JP4433176B2 - 遊技機 - Google Patents
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Description
なお、パチンコ機のレール構造に関連する技術としては、下記の特許文献1〜4が挙げられる。
また、案内レール3に多数のレールピン4を取り付けた状態で遊技盤2に案内レール3を正確かつ確実に位置決めするのは容易ではない。例えば遊技盤の盤面に多数の取付孔を空けておき、この取付孔に案内レールのレールピンを嵌める構成では、案内レールの長さ方向の所定位置に正確にレールピンを取り付けなければならず、その取付位置が正確でないと、案内レールの円弧状の軌道にバラツキが生じて遊技球を安定した軌道で遊技領域に放出することができなくなる。そのため、作業者の負担が大きく、固定作業を自動化するための装置も複雑な構成になりやすい。
遊技盤と、
この遊技盤の遊技領域に遊技球を案内する金属製の案内レールと、
前記案内レールを保持する合成樹脂製のレールホルダと、
前記遊技盤に前記レールホルダを固定する固定手段とを備え、
前記レールホルダに、前記遊技球の案内軌道に沿って前記案内レールを支持するレールガイド面を設けるとともに、前記案内レールの発射球の着地部近傍には、前記案内レールをレール裏側に撓ませる隙間を設け、
前記案内レールの所定位置には、前記レールガイド面に沿って前記案内レールをレール長さ方向に所定の範囲で摺動可能に支持する摺動許容手段を設け、
前記摺動許容手段は、前記案内レールの発射球の着地部付近が撓んだとき、この撓み部分に向けて前記案内レールを前記レールガイド面に摺動させることを特徴としている。
さらに、第3の効果として、案内レールが発射球の衝突時に摺動許容手段によって、レール全体でその衝撃を吸収することができる。すなわち、案内レールの発射球の着地部近傍がその衝撃で撓むと、案内レールがこの撓みに引っ張られて摺動許容手段の許容範囲でレールガイド面を摺動するため、案内レールの摺動幅に応じて着地部近傍の撓み幅を増大させることができる。この結果、前記第2の効果と相俟って、発射球の着地部近傍で案内レールが受ける衝撃を大幅に緩和することが可能になる。
また、レールホルダのレール長さ方向の所定位置にビス孔を設け、遊技盤にレールホルダをビス止めするようにしてもよい。
前記レールホルダは、前記レールガイド面の長さ方向に少なくとも2箇所以上の支持部を有しており、
前記案内レールは、前記支持部に架け渡されてレール裏側に隙間を空けて支持され、しかも、
前記支持部は、レール幅方向に連なる一定高さの凸面で前記案内レールをレール長さ方向に摺動可能に支持するものであることを特徴としている。
また、レール幅方向に連なる一定高さの凸面で案内レールをレール幅方向に一定の高さ(レールガイド面から均一の高さ)に保つことができるため、案内レールの幅方向の一端のみが片寄って撓むような状態(レールの横ぶれ)を回避することができる。
遊技盤と、
この遊技盤の遊技領域に遊技球を案内する案内レールと、
前記案内レールを保持するレールホルダと、
前記遊技盤に前記レールホルダを固定する固定手段とを備え、
前記レールホルダは、前記遊技球の案内軌道に沿って前記案内レールを支持するレールガイド面を有し、
前記案内レールの始端部は、前記レールガイド面からはみ出して露出していることを特徴としている。
遊技盤と、
発射レールから発射された発射球を受けてこの遊技盤の遊技領域に案内する案内レールと、
前記案内レールを保持するレールホルダと、
前記遊技盤に前記レールホルダを固定する固定手段とを備え、
前記発射レールの終端と前記案内レールの始端との間には、前記遊技領域に至らないで前記案内レールに沿って落下するファール球を落入回収する回収口が設けられ、
前記レールホルダには、前記案内レールの始端付近であって発射球の軌道の下方位置に、ファール球を衝突させて前記回収口に回収されるのを促進する邪魔板が設けられることを特徴としている。
本発明(第1〜6発明)は、必要に応じて単独で適用してもよいし、各発明を組み合わせて適用してもよい。また、本明細書に記載される他の発明を組み合わせてもよい。
図1に示すように、第1実施形態によるパチンコ機10は、基枠12の正面にガラス枠13が開閉可能に取り付けられる。ガラス枠13の内側に遊技盤14が設けられる。遊技盤14の正面には、遊技領域Pを仕切るレールユニット20が取り付けられている。
遊技盤14の下方には、遊技球を発射させるハンドル17が設けられる。ハンドル17を操作すると、遊技球が発射レール18に打ち出され、レールユニット20の案内通路Wを通って遊技領域Pに放出されるようになっている。
遊技盤14の直下には、回収口Kが設けられる。遊技領域Pに至らなかった遊技球は、この回収口Kに落下し、遊技盤14下方の受け皿19に回収される。
一方、合成樹脂で一体成形される中間レールユニット22および内レールユニット23には、レール板は取り付けられない。中間レールユニット22および内レールユニット23の側面がレール面となっている。
このように外レールユニット21に複数の圧入ピン35a〜35eを設けたのは、外レールユニット21のレール軌道を安定させ、遊技領域Pに一定の軌道でスムーズに遊技球を案内しやすくする等の理由による。
なお、中間レールユニット22には、圧入ピンは設けられておらず、外レールユニット21と内レールユニット23との連結部のみで支持可能になっている。これにより、中間レールユニット22の組み付け作業性が高められている。
一方、凹部36bは、圧入ピン35a〜35fの真裏に形成されており(図12参照)、成形ひけを防止したり、圧入ピン35a〜35fの型抜きを良好にする等の役割を果たしている。
係止部31bの高さは、レール板32の貫通孔R1に係止部31bを嵌めた際にその先端が貫通孔R1の上端とほぼ同じになるか僅かに頭を出す程度の高さに調整される。
例えば比較例として、外レールホルダ31にレールガイド面31aに沿ってレール板32を通す溝を設ける構造とした場合には、その作業性を高めようとすると、レールガイド面31aとレール板32との間に適度な遊びを設けることが必要になり、レール板32にガタ付きが生じやすくなる。一方、レール板32のガタ付きを無くそうとすると、レール板32を溝に挿入する作業性が悪くなりやすい。
上記のように、レール板32の貫通孔R1にレールガイド面31aの係止部31bを嵌める構造を採用すると、係止部31bに貫通孔R1を押し込むことで、極めて簡単にレールガイド面31aにレール板32を装着することができる。また、係止部31bがレール板32の抜けを防止するため、レールガイド面31aにレール板32を密着させやすく、レール板32のガタ付きを抑えることができる。さらに、レールガイド面31aに係止部31bを一体成形で設けることができるため、製造工程も簡単になる。
さらには、外レールホルダ31からのレール板32の脱着が容易になるため、レール板32の交換等のメンテナンス作業、および両部品のリサイクル時の解体・分別作業が行いやすくなる。
レール板32は、レールガイド面31aとほぼ同じ長さおよび幅の寸法をもつ。レール板32の板面には、外レールホルダ31の係止部31bに嵌合可能な貫通孔R1が設けられる。貫通孔R1は、係止部31bよりもレール板32の長さ方向(図9上下方向)に長い長孔であり、この長孔の長軸は係止部31bの外径よりも十分に長く、短軸は係止部31bに圧入可能な幅に設定されている。このように貫通孔R1をレール長さ方向に延びる長孔にすることにより、レール板32が長孔の長さの範囲内でレールガイド面31aに摺接可能になる。すなわち、貫通孔R1は、レールガイド面31aにレール板32がその長さの範囲内で摺動するのを許容する。
次いで、図8に示すように、外レールホルダ31の受け溝33にレール板32の終端部32bを差し込み、当てゴム34で止めて作業を完了する。
また、レール板32の長さがレールガイド面31aよりも長い場合には、図11に示すように、屈曲部32cのレール長さ方向の隙間S1が隙間S2に狭まってレール板32の長さが縮小する。この結果、レールガイド面31aに合わせてレール長さが調節され、レールガイド面31aに確実にレール板32を収めることができる。
また、固定強度を高めることが必要な場合には、図13に示すように、凹部36aを利用して、ベース板15にレールユニット20をビス留めする。この場合、レールユニット20の取付穴M1に凹部底面の取付穴H1を位置合わせし、これらの取付穴H1およびM1を通して遊技盤14にビス38をねじ込む。なお、ビス38は、凹部36a内に収納されるため、遊技盤14上で邪魔になることはない。
また、外レールホルダ31のレールガイド面31aにレール板32を密接させることができるため、軌道のバラツキが少なくなり、遊技球の走行を安定させることができる。
本実施形態においては、遊技領域Pを広く確保する等のために外レールホルダ31の形状に工夫が施されている。
図14に示すように、遊技盤14の上端中央付近では、外レールホルダ31の上下幅Dが極端に狭い。すなわち、外レールホルダ31は、遊技盤14の上端中央部付近にくびれ部40を有している。くびれ部40の頂面(図14で上側面)は、遊技盤14の上端に沿ってほぼ平坦な面になっている。
このように外レールホルダ31にくびれ部40を設けることにより、遊技盤14の上端にレール板32の円弧を接近させることができ、遊技盤14の限られた面積内に遊技領域Pを広く確保することが可能になる。
このようにくびれ部40に庇形リブ41を設けることで、レール板32が外レールホルダ31から外れて正面側へ飛び出るのを庇形リブ41で確実に止めることが可能になる。例えば遊技盤の製作工場やホールにおいて、遊技盤が運ばれる際にくびれ部40を掴んで持たれることがあっても、庇形リブ41によってレール板32がレールガイド面31aから飛び出るのが防止される。
また、くびれ部40は、外レールホルダの応力が集中しやすく強度が低下しやすい部分であるが、庇形リブ41によりくびれ部40の構造的な強度を高めることができる。
さらに、レールガイド面31aにレール板32を取り付けるときに、庇形リブ41が位置決めガイドとなってレール幅方向にレール板32の位置を合わせやすくする役割を果たす。
前述した従来のレール構造(図21参照)では、遊技盤2にレールピン4によってレール板3を固定するため、レール長さ方向に並んだレールピン4、4の間でレール板3が撓みやすい。従って、このような部分に発射球を受けることで、発射球の衝撃によるレール板3の破断や変形を抑えている。
そこで、第1実施形態では、このような不具合を解消するために、レール板32の発射球の着地部付近において、レールガイド面31aとレール板32との間に隙間S3を保つようにしている(図16−1参照)。
すなわち、図16−2(A)に示すように、発射球の衝突前は、レールガイド面31aにレール板32が支持され、その着地部近傍は支持部51,51に架け渡されてレール裏側に隙間S3を保っている。このとき、レール板32の屈曲部32cは、レールガイド面31aの長さに合わせてレール板32の長さを調節するため、適度な屈曲幅(折れ角)に圧縮される。また、レール板32の貫通孔R1は、その長さ方向のほぼ中間付近にレールガイド面31aの係止部31bを保っている。
発射レール18(図1参照)から打ち出される発射球は、通常、レール板32の始端部32aよりもやや上側の撓み部32dに着地し、レール板32に沿って上方へ向けて走行する。図18に示すように、レール板32の撓み部32dにおいて、遊技盤14の盤面にレール板32がほぼ垂直に立っており、レール面の傾斜角が最適な角度の保たれていれば、遊技球Bはレール板32の中心線上に真っ直ぐに転がり、その進路も安定する。しかしながら、レールホルダ31の撓み部32dの幅方向または長手方向の傾きが悪いと、着地した遊技球Bのその後の進路に悪影響(正面ガラス板への衝突など)を及ぼす。
第2邪魔板57のレール板32側の側面57aは、第1邪魔板56の側面56aとほぼ同一方向に傾斜しており、後述するように、第1邪魔板56で弾んだ遊技球を受けやすくなっている。また、側面57aと反対側の側面57bは、その下端から右上がりに傾斜しており(図19参照)、内レールユニット23の円弧状の下部側面に連なる。
遊技球B1の速度が第1邪魔板56によって十分に抑えられない場合でも、第1邪魔板56に当たって上向きに弾んだ遊技球B2が第2邪魔板57に当たり、回収口Kに落下する。
この結果、レール板42に沿って落下する遊技球が回収口Kを飛び越して発射レール側に進入することがなくなり、発射球の二個打ち等の不具合を回避することができる。
例えば図20に示すように、レール板32は、V字形の屈曲部32cに代えて、U字形の屈曲部32e、またはΩ字形の屈曲部32fとしてもよい。このような形状にすると、レール板32を伸縮させるときに、屈曲部32e、32fがより撓みやすくなり、レールガイド面31aへのレール板32の組み付け作業が行いやすくなる。また、レール板32の屈曲部の形状は、伸縮作用の得られる形状であれば、前述のV字状、U字状またはΩ字状に限られず、W字状等の他の形状を採用してもよい。
次に、本発明の第2実施形態による遊技機を説明する。
第2実施形態の遊技機は、レールユニット(レールホルダ)に第1実施形態では別体であったパネル飾りを一体的に形成する点等、前記第1実施形態とは異なる構成を備えている。
遊技盤74の直下には、回収口Kが設けられる。遊技領域Pに至らなかった遊技球は、この回収口Kに落下し、遊技盤74下方の受け皿79に回収される。
なお、外レールユニット81の正面下部に取り付けられるレールカバーFは、案内通路Wを落下する遊技球がガラス枠73に直撃するのを防止するためのものである。
さらには、外レールホルダ91からのレール板92の脱着が容易になるため、レール板92の交換等のメンテナンス作業、および両部品のリサイクル時の解体・分別作業が行いやすくなる。
次いで、図33に示すように、外レールホルダ91の受け溝93にレール板92の終端部92bを差し込み、当てゴム94で止めて作業を完了する。
また、レール板92の長さがレールガイド面91aよりも長い場合には、図36に示すように、屈曲部92cのレール長さ方向の隙間S1が隙間S2に狭まってレール板92の長さが縮小するため、レール長さが調節されてレールガイド面91aに確実にレール板92を収めることができる。
また、固定強度を高めることが必要な場合には、図38に示すように、凹部96aを利用して、ベース板75にレールユニット80をビス留めする。この場合、レールユニット80の取付穴M1に凹部底面の取付穴H1を位置合わせし、これらの取付穴H1およびM1を通してベース板75にビス98をねじ込む。なお、ビス98は、凹部96a内に収納されるため、遊技盤74の正面側で邪魔になることはない。
さらに、外レールホルダ91のレールガイド面91aにレール板92を密接させることができるため、軌道のバラツキが少なくなり、遊技球の走行を安定させることができる。
本実施形態においては、遊技領域Pを広く確保する等のために外レールホルダ91の形状に工夫が施されている。
図39に示すように、遊技盤74の上端中央付近では、外レールホルダ91の上下幅Dが極端に狭い。すなわち、外レールホルダ91は、遊技盤74の上端中央付近にくびれ部100を有している。くびれ部100の頂面(図39で上側面)は、遊技盤74の上端に沿ってほぼ平坦な面になっている。
このように外レールホルダ91にくびれ部100を設けることにより、遊技盤74の上端にレール板92の円弧を接近させることができ、遊技盤74の限られた面積内に遊技領域Pを広く確保することが可能になる。
また、くびれ部100は、外レールホルダの応力が集中しやすく強度が低下しやすい部分であるが、庇形リブ101によりくびれ部100の構造的な強度を高めることができる。
さらに、レールガイド面91aにレール板92を取り付けるときに、庇形リブ101が位置決めガイドとなってレール幅方向にレール板92の位置を合わせやすくする役割を果たす。
さらには、庇形リブ101を弧状に形成することにより、レール板92と庇形リブ101とのレール長さ方向の接触面を長く確保しやすくなるため、庇形リブ101によるレール92の飛び出し防止効果等を高めることが可能になる。
レールガイド面91aにレール板92を取り付ける場合、発射球の着地部近傍で両者が密着する構造では、レール板92が発射球を受けても撓まないため、レール板92が発射球から受ける衝撃が大きくなる。このため、発射球が繰り返し当たる部分では、レール板92の表面が削られやすく、破断を引き起こしやすくなる。
そこで、第2実施形態では、このような不具合を解消するために、レール板92の発射球の着地部付近において、レールガイド面91aとレール板92との間に隙間S3を保つようにしている(図41−1参照)。
すなわち、図41−2(A)に示すように、発射球の衝突前は、レールガイド面91aにレール板92が支持され、その着地部近傍は支持部111,111に架け渡されてレール裏側に隙間S3を保っている。このとき、レール板92の屈曲部92cは、レールガイド面91aの長さに合わせてレール板92の長さを調節するため、適度な屈曲幅に圧縮される。また、レール板92の貫通孔R1は、その長さ方向のほぼ中間付近にレールガイド面91aの係止部91bを保っている。
発射レール78(図22参照)から打ち出される発射球は、通常、レール板92の始端部92aよりもやや上側の撓み部92dに着地し、レール板92に沿って上方へ向けて走行する。図43に示すように、レール板92の撓み部92dにおいて、遊技盤74の盤面にレール板92がほぼ垂直に立っており、レール面の傾斜角が最適な角度の保たれていれば、遊技球Bはレール板92の中心線上に真っ直ぐに転がり、その進路も安定する。しかしながら、レールホルダ91の撓み部92dの幅方向または長手方向の傾きが悪いと、着地した遊技球Bのその後の進路に悪影響(正面ガラス板への衝突など)を及ぼす。
なお、図42において符号117は第2実施形態における邪魔板を示し、符号117aおよび符号117bはその側面を示す。
例えばレール板92の屈曲部92cは、断面U字形の屈曲部92cに代えて、第1実施形態のレール板32と同様な断面V字形状の屈曲部にしてもよいし、その他、断面Ω字形、W字形等の屈曲部にしてもよい。
(a) 遊技盤にレールホルダを介して案内レールを固定する構成としたため、案内レールの貫通孔にレールピンを通す面倒な作業を省略することができ、案内レールの位置決めを簡単かつ確実に行うことができる。
(b) 案内レールの発射球の着地部付近に、レール裏側に向けて隙間を設ける構成としたため、発射球の衝突時にこの隙間の範囲内で案内レールが撓んで発射球の衝撃を吸収することができる。
(c) 発射球の衝突時に案内レールが摺動許容手段によってレールガイド面に摺動するため、案内レールの摺動幅に応じて着地部近傍の撓み幅を増大させることができ、発射球の衝撃を大幅に緩和することができる。
12 基枠
13 ガラス枠
14 遊技盤
15 ベース板
17 ハンドル
18 発射レール
19 受け皿
20 レールユニット
21 外レールユニット
22 中間レールユニット
23 内レールユニット
31 外レールホルダ(レールホルダ)
31a レールガイド面
31b 係止部(摺動許容手段)
32 レール板(案内レール)
32a 始端部
32b 終端部
32c 屈曲部(摺動許容手段)
32d 撓み部
35a〜35f 圧入ピン
36a、35b 凹部
38 ビス
40 くびれ部
41 庇形リブ
50 下端部
51 支持部
D 上下幅
K 回収口
P 遊技領域
H1 取付穴
M1 取付穴
R1 貫通孔(摺動許容手段)
S3 隙間
Claims (1)
- 外枠に開閉可能に組み付けられる基枠12の正面開口部内に、ほぼ円形状の遊技領域Pを有する遊技盤14が脱着可能に取り付けられるとともに、前記基枠12の前側に前記遊技領域Pを覆蓋状態で透視し得るガラス枠13が開閉可能に取り付けられ、ハンドル17の操作により発射される遊技球を発射レール18から遊技領域P内に打ち出すようにした遊技機10において、
前記遊技盤15は、前記遊技領域Pの円形状に沿った円弧状周囲部分を形成する外レールユニット21と、中間レールユニット22と、内レールユニット23とが一連円環状に配置接続された状態で取着されて、前記外レールユニット21と前記内レールユニット23との間に前記発射レール18から飛翔される遊技球を前記遊技領域Pに向けて放出する案内通路Wが形成され、
前記外レールユニット21の内周上下に亘るレールガイド面31aの円弧長さ範囲に、前記発射レール18から飛翔されて前記案内通路Wに到達する遊技球を受けて上昇案内し得る案内レール32が、レールガイド面31aの遊技球の着地部近傍に隙間S3を保って取着されており、
前記内レールユニット23の下端部には、前記遊技領域Pの円形状の下端付近から下方に延び、前記発射レール18から打ち出されて前記遊技領域Pに至らないで前記発射レール18側に戻るファール球に当たり、該ファール球を前記発射レール18の上端より外側に開口された回収口Kに向けて落下させる邪魔板57を形成する一方、
前記外レールユニット21の始端部および終端部に対して前記案内レール32の始端部32aおよび終端部32bを位置決めしたもとで、前記レールガイド面31aの各点在位置にピン状の係止部31bを内向きに突出させ、これらの係止部31bに前記案内レール32の各点在位置に開口形成した長孔R1を相対的に変位可能に嵌合させ、
さらには、前記案内レール32の終端部手前の位置決めされない部分に下向きの開口形状をなして開閉状に弾性変形可能な屈曲部32cを形成して、この屈曲部32cの前後で前記案内レールの軌道を同一円弧線上に保ち、
前記屈曲部32cの開閉状の弾性変形により、前記長孔R1に前記係止部31bを相対的に摺動変位させつつ前記レールガイド面31aの円弧に沿って前記案内レール32を円弧方向に伸縮させて長さ調整可能とするように構成したことを特徴とする遊技機。
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