JP2004081478A - パチンコ機用入賞装置の検出スイッチ抜け防止機構 - Google Patents
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Abstract
【目的】検出スイッチと検出スイッチに取り付けた検出スイッチ用コネクタが、取り付け作業者の意思に反して抜けることを防止することができる、検出スイッチ抜け防止機構を提供する
【構成】パチンコ機1の入賞装置20において、係止片50は、検出スイッチ40を係止すると共に、検出スイッチ用コネクタ41も係止するよう形成されたことにより、取付作業者は検出スイッチ用コネクタ41が抜けることに対して過剰な注意を払う必要が無くなる。また、従前の検出スイッチ40抜け防止機構の係止片の構造について一部だけ改めることで、検出スイッチ用コネクタ41の抜け防止が可能となるので、新たに専用の部品を設ける必要が無くなる。また、検出スイッチ用コネクタ41の抜け易さとは無関係に抜け防止できるので、検出スイッチ40及び検出スイッチ用コネクタ41の選択範囲を拡大することができる。
【選択図】 図3
【構成】パチンコ機1の入賞装置20において、係止片50は、検出スイッチ40を係止すると共に、検出スイッチ用コネクタ41も係止するよう形成されたことにより、取付作業者は検出スイッチ用コネクタ41が抜けることに対して過剰な注意を払う必要が無くなる。また、従前の検出スイッチ40抜け防止機構の係止片の構造について一部だけ改めることで、検出スイッチ用コネクタ41の抜け防止が可能となるので、新たに専用の部品を設ける必要が無くなる。また、検出スイッチ用コネクタ41の抜け易さとは無関係に抜け防止できるので、検出スイッチ40及び検出スイッチ用コネクタ41の選択範囲を拡大することができる。
【選択図】 図3
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、パチンコ機用入賞装置に取り付けられる検出スイッチの抜け防止機構に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、パチンコ機の遊技盤に設けられる入賞装置においては、入賞装置に取り付けられた検出スイッチが抜けるのを防止するために、検出スイッチ抜け防止機構として検出スイッチのみを係止する係止片を設けた入賞装置が提供されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上記した入賞装置は、先ず遊技盤の表面側にボルト等で螺着され、つづいて裏面側から入賞装置の検出スイッチに対してハーネス(通信線)の先端に設けた検出スイッチ用コネクタを接続することで設置される。こうして接続された前記検出スイッチ用コネクタから伸びるハーネスを、取り付け作業者が誤って引っ張ってしまったり、作業の便宜上故意に引っ張ることがあった。ところが、検出スイッチと検出スイッチ用コネクタは共に着脱自在であるにもかかわらず、係止片で入賞装置に係止されていたのは検出スイッチのみであった為、前記検出スイッチ用コネクタだけが前記検出スイッチから抜けてしまう、という問題があった。本発明は、上記した事情に鑑みなされたもので、その目的とするところは、検出スイッチと検出スイッチに取り付けた検出スイッチ用コネクタが、取り付け作業者の意思に反して抜けることを防止することができる、検出スイッチ抜け防止機構を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記した目的を達成するために、請求項1に係る発明においては、遊技盤の表面に取り付けられる基板と、該基板の表面に取着されて打球を受け入れる入賞受枠と、該入賞受枠が受け入れた打球を検出する検出スイッチと、前記基板の裏面に設けられ前記検出スイッチを係止する係止片と、から構成されるパチンコ機用入賞装置において、前記係止片は、前記検出スイッチを係止すると共に、検出スイッチ用コネクタも係止するよう形成されたことを特徴とする。このように構成することにより、検出スイッチを備えた入賞装置を遊技盤に設置した場合、係止片は検出スイッチと共に検出スイッチ用コネクタも係止するため、前記係止を解除しない限り、検出スイッチ用コネクタに接続されたハーネスを故意または過失により引っ張ったとしても容易には抜けないため、取付作業者は検出スイッチ用コネクタが抜けることに対して過剰な注意を払う必要が無くなる。また、従前の検出スイッチ抜け防止機構の係止片の構造を一部だけ改めることで、検出スイッチ用コネクタの抜け防止が可能となるので、新たに専用の部品を設ける必要が無くなる。また、検出スイッチ用コネクタの抜け易さは、各メーカによって異なるが、検出スイッチ用コネクタの抜け易さとは無関係に抜け防止ができるので、検出スイッチ及び検出スイッチ用コネクタの選択の範囲を拡大することができる。したがって、作業性の向上及びコストの低減を図ることができる。
【0005】
また、請求項2の発明において、前記係止片は、前記基板の裏面側に形成される固定支持部から自由端部に向かって先細りし且つ背面に補強部が形成されるように片持ち梁状に形成され、前記自由端部から直角方向に向かって突設される爪部に検出スイッチ係止部と検出スイッチ用コネクタ係止部が階段状に形成されていることを特徴とする。このように構成することにより、係止片を弾性変形させることで検出スイッチ及び検出スイッチ用コネクタの着脱ができるので、複雑な機構を設ける必要が無くなる。また、補強部を設けたことにより誤って必要以上の変形をさせた場合にも破壊しにくくなるので、検出スイッチ又は検出スイッチ用コネクタを着脱するために係止片を撓ませる際に過剰な注意を払う必要が無くなる。
【0006】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して、本発明の実施形態について説明する。まず、図1を参照して、パチンコ機1の概要について説明する。図1は、実施形態に係る検出スイッチ抜け防止機構を備えた入賞装置20を装着したパチンコ機1の正面図である。
【0007】
図1に示すように、パチンコ機1の遊技盤2のほぼ中央部に変動表示装置3が配置され、その変動表示装置3の中央部には、図柄表示器4が設けられ、変動表示装置3の両側方には、通過口6が設けられている。また、変動表示装置3の下方には、始動入賞装置5が配置され、この始動入賞装置5の両側方には、入賞装置20が配置されている。更に、始動入賞装置5の下方には、変動入賞球装置7が配置されており、この変動入賞球装置7の下部ほぼ中央に図柄表示器8が設けられている。
【0008】
また、遊技盤2の下方には、払い出された賞品球を貯留する上皿9が設置され、上皿9の下方には、上皿9では貯留しきれない賞品球が払い出される下皿10が設置されている。また、下皿10の右側方には、パチンコ玉を発射させるためのハンドル11が設置されている。
【0009】
以上に述べた遊技盤上に配置された各構成要素について、遊技の流れに沿ってより詳述すると、遊技中に遊技者がハンドル11により発射したパチンコ玉が、通過口6に内蔵された検出スイッチ40を通過すると図柄表示器8が起動して変動表示動作が実行される。図柄表示器8には様々な図柄が表示されるものであるが、例えば、7セグメントのLEDにより0〜9までの数字を表示するものである。図柄表示器8が起動した後、所定の時間が経過すると図柄表示器8が停止し、ある特定の図柄(例えば、7)が表示されると、始動機能を有する始動入賞装置5の開閉部材12a,12bが開放し、パチンコ玉を受け入れることができる状態となる。この状態で始動入賞装置5にパチンコ玉が入賞し、そのパチンコ玉が始動入賞装置5に内蔵される検出スイッチ40によって検出されると、図柄表示器4が起動して変動表示動作が実行される。図柄表示器4には様々な図柄が表示されるものであり、例えば、液晶表示器に表示される3列の図柄列に0〜9までの数字の組合せを表示するものである。図柄表示器4が起動した後、所定の時間が経過すると図柄表示器4が停止し、ある特定の図柄(例えば、同一図柄のゾロ目)が表示されると、大当たり状態となる。大当たり状態になると、変動入賞球装置7が開放し、変動入賞球装置7がパチンコ玉を受け入れることができる状態になる。変動入賞球装置7は、所定時間(例えば、30秒)が経過するか、その所定時間内に所定個数(例えば、10個)の入賞玉が発生するまで開放し、そのような開放状態を変動入賞球装置7の内部に設けられるV入賞口(図示しない)に入賞することを条件として、所定回数(例えば、16回)繰り返すことができるようになっている。
【0010】
以上、パチンコ機1の概要について説明したが、次に、本実施形態の要部を構成する検出スイッチ抜け防止機構を備えた入賞装置20について、図2乃至図4を参照して説明する。図2は、実施形態に係る検出スイッチ抜け防止機構を備えた入賞装置20の斜視図であり、図3は、実施形態に係る検出スイッチ抜け防止機構を備えた入賞装置20の斜視図及び分解斜視図であり、図4は、検出スイッチ抜け防止機構の拡大斜視図である。
【0011】
図2及び図3において、入賞装置20は、パチンコ機1において遊技盤2の表面に取り付けられる基板としての取付基板21と、取付基板21の表面に取着されて打球を受け入れる入賞受枠30と、入賞受枠30が受け入れた打球を検出する検出スイッチ40と、取付基板21の裏面に設けられ検出スイッチ40を係止する係止片50と、から構成されている。なお、図2(A)は、入賞装置20をパチンコ機1表面側からの斜視図であり、図2(B)及び図3は、裏面側からの斜視図である。以下、入賞装置20を構成する上記した各部品について詳細に説明する。
【0012】
入賞受枠30の上部には打球を受け入れる玉受入口31が開設され、球受入口31の上部開口の前端縁には、打球を受け入れ易くするために傾斜面31aが形成されている。そして、傾斜面31aの下部には検出スイッチ突当部33が設けられている。また、検出スイッチ突当部33と同じ高さ位置には入賞受枠30の裏面側から表面側に向けて検出スイッチ突当部33まで検出スイッチ挿入溝37が設けられている。玉受入口31の下方には玉受入口31で受け入れた打球を、取付基板21を経由して遊技盤2の裏面側へ誘導する前方誘導樋部32が形成されており、その中央には打球の誘導を円滑にする誘導傾斜部36が立設されている。玉受入口31の取付基板21と接する面の上部両側方には、入賞受枠位置決めボス34が突設され、入賞受枠位置決めボス34の下方には入賞受枠取付ネジ穴35が螺設されている。
【0013】
取付基板21は、ほぼ平板に形成された取付板部22と、この取付板部22の裏面側に立設された後方誘導樋部23と、係止片50で概ね構成されている。より詳述すると、取付板部22のほぼ中央には、入賞受枠30から誘導された打球が通過する玉誘導口29が開設され、該玉誘導口29の下部の輪郭に沿ったほぼU字形の断面形状を有する後方誘導樋部23が裏面側に向かって突設されている。後方誘導樋部23の末端部の両側方には図3(A)に示すように検出スイッチ支持台部28a(図では一側方のみ示す)が設けられている。一側方の検出スイッチ支持台部28aと断面形状がL字形を形成するように検出スイッチ支持壁部28bが突設され、他側方には検出スイッチ支持台部28aと断面形状がL字形を形成するように係止片50が設けられている。取付板部22の上部両側方には入賞受枠位置決めボス孔27が穿設され、入賞受枠位置決めボス孔27の斜め下方には入賞装置取付皿孔24が穿設され、さらに入賞装置取付皿孔24の斜め下方には入賞装置位置決めボス25と入賞受枠取付皿孔26が穿設されている。
【0014】
また、検出スイッチ40は、ほぼ平板に形成され、玉通過検出口43が長手方向の一端部(前端部)に開設され、他端部(後端部)側方には検出スイッチコネクタ41が図示一側に寄った位置に着脱自在に挿設される。なお、図示しないが検出スイッチコネクタ41には係止爪等が設けられ挿入時に検出スイッチ内部の係止溝等(図示しない)と係止されることで、一定の引っ張り力が加わらないと取り外せなく設定されている。このように装着された検出スイッチコネクタ41の端面は、検出スイッチの後端面から所定の寸法だけ突出して設けられる。また、前記検出スイッチコネクタ41の端面には信号線42(ハーネス)が接続され、検出信号等を制御基板等との間で送信している。
【0015】
上記した各部品により入賞装置20を組み立てるには、以下に示す手順により行う。まず、入賞受枠30の入賞受枠位置決めボス34を取付基板21の入賞受枠位置決めボス孔27に嵌入することにより、入賞受枠30を取付基板21に装着する。入賞受枠30を取付基板21に装着した後、取付基板21の裏面側から入賞受枠取付皿孔26に図示しない取付皿ネジを挿通し、入賞受枠30の入賞受枠取付ネジ穴35に螺着することにより、入賞受枠30を取付基板21に固定する。次に検出スイッチ40の挿入側先端部を取付基板21の検出スイッチ支持台部28aに載せ、検出スイッチ支持壁部28bと係止片50の側面で形成される空間に挿通する。続いて検出スイッチ40を入賞受枠30の検出スイッチ挿入溝37に臨ませ、検出スイッチ突当部33に突き当たるまで挿入する。この位置で係止片50が検出スイッチ40を係止し、装着が完了する。
【0016】
なお、このように組み立てられた入賞装置20は、遊技盤2の表面に以下の手順により取り付けられる。まず、取付基板21の裏面側に突設された入賞装置位置決めボス25を、遊技盤2の表面に穿設された入賞装置位置決めボス穴(図示しない)に嵌入することにより装着する。次に取付基板21の表面側から、入賞装置取付皿孔24に図示しない取付皿ネジを挿通し、遊技盤2の表面に螺設された図示しないネジ穴に螺着することにより、入賞装置20を遊技盤2に固定する。
【0017】
以上、入賞装置20の詳細な説明をしてきたが、本実施形態に係る検出スイッチ抜け止め防止機構を構成する係止片50についてより詳細な説明を図4を参照して行う。
【0018】
前記係止片50は、前記基板としての取付基板21の裏面側に形成される固定支持部としての係止片末端部50dから自由端部としての係止片先端部50cに向かって先細りし且つ背面に補強部としての係止片支持部50eが形成されるように片持ち梁状に形成され、前記自由端部としての係止片先端部50cから直角方向に向かって突設される爪部としての係止片爪部50fに検出スイッチ係止部50aと検出スイッチ用コネクタ係止部50bが階段状に形成されている。
【0019】
本実施形態に係る係止片50は、以上のように構成されることで、検出スイッチ40の後面を検出スイッチ係止部50aによって係止すると共に検出スイッチ用コネクタ41の後面を検出スイッチ用コネクタ係止部50bによって係止することができる。検出スイッチ40のみを係止する場合と比較して検出スイッチ用コネクタ41も共に係止する本実施形態においては、係止を解除するためには、係止片50はより大きく横方向に撓む必要が生じる。この点、前述のとおり本実施形態において係止片50は、先細りする片持ち梁状に形成されている為に撓みやすく、背面に補強部としての係止片支持部50eを備えている為に破壊しにくい構成になっている。したがって、検出スイッチ50を備えた入賞装置20を遊技盤2に設置した場合、係止片50は検出スイッチ40と共に検出スイッチ用コネクタ41も係止するため、前記係止を解除しない限り、検出スイッチ用コネクタ41に接続された信号線42(ハーネス)を故意または過失により引っ張ったとしても容易には抜けないため、取付作業者は信号線42(ハーネス)が抜けることに対して過剰な注意を払う必要が無くなる。また、従前の検出スイッチ抜け防止機構の係止片の構造を一部だけ改めることで、検出スイッチ用コネクタ41の抜け防止が可能となるので、新たに専用の部品を設ける必要が無くなる。また、検出スイッチ用コネクタ41の抜け易さは、各メーカによって異なるが、検出スイッチ用コネクタ41の抜け易さとは無関係に抜け防止できるので、検出スイッチ40及び検出スイッチ用コネクタ41の選択の範囲を拡大することができる。したがって、作業性の向上及びコストの低減を図ることができる。
【0020】
また、本実施形態において、前記係止片50は、前記基板としての取付基板21の裏面側に形成される固定支持部としての係止片末端部50dから自由端部としての係止片先端部50cに向かって先細りし且つ背面に補強部としての係止片支持部50eが形成されるように片持ち梁状に形成され、前記自由端部としての係止片先端部50cから直角方向に向かって突設される爪部としての係止片爪部50fに検出スイッチ係止部50aと検出スイッチ用コネクタ係止部50bが階段状に形成されていることにより、係止片50を弾性変形させることで検出スイッチ40及び検出スイッチ用コネクタ41の着脱ができるので、複雑な機構を設ける必要が無くなる。また、補強部としての係止片支持部50eを設けたことにより誤って必要以上の変形をさせた場合にも破壊しにくくなるので、検出スイッチ40又は検出スイッチ用コネクタ41を着脱するために係止片50を撓ませる際に過剰な注意を払う必要が無くなる。
【0021】
また、上記した本実施形態においては、入賞装置20について述べてきたが、検出スイッチ40と検出スイッチ用コネクタ41を備え、検出スイッチ抜け防止機構を備えたものであれば良く、たとえば本実施形態における始動入賞装置5又は通過口6に対しても本実施形態の抜け防止機構を応用することができる。
【0022】
また、上記した本実施形態においては、係止片50を取付基板21の取付板部22に設けた場合を説明したが、検出スイッチ40と検出スイッチ用コネクタ41を係止できれば他の部分に設けたものでも良い。たとえば後方誘導樋部23でも良く、入賞受枠30に設けても良い。
【0023】
【発明の効果】
以上、説明したところから明らかなように、請求項1に係る発明においては、検出スイッチを備えた入賞装置を遊技盤に設置した場合、係止片は検出スイッチと共に検出スイッチ用コネクタも係止するため、前記係止を解除しない限り、検出スイッチ用コネクタに接続されたハーネスを故意または過失により引っ張ったとしても容易には抜けないので、取付作業者はハーネスが抜けることに対して過剰な注意を払う必要が無くなる。また、従前の検出スイッチ抜け防止機構を一部だけ改めることで、検出スイッチ用コネクタの抜け防止が可能となるので、新たに専用の部品を設ける必要が無くなる。また、検出スイッチ用コネクタの抜け易さは、各メーカによって異なるが、検出スイッチ用コネクタの抜け易さとは無関係に抜け防止できるので、検出スイッチ及び検出スイッチ用コネクタの選択の範囲を拡大することができる。したがって、作業性の向上及びコストの低減を図ることができる。
【0024】
また、請求項2に係る発明においては、係止片を弾性変形させることで検出スイッチ及び検出スイッチ用コネクタの着脱ができるので、複雑な機構を設ける必要が無くなる。また、補強部を設けたことにより誤って必要以上の変形をさせた場合にも破壊しにくくなるので、検出スイッチ又は検出スイッチ用コネクタを着脱するために係止片を撓ませる際に過剰な注意を払う必要が無くなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態に係る検出スイッチ抜け防止機構を備えた入賞装置20を装着したパチンコ機1の正面図
【図2】実施形態に係る検出スイッチ抜け防止機構を備えた入賞装置20の斜視図
【図3】実施形態に係る検出スイッチ抜け防止機構を備えた入賞装置20の斜視図及び分解斜視図
【図4】検出スイッチ抜け防止機構の拡大斜視図
【符号の説明】
1 パチンコ機
2 遊技盤
20 入賞装置
21 基板(取付基板)
30 入賞受枠
40 検出スイッチ
41 検出スイッチ用コネクタ
50 係止片
50a 検出スイッチ係止部
50b 検出スイッチ用コネクタ係止部
50c 係止片先端部
50d 係止片末端部
50e 係止片支持部
50f 係止片爪部
【発明の属する技術分野】
本発明は、パチンコ機用入賞装置に取り付けられる検出スイッチの抜け防止機構に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、パチンコ機の遊技盤に設けられる入賞装置においては、入賞装置に取り付けられた検出スイッチが抜けるのを防止するために、検出スイッチ抜け防止機構として検出スイッチのみを係止する係止片を設けた入賞装置が提供されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上記した入賞装置は、先ず遊技盤の表面側にボルト等で螺着され、つづいて裏面側から入賞装置の検出スイッチに対してハーネス(通信線)の先端に設けた検出スイッチ用コネクタを接続することで設置される。こうして接続された前記検出スイッチ用コネクタから伸びるハーネスを、取り付け作業者が誤って引っ張ってしまったり、作業の便宜上故意に引っ張ることがあった。ところが、検出スイッチと検出スイッチ用コネクタは共に着脱自在であるにもかかわらず、係止片で入賞装置に係止されていたのは検出スイッチのみであった為、前記検出スイッチ用コネクタだけが前記検出スイッチから抜けてしまう、という問題があった。本発明は、上記した事情に鑑みなされたもので、その目的とするところは、検出スイッチと検出スイッチに取り付けた検出スイッチ用コネクタが、取り付け作業者の意思に反して抜けることを防止することができる、検出スイッチ抜け防止機構を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記した目的を達成するために、請求項1に係る発明においては、遊技盤の表面に取り付けられる基板と、該基板の表面に取着されて打球を受け入れる入賞受枠と、該入賞受枠が受け入れた打球を検出する検出スイッチと、前記基板の裏面に設けられ前記検出スイッチを係止する係止片と、から構成されるパチンコ機用入賞装置において、前記係止片は、前記検出スイッチを係止すると共に、検出スイッチ用コネクタも係止するよう形成されたことを特徴とする。このように構成することにより、検出スイッチを備えた入賞装置を遊技盤に設置した場合、係止片は検出スイッチと共に検出スイッチ用コネクタも係止するため、前記係止を解除しない限り、検出スイッチ用コネクタに接続されたハーネスを故意または過失により引っ張ったとしても容易には抜けないため、取付作業者は検出スイッチ用コネクタが抜けることに対して過剰な注意を払う必要が無くなる。また、従前の検出スイッチ抜け防止機構の係止片の構造を一部だけ改めることで、検出スイッチ用コネクタの抜け防止が可能となるので、新たに専用の部品を設ける必要が無くなる。また、検出スイッチ用コネクタの抜け易さは、各メーカによって異なるが、検出スイッチ用コネクタの抜け易さとは無関係に抜け防止ができるので、検出スイッチ及び検出スイッチ用コネクタの選択の範囲を拡大することができる。したがって、作業性の向上及びコストの低減を図ることができる。
【0005】
また、請求項2の発明において、前記係止片は、前記基板の裏面側に形成される固定支持部から自由端部に向かって先細りし且つ背面に補強部が形成されるように片持ち梁状に形成され、前記自由端部から直角方向に向かって突設される爪部に検出スイッチ係止部と検出スイッチ用コネクタ係止部が階段状に形成されていることを特徴とする。このように構成することにより、係止片を弾性変形させることで検出スイッチ及び検出スイッチ用コネクタの着脱ができるので、複雑な機構を設ける必要が無くなる。また、補強部を設けたことにより誤って必要以上の変形をさせた場合にも破壊しにくくなるので、検出スイッチ又は検出スイッチ用コネクタを着脱するために係止片を撓ませる際に過剰な注意を払う必要が無くなる。
【0006】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して、本発明の実施形態について説明する。まず、図1を参照して、パチンコ機1の概要について説明する。図1は、実施形態に係る検出スイッチ抜け防止機構を備えた入賞装置20を装着したパチンコ機1の正面図である。
【0007】
図1に示すように、パチンコ機1の遊技盤2のほぼ中央部に変動表示装置3が配置され、その変動表示装置3の中央部には、図柄表示器4が設けられ、変動表示装置3の両側方には、通過口6が設けられている。また、変動表示装置3の下方には、始動入賞装置5が配置され、この始動入賞装置5の両側方には、入賞装置20が配置されている。更に、始動入賞装置5の下方には、変動入賞球装置7が配置されており、この変動入賞球装置7の下部ほぼ中央に図柄表示器8が設けられている。
【0008】
また、遊技盤2の下方には、払い出された賞品球を貯留する上皿9が設置され、上皿9の下方には、上皿9では貯留しきれない賞品球が払い出される下皿10が設置されている。また、下皿10の右側方には、パチンコ玉を発射させるためのハンドル11が設置されている。
【0009】
以上に述べた遊技盤上に配置された各構成要素について、遊技の流れに沿ってより詳述すると、遊技中に遊技者がハンドル11により発射したパチンコ玉が、通過口6に内蔵された検出スイッチ40を通過すると図柄表示器8が起動して変動表示動作が実行される。図柄表示器8には様々な図柄が表示されるものであるが、例えば、7セグメントのLEDにより0〜9までの数字を表示するものである。図柄表示器8が起動した後、所定の時間が経過すると図柄表示器8が停止し、ある特定の図柄(例えば、7)が表示されると、始動機能を有する始動入賞装置5の開閉部材12a,12bが開放し、パチンコ玉を受け入れることができる状態となる。この状態で始動入賞装置5にパチンコ玉が入賞し、そのパチンコ玉が始動入賞装置5に内蔵される検出スイッチ40によって検出されると、図柄表示器4が起動して変動表示動作が実行される。図柄表示器4には様々な図柄が表示されるものであり、例えば、液晶表示器に表示される3列の図柄列に0〜9までの数字の組合せを表示するものである。図柄表示器4が起動した後、所定の時間が経過すると図柄表示器4が停止し、ある特定の図柄(例えば、同一図柄のゾロ目)が表示されると、大当たり状態となる。大当たり状態になると、変動入賞球装置7が開放し、変動入賞球装置7がパチンコ玉を受け入れることができる状態になる。変動入賞球装置7は、所定時間(例えば、30秒)が経過するか、その所定時間内に所定個数(例えば、10個)の入賞玉が発生するまで開放し、そのような開放状態を変動入賞球装置7の内部に設けられるV入賞口(図示しない)に入賞することを条件として、所定回数(例えば、16回)繰り返すことができるようになっている。
【0010】
以上、パチンコ機1の概要について説明したが、次に、本実施形態の要部を構成する検出スイッチ抜け防止機構を備えた入賞装置20について、図2乃至図4を参照して説明する。図2は、実施形態に係る検出スイッチ抜け防止機構を備えた入賞装置20の斜視図であり、図3は、実施形態に係る検出スイッチ抜け防止機構を備えた入賞装置20の斜視図及び分解斜視図であり、図4は、検出スイッチ抜け防止機構の拡大斜視図である。
【0011】
図2及び図3において、入賞装置20は、パチンコ機1において遊技盤2の表面に取り付けられる基板としての取付基板21と、取付基板21の表面に取着されて打球を受け入れる入賞受枠30と、入賞受枠30が受け入れた打球を検出する検出スイッチ40と、取付基板21の裏面に設けられ検出スイッチ40を係止する係止片50と、から構成されている。なお、図2(A)は、入賞装置20をパチンコ機1表面側からの斜視図であり、図2(B)及び図3は、裏面側からの斜視図である。以下、入賞装置20を構成する上記した各部品について詳細に説明する。
【0012】
入賞受枠30の上部には打球を受け入れる玉受入口31が開設され、球受入口31の上部開口の前端縁には、打球を受け入れ易くするために傾斜面31aが形成されている。そして、傾斜面31aの下部には検出スイッチ突当部33が設けられている。また、検出スイッチ突当部33と同じ高さ位置には入賞受枠30の裏面側から表面側に向けて検出スイッチ突当部33まで検出スイッチ挿入溝37が設けられている。玉受入口31の下方には玉受入口31で受け入れた打球を、取付基板21を経由して遊技盤2の裏面側へ誘導する前方誘導樋部32が形成されており、その中央には打球の誘導を円滑にする誘導傾斜部36が立設されている。玉受入口31の取付基板21と接する面の上部両側方には、入賞受枠位置決めボス34が突設され、入賞受枠位置決めボス34の下方には入賞受枠取付ネジ穴35が螺設されている。
【0013】
取付基板21は、ほぼ平板に形成された取付板部22と、この取付板部22の裏面側に立設された後方誘導樋部23と、係止片50で概ね構成されている。より詳述すると、取付板部22のほぼ中央には、入賞受枠30から誘導された打球が通過する玉誘導口29が開設され、該玉誘導口29の下部の輪郭に沿ったほぼU字形の断面形状を有する後方誘導樋部23が裏面側に向かって突設されている。後方誘導樋部23の末端部の両側方には図3(A)に示すように検出スイッチ支持台部28a(図では一側方のみ示す)が設けられている。一側方の検出スイッチ支持台部28aと断面形状がL字形を形成するように検出スイッチ支持壁部28bが突設され、他側方には検出スイッチ支持台部28aと断面形状がL字形を形成するように係止片50が設けられている。取付板部22の上部両側方には入賞受枠位置決めボス孔27が穿設され、入賞受枠位置決めボス孔27の斜め下方には入賞装置取付皿孔24が穿設され、さらに入賞装置取付皿孔24の斜め下方には入賞装置位置決めボス25と入賞受枠取付皿孔26が穿設されている。
【0014】
また、検出スイッチ40は、ほぼ平板に形成され、玉通過検出口43が長手方向の一端部(前端部)に開設され、他端部(後端部)側方には検出スイッチコネクタ41が図示一側に寄った位置に着脱自在に挿設される。なお、図示しないが検出スイッチコネクタ41には係止爪等が設けられ挿入時に検出スイッチ内部の係止溝等(図示しない)と係止されることで、一定の引っ張り力が加わらないと取り外せなく設定されている。このように装着された検出スイッチコネクタ41の端面は、検出スイッチの後端面から所定の寸法だけ突出して設けられる。また、前記検出スイッチコネクタ41の端面には信号線42(ハーネス)が接続され、検出信号等を制御基板等との間で送信している。
【0015】
上記した各部品により入賞装置20を組み立てるには、以下に示す手順により行う。まず、入賞受枠30の入賞受枠位置決めボス34を取付基板21の入賞受枠位置決めボス孔27に嵌入することにより、入賞受枠30を取付基板21に装着する。入賞受枠30を取付基板21に装着した後、取付基板21の裏面側から入賞受枠取付皿孔26に図示しない取付皿ネジを挿通し、入賞受枠30の入賞受枠取付ネジ穴35に螺着することにより、入賞受枠30を取付基板21に固定する。次に検出スイッチ40の挿入側先端部を取付基板21の検出スイッチ支持台部28aに載せ、検出スイッチ支持壁部28bと係止片50の側面で形成される空間に挿通する。続いて検出スイッチ40を入賞受枠30の検出スイッチ挿入溝37に臨ませ、検出スイッチ突当部33に突き当たるまで挿入する。この位置で係止片50が検出スイッチ40を係止し、装着が完了する。
【0016】
なお、このように組み立てられた入賞装置20は、遊技盤2の表面に以下の手順により取り付けられる。まず、取付基板21の裏面側に突設された入賞装置位置決めボス25を、遊技盤2の表面に穿設された入賞装置位置決めボス穴(図示しない)に嵌入することにより装着する。次に取付基板21の表面側から、入賞装置取付皿孔24に図示しない取付皿ネジを挿通し、遊技盤2の表面に螺設された図示しないネジ穴に螺着することにより、入賞装置20を遊技盤2に固定する。
【0017】
以上、入賞装置20の詳細な説明をしてきたが、本実施形態に係る検出スイッチ抜け止め防止機構を構成する係止片50についてより詳細な説明を図4を参照して行う。
【0018】
前記係止片50は、前記基板としての取付基板21の裏面側に形成される固定支持部としての係止片末端部50dから自由端部としての係止片先端部50cに向かって先細りし且つ背面に補強部としての係止片支持部50eが形成されるように片持ち梁状に形成され、前記自由端部としての係止片先端部50cから直角方向に向かって突設される爪部としての係止片爪部50fに検出スイッチ係止部50aと検出スイッチ用コネクタ係止部50bが階段状に形成されている。
【0019】
本実施形態に係る係止片50は、以上のように構成されることで、検出スイッチ40の後面を検出スイッチ係止部50aによって係止すると共に検出スイッチ用コネクタ41の後面を検出スイッチ用コネクタ係止部50bによって係止することができる。検出スイッチ40のみを係止する場合と比較して検出スイッチ用コネクタ41も共に係止する本実施形態においては、係止を解除するためには、係止片50はより大きく横方向に撓む必要が生じる。この点、前述のとおり本実施形態において係止片50は、先細りする片持ち梁状に形成されている為に撓みやすく、背面に補強部としての係止片支持部50eを備えている為に破壊しにくい構成になっている。したがって、検出スイッチ50を備えた入賞装置20を遊技盤2に設置した場合、係止片50は検出スイッチ40と共に検出スイッチ用コネクタ41も係止するため、前記係止を解除しない限り、検出スイッチ用コネクタ41に接続された信号線42(ハーネス)を故意または過失により引っ張ったとしても容易には抜けないため、取付作業者は信号線42(ハーネス)が抜けることに対して過剰な注意を払う必要が無くなる。また、従前の検出スイッチ抜け防止機構の係止片の構造を一部だけ改めることで、検出スイッチ用コネクタ41の抜け防止が可能となるので、新たに専用の部品を設ける必要が無くなる。また、検出スイッチ用コネクタ41の抜け易さは、各メーカによって異なるが、検出スイッチ用コネクタ41の抜け易さとは無関係に抜け防止できるので、検出スイッチ40及び検出スイッチ用コネクタ41の選択の範囲を拡大することができる。したがって、作業性の向上及びコストの低減を図ることができる。
【0020】
また、本実施形態において、前記係止片50は、前記基板としての取付基板21の裏面側に形成される固定支持部としての係止片末端部50dから自由端部としての係止片先端部50cに向かって先細りし且つ背面に補強部としての係止片支持部50eが形成されるように片持ち梁状に形成され、前記自由端部としての係止片先端部50cから直角方向に向かって突設される爪部としての係止片爪部50fに検出スイッチ係止部50aと検出スイッチ用コネクタ係止部50bが階段状に形成されていることにより、係止片50を弾性変形させることで検出スイッチ40及び検出スイッチ用コネクタ41の着脱ができるので、複雑な機構を設ける必要が無くなる。また、補強部としての係止片支持部50eを設けたことにより誤って必要以上の変形をさせた場合にも破壊しにくくなるので、検出スイッチ40又は検出スイッチ用コネクタ41を着脱するために係止片50を撓ませる際に過剰な注意を払う必要が無くなる。
【0021】
また、上記した本実施形態においては、入賞装置20について述べてきたが、検出スイッチ40と検出スイッチ用コネクタ41を備え、検出スイッチ抜け防止機構を備えたものであれば良く、たとえば本実施形態における始動入賞装置5又は通過口6に対しても本実施形態の抜け防止機構を応用することができる。
【0022】
また、上記した本実施形態においては、係止片50を取付基板21の取付板部22に設けた場合を説明したが、検出スイッチ40と検出スイッチ用コネクタ41を係止できれば他の部分に設けたものでも良い。たとえば後方誘導樋部23でも良く、入賞受枠30に設けても良い。
【0023】
【発明の効果】
以上、説明したところから明らかなように、請求項1に係る発明においては、検出スイッチを備えた入賞装置を遊技盤に設置した場合、係止片は検出スイッチと共に検出スイッチ用コネクタも係止するため、前記係止を解除しない限り、検出スイッチ用コネクタに接続されたハーネスを故意または過失により引っ張ったとしても容易には抜けないので、取付作業者はハーネスが抜けることに対して過剰な注意を払う必要が無くなる。また、従前の検出スイッチ抜け防止機構を一部だけ改めることで、検出スイッチ用コネクタの抜け防止が可能となるので、新たに専用の部品を設ける必要が無くなる。また、検出スイッチ用コネクタの抜け易さは、各メーカによって異なるが、検出スイッチ用コネクタの抜け易さとは無関係に抜け防止できるので、検出スイッチ及び検出スイッチ用コネクタの選択の範囲を拡大することができる。したがって、作業性の向上及びコストの低減を図ることができる。
【0024】
また、請求項2に係る発明においては、係止片を弾性変形させることで検出スイッチ及び検出スイッチ用コネクタの着脱ができるので、複雑な機構を設ける必要が無くなる。また、補強部を設けたことにより誤って必要以上の変形をさせた場合にも破壊しにくくなるので、検出スイッチ又は検出スイッチ用コネクタを着脱するために係止片を撓ませる際に過剰な注意を払う必要が無くなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態に係る検出スイッチ抜け防止機構を備えた入賞装置20を装着したパチンコ機1の正面図
【図2】実施形態に係る検出スイッチ抜け防止機構を備えた入賞装置20の斜視図
【図3】実施形態に係る検出スイッチ抜け防止機構を備えた入賞装置20の斜視図及び分解斜視図
【図4】検出スイッチ抜け防止機構の拡大斜視図
【符号の説明】
1 パチンコ機
2 遊技盤
20 入賞装置
21 基板(取付基板)
30 入賞受枠
40 検出スイッチ
41 検出スイッチ用コネクタ
50 係止片
50a 検出スイッチ係止部
50b 検出スイッチ用コネクタ係止部
50c 係止片先端部
50d 係止片末端部
50e 係止片支持部
50f 係止片爪部
Claims (2)
- 遊技盤の表面に取り付けられる基板と、該基板の表面に取着されて打球を受け入れる入賞受枠と、該入賞受枠が受け入れた打球を検出する検出スイッチと、前記基板の裏面に設けられ前記検出スイッチを係止する係止片と、から構成されるパチンコ機用入賞装置において、
前記係止片は、前記検出スイッチを係止すると共に、検出スイッチ用コネクタも係止するよう形成されたことを特徴とするパチンコ機用入賞装置の検出スイッチ抜け防止機構。 - 前記係止片は、前記基板の裏面側に形成される固定支持部から自由端部に向かって先細りし且つ背面に補強部が形成されるように片持ち梁状に形成され、前記自由端部から直角方向に向かって突設される爪部に検出スイッチ係止部と検出スイッチ用コネクタ係止部が階段状に形成されていることを特徴とするパチンコ機用入賞装置の検出スイッチ抜け防止機構。
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Cited By (6)
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JP2008068031A (ja) * | 2006-09-15 | 2008-03-27 | Takao:Kk | 遊技機 |
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-
2002
- 2002-08-27 JP JP2002246241A patent/JP2004081478A/ja active Pending
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