JP2006210005A - 遊技機における基板コネクタの抜き差し防止装置 - Google Patents

遊技機における基板コネクタの抜き差し防止装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 遊技機の筐体内にカバーにより覆われて設けられ、制御基板に実装された固定コネクタに対し、外部接続する差し込みコネクタを、カバーを壊さないと抜き差しできないようにする。
【解決手段】 カバー221の固定コネクタ20a及び差し込みコネクタ20bと対応する位置にコネクタ用穴221cを開け、コネクタ用穴221cの内側のカバー221に、コネクタ用穴221cの面積より面積が広く、かつハーネス20cを挿通するハーネス挿通孔20fを設けると共に、制御基板20をカバー221により覆った状態で差し込みコネクタ20bの抜き差しを阻止するコネクタ抜き差し防止板20eを、カバー221に対して嵌合,嵌合離脱可能に設け、カバー221を基板ベース220に固着してコネクタ抜き差し防止板20eにより差し込みコネクタ20bの抜き差しを防止する。
【選択図】図5

Description

本発明は、パチンコ、スロットマシン、その他の遊技機において、その筐体内にカバーにより覆われて設けられ、制御基板に実装された固定コネクタに対し、外部接続する差し込みコネクタを、カバーを壊さないと抜き差しできないようにした基板コネクタの抜き差し防止装置に関する。
例えばスロットマシン、又はパチンコ等の遊技機にあっては、その筐体内に、基板ベースに取り付けた、遊技の進行等を制御しつつ抽選等を行う主制御基板をカバーにより覆い、該カバーを基板ベースに対してカシメて固着し、該主制御基板に実装された固定コネクタに対して差し込みコネクタをハーネスと共に差し込んで、外部接続するようにしている。そして、このような従来の遊技機においては、筐体内に主制御基板を装着した後であっても、そのコネクタ部に対応するカバー等は開口されていて、固定コネクタに対して差し込みコネクタの抜き差しが自由に行えるようにしたものがほとんどである。
基板ベースに取り付けた主制御基板をカバーにより覆い、該カバーを基板ベースに対してカシメて固着するのは、遊技機に当初から装着されている正規の主制御基板や該主制御基板に装着されているROMを、それ以外の主制御基板やROMに付け替えて使用する,不正行為を防止するためである。また、固定コネクタに差し込まれる差し込みコネクタはハーネスを介して、例えば、サウンドの出力やランプ類の点灯等の演出を制御する制御基板や電源の供給制御を行う電源制御基板等に接続され、電源の供給や情報の送受信等を可能にしている。
前記固定コネクタと差し込みコネクタからなる一対のコネクタにおいては、両コネクタの接続をより確実にするために、一方のコネクタに可動爪部を設け、他方のコネクタには前記可動爪部と係合する係合部を設けて、固定コネクタに差し込みコネクタをハーネスと共に差し込んだ際に、可動爪部と係合部が係合してロックされる構造のものが、従来種々知られており、例えば、特許文献1や特許文献2等に開示されている。
しかし、前記従来の技術では、主制御基板にコネクタを介してその他の制御基板を接続しており、接続状態のコネクタのロックを解除して差し込みコネクタをハーネスと共に抜き取り、正規以外の制御基板や部品に交換されてしまう恐れがある。そして、正規以外の制御基板や電子機器に交換されてしまうと、スロットマシンやパチンコの出球率が正規の値と異なった値に変化してしまう,不正行為が行われることになる。
このような従来のコネクタにおいては、主制御基板に正規の制御基板や電子機器をコネクタにより接続した状態で出荷して後、主要部のコネクタの抜き差しが行われたか否かの履歴は残らないので、その事実を判別することができない(勿論、故障等により正規の修理を行った際には、その修理や部品の交換等の記録が残される。)。そこで、主要部のコネクタの引き抜きがみだりに行われないようにするために、その引き抜きを制限する装置が、例えば、特許文献3により提案されている。
この特許文献3に記載のものは、コネクタの引き抜き制限装置を一方のコネクタに取り付けた状態で他方のコネクタと結合させると、操作禁止部により一方のコネクタの引き抜き操作ができなくなる。また、動作禁止部の可動爪部と係合部との係合を解除する方向への動作を禁止する。さらに、一方のコネクタと他方のコネクタとを結合させたときには、引き抜き禁止部は、ケースの開口部を通り抜けてケース内に進入すると共にケースの内壁面に当接し、一方のコネクタの他方のコネクタからの引き抜きを禁止する。従って、コネクタの引き抜き制限装置が取り付けられた状態で一方のコネクタと他方のコネクタとが結合したときには、両者の結合を解除することができない。また、一方のコネクタと他方のコネクタとが結合した状態で引き抜き制限装置のみを取り外すこともできない。
上記のように結合されたコネクタの結合を解除するには、解除部を切断することによって行われる。解除部は、切断可能に形成されているので、特殊な工具を使用することなく切断することができる。解除部が切断されると、基体部から、操作禁止部並びに該操作禁止部に連結されている動作禁止部及び引き抜き禁止部が分離される。従って、操作禁止部を取り除くことで、一方のコネクタの操作部を操作可能な状態となる。そして、可動爪部と係合部との係合を解除する方向に操作部を操作すれば、コネクタを引き抜き、結合を解除することができる。また、解除部を切断すると、その切断痕が残るので、解除部を切断した事実が外部から目視により容易に判別できるようになる。このように、コネクタを引き抜くときには解除部を切断する必要があり、解除部を切断すると、その切断痕が残るので、解除部を切断した事実が判別できるようになるので、コネクタの引き抜きを制限することができる。
特開2003−007392号公報 特開2003−045567号公報 特開2004−281303号公報
しかしながら、特許文献1及び特許文献2に記載されたものでは、固定コネクタに差し込みコネクタをハーネスと共に差し込むと、可動爪部と係合部が係合してロックされので、差し込みコネクタを引き抜くときにはロックを解除しなければならないが、その解除操作は比較的容易に行える。従って、差し込みコネクタを引き抜いて、ハーネスに他の電子部品を接続したものと比較的容易に交換することができる。また、特許文献3に記載のものでは、コネクタを引き抜くときには解除部を切断しなければならないので、その切断痕が発見されやすく、コネクタの引き抜きが制限されるが、解除部の切断痕が発見されない場合には不正行為が行われる、といった問題点があった。
本発明はこのような問題点を解決するためになされたものであり、遊技機の筐体内にカバーにより覆った制御基板を設け、該制御基板に実装された固定コネクタに対し、外部接続する差し込みコネクタを、カバーを壊さないと抜き差しできないような構成にした、基板コネクタの抜き差し防止装置を提供することを目的とする。
前記の目的を達成するために本発明は、請求項1〜3(A.〜C.)の構成を有することを特徴とする。
A.筐体内に、基板ベースに取り付けた制御基板をカバーにより覆い、該カバーを基板ベースに対してカシメて固着し、該制御基板に実装された固定コネクタに対して差し込みコネクタをハーネスと共に差し込んで外部接続するようにした遊技機であって、
前記カバーの前記固定コネクタ及び差し込みコネクタと対応する位置にコネクタ用穴を開け、該コネクタ用穴の内側のカバーに、コネクタ用穴の面積より面積が広く、かつハーネスを挿通するハーネス挿通孔を設けると共に、制御基板をカバーにより覆った状態で前記差し込みコネクタの抜き差しを阻止するコネクタ抜き差し防止板を、カバーに対して嵌合,嵌合離脱可能に設け、
前記固定コネクタに差し込みコネクタを差し込み、ハーネス挿通孔にハーネスを挿通したコネクタ抜き差し防止板をカバーに嵌合させ、この状態でカバーを基板ベースにカシメて固着することにより、コネクタ抜き差し防止板により差し込みコネクタの抜き差しを防止する。
B.前記コネクタ用穴の面積を、前記固定コネクタ及び差し込みコネクタの単体外形より広くした。
C.前記コネクタ抜き差し防止板におけるハーネス挿通孔の設置位置を、前記固定コネクタの設置位置に対応してカバーのコネクタ用穴の面積の範囲内で任意に移動可能とした。
イ.請求項1に係る発明によれば、カバーの固定コネクタ及び差し込みコネクタと対応する位置にコネクタ用穴を開け、該コネクタ用穴の内側のカバーに、コネクタ用穴の面積より面積が広く、かつハーネスを挿通するハーネス挿通孔を設けると共に、制御基板をカバーにより覆った状態で差し込みコネクタの抜き差しを阻止するコネクタ抜き差し防止板を、カバーに対して嵌合,嵌合離脱可能に設けたので、コネクタ抜き差し防止板をカバーに嵌合させた状態で、カバーを基板ベースに対してカシメて固着することにより、差し込みコネクタはコネクタ抜き差し防止板により抜き差しが阻止され、ハーネスに接続される他の電子機器等を不正に用いるのを阻止することができる。また、カバーを壊さないと差し込みコネクタを抜き差しすることができないので、不正行為をより確実に阻止することができる。
ロ.請求項2に係る発明によれば、コネクタ用穴の面積を、固定コネクタ及び差し込みコネクタの単体外形より広くしたので、固定コネクタ及び差し込みコネクタを、コネクタ用穴の面積の範囲内で自由に移動させて設置することができ、カバーの汎用性がある。
ハ.請求項3に係る発明によれば、コネクタ抜き差し防止板におけるハーネス挿通孔の設置位置を、固定コネクタの設置位置に対応してカバーのコネクタ用穴の面積の範囲内で任意に移動可能としたので、固定コネクタの設置位置がカバーのコネクタ用穴の面積の範囲内で移動された場合に、その設置位置に対応すべくハーネス挿通孔の穿設位置を変えて予め用意された複数のコネクタ抜き差し防止板から、固定コネクタの設置位置とハーネス挿通孔の位置がほぼ合致するものを選択してカバーに嵌合させ、そのカバーを基板ベースにカシメて固着することにより、コネクタ抜き差し防止板は差し込みコネクタの抜き差しを阻止することができる。また、固定コネクタの設置位置が変更された場合には、コネクタ抜き差し防止板を選択して交換するだけでよく、カバーの汎用性がある。
以下、本発明に係る遊技機の好適な一実施形態としてスロットマシンを例に図面を参照して説明する。なお、図1は、スロットマシン1の外観構造を表した斜視図、図2は、筐体2から前扉3を開放した状態におけるスロットマシン1の内部構造を表した展開図である。
図1において、スロットマシン1は、ほぼ矩形状の箱体からなる筐体2と、該筐体2と蝶番機構により開閉可能に取り付けられた前扉3とを備えている。前扉3の前面側は、上部パネル部4と下部パネル部5に区分けされ、これらは視覚効果を高めるべくデザインされたいわゆる化粧板として、硬質プラスチックにより一体的に形成されている。更に、下部パネル部5の下方には、入賞時に払い出されるメダル(遊技媒体)を貯留する受皿部6aが一体的に形成された受皿ユニット6が設けられている。また、上部パネル部4と下部パネル部5との間に、遊技者側に突出し、ゲーム操作を行うためのスイッチ類が配置されている操作卓7が一体的に形成されている。なお、上部パネル部4、操作卓7、下部パネル部5、及び受皿ユニット6は、遊技者側に面し、これらによって「前面パネル部」が構成される。
上部パネル部4の中央には、硬質プラスチック板等で形成されたパネル面41が設けられている。パネル面41のほぼ中央にはほぼ長方形の透明な表示窓42が形成され、表示窓42を通して筐体2内に設けられているリールユニット100の3個のリールR1、R2、R3が目視される。ここで、筐体2内に設置されているリールユニット100は、円筒形状のリールR1、R2、R3がそれぞれ回転軸方向に並べられ、各リールの外周面にはその周方向に沿って複数種類の図柄が描かれている。遊技者は、表示窓42を通して3列のリールR1、R2、R3に描かれたそれぞれ上下方向3個の図柄を目視できるようになっている。
また、パネル面41には、裏面側に設けられている図示しないランプを点灯させることで、例えば入賞役への内部当選など遊技状態に関する情報を演出表示する遊技状態表示部43と、複数の発光ダイオードを点灯させてドット画像を演出表示するドットマトリクス表示部44、スロットマシン1にクレジット(貯留)されているメダル数や、入賞によって獲得したメダル数、又は入賞役への当選回数等の情報を数値表示する数値情報表示部45が、それぞれ表示窓42の周辺に設けられている。上部パネル部4の上部には、高輝度発光ダイオード等のランプ類を内蔵する演出用照明部46と、ゲームに係る効果音を発生させるスピーカを内蔵する演出用放音部47a、47bがそれぞれ配置されている。また、演出用放音部47a、47bの間には、透明な硬質プラスチック板等が嵌め込まれて形成された表示窓に面して液晶表示ユニット48が配置されている。なお、液晶表示ユニット48は、ゲームの演出に係る映像を主に表示する。
上部パネル部4の側部には、蛍光灯や高輝度発光ダイオードで形成された演出用照明部49a、49bが設けられている。ゲームの進行に応じて上述した複数の演出用照明部46、49a、49b等が点灯又は点滅することで、ゲームにおける視覚的な演出効果を高めるように形成されている。操作卓7の上面右側には、メダルを投入するための投入口を有するメダル投入部71が設けられている。また、操作卓7の上面の左側には、押しボタンスイッチである3個のベットボタン72、73、74が設けられている。このベットボタン72、73、74は、スロットマシンの1ゲームに賭けるメダルの枚数を提示するためのボタンスイッチである。ゲームを開始する際に、ベットボタン72が押圧操作されることで、貯留されているメダルから1枚のメダルがゲームに対して賭けられる。同様に、ベットボタン73が押圧操作されることで2枚のメダルが賭けられ、ベットボタン74が押圧操作されることで3枚の当該ゲームにメダルが賭けられる。なお、ベットボタン74は、最大枚数のメダルを賭けることから、特に「マックスベットボタン」と呼ばれている。
また、操作卓7の前面左側には、リールR1、R2、R3の回転開始を指示するためのスタートレバー75が設けられている。スタートレバー75は、先端に球形の操作ノブを有する揺動可能な操作旱を備え、操作旱が傾倒操作されるとオン、操作旱から手が離されるとスプリングの付勢力によって自動的に元の位置に戻ってオフ状態となるスイッチユニットで形成されている。また、操作卓7の中央には、各リールR1、R2、R3の回転停止をそれぞれ指示するためのストップボタン76a、76b、76cが各リールR1、R2、R3の配列に対応して並設されている。操作卓7の前面右側には、前扉3を開錠するための鍵が挿入される鍵穴77が設けられている。スロットマシン1の管理者等が鍵穴77に所定の鍵を挿入して開錠操作すると、蝶番機構によって筐体2に取り付けられている前扉3を前方へ開くことができ、また、前扉3を筐体2側に閉じると、自動的にこれらを施錠するようになっている。
下部パネル部5には、スロットマシン1のモデルタイプを遊技者へ認識させる等のため、登場キャラクターの絵などを表示するパネル51が設けられている。下部パネル部5の下側に配置された受皿ユニット6には、入賞時にメダルを排出するメダル払出口61と、払い出されたメダルを貯留する受皿部6aと、演出効果音を発生させるスピーカを内蔵する演出用放音部62がそれぞれ配置されている。
次に、図2を参照して、筐体2の内部構造と前扉3の裏面構造とを説明する。同図において、筐体2内の上部には、スロットマシン1の全体動作を集中制御する、図7に示されるCPU(マイコン)201を備え、硬質プラスチックのカバー内に収納された主制御基板20が取り付けられている。筐体2内の中央には、リールR1、R2、R3を備えるリールユニット100が設けられている。リールユニット100は、前扉3が筐体2側に閉じられると前扉3の表示窓42にリールR1、R2、R3が対向するように、所定フレームに位置決めされて取り付けられている。なお、各リールR1、R2、R3は、それぞれに内蔵されたステッピングモータによって回転駆動される。また、リールユニット100の上部には、各リールR1、R2、R3を回転駆動する上記ステッピングモータへ4相の駆動パルス信号を送出する回胴装置基板が取り付けられており、主制御基板20が回胴装置基板に回胴駆動(励磁)パルスデータを送出することで、各リールR1、R2、R3の回転と制動及び停止の制御を行っている。
リールユニット100の下方には、ホッパ装置21と、該ホッパ装置21から溢れたメダルを収容するための補助貯留部22と、主電源装置23が設けられている。この主電源装置23の側面には、いわゆる配電盤に相当する電源装置基板24が設けられている。更に、筐体2の上部右側の内壁に、遊技場に設置されている「ホールコンピュータ」と呼ばれる管理用コンピュータと接続可能な外部集中端子基板25が取り付けられている。
前扉3の裏面側上部には、演出用照明部46の光源である高輝度の発光ダイオード31が複数配列されると共に、上述の演出用放音部47a、47bに対向してスピーカ32a、32bが取り付けられている。また、図2には示していないが、スピーカ32a、32bの間に、液晶表示ユニット48が取り付けられている(図1参照)。更に、液晶表示ユニット48の裏面側に、電気回路基板で形成されたサブ制御基板30が取り付けられている。なお、スロットマシン1全体の動作は、筐体2側に設けられている主制御基板20によって統括制御されており、サブ制御基板30は、液晶表示ユニット48による演出映像の表示制御、演出用照明部46、49a、49bを使った照明制御、及び演出用放音部47a、47b、62を使った演出効果音制御など、ゲームの演出に係る制御を主に行っている。
サブ制御基板30の下方には、リールR1、R2、R3を目視させるための透明な表示窓42が形成されたパネル板が配置され、表示窓42の下方には、前面側のスタートレバー75及びストップボタン76a、76b、76c等の操作スイッチ類の出力信号を主制御基板20へ転送する中継基板として機能する中央表示基板33が設けられている。中央表示基板33の下方には、メダル選別装置34が取り付けられている。メダル選別装置34は、メダル投入部71に投入されたメダルの適否を判別し振り分ける装置である。また、メダル選別装置34はメダルセンサを内蔵しており、ゲームの待機状態等において正規のメダルが投入され、メダルセンサがこのメダルを検出することによって、メダル投入の受け付けを示す信号を主制御基板20へ送出する。
メダル選別装置34の下方には、メダル選別装置34によって振り分けられた正規のメダルを筐体2内に設けられているホッパ装置21へ案内するガイド部材35と、メダル選別装置34により排除されたメダル(又は異物)をメダル排出口61へ案内するガイド部材36が設けられている。また、前扉3の裏面側下部には、ホッパ装置21から排出されたメダルをメダル排出口61へ案内するガイド部材37が設けられている。更に、メダル排出口61に隣接して、上述した演出用放音部62に対向するスピーカ38が取り付けられている。
次に、前記主制御基板20に設けられる本発明に係る基板コネクタの抜き差し防止装置について、図3ないし図6を参照して説明する。主制御基板20は、図7に示されている演算処理装置としてのCPU201と、記憶素子としてのROM及びRAM203等で構成された各種制御基板を有し、筐体2に複数のカシメ固定部220aをカシメて固定されている基板ベース220に対して、4箇所のカシメ固定部221aをカシメて固着されたカバー221内に収容されて設置されている。そして、ROM203が記憶するシステムプログラムに従って、CPU201により演算処理が行われようになっている。
なお、図3は、筐体2に対して基板ベース220に対して主制御基板20を固定し、これをカバー221で覆い、該カバー221を基板ベース220にカシメめて固定した斜視図、図4は、カバー221の基板コネクタ側から見た斜視図、図5(a)は、カバーにコネクタ抜き差し防止板を嵌挿する状態の斜視図、(b)は、種類の異なるコネクタ抜き差し防止板の斜視図、図6は、カバーにコネクタ抜き差し防止板を嵌挿した状態の斜視図、図7は、スロットマシンにおける制御システムのブロック図、図8は、ゲーム動作の概要を示すフローチャートである。
図3ないし図6において、前記主制御基板20には固定コネクタ20aが実装されており、この固定コネクタ20aは、カバー221に設けたコネクタ支持板221bに支持されている。固定コネクタ20aには、差し込みコネクタ20bがハーネス20cと共に差し込まれて他の制御基板、電子機器等に接続される。差し込みコネクタ20bには、左右に突出するコネクタベース20dが設けられている。カバー221の固定コネクタ20a及び差し込みコネクタ20bと対応する位置にコネクタ用穴221cを開け、該コネクタ用穴221cの内側のカバー221に、コネクタ用穴221cの面積より面積が広く、かつハーネス20cを挿通するハーネス挿通孔20fを設けると共に、主制御基板20をカバー221により覆った状態で差し込みコネクタ20bの抜き差しを阻止するコネクタ抜き差し防止板20eを、カバー221に設けた一対のホルダー221d,221dに嵌合,嵌合離脱可能に設けている。
前記固定コネクタ20aに差し込みコネクタ20bを差し込み、ハーネス挿通孔20fにハーネス20cを挿通したコネクタ抜き差し防止板20eをカバー221のホルダー221d,221dに嵌合させ、この状態でカバー221を基板ベース220に対して4箇所のカシメ固定部221aによりカシメて固着する。すると、コネクタ抜き差し防止板20eに差し込みコネクタ20bのコネクタベース20dが当接して、差し込みコネクタ20bの抜き差しができなくなる。従って、一度セットした後に、固定コネクタ20aに対する差し込みコネクタ20bの抜き差しを行うには、4箇所のカシメ固定部221aのカシメを壊して、即ち、カバー221を壊して、コネクタ抜き差し防止板20eをカバー221のホルダー221d,221dから抜き取らない限り行えないことになり、差し込みコネクタ20b及びハーネス20cを他のものと取り換える不正行為は容易に行えなくなる。
前記カバー221に開けられるコネクタ用穴221cの面積は、固定コネクタ20a及び差し込みコネクタ20bの単体外形より広くなっているので、コネクタ用穴221cの面積の範囲内で固定コネクタ20aを移動させて設けた場合でも、差し込みコネクタ20bは自由に抜き差しすることができる。従って、固定コネクタ20aの設置範囲を広げることができ、設置の自由度が増す上、カバー221の汎用性も増大する。
前記コネクタ抜き差し防止板20eにおけるハーネス挿通孔20fの設置位置は、前述のように固定コネクタ20aの設置位置を移動させた場合に差し込みコネクタ20bの差し込み位置も移動するので、これに伴ってハーネス20cも移動することになる。このため、コネクタ抜き差し防止板20eに対するハーネス挿通孔20fの設置位置を、カバー221のコネクタ用穴221cの面積の範囲内において任意に移動可能とし、図5(b)に示すように、ハーネス挿通孔20fの設置位置を変えたコネクタ抜き差し防止板20eを予め複数枚用意しておいて、固定コネクタ20aの設置位置に適合するものを選択して使用する。こうすることによって、カバー221の汎用性が増大する。
次に、図7のブロック図を参照して、スロットマシン1に設けられている制御システムについて説明する。主制御基板20は、CPU201の他にROM、RAM等の半導体メモリからなる記憶部203が備えられ、ここに予め記憶されているスロットマシンゲーム用のシステムプログラム204に従ってCPU201が演算処理を実行することで、スロットマシン1全体の動作を統括制御している。主制御基板20には、ベットボタン72、73、74、スタートレバー75、ストップボタン76a、76b、76c等の操作スイッチ類、メダル選別装置34のメダルセンサ34a等の検出スイッチ類が配線ケーブルで接続され、これらのスイッチ類からの出力信号によりゲームに係る操作が検出される。
また、主制御基板20には、ホッパ装置21等のメダル払出装置、及びサブ制御基板30がそれぞれ配線ケーブルによって接続されている。入賞が確定した際、主制御基板20はホッパ装置21を制御することで、所定数のメダルを受皿部6aに払い出す。サブ制御基板30は、主制御基板20からの制御信号に基づいて液晶表示ユニット48、演出用照明部46、49a、49b、演出用放音部47a、47b、62を制御駆動することで、遊技者の視覚や聴覚に訴える演出をゲームの進行に応じて行っている。なお、主制御基板20には、乱数抽選部202が設けられるとともに、記憶部203に、入賞抽選テーブル205が記憶されている。例えばCPU201は、スタートレバー75が操作された時点で乱数抽選部202を起動して乱数値を取得し、入賞抽選テーブル205を参照することで、得られた乱数値に割り当てられた入賞役またはハズレを抽選する。乱数値に対応する入賞役が存在すると、それを当該ゲームの入賞役として当選し、記憶部203の内部抽選フラグ206に記憶する。ここでは、かかる入賞役の抽選方法を「内部抽選」と呼んでいる。
また、記憶部203には、図柄配列データ207、リール停止位置検索テーブル208、リール停止位置選択テーブル209等の書き換え不可の参照データテーブルが記憶され、更にリール停止コマフラグ210、リール制御フラグ211等の書き換え可能なデータフラグ用のメモリ領域が確保されている。これら参照データテーブル及びデータフラグは、リール101a、101b、101cの回転及び停止制御の際に用いられ、詳細については後述する。更に、主制御基板20には、後述する自動停止制御を起動するまでの時間を計測するタイマ212、及び各リール101a、101b、101cのステッピングモータを制御するパルス信号(回胴駆動パルスデータ)の同期を取るためのタイマ割込生成部213が設けられている。
次に、図8に示すフローチャートに基づいて、スロットマシン1におけるゲーム動作の概要を説明する。スロットマシン1は、先のゲームにおいて入賞しメダルの配当が完了した時、又は先のゲームにおいてハズレが確定すると待機状態となる。この待機状態においては、当該状態を遊技者に示唆するとともにゲーム操作を促す待機モードの演出が行われる(ステップS101)。遊技者がメダル投入部71にメダルを投入し何れかのベットボタン72、73、74を押圧操作することで、内部に貯留したメダル(クレジット)から当該ゲームに所定枚数のメダルが賭けられゲームが準備される(ステップS102:YES)。
ゲーム準備の状態でスタートレバー75が傾倒操作されゲームが開始されると(ステップS103:YES)、主制御基板20は、3個のリール101a、101b、101cを一斉に回転させ始める(ステップS104)とともに、上述した内部抽選を実行する(ステップS105)。内部抽選の結果は、内部抽選フラグ206に記憶される。次に、遊技者により何れかのストップボタン76a、76b、76cが押圧操作(ストップ操作)されることで、主制御基板20がリール停止の操作を検出すると(ステップS106:YES)、押圧操作されたストップボタンに対応するリールを停止させる制御を行う(ステップS107)。そして、全てのリール101a、101b、101cが停止したことを検知すると(ステップS108:YES)、各リールが表示する図柄と上述の内部抽選フラグ206に対応する入賞役に係る図柄の組み合せとが一致しているかどうか判定する(ステップS109)。
ステップS109の入賞の判定においては、例えば、ベットボタン74が押圧操作されることで当該ゲームに3枚のメダルが賭けられた場合、表示窓42を通して目視されるリール101a、101b、101cの各上下3個、9個の図柄のうち、上中下段のラインに沿って横3列に並んだ3組の図柄と、右に下る斜めのラインと左に下る斜めのラインに沿って対角線上に3列並んだ2組の図柄を調べ、何れか1つの組の図柄が内部抽選フラグ206に対応する入賞役に係る図柄の組み合せとが一致しているかどうか判定する。また、ベットボタン73が押圧操作され2枚のメダルが賭けられた場合には、入賞役に係る図柄の組み合せが判定される有効ラインは上中下段のラインのみとなる。更に、ベットボタン72が押圧操作され1枚のメダルが当該ゲームに賭けられた場合には、中央(中段)のラインのみを有効ラインとして、入賞図柄の組み合せが判定される。
役への入賞が確定すると(ステップS109:YES)、当該役の種類に応じて予め決められた配当数のメダルを受皿部6aへ払い出す(ステップS110)。または配当数分のメダルを内部貯留しているクレジット数に加算してもよい。なお、主制御基板20は、ステップS102においてスタートレバー75によるゲーム開始操作を検知するとタイマ212を起動し、タイマ212が例えば40秒の既定時間経過を示した時に何れかのリールが回転中である場合(ステップS111)に、当該リールを自動的に停止させる自動停止制御を行っている(ステップS112)。そして、自動停止されたリール101a、101b、101cについても、ステップS109において、それぞれのリールが表示する図柄に基づく入賞判定が行われる。
なお、この実施例では本発明をスロットマシンに適用して説明したが、本発明は、パチンコ等の他の遊技機にも同様に適用できるものである。
本発明の遊技機における基板コネクタの抜き差し防止装置によれば、カバーを壊さない限り、固定コネクタに対する差し込みコネクタの抜き差しが自由に行えないので、セキュリティーが保護される遊技機を提供することができる。
実施形態に係るスロットマシンの外観構造を表した斜視図である。 実施形態に係るスロットマシンの内部構造を表した展開図である。 実施形態に係るスロットマシンの基板ベースに対して主制御基板を固定し、これをカバーで覆い、該カバーを基板ベースにカシメ状態で固定した斜視図である。 実施形態に係るスロットマシンのカバーを基板コネクタ側から見た斜視図である。 実施形態に係るスロットマシンのカバーにコネクタ抜き差し防止板を嵌挿する状態の斜視図(a)、コネクタ抜き差し防止板の斜視図(b)である。 実施形態に係るスロットマシンのカバーにコネクタ抜き差し防止板を嵌挿した状態の斜視図である。 実施形態に係るスロットマシンにおける制御システムのブロック図である。 実施形態に係るスロットマシンにおけるゲーム動作の概要を示すフローチャートである。
符号の説明
1 スロットマシン 2 前扉 3 筐体 4 上部パネル部 5 下部パネル部 6 受皿ユニット 7 操作卓
100 リールユニット R1,R2,R3 リール
20 主制御基板 20a 固定コネクタ 20b 差し込みコネクタ 20c ハーネス 20d コネクタベース 20e コネクタ抜き差し防止板 20f ハーネス挿通孔 30 サブ制御基板
220 基板ベース 220a カシメ固定部 221 カバー 221a カシメ固定部 221b コネクタ支持板 221c コネクタ用穴 221d ホルダー

Claims (3)

  1. 筐体内に、基板ベースに取り付けた制御基板をカバーにより覆い、該カバーを基板ベースに対してカシメて固着し、該制御基板に実装された固定コネクタに対して差し込みコネクタをハーネスと共に差し込んで外部接続するようにした遊技機であって、
    前記カバーの前記固定コネクタ及び差し込みコネクタと対応する位置にコネクタ用穴を開け、該コネクタ用穴の内側のカバーに、コネクタ用穴の面積より面積が広く、かつハーネスを挿通するハーネス挿通孔を設けると共に、制御基板をカバーにより覆った状態で前記差し込みコネクタの抜き差しを阻止するコネクタ抜き差し防止板を、カバーに対して嵌合,嵌合離脱可能に設け、
    前記固定コネクタに差し込みコネクタを差し込み、ハーネス挿通孔にハーネスを挿通したコネクタ抜き差し防止板をカバーに嵌合させ、この状態でカバーを基板ベースにカシメて固着することにより、コネクタ抜き差し防止板により差し込みコネクタの抜き差しを防止することを特徴とする遊技機における基板コネクタの抜き差し防止装置。
  2. 前記コネクタ用穴の面積を、前記固定コネクタ及び差し込みコネクタの単体外形より広くしたことを特徴とする請求項1記載の遊技機における基板コネクタの抜き差し防止装置。
  3. 前記コネクタ抜き差し防止板におけるハーネス挿通孔の設置位置を、前記固定コネクタの設置位置に対応してカバーのコネクタ用穴の面積の範囲内で任意に移動可能としたことを特徴とする請求項1記載の遊技機における基板コネクタの抜き差し防止装置。
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