JP5239016B2 - パチンコ機 - Google Patents
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Description
また、上記問題の解決にあたり、熱の影響を受けにくい、すなわち熱変形しにくい合成樹脂の採用も考えられるが、そのような合成樹脂は比較的高価である上、加工性に劣り遊技盤の作製には不向きである等といった問題がある。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記開口を、前記遊技盤の中央を中心とした円周に沿う円弧状に形成したことを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の発明において、前記開口を、前記遊技領域内に設置される遊技部材によって覆うとともに、前記遊技部材に前記開口と連通する空気孔を設けており、前記遊技盤の前方と後方とで空気に温度差が生じると、その空気が、前記開口及び前記空気孔を介して前記遊技盤の前方と後方との間を流動することを特徴とする。
また、請求項2に記載の発明によれば、開口を、遊技盤の中央を中心とした円周に沿う円弧状に形成しているため、当該開口において膨張又は収縮を無理なく逃がすことができ、遊技領域に撓みが生じる事態を効果的に抑制することができる。
さらに、請求項3に記載の発明によれば、開口を、遊技領域内に設置される遊技部材によって覆うとともに、遊技部材に開口と連通する空気孔を設けており、遊技盤の前方と後方とで空気に温度差が生じると、その空気が、開口及び空気孔を介して遊技盤の前方と後方との間を流動するようにした。そのため、たとえば遊技盤の後方に搭載される液晶表示装置等により、遊技盤の後方が前方よりも温度が高くなったとしても、空気が流動して遊技盤の後方と前方とでの温度差が低減し、ひいては遊技盤の後面と前面との間で変形量(膨張量又は収縮量)に差が生じない。したがって、遊技盤に生じる反りを低減することができる。
パチンコ機1は、遊技盤2の前面に形成された遊技領域2a内へ遊技球を打ち込み、遊技領域2a内を流下させて遊技するものであって、遊技盤2は、支持体として機能する機枠3の前面上部に、金属製のフレーム部材であるミドル枠(図示せず)を介して設置されている。また、遊技盤2の前方には、ガラス扉を嵌め込み設置してなる前扉4が、左端縁を軸として片開き可能に機枠3に蝶着されており、該前扉4によって閉塞される遊技盤2の前方空間(遊技盤2の前面)に遊技領域2aは形成されている。さらに、遊技領域2aは、円弧状に配設された図示しない外レース及び内レール等によって囲まれており、両レール間が遊技球を遊技領域2a内へ打ち込むための発射通路とされている。
加えて、遊技盤2の後面には、「図柄」を図柄表示領域6に表示させるとともに遊技領域全体を映像表示画面として種々の映像を表示する大型の液晶表示装置、遊技に係る制御(たとえば、所謂「大当たり抽選」や液晶表示装置における表示制御等)を行う制御装置等が設置されている。
遊技盤2は、透明な合成樹脂(たとえば、アクリル樹脂)からなる正面視略円形の板状体である。当該遊技盤2には、遊技釘を植設するための多数の釘孔31、31・・が穿設されている。また、遊技盤2の下部には、チューリップ式電動役物23及び大入賞装置24を取り付けるための逆T字状の大取付孔32が設けられているとともに、大取付孔32の左方には入賞部材25の入賞口として機能する3つの入賞孔33、33・・が、大取付孔32の右方には、サイドランプ26を取り付けるためのランプ孔34が夫々設けられている。さらに、遊技盤2の中央左部には、センター部材11を設置するための設置孔35が設けられている。
遊技盤2の後面に搭載されている液晶表示装置や制御装置が生じる熱、遊技領域2aを流下する遊技球の摩擦等に起因して、遊技盤2の前面及び後面は、熱膨張又は収縮しようとする。この際、遊技盤2では、大径スリット36A、36Bや小径スリット37A、37Bによって、遊技盤2の外周縁よりも内方で膨張又は収縮を逃がすことができる。したがって、遊技盤2全体での変形量(膨張量又は収縮量)を低減することができる。また、大径スリット36A、36Bや小径スリット37A、37Bを円弧状に形成しているため、膨張又は収縮を無理なく逃がすことができ、遊技領域2aに撓みが生じる事態を抑制できることになる。さらに、大径スリット36A、36Bや小径スリット37A、37B、及び通気窓38を設けたことで、遊技盤2の表面積が増す。したがって、遊技盤2に伝わった熱が、特に各スリット及び通気窓38の断面から放出され、遊技盤2の膨張が抑制されることになる。
さらに、大径スリット36A、36Bや小径スリット37A、37B、及び通気窓38は、センター部材11や入賞部材25、サイドランプ26によって覆われるため、正面から見た際のデザイン性が損なわれることもない。
また、上記遊技盤2では、各スリットを円弧状に形成しているが、必ずしも円弧状に形成する必要はなく、直線状としてもよい。さらに、通気窓38の形状も適宜変更可能であって、小径スリット37A、37B等と同じ円周上に位置する円弧状に形成しても何ら問題はない。またさらに、全てのスリットを同一の円周上に位置させてもよいし、スリットの数や設置位置、各スリットの長さ等も適宜設計変更可能である。
加えて、遊技盤2の形状や遊技盤2を成形する合成樹脂も上記実施形態の合成樹脂に何ら限定されることはない。
Claims (3)
- 前面に遊技球が流下する遊技領域を形成した合成樹脂製の板状部材からなる遊技盤を設置したパチンコ機であって、
前記遊技盤に、その前面から後面にわたって貫通する開口を開設し、前記遊技盤の表面積を増やすとともに、前記遊技盤の熱を、前記開口の断面部から放熱させることを特徴とするパチンコ機。 - 前記開口を、前記遊技盤の中央を中心とした円周に沿う円弧状に形成したことを特徴とする請求項1に記載のパチンコ機。
- 前記開口を、前記遊技領域内に設置される遊技部材によって覆うとともに、前記遊技部材に前記開口と連通する空気孔を設けており、
前記遊技盤の前方と後方とで空気に温度差が生じると、その空気が、前記開口及び前記空気孔を介して前記遊技盤の前方と後方との間を流動することを特徴とする請求項1又は2に記載のパチンコ機。
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