JP2008104772A - 弾球遊技機 - Google Patents

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Hiroshi Nishimura
浩 西村
Tetsuya Yairi
哲也 矢入
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Abstract

【課題】遊技領域の右側上部までセンターケースを拡大した場合でも、そのセンターケースに応じて常に最適な位置に返し部材を配置することが可能な弾球遊技機を提供する。
【解決手段】前面側に遊技領域31が設けられた遊技盤11と、遊技領域31に向けて遊技球を発射する発射手段と、遊技領域31内に配置され且つ画像表示手段34用の表示窓35を有するセンターケース36と、遊技領域31の上部側の外レール32に沿ってその内側に配置され且つ発射手段により発射されて外レール32に沿って走行する遊技球を跳ね返す返し部材73とを備え、返し部材73を、センターケース36に着脱自在に装着したものである。
【選択図】図3

Description

本発明は、パチンコ機、アレンジボール機等の弾球遊技機に関するものである。
パチンコ機等の弾球遊技機は、前面側に遊技領域を備えた遊技盤と、その遊技領域に向けて遊技球を発射する発射手段とを備えており、一般的に、発射手段により発射された遊技球は、ガイドレールに沿って遊技領域の左側部から上部に向けて時計方向に案内されて遊技領域内に進入し、その球速によっては例えば遊技領域の右上部において遊技盤に固定されたゴム材等よりなる返し部材(例えば特許文献1参照)で跳ね返されて遊技領域内を落下するように構成されている。
また、この種の弾球遊技機では、遊技領域の略中央に、画像表示手段用の表示窓を有するセンターケースを配置したものが多い。この画像表示手段として多くは液晶ディスプレイが用いられているが、この液晶ディスプレイは近年大型化が顕著であり、それに伴ってセンターケースも大型化が進み、限られた遊技領域を圧迫している。
更に、センターケースには液晶ディスプレイ等の表示窓の他、遊技球を遊ばせるためのステージ、演出用の可動部材やランプ等、多数の演出手段が設けられるため、より大型にならざるを得ず、センターケースが遊技領域に占める割合は極めて高くなってきている。
特開2001−070569号公報
以上のような状況の中、センターケースの大型化を更に進めるためには、センターケースを部分的に遊技領域の周辺部まで拡大することが考えられる。この場合、その拡大方向は遊技領域の右側が最も適当であると考えられるが、例えばセンターケースを遊技領域の右側上方に向けて拡大すると、返し部材を従来の位置に配置することは難しい。また、このようにセンターケースを遊技領域の右側上部まで拡大し、それに応じて返し部材を遊技盤上の適当な位置に配置するとなると、センターケースの形状が異なればそれに応じて返し部材の配置位置が異なることとなり、従来のようにセンターケースの形状に関係なく遊技盤上の一定の位置に返し部材を配置することはできない。
本発明は、このような問題点に鑑み、遊技領域の右側上部までセンターケースを拡大した場合でも、そのセンターケースに応じて常に最適な位置に返し部材を配置することが可能な弾球遊技機を提供することを目的とする。
本発明は、前面側に遊技領域31が設けられた遊技盤11と、前記遊技領域31に向けて遊技球を発射する発射手段9と、前記遊技領域31内に配置され且つ画像表示手段34用の表示窓35を有するセンターケース36と、前記遊技領域31の上部側の周壁32に沿ってその内側に配置され且つ前記発射手段9により発射されて前記周壁32に沿って走行する遊技球を跳ね返す返し部材73とを備えた弾球遊技機において、前記返し部材73を、前記センターケース36に着脱自在に装着したものである。
本発明によれば、遊技領域31の右側上部までセンターケース36を拡大しているにも拘わらず、周壁32に沿った最適な位置に返し部材73を配置することが可能である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳述する。図1〜図10は本発明をパチンコ機として具現化した一実施形態を例示している。図1及び図2において、1は外枠で、この外枠1の前側には、前枠2が、左右一端側に設けられた上下一対のヒンジ3を介して開閉自在に枢着されている。4はガラス扉、5は前面板で、これらは前枠2の窓孔6に対応して上下に配置され、前枠2に開閉自在に枢支されている。
前面板5には、その前側に発射用の遊技球を貯留する上皿7が装着されている。また、前面板5の下側には、左右方向の中央部に下皿8が装着され、この下皿8の一側に、発射手段9を操作するための発射ハンドル10が前向き突出状に設けられている。
11は遊技盤で、前枠2の窓孔6に対応するように、例えば前枠2の裏側の遊技盤装着枠12に裏側から着脱自在に装着され、前面板5の後側に対応して前枠2の下部に設けられた下セット板13により下側から支持されている。なお、遊技盤11は前枠2の前側から着脱可能としてもよい。
発射手段9は、遊技球を発射方向に案内する発射レール21、この発射レール21の前側に配置され且つ上皿7側の遊技球を発射レール21上に1個ずつ供給する球送り手段22、揺動自在に支持された打撃槌23、この打撃槌23を揺動駆動する発射駆動ソレノイド(図示省略)等を備え、それら発射レール21、球送り手段22、打撃槌23等は取付板24を介して下セット板13の前側に固定されている。
遊技盤装着枠12は、図2に示すように、下セット板13の左右両側から上向きに配設された左右一対の縦枠部12a,12bと、その縦枠部12a,12bの上端側を左右に連結する横枠部12cとで門型状に形成され、その内側が窓孔6となっており、その背面側に遊技盤11の装着部が設けられている。
遊技盤11の前面には、図3及び図4に示すように、外レール32及び内レール33が略円弧状に配置されると共に、その内側の遊技領域31には、液晶表示手段(画像表示手段)34用の表示窓35を備えたセンターケース36、可変式入賞手段37、大入賞手段38、普通入賞手段39等の各種遊技部品が配置されている。
外レール32は、発射手段9により発射された遊技球を遊技領域31の上部側に案内するもので、遊技盤11の下部中央寄りの位置から上部略中央位置まで左側に膨らむ略円弧状に配設され、更に上部略中央位置からは遊技盤11の上縁側に沿って右縁部近傍まで略直線状に配設されている。
内レール33は、主に遊技領域31の下部側を規定するもので、遊技盤11の左上方から下部中央位置まで外レール32の内側に略平行に配設され、更にそのまま遊技盤11の右縁部近傍まで略円弧状に延設されている。
また、外レール32及び内レール33は、その前縁側がガラス扉4のガラス面に近接する程度の一定幅に形成されている。なお、遊技盤11を遊技盤装着枠12に後側から装着したとき、外レール32及び内レール33の右端部が夫々縦枠部12bの内側面40に近接するようになっており、それら外レール32、内レール33、及び縦枠部12bの内側面40により、遊技領域31を取り囲む周壁が構成されている。
センターケース36は、図4等に示すように、遊技盤11の装着孔11aに前側から装着されるケース本体41と、このケース本体41に着脱自在に装着される開閉式入賞手段42と、ケース本体41の後側に着脱自在に設けられる後部カバー43等で構成されている。
ケース本体41は、遊技領域31の略中央に配置される中央ケース41aと、遊技領域31の右上部に周壁に沿って配置される右上部ケース41bとを例えば一体的に備えている。
中央ケース41aは、遊技盤11側の装着孔11aの内側に嵌合する中央嵌合枠51と、この中央嵌合枠51の前側に遊技盤11の前面に沿って一体形成された鍔状の中央前面板52とを備え、その略中央に液晶表示手段34用の表示窓35が、上部側の左右方向略中央に開閉式入賞手段42用の入賞窓53が、共に開口状に形成されており、例えば中央前面板52に設けられた複数のネジ止め孔52aにおいてネジ止めすることにより遊技盤11に着脱自在に固定されている。
表示窓35の下部前側には、中央ケース41aの側方に設けられた入球口54aから入球した遊技球を左右方向に案内しつつ前側に落下させるステージ54が設けられている。また、表示窓35の外側で且つ中央前面板52の内側には、任意の装飾が施された化粧板カバー55等が例えば前側から装着されている。
中央前面板52の前面側には、その外縁部に沿って、中央ケース41aの内側への遊技球の進入を阻止するためのガイド部材60が、外レール32及び内レール33と略同じ幅で前向き突出状に設けられている。このガイド部材60は、例えば中央ケース41aの上縁部に沿って左右方向に配置される上ガイド部61、中央ケース41aの右縁部に沿って上下方向に配置される右ガイド部62等を備えており、上ガイド部61の右端部と右ガイド部62の上端部とは例えば一体的に接続されている。
上ガイド部61は、上側から落下してきた遊技球を左右両側に案内するもので、中央前面板52の上縁部に沿ってその内側(下側)略一定距離の位置に配置されており、全体として、入賞窓53に対応する左右方向略中央部から左右両側に向けて徐々に低くなるように例えば略円弧状に配設されている。
また、上ガイド部61は、左右方向中央部分で左右に分断され、入賞窓53の前側に対応する入賞案内口61aが形成されている。また、入賞案内口61aの下側には、入賞案内口61a内に落下した遊技球を受け止めて入賞窓53側に案内する球受け部63が前向き突出状に設けられている。
なお、入賞窓53は、上ガイド部61よりも若干上側に突出するように形成されており、その上縁側は例えば若干左下がりの傾斜状となっている。
右ガイド部62は、上ガイド部61により右側に案内されてきた遊技球を下側に案内するもので、中央前面板52の右側縁部に沿ってその内側(左側)略一定距離の位置に上下方向に配置されており、この右ガイド部62と遊技盤装着枠12における縦枠部12bの内側面40との間が、上ガイド部61により右側に案内されてきた遊技球を下向きに案内する縦案内通路64となっている。
右上部ケース41bは、図4〜図6に示すように、中央ケース41aに一体に設けられるベース部71と、このベース部71の前側に着脱自在に装着されるカバー部72と、それらベース部71とカバー部72との間に装着される返し部材73とを備えている。
ベース部71は、遊技盤11側の装着孔11aの内側に嵌合する右上部嵌合枠74と、この右上部嵌合枠74の前側に遊技盤11の前面に沿って一体形成された右上部前面板75とを備えている。
右上部嵌合枠74は、図5等に示すように、外レール32の下側に略平行に配置される上枠板74aと、その上枠板74aの左端部と中央嵌合枠51とを上下方向に連結する左枠板74bと、遊技盤装着枠12における縦枠部12bの内側面40の内側(左側)に略平行に配置され且つ上枠板74aの右端部と中央嵌合枠51とを上下方向に連結する右枠板74cとで構成されている。左枠板74bは、中央ケース41a側の入賞窓53よりも若干右寄りの位置に配置されており、例えば上端側が下端側よりも左側に迫り出した傾斜状に形成されている。
右上部前面板75は、例えば右上部嵌合枠74の前縁側から外向きに延設された所定幅の鍔状に形成されており、その下端側が中央前面板52の上縁側に一体的に連結されている。
カバー部72は、ベース部71の外周に沿って正面視略四角形の枠状に形成された周壁76と、この周壁76の前部内側を略覆う前壁77とを例えば一体に備え、ベース部71の前側に被せるように装着され、例えばベース部71の後側からネジ止め等により着脱自在に固定されている。なお、カバー部72の前側への突出幅は中央ケース41a側のガイド部材60と略等しくなっている。
周壁76は、その上壁76a及び左右の側壁76b,76cが右上部前面板75の外縁に沿って略真っ直ぐに形成されると共に、下側壁76dが中央前面板52の上縁側に沿ってガイド部材60と略平行な略円弧状に形成されている。なお、左側壁76b(図6)は、ベース部71側の左枠板74bと同様、上端側が下端側よりも若干左側に迫り出した傾斜状に形成されている。
そして、カバー部72は、その上壁76aを外レール32の内面(下面)側に近接して配置することにより外レール32とセンターケース36との間への遊技球の進入を阻止し、下側壁76dを上ガイド部61から少なくとも1個の遊技球が通過可能な距離に配置することにより、その下側壁76dと上ガイド部61との間で且つ中央前面板52の前側に右案内通路78を形成して、センターケース36の右側への遊技球の移動を許容している。
また、右上部ケース41bには、返し部材73を装着するための返し部材装着部79が設けられている。この返し部材装着部79は、例えば右上部ケース41bの左側縁部に沿って配置され、図6等に示すように、略平行に配置された前後一対の挟持板79a,79bと、それら挟持板79a,79bの右側を前後に連結するように設けられたカバー部72側の左側壁76bとで例えば左向きに開放する断面略コの字形の凹入状に形成されている。
後挟持板79bはベース部71側の右上部前面板75の左端部、前挟持板79aはカバー部72側の前壁77の左端部により夫々構成されており、共に左側壁76bに対してその左側に所定幅で突出している。
前後の挟持板79a,79bには、その対向面側の互いに対応する位置に、1又は複数組、例えば1組の位置決めピン81が突設されている。また、例えば前挟持板79aの背面側には、1又は複数、例えば上下2つのネジ止めボス82a,82bが、後ろ向きに突設されている。
また、それらネジ止めボス82a,82bの一方、例えば上側のネジ止めボス82aは、左側壁76bの左面側に沿って設けられており、その左側に対応して位置決めピン81が配置されている。
なお、後挟持板79bには、遊技盤11に前側からネジ止めするためのネジ止め孔52aを備えた固定部83が、例えば左向きに突設されている。
返し部材73は、発射手段9により発射されて外レール32に沿って右方向に走行する遊技球を左方向に跳ね返すためのもので、合成ゴム等の弾性材料により返し部材装着部79に対応する大きさの略直方体状に形成され、ベース部71側の後挟持板79bとカバー部72側の前挟持板79aとで前後に挟み込むことにより返し部材装着部79内に装着されるようになっている。
また、返し部材73には、位置決めピン81に対応する位置決め孔84、ネジ止めボス82a,82bに対応する固定孔85a,85bが夫々前後方向貫通状に設けられており、固定孔85a,85bに前側から夫々ネジ止めボス82a,82bが挿通され、位置決め孔84に前後両側から位置決めピン81,81が挿入されることにより、返し部材装着部79内に位置決め、固定されている。
返し部材装着部79内に装着された返し部材73は、その上面73aが外レール32の内面(下面)側に当接又は近接し、下面73bがカバー部72側の下側壁76dの下面側と略面一となり、左面73cが、前挟持板79aの左縁部よりも左側に若干突出するようになっている。
なお、返し部材73は、返し部材装着部79に沿って上端側が下端側よりも若干左側に迫り出した状態で斜めに配置されており、その左面73cは僅かに左下向きとなっている。
このように、返し部材73がセンターケース36に着脱自在に装着されているため、遊技領域31の右側上部までセンターケース36を拡大しているにも拘わらず、外レール32に沿った最適な位置に返し部材73を配置することが可能である。また、返し部材73は、右上部ケース41bを構成するベース部71とカバー部72とで前後に挟み込んで固定するように構成されているため、センターケース36の組み立て時に容易に装着することが可能である。
また、返し部材73には、ベース部71側、或いはカバー部72側に一体に設けられたネジ止めボス82a,82b、位置決めピン81等が前後に挿通されているため、脱落することなくセンターケース36に確実に保持される。更に、センターケース36を遊技盤11にネジ止め等により固定するための固定部83が、返し部材装着部79の近傍に配置されているため、返し部材73は遊技盤11に対してもぐらつくことなく安定的に保持される。
開閉式入賞手段42は、図5,図8,図9等に示すように、入賞口91が前向き開口状に設けられた入賞ケース92と、この入賞ケース92の上側に配置され且つ前後方向移動可能に支持された開閉扉93と、この開閉扉93を、入賞口91の前側に突出する閉状態と後側に待避する開状態とに切り換え駆動する開閉駆動手段94と、入賞ケース92内に入賞した遊技球を検出する入賞検出スイッチ95と、この入賞検出スイッチ95に検出された遊技球を後ろ向きに案内する入賞通路96とを1つのユニット上に備えており、入賞口91及び開閉扉93を入賞窓53に後側から嵌合させた状態で、中央ケース41aの後側に着脱自在に装着されている。
入賞口91は、その下縁側に沿って球受け部63の後端側63aが前側から嵌合しており、開閉扉93が開状態のときに入賞案内口61a内に落下した遊技球は、球受け部63により後ろ向きに案内されて入賞口91内に入賞するようになっている。
開閉扉93は、水平よりも若干左下がりの傾斜状に形成された開閉板93aと、この開閉板93aの左右両側から下向きに延設された側板93b,93cとを一体に備えており、開閉板93aが入賞窓53の上縁側に、側板93b,93cが入賞窓53の側縁上部側に夫々沿うように配置されている。
そして、開閉扉93が開閉駆動手段94により前向きに駆動されて閉状態になったとき、開閉板93aと左右の側板93b,93cとにより入賞口91の上側において入賞案内口61aが閉鎖されるようになっている。
なお、開閉扉93は、閉状態のとき、開閉板93aが上ガイド部61よりも上側に突出して、その左右両端側と左右の上ガイド部61との間に段差が生じるように構成されているため、開閉扉93と左右の上ガイド部61との間の境界部分に遊技球が停留する不具合を防止できる。
開閉駆動手段94は、電磁ソレノイド等により構成され、例えば入賞ケース92の左右両側に配置されており、開閉扉93の側板93b,93cの下縁側に設けられるラック97に噛合するピニオン98を、所定の連動機構を介して正逆方向に回転させることにより開閉扉93を前後にスライド駆動するように構成されている。
後部カバー43は、ケース本体41の後側を覆うもので、例えば開閉式入賞手段42の入賞通路96の下流側に連通して遊技球を下側に案内する案内通路99等を一体に備えている。
遊技者が発射ハンドル10を操作すると、発射手段9が作動し、発射レール21上に供給された遊技球が打撃槌23により打撃され、発射される。発射された遊技球は、発射レール21に沿って左斜め上方に飛び出した後、外レール32の内面側に沿って上向きに走行する。
そして、その発射球に十分な勢いがある場合には、外レール32に沿って遊技領域31の上部側に入り、返し部材73の左面73cに衝突して左下向きに跳ね返される(図10(a))。
返し部材73により跳ね返された遊技球は、開閉式入賞手段42の開閉扉93が閉状態であれば、その開閉扉93又はその左右の上ガイド部61により左右一方側に案内される。そして、右側に案内された遊技球は、センターケース36を右向きに横切るように配置された右案内通路78、センターケース36の右側に上下方向に配置された縦案内通路64を経て遊技領域31の下方に流下する。
所定の遊技状態が発生して開閉式入賞手段42の開閉扉93が開状態になれば(図10(b))、例えば返し部材73に適度な速度で衝突した遊技球はその左下方の入賞案内口61a内に落下し、球受け部63により後ろ向きに案内されて入賞口91内に入賞する。
以上説明したように、本実施形態のパチンコ機は、返し部材73を、センターケース36に着脱自在に装着しているため、遊技領域31の右側上部までセンターケース36を拡大しているにも拘わらず、外レール32に沿った最適な位置に返し部材73を配置することが可能である。
また、発射手段9により発射された遊技球は遊技領域31の左側部から上部に向けて時計方向に案内されるように構成され、センターケース36は、遊技領域31の略中央に配置される中央ケース41aと、遊技領域31の右上部に外レール32に沿って配置される右上部ケース41bとを一体に備え、右上部ケース41bの左端部に返し部材73が装着され、中央ケース41aと右上部ケース41bとの間に遊技球をセンターケース36の右側に案内する右案内通路78を設けているため、遊技領域31の右側上部までセンターケース36を拡大しているにも拘わらず、遊技球を遊技領域31の右側に誘導することができる。
また、右上部ケース41bは、遊技盤11に固定されるベース部71と、このベース部71の前側に着脱自在に装着されるカバー部72とを備え、返し部材73を、ベース部71とカバー部72とで前後に挟み込んで固定しているため、センターケース36の組み立て時に返し部材73を容易に装着することが可能である。
中央ケース41aの上部側に、左右両側に向けて低くなる傾斜状に形成され且つ上側から落下してきた遊技球を左右に案内する上ガイド部61を備え、その上ガイド部61の左右方向略中央で且つ返し部材73の左下方に開閉式入賞手段42を配置しているため、所定の遊技状態となって開閉式入賞手段42が開放されたときに遊技者が開閉式入賞手段42を狙いやすいという利点がある。
また、開閉式入賞手段42の開閉扉93は、閉状態では上ガイド部61と共に遊技球を左右方向に案内するように構成されているため、閉状態の開閉式入賞手段42が障害となって遊技球の進路に大きな影響を与えることもない。
しかも、開閉扉93は上ガイド部61よりも上側に突出した位置に設けられているため、閉状態の開閉扉93と左右の上ガイド部61との間には段差が生じ、開閉扉93と左右の上ガイド部61との間の境界部分に遊技球が停留する不具合を防止できる。
以上、本発明の各実施形態について詳述したが、本発明はこの実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲内で種々の変更が可能である。例えば、返し部材73のセンターケース36への装着方法は、ベース部71と前記カバー部72とで前後に挟み込むものに限られず、例えばベース部71からカバー部72を取り外すことなく着脱できるように返し部材73を返し部材装着部79内にネジ止め等により固定してもよい。
開閉式入賞手段42の開閉扉93を右下がりの傾斜状として、上側に落下した遊技球を右案内通路78側に案内するように構成してもよい。また、開閉式入賞手段42の開閉扉93を、左右両側に向けて低くなる傾斜状として、上側に落下した遊技球を左右に振り分けるように構成してもよい。また、必ずしも開閉式入賞手段42を中央ケース41aの上部側に設ける必要はない。
なお、実施形態ではパチンコ機について例示したが、アレンジボール機、雀球遊技機等の他の弾球遊技機でも同様に実施できることはいうまでもない。
本発明の一実施形態を示すパチンコ機の全体斜視図である。 本発明の一実施形態を示すパチンコ機のガラス扉及び前面板を取り外した状態での正面図である。 本発明の一実施形態を示す遊技盤の正面図である。 本発明の一実施形態を示す遊技盤の分解斜視図である。 本発明の一実施形態を示すセンターケースの要部分解斜視図である。 本発明の一実施形態を示す返し部材の取付構造を示す分解斜視図である。 本発明の一実施形態を示す返し部材の取付構造を示す説明図である。 本発明の一実施形態を示すセンターケースの要部分解斜視図である。 本発明の一実施形態を示すセンターケースの要部縦断面図である。 本発明の一実施形態を示す遊技盤における遊技球の移動状態の一例である。
符号の説明
9 発射手段
11 遊技盤
31 遊技領域
32 外レール(周壁)
34 液晶表示手段(画像表示手段)
35 表示窓
36 センターケース
41a 中央ケース
41b 右上部ケース
42 開閉式入賞手段
61 上ガイド部
71 ベース部
72 カバー部
73 返し部材
78 右案内通路
93 開閉扉

Claims (7)

  1. 前面側に遊技領域(31)が設けられた遊技盤(11)と、前記遊技領域(31)に向けて遊技球を発射する発射手段(9)と、前記遊技領域(31)内に配置され且つ画像表示手段(34)用の表示窓(35)を有するセンターケース(36)と、前記遊技領域(31)の上部側の周壁(32)に沿ってその内側に配置され且つ前記発射手段(9)により発射されて前記周壁(32)に沿って走行する遊技球を跳ね返す返し部材(73)とを備えた弾球遊技機において、前記返し部材(73)を、前記センターケース(36)に着脱自在に装着したことを特徴とする弾球遊技機。
  2. 前記発射手段(9)により発射された遊技球は前記遊技領域(31)の左側部から上部に向けて時計方向に案内されるように構成され、前記センターケース(36)は、前記遊技領域(31)の略中央に配置される中央ケース(41a)と、前記遊技領域(31)の右上部に前記周壁(32)に沿って配置される右上部ケース(41b)とを一体に備え、前記右上部ケース(41b)の左端部に前記返し部材(73)が装着され、前記中央ケース(41a)と前記右上部ケース(41b)との間に遊技球を前記センターケース(36)の右側に案内する右案内通路(78)を設けたことを特徴とする請求項1に記載の弾球遊技機。
  3. 前記右上部ケース(41b)は、前記遊技盤(11)に固定されるベース部(71)と、このベース部(71)の前側に着脱自在に装着されるカバー部(72)とを備え、前記返し部材(73)を、前記ベース部(71)と前記カバー部(72)とで前後に挟み込んで固定したことを特徴とする請求項2に記載の弾球遊技機。
  4. 前記中央ケース(41a)の上部側に、左右両側に向けて低くなる傾斜状に形成され且つ上側から落下してきた遊技球を左右に案内する上ガイド部(61)を備え、その上ガイド部(61)の左右方向略中央に開閉式入賞手段(42)を設けたことを特徴とする請求項2又は3に記載の弾球遊技機。
  5. 前記開閉式入賞手段(42)を前記返し部材(73)の左下方に配置したことを特徴とする請求項4に記載の弾球遊技機。
  6. 前記開閉式入賞手段(42)の開閉扉(93)は、閉状態では前記上ガイド部(61)と共に遊技球を左右方向に案内するように構成されていることを特徴とする請求項4又は5に記載の弾球遊技機。
  7. 前記開閉扉(93)は、前記上ガイド部(61)よりも上側に突出した位置に設けられていることを特徴とする請求項6に記載の弾球遊技機。
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