JP4931399B2 - 遊技機 - Google Patents

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Description

本発明は、打球装置により打ち出された遊技球が遊技領域を流下することで遊技が行なわれる遊技機に関するものである。
代表的な遊技機であるパチンコ機は、外郭をなす外枠に対して、遊技盤を保持した中枠が開閉可能に組付けられると共に、該中枠の前面側には、遊技盤を透視保護するガラス板を設けた前枠や、パチンコ球を貯留する球皿部材が組付けられている。前記遊技盤には、略円形状に形成したレールにより遊技領域が画成されており、該遊技領域に図柄表示装置や各種入賞装置等の遊技部品が配置されている。また、前記中枠における遊技盤の下方位置には、前記球皿部材に貯留したパチンコ球を、前記遊技領域へ向けて打ち出させる打球発射装置が配設されており、該打球発射装置により遊技領域の上部位置に打ち出された遊技球が該遊技領域を流下することで所要の遊技が行なわれるようになっている。
ここで、前記打球発射装置により打ち出された遊技球を遊技領域の上部位置まで案内する構成としては、前記遊技盤の盤面に案内レールを設けることが一般的である。また、特許文献1には、遊技盤の前側に位置する前記前枠に、湾曲状の外方打球誘導レールと内方打球誘導レールとを設け、前記打球発射装置により打ち出されたパチンコ球を、この外方打球誘導レールおよび内方打球誘導レールの間を通過させて遊技盤の上部位置に案内する構成が開示されている。すなわち、前記前枠に外方打球誘導レールおよび内方打球誘導レールを形成することで、遊技盤に対するレールの取付作業を省略できるから、パチンコ機の組付け作業を簡略化し得るようになっている。
実公平6−33966号公報
ところで、近年は前記遊技盤を大型化して遊技領域を拡大すると共に、該遊技盤(遊技領域内)に大型の図柄表示装置等を配設することにより、遊技演出の多様化やインパクト、迫力の向上を図り、遊技の面白みを増大させ得るパチンコ機が求められる傾向が強くなっている。しかし、遊技盤を大型化すると、該遊技盤を保持するパチンコ機の外形寸法も大きくする必要を生ずるが、遊技店の設置枠台に設置可能なパチンコ機の大きさは限られるため、遊技盤の大型化にも限界があり、遊技領域の拡大は困難な状況となっていた。
そこで、本発明は、遊技盤の大きさを変更することなく該遊技盤の盤面に画成する遊技領域を拡大し得る遊技機を提供することを目的する。
前記課題を克服し、所期の目的を達成するために、本願の請求項1に係る遊技機は、
本体枠(12)に形成した遊技盤保持部(25)に着脱可能に保持され、表面(20a)側に遊技領域(21)が形成された遊技盤(20)と、前記遊技盤(20)の前面側に所要距離離間するよう配置されて、該遊技盤(20)を透視保護する透明部材(14)と、前記遊技盤(20)における遊技領域(21)の上部位置へ向けて遊技球(S)を発射し得るよう傾斜した発射レール(35)を有し、該発射レール(35)の打球発射位置に停止保持した遊技球(S)を当該発射レール(35)に沿って打ち出す打球発射装置(32)とを備えた遊技機であって、
前記遊技盤(20)の裏面(20b)側に設けられて前記打球発射装置(32)の発射レール(35)に沿って打ち出された遊技球(S)を始端開口部(40a)から受入れ可能で、受入れた遊技球(S)を遊技盤(20)の上部位置に案内するよう構成されると共に、遊技球(S)を貯留可能な球皿(17)に連通する球戻し通路部(29)に形成された上下に、開口する戻り口(27)の上方に該始端開口部(40a)が臨む球通路(40)と、
前記球通路(40)の終端開口部(40b)に連通し、前記球通路(40)を通過した遊技球(S)を前記遊技盤(20)の表面(20a)に案内する案内部(44,45)とを備えると共に
前記本体枠(12)において前記発射レール(35)による遊技球(S)の発射方向に位置する左側部(12a)の全長に亘り前記遊技盤保持部(25)の内側へ延出するよう形成されて、該遊技盤保持部(25)に保持した遊技盤(20)の裏面(20b)に対向する延出端部が下部位置から上部位置に向けて該本体枠(12)の左側部(12a)側に湾曲する円弧状に形成された延出部(37)と、
前記延出部(37)に前方へ向けて突出形成されて該延出部(37)の下部位置から上部位置まで延在する円弧状の第1リブ(38)と、
前記第1リブ(38)との間を遊技球(S)が通過し得る位置関係となるよう前記延出部(37)に前方へ向けて突出形成され、前記戻り口(27)の上方に位置すると共に前記第1リブ(38)より内側に位置し、該延出部(37)の下部位置から上部位置まで延在する円弧状の第2リブ(39)とから、通路形成部(36)が形成されて、
前記遊技盤保持部(25)に遊技盤(20)を保持した際に、前記遊技盤(20)の裏面(20b)、延出部(37)、第1リブ(38)および第2リブ(39)により前記球通路(40)が形成されるようになっており、
前記球通路(40)は、該球通路(40)の後内壁をなす前記延出部(37)が前記遊技盤(20)に平行となるよう形成されると共に、
前記案内部(44,45)は、
前記遊技盤(20)および前記通路形成部(36)とは独立した変更案内部材(42)に形成され、前記遊技盤(20)の裏面(20b)側で開口する球入口(44a)が前記球通路(40)の終端開口部(40b)に連通すると共に、遊技盤(20)の裏面(20b)側から表面(20a)側に向けて円弧状に湾曲して、前記球通路(40)から到来する遊技球(S)の進行方向を遊技盤(20)の表面(20a)側へ向くよう変更する第1変更部(44)と、
前記変更案内部材(42)に形成され、前記第1変更部(44)に連通すると共に前記遊技盤(20)の遊技領域(21)の上部位置で開口する発射口(45a)を有し、該第1変更部(44)で変更した遊技球(S)の進行方向を遊技盤(20)の表面(20a)に対して平行な方向へ向くように変更して発射口(45a)から遊技領域(21)へ発射させる第2変更部(45)とから構成されると共に、
前記変更案内部材(42)には、遊技盤取付用フランジ(43a)が形成されて、
前記遊技盤(20)に前後方向に貫通するよう開設した取付孔(23)に前記変更案内部材(42)を嵌挿して前記遊技盤取付用フランジ(43a)を遊技盤(20)に当接させることで、前記球通路(40)からの遊技球(S)を前記案内部(44,45)に受入れ得るよう構成されたことを要旨とする。
このように、遊技盤の裏面側に形成した球通路に、打球発射装置から打ち出された遊技球を通過させると共に、該球通路を通過する遊技球を、球通路を介して遊技領域へ誘導するよう構成したことで、遊技盤の表面側に遊技球案内用の案内レールを別途設ける必要がない。すなわち、同一の大きさの遊技盤に遊技領域を最大限大きく形成することができる。このため、遊技盤の遊技領域内に大型の遊技部品(例えば図柄表示装置や役物等)を配置して、遊技演出の多様化やインパクト、迫力の向上を図り、遊技の面白みを増大することが可能となる。
また、前記球通路に設けられる第1変更部により、遊技盤裏側を通過する遊技球の進行方向を遊技盤の表面側へ向くよう変更し得ると共に、該球通路に設けられる第2変更部により、第1変更部で変更した遊技球の進行方向を遊技盤の表面に対して平行な方向へ向くように変更し得るから、遊技球をスムーズに遊技領域に案内することができる。更に、前記第2変更部で遊技球の進行方向を遊技盤の表面に対して平行な方向へ変更することで、遊技球が遊技盤の前側に位置する透明部材に衝突するのを防止し得る。
このように、前記第1変更部および第2変更部を、遊技盤とは別の単一の変更案内部材に形成し、該変更案内部材を遊技盤に開設した取付孔に嵌挿固定することで、第1変更部および第2変更部を遊技盤に直接形成する場合や、第1変更部および第2変更部を異なる変更案内部材遊技盤に夫々形成する場合に較べて、製造効率を向上してコスト低減を図り得る利点がある。また、変更案内部材に遊技盤取付用フランジを形成して、該遊技盤取付用フランジを遊技盤に当接させることで、前記球通路を通過する遊技球が第1変更部に到来し得ると共、第2変更部を通過した遊技球を遊技領域に発射し得るから、変更案内部材を遊技盤へ簡単に位置決め固定することができる。
本発明に係る遊技機によれば、遊技盤の大きさを変更することなく遊技領域を拡大することができる。
次に本発明に係る遊技機につき、好適な実施例を挙げて、添付図面を参照しながら以下詳細に説明する。なお本実施例では、遊技機として、パチンコ球を遊技媒体として使用する一般的なパチンコ機を例にして説明する。なお、以下の説明において左・右とは、特に断りのない限り、図1に示すようにパチンコ機を正面から見た状態において指称するものとする。
実施例に係るパチンコ機10の概略構成について、図1を参照して説明する。パチンコ機10は、外郭をなし、遊技場に設けられた島とも称される設置枠台(図示せず)に固定される外枠11と、該外枠11に対して着脱および開閉可能に枢支された中枠12と、該中枠12に着脱交換可能に取り付けられて所要の遊技領域21が画成される遊技盤20と、中枠12の前面側に着脱および開閉可能に枢支されて、遊技盤20を透視保護するガラス板(透明部材)14を備えた前枠13とを備えている。前記前枠13には、前記ガラス板14の下方位置にパチンコ球S(図2または図3等参照)を貯留可能な上球皿15が一体的に組み付けられており、前枠13の開閉に合わせて該上球皿15も一体的に開閉するようになっている。また、前記中枠12の前側における前記前枠13の下方には、パチンコ球Sを貯留可能な下球皿17を形成した球皿部材16が着脱および開閉可能に組み付けられている。
ここで、前記遊技盤20の表面(盤面)20aには、図3に示すように、略円形状に湾曲形成された仕切り部材22が配設されており、該仕切り部材22の内側に画成される遊技領域21内に、図柄表示装置や入賞装置等の遊技用部品(何れも図示せず)が配置されている。前記遊技盤20における遊技領域21内の左上部には、前後に貫通する取付孔23(図6参照)が開設されており、該取付孔23に、後述する球案内通路(球通路)40を通過したパチンコ球Sを遊技盤20の表面20a側に発射させる変更案内部材42が取り付けられている。
前記中枠12には、図2に示すように、前後方向に開口する遊技盤保持部25が形成されて、該遊技盤保持部25に遊技盤20を前側から着脱し得るようになっている。また、前記中枠12における前記遊技盤保持部25の下方には、左右方向の略中央位置に設置面部28が形成されて、該設置面部28に打球発射装置32を配設するようになっている。なお、前記中枠12における設置面部28の左方には、前記下球皿17に連通する球戻し通路部29を形成すると共に、該球戻し通路部29の左方には、効果音出力用のスピーカ30を配設してある。ここで、前記設置面部28は、前記遊技盤保持部25に保持した遊技盤20の裏面20bより後方に位置するよう形成される(図4参照)。
なお、前記遊技盤保持部25の下端部には、前方へ突出する庇状部26が形成されており、該庇状部26が前記前枠13の裏側に当接するようになっている。すなわち、前記中枠12における遊技盤20の設置領域と、前記設置面部28、球戻し通路部29およびスピーカ30等の設置領域とを、前記庇状部26で区画するよう構成される。なお、前記庇状部26における前記球戻し通路部29と対応する位置には、上下に開口する戻り口27が形成されており、該戻り口27の上方に、球案内通路40の始端開口部40aが臨むようになっている。
前記打球発射装置32は、図2または図4に示すように、ハンドル部材18の操作に応じて作動する駆動手段としてのロータリーソレノイド33と、該ロータリーソレノイド33の回転軸33a(図4参照)に接続する打球杆34と、左方向へ向けて上方傾斜してパチンコ球Sを案内する発射レール35とから基本的に構成される。そして、前記発射レール35の傾斜下端部にはパチンコ球Sを停止保持する球規制部材(図示せず)が設けられており、前記ロータリーソレノイド33の作動により打球杆34を揺動することで、該打球杆34が発射レール35の傾斜下端部に停止保持したパチンコ球Sを打ち出すようになっている。ここで、前記発射レール35は、前記遊技盤20の裏面20bより後方に位置するよう構成されており、前記打球杆34により打ち出されたパチンコ球Sは、発射レール35に沿って遊技盤20の裏面20bに発射される。なお以下の説明において、前記発射レール35においてパチンコ球Sが停止保持される位置を打球発射位置と指称する。
図2に示すように、前記中枠12における左側部12a(発射レール35によるパチンコ球Sの発射方向に位置する側部)には、前記遊技盤19の裏面19bとの間に球案内通路40を形成する通路形成部36が形成されている。前記通路形成部36は、前記遊技盤保持部25に臨む左側部12aの全長に亘って、該遊技盤保持部25の内側へ延出する延出部37と、該延出部37の前面側(遊技盤20と対向する面側)に前方へ向けて突出形成される第1リブ38と、該延出部37の前面側に第1リブ38との間をパチンコ球Sが通過し得る位置関係となるよう前方へ向けて突出形成される第2リブ39とから構成される。なお、実施例では、前記延出部37において中枠12における左側部12aに近接するリブを第1リブ38と指称し、該第1リブ38より内側に位置するリブを第2リブ39とし称している。また、前記第1および第2リブ38,39の夫々は、前記延出部37の下部位置から上部位置まで延在するよう円弧状に形成されて、その下方開口が前記戻り口27の上方に臨むと共に、上方開口が前記変更案内部材42の球入口44aに連通するよう構成される。
また、前記第1リブ38および第2リブ39の前記延出部37からの突出寸法は、前記パチンコ球Sの直径寸法以上で、かつ前記遊技盤保持部25に保持した遊技盤20の裏面20bに当接する寸法に設定されており、該遊技盤20の裏面20b、延出部37、第1リブ38および第2リブ39の夫々によりパチンコ球Sが通過可能な球案内通路40が画成される。すなわち、前記球案内通路40は、その上端部および下端部の夫々で開口するようになっており、この下方開口部(以下始端開口部40aという)が前記戻り口27の上方に臨み、上方開口部(以下、終端開口部40bという)が前記変更案内部材42の球入口44aに臨むようになっている。すなわち、前記発射レール35に沿って発射されたパチンコ球Sは、前記始端開口部40aを介して球案内通路40に進入して、前記終端開口部40bを介して前記変更案内部材42に案内されるようになっている。
前記変更案内部材42は、図5または図6に示すように、前記遊技盤20に開設した取付孔23に挿入可能な本体部43と、該本体部43に形成されて前記球案内通路40を通過したパチンコ球Sを前記遊技盤20の表面20aに案内する案内部44,45と、本体部43に形成され、遊技盤20の表面20aに当接して位置決めするフランジ部(遊技盤取付用フランジ)43aとから構成されている。ここで、前記フランジ部43aには、複数箇所に通孔43bが穿設されており、該通孔43bを介して変更案内部材42を遊技盤20にネジ止めするようになっている。ここで、前起案内部44,45は、前記本体部43に形成されて前記球案内通路40の終端開口部40bに連通する第1変更通路(第1変更部)44と、本体部43に形成されて第1変更通路44に連通し、遊技盤20の遊技領域21に開口する第2変更通路(第2変更部)45とから構成される。そして、前記本体部43を遊技盤20の取付孔23に挿入して前記フランジ部43aを遊技盤20の表面20aに当接させた際には、前記第1変更通路44の球入口44aが前記球案内通路40の終端開口部40bに連通すると共に、前記第2変更通路45の球出口45aが遊技盤20の表面20aで開口するようになっている。すなわち、前記第2変更部材は、前記本体部43の右方向に開口して、該第2変更通路45の球出口45aがパチンコ球Sの発射口として機能する。そこで、以下の説明において、第2変更通路45の球出口45aについては発射口と指称して説明する。
前記第1変更通路44は、図6に示すように、遊技盤20の裏面20bから表面側に向けて円弧状に湾曲するよう形成されて、本体部43における遊技盤20の表面20a側で開口するようになっている。すなわち、前記第1変更通路44は、前記球案内通路40から到来するパチンコ球Sの進行方向を、遊技盤20の表面20a側へ向くよう変更する。また、前記本体部43に前面には、前記第1変更通路44の前側で開口する開口部44bの上方位置で前方へ向けて突出する第1画壁46a、該開口部44bの下方位置で前方へ向けて突出する第2画壁46bおよび該開口部44bの左方位置で前方へ向けて突出する第3画壁46cが夫々形成されると共に、該第1〜第3画壁46a,46b,46cの前端を、前記ガラス板14に平行な第4画壁46dで接続するよう構成されており、これら第1〜第4画壁46a,46b,46c,46dにより前記第2変更通路45が画成されている。ここで、前記第4画壁46dの内面には、ウレタンゴム等の衝撃緩衝し得る緩衝部材47が取り付けられている。すなわち、前記第1変更通路44から第2変更通路45に到来したパチンコ球Sは、前記緩衝部材47に当接することで、その進行方向を遊技盤20の表面20aに対して平行な方向へ向くように変更されて、前記発射口45aから遊技盤20の遊技領域21内に発射される(図2または図6参照)。
〔実施例の作用〕
次に、実施例に係るパチンコ機10の作用につき説明する。
前記遊技盤20の左上部位置に開設した取付孔23に、前記変更案内部材42の本体部43を前側から挿入して、遊技盤20の表面20aに変更案内部材42のフランジ部43aを当接させる。そして、フランジ部43aに穿設した通孔43bを介して遊技盤20にネジ止めして前記変更案内部材42を固定し、この遊技盤20を、前記中枠12に設けた遊技盤保持部25に前側から組み付ける。このとき、前記中枠12の延出部37に形成した第1および第2リブ38,39の前端縁の夫々が前記遊技盤20の裏面20bに当接して、パチンコ球Sが通過可能な球案内通路40を画成する。ここで、前記中枠12の設置面部28に配設した打球発射装置32の発射レール35が、前記球案内通路40に指向するよう設定されているから、該発射レール35の打球発射位置に停止保持したパチンコ球Sを打球杆34が打ち出すと、この打ち出されたパチンコ球Sが始端開口部40aを介して前記球案内通路40に進入し、該球案内通路40を通って遊技盤20裏側の上部位置まで案内される。
ここで、図6に示すように、前記球案内通路40の終端開口部40bには、前記遊技盤20に取り付けた前記変更案内部材42の第1変更通路44が連通しているから、該球案内通路40を通過したパチンコ球Sは、該終端開口部40bからの第1変更通路44に到来する。前記第1変更通路44は、前記遊技盤20の裏面20b側から表面側に向けて円弧状に湾曲するよう形成してあるから、前記球案内通路40から到来したパチンコ球Sの進行方向は遊技盤20の表面20a側へ向くよう変更され、変更案内部材42の本体部43の前面側に開口する開口部44bから第2変更通路45に移動する。前記第2変更通路45に到来したパチンコ球Sは、前記本体部43の開口部44bに対向する緩衝部材47に当接して進行方向を遊技盤20の表面20aに対して平行な方向へ向くように変更されて、第2変更通路45の発射口45aから遊技盤20の遊技領域21内に発射される。ここで、前記第2変更通路45に到来したパチンコ球Sは、前記本体部43の開口部44bに対向する緩衝部材47に当接するから、遊技盤20の前側に位置するガラス板14にパチンコ球Sが直接衝突することはなく、該ガラス板14の損傷を防止できる。
このように、遊技盤20の裏面20b側に形成した球案内通路40に、打球発射装置32から打ち出されたパチンコ球Sを通過させると共に、球案内通路40に受入れたパチンコ球Sを、遊技盤20における遊技領域21の上部位置に設けた変更案内部材42の発射口45aから遊技領域21内へ発射するよう構成したことで、遊技盤20の表面20a側に遊技球発射用の案内レールを別途設ける必要がない。すなわち、同じの大きさの遊技盤20に対して最大限大きな遊技領域21を形成することができるから、該遊技領域21内に大型の遊技部品(例えば図柄表示装置や役物等)を配置して、遊技演出の多様化やインパクト、迫力の向上を図り、遊技の面白みを増大することが可能となる。
具体的に説明すると、従来のパチンコ機では,図7(b)に示すように、遊技盤50の表面50aに、外レール52と内レール53とを配設して、該内レール53の内側に遊技領域51を画成すると共に、打球発射装置32から発射されたパチンコ球Sを外レール52と内レール53との間に画成される発射通路54を通過させて遊技領域51に発射するよう構成される。このため、従来例に係る遊技盤50では、遊技領域51の左右方向の幅寸法L2は、内レール53の内側だけに限られるのに対し、実施例では、遊技盤20に設けた仕切り部材22の左右方向の幅寸法L1に亘って遊戯領域21の広さを確保し得る。すなわち、実施例のように遊技盤20の裏面20b側に球案内通路40を設けることで、遊技盤20の表面20a側に画成される遊技領域21の幅寸法を、従来構成の遊技盤50に較べて発射通路54の形成分だけ拡げることができる。
また、前述したように、前記中枠12に通路形成部36(延出部37、第1リブ38および第2リブ39)を形成したことで、前記中枠12の遊技盤保持部25に遊技盤20を保持するだけで遊技盤20の裏面20bに第1および第2リブ38,39が当接して球案内通路40が形成される。従って、遊技盤20の裏面20bに、球案内通路40を形成する別部材を取り付ける構成や、該遊技盤20自体を切削等して球案内通路40を形成する構成に較べて、組み付け作業や加工作業等の煩雑な作業が省略でき、遊技盤20の構成を簡略化してコストの低減を図り得る。また、遊技盤20とは別の中枠12に通路形成部36(延出部37、第1リブ38および第2リブ39)を形成してあるから、機種変更等において遊技盤20を交換する際に、該通路形成部36(延出部37、第1リブ38および第2リブ39)をそのまま使い回すことができ、廃棄物やコストの低減に寄与し得る利点もある。
また、実施例では、前記打球発射装置32で打ち出されて遊技盤20の裏面20b(球案内通路40)を通過するパチンコ球Sの進行方向を、前記変更案内部材42に設けた第1変更通路44により遊技盤20の表面20a側へ向くよう変更すると共に、該第1変更通路44で遊技盤20の表面20a側へ向くよう変更したパチンコ球Sの進行方向を、該変更案内部材42に設けた第2変更通路45により遊技盤20の表面20aに対して平行な方向へ向くように変更するよう構成してあるから、パチンコ球Sをスムーズに遊技領域21に案内することができる。すなわち、前述のようにパチンコ球Sを遊技盤20の裏面20b(球案内通路40)を通過させて遊技盤20の遊技領域21を大きくし得るよう構成した場合であっても、打球発射装置32が打ち出したパチンコ球Sを前記変更案内部材42で遊技盤20の表面20aに対して平行な方向へ向くよう遊技領域21内に発射させ得るから、パチンコ球Sを遊技盤20の遊技領域21を流下させて従来のパチンコ機10と同様の遊技を行なうことが可能となる。
また、実施例では、前記第1変更通路44および第2変更通路45を、遊技盤20とは別の単一の変更案内部材42に形成して、該変更案内部材42を遊技盤20に開設した取付孔23に嵌挿固定するようにしたから、該第1変更通路44および第2変更通路45を遊技盤20に直接形成する場合や、第1変更通路44および第2変更通路45の夫々を異なる部材に形成する場合に較べて、製造効率を向上してコスト低減を図り得る利点がある。更に、前記変更案内部材42にフランジ部43aを形成して、該フランジ部43aを遊技盤20の表面20aに当接させることで、前記球案内通路40が第1変更通路44に連通すると共に、第2変更通路45が遊技領域21内に開口するよう構成してある。従って、前記変更案内部材42は、前記フランジ部43aが遊技盤20の表面20aに当接するまで本体部43を取付孔23に差し込むだけで、変更案内部材42を遊技盤20に対して容易に位置決めすることができ、組み付け作業を簡単に行ない得る。なお、前記遊技盤20に複雑な加工をすることなく、前記変更案内部材42を取り付ける取付孔23を開設するだけでよいから、コスト低減に寄与し得る利点もある。
〔変更例〕
なお、本発明に係る遊技機の構成としては、実施例のものに限らず、種々の変更が可能である。例えば、実施例では、通路形成部を本体枠に形成した延出部、第1および第2リブから構成したが、これに限られるものではなく、球案内通路の後面および側面を画成する壁部を備えた構成であれば、通路形成部の形状・構成は任意に変更することができる。また、通路形成部に球案内通路の前面を画成する壁部を備えるよう構成することも可能である。
実施例では、通路形成部の第1および第2リブが遊技盤の裏面に当接することで前記球案内通路を形成するようにしたが、該通路形成部と遊技盤の裏面との間に遊技球が通過可能な球案内通路が形成されるようにすれば、これら第1および第2リブが遊技盤の裏面に当接する必要はない。すなわち、通路形成部の第1および第2リブが遊技盤の裏面から離間する構成や、該遊技盤に溝を形成して第1および第2リブを臨ませる構成であっても、通路形成部と遊技盤の裏面とにより遊技球が通過可能な球案内通路が画成されればよい。
実施例では、前記通路形成部を本体枠に一体的に形成した例を示したが、これに限定されるものではなく、遊技盤の裏側に位置する部材(例えば、本体枠の裏側に配置されて遊技球の供給用・排出用等の球通路が形成される機構セット盤等)に設けるようにしてもよい。また、通路形成部を別部材として前記本体枠や遊技盤の裏側に位置する部材に配設するよう構成することも可能である。なお、通路形成部を遊技盤の裏側に配設して球案内通路を形成したり、遊技盤を切削加工等して球案内通路を形成するようにしても、遊技盤の大きさを変更することなく遊技領域を拡大することが可能である。そして、このような本体枠とは別に通路形成部を設ける構成であれば、遊技盤保持部に対して後側から遊技盤を組付ける構成の遊技機であっても、本発明を好適に採用することが可能である。
また、実施例では、遊技球の進行方向を遊技盤の表面に対して平行な方向へ向くように変更する第2変更部として、第1〜第4画壁により画成して第2変更通路を設けるようにしたが、これに限られるものではない。例えば、図8に示すように、第2変更通路(第2変更部)55を、実施例に係る第1変更通路(第1変更部)44と同様に円弧状に湾曲形成するようにして、第2変更通路55の球出口(発射口55a)から発射された遊技球(実施例ではパチンコ球S)の進行方向が、遊技盤20の表面20aに対して平行な方向へ向くようにしてもよい。図8において、実施例と同一の機能を備える部材には同一の符号を得してある。
また、第2変更部としては、前述した通路に限られるものではなく、透明部材に衝撃緩衝用の緩衝シールを第2変更部として貼着し、該緩衝シールに第1変更部から到来する遊技球を衝突させることで、遊技球の進行方向を遊技盤の表面に対して平行な方向へ向くように変更させることも可能である。
また、実施例では、遊技機としてパチンコ機を例示して説明したが、これに限られるものではなく、本体枠に形成した遊技盤保持部に着脱可能に保持され、表面側に遊技領域が形成された遊技盤と、前記遊技盤における遊技領域の上部位置へ向けて遊技球を打ち出す打球発射装置とを備えた遊技機であれば、アレンジボール機等の従来公知の各種遊技機を採用し得る。
本発明の実施例に係るパチンコ機を示す正面図である。 実施例に係る前枠、球皿部材および遊技盤を取り外した状態で示すパチンコ機の正面図である。 実施例に係る遊技盤を示す正面図である。 実施例に係るパチンコ機を設置面部で縦断した状態で拡大して示す要部側面図である。 実施例に係る変更案内部材を示す斜視図であって、(a)は変更案内部材を背面側から見た状態を示し、(b)は変更案内部材を正面側から見た状態を示す。 実施例に係る遊技盤を、変更案内部材の配設位置で破断した状態を概略で示す要部断面図である。 実施例に係る遊技盤の遊技領域と、従来例に係る遊技盤の遊技領域とを比較する説明図であって、(a)は実施例に係る遊技盤を示す正面図であって、(b)は従来例に係る遊技盤を示す正面図である。 変更例に係る遊技盤を、変更案内部材の配設位置で破断した状態を概略で示す要部断面図である。
符号の説明
12 中枠(本体枠),12a 左側部,17 下球皿(球皿) 20 遊技盤
20a 表面,20b 裏面,23 取付孔,25 遊技盤保持部
27 戻り口,29 球戻し通路部,32 打球発射装置,35 発射レール
36 通路形成部,37 延出部,38 第1リブ,39 第2リブ
40 球案内通路(球通路),40a 始端開口部,40b 終端開口部
42 変更案内部材,43a フランジ部(遊技盤取付用フランジ)
44 第1変更通路(第1変更部),45 第2変更通路(第2変更部)
45a 発射口,S パチンコ球(遊技球)

Claims (1)

  1. 本体枠に形成した遊技盤保持部に着脱可能に保持され、表面側に遊技領域が形成された遊技盤と、前記遊技盤の前面側に所要距離離間するよう配置されて、該遊技盤を透視保護する透明部材と、前記遊技盤における遊技領域の上部位置へ向けて遊技球を発射し得るよう傾斜した発射レールを有し、該発射レールの打球発射位置に停止保持した遊技球を当該発射レールに沿って打ち出す打球発射装置とを備えた遊技機であって、
    前記遊技盤の裏面側に設けられて前記打球発射装置の発射レールに沿って打ち出された遊技球を始端開口部から受入れ可能で、受入れた遊技球を遊技盤の上部位置に案内するよう構成されると共に、遊技球を貯留可能な球皿に連通する球戻し通路部に形成された上下に開口する戻り口の上方に、該始端開口部が臨む球通路と、
    前記球通路の終端開口部に連通し、前記球通路を通過した遊技球を前記遊技盤の表面に案内する案内部とを備えると共に、
    前記本体枠において前記発射レールによる遊技球の発射方向に位置する左側部の全長に亘り前記遊技盤保持部の内側へ延出するよう形成されて、該遊技盤保持部に保持した遊技盤の裏面に対向する延出端部が下部位置から上部位置に向けて該本体枠の左側部側に湾曲する円弧状に形成された延出部と、
    前記延出部に前方へ向けて突出形成されて該延出部の下部位置から上部位置まで延在する円弧状の第1リブと、
    前記第1リブとの間を遊技球が通過し得る位置関係となるよう前記延出部に前方へ向けて突出形成され、前記戻り口の上方に位置すると共に前記第1リブより内側に位置し、該延出部の下部位置から上部位置まで延在する円弧状の第2リブとから、通路形成部が形成されて、
    前記遊技盤保持部に遊技盤を保持した際に、前記遊技盤の裏面、延出部、第1リブおよび第2リブにより前記球通路が形成されるようになっており、
    前記球通路は、該球通路の後内壁をなす前記延出部が前記遊技盤と平行になるよう形成されると共に、
    前記案内部は、
    前記遊技盤および前記通路形成部とは独立した変更案内部材に形成され、前記遊技盤の裏面側で開口する球入口が前記球通路の終端開口部に連通すると共に、遊技盤の裏面側から表面側に向けて円弧状に湾曲して、前記球通路から到来する遊技球の進行方向を遊技盤の表面側へ向くよう変更する第1変更部と、
    前記変更案内部材に形成され、前記第1変更部に連通すると共に前記遊技盤の遊技領域の上部位置で開口する発射口を有し、該第1変更部で変更した遊技球の進行方向を遊技盤の表面に対して平行な方向へ向くように変更して発射口から遊技領域へ発射させる第2変更部とから構成されると共に、
    前記変更案内部材には、遊技盤取付用フランジが形成されて、
    前記遊技盤に前後方向に貫通するよう開設した取付孔に前記変更案内部材を嵌挿して前記遊技盤取付用フランジを遊技盤に当接させることで、前記球通路からの遊技球を前記案内部に受入れ得るよう構成された
    ことを特徴とする遊技機。
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