、装飾カバー部2は、図1〜図3に示
すように、遊技板Bに固着するための取付基盤19を中
心として、その前面に、通常の入賞口20と、図6の始
動入賞口Sへの入賞記憶個数を表示するLED21や、
大当たり状態において入賞装置Aへの入賞個数や作動回
数等を表示するセグメント表示器22,23等を有す
る。取付基盤19の裏面には、遊技板Bの板厚に相当す
る奥行きの周枠24が突設されており、その周枠24の
上半分に適宜な装飾装置(図示せず)を収納するボック
ス25が形成されている。なお、該ボックス25の後方
には、コネクター15c,15d,15e取付用の基板
26が固着されている。前記周枠24の下半分は、表示
機能部1のセット領域であり、表示機能部1の窓開口3
wに合致する窓孔24wが開設されている。また、取付
基盤19の裏面には、表示機能部1の位置決めガイド部
8に嵌まり得るピン形状の位置決めガイド部27が突設
されている。なお、この位置決めガイド部27は、表示
機能部1の位置決めガイド部8に挿入し易くするために
先端が円錐台形状になっている。
【0009】次に、パチンコ機用表示装置Dの遊技板B
への着脱方法について説明する。先ず、遊技板Bに取り
付けるに際して、装飾カバー部2と表示機能部1を図1
のように分離させておく。そして、装飾カバー部2を遊
技板Bの表側から該遊技板Bに穿設した取付穴Hに挿通
し(図3参照)、取付基盤19を遊技板Bにビス止めす
る。次に、遊技板Bの裏側から、位置決めガイド部27
を装飾カバー部2の位置決めガイド部8に嵌めながら表
示機能部1をスライドさせ、該表示機能部1の前面板3
fを装飾カバー部2の周枠24に密着させる。この状態
で表示機能部1の取付片9にビスを通して遊技板Bの裏
面に固着する。これにより装飾カバー部2と表示機能部
1が遊技板Bを介して結合される。なお、装飾カバー部
2と表示機能部1は、コネクター15a,15cを介し
てケーブル(図示せず)で電気的に接続される。なお、
パチンコ機用表示装置Dの表示機能部1が故障した場合
は、遊技板Bの裏側から取付片9のビスを外し、位置決
めガイド部8,27に沿って表示機能部1を真っ直ぐ後
方にスライドさせれば簡単に取り外すことができる。
【0010】以上本発明の実施例について説明したが、
もちろん本発明は上記実施例に限定されるものではな
い。例えば、上記実施例では、表示機能部1を遊技板B
の裏面にビス止めするように構成したが、図7に示すよ
うに、装飾カバー部2の位置決めガイド部27の先端に
弾力性のある鍵片28を形成し、該鍵片28を表示機能
部1の位置決めガイド部8に係合させるようにしてもよ
い。この場合には、上記実施例よりさらに表示機能部1
の着脱が短時間で行える。また、実施例は、装飾カバー
部2の位置決めガイド部27をピン形状に、表示機能部
1の位置決めガイド部8を筒形状にしたが、両位置決め
ガイド部8,27の形状はその逆であってもよく、互い
に嵌まり合うものならどのような形状であってもよい。
【0011】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、パチンコ
機用表示装置Dを装飾カバー部2と表示機能部1とに分
割して形成したため、パチンコ機用表示装置Dのデザイ
ンを変更する場合に、表示機能部1は変更なくそのまま
製造し、装飾カバー部2のみについて設計・加工すれば
良いから、従来技術のような無駄なコストが掛からな
い。また、装飾カバー部2の形状がシンプルになるか
ら、その分金型代が安くなると共に、型抜きが容易にな
って作業性も向上する。一方、表示機能部1は設計変更
の必要がないため、量産によるコストダウンが可能であ
り、総合的にパチンコ機用表示装置Dのコストが下が
る。また、パチンコ機用表示装置Dが故障しても、遊技
板の裏側から表示機能部1のみを簡単に交換することが
できるため、迅速にパチンコ機を再稼働させることがで
き、パチンコ機用表示装置の故障に起因する損害を最小
限で済ませ得る効果をも発揮する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 装飾カバー部と表示機能部を分離して示すパ
チンコ機用表示装置の斜視図である。
【図2】 パチンコ機用表示装置の斜視図である。
【図3】 一部を切り欠いて示すパチンコ機用表示装置
の側面図である。
【図4】 表示機能部の斜視図である。
【図5】 表示機能部の分解斜視図である。
【図6】 パチンコ機の正面図である。
【図7】 他の実施例を示す要部の断面図である。
【符号の説明】
1 …表示機能部 2 …装飾カバー部 8 …表示機能部の位置決めガイド部 27…装飾カバー部の位置決めガイド部 P …パチンコ機 D …パチンコ機用表示装置 B …遊技板

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パチンコ機の遊技板面に取り付けられ、
    数字や図形等を変動表示するパチンコ機用表示装置にお
    いて、 該パチンコ機用表示装置を表示機能部と装飾カバー部と
    に分割して形成すると共に、その表示機能部と装飾カバ
    ー部に夫々位置決めガイド部を形成し、 装飾カバー部を遊技板の表面に固着すると共に、表示機
    能部を前記装飾カバー部の位置決めガイド部に自己の位
    置決めガイド部を嵌合させて遊技板の裏面に固着するよ
    うにしたパチンコ機用表示装置。
JP4335522A 1992-11-21 1992-11-21 パチンコ機用表示装置 Withdrawn JPH06154400A (ja)

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