JP2010131207A - パチンコ機 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】放熱部材34を、その一部(伝導部34a及びフランジ片36)を液晶表示装置30に接触させ、且つ、放熱部34bを通気窓29を介して遊技盤2の前方へ突出させた状態で設置した。そのため、液晶表示装置30から生じた熱は伝導部34aやフランジ片36から放熱部34bへ伝わった後、遊技盤2の前方へ放熱される。したがって、液晶表示装置30の熱に伴う遊技盤2の後方の温度上昇を抑制することができ、特に遊技盤2後面に生じる変形量(膨張又は収縮量)を小さく抑えることができる。
【選択図】図9
Description
さらに、上記問題の解決にあたり、熱の影響を受けにくい、すなわち熱変形しにくい合成樹脂の採用も考えられるが、そのような合成樹脂は比較的高価である上、加工性に劣り遊技盤の作製には不向きである等といった問題もある。
また、上記目的を達成するために、本発明のうち請求項2に記載の発明は、前面に遊技球が流下する遊技領域を設けた合成樹脂製の遊技盤が設置されているとともに、前記遊技盤の後方に図柄表示装置が設置されてなるパチンコ機であって、一部が前記図柄表示装置に接触しているとともに、放熱部が前記遊技盤から外方へ突出する放熱部材を設け、前記図柄表示装置から生じる熱を前記一部から前記放熱部を介して放熱可能としたことを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項1〜3の何れかに記載の発明において、前記放熱部の前方を、少なくとも一部が前記遊技領域内に位置する遊技部材により覆うとともに、前記遊技部材に通気孔を形成したことを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、請求項1〜4の何れかに記載の発明において、前記遊技盤に、当該遊技盤の中央を中心とした円周に沿う円弧状のスリットを設けたことを特徴とする。
また、請求項3に記載の発明によれば、放熱部が遊技盤の前方へ突出しているため、図柄表示装置から生じた熱を遊技盤の前方へ逃がすことができ、結果として遊技盤の前面と後面との間で生じる温度差を小さく抑えることができる。したがって、遊技盤の前面と後面とで膨張又は収縮量に差が生じ、遊技盤が大きく反る等といった事態の発生を防止することができる。
さらに、請求項4に記載の発明によれば、放熱部の前方を、少なくとも一部が遊技領域内に位置する遊技部材により覆うため、たとえ開口を遊技領域内に設けたとしてもパチンコ機のデザイン性が損なわれることはない。また、遊技部材に通気孔を設けているため、放熱部から放出された熱をためることなく逃がすことができる。
加えて、請求項5に記載の発明によれば、遊技盤にスリットを設けているため、たとえ膨張又は収縮が生じたとしても、スリットによって遊技盤の外周縁よりも内方でその膨張又は収縮を逃がすことができ、遊技盤全体での変形量を低減することができる。また、スリットを遊技盤の中央を中心とした円周に沿う円弧状に形成しているため、スリットにおいて膨張又は収縮を無理なく逃がすことができ、遊技盤に撓みが生じる事態をより効果的に抑制することができる。
パチンコ機1は、遊技盤2の前面に形成された遊技領域2a内へ遊技球を打ち込み、遊技領域2a内を流下させて遊技するものであって、遊技盤2は、支持体として機能する機枠3の前面上部に、金属製のフレーム部材であるミドル枠5を介して設置されている。また、遊技盤2の前方には、ガラス扉を嵌め込み設置してなる前扉4が、左端縁を軸として片開き可能に機枠3に蝶着されており、該前扉4によって閉塞される遊技盤2の前方空間が遊技領域2aとされている。
遊技盤2は、アクリル等の透明な合成樹脂からなる板状部材であって、前面に遊技領域2aが形成される平板部材41と、平板部材41を支持する基台部材42とからなる。平板部材41は、正面視略円形に成形されており、その略中央部が図柄表示部6として機能する。また、平板部材41の下部には、チューリップ式電動役物17及び大入賞装置18を取り付けるための大取付孔22が略逆T字状に開設されているとともに、大取付孔22の右方には、ランプ部材15を取り付けるためのランプ孔23が、大取付孔22の左方には、入賞部材19の入賞口として機能する3つの入賞孔24、24・・が夫々設けられている。
加えて、平板部材41には、膨張又は収縮に起因する歪みを抑制するための大径スリット27A、27Bと、小径スリット28A、28Bとが、平板部材41の前面から後面にわたって貫通するように設けられている。さらに、平板部材41の上部には、遊技盤2の前後で空気を流動させるための通気窓29が開設されている。
液晶表示装置30は、「図柄」等を表示する略四角形状の表示画面31の周囲及び後面を覆うように金属製のフレーム部材32を取り付けてなるもので、図7に示す取付金具33を介し、表示画面31が図柄表示部6の後方に位置するようミドル枠5等にネジ止めされる。この取付金具33は、正面及び下面が開放された箱状体で、上面、左右側面、及び背面の内面が、フレーム部材32の上面、左右側面、及び後面に夫々当接するように、液晶表示装置30の上部に取り付けられる。尚、33aは、取付金具33を液晶表示装置30の上面にネジ止めするためのネジ止め部である。
まず、基台部材42の支持凹部44内に平板部材41を嵌め込み、遊技盤2を組み立てる。次に、遊技盤2の前面から、遊技釘、庇部材14、ランプ部材15、ゲート部材16、チューリップ式電動役物17、大入賞装置18、及び入賞部材19等を組み付ける。この各種部材の組み付けにより、大取付孔22、ランプ孔23、入賞孔24、設置孔26、大径スリット27A、27B、小径スリット28A、28B、及び通気窓29は全て、組み付けられた部材により前方を覆われた状態となる。そして、全ての部材を組み付けた遊技盤2をミドル枠5に設置する。
このようにして、遊技盤2及び液晶表示装置30は組み立てられ設置される。
さらに、遊技盤2を平板部材41と平板部材41を支持する基台部材42とから構成するとともに、基台部材42の後面に格子構造を形成しているため、基台部材42をそもそも熱により膨張又は収縮しにくいものとすることができるし、たとえ平板部材41が膨張又は収縮したとしても、当該膨張又は収縮は基台部材42に伝わりにくい。したがって、基台部材42までもが膨張又は収縮して、遊技盤2のミドル枠5への設置部分に負荷が生じるといった事態を防止することができるし、遊技盤2全体での変形量や歪み量を抑制することができる。
また、放熱部材34の放熱部34bは必ずしも通気窓29を介して前方へ突出させる必要はなく、正面視で通気窓29内に放熱部34bが露出させるだけでも遊技盤2の後方にたまりがちな熱を逃がすといった効果を期待できる。さらに、放熱部34bを遊技盤2の上方又は側方等へ露出させるようにしても、熱を逃がすことは可能であり、ひいては通気窓29を設けない構成としてもよい。
さらに、庇部材14における通気スリット14aの形状は勿論、形成位置等も当然設計変更可能であって、庇部材の14の上面や下面に設けてもよい。このように庇部材14の上面や下面に通気スリット14aを設けることで、遊技者等が正面から見た際に庇部材14内部の放熱部材が見えたりせず、デザイン性に優れたパチンコ機とすることができる。また、特に庇部材14の上面に通気スリット14aを設けることで、熱せられて上方へ移動する空気をそのまま逃がすことができ、放熱、温度差解消等といった効果をより期待することができる。加えて、大径スリット27Aや小径スリット28A等を必ずしも円弧状に形成する必要はなく、直線状であってもよい。
Claims (5)
- 前面に遊技球が流下する遊技領域を設けた合成樹脂製の遊技盤が設置されているとともに、前記遊技盤の後方に図柄表示装置が設置されてなるパチンコ機であって、
前記遊技盤に、その前面から後面にわたって貫通する開口を開設する一方、
一部が前記図柄表示装置に接触しているとともに、放熱部が前記開口から露出する放熱部材を設け、前記図柄表示装置から生じる熱を前記一部から前記放熱部を介して放熱可能としたことを特徴とするパチンコ機。 - 前面に遊技球が流下する遊技領域を設けた合成樹脂製の遊技盤が設置されているとともに、前記遊技盤の後方に図柄表示装置が設置されてなるパチンコ機であって、
一部が前記図柄表示装置に接触しているとともに、放熱部が前記遊技盤から外方へ突出する放熱部材を設け、前記図柄表示装置から生じる熱を前記一部から前記放熱部を介して放熱可能としたことを特徴とするパチンコ機。 - 前記放熱部が、前記遊技盤の前面よりも前方へ突出していることを特徴とする請求項1又は2に記載のパチンコ機。
- 前記放熱部の前方を、少なくとも一部が前記遊技領域内に位置する遊技部材により覆うとともに、前記遊技部材に通気孔を形成したことを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載のパチンコ機。
- 前記遊技盤に、当該遊技盤の中央を中心とした円周に沿う円弧状のスリットを設けたことを特徴とする請求項1〜4の何れかに記載のパチンコ機。
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