JP2006198190A - 弾球遊技機 - Google Patents

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JP2006198190A JP2005013312A JP2005013312A JP2006198190A JP 2006198190 A JP2006198190 A JP 2006198190A JP 2005013312 A JP2005013312 A JP 2005013312A JP 2005013312 A JP2005013312 A JP 2005013312A JP 2006198190 A JP2006198190 A JP 2006198190A
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Abstract

【課題】ファール球通路の球詰まりを解消する際に、カバーの開放等の煩わしい作業を行わなくとも球詰まりを容易に解消可能な構造とした弾球遊技機を提供する。
【解決手段】発射装置7によって発射したが、前記遊技領域Aに到達しない遊技球を下皿6へと案内するファール球通路33を備え、該ファール球通路33は、ファール球落下口43と、該ファール球落下口43の下方に設けられ、該落下口43から落下してきたファール球を受け入れるファール球受入部44と、ファール球を下皿へと排出するファール球排出口46と、前記ファール球受入部から前記ファール球排出口への通路を形成するファール球誘導通路部47と、前記ファール球通路33を被覆可能なカバー部材40とからなり、前記カバー部材には、ファール球通路33内と連通し、該ファール球通路内に球詰まり解消治具を挿入可能とする貫通孔50を設けた。
【選択図】 図3

Description

本発明は、弾球遊技機、詳しくは、ファール球通路を備えた弾球遊技機に関する。
弾球遊技機(いわゆるパチンコ機)は、遊技者が発射装置のハンドルのレバーを時計方向に回転させ、例えば内蔵する発射ソレノイドを作動させて遊技球を遊技盤の遊技領域に打ち出すことにより、該遊技領域に備えた多数の遊技釘や遊技球誘導部材(例えばステージや天通路等)などにより遊技球が転動しつつ流下し、所定の入賞装置に遊技球が入賞することで所望な演出がなされ、かつ賞球を得ることにより遊技を楽しむものである。
ところで、遊技領域に存する入賞装置への遊技球の入賞は、発射装置の遊技球打ち出し強弱を遊技者がハンドルのレバー回転で微妙に調整することによっても左右されるものであるため、遊技者は最適な遊技球発射勢いを探るため、ハンドルのレバー回転調整をして発射装置の遊技球打ち出し強弱を調整する。
ところが、遊技球の発射勢いが弱すぎる場合には、遊技領域に到達しないで発射通路を戻ってくる遊技球が存在するため、このような戻り球をファール球として発射通路領域から排出する必要がある。すなわち、このようなファール球が発射通路の領域内に存在していたのでは、次々に打ち出されてくる遊技球と衝突してしまい、遊技領域への遊技球の打ち出しが成し得なくなってしまうからである。そこで、このような弾球遊技機には、ファール球を発射通路領域から下皿へと排出するファール球通路を設けることとしている。
前記ファール球通路は、発射通路の一部に設けたファール球落下口から下皿に設けた排出口へと連通する通路構造であるが、遊技球打ち出し強弱調整のミス等によってファール球が増加したような場合、下皿に排出しきれずにファール球通路内で球詰まり(球組みともいう。)を起こす可能性があった。
そこで、このような球詰まり問題を防止する手段として、ファール球通路におけるファール球落下口の下方に、該ファール球落下口から落下するファール球を整流させて流下可能とする天壁を設けた弾球遊技機が提供されている(例えば、特許文献1参照)。
特開平10−15181号公報
しかし、前記特許文献1に開示の先行技術では、実際に球詰まりが発生した場合、前記天壁若しくはファール球通路を被覆しているカバー部材を開放して球詰まりを解消しなければならず、大変な手間と労力が掛かっていた。
また、前記天壁やカバー部材を備えていない構成の弾球遊技機でこのような球詰まりを解消するためには、ファール球落下口若しくは下皿排出口などから鉤状の治具等を挿入し、該治具で球詰まりを起こしている遊技球を掻き出す作業が必要となるが、このような手段はファール球通路の流露形態が蛇行していることからも現実には困難を期していた。
本発明は、このような問題を解決するためになされており、その目的とするところは、ファール球通路の球詰まりを解消する際に、カバーの開放等の煩わしい作業を行わなくとも球詰まりを容易に解消可能な構造とした弾球遊技機を提供することにある。
このような目的を達成するために、第1の発明は、遊技盤ベース18の表面に、ガイドレール15を備えて発射通路(第二発射通路38)を設けるとともに、該ガイドレール15によって囲まれた領域を遊技球が転動流下する遊技領域Aとして構成した遊技盤19と、該遊技盤19の発射通路(第二発射通路38)を通して前記遊技領域Aに遊技球を発射可能とする発射装置7と、前記発射装置7によって発射したが、前記遊技領域Aに到達しない遊技球を発射通路(第二発射通路38)から下皿6へと案内するファール球通路33を備え、該ファール球通路33は、発射通路(第一発射通路37)の下側切端部37aと発射通路(第二発射通路38)の上側切端部38aとの間に設けたファール球落下口43と、該ファール球落下口43を構成する下側切端部37aと上側切端部38aの下方に設けられ、該落下口43から落下してきたファール球を受け入れるファール球受入部44と、ファール球を下皿6へと排出するファール球排出口46と、前記ファール球受入部44から前記ファール球排出口46への通路を形成するファール球誘導通路部47と、前記ファール球受入部44とファール球誘導通路部47を被覆可能なカバー部材40とからなり、前記カバー部材40には、ファール球通路33内と連通し、該ファール球通路33内に球詰まり解消治具を挿入可能とする貫通孔50を設けたことを特徴とする弾球遊技機としたことである。
本発明によれば、ファール球通路33内で球詰まりが発生したとしても、貫通孔50に針金などからなる球詰まり解消治具を挿入するだけで容易に球詰まりの解消が可能となる。
また、カバー部材40などを取り外すなどの煩わしい作業が不要であるため、球詰まりを迅速に解消できる。
第2の発明は、第1の発明において、貫通孔50(50a,50b)は、少なくともカバー部材40のファール球誘導通路47に対応する位置に設けたことを特徴とする弾球遊技機としたことである。
本発明によれば、球詰まりの発生し易いファール球誘導通路47に対応する位置に貫通孔50(50a,50b)が設けられるため、球詰まりが発生した際に、遊技場関係者がその都度球詰まり箇所を探さなくとも、貫通孔50(50a,50b)内で球詰まり解消治具を操作するのみで容易に球詰まりが解消できる。
第3の発明は、第1又は第2の発明において、貫通孔50は、ファール球誘導通路47の流路に沿って設けられていることを特徴とする弾球遊技機としたことである。
本発明によれば、第2の発明と同様の作用効果を生じるとともに、貫通孔50形状が球詰まり解消治具を操作する際に案内路の役割も果たすため、容易かつ迅速に球詰まりが解消できる。
本発明によれば、ファール球通路の球詰まりを解消する際に、カバーの開放等の煩わしい作業を行わなくとも球詰まりを容易に解消可能な構造とした弾球遊技機を提供することにある。
以下、本発明の一実施形態について説明する。なお、本実施形態は本発明の一例にすぎずなんらこれに限定解釈されるものではなく、本発明の範囲内で設計変更可能である。
図1は、本発明を適用した弾球遊技機(パチンコ機ともいう)の一例を示す概略斜視図である。
弾球遊技機は、図1及び図2に示すように、外枠1の前面に内枠(ベースドア)2が回動自在に軸支され、該内枠2の前面には、遊技盤ベース18に種々の遊技部材を備えて遊技領域Aを構成した遊技盤19が着脱自在に装着され、該遊技盤19の背面には図示しない表示装置が着脱自在に装着されている。
遊技部材は、弾球遊技機において遊技に必要な全ての部材を言い、例えば、図1に示すような遊技球が転動する表側の遊技領域Aを区画すると共に、該表側の遊技領域Aに発射ソレノイドから打ち出される遊技球を導く発射通路(第二発射通路38)を構成するガイドレール15、表示装置の変動表示を起動すると共に、大当たりとするか否かの抽選処理を起動する始動入賞装置(始動入賞口ともいう)10、大当たり時に開放するアタッカと称する特別電動役物の大入賞装置(大入賞口ともいう)11、遊技球が入賞することにより遊技球の払い出しが行われる一般入賞口となる一般入賞装置12、遊技領域での入賞を逃したアウト球を排出するアウト口13、遊技盤ベース18に打たれている図示しない多数の遊技釘、そして遊技球が転動可能なステージ16、天通路17などの遊技部材が一例として挙げられる。
遊技盤ベース18は、前記各遊技部材を固定でき、かつ、容易に変形しない(曲がらない)又は変質しない程度の硬度・強度等を有する材質で形成されている。また、遊技盤ベース18は、少なくともその一部が無色透明のアクリル樹脂材、ポリカーボネート樹脂、ポリアリレート樹脂などの透明性の高い硬質の合成樹脂材(透明部材)で形成され、裏側に配設される表示装置がその透明部材を介して視認可能とする。
また、樹脂以外の材質、例えばガラスなどを採用することも本発明の範囲内であり設計変更可能である。
なお、遊技盤ベースを介して遊技盤裏側の表示装置を視認可能とする構成を採用しない場合には、遊技盤ベース全体が非透明部材からなるものであっても構わない。
前記内枠2の前面には、図1に示すように、ガラス板4を嵌めたフロント扉3が回動自在に軸支され、該フロント扉3閉鎖時には、該フロント扉3の前側からガラス板4を介して前記遊技盤19が視認される。
前記フロント扉3を軸支した内枠2の前面下部には、図1では図示しない払出装置から払い出された遊技球が遊技球受入口5aから供給されるとともに、発射装置7へと遊技球を供給するための遊技球供給皿(上皿)5と、該遊技球供給皿5満杯時に遊技球受入口5aの内方で溢れ出た球(溢出球)を排出する下皿排出口6aを有する下皿6とを、単一(同一)の取付ベース21に一体的に備えた皿ユニット20が回動自在に軸支されている。
また、この下皿6には、発射装置7によって発射されたが、遊技領域Aに到達しない遊技球(ファール球)と、遊技球供給皿5に備えられた球抜取装置5bを操作することによって、遊技球供給皿5から抜き取った遊技球(抜取球)が、前記下皿排出口6aを介して排出される。
皿ユニット20は、本実施例では、図1及び図2に示すように、遊技球供給皿5と下皿6を備える他、遊技球供給皿5から溢れ出た遊技球を受け入れる溢出球通路24と、後述するファール球回収樋構造39に備えられる遊技機本体枠側のファール球通路33と連通する皿ユニット側のファール球通路32と、遊技球供給皿5に備えられた球抜取装置5bを操作することによって、遊技球供給皿5から抜き取った遊技球を受け入れる抜取球通路31と、遊技球供給皿5から球送り装置22へと遊技球を供給する遊技球供給口35と、皿ユニット20を開放した際に、前記遊技球供給口35からの遊技球落下を防止するシャッタ36などが設けられている。
そして、図2及び図8に示すように、前記外枠1と内枠2からなる遊技機本体枠内の下部には、遊技球を遊技領域Aへ向けて発射する発射装置7の遊技球発射部9を構成している発射ソレノイド9aと、該発射ソレノイド9aの前方に遊技球供給皿5から供給された遊技球を供給する球送り装置22と、前記発射ソレノイド9aの駆動により打ち出された遊技球を案内する発射通路(第一発射通路37)と、前記発射装置7によって発射されたが、遊技領域Aに到達しない遊技球を受け入れるファール球回収樋構造39とが備えられている。なお、本実施例では、図に示すように、これら発射ソレノイド9aと、球送り装置22と、第一発射通路37と、ファール球回収樋構造39とが、単一の発射ユニット基板42に備えられて遊技機本体枠内の下部に備えられている。
発射装置7は、図2及び図8に示すように、前記皿ユニット20の反軸支側の切欠き部分に対応する内枠2の前面下部箇所に備えられ、遊技球を遊技領域Aへ向けて発射するハンドル8と、前記発射ユニット基板42の所定箇所に設けられた取付穴部42aに、後述する槌先9bを斜め上方に向けた状態で傾斜状に固定して備えられ、前記ハンドル8のレバー8aを時計回り方向に回転させることにより発射停止スイッチがONとなり駆動する前記発射ソレノイド9aと、該発射ソレノイド9aの駆動により作動し、球送り装置22から供給された遊技球供給皿5からの遊技球を叩打して遊技球を表側の遊技領域Aに打ち出す槌先9bとで構成されている。
球送り装置22は、図2及び図8に示すように、前述したように発射ユニット基板42に備えられ、その内部に球送りソレノイド23と、該球送りソレノイド23の駆動により作動する図示しない球送りテコとを設けて構成されており、皿ユニット20から遊技球供給皿5を介して転動してきた遊技球を、球送りテコの作動によって遊技球発射部9の発射ソレノイド9a前方に所定個数ずつ供給する。
第一発射通路37は、図3、図5及び図8に示すように、発射ソレノイド9aとファール球回収樋構造39の切欠き開口端縁39aとの間で、前記発射ソレノイド9aの前方から前記ファール球回収樋構造39の切欠き開口端縁39aに向けて上り傾斜状で、かつ所定間隔をあけて前記発射ユニット基板42に配設された上下一対のレール41によって構成されている。
ファール球回収樋構造39は、図2乃至図8に示すように、前記発射ユニット基板42に備えられたファール球通路(遊技機本体枠側のファール球通路ともいう。)33と、該ファール球通路33を覆うカバー部材40とで構成されている。
ファール球通路33は、前記発射ユニット基板42に設けられた第一発射通路37の下流側に位置する下側切端部37aと、前記遊技盤19に設けられた第二発射通路38の上流側に位置する上側切端部38aとの間に存するファール球落下口43と、該ファール球落下口43を構成する前記下側切端部37aと上側切端部38aの下方に設けられ、該落下口43から落下してきたファール球を受け入れるファール球受入部44と、該ファール球受入部44に備えられ、受け入れられたファール球が発射通路領域(第一発射通路37若しくは第二発射通路38のいずれかの領域)に戻ることを防止する球戻り防止部45と、ファール球を前記皿ユニット20に設けた皿ユニット側のファール球通路32へと案内するファール球排出口46と、前記ファール球受入部44から前記ファール球排出口46への通路を形成するファール球誘導通路47とで構成されている。
ファール球受入部44は、図5、図7及び図8に示すように、ファール球落下口43の下方に広がる領域で、カバー部材40の内部空間とともにファール球を複数個受け入れ可能な広さに形成されている。
なお、ファール球受入部44の広さ・形状などは特に限定解釈されるものではなく、本発明の範囲内で設計変更可能であるが、ファール球落下口43から落下した遊技球が発射通路領域(第一発射通路37若しくは第二発射通路38のいずれかの領域)に容易に戻らない程度の深さとしている。
球戻り防止部45は、図5乃至図7に示すように、前記ファール球受入部44の下方領域に備えられ、ファール球が通路に衝突する衝撃を減殺し、発射通路領域へのファール球の戻りを防止するもので、本実施例では、ファール球受入部44内に落下したファール球が衝突する割合の高い底面部45aを、該底面部45aの先端に設けたファール球誘導通路47との連通箇所である開口領域D1に向けて緩やかな下り傾斜状に形成して構成されている。
また、本実施例では、図5乃至図7に示すように、底面部45aの後端側に、該後端側に向けて下り傾斜状の傾斜壁部45bを備えている。傾斜壁部45bは、底面部45aの傾斜角度と比して傾斜角度を大きく採っている。
なお、この傾斜壁部45bは、前記第一発射通路37の先端に位置する下側切端部37aから第二発射通路38へと発射される遊技球の飛出し領域であるファール球回収樋構造39の切欠き開口端縁39aよりも低く構成して、該切欠き開口端縁39aから突出しないように留意することが必要である。
そして、本実施例では、図5乃至図7に示すように、ファール球落下口43から落下したファール球が接触する前記球戻り防止部45の面の一部又は全部に、ファール球落下時の衝撃を緩和するファール球緩衝部材48を備えた。
ファール球緩衝部材48は、ゴム若しくは軟質合成樹脂からなる弾性部材が一例として挙げる事ができ、本実施例では、この弾性部材からなるファール球緩衝部材48を、球戻り防止部45の底面部45aと傾斜壁部45bの表面に貼り付け固定して備えている。
弾性部材としては、特に限定されるものではないが、好ましくは落下してきたファール球が接触した際に、そのファール球の勢いを減殺可能な程度の弾性、摩擦抵抗の高い材質を採用するとよい。また、弾性部材の厚さは特に限定されないが、接触したファール球の勢いを減殺可能な厚さとするのが好ましい。
なお、本実施例では、上述した通り、球戻り防止部45の傾斜壁部45bの傾斜角度を、底面部45aの傾斜角度と比して大きく採っているため、ファール球の発射通路領域(第一発射通路37若しくは第二発射通路38のいずれかの領域)への戻りを防止することができるとともに、ファール球のファール球誘導通路47方向への流下作用が高まり、ファール球の接触面に、球戻り防止部45として摩擦抵抗の大きい弾性部材を備えたとしても、ファール球が接触面で停止してしまうことがない。
ファール球誘導通路47は、図5及び図7に示すように、前記ファール球受入部44に備えた球戻り防止部45の底面部45a先端の開口領域D1を介して連通して備えられており、該開口領域D1から下方に延設された縦通路47aと、該縦通路47aから発射装置7方向へと緩やかな下り傾斜をもって延設された横通路47bとで構成された正面視逆L字形状の通路構成を採用している。
ファール球排出口46は、図5に示すように、前記ファール球誘導通路47の下流側端部に設けられた開口で、皿ユニット20を閉じた際に、皿ユニット20の背面側に設けた皿ユニット20側のファール球通路32の開口32aと連通する位置に開口されている。
カバー部材40は、図3、図4及び図8に示すように、ファール球受入部44とファール球誘導通路47を被覆するもので、前記発射ユニット基板42との間で、発射通路幅と同程度若しくは発射通路幅よりも広く、かつファール球落下口43長さと同程度若しくはファール球落下口43長さよりも長いファール球受入口49を形成するように前記発射ユニット基板42に着脱可能に取り付けられている。
このカバー部材40は、本実施例によれば、ファール球受入部44の内部空間領域を広く確保するために、ファール球受入部44に対応する箇所を前方(遊技者方向)に向けて膨出させている。また、前記ファール球排出口46に対応する箇所には、少なくとも該排出口46と同程度の大きさの開口40aが形成されている。
さらに、このカバー部材40には、その頂面に、前記ファール球受入口49に向けて緩やかな下り傾斜状の落下ガイド面40bを備えている。
そして、このカバー部材40には、図2乃至図4及び図8乃至図10に示すように、ファール球通路33内と連通し、該ファール球通路33内に、例えば、針金状の球詰まり解消治具(図示せず)を挿入可能とするための貫通孔50を設けている。球詰まり解消治具にあっては特に詳細な説明は省略するが、ファール球通路33内で球詰まりしているファール球の球組みを解消して転動流下させることの可能な治具であればよく本発明の範囲内で設計変更可能である。
貫通孔50は、本実施例では、図6に示すように、ファール球誘導通路47の流路に沿って設けられ、該ファール球誘導通路47内と連通する貫通孔としている。すなわち、本実施例では、ファール球誘導通路47を構成している縦通路47aに沿った形状の直線状の貫通孔50aと、該縦通路47aと横通路47bにわたって沿った形状である略逆L字形状の貫通孔50bの2つの独立した貫通孔構成としている。
貫通孔50は、少なくともファール球誘導通路47に対応するカバー部材40の任意位置に設けていればよいが、ファール球受入部44内と連通する貫通孔を設けるものとしてもよい。
この貫通孔50は、本実施例では、上述の通り、縦通路47aと横通路47bに沿った2つの独立した貫通孔50a,50bとしているが、これら2つの貫通孔50a,50bを一本の連通した貫通孔とすることも可能で、貫通孔50は1つのみ設けるものであっても、3つ以上設けるものであってもよく本発明の範囲内である。また、貫通孔50の形状は、ファール球回収樋構造39内からファール球が落下しない程度の孔形状であればよく特にその形状は特定されない。
なお、カバー部材40の全体形状は特に図示形状に限定されず本発明の範囲内で設計変更可能である。また、カバー部材40を本実施例では一体としているが、ファール球受入部44とファール球誘導通路47の夫々に対応する部分ごとに分離可能な分割構成としてもよい。
従って、本実施例によれば、発射装置7の発射ソレノイド9aにより発射された遊技球は、第一発射通路37を通って、該第一発射通路37先端の下側切端部37aからファール球受入口49を通過して第二発射通路38に送られる。そして、該第二発射通路38を通った遊技球は、第二発射通路38の先端から遊技盤19の遊技領域Aに打ち出され、遊技領域Aを転動流下する。
そして、発射装置7によって発射されて第二発射通路38へと送られたが、発射勢いが弱く、発射領域Aへと打ち出される事なく、第二発射通路38を戻ってきてファール球落下口43から落下する遊技球は、ファール球としてファール球回収樋構造39のファール球受入口49に受け入れられる。
そして、ファール球受入口49からファール球受入部44内に落下したファール球は、球戻り防止部45に衝突するが、球戻り防止部45に備えたファール球緩衝部材48が、ファール球の勢いを減殺し、ファール球の発射通路領域(第一発射通路37若しくは第二発射通路38のいずれかの領域)への戻りを防止している。そして、そのファール球は、ファール球誘導通路47に送られて、ファール球誘導通路47を転動流下してファール球排出口46から皿ユニット20側のファール球通路32を介して下皿排出口6aから下皿6へと排出される。
「変形例1」
実施例1では、球戻り防止部45と、該球戻り防止部45にファール球緩衝部材48を備えている実施の形態としているが、これら球戻り防止部45・ファール球緩衝部材48を備えていない形態であっても本発明の範囲内である。
なお、ファール球緩衝部材48を備える実施の形態の場合、その領域は、少なくともファール球が直接接触(衝突)する領域であればよく、底面部45aと傾斜壁部45bのいずれかであってもよく、また底面部45aと傾斜壁部45bのいずれかの一箇所若しくは複数箇所に備えるものであってもよく本発明の範囲内で設計変更可能である。
また、実施例1では、球戻り防止部45に別途形成された弾性部材からなるファール球緩衝部材48を貼り付け固定する形態を採用しているが、球戻り防止部45そのものを、ファール球緩衝部材48で形成してもよい。なお、実施例1ではファール球緩衝部材48を貼り付け固定するものとしたが、ファール球緩衝部材48を溶着固定する形態を採用することも本発明の範囲内である。
本発明弾球遊技機を構成する遊技盤の一実施例を示す概略斜視図。 フロント扉を開放し、遊技盤を取り外した状態を示す斜視図。 フロント扉、遊技盤を取り外し、カバー部材を分離させた状態を示す斜視図。 フロント扉を開放し、遊技盤を取り外した状態を示す正面図。 発射ユニット基板を示す概略正面図。 発射ユニット基板を示す概略平面図。 発射ユニット基板を示す概略斜視図。 発射ユニット基板に発射ソレノイド、球送り装置、カバー部材を備えた状態を示す斜視図。 カバー部材の概略正面図。 カバー部材の概略斜視図。
符号の説明
A 遊技領域
6 下皿
7 発射装置
15 ガイドレール
18 遊技盤ベース
19 遊技盤
33 ファール球通路
37 第一発射通路
37a 下側切端部
38 第二発射通路
38a 上側切端部
40 カバー部材
43 ファール球落下口
44 ファール球受入部
46 ファール球排出口
47 ファール球誘導通路部
50 貫通孔

Claims (3)

  1. 遊技盤ベースの表面に、ガイドレールを備えて発射通路を設けるとともに、該ガイドレールによって囲まれた領域を遊技球が転動流下する遊技領域として構成した遊技盤と、
    該遊技盤の発射通路を通して前記遊技領域に遊技球を発射可能とする発射装置と、
    前記発射装置によって発射したが、前記遊技領域に到達しない遊技球を発射通路から下皿へと案内するファール球通路を備え、
    該ファール球通路は、発射通路の下側切端部と上側切端部との間に設けたファール球落下口と、
    該ファール球落下口を構成する下側切端部と上側切端部の下方に設けられ、該落下口から落下してきたファール球を受け入れるファール球受入部と、
    ファール球を下皿へと排出するファール球排出口と、
    前記ファール球受入部から前記ファール球排出口への通路を形成するファール球誘導通路部と、
    前記ファール球受入部とファール球誘導通路部を被覆可能なカバー部材とからなり、
    前記カバー部材には、ファール球通路内と連通し、該ファール球通路内に球詰まり解消治具を挿入可能とする貫通孔を設けたことを特徴とする弾球遊技機。
  2. 貫通孔は、少なくともカバー部材のファール球誘導通路に対応する位置に設けたことを特徴とする請求項1に記載の弾球遊技機。
  3. 貫通孔は、ファール球誘導通路の流路に沿って設けられていることを特徴とする請求項1又は2に記載の弾球遊技機。

JP2005013312A 2005-01-20 2005-01-20 弾球遊技機 Pending JP2006198190A (ja)

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