JP4817902B2 - 遊技機 - Google Patents

遊技機 Download PDF

Info

Publication number
JP4817902B2
JP4817902B2 JP2006075319A JP2006075319A JP4817902B2 JP 4817902 B2 JP4817902 B2 JP 4817902B2 JP 2006075319 A JP2006075319 A JP 2006075319A JP 2006075319 A JP2006075319 A JP 2006075319A JP 4817902 B2 JP4817902 B2 JP 4817902B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rail
launch
ball
firing
passage
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2006075319A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2007244763A (ja
Inventor
智弘 宮内
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Newgin Co Ltd
Original Assignee
Newgin Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Newgin Co Ltd filed Critical Newgin Co Ltd
Priority to JP2006075319A priority Critical patent/JP4817902B2/ja
Publication of JP2007244763A publication Critical patent/JP2007244763A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4817902B2 publication Critical patent/JP4817902B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Pinball Game Machines (AREA)

Description

本発明は、内外のレールにより発射通路を画成した遊技盤を本体枠に配設し、該本体枠における遊技盤の下方に発射通路へ遊技球を案内する発射レールを配設した遊技機に関するものである。
代表的な遊技機であるパチンコ機は、外郭をなす外枠に対して、遊技盤を保持する本体枠としての中枠が開閉可能に組付けられると共に、該中枠の前面側に、遊技盤を透視保護するガラス板を設けた前枠や、パチンコ球を貯留する球皿部材が組付けられている。また、前記遊技盤には、略円形の遊技領域が画成されると共に、該遊技領域内および遊技盤の下方に開口する発射通路を画成した案内レールが設けられており、前記球皿部材に貯留したパチンコ球を中枠に配設した打球発射装置の作動により案内レールの発射通路へ向けて打ち出して遊技を行なうようになっている。
前記打球発射装置は、前記案内レールの発射通路へ向けて上方傾斜する発射レールと、該発射レール上のパチンコ球を打ち出す打球機構部と、操作ハンドルの操作に応じて球皿部材に貯留したパチンコ球を発射レール上の打球発射位置に送出す球送出し装置とを備え、操作ハンドルの操作により、パチンコ球が案内レールの発射通路へ向けて1球ずつ打ち出されるよう構成される(例えば特許文献1参照)。また、前記中枠における前記案内レール(発射通路)の下方開口に対応する位置には、前記球皿部材へ連通する球回収樋が形成されて、前記遊技領域に発射されることなく案内レール内を流下したパチンコ球(所謂、ファール球)を、この球回収樋を介して球皿部材に回収するようになっている。
また、特許文献1には、前記発射レールを中枠に取り付ける発射レール取付部材の傾斜上端部に、該発射レールの高さ位置(傾斜角度)を調節する高さ調節機構を設けると共に、該高さ調節機構を保護するファール球受け部を設ける構成が開示されている。すなわち、前記案内レールの下端からファール球が勢いよく放出されて、前記球回収樋に回収されることなく発射レール側にファール球が飛来した場合であっても、ファール球受け部に衝突させることで高さ調節機構に変形等の損傷が生ずるのを防止している。
特開2001−129173号公報
ところで、特許文献1に記載されたファール球受け部は、該特許文献1の図4または図6からも明らかなように、前記発射レールの傾斜上端部の概ね下側半分を覆う寸法に設定されている。従って、前記ファール球受け部は、前記高さ調節機構を保護し得る一方、発射レール自体を完全には保護していない。このため、前記ファール球の発射レールへの衝突を阻止することは困難で、該ファール球の衝突により発射レールに変形等の損傷を来たす問題を内在している。そして、このような発射レールの損傷が生ずると、発射レールに沿ってパチンコ球を案内レール(発射通路)へ向けて適正に打ち出せなくなる問題を招く。ここで、仮にファール球受け部を発射レールの傾斜上端部の全面を覆うようにした場合には、発射レールにファール球が衝突するのは回避し得る。しかしながら、この場合にはファール球がファール球受け部に衝突するため、該ファール球受け部の変形等の損傷を招来する問題がある。すなわち、ファール球受け部が変形等すると、その変形部位が発射レール上に突出して、前述と同様に、発射レールに沿ってパチンコ球を案内レールへ向けて適正に打ち出せなくなる問題が発生する。
そこで、本発明は、ファール球から発射レールを保護して、遊技球を適正に発射可能な遊技機を提供することを目的とする。
前記課題を克服し、所期の目的を達成するために、本願の請求項1に係る発明は、
本体枠(12)に設けられる遊技盤(19)に配設された外レール(20)と、前記遊技盤(19)における外レール(20)の内側に配設され、該外レール(20)との間に遊技球(B)が通過可能な発射通路(22)を下方に開口するよう画成する内レール(21)と、前記本体枠(12)における遊技盤(19)の下方に配設されて、前記発射通路(22)の下方開口(22a)へ向けて上方傾斜し、打球機構部(45,59)により打ち出された遊技球(B)を発射通路(22)の下方開口(22a)へ案内する発射レール(46)と、前記発射通路(22)の下方開口(22a)に臨むよう前記本体枠(12)に形成され、該発射通路(22)を流下した遊技球(B)が進入する樋部(37)とを備えた遊技機において、
前記発射レール(46)の傾斜上端部に設けられ、該発射レール(46)の発射通路側端面の全面を覆う保護部材(50)と、
前記外レール(20)の下端側に配設され変更部材(25)とを備え、
前記変更部材(25)は、前記外レール(20)に沿って延在する板状本体(26)と、前記板状本体(26)において前記外レール(20)の幅方向に延在して該幅方向全体に亘って発射通路側に突出する突起部(27)と、前記板状本体(26)における前記突起部(27)の前記外レール(20)側において前記発射通路(22)側に開口する凹部(28)とを有し、
前記打球機構部(45,59)により前記発射レール(46)に沿って打ち出された遊技球(B)は、前記変更部材(25)の配設位置より上方で前記外レール(20)に当接する一方、前記発射通路(22)を下端側へ流下する遊技球(B)は、前記変更部材(25)の板状本体(26)に沿って移動した後に前記突起部(27)との接触により流下方向が変更されるよう構成したことを要旨とする。
また、本願の請求項2に係る発明では、前記保護部材(50)は、前記発射レール(46)に対し発射通路(22)側端から差込み可能な基体部(51)と、該基体部(51)に形成されて、該発射レールの発射通路側端面を覆う保護部(52)とを備え、
前記保護部(52)は、前記発射レール(46)の遊技球(B)が転動するレール面部(47)側の上端面(52a)が、該レール面部(47)の形状に倣う形状に形成されると共に、該レール面部(47)より僅かに下方へずらしてあることを要旨とする。
従って、請求項1に係る発明によれば、発射レールの発射通路側端面を保護部材で覆うことで、発射通路内を流下した遊技球が発射レールまで飛来した場合であっても、発射レールを確実に保護できる。また、発射通路内に突出する変更部材を外レールの下端側に配設したことで、遊技盤の発射通路内を流下する遊技球が該変更部材に設けた突起部に接触するようになり、該変更部材により遊技球の流下方向を変更することができる。これにより、前記遊技盤の発射通路内を流下した遊技球が発射レールへ向かう割合を低減し得るから、該発射レールや保護部材の変形等の損傷を効果的に抑制でき、発射レールに沿った遊技球の適正な打ち出しを確保し得る。
また、請求項2に係る発明によれば、前記保護部材の保護部に遊技球が衝突して該保護部に変形が生じた場合であっても、その変形した部位が発射レールのレール面部に突出しないから、該レール面部に沿った遊技球の適正な打ち出しを阻害しない。
請求項に係る発明では、前記本体枠(12)において前記発射レール(46)に配設した前記保護部材(50)の発射通路(22)側に、1個の遊技球(B)が通過可能な開口部(35a)を開設した画壁(35)を形成し、前記打球機構部(45,59)により打ち出された遊技球(B)は、該画壁(35)の開口部(35a)を介して発射通路(22)に到るよう構成したことを要旨とする。
請求項3に係る発明によれば、前記本体枠における発射レールに配設した保護部材より発射通路側に形成した画壁に、1個の遊技球が通過可能な開口部を開設することで、遊技球の打ち出しを確実に許容し得ると共に、発射通路から戻った遊技球が発射レールまで到来するのを画壁で阻止し得る。従って、発射レールの保護をより確実になし得る。
請求項4に係る発明では、前記外レール(20)の下端は、前記変更部材(25)に設けた係止部(31)に係止されることを要旨とする。
請求項4に係る発明によれば、前記外レールの下端を変更部材に係止して位置決めすることで、遊技球の流下方向を変更するために外レールを加工する必要がなく、製造コストの低減を図り得る。また、外レールの下端が変更部材に係止されるから、外レールと変更部材とを所定の位置関係で位置決めでき、該外レールに沿って流下した遊技球を確実に変更部材に接触させて流下方向を変更することができる。
請求項に係る発明では、前記発射レール(46)は、前記保護部材(50)を抜き差し可能な保持部(46a)が形成されると共に保持部(46a)に第1係合部(44)が設けられ、前記保護部材(50)は、前記第1係合部(44)と係脱可能に係合する第2係合部(73)が形成されて、
前記保護部材(50)を前記保持部(46a)に差し込むことで、前記第1および第2係合部(44,73)が弾性変形を伴って係合することで保護部材(50)が発射レール(46)に保持され、前記第1および第2係合部(44,73)の係合を弾性変形により解除して前記保護部材(50)を保持部(46a)から抜き出すことで、発射レール(46)から保護部材(50)を取り外し得るよう構成されることを要旨とする。
請求項5に係る発明によれば、発射レールに設けた保持部の第1係合部と、保護部材に設けた第2係合部とを係脱するだけで保護部材を着脱し得るから、保護部材に変形等の損傷が生じたとしても当該保護部材のみを容易に交換することができる。
本発明に係る遊技機によれば、ファール球から発射レールを保護して、遊技球を適正に発射可能することが可能となる。
次に本発明に係る遊技機につき、好適な実施例を挙げて、添付図面を参照しながら以下詳細に説明する。なお本実施例では、遊技機として、パチンコ球を遊技媒体として使用する一般的なパチンコ機を例にして説明する。なお、以下の説明において左・右とは、特に断りのない限り、図1に示すようにパチンコ機を正面から見た状態において指称するものとする。
実施例1に係るパチンコ機10の概略構成について、図1を参照して説明する。パチンコ機10は、外郭をなし、遊技場に設けられた島とも称される設置枠台65(図10参照)に固定される外枠11と、該外枠11に対して着脱および開閉可能に枢支された中枠(本体枠)12と、該中枠12に着脱交換可能に取り付けられて所要の遊技領域19aが画成される遊技盤19と、中枠12の前面側に着脱および開閉可能に枢支されて、遊技盤19を透視保護するガラス板14を備えた前枠13とを備えている。前記前枠13の下方位置には、パチンコ球B(図4等参照)を貯留可能な上球皿15が一体的に組付けられており、前枠13の開閉に合わせて該上球皿15も一体的に開閉するようになっている。また、前記中枠12の前側における前記前枠13の下方には、パチンコ球Bを貯留可能な下球皿17を形成した球皿部材16が着脱および開閉可能に組付けられている。ここで、前記球皿部材16の裏面側には、後方に開口する凹部16a(図1または図10参照)が形成されており、該球皿部材16を閉成した際に、後述する発射ユニット42のロータリーソレノイド45を凹部16aに収容し得るようになっている。なお、前記設置枠台65は、パチンコ球Bを回収する球回収部材66(図10参照)を備えており、パチンコ機10を設置枠台65に設置した際に、パチンコ機10(中枠12)の裏側における左右方向の略中央位置に球回収部材66が位置するようになっている。
また、前記前枠13の裏側における前記上球皿15の球出口(図示せず)に対応する位置には、中枠12の裏側に設けた発射制御装置に接続する球送り装置13a(図1参照)が配設されており、発射制御装置の制御に基づいて、上球皿15に貯留したパチンコ球Bを発射ユニット42の打球発射位置に1球ずつ送出すよう構成されている。更に、中枠12における下球皿17の右側には、前記発射制御装置に接続するハンドル部材18が配設されており、該ハンドル部材18を回動操作することにより、発射制御装置の制御に基づいて発射ユニット42が作動して、前記上球皿15に貯留したパチンコ球B(すなわち打球発射位置にあるパチンコ球B)を遊技盤19の遊技領域19aに向けて発射するようになっている。
ここで、前記遊技盤19は、前記中枠12の上部位置に前後に開口するよう形成した遊技盤保持部32(図2〜図4参照)に対して前側から着脱可能に保持されている。また、前記遊技盤19の盤面(前面)には、略円形状に湾曲形成した外レール20および内レール21が配設されており、該内レール21の内側に画成される遊技領域19a内に、図柄表示装置や入賞装置等の遊技用部品(何れも図示せず)を配置するようになっている。前記外レール20および内レール21は、パチンコ球Bが通過可能な距離離間するよう設けられて、該内外のレール20,21の間に形成される発射通路22を通過したパチンコ球Bが遊技領域19aの上部位置に発射されるようになっている。ここで、図2〜図4に示すように、前記発射通路22は、遊技盤19の下端部における左寄り位置で下方に開口している。なお、以下の説明においては、前記発射通路22の下方開口を始端開口部22aと指称する。
図1〜図4に示すように、前記遊技盤19における外レール20の下端側には、発射通路22内を流下したパチンコ球B(すなわちファール球)との接触により、パチンコ球Bの流下方向を変更させる変更部材25が配設されている。前記変更部材25は、図5に示すように、前記外レール20に沿って延在する板状本体26と、該板状本体26に突設されて発射通路22に突出する突起部27とを備え、発射通路22内を外レール20に沿って流下したパチンコ球Bが突起部27に接触することで、該パチンコ球Bを弾いて流下方向を変更させるようになっている。また、前記板状本体26における前記突起部27の上側には、発射通路22側に開口する凹部28が形成されて、該凹部28に外レール20の下端が臨み、該外レール20を流下したパチンコ球Bが確実に突起部27に接触するようになっている(図4参照)。なお、以下の説明において、前記板状本体26における発射通路22側を表側と指称し、発射通路22とは反対側を裏側と指称する。
図5に示すように、前記板状本体26の後端部における上下方向の略中央位置には、後方へ向けて突出する軸部29が形成され、この軸部29を遊技盤19の固定孔(図示せず)に圧入することで、変更部材25を遊技盤19に固定するよう構成されている。また、前記軸部29には、前方に開口する第1ピン留め孔29aが形成されており、前記外レール20の下端側の後端部に取り付けた割ピン(係止部)31を、該第1ピン留め孔29aに差し込むようになっている。すなわち、前記外レール20に設けた割ピン31を変更部材25に設けた第1ピン留め孔29aに差し込むことで、外レール20と変更部材25とを所定の位置関係で位置決めしている。なお、前記板状本体26の後端部には、上端部近傍に後方へ突出する位置決め突部30が形成されると共に、遊技盤19における対応位置には、該位置決め突部30を挿入可能な挿入孔(図示せず)が形成されて、前記軸部29を固定孔に圧入した際に位置決め突部30が挿入孔に挿入されて、変更部材25を遊技盤19に対して所定の姿勢で保持するようになっている。また、前記板状本体26の裏側には、前後方向に貫通する第2ピン留め孔26aが前後に貫通するよう形成されており、前記軸部29および位置決め突部30の夫々を、遊技盤19の対応する固定孔および挿入孔に挿入した状態で、該第2ピン留め孔26aに挿通した固定ピン(図示せず)を遊技盤19に打込むことにより、変更部材25を遊技盤19に確実に固定するよう構成されている。
また、図1〜図3に示すように、前記中枠12における前記遊技盤保持部32の下方には、左右方向の略中央位置に設置面部33が形成されており、該設置面部33に前記発射ユニット42が配設されている。更に、前記中枠12における設置面部33の左方には、前記下球皿17に連通する球戻し通路部(樋部)37が形成されると共に、該球戻し通路部37の左方には、効果音出力用のスピーカ38が配設されている。ここで、前記設置面部33、球戻し通路部37およびスピーカ38の前側は、前記前枠13および前記球皿部材16で閉成されるようになっている。なお、前記中枠12における設置面部33の右方に、前記ハンドル部材18を配置してある。
図1〜図4または図10に示すように、前記遊技盤保持部32の下端部には、前方へ突出する庇状部39が形成されており、該庇状部39が前記前枠13の裏側に当接するようになっている。すなわち、前記中枠12における遊技盤19の設置領域と、前記設置面部33、球戻し通路部37およびスピーカ38等の設置領域とを、前記庇状部39で区画するよう構成される。なお、前記庇状部39における前記球戻し通路部37と対応する位置には、上下に開口する戻り口40が形成されており、該戻り口40の上方に、前記遊技盤19に形成した前記発射通路22の始端開口部22aが臨んでいる。ここで、前記変更部材25の板状本体26は、前記戻り口40の近傍まで延在するよう形成されて、前記発射通路22を流下したパチンコ球Bが庇状部39上に滞留することなく戻り口40へ落下するようになっている。なお、前記球戻し通路部37は、前記中枠12に着脱可能に配設されるカバー部材41(図1または図2参照)により前方開口を閉鎖されて、前記戻り口40を介して落下するパチンコ球Bを下球皿17に確実に回収し得るよう構成されている。
前記設置面部33は、前記遊技盤保持部32に保持した遊技盤19の盤面と略同一平面上に位置するよう形成されて(図2または図10参照)、前記発射ユニット42が取り付けられる複数の支持部34が前方へ突出するよう形成されている。ここで、前記各支持部34の前記設置面部33からの突出寸法は、前記発射ユニット42における発射レール46(後述)の前後方向の幅寸法と略同一になるよう設定されて、発射ユニット42の裏面を設置面部33に対向させた姿勢で取り付け得るよう構成されている(図10参照)。すなわち、前記支持部34に発射ユニット42を取り付けた際に、発射レール46上のパチンコ球Bの後方への落下を設置面部33で防止し得るようになっている。また、前記設置面部33には、前記支持部34に取り付けた発射ユニット42における発射レール46の上方に臨む位置に球溢れ防止壁36が突設されており、該発射レール46から上方に離間する方向にパチンコ球Bが移動するのを規制するよう構成される。
なお、前記複数の支持部34に対して、ネジ孔34aが全部で3箇所に螺設されると共に、位置決め孔34bが全部で2箇所に穿設されている。更に、図2〜図4に示すように、前記設置面部33と前記球戻し通路部37とを画成する画壁35(すなわち、発射レール46より発射通路22側に設けられた画壁)には、前記球溢れ防止壁36の上端部側に位置する前記庇状部39の近傍に、1個のパチンコ球Bが通過し得る開口寸法に設定された開口部35aを開設してある。なお、前記設置面部33の裏面側(すなわち、中枠12の裏側における左右方向の略中央位置)には、遊技領域19aに発射されて遊技に供されたパチンコ球Bを排出する球排出通路12a(図10参照)が設けられており、該球排出通路12aからパチンコ球Bが前記球回収部材66に排出されるようになっている。
前記発射ユニット42は、図6〜図8に示すように、前記支持部34に取り付けられる平板状の取付ベース部材43と、該取付ベース部材43の前面側に配置される回転式駆動手段としてのロータリーソレノイド(打球機構部)45と、取付ベース部材43の裏面側に配置される発射レール46と、該発射レール46の傾斜上端部に設けられる保護部材50と、取付ベース部材43の裏面側に配置されてロータリーソレノイド45の回転軸45aに接続する打球杆(打球機構部)59とを基本的に備えている。ここで、前記取付ベース部材43には、前記支持部34のネジ孔34aと対応する位置に、前後に貫通する通孔43aが穿設されると共に、該支持部34の位置決め孔34bと対応する位置に、突出部43bが後方へ向けて突設されている。すなわち、前記発射ユニット42を支持部34に固定するに際しては、前記取付ベース部材43の各突出部43bを対応する支持部34の位置決め孔34bに挿入して位置決めした状態で、取付ベース部材43における各通孔43aの前側から挿通したネジを対応するネジ孔34aに螺挿することで、該取付ベース部材43が固定されるようになっている。なお、前記取付ベース部材43の左下部位置には、前後に貫通する挿通孔43d(図10参照)が穿設されており、該挿通孔43dに前記ロータリーソレノイド45の回転軸45aを挿通するようになっている。また、前記取付ベース部材43の上端縁には、発射レール46の傾斜方向に沿って離間する箇所に、ネジ孔44aを螺設したボス44を後方へ向けて突設してある(図7参照)。
前記発射レール46は、前記取付ベース部材43の裏面側の上部位置に、左方向へ向けて上方傾斜するよう配置される。ここで、前記発射レール46は、傾斜上端部が前記画壁35の開口部35aに臨むと共に、前記発射通路22へ向けて延在する姿勢で取付ベース部材43に取り付けられる。すなわち、前記発射レール46に沿って打ち出されたパチンコ球Bは、前記画壁35の開口部35aおよび前記戻り口40を介して前記外レール20(発射通路22)まで到来し、該外レール20(発射通路22)に沿って遊技盤19の上部位置まで移動するようになっている。ここで、前記発射レール46の傾斜角度は、図4(a)に示すように、該発射レール46に沿って打ち出されたパチンコ球Bが前記変更部材25の配置位置より上方に到来して、パチンコ球Bが変更部材25の突起部27に接触しないよう設定される。
また、前記発射レール46は、図7に示すように、パチンコ球Bが転動するレール面部47と、該レール面部47の前後の端縁に連接する前後の側壁部48,48とから傾斜方向および下方に開口するよう形成されている。なお、前記レール面部47は、長手方向に沿って案内溝47aが延在する断面略V字状に形成されて、パチンコ球Bを案内溝47aに沿って案内するよう構成されている(図9参照)。ここで、実施例1には、前記発射レール46における両側壁部48,48の間に前記保護部材50を配設するよう構成されており、両側壁部48,48の間が保持部46a(図8参照)として機能するようになっている。また、前記発射レール46における前後の側壁部48,48には、長手方向に離間する箇所に通孔48aが夫々穿設されており、各通孔48aに前記取付ベース部材43の対応するボス44を挿通して、ボス44のネジ孔44aにネジ62を螺挿することにより、発射レール46が取付ベース部材43に固定されるようになっている。
前記保護部材50は、図7に示すように、前記発射レール46の保持部46aに差込み可能な基体部51と、該基体部51の傾斜上端側に形成され、発射レール46の発射通路22側端面を覆う保護部52とから構成されている。なお、前記基体部51における前記レール面部47との対向面51aは、レール面部47の折曲形状に倣う略V字状に形成してある。また、前記基体部51を前記発射レール46の保持部46aに差し込んだ際に、両側壁部48,48の傾斜上端側に位置する通孔48aと前後に整列する位置には、下方へ開口する切欠き53が形成されており、発射レール46の通孔48aに挿入した取付ベース部材43のボス44が、保護部材50の切欠き53に臨むようになっている。これにより、前記発射レール46の両側壁部48,48が基体部51を挟持して保護部材50が前後方向へ移動するのを規制すると共に、前記ボス44が切欠き53に係合して保護部材50が発射レール46の傾斜方向および下方へ移動するのを規制している。なお、保護部材50の上方への移動は、レール面部47に基体部51の対向面51aが当接することにより規制される。また、前記基体部51における前後の下端部には、外方へ突出するフランジ54が夫々形成されており、該基体部51を発射レール46の両側壁部48,48の間に臨ませた際に、該フランジ54,54が両側壁部48,48の下端に当接して位置決めするようになっている。
前記保護部52は、図7に示すように、前記基体部51に対して上方および前後方向に突出する板状に形成されて、前記発射レール46の発射通路22側端面の全面を覆うよう構成されている。なお、前記保護部52のレール面部47側(以下上端面52aという)は、レール面部47に倣う形状に形成されて、該レール面部47に沿って打ち出されるパチンコ球Bに接触しないようになっている。ここで、図9に示すように、前記保護部52の上端面52aは、前記発射レール46の発射通路22側の上端縁より僅かに寸法Tだけ下方に位置するよう構成されている。すなわち、前記保護部52の上端面52aと、前記発射レール46の発射通路22側の上端縁とを完全に整合させた場合には、パチンコ球B(ファール球)が衝突して保護部52に僅かな変形が生じた場合であっても、その変形部位がレール面部47に突出してパチンコ球Bの打ち出しに影響を及ぼす事態が生じかねない。そこで、実施例1では、前記保護部52の上端面52aを、前記発射レール46の発射通路22側の上端縁より僅かに寸法Tだけ下方に位置させて、保護部52に僅かな変形が生じた場合であっても、その変形部位がレール面部47上に突出しないようになっている。すなわち、本発明において、「発射レール46の発射通路側端面の全面を覆う」とは、前記発射レール46の発射通路側端面の全面が完全に覆われた状態のみならず、発射レール46の発射通路側端面が僅かに露出する状態を含む概念である。
なお、実施例1では、前記保護部52の上端面52aと、前記発射レール46の発射通路側端面の上端縁との離間寸法Tは、0.5mmに設定されている。ここで、前記発射レール46の発射通路側端面を保護部52で適切に保護しつつ、保護部52に変形が生じた場合に、その変形部位がレール面部47の表面に突出してパチンコ球Bの打ち出しに影響が出ないようにするには、前記離間寸法Tを、0.3mm〜0.7mmの範囲に設定するのが好適である。すなわち、離間寸法Tを0.3mmより小さく設定すると、保護部52の変形時に変形部位がレール面部47の表面側に突出する可能性が増大し、離間寸法Tを0.7mmより大きく設定すると、保護部52が発射レール46の発射通路側端面を適正に保護し得なくなる可能性が高くなる。
また、前記取付ベース部材43の裏面側には、図6〜図8に示すように、前記発射レール46の傾斜下端部側の上方位置に、パチンコ球Bに当接して落下を防止する球規制部材56が取り付けられており、該球規制部材56によりパチンコ球Bを発射レール46の傾斜下端部で停止保持するようになっている。なお以下の説明において、前記球規制部材56がパチンコ球Bを停止保持する位置を打球発射位置と指称する。また、前記取付ベース部材43の裏面側には、前記発射レール46の傾斜下端部側の下方位置に、前記打球杆59を位置規制する上ストッパ57が設けられると共に、ロータリーソレノイド45の配設位置の右方(図7または図8では左方)に、該打球杆59を位置規制する下ストッパ58が設けられている。前記上下のストッパ57,58は、ゴム等の弾性部材で形成されており、打球杆59の衝突による衝撃を緩衝するようになっている。
前記打球杆59は、図6〜図8に示すように、所要長の棒状部材であって、前記上下のストッパ57,58の間に臨むよう一方の端部に前記ロータリーソレノイド45の回転軸45aが固定されると共に、他方の端部にコイルスプリングやゴム材等からなる弾発部59aが設けられている。すなわち、前記打球杆59は、常には前記ロータリーソレノイド45の回転軸45aから右方向に延在して下ストッパ58に当接する初期位置(図8においては2点鎖線で示す)に保持され、該ロータリーソレノイド45の駆動に伴って前記弾発部59aが発射レール46の打球発射位置に臨む終位置(図8においては実線で示す)に揺動されるようになっている。なお、前記打球杆59が終位置に到来すると前記上ストッパ57に当接して揺動が規制され、その後に打球杆59の自重により初期位置に復帰するようになっている。すなわち、前記ロータリーソレノイド45への通電励磁毎に、前記打球杆59が前記初期位置と終位置との間で揺動変移されて、発射レール46における打球発射位置のパチンコ球Bを打ち出し得るようになっている。なお、前記球送り装置13aは、前記打球杆59が終位置に到来してパチンコ球Bを打ち出した後に、上球皿15のパチンコ球Bを発射レール46(打球発射装置)に送出すよう設定されており、該球送り装置13aおよびロータリーソレノイド45の作動タイミングを図示しない発射制御装置が制御するようになっている。
ここで、図6〜図8に示すように、前記取付ベース部材43は、前記発射レール46より上方に延在(突出)するよう形成される。すなわち、前記取付ベース部材43における前記発射レール46より上方まで延在する部位が、該発射レール46の前側にパチンコ球Bが落下するのを防止する落下防止部60として機能する。ここで、前記発射レール46からの前記落下防止部60の突出寸法Lは、パチンコ球Bの直径寸法の2/3≦L≦直径寸法の範囲となるよう設定されている。すなわち、前記落下防止部60の突出寸法Lをパチンコ球Bの直径寸法の2/3より小さく設定すると、パチンコ球Bの前方への落下を防止し得なくなる虞があり、また落下防止部60の突出寸法をパチンコ球Bの直径寸法Lより大きく設定すると、必要以上に落下防止部60が大きくなり、コストの増大や発射ユニット42が大型化する問題を招来する。
なお、前記取付ベース部材43は、前記発射レール46の打球発射位置に近接する端部側は、落下防止部60に対して発射レール46の上端部に沿って延在するよう切欠き形成されて、この切欠き(以下、球送り用切欠部43cという)に前記球送り装置13aが臨むよう設定されている。すなわち、前記球送り装置13aからのパチンコ球Bは、前記球送り用切欠部43cを介して発射レール46の打球発射位置に送出される。なお、前枠13を閉成した際に、前記球送り装置13aが前記取付ベース部材43の前面に当接すると共に、前記球送り用切欠部43cを閉成するよう構成されて、前記発射レール46に送出したパチンコ球Bが球送り用切欠部43cを介して取付ベース部材43の前方へ落下しないようにしてある。
〔実施例1の作用〕
次に、実施例1に係るパチンコ機10の作用につき説明する。
前記発射ユニット42は、前記取付ベース部材43の前面側から回転軸45aを挿通孔43dに挿通した状態で、該取付ベース部材43にロータリーソレノイド45をネジ止めし、該取付ベース部材43の裏面側には、所定の傾斜角度で発射レール46および保護部材50を取り付けると共に、球規制部材56および上下のストッパ57,58を取り付け、該上下のスットパ57,58の間に位置するよう前記ロータリーソレノイド45の回転軸45aに打球杆59を取り付けることにより組付けられる。そして、前記取付ベース部材43の裏面を中枠12の設置面部33に対向させた状態で、該設置面部33に形成した支持部34の位置決め孔34bに、取付ベース部材43の突出部43bを挿入することで、前記発射ユニット42が所定位置に位置決めされ、この状態で取付ベース部材43に形成した各通孔43aの前側から支持部34のネジ孔34aにネジ62を螺挿することで、前記発射ユニット42の裏面を対向させた姿勢で設置面部33の所定位置に発射ユニット42が取り付けられる。これにより、前記設置面部33と取付ベース部材43との間に、前記発射レール46および打球杆59が位置する。
ここで、前記発射ユニット42の取付ベース部材43に突出部43bを形成すると共に、前記設置面部33の支持部34に位置決め孔34bを形成することで、発射ユニット42の位置決め固定を容易に行ない得るから、発射ユニット42の組付け作業を簡単に行なうことができる。また、前記ロータリーソレノイド45、発射レール46、保護部材50、球規制部材56、上下のストッパ57,58および打球杆59を取付ベース部材43に取り付けてユニット化することで、発射ユニット42の組付け作業を短時間で行なうことができ、作業効率の向上を図り得る。更に、前記発射レール46と打球杆59との相対的な位置関係を常に一定に保ち得るから、ロータリーソレノイド45を作動して打球杆59を揺動した際に、該打球杆59の弾発部59aを確実に打球発射位置に臨ませることができ、パチンコ球Bの打ち出しを正確に行ない得る利点がある。
ここで、近年のように遊技盤19を大きくして遊技盤保持部32を中枠12の下方位置に形成すると、発射ユニット42を配設する設置面部33も下方に設ける必要が生ずる。この場合に、中枠12の右側にはハンドル部材18が設けられているため、設置面部33を中枠12の右側に形成する構成のまま設置面部33の形成位置を下方に移動することは困難である。このため、前記中枠12における設置面部33の形成位置を左方向に移動する必要があり、この場合に、遊技盤19の発射通路22へのパチンコ球Bの発射を考慮すると、中枠12の左右方向の略中央位置に形成するのが最適である。しかしながら、前記設置枠台65に設けた球回収部材66がパチンコ機10(中枠12)の裏側における左右方向の略中央位置に臨むため、従来のように中枠12の後方にロータリーソレノイド45が突出する構成では、設置面部33をパチンコ機10(中枠12)の左右方向の略中央位置に設けて発射ユニット42を配設することは困難である。
これに対して、実施例1に係る発射ユニット42では、前記取付ベース部材43の前面側にロータリーソレノイド45を配置して、該取付ベース部材43の裏面側に発射レール46や打球杆59等を設けると共に、設置面部33に支持部34を突設するよう構成したことで、該ロータリーソレノイド45を中枠12の後方へ突出させることなく設置面部33に配設することができる。従って、パチンコ機10を設置する設置枠台65に設けた球回収部材66に、前記ロータリーソレノイド45が干渉することはないから、発射ユニット42を設置する設置面部33を中枠12の左右方向の略中央位置に形成することが可能である。すなわち、実施例1のように、取付ベース部材43の前面側にロータリーソレノイド45を配置することで、設置面部33の形成位置に拘らず発射ユニット42を設けることができるから、遊技盤19の大型化等のようにパチンコ機設計上の自由度の向上を図り得る。
また、前記ロータリーソレノイド45を取付ベース部材43の裏面側に取り付ける構成では、該ロータリーソレノイド45と中枠12(設置面部33)との干渉を防止するため、該中枠12(設置面部33)に開口を形成する必要があり、該開口を介して異物を挿入する等の不正行為が行なわれる可能性が高くなる問題を内在している。これに対して、実施例1では、前記取付ベース部材43の前面側にロータリーソレノイド45を配置するよう構成したから、該ロータリーソレノイド45を挿通する開口を中枠12に開設する必要がなく、異物が挿入されるのを防止し得る利点がある。
また、前記取付ベース部材43の前面側にロータリーソレノイド45を配置することで、従来に較べて発射ユニット42(ロータリーソレノイド45)が前方に突出している。実施例1では、前記球皿部材16の裏側に、前記ロータリーソレノイド45を収容可能な凹部16aを形成したことで、前方に突出するロータリーソレノイド45を確実に収納することができる。また、前記発射ユニット42の前側に位置する球皿部材16を前記中枠12に対して開閉可能に組付けてあるから、該発射ユニット42のメンテナンス作業等を容易に行なうことができる。
更に、実施例1では、前記設置面部33に形成した支持部34の突出寸法を、前記発射レール46の前後方向の幅寸法と略同等に設定したから、該支持部34に取付ベース部材43を取り付けた際に、設置面部33に発射レール46が近接し、発射レール46の後方へのパチンコ球Bの落下を防止できる。また、前記取付ベース部材43に、前記発射レール46の上端縁より上方まで延在する落下防止部60を設けるようにしたことで、発射レール46の前方へのパチンコ球Bの落下を防止することが可能となる。更に、前記設置面部33に前記発射レール46の上方を覆う球溢れ防止壁36を形成してあるから、パチンコ球Bが前記落下防止部60を越えて発射レール46の前方に落下するのを防止し得る。
ここで、前記落下防止部60を発射ユニット42(取付ベース部材43)とは別部材とし、該別部材とした落下防止部60を取付ベース部材43や前枠13に設けることも考えられるが、この場合には、コストの増大や組付け作業が煩雑になる等の不都合が生ずる。これに対し、実施例1のように、取付ベース部材43を発射レール46より上方まで延在させて落下防止部60を設けるようにすることで、コストの増加を抑制し得ると共に、落下防止部60の組付け作業が不要となる利点がある。このとき、落下防止部60の発射レール46からの突出寸法Lを、パチンコ球Bの直径寸法の2/3≦L≦直径寸法の範囲となるよう設定することで、パチンコ球Bの前方への落下を確実に防止し得ると共に、取付ベース部材43の大型化によるコストの増大や発射ユニット42自体の大型化といった問題を回避することができる。
すなわち、前記発射レール46の打球発射位置に送出された全てのパチンコ球Bは、前記設置面部33、落下防止部60および球溢れ防止壁36で囲まれた空間から逸脱することはないから、無駄にすることなく遊技に供することができる。
ところで、打球杆59により打ち出されて遊技盤19の発射通路22に進入したパチンコ球Bは、その勢いによっては遊技領域19a内に発射されることなく前記外レール20に沿って戻ることがある。ここで、前述のように前記発射ユニット42をパチンコ機10(中枠12)の左右方向の略中央位置に設置すると、遊技盤19に設けた発射通路22の始端開口部22aと、発射ユニット42の発射レール46とが接近すると共に、戻り口40の開口寸法が狭くなる。このため、外レール20に沿って流下して発射通路22の始端開口部22aから放出されたパチンコ球Bが、発射レール46まで飛来する可能性が高くなる。すなわち、発射通路22の始端開口部22aから勢いよく放出されるパチンコ球Bが発射レール46の傾斜上端部に衝突することで、発射レール46が変形して適正なパチンコ球Bの打ち出しを行なえなくなる可能性が増大する。
そこで、実施例1に係るパチンコ機10では、前記発射レール46の発射通路側端面の全面を保護部材50(保護部52)で覆うよう構成してあるから、発射通路22の始端開口部22aから放出されたパチンコ球Bが発射レール46まで飛来した場合であっても、発射レール46の傾斜上端部にパチンコ球Bが直接衝突するのは阻止され、発射レール46に変形等の損傷を来たすのを防止できる。従って、発射レール46に沿ってパチンコ球Bを適正に打ち出せなくなるのを抑制し得る。また、実施例1では、前記保護部52の上端面52aを、前記発射レール46の発射通路22側端面の上端縁より僅かに下方に位置するよう構成し、該保護部52にパチンコ球Bが衝突して変形が生じた場合であっても、その変形部位がレール面部47に突出しないようにしたから、発射レール46に沿ってのパチンコ球Bの適正な打ち出しを阻害することはない。
更に、前記保護部材50は、前記発射レール46を固定するネジ62を取り外すと共に、該保護部材50の切欠き53および発射レール46の通孔48aから取付ベース部材43のボス44を抜き出し、発射レール46の傾斜方向上側に保護部材50を移動させるだけで、当該保護部材50を発射レール46から取り外すことができる。すなわち、前記保護部材50を前記発射レール46とは別部材としたから、該保護部材50(保護部52)に変形等の損傷が生じた場合には、該保護部材50のみを交換でき、廃棄物やコストの低減を図り得る利点がある。
更に、実施例1では、前記遊技盤19における前記外レール20の下端側に変更部材25を配設し、該変更部材25の突起部27を発射通路22内に突出するよう構成されている。これにより、遊技盤19の発射通路22内を流下するパチンコ球Bは変更部材25に接触して弾かれ、その流下方向が変更される(図4(b)参照)。このように、パチンコ球Bを変更部材25の突起部27で弾いて流下方向を変更することで、発射通路22の始端開口部22aから放出されたパチンコ球Bが発射レール46へ向かう割合を低減し得るから、該発射レール46や保護部材50の変形等の損傷を効果的に抑制することができる。また、パチンコ球Bが変更部材25の突起部27に接触することで、発射通路22の始端開口部22aから放出されるパチンコ球Bの勢いを弱めることができるから、変更部材25の突起部27で弾いたパチンコ球Bが、仮に発射レール46まで到達したとしても変形等の損傷を効果的に防止できる。このように、前記変更部材25を外レール20の下端側に配設することで、発射通路22の始端開口部22aから放出されるパチンコ球Bの前記保護部材50への衝突割合および衝突時の衝撃力を低減し、保護部材50の変形等の損傷を防止し得るから、発射レール46の発射通路側端面の全面を保護部材50で覆って保護することが可能となる。換言すれば、前記保護部材50を設けて前記発射レール46の発射通路側端面を保護するだけでなく、前記外レール20の下端側に変更部材25を設けることで、発射レール46および保護部材50に変形等の損傷を来たすのを効果的に防止して、発射レール46に沿ってパチンコ球Bを確実に打ち出すことが可能となる。また、前記発射レール46に沿って打ち出されたパチンコ球Bは、前記変更部材25の配置位置より上方に到来して、パチンコ球Bが変更部材25の突起部27に接触しないよう設定してあるから、パチンコ球Bを確実に発射通路22へ打ち出すことができる。
また、前記中枠12における発射レール46より発射通路22側に形成した画壁35には、1個のパチンコ球Bが通過可能な開口部35aのみを開設してある。これにより、前記発射レール46に沿って打ち出されたパチンコ球Bを確実に発射通路22へ進入させ得る一方、発射通路22の始端開口部22aから放出されたパチンコ球Bの多くは、画壁35により発射レール46まで到来するのは阻止されて球戻し通路部37に回収し得るから、発射レール46および保護部材50の変形等をより効果的に抑制し得る利点がある。
更に、前記外レール20の下端を変更部材25に係止して位置決めするよう構成してあるから、パチンコ球Bの流下方向を変更するために外レール20を加工する必要がなく、一般的な汎用の外レール20を利用することができ、製造コストの低減を図り得る。また、外レール20の下端を変更部材25に係止することで、外レール20と変更部材25(突起部27)との位置関係を一定に保持することができ、該外レール20に沿って流下したパチンコ球Bを確実に変更部材25(突起部27)に接触させてその流下方向を変更することができる。
〔実施例1の変更例〕
なお、遊技機の構成としては、実施例1のものに限らず、種々の変更が可能である。
例えば、実施例1では、保護部材を取り付けた際に保護部の上端面が発射レールの上端縁より僅かに下方に位置するよう構成したが、該発射レールの発射通路側端面の全面を確実に覆うようにすることも当然可能である。
実施例1では、変更部材に外レールの下端を係止するよう構成したが、これに限らず、変更部材以外の部位に外レールの下端を係止するようにしてもよい。また、変更部材自体の形状も、実施例のものに限られるものではなく、発射通路側に突出して、該発射通路を流下する遊技球の接触により流下方向を変更させるよう形成すれば、任意の形状に形成することができる。
また、実施例1では、設置面部を本体枠の左右方向略中央位置に形成するようにしたが、これに限られるものではなく、本体枠の左右に偏った位置に設置面部を形成するようにしてもよい。この場合であっても、設置面部の後方に回転式駆動手段が突出することはないから、遊技機の後方に位置する部材に回転式駆動手段が干渉することはなく、実施例1と同様の作用効果を得ることができる。
実施例1では、前記支持部の設置面部からの突出寸法を、発射ユニットにおける発射レールの前後方向の幅寸法と略同一になるよう設定するようにしたが、これに限られるものではなく、該支持部の設置面部からの突出寸法は、発射ユニットを取り付けた際に設置面部と取付ベース部材との間に発射レールおよび打球杆が位置し得る寸法に設定すればよい。なお、発射ユニットを支持部に取り付けた際に、前記設置面部と発射レールとの間の間隔が遊技球の直径寸法より小さくなるよう支持部の設置面部からの突出寸法を設定して、発射レールの後方への遊技球の落下を設置面部で防止し得るよう構成することが好適である。
実施例1では、発射ユニットの回転式駆動手段としてロータリーソレノイドを用いたが、これに限定されるものではなく、モータ等の従来公知の回転式駆動手段を用いることが可能である。
実施例1では、発射ユニットの取付ベース部材に、回転式駆動手段、発射レール、球規制部材および上下のストッパを取り付けるようにしたが、これに限られず、取付ベース部材の前面側に回転式駆動手段を配置し、取付ベース部材の裏面側に発射レールを配置すると共に、取付ベース部材の裏面側に配置した打球杆を回転式駆動手段の回転軸に取り付けるよう構成すればよい。
また、実施例1では、遊技機としてパチンコ機を例示して説明したが、これに限られるものではなく、本体枠に設けられる遊技盤に配設された外レールと、前記遊技盤における外レールの内側に配設され、該外レールとの間に遊技球が通過可能な発射通路を下方に開口するよう画成する内レールと、前記本体枠における遊技盤の下方に配設されて、前記発射通路の下方開口へ向けて上方傾斜し、打球機構部により打ち出された遊技球を発射通路の下方開口へ案内する発射レールと、前記発射通路の下方開口に臨むよう前記本体枠に形成され、該発射通路を流下した遊技球が進入する樋部とを備えた遊技機であれば、アレンジボール機等の従来公知の各種遊技機を採用し得る。
次に、実施例2に係るパチンコ機について説明する。なお、実施例2に係るパチンコ機は、実施例1に係るパチンコ機10と基本的な構成は同一であって、保護部材50の形状が相違する。従って、以下の説明において、実施例1に係るパチンコ機10と同一の構成・部材に関しては同一の符号を付して詳細な説明は省略する。
実施例2に係る保護部材70は、図11に示すように、発射レール46の発射通路側端面の全面を覆う保護部52と、該保護部52に連接され、発射レール46のレール面部47に倣う形状に形成された支持片72と、保護部52における支持片72の下方位置に連接され、前記取付ベース部材43のボス44に係脱可能に係合する係合フック(第2係合部)73とから構成される。すなわち、前記支持片72および係合フック73の夫々は、前記発射レール46の傾斜方向に沿って移動させることで、該発射レール46の保持部46aに対して抜き差しし得るよう構成されており、該通孔48aを介して保持部46aに臨む前記取付ベース部材43のボス44が、本発明の第1係合部として機能するようになっている。
ここで、前記係合フック73は、係合フック本体73aの端部に支持片72から離間する方向へ延出するよう爪部73bが形成されて、該爪部73bがボス44における発射レール46の傾斜下方側に係合した際に、係合フック本体73aがボス44の上側に当接するようになっている。すなわち、前記保護部材70は、前記支持片72が前記レール面部47の裏面に当接することで上方移動が規制され、前記係合フック本体73aがボス44の上側に当接することでレール面部47から離間する方向への移動が規制されると共に、前記爪部73bがボス44に係合することで傾斜方向上側への移動が規制される。また、実施例1と同様に、前記保護部材70の保護部52が発射レール46の発射通路側端面に当接することで傾斜方向下側への移動が規制されて、保護部材70が所定位置に保持される。
〔実施例2の作用〕
次に、実施例2に係るパチンコ機の作用につき説明する。実施例2に係るパチンコ機によれば、前述した実施例1に係るパチンコ機が奏する作用効果に加えて、以下の有用な作用効果を奏する。
実施例2に係る保護部材70を発射レール46の発射通路側端面側から保護部材70を差し込むと、前記係合フック73の爪部73bが前記ボス44に当接し、更に保護部材70を発射レール46内側に移動すると係合フック73が弾性変形して、爪部73bがボス44を越えると係合フック73の弾性復帰により爪部73bがボス44に係合する。そして、前記係合フック73(爪部73b)がボス44に係合した状態では、前記支持片72、係合フック本体73a、爪部73bおよび保護部52により、保護部材70を所定位置に位置決め保持し得るから、該保護部材70(保護部52)により発射レール46の発射通路側端面を確実に保護することができる。また、発射通路22の始端開口部22aから放出されたパチンコ球Bが保護部材70に衝突して、該保護部材70に変形等の損傷が生じた場合には、前記発射レール46の下方開口を差し込んだ手指または工具により前記係合フック73を上方へ弾性変形させて、爪部73bとボス44との係合を解除し、この状態で保護部材70を傾斜方向上側へ移動させれば、発射レール46から保護部材70を取り外すことができる。すなわち、実施例2に係る保護部材70は、発射レール46に対して容易に着脱し得るから、保護部材70の経時的な劣化や変形等の損傷が生じた場合であっても、該保護部材70を交換することで、パチンコ球Bの発射レール46に沿った良好な打ち出しを好適に維持し得る。
〔実施例2の変更例〕
なお、実施例2に係る遊技機の構成としては、これに限られず、実施例1に係る遊技機と同様の種々の変更が可能である。また、実施例2では、保護部材を発射レールに対して傾斜方向上側から挿入することで取り付けるよう構成したが、発射レールの下方開口を介して取り付けるようにしても良い。また、前記保持部を発射レールの前側に開口するよう形成すれば、発射レールに対して前側から保護部材を着脱し得るよう構成することもできる。また、実施例2では、取付ベース部材に形成したボスに対して保護部材の係合フックが係脱可能に係合するよう構成したが、これに限られるものでなく、発射レールに第1係合部を形成して、第1係合部と係脱可能に係合する第2係合部を保護部材に形成するようにすれば、実施例2と同様の作用効果を得ることができる。
本発明の実施例1に係るパチンコ機を示す正面図である。 実施例1に係るパチンコ機における設置面部の形成位置を拡大して示す正面図であって、設置面部から発射ユニットを取り外した状態を示す。 実施例1に係るパチンコ機における設置面部の形成位置を拡大して示す正面図であって、設置面部に発射ユニットを取り付けた状態を示す。 実施例1に係るパチンコ機における発射レールと発射通路との関係を示す拡大図であって、(a)は発射レールからのパチンコ球の打ち出し方向を示し、(b)は発射通路から放出されたパチンコ球の描く軌跡を示す。 実施例1に係る変更部材を示す斜視図である。 実施例1に係る発射ユニットを正面側から視た状態で示す斜視図である。 実施例1に係る発射ユニットを背面側から視た状態で示す分解斜視図である。 実施例1に係る発射ユニットを示す背面図であって、発射レールの傾斜上端部側を破断して示す。 実施例1に係る保護部材を取り付けた発射レールを、傾斜方向上端部側から視た状態を示す概略図である。 実施例1に係るパチンコ機を設置面部で縦断した状態で拡大して示す側面図である。 実施例2に係る発射ユニットを示す背面図であって、発射レールの傾斜上端部側を破断して示す。
符号の説明
12 中枠(本体枠)
19 遊技盤
20 外レール
21 内レール
22 発射通路
22a 始端開口部(下方開口)
25 変更部材
26 板状本体
27 突起部
28 凹部
31 割ピン(係止部)
35 画壁
35a 開口部
37 球戻し通路部(樋部)
44 ボス(第1係合部)
45 ロータリーソレノイド(打球機構部)
46 発射レール
46a 保持部
47 レール面部
50 保護部材
51 基体部
52 保護部
52a 上端面
59 打球杆(打球機構部)
73 係合フック(第2係合部)
B パチンコ球(遊技球)

Claims (5)

  1. 本体枠に設けられる遊技盤に配設された外レールと、前記遊技盤における外レールの内側に配設され、該外レールとの間に遊技球が通過可能な発射通路を下方に開口するよう画成する内レールと、前記本体枠における遊技盤の下方に配設されて、前記発射通路の下方開口へ向けて上方傾斜し、打球機構部により打ち出された遊技球を発射通路の下方開口へ案内する発射レールと、前記発射通路の下方開口に臨むよう前記本体枠に形成され、該発射通路を流下した遊技球が進入する樋部とを備えた遊技機において、
    前記発射レールの傾斜上端部に設けられ、該発射レールの発射通路側端面の全面を覆う保護部材と、
    前記外レールの下端側に配設され変更部材とを備え、
    前記変更部材は、前記外レールに沿って延在する板状本体と、前記板状本体において前記外レールの幅方向に延在して該幅方向全体に亘って発射通路側に突出する突起部と、前記板状本体における前記突起部の前記外レール側において前記発射通路側に開口する凹部とを有し、
    前記打球機構部により前記発射レールに沿って打ち出された遊技球は、前記変更部材の配設位置より上方で前記外レールに当接する一方、該発射通路を下端側へ流下する遊技球は、前記変更部材の板状本体に沿って移動した後に前記突起部との接触により流下方向が変更されるよう構成した
    ことを特徴とする遊技機。
  2. 前記保護部材は、前記発射レールに対し発射通路側端から差込み可能な基体部と、該基体部に形成されて、該発射レールの発射通路側端面を覆う保護部とを備え、
    前記保護部は、前記発射レールの遊技球が転動するレール面部側の上端面が、該レール面部の形状に倣う形状に形成されると共に、該レール面部より僅かに下方へずらしてある請求項1記載の遊技機。
  3. 前記本体枠において前記発射レールに配設した前記保護部材の発射通路側に、1個の遊技球が通過可能な開口部を開設した画壁を形成し、前記打球機構部により打ち出された遊技球は、該画壁の開口部を介して発射通路に到るよう構成した請求項1または2記載の遊技機。
  4. 前記外レールの下端は、前記変更部材に設けた係止部に係止される請求項1〜3の何れか一項に記載の遊技機。
  5. 前記発射レールは、前記保護部材を抜き差し可能な保持部が形成されると共に保持部に第1係合部が設けられ、前記保護部材は、前記第1係合部と係脱可能に係合する第2係合部が形成されて、
    前記保護部材を前記保持部に差し込むことで、前記第1および第2係合部が弾性変形を伴って係合することで保護部材が発射レールに保持され、前記第1および第2係合部の係合を弾性変形により解除して前記保護部材を保持部から抜き出すことで、発射レールから保護部材を取り外し得るよう構成されている請求項1〜の何れか一項に記載の遊技機。
JP2006075319A 2006-03-17 2006-03-17 遊技機 Expired - Fee Related JP4817902B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006075319A JP4817902B2 (ja) 2006-03-17 2006-03-17 遊技機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006075319A JP4817902B2 (ja) 2006-03-17 2006-03-17 遊技機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007244763A JP2007244763A (ja) 2007-09-27
JP4817902B2 true JP4817902B2 (ja) 2011-11-16

Family

ID=38589659

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006075319A Expired - Fee Related JP4817902B2 (ja) 2006-03-17 2006-03-17 遊技機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4817902B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5062004B2 (ja) * 2008-04-01 2012-10-31 奥村遊機株式会社 パチンコ機の遊技球発射装置
JP5777538B2 (ja) * 2012-02-17 2015-09-09 株式会社ニューギン 遊技機

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3741577B2 (ja) * 1999-11-10 2006-02-01 株式会社ソフィア 遊技機
JP4170002B2 (ja) * 2002-03-27 2008-10-22 アビリット株式会社 弾球遊技機
JP2004344415A (ja) * 2003-05-22 2004-12-09 Sanyo Product Co Ltd 弾球遊技機
JP4433176B2 (ja) * 2003-08-06 2010-03-17 株式会社大一商会 遊技機

Also Published As

Publication number Publication date
JP2007244763A (ja) 2007-09-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2014008171A (ja) 遊技機
JP4141396B2 (ja) 遊技機
JP4817902B2 (ja) 遊技機
JP4728770B2 (ja) 遊技機
JP4454600B2 (ja) 遊技機
JP4767106B2 (ja) 遊技機
JP2006198190A (ja) 弾球遊技機
JP4471954B2 (ja) 遊技機
JP2006095010A (ja) 弾球遊技機
JP4931399B2 (ja) 遊技機
JP2005245750A (ja) 弾球遊技機
JP4360695B2 (ja) 弾球遊技機
JP4531009B2 (ja) 遊技機
JP5325649B2 (ja) 弾球遊技機
JP4817801B2 (ja) 遊技機
JP2006198189A (ja) 弾球遊技機
JP4785560B2 (ja) 遊技機
JP5276877B2 (ja) 遊技機用球発射装置及びこれを備えた遊技機
JP7180853B2 (ja) 遊技機
JP4601586B2 (ja) 遊技機
JP2008006102A (ja) パチンコ遊技機の遊技機枠
JP6243883B2 (ja) 遊技機
JP5553347B2 (ja) 弾球遊技機のファール球回収機構
JP4115510B2 (ja) パチンコ機
JP4889291B2 (ja) パチンコ遊技機の戻り球回収装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080416

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110524

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110722

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110823

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110830

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140909

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4817902

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees