JPH11192343A - 遊技機のランプ取付基板 - Google Patents

遊技機のランプ取付基板

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JPH11192343A
JPH11192343A JP1208198A JP1208198A JPH11192343A JP H11192343 A JPH11192343 A JP H11192343A JP 1208198 A JP1208198 A JP 1208198A JP 1208198 A JP1208198 A JP 1208198A JP H11192343 A JPH11192343 A JP H11192343A
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JP
Japan
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connector
press
mounting board
lamp
lamp mounting
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JP1208198A
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English (en)
Inventor
Shohachi Ugawa
詔八 鵜川
Toshiyuki Shudo
敏幸 周藤
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Sankyo Co Ltd
Original Assignee
Sankyo Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 配線コネクタの確実な接続状態を確保した上
で、コスト低減及び生産効率の向上を招来し得る弾球遊
技機のランプ取付基板を提供する。 【解決手段】 装飾ランプ54と配線70のコネクタ7
1とを電気的に接続するランプ取付基板55を合成樹脂
によって成形すると共に、該ランプ取付基板55には、
両端側がそれぞれ装飾ランプ54及びコネクタ71との
接続部となるように導電ピン65を固定し、ランプ取付
基板55には、コネクタ71を嵌入状態で取り付けるコ
ネクタ嵌入凹部59と、該コネクタ嵌入凹部59に取り
付けられた前記コネクタ71を係止するコネクタ係止部
63と、を一体成形する。これにより、コスト低減及び
生産効率の向上が招来できると共に、導電ピン65に対
するコネクタ71の確実な接続状態を確保することがで
き、ひいては衝撃に強く且つ破損し難いコネクタ71の
接続が可能になる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、遊技状況に応じて
発光するランプと配線コネクタとを電気的に接続する導
電ピンを備えた遊技機のランプ取付基板に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来、遊技機の一例としての弾球遊技機
に設けられる入賞装置は、一般に、内蔵する装飾ランプ
の点滅乃至点灯動作によって光装飾を行い、遊技の興趣
向上を招来するようになっていた。また、このような装
飾ランプは、ランプ取付基板を介して配線との接続が行
われていた。具体的には、図5に示すように、ランプ取
付基板80の前面側に突出する導電ピン81に装飾ラン
プ85を接続する一方、ランプ取付基板80の後面側に
突出する導電ピン83に配線コネクタ86を接続するこ
とで、装飾ランプ85の配線接続を行っていた。なお、
導電ピン81・83は、それぞれランプ取付基板80に
ハンダ82・84付けして取り付けられ、ランプ取付基
板80上の各導電ピン81・83間にはプリント配線が
施されていた。また、配線コネクタ86は、係合突起8
6aが取付基板80側の係止突起80aと係合すること
により、ランプ取付基板80への取り付け状態が固定さ
れていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来の
ランプ取付基板80では、装飾ランプ85を接続するた
めの導電ピン81と、配線コネクタ86を接続するため
の導電ピン83と、を個別に設け、然も各導電ピン81
・83間を接続するためのプリント配線を施す必要があ
ったため、ランプ取付基板80のコストが高くなるとい
う問題を有していた。さらに、導電ピン81・83をラ
ンプ取付基板80に取り付ける際には、ハンダ82・8
4付けが必要となるため、生産効率も低下していた。ま
た、実公平4−33894号公報には、導電ピンの両端
側をそれぞれ装飾ランプ及び配線コネクタとの接続部と
したランプ取付基板が開示されているが、このランプ取
付基板では、導電ピンを配線コネクタのピン挿入穴に挿
入するだけで配線コネクタを取り付けていたので、配線
コネクタが抜け易いという問題を有していた。本発明
は、上記した事情に鑑みなされたもので、その目的とす
るところは、配線コネクタの確実な接続状態を確保した
上で、コスト低減及び生産効率の向上を招来し得る遊技
機のランプ取付基板を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の請求項1が採用した解決手段は、図1又は図
4に示すように、遊技状況に応じて発光する装飾ランプ
54(ランプ)とコネクタ71(配線コネクタ)とを電
気的に接続する導電ピン65を備えた遊技機のランプ取
付基板55において、該ランプ取付基板55を合成樹脂
によって成形すると共に、前記導電ピン65の両端側が
それぞれ前記装飾ランプ54及び前記コネクタ71との
接続部となるように該導電ピン65をランプ取付基板5
5に固定し、該ランプ取付基板55には、前記コネクタ
71の少なくとも先端部を嵌入状態で取り付けるコネク
タ嵌入凹部59と、該コネクタ嵌入凹部59に取り付け
られた前記コネクタ71を係止するコネクタ係止部63
と、を一体成形したことを特徴とする。このように構成
することにより、ランプ取付基板55にプリント配線を
施す必要がなく、然も導電ピン65をハンダ付けする必
要がないので、コスト低減及び生産効率の向上を招来す
ることができる。また、ランプ取付基板55には、コネ
クタ嵌入凹部59とコネクタ係止部63とが一体成形さ
れているので、コネクタ71のぐらつきを回避して導電
ピン65に対するコネクタ71の確実な接続状態を確保
することができ、ひいては衝撃に強く且つ破損し難いコ
ネクタ71の接続が可能になる。
【0005】また、請求項2の本発明は、図4に示すよ
うに、前記ランプ取付基板55には、前記導電ピン65
を圧入して取り付けるピン圧入穴60を形成する一方、
前記導電ピン65には、そのほぼ中央部分にピン圧入穴
60の外周壁に当接して該導電ピン65の圧入を規制す
る圧入規制部66を形成し、前記導電ピン65を前記コ
ネクタ71の接続側から前記ピン圧入穴60に圧入して
取り付け、前記圧入規制部66をコネクタ71の接続側
となるピン圧入穴60の外周壁に当接させたことを特徴
とする。このように構成することにより、簡単な構造で
且つ安価に導電ピン65をランプ取付基板55に取り付
け固定することができる。また、圧入規制部66をコネ
クタ71の接続側となるピン圧入穴60の外周壁に当接
させる構成となっている。このため、コネクタ71に比
べて交換頻度の高い装飾ランプ54を交換する場合で
も、導電ピン65が装飾ランプ54の接続側から抜け出
ることを完全に防止できる。
【0006】また、請求項3の本発明は、図4に示すよ
うに、前記ピン圧入穴60の外周壁には、前記導電ピン
65を前記ランプ取付基板55に取り付けた状態で前記
圧入規制部66と嵌合する嵌合溝61を形成したことを
特徴とする。このように構成することにより、ピン圧入
穴60の外周壁に対して導電ピン65が傾いて挿し込ま
れるのを防止することができると共に、ピン圧入穴60
に対する導電ピン65の圧入状態を安定させることがで
きる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施形態について説明する。先ず、図1を参照して実施形
態に係る弾球遊技機の遊技盤1の構成について説明す
る。図1は、遊技盤1を示す正面図である。図1におい
て、遊技盤1の表面には、発射された打玉を誘導するた
めの誘導レール2がほぼ円状に植立され、該誘導レール
2で区画された領域が遊技領域3を構成している。遊技
領域3のほぼ中央には、後述する各特別図柄表示部32
a〜32cでの識別情報(以下、特別図柄という)の可
変表示(以下、変動ともいう)を可能にする特別可変表
示装置30が配置されている。なお、特別可変表示装置
30の詳細な構成については後に詳述するものである。
【0008】特別可変表示装置30の下方には、特別図
柄の変動を許容する始動機能を有する普通可変入賞球装
置4が配置されている。普通可変入賞球装置4は、ソレ
ノイド5によって垂直(通常入賞口)位置と傾動(拡大
入賞口)位置との間で可動制御される一対の可動翼片6
a・6bを備え、いわゆるチューリップ型役物として構
成され、その普通可変入賞球装置4には入賞した打玉を
検出する始動玉検出器7が設けられている。なお、可動
翼片6a・6bが垂直(通常入賞口)位置のときも普通
可変入賞球装置4に入賞可能になっている。また、普通
可変入賞球装置4への入賞に基づく特別図柄の変動は、
変動中を除いて所定回数(本実施形態では、4回)記憶
され、その旨が後述の特別図柄記憶表示LED36によ
って表示されるようになっている。
【0009】また、特別可変表示装置30の左側方に
は、普通可変表示装置8が配置されている。普通可変表
示装置8は、その上端に玉通過口9を備えると共に該玉
通過口9の内部に備えた通過玉検出器10が通過玉を検
出することで、玉通過口9の下方に備えた普通図柄表示
器11での識別情報(以下、普通図柄という)の変動を
許容するようになっている。なお、普通図柄表示器11
は、普通図柄が当り図柄となったときに、普通可変入賞
球装置4の可動翼片6a・6bを所定時間が経過するま
で開放制御するものである。また、普通図柄の変動は、
変動中を除いて所定回数(本実施形態では、4回)記憶
され、その旨が普通可変表示装置8に設けられた普通図
柄記憶表示LED12によって表示されるようになって
いる。
【0010】また、遊技領域3の下方部位には、取付基
板14を介して遊技盤1に取り付けられた特別可変入賞
球装置13が配置されている。特別可変入賞球装置13
の中央部には、特別可変入賞口15が開設されており、
該特別可変入賞口15は、ソレノイド16による開閉板
17の可動によって開閉制御されるようになっている。
特別可変入賞口15の内部は、左右2つに区画され、そ
のうちの左側が特定領域とされ、右側が通常領域とされ
る。特定領域には、入賞玉の検出により開閉板17を再
度開成させることができる特定玉検出器18が設けられ
ており、通常領域には、入賞玉を検出するために入賞玉
検出器19が設けられている。また、特別可変入賞口1
5の左右の各側方には、それぞれ飾りLED20と入賞
口22とが設けられ、特別可変入賞口15の下方には、
特定遊技状態の発生に伴う開閉板17の開閉サイクル数
を表示する7セグメントタイプの回数表示器21が設け
られている。
【0011】しかして、上記のように構成される特別可
変入賞球装置13は、以下のように作動する。即ち、打
玉が普通可変入賞球装置4に入賞して始動玉検出器7を
ONさせると、特別可変表示装置30が変動を開始し、
一定時間が経過すると、例えば左・右・中の順で特別図
柄が確定され、その確定された図柄の組み合せが大当り
図柄となったときに特定遊技状態となる。この特定遊技
状態においては、特別可変入賞球装置13の開閉板17
が所定期間(例えば、29秒)あるいは所定個数(例え
ば、10個)の入賞玉が発生するまで開放する(開放サ
イクル)ように設定され、その開放している間遊技盤1
の表面を落下する打玉を受け止めるようになっている。
そして、受け止められた打玉が特定領域に入賞して特定
玉検出器18をONすると、開放サイクルの終了後再度
上記した開放サイクルを繰り返し、特定領域に入賞玉が
入賞する毎に継続権が成立して開放サイクルを最高16
回繰り返すことができるようになっている。また、遊技
領域3には、上記した構成以外にも、風車ランプ23a
を内蔵した風車23、風車24、サイドランプ25aを
内蔵したサイドランプ飾り25、バック玉防止部材2
6、アウト口27、後で詳述する入賞装置40等が設け
られている。
【0012】次に、遊技領域3のほぼ中央に設けられる
特別可変表示装置30の構成について説明する。特別可
変表示装置30は、遊技盤1の表面に取り付けられる取
付基板31を有し、該取付基板31には、左・中・右の
特別図柄表示部32a〜32cを有するLCD表示器3
2が配設されている。左・中・右の特別図柄表示部32
a〜32cでは、左・中・右の特別図柄を個々に変動す
るようになっている。また、LCD表示器32の上方に
は、入賞口33、センターランプ34、及び飾りLED
35が設けられ、LCD表示器32の下方には、特別図
柄記憶表示LED36が設けられている。なお、特別可
変表示装置30の変動未消化分を記憶する最大数は、4
個であり、このため、特別図柄記憶表示LED36も4
個設けられている。
【0013】次に、本発明の要部を構成する入賞装置4
0について図2乃至図4を参照して説明する。入賞装置
40は、図2に示すように、遊技盤1の表面に取り付け
られる装置本体41と、該装置本体41の前面側に装飾
的に取り付けられるカバー体49と、該カバー体49の
内部に配される装飾ランプ54と、該装飾ランプ54を
取り付ける合成樹脂製のランプ取付基板55と、該ラン
プ取付基板55に接続される配線70、から構成されて
いる。装置本体41の左右両端側には、図3に示すよう
に、装置本体41を遊技盤1にビス止めするための取付
穴42が穿設されており、該取付穴42の内向側には、
カバー体49を装置本体41にビス43止めするための
取付穴(図示しない)が穿設されている。また、装置本
体41の中央部分には、装飾ランプ54を挿通するため
の挿通穴44が穿設されている。装置本体41の表面側
には、装飾用の凹部45が形成されると共に、玉衝突時
の剥れを回避するためのテーパー部46が外周端に形成
されている。一方、装置本体41の裏面側には、裏面に
向かって下方傾斜した樋部47と、ランプ取付基板55
を取り付けるための取付ボス48(図2参照)、が突設
されている。
【0014】カバー体49は、透光性を有する合成樹脂
からなり、その上側部分には、遊技盤1上を流下する打
玉を入賞玉として受け入れるための玉入賞口50が形成
されている。玉入賞口50内には、受け入れた入賞玉を
装置本体41の樋部47に誘導する誘導片51が形成さ
れている。また、玉入賞口50の前面壁は、塗料を塗っ
たりあるいはシールを貼着することで装飾壁部52とし
て形成される。一方、カバー体49の下側部分には、装
置本体41の挿通穴44を挿通して配される装飾ランプ
54を収納するためのランプ収納空間53が形成されて
いる。
【0015】ランプ取付基板55は、図4に示すよう
に、左右一対の基板部56と、その左右の各基板部56
間に形成されたコネクタ嵌入凹部59、を備えている。
左右の基板部56には、それぞれランプ取付基板55を
装置本体41の取付ボス48にビス67止めするための
取付穴57が穿設されており、該取付穴57の外周部分
には、取付穴57の深さ寸法を基板部56の肉厚寸法よ
りも深くするための補強ボス部58が形成されている。
これにより、ランプ取付基板55(基板部56)をビス
67止めする場合、取り付け先となる取付ボス48とビ
ス67の頭部の間に適度な間隔を設けることができるの
で、ビス67の締め付けによって基板部56が潰れるな
どの不具合を回避することができ、ひいてはランプ取付
基板55の良好なビス67止め状態を招来することがで
きる。
【0016】一方、コネクタ嵌入凹部59は、配線70
のコネクタ71を嵌入状態で取り付ける凹形状をなし、
その前壁(凹部底壁)には、左右一対のピン圧入穴60
が穿設され、該ピン圧入穴60には、ピン圧入穴60の
穴径に比べて若干大き目の径寸法に設定された導電ピン
65が圧入によって取り付けられている。また、コネク
タ嵌入凹部59の前壁内面側に配されるピン圧入穴60
の外周壁には、ピン圧入穴60の径寸法よりも拡径した
円形状の嵌合溝61が形成されており、導電ピン65の
ほぼ中央部分には、ピン圧入穴60への取り付け状態で
嵌合溝61に嵌合する鍔状の圧入規制部66が形成され
ている。そして、導電ピン65をランプ取付基板55
(ピン圧入穴60)に取り付ける際には、導電ピン65
をコネクタ嵌入凹部59の前壁内面側に配されるピン圧
入穴60の開口から挿し込み、圧入規制部66が嵌合溝
61に嵌合する位置まで圧入する。これにより、導電ピ
ン65は、コネクタ嵌入凹部59の前壁内面及び外面に
それぞれ突出した状態で位置決め固定されている。
【0017】また、コネクタ嵌入凹部59の下壁内面に
は、コネクタ嵌入凹部59の開口から前壁内面にかけ
て、案内溝62、コネクタ係止部63、及び開口部64
が並設されている。案内溝62は、コネクタ71をコネ
クタ嵌入凹部59に嵌入する際、コネクタ71の下面前
端部に形成された係合突起73をスライド案内するため
のものである。コネクタ係止部63及び開口部64は、
案内溝62によってスライド案内された係合突起73と
係合することで、コネクタ71のコネクタ嵌入凹部59
への嵌入状態を保持するようになっている。具体的に、
案内溝62によってスライド案内された係合突起73
は、コネクタ係止部63を乗り越えて開口部64に臨
む。そして、この状態で、コネクタ係止部63の先端部
分が係合突起73を係止することにより、コネクタ71
のコネクタ嵌入凹部59への嵌入状態、言い換えればコ
ネクタ71のランプ取付基板55への取り付け状態を保
持する。また、コネクタ71の上面後端部には、コネク
タ71に指を引っ掛かけ易くすることで、コネクタ71
をランプ取付基板55(コネクタ嵌入凹部59)から抜
き取り易くする突出片74が形成されている。なお、コ
ネクタ係止部63の両側にスリットを設けるなどしてコ
ネクタ係止部63に弾力性を持たせるようにしてもよ
い。こうすることで、コネクタ係止部63と係合突起7
3の係合動作及びその解除動作をスムーズにすることが
でき、ランプ取付基板55に対するコネクタ71の着脱
性が向上できる。
【0018】しかして、上記したランプ取付基板55
は、導電ピン65の前面突出部分(コネクタ嵌入凹部5
9の前壁外面に突出した部分)に装飾ランプ54のピン
挿入穴54aが挿入して取り付けられる。一方、導電ピ
ン65の後面突出部分(コネクタ嵌入凹部59の前壁内
面に突出した部分)には、コネクタ71のピン挿入穴7
2が挿入して取り付けられ、これと同時にコネクタ71
がランプ取付基板55のコネクタ嵌入凹部59に嵌入さ
れる。また、コネクタ71をコネクタ嵌入凹部59に完
全に嵌入させた状態では、ランプ取付基板55のコネク
タ係止部63の先端部分がコネクタ71の係合突起73
を係止することで、コネクタ71の嵌入状態が保持され
る。これにより、ランプ取付基板55は、装飾ランプ5
4及び配線70(コネクタ71)を個々に取り付けると
共に、その装飾ランプ54と配線70を導電ピン65を
介して相互に電気接続するようになっている。なお、入
賞装置40の組み付け手順としては、装飾ランプ54を
取り付けたランプ取付基板55とカバー体49を装置本
体41にビス止めすると共にその装置本体41を遊技盤
1の表面側に取り付け、この状態で遊技盤1の裏面側か
らランプ取付基板55に配線70を接続することによ
り、入賞装置40を遊技盤1に取り付ける。そして、入
賞装置40は、玉入賞口50で受け入れた打玉を入賞玉
として遊技盤1の裏面側に転送すると共に、内蔵する装
飾ランプ54の点滅乃至点灯動作によって大当り中など
の遊技状況に応じて発光して光装飾を行うようになって
いる。
【0019】以上のように、本実施形態に係る入賞装置
40は、装飾ランプ54と配線70のコネクタ71とを
電気的に接続するランプ取付基板55を合成樹脂によっ
て成形しており、該ランプ取付基板55には、両端側
(前端側及び後端側)がそれぞれ装飾ランプ54及びコ
ネクタ71との接続部となるように導電ピン65が固定
されている。このため、ランプ取付基板55にプリント
配線を施す必要がなく、然も導電ピン65をハンダ付け
することなくランプ取付基板55に固定できるので、コ
スト低減及び生産効率の向上が招来できる。また、ラン
プ取付基板55には、コネクタ71を嵌入状態で取り付
けるコネクタ嵌入凹部59と、該コネクタ嵌入凹部59
に取り付けられた前記コネクタ71を係止するコネクタ
係止部63と、が一体成形されているので、コネクタ7
1のぐらつきを回避して導電ピン65に対するコネクタ
71の確実な接続状態を確保することができ、ひいては
衝撃に強く且つ破損し難いコネクタ71の接続が可能に
なる。
【0020】また、前記ランプ取付基板55には、導電
ピン65を圧入して取り付けるピン圧入穴60が形成さ
れる一方、導電ピン65のほぼ中央部分には、ピン圧入
穴60の外周壁に当接して該導電ピン65の圧入を規制
する鍔状の圧入規制部66が形成され、導電ピン65を
ピン圧入穴60におけるコネクタ71の接続側から圧入
して取り付け、圧入規制部66をコネクタ71の接続側
となるピン圧入穴60の外周壁に当接させている。この
ため、簡単な構造で且つ安価に導電ピン65をランプ取
付基板55に取り付け固定することができる。また、圧
入規制部66をコネクタ71の接続側となるピン圧入穴
60の外周壁に当接させる構成となっているので、コネ
クタ71に比べて交換頻度の高い装飾ランプ54を交換
する場合でも、導電ピン65が装飾ランプ54の接続側
から抜け出ることを完全に防止できる。
【0021】また、前記ピン圧入穴60の外周壁には、
導電ピン65をランプ取付基板55に取り付けた状態で
圧入規制部66と嵌合する嵌合溝61が形成されてい
る。このため、ピン圧入穴60の外周壁に対して導電ピ
ン65が傾いて挿し込まれるのを防止することができる
と共に、ピン圧入穴60に対する導電ピン65の圧入状
態を安定させることができる。
【0022】また、本実施形態で言うコネクタ71のコ
ネクタ嵌入凹部59への嵌入状態とは、圧入気味(コネ
クタ71の外形形状をコネクタ嵌入凹部59に比べて若
干大き目に設定した場合)の状態から挿入気味(コネク
タ71の外形形状をコネクタ嵌入凹部59に比べて若干
小さ目に設定した場合)の状態までを含んだ表現とし、
嵌入状態を圧入気味の状態とした場合には、ランプ取付
基板55にコネクタ71を取り付けた状態でコネクタ7
1のがたつきを極めて抑えることができる。一方、嵌入
状態を挿入気味の状態とした場合には、ランプ取付基板
55に対するコネクタ71の着脱性を向上することがで
きる。また、実施形態中では、コネクタ71をほぼ半分
程度嵌入し得る形状にコネクタ嵌入凹部59を形成して
いるが、これに限らず、コネクタ71の先端部のみを嵌
入する形状からコネクタ71をほぼ全て(コネクタ71
を抜き取る部分は外部に露出する)嵌入する形状までの
いずれの形状でコネクタ嵌入凹部59を形成してもよ
い。
【0023】なお、上記した実施形態では、ランプ取付
基板55のピン圧入穴60に導電ピン65を圧入して取
り付けることで導電ピン65を固定しているが、これに
限定するものではなく、例えば、ランプ取付基板55に
導電ピン65をインサート成形することで導電ピン65
を固定してもよい。また、実施形態中では、導電ピン6
5を直線形状に形成し、その前端側及び後端側をそれぞ
れ装飾ランプ54及びコネクタ71との接続部としてい
るが、この構成に限定するものではない。例えば、導電
ピンをクランク形状やコの字形状に形成してもよい。導
電ピンをコの字形状に形成した場合、導電ピンの両端を
それぞれランプ取付基板の一端面側から突出させる構成
となるので、装飾ランプ及びコネクタは、共にランプ取
付基板の一端面側に接続される。即ち、装飾ランプとコ
ネクタの取り付け位置は、同一直線上に限定するもので
はない。
【0024】また、上記した実施形態では、本発明に係
るランプ取付基板を入賞装置に適用した場合を例示して
いるが、これに限らず装飾部材(例えば、サイドランプ
飾り)や風車などランプを備えたものであれば、本発明
のランプ取付基板を適用することが可能である。また、
ランプ取付基板は、合成樹脂なので様々な形状に設計で
き、入賞装置の形状に合った形状にすることができる。
また、ランプ取付基板55を装置本体41に取り付ける
のにビス止めしているが、この構成に限定しない。例え
ば、ランプ取付基板に係止爪を設け、その係止爪が装置
本体に係止されるようにしてもよい。さらに、実施形態
中では、遊技機としての弾球遊技機に本発明のランプ取
付基板を適用した場合を例示しているが、これに限らず
スロットマシンなどの遊技機であってもよい。
【0025】また、圧入規制部は鍔状のものに限定せ
ず、それ以上の圧入を規制するものであればよく、例え
ば、圧入穴に入り込まない突起などであってもよい。但
し、鍔状に周設された方が安定するし倒れ込みがない。
また、ピンの長さと凹部の深さ関係は、本実施形態では
つら位置の関係となっているが、これに限定しない。例
えば、ピンが凹部から突出するように設定してもよい。
この場合には、ピンを圧入する際、その圧入作業が容易
になる。また、差し込まれるコネクタにおけるランプ取
付基板の凹部内に入り込む部分とランプ取付基板の凹部
から突出する部分との長さ設定は特に限定しない。例え
ば、ランプ取付基板の凹部から突出する部分をある程度
長く設定した場合には、コネクタがつかみ易く、コネク
タの取り外し作業が容易になる。また、実施形態中のよ
うにほぼ同等の長さ設定とした場合には、コネクタの取
り付け状態が安定化し且つコネクタの取り外し作業を容
易にする(コネクタをつかみ易くする)ことができる。
【0026】
【発明の効果】以上、説明したところから明らかなよう
に、本発明の請求項1においては、遊技状況に応じて発
光するランプと配線コネクタとを電気的に接続する導電
ピンを備えた遊技機のランプ取付基板において、該ラン
プ取付基板を合成樹脂によって成形すると共に、前記導
電ピンの両端側がそれぞれ前記ランプ及び前記配線コネ
クタとの接続部となるように該導電ピンをランプ取付基
板に固定し、該ランプ取付基板には、前記配線コネクタ
の少なくとも先端部を嵌入状態で取り付けるコネクタ嵌
入凹部と、該コネクタ嵌入凹部に取り付けられた前記配
線コネクタを係止するコネクタ係止部と、を一体成形し
たことを特徴とする。このように構成することにより、
ランプ取付基板にプリント配線を施す必要がなく、然も
導電ピンをハンダ付けする必要がないので、コスト低減
及び生産効率の向上を招来することができる。また、ラ
ンプ取付基板には、コネクタ嵌入凹部とコネクタ係止部
とが一体成形されているので、配線コネクタのぐらつき
を回避して導電ピンに対する配線コネクタの確実な接続
状態を確保することができ、ひいては衝撃に強く且つ破
損し難い配線コネクタの接続が可能になる。
【0027】また、本発明の請求項2においては、前記
ランプ取付基板には、前記導電ピンを圧入して取り付け
るピン圧入穴を形成する一方、前記導電ピンには、その
ほぼ中央部分にピン圧入穴の外周壁に当接して該導電ピ
ンの圧入を規制する圧入規制部を形成し、前記導電ピン
を前記配線コネクタの接続側から前記ピン圧入穴に圧入
して取り付け、前記圧入規制部を配線コネクタの接続側
となるピン圧入穴の外周壁に当接させたことを特徴とす
る。このように構成することにより、簡単な構造で且つ
安価に導電ピンをランプ取付基板に取り付け固定するこ
とができる。また、圧入規制部を配線コネクタの接続側
となるピン圧入穴の外周壁に当接させる構成となってい
る。このため、配線コネクタに比べて交換頻度の高いラ
ンプを交換する場合でも、導電ピンがランプの接続側か
ら抜け出ることを完全に防止できる。
【0028】また、本発明の請求項3においては、前記
ピン圧入穴の外周壁には、前記導電ピンを前記ランプ取
付基板に取り付けた状態で前記圧入規制部と嵌合する嵌
合溝を形成したことを特徴とする。このように構成する
ことにより、ピン圧入穴の外周壁に対して導電ピンが傾
いて挿し込まれるのを防止することができると共に、ピ
ン圧入穴に対する導電ピンの圧入状態を安定させること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態における遊技盤を示す正面
図である。
【図2】入賞装置を示す分解斜視図である。
【図3】同図(A)は入賞装置を示す背面図であり、同
図(B)は入賞装置を示す縦断面図である。
【図4】同図(A)は入賞装置のランプ取付基板を示す
背面図であり、同図(B)は同図(A)のA−A線矢視
断面図であり、同図(C)はランプ取付基板に装飾ラン
プとコネクタを取り付けた状態を示す説明図であり、同
図(D)は同図(A)のB−B線矢視断面図である。
【図5】同図(A)(B)はそれぞれ従来例におけるラン
プ取付基板の構造を示す説明図である。
【符号の説明】
1 遊技盤 3 遊技領域 4 普通可変入賞球装置 7 始動玉検出器 8 普通可変表示装置 10 通過玉検出器 11 普通図柄表示器 12 普通図柄記憶表示LED 13 特別可変入賞球装置 17 開閉板 18 特定玉検出器 19 入賞玉検出器 21 回数表示器 30 特別可変表示装置 32 LCD表示器 32a〜32c 特別図柄表示部 40 入賞装置 41 装置本体 49 カバー体 50 玉入賞口 54 装飾ランプ(ランプ) 55 ランプ取付基板 56 基板部 59 コネクタ嵌入凹部 60 ピン圧入穴 61 嵌合溝 62 案内溝 63 コネクタ係止部 64 開口部 65 導電ピン 66 圧入規制部 70 配線 71 コネクタ(配線コネクタ) 73 係合突起 74 突出片

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遊技状況に応じて発光するランプと配線
    コネクタとを電気的に接続する導電ピンを備えた遊技機
    のランプ取付基板において、 該ランプ取付基板を合成樹脂によって成形すると共に、
    前記導電ピンの両端側がそれぞれ前記ランプ及び前記配
    線コネクタとの接続部となるように該導電ピンをランプ
    取付基板に固定し、 該ランプ取付基板には、 前記配線コネクタの少なくとも先端部を嵌入状態で取り
    付けるコネクタ嵌入凹部と、 該コネクタ嵌入凹部に取り付けられた前記配線コネクタ
    を係止するコネクタ係止部と、を一体成形したことを特
    徴とする遊技機のランプ取付基板。
  2. 【請求項2】 前記ランプ取付基板には、前記導電ピン
    を圧入して取り付けるピン圧入穴を形成する一方、前記
    導電ピンには、そのほぼ中央部分にピン圧入穴の外周壁
    に当接して該導電ピンの圧入を規制する圧入規制部を形
    成し、 前記導電ピンを前記配線コネクタの接続側から前記ピン
    圧入穴に圧入して取り付け、前記圧入規制部を配線コネ
    クタの接続側となるピン圧入穴の外周壁に当接させたこ
    とを特徴とする請求項1記載の遊技機のランプ取付基
    板。
  3. 【請求項3】 前記ピン圧入穴の外周壁には、前記導電
    ピンを前記ランプ取付基板に取り付けた状態で前記圧入
    規制部と嵌合する嵌合溝を形成したことを特徴とする請
    求項2記載の遊技機のランプ取付基板。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011161287A (ja) * 2011-06-01 2011-08-25 Sanyo Product Co Ltd 遊技機
JP2012245366A (ja) * 2012-08-15 2012-12-13 Sanyo Product Co Ltd 遊技機
JP2014223472A (ja) * 2014-07-17 2014-12-04 株式会社三洋物産 遊技機
JP2016153034A (ja) * 2016-05-31 2016-08-25 株式会社三洋物産 遊技機

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