JP3935027B2 - 弾球遊技機 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、パチンコ遊技機等の弾球遊技機に関し、特に発射装置に装飾カバーが設けられた弾球遊技機に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の弾球遊技機において、図10に示す弾球遊技機1aより理解されるとおり、発射レバー130は、遊技者による下方へ押下する等の手動操作を打球槌(図示せず)に伝達するするものである。しかしながら、図10に示すようにこの弾球遊技機1aは、発射レバー130がむき出しに露出した構成となっているため、発射レバー130周辺の装飾性が乏しく、その改善が望まれていた。
【0003】
そこで、発射レバー130周辺の装飾性を向上させるために、発射レバー130を装飾カバーによって覆うことが考えられてきた。しかるに、装飾カバーには発射レバー130の操作部131を突出させ移動可能(操作可能)にするために開口部を設ける必要があり、かかる構造においては、開口部から異物が侵入して発射レバーによる発射操作に支障が生じる懸念があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
この発明は前記の点に鑑みなされたものであり、発射レバーの周辺の装飾性を装飾カバーによって向上させつつ、前記装飾カバーに設けられた開口部からの異物の侵入を抑制する閉塞部材を有する弾球遊技機を提供する。
【0005】
【課題を解決するための手段】
すなわち、発明は、遊技領域に遊技球を弾発する発射位置と発射準備位置の間で往復揺動可能な打球槌と、前記打球槌を発射位置へ常時付勢する付勢部材と、遊技者の手動操作により第一位置と第二位置の間で変位可能な操作部が形成され、前記操作部に対する当該手動操作を打球槌に連動させる発射レバーとを備える発射装置であって、前記発射レバーの操作部を第一位置側へ付勢部材の付勢力に抗して移動するとこれに連動して前記打球槌を発射準備位置に移動させ、次いで前記発射レバーの操作部の移動を解除すると前記付勢部材の付勢力によって前記打球槌を前記発射準備位置から発射位置に移動させて遊技球を遊技領域に弾発する弾球遊技機において、前記発射レバーの前記操作部を突出させるとともに前記発射レバーの操作部が前記第一位置と第二位置に変位可能な開口部が形成され、前記発射レバーのうち前記操作部以外の少なくとも一部を覆う装飾カバー体を備え、前記操作部が前記第一位置及び第二位置のいずれの位置においても前記開口部を塞ぐ閉塞部材が発射レバーに形成され、前記閉塞部材は、前記装飾カバー体内側から開口部を塞ぐとともに前記装飾カバー体の開口部と前記発射レバーの軸部を中心に略同一形状に形成され、前記閉塞部材の外周縁全体には前記装飾カバー体の内側に対して突出した外周縁凸部が前記装飾カバー体に対して摺動可能に設けられ、前記外周縁凸部は前記発射レバーが前記第一位置にあるときは前記外周縁凸部の上部が前記開口部の上部辺と略平行となり、前記発射レバーが前記第二位置にあるときは前記外周縁凸部の下部が前記開口部の下部辺と略平行となるように構成されていることを特徴とする弾球遊技機に係る。
【0006】
【発明の実施の形態】
以下添付の図面に従ってこの発明を詳細に説明する。
図1はこの発明の一実施例に係る弾球遊技機全体の正面図、図2は図1の弾球遊技機における発射装置の要部斜視図、図3は発射レバーの斜視図、図4は図2のX−X線の位置で切断した状態の断面図、図5は図2の発射装置の上面図、図6は打球槌と球送りカセットと発射レールの要部を示す斜視図、図7は発射レバーが第一位置にあるときの打球槌と発射レバーの位置関係を示す遊技機背面側からの要部正面図、図8は発射レバーが第二位置にあるときの打球槌と発射レバーの位置関係を示す遊技機背面側からの要部正面図、図9は発射レバーの他の実施例を示す斜視図である
【0007】
図1に示す弾球遊技機1は、枠体2の内側に遊技盤3が着脱交換可能に収容されており、その遊技盤3に遊技球の外側誘導レール4及び内側誘導レール5が略円形に立設され、遊技盤3の前記外側誘導レール4と内側誘導レール5によって囲まれた遊技領域6の中心線上にその上部から下部に向かって順に画像表示装置9、普通電動役物である第1種始動入賞口10、特別電動役物である大入賞口15、アウト口(排出口とも称される。)17が配設され、また上方両側にはランプ風車18a,18b、その下方に普通図柄変動開始用左ゲート19と普通図柄変動開始用右ゲート21、その下方に風車22a,22b、その下方に左袖入賞口23と右袖入賞口25、さらには前記大入賞口15の両側に左落とし入賞口27と右落とし入賞口29が配設されている。
【0008】
また、前記枠体2の前面側には、払い出された遊技球を受け、遊技者の発射操作に応じて遊技球を遊技盤3の遊技領域6に向けて発射する発射装置60に遊技球を供給する上側遊技球貯留皿31、前記上側遊技球貯留皿31の飽和時に遊技球を受けるための下側遊技球貯留皿32、装飾カバー体100、遊技状態を報知するランプ表示器33,34、音声や効果音を発して遊技状態を遊技者に報知するスピーカ8、発射装置60がそれぞれ組み付けられている。
【0009】
なお、図中の画像表示装置9に関し、符号50は液晶表示盤(ドットマトリックス表示器)等の画像表示部からなる図柄表示装置であり、図示はしないが特別図柄及び普通図柄が表示される。前記図柄表示装置50を構成する画像表示部は、前記のような液晶表示盤に限られるものではなく、LED、EL、CRTやその他発光体で構成されていてもよい。
【0010】
前記遊技盤3の背面(裏面)には、図示しないが、前記下側の第1種始動入賞口10を開閉する第1種始動入賞口用ソレノイドが設けられているとともに、前記第1種始動入賞口10に入賞した球を検出するフォトセンサや近接スイッチ等よりなる始動入賞口用入賞球検出手段が入賞球用通路に設けられており、該入賞球の検出によって前記図柄表示装置50の図柄変動を開始するようになっている。さらに、前記普通図柄変動開始用左ゲート19及び普通図柄変動開始用右ゲート21はフォトセンサや近接スイッチ等よりなるゲート用入賞球検出手段を備え、該ゲート用入賞球検出手段で両ゲート19,21を通過する遊技球を検出することによって前記図柄表示装置50内の普通図柄変動を開始させるようになっている。そして、前記図柄表示装置50の普通図柄変動の後に停止表示された図柄が予め設定されている特定の図柄であった場合には、普通図柄の当たりとなり、前記第1種始動入賞口10の拡開開放を所定時間行うようになっている。
【0011】
また、前記遊技盤3の大入賞口15の背面側には、前記大入賞口15の開閉板を開閉する大入賞口開放用ソレノイドと、前記大入賞口15内の一部に形成された特定領域入賞口及びその開閉扉を所定条件時に開閉するための特定領域開放用ソレノイドとが設けられている。またさらに、前記特定領域入賞口への入賞球を検出するフォトセンサや近接スイッチ等よりなる特定領域入賞口用入賞球検出手段(特定入賞球検出スイッチ)が、前記大入賞口15の背面側に設けられ、該入賞球の検出により大入賞口15を再度開ける継続権利が成立するようにされているとともに、大入賞口15への入賞球数を検出する大入賞口用入賞球検出手段(入賞球数カウントスイッチ)が設けられている。
【0012】
前記大入賞口15は次のように作動する。まず、前記第1種始動入賞口10に遊技球が入賞し、始動入賞口用入賞球検出手段によって入賞球が検出されると、内部的に当否判定や図柄の決定をするとともに前記図柄表示装置50で複数の特別図柄の変動を開始する。そして、所定時間変動後、前記複数の特別図柄が変動停止して、停止図柄が図柄表示装置50に確定表示される。そのときの確定表示図柄の組合せが、当否判定や図柄の決定に従って、予め決められた特定の大当たり組合せ、例えば、同一図柄の組合せからなる通称ゾロ目になると、大当たりが成立する。大当たりになると、前記大入賞口15の開閉板が下部を回動支点として開いて遊技領域6を落下してくる遊技球を受け止め、大入賞口15内へ入賞可能にする。
【0013】
また、この実施例の遊技盤3の背面側においては、前記左袖入賞口23に接続された左袖入賞口入賞球用通路と、右袖入賞口25に接続された右袖入賞口入賞球用通路に、フォトセンサや近接スイッチ等よりなる左袖入賞口用入賞球検出手段と右袖入賞口用入賞球検出手段が設けられている。さらに、左落とし入賞口27に接続された左落とし入賞口入賞球用通路と、右落とし入賞口29に接続された右落とし入賞口入賞球用通路に、フォトセンサや近接スイッチ等よりなる左落とし入賞口用入賞球検出手段と右落とし入賞口用入賞球検出手段が設けられている。また、この実施例では、それぞれの入賞口における入賞球の検出結果に基づいて所定数の賞品球が払い出されるようになっている。
【0014】
さらに、この実施例では、前記のように各入賞口のそれぞれに検出手段を設けているが、この発明の弾球遊技機はこれに限られるものではない。例えば、アレンジボール遊技機のように、予め決められた所定数の遊技球を遊技領域に弾発し、遊技領域下部に配置された複数の入賞口の何れかに入賞させ、その入賞の組合せに応じて遊技者に賞を与えるようにしてもよい。
【0015】
加えて、前記弾球遊技機1内には、それぞれの入賞口における入賞球の検出結果に基づいて所定数の賞品球を払い出す賞品球払出装置と、球貸情報の記録されたプリペイドカードがプリペイドカードユニット170のカード挿入口171に投入された状態で、遊技者がボタン等の操作を行うことにより、所定数の貸球を払い出す貸球払出装置とを備えている。前記賞品球払出装置又は貸球払出装置により払い出された遊技球は、上側遊技球貯留皿31に払い出され貯留される。
【0016】
前記上側遊技球貯留皿31の外側前面には、遊技者が貸球の払出操作を行う球貸出操作部172が設けられている。この球貸出操作部172には、球貸出ボタン173、カード返却ボタン174が設けられている。また、前記上側遊技球貯留皿31の右側上面には、この上側遊技球貯留皿31の遊技球を球抜きして前記下側遊技球貯留皿32へ移すための球抜き操作ボタン175が設けられている。
【0017】
図2ないし図8を用い、発射装置60の構造及び作用について説明する。実施例において前記発射装置60は、遊技者による押し下げ及び解放の手動操作を発射レバー90で受け、この操作を後述する連結部材110の介在によって打球槌70に連動させ、発射レール73上に装填された遊技球76を前記遊技領域6に弾発するものである。
【0018】
図2は発射装置60の遊技者側から見た要部の斜視図であり、発射レバー90の軸部93(図3に図示)及び操作部91の軸部付近を覆い被せるように装飾カバー体100を組み付けたものである。前記装飾カバー体100は、図1より理解されるように下側遊技球貯留皿32と意匠形状上の外観を考慮して一体的に形成される。また、装飾カバー体100の遊技者側の正面には、公知のLED,電球等からなる発光体103が敷設され、前述の各入賞口10等への入賞に起因する遊技の内容に応じて適宜発光し、装飾カバー体100の装飾性をいっそう高めるものである。また、図の符号104で示す装飾部は、装飾カバー体100の装飾性をさらに高めるために施された凸状形状等よりなる飾りであり、装飾カバー体100の適宜の位置に施される。装飾カバー体100に設けられた開口部101は、前記発射レバー90(装飾カバー体100の外側に突出した操作部91)が変位可能な空間が形成され、その内部には該開口部101を塞ぐ閉塞部材92が形成される。図2中の符号61は下側遊技球貯留皿取付板、62は遊技者が操作部91を操作する際に指等を掛けるための指掛け部、102aは上部辺、102bは下部辺である。
【0019】
前記発射レバー90は、図3に図示するとおり、変位運動(実施例では揺動運動)の中心軸である軸部93と、遊技者の手動操作を受ける操作部91からなり、軸部93と操作部91の間に前記閉塞部材92が一体に形成される。軸部93には、後述の連結部材110を挿入するための軸部口94が形成される。操作部91の形状は、遊技者の手動操作を伝達可能な限りにおいては適宜である。図3においては操作部91は軸部93とは逆側が湾曲した棒状体を図示する。
【0020】
図4は発射装置60のX−X線における縦断面を表すものである。発射レバー90の軸部93の周囲が装飾カバー体100によって覆われているものである。図の実施例では、装飾カバー体100に設けられた開口部101と、該開口部101を装飾カバー体100の内側105から塞ぐ閉塞部材92は、縦断面において略同一形状に形成され発射レバー90の軸部93を中心とした略円弧状に形成されている。また、閉塞部材92は、該閉塞部材92が形成された発射レバー90の移動に伴い装飾カバー体100に対して摺動可能に構成されている。すなわち、発射レバー90の操作部91が図の実線で表した第二位置より軸部93を中心とした揺動運動によって図の点線で表した第一位置に移動する際、発射レバー90に一体に形成された閉塞部材92が装飾カバー体100の内側105から開口部101を常に塞いだ状態で軸部93を中心として発射レバー90の移動とともに摺動するのである。このため、発射レバー90が第一位置及び第二位置のいずれの位置においても閉塞部材92が開口部101を塞いだ状態となる。
【0021】
さらに図5の上面図として図示するとおり、前記発射装置60は、遊技盤1の遊技者と対面する前面側に発射レバー90、装飾カバー体100が形成され、枠体2を挟むようにして遊技盤1の背面側に後述の打球槌70が形成されている。発射レバー90の軸部93は、遊技盤1の前面側より軸部口94を貫通して遊技盤1の背面側に到達し打球槌70と一体に連結する連結部材110より軸支されており、発射レバー90の回転移動は軸部93から連結部材110へと伝達され該連結部材110と結合する打球槌70に連動される。この例においては、発射レバー90の軸部口94を貫通した連結部材110は発射装置板63の孔部65及び打球槌70の孔部77を貫通しており、連結部材110と発射レバー90軸部93との結合及び連結部材110と打球槌70との結合においては、ボルトとナット等を用いて締結されている。
【0022】
さらに、発射レバー90の軸部93と発射装置板63との間には、トーションばねからなる付勢部材80が連結部材110の外周を覆うように固定されている。前記付勢部材80は、その一端側を軸部固定部材81に固定され、他端側を発射装置板63上の発射装置固定部材82に固定される。
【0023】
このように固定された付勢部材80は、発射レバー90の操作部91を遊技者が操作(押し下げる)した際に生じる下方に働く(回動)力を付勢部材に備わる付勢力に変換し、蓄積する作用を有する。したがって、遊技者が操作を止めた(操作部91における押し下げを解放した)際には、蓄積された付勢力が解放され、操作レバー90及びこれに連結される打球槌70が移動(揺動)する。図示の例では付勢部材にトーションばねを用いているがこれに限定されるものではなく、板ばね、竹の子ばね等の適宜の弾性体の利用が可能である。
【0024】
遊技球76が弾発される機構について、図6ないし図8を用いて説明する。図6は、前記上側遊技球貯留皿31の弾球遊技機内の背面側に取り付けられる球送りカセット71と、発射レール73と、打球槌70の位置を概略的に表現するものである。上側遊技球貯留皿31に蓄えられた遊技球76は、前記球送りカセット71内を移動し、発射レール73上の発射位置に1球ずつ装填される。遊技球76を発射レールに装填する仕組みは適宜であるが、実施例において、打球槌70の動きに伴い前記打球槌70に固定された係合部材75も揺動する。前記係合部材75は連動部材74に係合することによって、打球槌70の揺動を連動部材74に伝達し揺動運動させる。前記連動部材74には、球送り部材72と当接する当接部74tが設けられ、連動部材74に生じる揺動運動を球送り部材72に上下運動として伝達する。前記球送り部材72は、遊技球通過の開閉弁の役割を果たし、球送り部材72を通過した遊技球76は送り出し口71oより発射レール73に送り出される。
【0025】
図7は、発射装置60の打球槌70が遊技球76を打ち出す前の状態、すなわち発射準備位置にあるときの打球槌70と発射レバー90の状態を表し、遊技盤1の背面側より表す図である。遊技盤1の前面側に位置する発射レバー90を遊技者の手動操作により付勢部材80の付勢力に抗して図7に示す第一位置に移動させると、該発射レバー90に連結した連結部材110を介して打球槌70は連動し図中の発射準備位置に位置される。同時に、付勢部材80の作用に詳述したように付勢部材80の付勢力も蓄積される。このとき、打球槌70に取り付けられた係合部材75も打球槌70とともに揺動し、該係合部材75と係合する連動レバー74は揺動し、図6に示す球送り部材72を押し上げ、遊技球76を1球のみ発射レール73に装填する。なお、符号64は制約部材であり、打球槌70の揺動運動を制約するためのものである。
【0026】
図8は、発射装置60の打球槌70が発射位置にあるときの打球槌70と発射レバー90の状態を表している。発射装置60において、遊技者が発射レバー90に対する操作(操作部91を押し下げる移動)を止めた(解放した)際に、付勢部材80に蓄積された付勢力が解放され、図中の第二位置に発射レバー90(操作部91)が移動する。前記打球槌70も発射レバー90に連結した連結部材110を介して連動し、図示の発射位置に揺動して発射レール73上の遊技球76を矢印方向に弾発する。この場合、連動レバー74と係合部材75との係合は、いったん解消されるため、連動レバー74を通じての遊技球76の発射レール73への装填は行われない。
【0027】
図9に示す発射レバー90Aは、閉塞部材92Aの外周縁95A全体に外周縁凸部96Pが設けられていることが、図3に示す発射レバー90と異なる。なお、操作部91A、軸部93A、軸部口94Aについては前記発射レバー90と構成は同様である。前記閉塞部材92A及び外周縁凸部96Pは、図2等に示す装飾カバー体100の内側105及び開口部101に対して軸部93Aを中心とした略同一形状に形成され、前記装飾カバー体100の内側105から開口部101を塞ぐように形成されたものである。したがって、外周縁凸部96Pは、発射レバー90Aの軸部93Aと反対側、すなわち装飾カバー体100の内側105に対して突出した略平板形状であり、閉塞部材92Aの形状に沿うように形成され、装飾カバー体100に対してその内側105から摺動可能となっている。なお、前記外周縁凸部96Pは、発射レバー90Aが第一位置(図4参照)にあるときは上部97sが開口部101の上部辺102a(図2に図示)と略平行となり、発射レバー90Aが第二位置(図4参照)にあるときは下部97tが開口部101の下部辺102b(図2に図示)と略平行となるように構成されている。
【0028】
なお、本発明は、上記実施例に限定されるものではなく、発明の趣旨を逸脱しない範囲において構成の一部を適宜に変更して実施することができる。例えば、上記実施例の発射装置の発射レバーは、遊技者が手動操作により押し下げ及び解放する形態となっているが、逆に発射レバーを押し上げ及び解放の他、発射レバーを遊技機側に押し倒す等の適宜の構造が考えられ、発射レバーの操作が打球槌に連動される構造であるならばその作用形態はいかなるものであっても構わない。また、発射レバー及び閉塞部材の形状、材質等はいかなるものであっても構わない。
【0029】
【発明の効果】
以上図示し説明したように、発明に係る弾球遊技機によれば、発射装置において、発射レバーの操作部を突出させるとともに発射レバーの操作部が第一位置と第二位置に変位可能な開口部が形成され、発射レバーのうち操作部以外の少なくとも一部を覆う装飾カバー体を備え、操作部が第一位置及び第二位置のいずれの位置においても開口部を塞ぐ閉塞部材が発射レバーに形成され、閉塞部材は、装飾カバー体内側から開口部を塞ぐとともに装飾カバー体の開口部と発射レバーの軸部を中心に略同一形状に形成され、閉塞部材の外周縁全体には装飾カバー体の内側に対して突出した外周縁凸部が装飾カバー体に対して摺動可能に設けられ、外周縁凸部は発射レバーが第一位置にあるときは外周縁凸部の上部が開口部の上部辺と略平行となり、発射レバーが第二位置にあるときは外周縁凸部の下部が開口部の下部辺と略平行となるように構成されているため、発射レバーの周辺の装飾性を向上させることができ、かつ装飾カバー体の開口部からの異物の侵入を抑制することができる。
【0030】
また、装飾カバー体の外観に影響を与えることなく、閉塞部材が発射レバーの動きに伴って移動する際、発射レバーがどのような位置にあっても、閉塞部材は装飾カバー体を内側から閉塞し、装飾カバー体の内部に異物が侵入するのを抑制することができる。
【0031】
特に、外周縁凸部を設けたことによって開口部と閉塞部材との隙間をよりいっそう減少させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の一実施例に係る弾球遊技機全体の正面図である。
【図2】 図1の弾球遊技機における発射装置の要部斜視図である。
【図3】 発射レバーの斜視図である。
【図4】 図2のX−X線の位置で切断した状態の断面図である。
【図5】 図2の発射装置の上面図である。
【図6】 打球槌と球送りカセットと発射レールの要部を示す斜視図である。
【図7】 発射レバーが第一位置にあるときの打球槌と発射レバーの位置関係を示す遊技機背面側からの要部正面図である。
【図8】 発射レバーが第二位置にあるときの打球槌と発射レバーの位置関係を示す遊技機背面側からの要部正面図である。
【図9】 発射レバーの他の実施例を示す斜視図である。
【図10】 従来の弾球遊技機全体の正面図である。
【符号の説明】
1 弾球遊技機
6 遊技領域
32 下側遊技球貯留皿
60 発射装置
70 打球槌
80 付勢部材
90 発射レバー
91 操作部
92 閉塞部材
93 軸部
95 外周縁
96 外周縁凸部
100 装飾カバー体
101 開口部
103 発光体
105 装飾カバー体の内側
106 装飾カバー体の外側
110 連結部材

Claims (1)

  1. 遊技領域に遊技球を弾発する発射位置と発射準備位置の間で往復揺動可能な打球槌と、前記打球槌を発射位置へ常時付勢する付勢部材と、遊技者の手動操作により第一位置と第二位置の間で変位可能な操作部が形成され、前記操作部に対する当該手動操作を打球槌に連動させる発射レバーとを備える発射装置であって、
    前記発射レバーの操作部を第一位置側へ付勢部材の付勢力に抗して移動するとこれに連動して前記打球槌を発射準備位置に移動させ、次いで前記発射レバーの操作部の移動を解除すると前記付勢部材の付勢力によって前記打球槌を前記発射準備位置から発射位置に移動させて遊技球を遊技領域に弾発する弾球遊技機において、
    前記発射レバーの前記操作部を突出させるとともに前記発射レバーの操作部が前記第一位置と第二位置に変位可能な開口部が形成され、前記発射レバーのうち前記操作部以外の少なくとも一部を覆う装飾カバー体を備え、前記操作部が前記第一位置及び第二位置のいずれの位置においても前記開口部を塞ぐ閉塞部材が発射レバーに形成され
    前記閉塞部材は、前記装飾カバー体内側から開口部を塞ぐとともに前記装飾カバー体の開口部と前記発射レバーの軸部を中心に略同一形状に形成され、
    前記閉塞部材の外周縁全体には前記装飾カバー体の内側に対して突出した外周縁凸部が前記装飾カバー体に対して摺動可能に設けられ、
    前記外周縁凸部は前記発射レバーが前記第一位置にあるときは前記外周縁凸部の上部が前記開口部の上部辺と略平行となり、前記発射レバーが前記第二位置にあるときは前記外周縁凸部の下部が前記開口部の下部辺と略平行となるように構成されている
    ことを特徴とする弾球遊技機。
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