JP2007117514A - 遊技機 - Google Patents

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圭史 森
Ryozo Kato
良造 加藤
Makoto Miyanaga
真 宮永
Kazuhiro Sato
一宏 佐藤
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Abstract

【課題】配線部材が基板収納ケースなどに引っ掛かって破損するおそれを低減し、配線部材が所定の位置に位置決めされた後も不意に所定の位置から外れることを防止可能な遊技機を提供する。
【解決手段】払出基板収納ケース55の外方に配線部材収納空間761を備え、払出基板収納ケース55には、配線部材収納空間761に収納された配線部材Cの少なくとも一部を前記配線部材収納空間761から引き出す方向を規制する引き出し規制部753と、配線部材収納空間761に収納された配線部材Cの少なくとも一部が配線部材収納空間761から脱落するのを抑制する脱落抑制部745とを有する。
【選択図】 図9

Description

本発明は、電気的に接続可能な配線部材と制御基板を収容可能な基板収納ケースとを備える遊技機に関する。
従来、パチンコ遊技機等の遊技機には、電気的に接続可能な配線部材と制御基板を収容可能な基板収納ケースとを備えるものがある。
しかし、従来の遊技機にあっては、配線部材が乱雑に位置し、配線部材が他の部材、例えば基板収納ケースの一部に引っ掛かる等して破損するおそれがあった。
また、配線部材を拘束するフックを設けて所定位置に配線部材を位置決めすることが提案されているが、その場合には不意にフックから配線部材が外れて配線部材が乱雑になったり、配線部材が他の部材に引っ掛かるようになって破損のおそれを生じたりする問題がある。
特開2004−254838号公報(段落0026、図2)
本発明は、前記の点に鑑みてなされたものであって、配線部材が基板収納ケースなどに引っ掛かって破損するおそれを低減し、また、配線部材が所定の位置に位置決めされた後も不意に所定の位置から外れることを防止可能な遊技機の提供を目的とする。
請求項1の発明は、電気的に接続可能な配線部材と、制御基板を収容可能な基板収納ケースと、を備えた遊技機において、前記基板収納ケースの外方に配線部材収納空間を備え、前記基板収納ケースには、前記配線部材収納空間に収納された前記配線部材の少なくとも一部を前記配線部材収納空間から引き出す方向を規制する引き出し規制部と、前記配線部材収納空間に収納された前記配線部材の少なくとも一部が前記配線部材収納空間から脱落するのを抑制する脱落抑制部とを有することを特徴とする。
請求項2の発明は、請求項1において、前記基板収納ケースには引き出し規制部形成面及び脱落抑制部形成面が各々段差で略平行な位置関係となるように形成され、前記引き出し規制部は前記引き出し規制部形成面に設けられると共に前記脱落抑制部は前記脱落抑制部形成面に設けられており、前記引き出し規制部の少なくとも一部が前記引き出し規制部形成面から前記脱落抑制部形成面側に向けて前記基板収納ケースの外方向に突き出した構成とされ、前記脱落抑制部の少なくとも一部が前記脱落抑制部形成面から前記引き出し規制部側に向けて突出した構成からなることを特徴とする。
請求項3の発明は、請求項1または2において、前記配線部材には前記基板収納ケースに収納された前記制御基板の被接続部に接続可能な接続部を備え、前記基板収納ケースには開口部形成面を備え、前記開口部形成面に前記制御基板の前記被接続部を露出させると共に前記接続部を前記被接続部に接続可能とする開口部が形成されており、前記基板収納ケースに収納された前記制御基板の被接続部と前記接続部で接続された配線部材を前記引き出し規制部と前記開口部形成面との間を通すようにすると共に、前記配線部材が前記引き出し規制部と前記開口部形成面との間を通した際に前記開口部から一旦屈曲するように前記引き出し規制部を有することを特徴とする。
請求項4の発明は、請求項3において、前記脱落抑制部形成面が前記開口部形成面と同一あるいは前記開口部形成面側に設けられ、前記開口部形成面と前記突き出された引き出し規制部の間に前記配線部材が通されることを特徴とする。
請求項5の発明は、請求項1から4の何れか一項において、前記引き出し規制部と前記脱落抑制部により、前記配線部材収納空間へ前記配線部材を挿入可能な挿入部を構成することを特徴とする。
請求項6の発明は、請求項1から5の何れか一項において、前記基板収納ケースの側壁と前記引き出し規制部と前記脱落抑制部により、前記配線部材収納空間を構成することを特徴とする。
請求項7の発明は、請求項1から6の何れか一項において、前記引き出し規制部及び前記脱落抑制部が前記基板収納ケースの端部側に設けられていることを特徴とする。
請求項8の発明は、請求項1から7の何れか一項において、前記引き出し規制部と前記脱落抑制部の何れか一方あるいは双方に、前記配線部材収納空間における前記配線部材の収納位置を固定する配線部材収納位置固定部が形成されていることを特徴とする。
請求項1の発明によれば、基板収納ケースの外方に配線部材収納空間を備え、基板収納ケースには、配線部材収納空間に収納された配線部材の少なくとも一部を配線部材収納空間から引き出す方向を規制する引き出し規制部と、前記配線部材収納空間に収納された配線部材の少なくとも一部が配線部材収納空間から脱落するのを抑制する脱落抑制部とを有することにより、配線部材が乱雑となるのを防止すると共に、配線部材が基板収納ケースなどに引っ掛かって破損するおそれを低減し、配線部材が所定の位置に位置決めされた後も不意に配線部材が所定の位置から外れることを防止することが可能である。
請求項2の発明によれば、基板収納ケースには引き出し規制部形成面及び脱落抑制部形成面が各々段差で略平行な位置関係となるように形成され、引き出し規制部は前記引き出し規制部形成面に設けられると共に脱落抑制部は前記脱落抑制部形成面に設けられており、前記引き出し規制部の少なくとも一部が前記引き出し規制部形成面から前記脱落抑制部形成面側に向けて前記基板収納ケースの外方向に突き出した構成とされ、前記脱落抑制部の少なくとも一部が前記脱落抑制部形成面から前記引き出し規制部側に向けて突出した構成としたことにより、引き出し規制部及び脱落抑制部を基板収納ケースに設けることが可能である。
請求項3の発明によれば、配線部材には基板収納ケースに収納された制御基板の被接続部に接続可能な接続部を備え、前記基板収納ケースには開口部形成面を備え、前記開口部形成面に前記制御基板の前記被接続部を露出させると共に前記接続部を前記被接続部に接続可能とする開口部が形成されており、前記基板収納ケースに収納された前記制御基板の被接続部と前記接続部で接続された配線部材を前記引き出し規制部と前記開口部形成面との間を通すようにすると共に、前記配線部材が前記引き出し規制部と前記開口部形成面との間を通した際に前記開口部から一旦屈曲するように前記引き出し規制部を有する構成としたことにより、配線部材が基板収納ケースなどに引っ掛かって破損するおそれを低減することが可能である。
請求項4の発明によれば、前記脱落抑制部形成面が開口部形成面と同一あるいは前記開口部形成面側に設けられ、前記開口部形成面と前記突き出された引き出し規制部の間に前記配線部材が通される構成としたことにより、配線部材が乱雑となるのを防止すると共に、配線部材が基板収納ケースなどに引っ掛かって破損するおそれを低減することが可能である。
請求項5の発明によれば、引き出し規制部と脱落抑制部により、配線部材収納空間へ前記配線部材を挿入可能な挿入部を構成することとしたことにより、配線部材を配線部材収納空間に挿入して所定の位置に位置決めすることが可能である。
請求項6の発明によれば、基板収納ケースの側壁と引き出し規制部と脱落抑制部により配線部材収納空間を構成することにより、基板収納ケースにおいて配線部材収納空間を構成することが可能である。
請求項7の発明によれば、引き出し規制部及び脱落抑制部が基板収納ケースの端部側に設けられていることにより、引き出し規制部及び脱落抑制部を配置し易くなる。
請求項8の発明によれば、引き出し規制部と脱落抑制部の何れか一方あるいは双方に、配線部材収納空間における配線部材の収納位置を固定する配線部材収納位置固定部が形成されていることにより、配線部材収納空間に配線部材を固定した後に配線部材収納空間から配線部材が不意に外れることをより効果的に防止することが可能である。
以下添付の図面に基づき本発明の好適な実施形態を説明する。図1は本発明の一実施例に係る遊技機について遊技盤の釘を省略して示す正面図、図2は同遊技機の裏面図である。
図1に示す本実施例の遊技機1は、遊技媒体として遊技球を用いるパチンコ遊技機であって、遊技盤3の縁に遊技球の外側ガイドレール4及び内側ガイドレール5が略円形に立設され、前記内側ガイドレール5によって囲まれた遊技領域6の中心線上にその上部から下部に向かって順に表示装置9、始動入賞口10、特別電動役物である大入賞口15、アウト口17が配設され、また上方両側にはランプ風車18a,18b、その下方に普通図柄変動開始用左ゲート19及び普通図柄変動開始用右ゲート21、その下方に左袖入賞口23と右袖入賞口25、さらに前記大入賞口15の両側に左落とし入賞口27と右落とし入賞口29が配設されている。なお、符号22a,22bは風車、F1は外枠、F2は外枠F1に取り付けられた前枠、Gは前枠F2に開閉可能にヒンジで取り付けられたガラス枠である。
また、前記遊技機の前面側には、効果音等を発する音声出力装置としてのスピーカ32、ランプ装置としての右ランプ33a及び左ランプ33b、払い出された遊技球を受けるための上側球受け皿30、該上側球受け皿30の飽和時に遊技球を受けるための下側球受け皿31、前記外側ガイドレール4と内側ガイドレール5間の遊技球誘導路を介して遊技球を前記遊技領域6へ発射させる発射ハンドル35が設けられている。前記発射ハンドル35には遊技者が発射操作を行うための発射レバー36を備えている。以下、所要の各部について詳述する。
前記表示装置9は、文字又は図柄等の画像を変動表示可能なものであって、液晶,ドットマトリックス若しくはLED表示装置等の表示装置からなり、この実施例では、液晶表示器(TFT−LCDモジュール)で構成され、左下に普通図柄表示部45が組み込まれ、その他の大部分が特別図柄表示部42となっている。
前記特別図柄表示部42は、判定図柄としての特別図柄を変動表示した後、遊技の当たり外れを判定する判定手段による判定結果に基づく確定判定図柄を表示する。本実施例の特別図柄表示部42は、横に並ぶ3つの表示領域として左側表示領域、中央表示領域、右側表示領域を備え、左側表示領域では左特別図柄(左判定図柄)が、中央表示領域では中特別図柄(中判定図柄)が、右側表示領域では右特別図柄(右判定図柄)が、それぞれ変動表示し、所定時間変動表示した後、判定結果に基づき左確定特別図柄、中確定特別図柄、右確定特別図柄が確定判定図柄として停止表示される。また、前記特別図柄表示部42には、前記特別図柄(判定図柄)に加えて背景画像(キャラクタ,背景,文字等を含む。)が表示されることもあり、該背景画像が特別図柄の変動開始等の所定条件に起因して変動表示可能となっていてもよい。なお、この実施例における前記左側表示領域、中央表示領域、右側表示領域にそれぞれ変動および停止表示される特別図柄(判定図柄)は、『1,2,3,4,5,6,7,8』の8通りの図柄とされている。本実施例では、遊技における大当たりの当否判定結果が大当たりの場合には、前記特別図柄表示部42に大当たり確定特別図柄組合せ、この例では『1,1,1』(いわゆる‘1’のぞろ目)や『2,2,2』(いわゆる‘2’のぞろ目)等、同一数字の組合せ)で判定図柄が停止表示され、遊技者に有利な大当たり遊技(特別遊技)に移行する。
前記普通図柄表示部45は、記号或いは絵(キャラクタ)等の小当たり判定用普通図柄を変動表示及び停止表示する。本実施例における普通図柄表示部45に変動及び停止表示される普通図柄は、『0,1,2,3,4,5,6,7,8,9』の10通りの図柄とされている。前記普通図柄は、小当たり普通図柄、この例では奇数で停止すると、小当たりとなる。
前記始動入賞口10は、前記特別図柄表示部42の真下に設けられ、2つの可動片10a,10bが背面の始動入賞口用ソレノイドによって略垂直で遊技球の入賞(入球)し難い狭小開放状態(通常状態)と略V字形(逆ハの字形)の入賞し易い拡開開放状態間を変化可能に制御されている。前記始動入賞口10の拡開開放は、前記普通図柄表示部45で普通図柄が変動した後特定の普通図柄(本実施例では奇数)で確定停止表示されて小当たり(普通図柄当たり)が成立した時に行われる。
また、前記遊技盤3の背面には、前記始動入賞口10に入賞(入球)した遊技球を検出する始動入賞口検出スイッチ(始動入賞口センサ)が入賞球用通路に設けられており、本実施例では、前記始動入賞口検出スイッチによる入賞球の検出が、前記特別図柄(判定図柄)の変動表示開始に対する起因に設定されている。
前記普通図柄変動開始用左ゲート19及び普通図柄変動開始用右ゲート21は前記特別図柄表示部42の左右に設けられ、前記遊技盤3の背面に設けられた普通図柄変動開始スイッチで両ゲート19,21を通過する遊技球を検出することによって前記普通図柄表示部45で普通図柄の変動を開始させるようになっている。さらにまた、前記左袖入賞口23と右袖入賞口25の入賞球を検出する左袖入賞口用検出スイッチと右袖入賞口用検出スイッチ、前記左落とし入賞口27と右落とし入賞口29の入賞球を検出する左落とし入賞口用検出スイッチと右落とし入賞口用検出スイッチが、それぞれ対応する遊技盤背面に設けられている。
前記大入賞口15は、前記始動入賞口10の下方に設けられており、前記遊技盤3の背面に設けられた大入賞口開放用ソレノイドによって開閉する開閉板16を備えている。この大入賞口15は、通常は開閉板16が閉じた状態とされ、当該大入賞口15内の一部には、該大入賞口15が開いた際に開口して入賞可能にする特定領域入賞口15aを有する。さらに、該特定領域入賞口15aには、所定条件時に特定領域開放用ソレノイドにより開閉される開閉扉が設けられている。また、前記特定領域入賞口15aには特定入賞球を検出する特定入賞球検出スイッチ(特定領域センサ)が設けられ、該入賞球の検出により大入賞口15を再度開ける継続権利が成立するようにされている。また、大入賞口15内の略中央には、前記大入賞口15に入賞し、かつ前記特定領域入賞口15aに入賞しなかった入賞球を検出する入賞球数カウントスイッチ(カウントセンサ)が設けられている。
前記遊技機1における遊技について、簡単に説明する。前記発射ハンドル35の発射レバー36を右方向へ所要量回動させると、遊技機裏側の発射装置により遊技球が遊技領域6へ発射される。遊技領域6へ向けて発射された遊技球は、前記遊技領域6を流下する際に、前記種々の入賞口に入賞すると入賞口に応じた所定数の遊技球が賞球として上側球受け皿30に払い出される。また、前記普通図柄変動開始用左ゲート19及び普通図柄変動開始用右ゲート21を遊技球が通過すると、小当たり判定・普通図柄決定用乱数値が取得され、その取得乱数値に基づいて普通図柄の当たり(小当たり)判定が行われ、前記普通図柄表示部45で普通図柄が変動を開始し、所定時間変動後に停止する。その際、前記普通図柄の当たり判定結果が小当たりの場合には、小当たり普通図柄、この例では奇数で停止し、前記始動入賞口10の2つの可動片10a,10bが背面の始動入賞口用ソレノイドによって略垂直で入賞し難い狭小開放状態(通常状態)から略V字形(逆ハの字形)の入賞し易い拡開開放状態に変化し、遊技球が入賞し易くなる。そして、前記始動入賞口10に遊技球が入賞すると、所定数の遊技球が賞球として払い出される。
また、前記始動入賞口10に遊技球が入賞すると、大当たり当否判定用乱数値及び大当たり確定特別図柄の組合せ決定用乱数値が取得され、前記取得された大当たり当否判定用乱数値に基づいて大当たりの当否判定が行われ、前記特別図柄表示部42で特別図柄が変動を開始し、所定時間変動後に停止する。
前記大当たりの当否判定結果が大当たりの場合には、前記特別図柄表示部42に大当たり確定特別図柄組合せ、この例では『1,1,1』(いわゆる‘1’のぞろ目)や『2,2,2』(いわゆる‘2’のぞろ目)等、同一数字の組合せ)で停止表示され、遊技者に有利な大当たり遊技(特別遊技)に移行する。前記大当たり遊技(特別遊技)状態になると、前記大入賞口15の開閉板16が開いて遊技領域6表面を落下してくる遊技球を受け止め易くして、大入賞口15へ入賞可能にし、該大入賞口15への入賞があると、所定数の遊技球が賞球として払い出される。前記開閉板16は、所定時間(例えば29.5秒)経過後、或いは入賞球数が所定個数(例えば10個)となった時点で閉じるようにされている。また、前記大入賞口15の開放中又は大入賞口15が閉じてから約2秒以内に、大入賞口内の特定領域入賞口15aへの入賞球が検出されると、前記大当たりを再度繰り返す継続権利が発生し、所定最高回数(例えば最高16回)、前記開閉板16の開放を繰り返すようになっている。
前記遊技機1の裏面側には、図2に示すように、主基板収納ケース51、表示基板収納ケース52、ランプ基板収納ケース53、音声基板収納ケース54、払出基板収納ケース55、発射装置基板収納ケース56、電源基板収納ケース57、枠用外部端子基板収納ケース58、払出装置59、遊技店からの遊技球を貯留するタンク60、遊技球を前記タンク60から前記払出装置59へ誘導するタンクレール61、遊技球の発射装置37等が取り付けられている。前記の各基板収納ケースには、対応する制御基板がそれぞれ収納されている。すなわち、前記主基板収納ケース51には主制御基板、前記表示基板収納ケース52には表示制御基板、前記ランプ基板収納ケース53にはランプ制御基板、前記音声基板収納ケース54には音声制御基板、前記払出基板収納ケース55には払出制御基板、前記発射装置基板収納ケース56には発射装置制御基板、前記電源基板収納ケース57には電源制御基板、前記枠用外部端子基板収納ケース58には枠用外部端子制御基板が収納されている。なお、前記各制御基板は、それぞれ制御回路が設けられ、電気的に接続が可能な配線部材によって、他の制御基板や対応する装置等と接続されている。主な制御基板について、以下に簡単に説明する。
前記主制御基板は、CPU,RAM,ROM,複数のカウンタを備えたワンチップマイクロコンピュータと、該ワンチップマイクロコンピュータと表示制御基板やランプ制御基板、音声制御基板等とを結ぶ入出力回路と、前記ワンチップマイクロコンピュータと払出制御基板等とを結ぶ入出力回路を備え、遊技の当否判定や各制御回路に対する制御等、遊技の主な制御を行う。前記主制御基板のCPUは、制御部,演算部,各種カウンタ,各種レジスタ,各種フラグ等を備え、演算制御を行う他、大当たりや小当たり(始動入賞口10の拡開開放を行う普通図柄当たり)に関する乱数等も生成し、また前記各回路に制御コマンド(制御信号)を出力(送信)可能に構成されている。前記RAMは、CPUで生成される各種乱数値用の記憶領域、各種データを一時的に記憶する記憶領域やフラグ、CPUの作業領域を備える。また、前記ROMには、遊技上の制御プログラムや制御データが書き込まれている他、大当たり及び小当たりの判定値等が書き込まれている。
前記表示制御基板は、前記主制御基板からのコマンドに基づいて前記表示装置9の制御、すなわち前記特別図柄表示部42及び普通図柄表示部45の制御を行う。前記表示制御基板には、表示制御用CPUの他に表示装置の制御データを記憶する制御データROM、受信コマンドを一時記憶する制御データRAM、表示データを記憶する表示データROMなどを備える。
前記ランプ制御基板は、受信コマンドに基づいて前記ランプ装置の発光制御を行う。前記ランプ制御基板には、ランプ制御用CPUの他にランプ装置の制御データを記憶する制御データ、受信したコマンドを一時記憶する制御データRAM、発光データを記憶する発光データROMを備える。
前記音声制御基板は、受信コマンドに基づいて、スピーカ32から発生させるBGMや演出時の音声の選択を行い、スピーカ32から発する音声を制御する。前記音声制御基板には、音声制御用CPUの他に音声を発生させるための制御データ等を記憶する制御データROM、受信コマンドを一時記憶する制御データRAM、演出時の各種音声データ、BGMデータを記憶する音声データROMを備える。前記音声制御用CPUが、前記受信コマンドに基づいて音声データROMから必要な音声データを読み出し、音声信号を合成し、アンプに出力する。アンプは音声信号を増幅してスピーカ32に出力する。
前記払出制御基板は前記払出装置59による賞球及び貸球の払出を制御する。また、前記発射制御基板は、遊技者の手が発射ハンドル35に触れているか否かを、前記発射ハンドル35に設けられているタッチセンサ(図示せず)により検出し、前記発射装置37を制御する。
前記制御基板を収容する各基板収納ケースは、前記制御基板を収納可能なケースで構成されている。本実施例においては、前記払出基板収納ケース55に本発明の基板収納ケースの構成が適用されている。以下、前記払出基板収納ケース55について詳述する。
前記払出基板収納ケース55は、図3に示すような取付台Kを介して前記遊技機1の裏側に取り付けられる。前記取付台Kは、金属板などからなり、前記遊技機1の裏側にネジや係合爪などで取り付けられる。また、前記払出基板収納ケース55は、前記取付台Kにネジなどで取り付けられる。
図4は前記払出基板収納ケース55の分解斜視図、図5は前記払出基板収納ケース55におけるカバー体71について引き出し規制部材750及び金属プレート72の取付前の斜視図、図6は前記払出基板収納ケース55における配線部材取付前の斜視図、図7は前記払出基板収納ケース55における配線部材取付後の斜視図、図8は前記払出基板収納ケース55における配線部材の引き出し方向規制を説明する図、図9は図8のA−A断面図である。
前記払出基板収納ケース55は、本実施例では透明なプラスチック製からなり、ケース体65とカバー体71で構成され、前記ケース体65と前記カバー体71間で形成される基板収納空間に払出制御基板Pが収納される。前記払出制御基板Pには、一コーナー部の表面に被接続部P1としてのコネクタが設けられている。
前記ケース体65は、前記払出基板収納ケース55における取付側半体に相当し、本実施例では前記払出制御基板Pを載置可能な大きさの浅い箱状からなり、一側側壁652にカバー体係止片挿入開口部654,654が形成され、反他側の側壁653にケース体係止片655,655と封止部形成片656が形成されている。前記ケース体係止片655,655の先端には外向きの爪が形成されている。なお、前記ケース体65の裏面側が前記取付台Kにネジで取り付けられる。
前記封止部形成片656は、前記ケース体係止片655,655間に立設された板状部657の先端に複数組(図示の例では4組)のケース体側封止部658が細いくびれ状の切断破壊可能部を介して形成されている。前記封止部形成片656は、前記カバー体71が前記ケース体65に被せられた際に前記カバー体71の外側に位置するように形成されている。前記ケース体側封止部658にはそれぞれ封止部材挿通孔659が形成されている。
前記カバー体71は、前記払出基板収納ケース55における蓋体側半体に相当し、前記ケース体65側へ向けて開口した箱状からなり、前記ケース体65に被さる大きさからなる。前記カバー体71は、一側の側壁711に、前記カバー体係止片挿入開口部654,654に挿入係止可能なカバー体係止片715,715が外向きに突出形成され、反対の側壁712には前記ケース体係止片655,655の挿入係止可能なケース体係止片挿入開口部716,716とカバー体側封止部718が形成されている。
前記カバー体71における前記ケース体係止片挿入用開口部716,716は、前記カバー体71の厚み方向Hに開口しており、前記ケース体係止片655,655が挿入されることにより、前記ケース体係止片655先端の爪が前記ケース体係止片挿入用開口部716,716の開口縁に係合するように構成されている。図5にカバー体71を拡大して示す。
前記カバー体側封止部718は、前記ケース体65に前記カバー体71を被着した際の前記ケース体側封止部658と位置を合わせて複数組(図示の例では4組)形成されている。前記カバー体側封止部718は、前記封止部材用ケース体側挿通孔659に位置を合わせて封止部材用カバー体側挿通孔719が形成されている。また、前記カバー体側封止部718が設けられている前記側壁712の内側には、前記カバー体側封止部718と位置を合わせて封止部材係合孔721の形成された金属プレート72を、前記側壁712との間で挟持するための挟持片717が形成され、前記挟持片717に前記封止部材用カバー体側挿通孔719と位置を合わせて封止部材用カバー体側挿通孔719aが形成されている。前記金属プレート72の封止部材係合孔721は、前記カバー体側封止部718(すなわち封止部材用カバー体側挿通孔719,719a)及び前記封止部材用ケース体側挿通孔659よりも所定量小径とされている。前記カバー体側封止部718の形成されている前記側壁712の外面には、前記ケース体65に前記カバー体71が被着された際に、前記ケース体65における前記封止部形成片656の先端側が挿入される封止部形成片挿入部723が、前記ケース体65側へ向けて開口形成されている。
前記ケース体65とカバー体71の封止は、前記ケース体65に前記カバー体71が被着された後、先端側外周に環状の係合溝91の形成されている封止部材90を前記ケース体側封止部658及び前記カバー体側封止部718に挿通し、前記金属プレート72の封止部材係合孔721に前記封止部材90の係合溝91を係合させることにより行われる。なお、前記封止の解除は、前記ケース体65における前記封止部形成片656の前記細いくびれ状の切断破壊可能部を切断あるいは破壊することにより可能となる。
また、前記カバー体71において、厚み方向Hと略垂直な外面(制御基板と略平行な外面)には、前記払出基板収納ケース55の一端部側に、引き出し規制部形成面731と、脱落抑制部形成面741が、各々段差で略平行となる位置関係に設けられている。なお、本実施例では、前記カバー体71において厚み方向Hと略垂直な外面(制御基板と略平行となる外面)として、前記払出基板収納ケース55における厚みが最大の部位を構成する第1外面71aと、厚みが最少の部位を構成する第3外面71cと、厚みが中間の部位を構成する第2外面71bが、互いに略平行にかつ段差形状に形成されている。前記第1外面71aの一端部側には第1凹部730が形成され、前記第1凹部730の底面が前記引き出し規制部形成面731を構成している。一方、前記第2外面71bにおいて、前記第1凹部730と対応する一端部側には第2凹部740が形成され、前記第2凹部740の底面が前記脱落抑制部形成面741と開口部形成面743を構成している。本実施例では、前記脱落抑制部形成面741と前記開口部形成面743は同一面に略隣接して設けられている。なお、前記引き出し規制部形成面731と前記脱落抑制部形成面741と前記開口部形成面743の位置関係は、本実施例に限られるものではなく、各々厚み方向Hに対して異なる高さとなるようにしてもよいし、それら3つの形成面のうち少なくとも2つの形成面が同一面となるようにしてもよい。
前記引き出し規制部形成面731の外面には、引き出し規制部材位置決めピン732が立設され、前記引き出し規制部材位置決めピン732が挿入される位置決め孔751の形成された引き出し規制部材750が溶着されている。前記引き出し規制部材750は、図9からよりよく理解されるように、固定用基部752と、前記固定用基部752から前記払出基板収納ケース55の外方へ突出した引き出し規制部753とを有する。前記引き出し規制部753は、前記脱落抑制部形成面741に対して略平行に払出基板収納ケース55の外方へ突出した本体部754と、前記本体部754の先端で屈曲して前記脱落抑制部形成面741側へ突き出された突出部755とよりなる。前記本体部754は、前記脱落抑制部形成面741に対して所定距離離れて略平行に位置し、また、前記突出部755は前記第2凹部740の側壁744(前記払出基板収納ケース55の側壁に相当する)に対して略平行に所定距離離れた位置となるように形成されている。
また、本実施例では、前記固定用基部752には前記引き出し規制部753とは反対側に細いくびれ状の切断破壊可能部756を介して予備封止部材保持部757が複数組(本実施例では3組)形成されている。前記予備封止部材保持部757は、予備封止部材93を挿通可能な孔758が形成されていると共に、前記孔758に挿通された予備封止部材93の拡大頭部931を前記引き出し規制部形成面731と前記予備封止部材保持部757の間で挟持可能なように構成されている。前記予備封止部材93は、前記払出基板収納ケース55の封止を解消した後に、再び封止する際に使用される封止部材であり、前記払出基板収納ケース55の封止に用いられている前記封止部材90と同一の構成からなる。なお、前記予備封止部材保持部757に保持された予備封止部材93は、前記カバー体71の表面(図示の例では第1外面71a)から突出しないようにされ、それによって、配線部材Cを後述の配線部材収納空間761に配置する等の際に、配線部材Cが予備保持部材93に引っ掛かって破損する可能性を低減することができる。また、本実施では、予備封止部材保持部757と引き出し規制部753を1つの部材で構成したため、部材の節約が可能となっている。
一方、前記脱落抑制部形成面741には、脱落抑制部745が前記引き出し規制部753側に向けて突出して形成されている。本実施例において、前記脱落抑制部745は、前記引き出し規制部753における先端の突出部755と前記第2凹部740の側壁744(前記払出基板収納ケース55の側壁に相当する)との間に、前記脱落抑制部745の先端746(図9に示す)が配置可能な板状からなると共に、前記先端746が前記引き出し規制部753の本体部754の内面から所定距離離れた位置となるように構成されている。前記第2凹部740の側壁744(前記払出基板収納ケース55の側壁に相当する)と、前記引き出し規制部753と、前記脱落抑制部745で略包囲される空間によって配線部材収納空間761が構成されている。また、前記脱落抑制部745と前記引き出し規制部753の突出部755との間には、前記配線部材Cを前記配線部材収納空間761へ挿入可能な挿入部763として隙間が形成されている。前記挿入部763は、前記配線部材Cを前記配線部材収納空間761から引き出す際の引き出し部としても利用される。
前記開口部形成面743は開口部747(図5等に示す)が形成されていると共に、前記引き出し規制部753との間に前記配線部材Cを通すことが可能とされている。前記開口部747は、前記払出基板収納ケース55に収納された払出制御基板Pの被接続部P1を露出させ、前記接続部材Cの接続部C1としてのプラグを挿入可能とするものである。前記開口部747の位置は、図7及び図8から容易に理解されるように、前記開口部747に挿通されて前記払出制御基板Pの被接続部P1に接続部C1で接続された配線部材Cを、前記開口部形成面743と前記引き出し規制部753間に通した際に、前記開口部747から一旦屈曲させる位置とされる。
前記払出基板収納ケース55にあっては、図8及び図9に示すように、配線部材Cが前記配線部材収納空間761に収納されているため、配線部材Cが乱雑にならず、しかも前記払出基板収納ケース55などに引っ掛かって破損するおそれを低減することができる。また、前記配線部材収納空間761に収納されている配線部材Cを、前記挿入部763の反対側方向Dへ引き出そうとしても、前記引き出し規制部753の本体部754に配線部材Cが衝突して前記配線部材収納空間761から引き出されるのが防止される。また、前記配線部材Cが、前記引き出し規制部753の突出部755と交差する外方向Fへ引っ張られることがあっても、その場合には、前記配線部材Cが、前記引き出し規制部753の突出部755及び前記脱落抑制部745と衝突して前記配線部材収納空間761から引き出されるのが防止される。さらに、前記開口部747に挿通されて前記払出基板収納ケース55内の払出制御基板Pの被接続部P1に接続部C1で接続された配線部材Cは、前記開口部形成面743(本実施例では脱落抑制部規制面741と同一面で構成されている)と前記引き出し規制部753間に通した際に、前記開口部747から一旦屈曲しているため、前記配線部材Cに沿う方向Eへ配線部材Cが引っ張られることがあっても、引っ張られる方向Eと、前記配線部材Cの接続部C1が前記払出基板Pの被接続部P1から外れる方向Mとが異なるため、前記配線部材Cの接続部C1が前記払出制御基板Pの被接続部P1から外れるのを抑えることが可能である。また、前記挿入部763の反対側方向Dや前記引き出し規制部753の突出部755と交差する外方向Fへ配線部材Cが引っ張られることがあっても、前記突出部755や本体部754に配線部材Cが衝突するため、前記接続部C1が被接続部P1から外れる方向Mに力が働きにくく、前記被接続部P1から接続部C1が外れるのを抑えることが可能である。
しかも、前記配線部材収納空間761に収納された配線部材Cに、前記脱落抑制部745に対して交差する外方向Gへ力が働いても、前記配線部材Cは前記脱落抑制部745と衝突して外方向Gへの移動が阻止されるため、前記引き出し規制部753の突出部755の先端と前記脱落抑制部形成面741(本実施例では開口部形成面743と同一面)との隙間748を通って不意に外れることが防止される。なお、前記配線部材収納空間761に収納された配線部材Cを前記配線部材収納空間761から引き出すには、前記引き出し規制部753の先端の突出部755に沿って前記配線部材Cを挿入部763へ移動させ、前記挿入部763から配線部材収納空間761の外部へ誘導すればよい。
また、前記引き出し規制部753と前記脱落抑制部745の何れか一方あるいは双方に、前記配線部材収納空間761における配線部材Cの収納位置を固定する配線部材収納位置固定部を形成して、前記配線部材Cが配線部材収納空間761から脱落するのをより確実に防止可能にしてもよい。図10は、前記引き出し規制部753の突出部755の先端を前記脱落抑制部745側へ突出させて配線部材収納位置固定部758を形成し、前記配線部材収納空間761に略コの字状の配線部材位置固定空間S1を設けた例である。
また、前記脱落抑制部745を前記第1凹部730側に形成し、前記引き出し規制部753を前記第2凹部740側に形成してもよい。図11に示す払出基板収納ケース55Aは、前記カバー体71の第1凹部730の底面を脱落抑制部形成面731Aとする一方、前記第2凹部740の底面を引き出し規制部形成面741Aと開口部形成面743Aとし、前記脱落抑制部形成面731Aには脱落抑制部材735Aが溶着により固定され、前記引き出し規制部形成面741Aには引き出し規制部745Aが突出形成された例である。前記脱落抑制部材735Aにおいて、符号736Aは固定用基部、737Aは細いくびれ状の切断破壊可能部、738Aは予備封止部材保持部、739Aは脱落抑制部である。また、前記引き出し規制部745Aにおいて、符号746Aは前記引き出し規制部形成面741Aに対して略垂直方向へ突出した本体部、符号747Aは、前記引き出し規制部形成面741Aに対して略平行に突出した突出部である。その他の符号は、前記払出基板収納ケース55で示した部分と同一部分である。
なお、本実施例では基板収納ケースの構成に関して、払出基板収納ケースを例にして説明したが、本発明における基板収納ケースの構成は、払出基板収納ケースに限定されるものではなく、他の基板収納ケースについても適用可能である。また、引き出し規制部及び脱落抑制部の位置は、本実施例の位置に限定されず、基板収納ケースにおける他の端部であってもよい。また、本実施例では引き出し規制部及び脱落抑制部をカバー体に設けているが、ケース体に設けてもよいし、ケース体とカバー体の何れか一方に引き出し規制部を設け、他方に脱落抑制部を設ける構成でもよい。また、本発明は、パチンコ遊技機に限られず、制御基板を収容する基板収納ケースを有する遊技機であれば適用可能である。
本発明の一実施例に係る遊技機について遊技盤の釘を省略して示す正面図である。 同遊技機の裏面図である。 取付台と払出基板収納ケースの分離状態を示す斜視図である。 払出基板収納ケースの分解斜視図である。 払出基板収納ケースにおけるカバー体について引き出し規制部材及び金属プレート取付前の斜視図である。 払出基板収納ケースにおける配線部材取付前の斜視図である。 払出基板収納ケースにおける配線部材取付状態の斜視図である。 払出基板収納ケースにおける配線部材の引き出し方向規制を説明する図である。 図8のA−A断面図である。 配線部材収納位置固定部の例を示す断面図である。 払出基板収納ケースの他の例を示す斜視図及びB−B断面図である。
符号の説明
1 遊技機
3 遊技盤
6 遊技領域
9 表示装置
35 発射ハンドル
55 払出基板収納ケース
65 ケース体
71 カバー体
731 引き出し規制部形成面
741 脱落抑制部形成面
743 開口部形成面
745 脱落抑制部
747 開口部
753 引き出し規制部
758 配線部材収納位置固定部
761 配線部材収納空間
763 挿入部
C 配線部材
C1 配線部材の接続部
S1 配線部材位置固定空間
P 払出制御基板(制御基板)
P1 払出制御基板(制御基板)の被接続部

Claims (8)

  1. 電気的に接続可能な配線部材と、
    制御基板を収容可能な基板収納ケースと、
    を備えた遊技機において、
    前記基板収納ケースの外方に配線部材収納空間を備え、
    前記基板収納ケースには、前記配線部材収納空間に収納された前記配線部材の少なくとも一部を前記配線部材収納空間から引き出す方向を規制する引き出し規制部と、前記配線部材収納空間に収納された前記配線部材の少なくとも一部が前記配線部材収納空間から脱落するのを抑制する脱落抑制部とを有することを特徴とする遊技機。
  2. 前記基板収納ケースには引き出し規制部形成面及び脱落抑制部形成面が各々段差で略平行な位置関係となるように形成され、前記引き出し規制部は前記引き出し規制部形成面に設けられると共に前記脱落抑制部は前記脱落抑制部形成面に設けられており、前記引き出し規制部の少なくとも一部が前記引き出し規制部形成面から前記脱落抑制部形成面側に向けて前記基板収納ケースの外方向に突き出した構成とされ、前記脱落抑制部の少なくとも一部が前記脱落抑制部形成面から前記引き出し規制部側に向けて突出した構成からなることを特徴とする請求項1に記載の遊技機。
  3. 前記配線部材には前記基板収納ケースに収納された前記制御基板の被接続部に接続可能な接続部を備え、
    前記基板収納ケースには開口部形成面を備え、前記開口部形成面に前記制御基板の前記被接続部を露出させると共に前記接続部を前記被接続部に接続可能とする開口部が形成されており、
    前記基板収納ケースに収納された前記制御基板の被接続部と前記接続部で接続された配線部材を前記引き出し規制部と前記開口部形成面との間を通すようにすると共に、前記配線部材が前記引き出し規制部と前記開口部形成面との間を通した際に前記開口部から一旦屈曲するように前記引き出し規制部を有することを特徴とする請求項1または2に記載の遊技機。
  4. 前記脱落抑制部形成面が前記開口部形成面と同一あるいは前記開口部形成面側に設けられ、前記開口部形成面と前記突き出された引き出し規制部の間に前記配線部材が通されることを特徴とする請求項3に記載の遊技機。
  5. 前記引き出し規制部と前記脱落抑制部により、前記配線部材収納空間へ前記配線部材を挿入可能な挿入部を構成することを特徴とする請求項1から4の何れか一項に記載の遊技機。
  6. 前記基板収納ケースの側壁と前記引き出し規制部と前記脱落抑制部により、前記配線部材収納空間を構成することを特徴とする請求項1から5の何れか一項に記載の遊技機。
  7. 前記引き出し規制部及び前記脱落抑制部が前記基板収納ケースの端部側に設けられていることを特徴とする請求項1から6の何れか一項に記載の遊技機。
  8. 前記引き出し規制部と前記脱落抑制部の何れか一方あるいは双方に、前記配線部材収納空間における前記配線部材の収納位置を固定する配線部材収納位置固定部が形成されていることを特徴とする請求項1から7の何れか一項に記載の遊技機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013162905A (ja) * 2012-02-10 2013-08-22 Newgin Co Ltd 遊技機
JP2017000637A (ja) * 2015-06-15 2017-01-05 株式会社ニューギン 遊技機
JP2023034248A (ja) * 2021-08-30 2023-03-13 株式会社大一商会 遊技機

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