JP4531009B2 - 遊技機 - Google Patents

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Description

本発明は、遊技球を発射装置から発射し、この発射球を発射領域から遊技領域へ案内するパチンコ遊技機等の遊技機に関する。
従来の遊技機(例えば、パチンコ機)は、ベニヤ板の前面に合成樹脂製の額縁状の装飾部材(区画部材や鑑賞ケース)を設けた遊技盤を備えており、装飾部材の内側の縁に円弧状に起立壁を形成し、この円弧状起立壁の内側開口をベニヤ盤面で覆うことにより、換言すると装飾部材に形成した円弧状の起立壁により盤面を囲むことで遊技盤表面に遊技領域を区画形成している。そして、円弧状の壁の内面に沿ってステンレス製のバンド状誘導部材を装着し、この誘導部材により遊技球を誘導するように構成している。
特開2003−310973号公報
ところで、円弧状にバンド状誘導部材を取り付けるためには、バンド状誘導部材の前端若しくは後端を挿入するための溝を円弧状に形成することが好ましい。しかしながら、バンド状誘導部材の内面側にも起立壁を設けると、遊技領域内を流下転動する遊技球に悪影響を及ぼす虞がある。
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、バンド状誘導部材の端部を挿入するための溝を円弧状に形成しても遊技領域を流下転動する遊技球に悪影響を及ぼすことがない遊技機を提供することにある。
本発明は、上記目的を達成するために提案されたものであり、請求項1に記載のものは、発射位置から発射された発射球が上昇して通過する縦長な発射領域と、遊技盤の表面に形成され、前記発射領域を通過して案内された発射球が流下する途中で遊技を行う遊技領域と、を備え、
前記発射領域は、遊技盤の表面の前方から断面コ字状の発射覆い面材で覆って区画された溝であり、
前記遊技領域の側部寄りの前方に前記発射領域を配置して重層させ、前記発射領域における上部から前記遊技領域に渡って発射球を円弧状に誘導する縦長バンド状の誘導部材を設けた遊技機であって
前記発射領域における上部のうち円弧状に湾曲した部分であって前記遊技領域寄りの部分を、上昇するにしたがって後方に位置する前記遊技盤の表面側に近づく方向に傾斜して前記遊技領域に連通する傾斜流路とするとともに、この傾斜流路を前記遊技盤の表面の前方から覆う部分を傾斜覆い面材とし、
前記誘導部材は、前記発射領域、傾斜流路、及び遊技領域の側縁に沿って縦長円弧状に配設され、
前記発射覆い面材のうち、円弧状に湾曲した前記傾斜流路の外側円弧部分に、発射領域の下半における前記溝の深さと同じ深さで細溝を形成し、前記誘導部材のうち当該誘導部材を挟んで前記遊技盤とは反対側に位置する前縁を前記細溝へ挿入し、
前記傾斜覆い面材が上部へ向かうにつれて遊技盤の表面側に近づく方向に傾斜したことにより生じ、上昇するにしたがって増大する前記傾斜覆い面材と前記発射覆い面材との境界の前後位置の段差の部分に境界段差面材を形成し、該境界段差面材により前記傾斜覆い面材と前記発射覆い面材とを連続させるとともに、該境界段差面材を前記した細溝の傾斜流路側を区画する区画材とし、この区画材としての前記境界段差面材の細溝側の内面に沿わせて前記誘導部材を配置したことを特徴とする。
請求項2に記載のものは、前記境界段差面材から、細溝を挟んで反対側に位置する前記発射覆い面材側に向けて所定間隔の隙間を空けて背当て部材を設け、該背当て部材と前記境界段差面材との間に円弧状に形成された嵌合溝内に前記誘導部材の前縁を嵌合したことを特徴とする請求項1に記載の遊技機である。
請求項3に記載のものは、前記誘導部材は、可撓性を有する金属製帯板から作製され、前記発射領域側及び前記遊技領域側に止着される止着部が上下両端部に形成され、
前記背当て部材と誘導部材の相対向する部位に、係止片を一方に形成し、該係止片が嵌合する係止窪みを他方に形成したことを特徴とする請求項2に記載の遊技機である。
請求項1に記載の発明によれば、発射位置から発射された発射球が上昇して通過する縦長な発射領域と、遊技盤の表面に形成され、前記発射領域を通過して案内された発射球が流下する途中で遊技を行う遊技領域と、を備え、
前記発射領域は、遊技盤の表面の前方から断面コ字状の発射覆い面材で覆って区画された溝であり、
前記遊技領域の側部寄りの前方に前記発射領域を配置して重層させ、前記発射領域における上部から前記遊技領域に渡って発射球を円弧状に誘導する縦長バンド状の誘導部材を設けた遊技機であって、
前記発射領域における上部のうち円弧状に湾曲した部分であって前記遊技領域寄りの部分を、上昇するにしたがって後方に位置する前記遊技盤の表面側に近づく方向に傾斜して前記遊技領域に連通する傾斜流路とするとともに、この傾斜流路を前記遊技盤の表面の前方から覆う部分を傾斜覆い面材とし、
前記誘導部材は、前記発射領域、傾斜流路、及び遊技領域の側縁に沿って縦長円弧状に配設され、
前記発射覆い面材のうち、円弧状に湾曲した前記傾斜流路の外側円弧部分に、発射領域の下半における前記溝の深さと同じ深さで細溝を形成し、前記誘導部材のうち当該誘導部材を挟んで前記遊技盤とは反対側に位置する前縁を前記細溝へ挿入し、
前記傾斜覆い面材が上部へ向かうにつれて遊技盤の表面側に近づく方向に傾斜したことにより生じ、上昇するにしたがって増大する前記傾斜覆い面材と前記発射覆い面材との境界の前後位置の段差の部分に境界段差面材を形成し、該境界段差面材により前記傾斜覆い面材と前記発射覆い面材とを連続させるとともに、該境界段差面材を前記した細溝の傾斜流路側を区画する区画材とし、この区画材としての前記境界段差面材の細溝側の内面に沿わせて前記誘導部材を配置したので、誘導部材の前縁を挿入するための溝を円弧状に形成しても境界段差を利用して誘導部材を装備することができる。したがって、発射領域と傾斜流路と遊技領域に沿って誘導される球の動きに悪影響を及ぼすことがない。
請求項2に記載の発明によれば、境界段差面材から、細溝を挟んで反対側に位置する前記発射覆い面材側に向けて所定間隔の隙間を空けて背当て部材を設け、該背当て部材と境界段差面材との間に円弧状に形成された嵌合溝内に誘導部材の前縁を嵌合したので、誘導部材を一層安定した状態で装備することができる。
請求項3に記載の発明によれば、誘導部材は、可撓性を有する金属製帯板から作製され、前記発射領域側及び遊技領域側に止着される止着部が上下両端部に形成され、背当て部材と誘導部材の相対向する部位に、係止片を一方に形成し、該係止片が嵌合する係止窪みを他方に形成したので、係止片と係止窪みとの係止により背当て部材に誘導部材を容易に仮固定することができ、誘導部材の取付作業の容易化を図ることができる。
以下、代表的な遊技機であるパチンコ遊技機を例に挙げて本発明の実施の最良の形態を図面に基づき説明する。図1はパチンコ遊技機の斜視図、図2は透明部材保持枠の正面図、図3は図2中のA−A断面図、図4は図2中のB−B断面図、図5は透明部材ユニットの分解斜視図である。
パチンコ遊技機1は、外枠(機枠あるいは本体枠)2に前面枠(内枠)3を開閉可能に軸着し、この前面枠3のベースとなる略額縁状の前面枠本体4に矩形状の遊技盤5を収納可能とし、遊技盤5の表面には、区画部材(サイドケース)7を配置して略円形状の遊技領域8を区画形成し、該遊技領域8内に表示装置や入賞口等の役物(いずれも図示せず)を配設して流下してくる遊技球が入賞口等に入賞するかにより遊技を行えるように構成してある。また、前面枠3の前面側には、一側(図1中、右側)が軸着された透明部材保持枠9を開閉(回動)可能に設け、該透明部材保持枠9に透視可能な透明部材ユニット10を収納し、透明部材ユニット10の一側には、遊技球を遊技領域8内へ案内するための縦長な発射領域(発射案内路)11を形成し、透明部材保持枠9を閉じると、遊技盤5が透明部材保持枠9により覆われるとともに、透明部材ユニット10の透明部材12と発射案内路(発射領域11)が遊技領域8の前方(詳しくは遊技領域8の側部寄りの前方)に配置(重層)され、透明部材12を通して発射領域11の後方に重層された遊技領域8も含めてすべての遊技領域8を前方から視認できるように構成している。なお、発射領域11の後方開口は、透明部材保持枠9を閉じると、区画部材7の前面7´により下半部分塞がれる。
さらに、透明部材保持枠9の下方には、一側(図1中、右側)が軸着された横長な貯留皿ユニット14を開閉(回動)可能に備え、該貯留皿ユニット14の側方(図1中、右側方)には、後述する発射装置17を操作するための発射操作ユニット(発射操作ハンドル)18を備えている。
透明部材保持枠9は、図2に示すように、大きな開口部を開設した合成樹脂製の枠体であり、大きな開口部内に透明部材ユニット10を裏側から嵌装してある。透明部材ユニット10は、図5乃至図7に示すように、透明な合成樹脂板を略馬蹄形に成形するとともに一側に縦長な溝状の発射領域11を一体成形した透明部材12と、発射領域11内の一側部に縦方向に取り付けた縦長バンド状の誘導部材13と、該誘導部材13の裏側に設けた背当て部材15とから概略構成され、透明部材12の周囲の取付片10´が透明部材保持枠9側にねじ留めされている。
発射領域11は、透明部材12の裏面側から表側に凹ませた断面コ字状の溝、すなわち、前方から断面コ字状の発射覆い面材11aで覆って区画した溝であり、溝の深さ(透明部材12の裏面から溝の底、すなわち発射覆い面材11aの正面部分の内側面までの空間の寸法)は遊技球の直径よりも少し大きな寸法に設定され、また、左右幅は、下端が最も幅広であって、上昇するに従って次第に幅員が減少し、幅狭となった上部であって次第に円弧状に湾曲した部分(発射領域11の先端)においては溝の底面に相当する面が傾斜覆い面材20aの傾斜覆い面16として形成され、上昇する(すなわち、傾斜覆い面材20aの上部へ向かう)につれて遊技領域8側(言い換えると、遊技盤5の表側)に近づく方向に傾斜しており、この部分が傾斜流路20として機能し、その終端が遊技領域8に接続(連通)している。そして、本実施形態においては、発射覆い面材11aのうち遊技盤5の表面に向いた内面、詳しくは、円弧状に湾曲した傾斜流路20の外側円弧部分に、発射領域11の下半の溝の深さと同じ深さで細い溝11bを形成し、この細溝11b内に背当て部材15の前縁及び誘導部材13の前縁(詳しくは、誘導部材13を挟んで遊技盤5とは反対側に位置する前縁)を挿入して各前縁を細溝11bの底面に当接乃至近接させる(図4)。この様に、傾斜流路20の外側に隣接した状態で、発射覆い面11aの下半と面一(すなわち、遊技領域側に近づかない面)になる底面を有する細溝11bを形成すると、その途中においては、図4に示すように、傾斜流路20を前方から覆う傾斜覆い面材20aと前記発射覆い面材11aとの境界に、上昇するにしたがって増大する前後位置の段差が生じることとなり、この傾斜覆い面材20aと発射覆い面材11aとの間で前後位置の差が生じる段差(言い換えると、遊技盤5の前後方向に沿ってずれた段差)の部分に境界段差面材19を形成、換言すると段差をつなげる境界段差面材19を形成することにより発射覆い面材11aと傾斜覆い面材20aとを連続させ、この境界段差面材19を細溝11bの区画材として機能させ、この境界段差面材19に沿わせて前記誘導部材13及び背当て部材15を配置してある。
なお、本実施形態では発射領域11の幅員を次第に減少させるために、外側に位置する溝内面(発射覆い面材11aの側壁の内面)はほぼ垂直に起立した状態で形成し、この溝内面とは反対側の溝内面、すなわち遊技領域8の中央に近い側の溝内面を、上昇するに従って反対側の溝内面に近づけることで幅員が次第に狭くなるように形成している。また、円弧状に湾曲した前記発射領域11の上半部分と傾斜流路20の一側部(外側の溝内面)に、発射球を沿わせて前記遊技領域8に向けて誘導するバンド状の誘導部材13を設けると共に背当て部材15を取り付けてある。
背当て部材15は、図8に示すように、誘導部材13の上半部分の幅と同様に下から上に進むにしたがって幅員が増大するように設定された合成樹脂製の円弧状板状部材であり、湾曲した面の外側に、取付孔15aを開設した固定用耳片15bを3つ突設し、前縁には、誘導部材13に突設した係止片43aが嵌合する係止窪み43bを形成してある。この背当て部材15を透明部材ユニット10に取り付ける場合には、円弧状に形成された発射領域11の上部から傾斜流路20に亘って形成された一連の細溝11bの内部であって円弧の外側に位置する内面(境界段差面材19)に沿わせるとともに境界段差面材19から所定間隔の隙間を空けて配置し、固定用耳片15bを透明部材12側に当接し、取付孔15a内にねじを挿入して透明部材12側の受部11c(図2参照)に固定する。そして、この様にして背当て部材15を取り付けると、境界段差面材19と背当て部材15との間に円弧状の嵌合溝44が形成され、この嵌合溝44内に前端(前縁)を嵌合した状態で誘導部材13を取り付ける。
誘導部材13は、前記した発射領域11、傾斜流路20、及び遊技領域8の側縁に沿って配設され、ステンレスバンド等の金属帯板材により作製されているので弾性を有しており、発射領域11の垂直部分に添設される下半部分の幅は、発射領域11の溝の深さと同様であって装着時に発射領域11の溝から突出しない寸法に設定されており、その一方、円弧状に湾曲した発射領域11の上部から傾斜流路20に亘って添設される上半部分の幅は、上になるにしたがって次第に幅広となって装着時に後端縁が透明部材12の内側の面から遊技領域8側に庇状に突出して発射球を発射領域11から遊技領域8内に円滑に誘導できるように設定されている。また、この誘導部材13の前縁には小さな爪状の係止片43aを突設し、上端には、端部を一端外側(上方)に屈曲してから再度折り返す方向に屈曲したコ字状の上引っ掛け止着部13a(本発明における止着部の一種)を形成し、下端には円弧の外側にコ字状に屈曲した引っ掛け止着部13b(本発明における止着部の一種)を形成してある。
誘導部材13を取り付けるには、途中の部分を前記細溝11b内に挿入した状態で上端の引っ掛け止着部13aを傾斜流路20の先方に形成したコ字状の止着溝部21内に嵌合し、この止着溝部21の隣りに開設したねじ孔21a内にねじ(図示せず)を螺合して締め付けることによりねじの頭部で引っ掛け止着部13aを押し付けて透明部材12側に固定する。次に、細溝11bに背当て部材15を挿入すると、誘導部材13の途中部分も嵌合溝44内に十分な深さで嵌合して前端が発射覆い面材11aに当接乃至近接し、前縁に形成した小さな爪状の係止片43aが背当て部材15の係止窪み43bに嵌合し、仮固定される。仮固定したならば次に、図11に示すように、誘導部材13の下端の引っ掛け止着部13bをレバー状に成形された弾力調整部材22の嵌合溝部23内に嵌合してカバー22´を被せる。そして、この弾力調整部材22を、外側の溝内面の途中に形成した切欠部24内の軸着受部28に回動可能な状態で軸着した状態で発射領域11の一側に装着されている。したがって、弾力調整部材22の回動角度を調整すると、誘導部材13の張り具合を調整することができ、背後に配設した背当て部材15への押圧を調整でき、これにより誘導部材13は、弾力を適度に調節された状態で発射領域11の一側に装着される。
なお、前記した弾力調整部材22は、自由端側の孔25内に挿通したピン(図示せず)を、切欠部24側に開設された複数の止着調整孔26のいずれに差し込んで止着するかによって誘導部材13の張り具合を段階的に調整することができる構成を採っているが、誘導部材13の弾力を調整することができればどのような構成でも良い。
また、このようにして円弧状に装着した誘導部材13は、発射領域11内を勢い良く上昇して発射球が円弧内面に当って、その後、当該発射球が円弧内面に沿って上昇するにしたがって遊技領域8側に誘導されるように、図4に示すように、当該誘導部材13の取付基端縁側よりも先端縁側が遊技領域8の中央側、すなわち、前記した発射領域11と傾斜流路20の他側側に位置する傾斜状態(誘導傾斜角度θ)で取り付ける。また、この誘導部材13を設ける範囲は、発射領域11の外側の溝内面の略垂直部分のほぼ半分から上の部分であり、図3に示すように、後述する発射装置17による発射動作によって発射された発射球が発射領域11内を垂直方向に上昇して誘導部材13に当たる当接位置Pを、誘導傾斜角度θで遊技領域8側への誘導を行わなかった場合における前記傾斜覆い面材20aの傾斜覆い面16の仮想当接点Pよりも下方、すなわち発射位置側に設定してある。したがって、発射球は、傾斜流路20のPで傾斜覆い面16に当たるよりも先に当接位置Pで誘導部材13に当り、これにより発射球は誘導傾斜角度θの設定と誘導部材13の弾力で跳ね返されて遊技領域8側に円滑に誘導されながら上昇する。この円滑な誘導が行われるため、発射装置17により発射された発射球が遊技領域8内に飛入する位置が安定し、所謂ムラ飛び現象の発生を抑制することができる。さらに、誘導部材13は、弾性を有し、且つその弾性力を調整可能としたので、発射球が接触した時の大きすぎる跳ね返りを抑制して過不足のない跳ね返りに設定することができ、これによりムラ飛び現象の発生を一層確実に抑制することができる。
前面枠本体4は、矩形状の開口部を上寄りに開設した合成樹脂製枠体であり、図1に示すように、開口部の周縁に額縁状の遊技盤収納部30を備え、遊技盤収納部30内に遊技盤5を着脱可能な状態で収納するように構成されている。また、遊技盤収納部30の下方にボード部31を備え、該ボード部31の上端に遊技盤載置部を設け、該遊技盤載置部上に遊技盤5の下端を載置することで、遊技盤5の上下方向の位置を規制できるように構成されている。さらに、ボード部31の一側寄り(図1中、左寄り)の上部には、前面枠本体4の裏側の球排出装置(図示せず)から供給される賞球あるいは貸球としての遊技球を貯留皿ユニット14へ排出する球排出口32を開設している。そして、ボード部31の他側寄り(図1中、右寄り)、すなわち発射操作ユニット18寄りの位置には、貯留皿ユニット14の自由端部を係止可能なロック係止受部33を設け、該ロック係止受部33に貯留皿ユニット14の自由端部を係止して貯留皿ユニット14を前面枠本体4に対して閉状態に維持できるように構成されている。
貯留皿ユニット14は、遊技球を貯留し、この貯留した遊技球を弾発して遊技盤5の遊技領域88へ発射するためのユニットである。貯留皿ユニット14は、図1に示すように、横長なベースパネル(開閉部材)34を備え、該ベースパネル34の一端部(図1中、右端部)には、ベースパネル34を前面枠本体4に対して開閉可能な状態で軸着する軸着部(ヒンジ部)35を配置し、他側部(図1中、左側部)には、ロック係止受部33に係止可能なロック係止部36を配置している。また、ベースパネル34の前面側には、遊技球を貯留可能な皿部材と、該皿部材の前側部およびベースパネル34の前面側全体を覆うカバー部材とを配置している(いずれも図示せず)。さらに、ベースパネル34の後面側には、球排出口32から排出された遊技球(賞球または貸し球)、あるいは発射装置17から発射されたが遊技領域8まで到達せずに発射領域11を逆流してきた遊技球(ファール球)を流下させる横長な球流下樋37と、該球流下樋37の下流端に接続され、球流下樋37を流下する遊技球を貯留皿ユニット14の下方へ抜き出す球抜機構38と、皿部材に貯留された遊技球を遊技領域8へ向けて発射する発射装置17とを配置している。
なお、球流下樋37は、図12に示すように、その上流部(図8中、右側部)を発射装置17の上方に配置し、この上流部の前後幅を下流部の前後幅よりも広く設定して略箱状の球受部40を形成し、該球受部40の後部に球受開口41を開設して、球受開口41と球排出口32とが連通、すなわち球流下樋37と球排出口32とが連通するように構成されている。また、球受部40の上部を開放して発射領域11の下端に連通し、発射領域11を逆流してきたファール球を球受部40に受け入れるように構成されている。さらに、球受部40の底部には、発射装置17と発射領域11とを連通(接続)する発射接続路42を上下に貫通する状態で配置している。
そして、図1に示すように、ベースパネル34の上側のうち自由端寄り、すなわち軸着部35とは反対寄りの部分には、前後に貫通する流下開口を開設し、球流下樋37をベースパネル34の自由端側へ下り傾斜した状態、言い換えると球排出口32の前方から流下開口へ向けて下り傾斜した状態で設定し、流下開口を介して皿部材の内側(詳しくは皿部材の内側の上部)と球流下樋37の下流端とを連通している。また、貯留皿ユニット14は、球排出口32から排出された遊技球(賞球あるいは貸球)を球流下樋37、流下開口、皿部材を経て発射装置17へ供給するように構成されている。
次に、発射装置17について説明する。
貯留皿ユニット14の裏側に装着された発射装置17は、図12及び図13に示すように、当該発射装置17の基部となる発射ベース52と、当該発射装置17に供給された遊技球を往復回動動作により弾発する打球発射杵53と、該打球発射杵53を駆動するロータリーソレノイド54等の回動駆動源と、打球発射杵53の回動範囲を規制する回動規制部55と、打球発射杵53に接続されてその動きを球送り部材56に伝えて連動させるリンク機構57とを備えて構成され、後方に位置する前面枠本体4のボード部31に対向する状態で配置されている。
発射ベース52は、発射装置17を貯留皿ユニット14へ取り付けるための後方開放箱状の部材であり、その内部に打球発射杵53および回動規制部55を収容している。また、発射ベース52の前側にはロータリーソレノイド54を配置し、該ロータリーソレノイド54の出力軸(発射回動軸)58を当該発射ベース52の中央部分よりも上寄りの位置を貫通して後方へ突出し、発射回動軸60の先端(後端)に打球発射杵53を軸着している。
また、発射ベース52の後面側のうち発射回動軸60の突出部分よりも上方には、遊技球を1個ずつ整列した状態で流下可能な球送り流路(整列路)59を一側(図8中、右側)へ下り傾斜した姿勢で配置している。そして、球送り流路59の上流端に、ベースパネル34を前後に貫通する貫通流路を球送り流路59に連通した状態で備え、該貫通流路の前端部を皿部材の傾斜下端に接続し、遊技球を貫通流路から球送り流路59へ導入できるように構成されている。さらに、球送り流路59の下流部(図8中、右側部)を下方へ屈曲し、この屈曲部に球送り部材56を回動自在な状態で配置している。また、球送り流路59の下流端の側方(図8中、右側方)には、球送り流路59から供給された遊技球を1個保持可能な弾発球保持部60を備え、該弾発球保持部60に保持される遊技球の配置空間部を発射位置(球発射位置)としている。そして、該弾発球保持部60の下部を開放して後述する打球発射杵53の弾発部53´を発射位置へ下方から進入可能とし、弾発球保持部60および発射位置の上方には、発射領域11の下端と発射位置とを上下に連通可能な発射接続路42を備え、遊技球が発射位置から発射接続路42を介して透明部材保持枠9の発射領域11へ飛翔できるように構成されている。
打球発射杵53は、図12及び図13に示すように、ロータリーソレノイド54の発射回動軸60に止着される軸着部分から縦長な杵部を発射位置側へ僅かに屈曲した状態で延設し、該杵部の先端部には、遊技球を弾発する弾発部53´を発射位置側(右側)へ向けて突設している。そして、ロータリーソレノイド54の駆動力により発射回動軸60を揺動中心にして、弾発部53´を発射位置へ向けて移動(回動)する第1動作と、自重により弾発部53´を発射位置から離れる方向に戻り回動する第2動作とを行って揺動するように構成されている。さらに、打球発射杵53のうち軸着部分(発射回動軸60)を挟んで杵部と反対側には、回動規制部55に衝突可能な発射ストッパー61を杵部の延設方向とは異なる方向(杵部の延設方向から「へ」字状に屈曲した方向)へ向けて突設し、発射ストッパー61および杵部を回動規制部55に交互に係合(当接)することで、打球発射杵53の回動範囲を規制するように構成されている。
回動規制部55は、該打球発射杵53と衝突して打球発射杵53の回動動作を規制するための厚肉な円筒状の部材であり、衝撃を吸収し易い材料、例えばゴム材等の弾性体で形成されている。
この様な構成からなる発射装置17から遊技球が発射されると、この発射球は、発射位置から発射接続路42を介して透明部材保持枠9の発射領域11へ飛翔し、この発射領域11内を上昇する。そして、前記したように、傾斜流路20の傾斜覆い面16のPよりも下方に設定した位置Pで誘導部材13に、大きな入射角度(すなわち、誘導部材13と僅かな角度で交差する状態)で接触し、その後は誘導部材13の内面に沿って上昇する。この上昇時において、誘導部材13が遊技領域8側に倒れた傾斜状態で装着されているので、発射球はこの誘導部材13の誘導傾斜角度θにより遊技領域8側に案内され、最終的には遊技領域8内に飛入する。したがって、発射領域11の上端部分に形成された傾斜覆い面16に当る前に遊技領域8内に案内されることとなり、遊技領域8内に飛入する位置が発射球ごとに大きくずれることも抑制でき、円滑に飛入させることができる。このため、遊技者の発射勢の調整行為を反映させた遊技となり、ムラ飛び現象による遊技の興趣の低下を防止することができる。また、発射球が接する誘導部材13の面には何らの突起物もないので、発射球が円滑に案内される。
なお、前記した実施の形態は全ての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明は、上記した説明に限らず特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内での全ての変更が含まれるものである。
また、本発明に係る遊技機は、パチンコ遊技機に限らず、雀球式遊技機、アレンジボール式遊技機などにも適用可能である。
透明部材保持枠を開放した状態におけるパチンコ遊技機の斜視図である。 透明部材保持枠の正面図である。 透明部材保持枠のA−A断面図である。 図3に示す透明部材保持枠のB−B断面図である。 透明部材ユニットの分解斜視図である。 誘導部材を取り付ける前における透明部材ユニットの斜視図である。 誘導部材を取り付けた状態における透明部材ユニットの斜視図である。 背当て部材と誘導部材の上部の斜視図である。 (a)は背当て部材の正面図、(b)は背当て部材の右側面図、(c)は背当て部材の底面図である。 誘導部材の上端部を止着する部分の拡大斜視図である。 誘導部材の下端部を止着する部分の拡大斜視図である。 発射装置とその周囲を斜視図である。 (a)は発射装置の裏側(打球発射杵の取付側)から見た斜視図、(b)は発射装置の表側(ロータリーソレノイドの取付側)から見た斜視図である。
符号の説明
1 パチンコ遊技機
3 前面枠
5 遊技盤
7 区画部材
8 遊技領域
9 透明部材保持枠
10 透明部材ユニット
11 発射領域
11a 発射覆い面材
11b 細溝
12 透明部材
13 誘導部材
15 背当て部材
16 傾斜覆い面材の傾斜覆い面
17 発射装置
20 傾斜流路
20a 傾斜覆い面材
44 嵌合溝

Claims (3)

  1. 発射位置から発射された発射球が上昇して通過する縦長な発射領域と、遊技盤の表面に形成され、前記発射領域を通過して案内された発射球が流下する途中で遊技を行う遊技領域と、を備え、
    前記発射領域は、遊技盤の表面の前方から断面コ字状の発射覆い面材で覆って区画された溝であり、
    前記遊技領域の側部寄りの前方に前記発射領域を配置して重層させ、前記発射領域における上部から前記遊技領域に渡って発射球を円弧状に誘導する縦長バンド状の誘導部材を設けた遊技機であって
    前記発射領域における上部のうち円弧状に湾曲した部分であって前記遊技領域寄りの部分を、上昇するにしたがって後方に位置する前記遊技盤の表面側に近づく方向に傾斜して前記遊技領域に連通する傾斜流路とするとともに、この傾斜流路を前記遊技盤の表面の前方から覆う部分を傾斜覆い面材とし、
    前記誘導部材は、前記発射領域、傾斜流路、及び遊技領域の側縁に沿って縦長円弧状に配設され、
    前記発射覆い面材のうち、円弧状に湾曲した前記傾斜流路の外側円弧部分に、発射領域の下半における前記溝の深さと同じ深さで細溝を形成し、前記誘導部材のうち当該誘導部材を挟んで前記遊技盤とは反対側に位置する前縁を前記細溝へ挿入し、
    前記傾斜覆い面材が上部へ向かうにつれて遊技盤の表面側に近づく方向に傾斜したことにより生じ、上昇するにしたがって増大する前記傾斜覆い面材と前記発射覆い面材との境界の前後位置の段差の部分に境界段差面材を形成し、該境界段差面材により前記傾斜覆い面材と前記発射覆い面材とを連続させるとともに、該境界段差面材を前記した細溝の傾斜流路側を区画する区画材とし、この区画材としての前記境界段差面材の細溝側の内面に沿わせて前記誘導部材を配置したことを特徴とする遊技機。
  2. 前記境界段差面材から、細溝を挟んで反対側に位置する前記発射覆い面材側に向けて所定間隔の隙間を空けて背当て部材を設け、該背当て部材と前記境界段差面材との間に円弧状に形成された嵌合溝内に前記誘導部材の前縁を嵌合したことを特徴とする請求項1に記載の遊技機。
  3. 前記誘導部材は、可撓性を有する金属製帯板から作製され、前記発射領域側及び前記遊技領域側に止着される止着部が上下両端部に形成され、
    前記背当て部材と誘導部材の相対向する部位に、係止片を一方に形成し、該係止片が嵌合する係止窪みを他方に形成したことを特徴とする請求項2に記載の遊技機。
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