JP2828607B2 - 弾球遊技機 - Google Patents
弾球遊技機Info
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Description
球機等の弾球遊技機、取り分けその得点を表示する得点
表示装置の改良に関するものである。
所定数の遊技球を遊技盤の上部側に発射して、その遊技
球を遊技盤の下部側に配置された下部入球装置の16個
の入球口の何れかに入球させると、各入球口に対応する
入球検出スイッチが遊技球を検出して遊技球の入球位置
を入球表示装置の表示素子により表示すると共に、16
個の入球口の内、隣合う一定数の入球口に遊技球が入球
する等して入賞組が成立した時に得点を計上し、その得
点に応じて遊技球を賞球として払い出すようになってい
る。
技盤の右上の隅部等に配置した得点表示装置に表示し、
その得点表示装置の表示を見れば、その時点の得点が何
点であるかを遊技者が確認できるようにしている。
機では、遊技盤の下部の各入球口に対応して、下部入球
装置を前側から覆う下部カバーに入球表示装置を設ける
一方、遊技盤の右上の隅部等に得点表示装置を配置して
おり、入球表示装置と得点表示装置とが上下に離れてい
るため、遊技者が入球位置と得点とを確認する場合に
は、視線を上下に動かさなければならず、両者の確認が
煩わしいという欠点がある。
に離れているため、裏機構板の裏側等にリード線等を複
雑に配線する必要があり、配線作業が煩雑であると同時
に、リード線の断線等が生じ易くなるという欠点があ
る。本発明は、かかる従来の課題に鑑み、入球位置と得
点とを容易に確認できると共に、電気系の接続を容易に
でき、断線等の発生を極力少なくできる弾球遊技機を提
供することを目的とする。
は、遊技盤6 の下部に、該遊技盤6 から前方に突出する
複数個の入球口34を備えた下部入球装置16を設け、この
下部入球装置16を前側から覆う下部カバー17を設け、こ
の下部カバー17の上部側に、各入球口34に対応する入球
表示素子42を有する入球表示装置43を配置した弾球遊技
機において、得点を表示する得点表示装置81を入球表示
装置43の下側で下部カバー17に配置し、各入球口34を有
する入球ケース36の前側に基板41を設け、この基板41の
前側上部に入球表示装置43の各入球表示素子42を、前側
下部に得点表示装置81の得点表示素子82を夫々設けたも
のである。
載の発明において、入球ケース36の前側に各入球口34と
対応し且つ各入球口34に入球した遊技球を検出する複数
個の入球検出スイッチ39を取り付けたスイッチ基板41を
設け、このスイッチ基板41の上部側に、入球表示装置43
の各入球表示素子42を各入球口34と対応させて設け、こ
の入球表示装置43の下側でスイッチ基板41に得点表示装
置81の得点表示素子82を設けたものである。
2に記載の発明において、各入球検出スイッチ39が挿脱
自在に挿入された支持部材38を入球ケース36に着脱自在
に設け、この支持部材38の前側にスイッチ基板41を固定
し、このスイッチ基板41に、得点表示素子82側の端子84
を前側から後側に貫通させて固定し、支持部材38の前端
部に、得点表示素子82の端子84に対応して切欠部85を設
けたものである。
入球検出スイッチ39がその遊技球を検出して入球表示装
置43の各入球表示素子42が入球位置を表示する。そし
て、このゲーム中に入賞組が成立して得点が計上される
と、得点表示装置81の得点表示素子82がその時点の得点
を表示する。従って、遊技者は、下部カバー17側の入球
表示装置43及び得点表示装置81の各表示を見れば、遊技
球の入球位置及び得点を容易に確認できる。入球表示装
置43と得点表示装置81とが下部カバー17側に上下にある
ため、電気系統の配線の接続等を容易にできると共に、
断線等の発生を極力防止できる。
用のスイッチ基板41があり、このスイッチ基板41に入球
表示装置43の各入球表示素子42と得点表示装置81の得点
表示素子82とを設けているため、スイッチ基板41に入球
検出スイッチ39、入球表示装置43及び得点表示装置81を
装着でき、電気系統の配線処理が非常に容易であると共
に、全体を小型化することができる。
入球検出スイッチ39を挿脱自在に挿入すると共に、この
支持部材38の前側にスイッチ基板41を設けているため、
各入球検出スイッチ39をスイッチ基板41に接続した状態
で支持部材38と一体に着脱できる。またスイッチ基板41
に、得点表示素子82側の端子84を前側から後側に貫通さ
せて固定しているため、スイッチ基板41に得点表示素子
82側を容易にプリント配線できる。しかも支持部材38の
前端部に、得点表示素子82の端子84に対応して切欠部85
を設けているため、得点表示素子82側の端子84がスイッ
チ基板41を貫通しているにも拘わらず、支持部材38にス
イッチ基板41を確実に固定できる。
する。図1及び図2において、1 はアレンジボール機本
体で、矩形枠状の外枠2 と、この外枠2 の前面に開閉自
在に枢着された前枠3 とによって構成されている。前枠
3 には開閉自在なガラス扉4 と前面板5 とが上下に装着
され、これらに対応して前枠3 の後側に遊技盤6 が着脱
自在に装着されている。
案内するガイドレール7 が設けられると共に、このガイ
ドレール7 によって取り囲まれた中央部に上入球口8 、
下入球口9 、通過口10、中央入賞装置11、変動図柄表示
装置12、得点増加用の右役物作動装置13、下部役物作動
装置14等の各遊技部品が配置されている。また遊技盤6
の下部には横長状の開口部15と、この開口部15に後側か
ら嵌合する下部入球装置16が配置され、この下部入球装
置16は下部カバー17により前面側から覆われている。
には下皿19と発射装置20用の操作ハンドル21が夫々設け
られている。発射装置20は、操作ハンドル21を操作すれ
ば、発射モータ22が作動して、上皿18から16個の遊技
球を発射レール上に1個づつ供給し、それを打撃槌23で
打撃してガイドレール7 へと発射するようになってい
る。遊技盤6 の後側には、変動図柄表示装置12、得点増
加用の右役物作動装置13、下部役物作動装置14等の各遊
技部品と、その下側の下部入球装置16とを後側から覆う
裏カバー24が装着されている。
技盤6 を後側から押さえて固定するためのもので、前枠
3 の後側にヒンジ26により縦軸廻りに開閉自在に枢支さ
れ、且つ遊技盤6 を押さえ付ける閉状態でロックレバー
(図示省略)により前枠3 側にロックするようになって
いる。裏機構板25には、遊技盤6 の裏カバー24に対応す
る位置に開口窓27が形成され、裏機構板25で遊技盤6 を
固定した時に、この開口窓27から裏カバー24が後側に突
出するようになっている。
タンク28に連通する賞球タンクレールで、これらは裏機
構板25の後側の上部に装着されている。30は賞球払い出
し手段で、賞球タンク28から賞球タンクレール29を経て
供給される賞球を所要数づつ払い出すように構成され、
且つ裏カバー24の側方で裏機構板25に装着されている。
31は払い出しシュートで、賞球払い出し手段30により払
い出された賞球を上皿18へと案内するようになってい
る。32は溢流シュートで、上皿18の遊技球が満杯状態と
なった時に、賞球払い出し手段30により払い出された賞
球を下皿19へと溢流させるようになっている。33は回収
シュートで、下部入球装置16からの遊技球を島機構側に
案内するようになっている。
うに、遊技盤6 の開口部15に後側から挿脱自在に嵌合し
且つ上部に16個の入球口34及び案内通路35が前後方向
に形成された入球ケース36と、この各入球口34に入球し
た遊技球を遊技盤6 の後側で集球して回収シュート33側
に回収する集球ケース37と、入球ケース36の上下中央部
に着脱自在に装着された支持部材38と、入球口34に入球
した遊技球を検出するように各入球口34に対応して支持
部材38に嵌脱自在に嵌合された16個の入球検出スイッ
チ39と、支持部材38の前端面に固定され且つ各入球検出
スイッチ39がコネクタ40を介して着脱自在に装着された
スイッチ基板41と、各入球口34に対応してスイッチ基板
41に装着された16個の入球表示素子42からなる入球表
示装置43とを備え、ユニット状に構成されている。
れており、この入球ケース36には、上側に入球口34と案
内通路35とが前後に形成されると共に、これらの下側に
略矩形横長状の支持部材装着孔44が上下に設けられてい
る。各入球口34は遊技盤6 に沿って上方から落下する遊
技球を入球させるように遊技盤6 の前側に突出してお
り、各案内通路35は各入球口34に入球した遊技球を遊技
盤6 の後側に案内するためのものである。そして、これ
ら入球口34と案内通路35は、前上がりに湾曲する上底壁
45と、この上底壁45の上側を横方向に等間隔に16等分
して区画する前後方向の区画板46とにより構成されてい
る。各区画板46は上底壁45の上側から後側に突出して一
体に形成されている。
と、この両側板47の下端部間を左右に連結する受け板48
とによって前後両側が開口するように構成されている。
各側板47には、支持部材装着孔44内に装着された支持部
材38を着脱自在に係止するための弾性係止片49が夫々設
けられている。そして、この支持部材装着孔44に支持部
材38が嵌脱自在に嵌合され、弾性係止片49によって係止
されている。
うに、入球ケース36を集球ケース37に係合させるための
係合片50,51 と支持板52とが夫々複数個設けられてい
る。即ち、係合片50,51 は左右両側と中央の区画板46に
設けられており、左右両側の係合片50は内側に屈曲した
L字状に、また中央の係合片51はT字状に夫々形成され
ている。支持板52は、図8に示すように、4カ所の区画
板46の後部に下方に向かって形成され、その中途部が連
結板53によって受け板48の後面に連結されている。
する遊技球を集めて回収シュート33に案内するためのも
ので、後壁54の左右両側に一体に形成された左右側壁5
5,56と、後壁54の下端に一体に形成された左右底壁57,5
8 とを備えた合成樹脂製であって、その左右底壁57,58
間に回収シュート33に対応する遊技球落下口80が形成さ
れている。左右側壁55,56 及び左右底壁57,58 には、遊
技盤6 の後側に当接する取り付けリブ55a,56a,57a,58a
が外側に一体に形成され、また左右側壁55,56の上端に
は遊技盤6 の位置決め孔59に嵌合する位置決め突起60が
一体に形成されている。
入球口34が遊技盤6 から前側に突出するように、入球ケ
ース36を開口部15に嵌合させた状態で、その取り付けリ
ブ55a,56a,57a,58a を遊技盤6 の後側に当接させて、こ
の取り付けリブ55a,56a,57a,58a に挿通する取り付けネ
ジ61により遊技盤6 に着脱自在に固定されている。
在に係合する被係合部62,63 と、支持板52が挿脱自在に
挿入される縦溝65とが設けられている。そして、入球ケ
ース36と集球ケース37は、図7に示すように、集球ケー
ス37の被係合部62,63 及び縦溝65に、入球ケース36の係
合片50,51 及び支持板52が夫々係合した状態で止めネジ
64により固定されている。
の左右中央部の下側に対応してケーブル挿通孔66が前後
に貫通して形成されると共に、このケーブル挿通孔66を
取り囲み且つ遊技盤6 側に前方に突出するケーブル挿通
筒体67が一体に形成されている。ケーブル挿通孔66及び
ケーブル挿通筒体67は左右方向に長くなった偏平状であ
って、左底壁57の上側で且つ遊技球落下口80よりも左側
壁55側で左底壁57に沿って若干傾斜状に形成されてい
る。
67a となっており、その傾斜面67aの頂部に一方の取り
付けボス部68が設けられ、上から落下する遊技球をこの
取り付けボス部68の両側に振り分けて左右底壁57,58 側
に案内するように左右両側に傾斜状に形成されている。
またケーブル挿通筒体67の一方に廂部69が形成され、こ
の廂部69の下側に他方の取り付けボス部68が形成されて
いる。そして、ケーブル挿通筒体67の前端には、各取り
付けボス部68に螺合する2本の止めネジ70により当て板
71が着脱自在に固定されている。当て板71は、入球ケー
ス36内の遊技球が遊技盤6 の開口部15内に入らないよう
に、入球ケース36の下側でその開口部15を後側から塞ぐ
ためのもので、遊技盤6 の裏面に当接されている。
れ、前後に貫通する16個のスイッチ保持孔72を有し、
その各スイッチ保持孔72に各入球検出スイッチ39が挿脱
自在に挿入し保持されている。各スイッチ保持孔72は横
一列状で上下2列に配置され、上側の列の隣接するスイ
ッチ保持孔72間の略中央に、下側の列のスイッチ保持孔
72が配置されている。各入球検出スイッチ39は、遊技球
が上下に通過する検出孔39a を備え、遊技球が検出孔39
a を通過した時に、その遊技球を電気的に検出するよう
になっている。
止めネジ74により着脱自在に固定されている。スイッチ
基板41の前面側には、各入球検出スイッチ39に対応する
16個の発光ランプ等の入球表示素子42が横一列状に装
着されると共に、この16個の入球表示素子42列の中央
部下側に得点表示装置81と接続コネクタ73とが上下に設
けられている。各入球表示素子42は、下部入球装置16の
各入球口34に対応して配置され、遊技球が何れかの入球
口34に入った時に、それに対応する入球表示素子42が点
灯することにより、1〜16までの数字を表示するよう
になっている。
示するように2個の得点表示素子82を備え、発射装置20
が遊技球を発射して入賞組が成立すると、その得点を表
示するようになっている。各得点表示素子82は支持部材
38と前後に相対応するソケット83に着脱自在に装着され
ている。ソケット83は多数本の端子84を列状に有し、そ
の端子84をスイッチ基板41の小孔に前側から挿入して後
側に貫通させた状態でスイッチ基板41にプリント配線さ
れている。
持部材38には、ソケット83に対応する部分よりも大きい
範囲に亘って切欠部85が形成されている。このため、ソ
ケット83の端子84がスイッチ基板41の後側に突出してい
るにも拘わらず、支持部材38がソケット83の端子84と干
渉することがなく、支持部材38の前側にスイッチ基板41
を当接させて固定できる。
び得点表示装置81の得点表示素子82に電気的に接続され
ており、この接続コネクタ73にはフラットケーブル75の
一端のコネクタ76が着脱自在に接続されている。フラッ
トケーブル75は開口部15内の入球ケース36の下側を経て
遊技盤6 の前後に跨がっており、このフラットケーブル
75の他端側は集球ケース37のケーブル挿通孔66、ケーブ
ル挿通筒体67を経て集球ケース37の後側に導き出されて
いる。このフラットケーブル75の他端側のコネクタ86
は、制御基板87のコネクタ88に着脱自在に接続されてい
る。
作を司るためのもので、密封ケース89内に組み込まれて
いる。密封ケース89は裏カバー24に着脱自在に装着され
ている。下部カバー17は、図1に示すように略半月状で
あって、上部両側に左右一対の位置決めピン77が突設さ
れ、この位置決めピン77を遊技盤6 側の左右一対の位置
決め孔59に挿入した状態で、取り付けネジ78により遊技
盤6 の前面側に装着されている。下部カバー17には入球
表示装置43の16個の入球表示素子42に対応する入球表
示窓79と、得点表示窓90とが上下に設けられている。入
球表示窓79は表示レンズを備えた横長状であって、この
入球表示窓79の中央部下側に近接して得点表示窓90が形
成されている。
る動作を説明する。ゲームの開始に際しては、上皿18に
遊技球を入れておき、発射用の発射ハンドル21を回す
と、発射装置20が作動し、上皿18から発射レール上に1
個ずつ供給される遊技球を打撃槌23で打撃して、遊技球
をガイドレール7 に沿って遊技盤6 の上部に発射する。
なお、1ゲームに使用する遊技球は16個である。
口8 等に入球するか、又は下部入球装置16に横一列に配
置された16個の入球口34の何れかに入球する。入球口
34に遊技球が入球すれば、その遊技球は入球口34内を通
って遊技盤6 の裏側へと移動した後、この入球口34の後
端から入球検出スイッチ39の検出孔39a を通過して遊技
盤6 と入球ケース36の後壁54との間を経て下方に落下す
る。そして、遊技球が入球検出スイッチ39の検出孔39a
を通過すると、入球検出スイッチ39が遊技球を検出して
入球位置に対応する入球表示素子42が点灯し数字図柄を
表示する。
してフラットケーブル75を挿通しているが、ケーブル挿
通孔66を取り囲むようにケーブル挿通筒体67があるの
で、集球ケース37内を落下する遊技球でフラットケーブ
ル75を傷めることはない。またケーブル挿通筒体67の上
面には、頂部の取り付けボス部68の両側が山形の傾斜面
67a となっているので、上方から落下する遊技球は取り
付けボス部68で左右に振り分けられて傾斜面67a に沿っ
て速やかに流れて行く。
技盤6 の裏面に当接させて、下部入球装置16の下側から
フラットケーブル75を引き出すための開口部15を塞いで
いるので、集球ケース37内の遊技球が開口部15側に入る
ことはない。ゲーム中に入賞組が成立すると、その成立
の難易度に応じた得点が計上され、得点表示装置81の得
点表示素子82がその時点の得点を表示する。従って、遊
技者は、入球表示装置43の入球表示素子42の発光状態を
見れば、遊技球の入球位置を確認でき、また得点表示装
置81の得点表示素子82の表示を見れば、得点を容易に確
認できる。
の中央部下側に近接して得点表示装置81の得点表示素子
82を配置しているので、入球位置の確認と得点の確認と
を容易に行うことができる。更に、スイッチ基板41の前
面に入球表示装置43の入球表示素子42と得点表示装置81
の得点表示素子82とを装着しているので、裏機構板25の
裏面側にリード線を複雑に張り巡らす必要がない。得点
が計上されると、賞球払い出し装置30が作動して1点毎
に所定数づつの遊技球を上皿18に払い出して行く。
を開放して裏機構板25を前側に露出させる。この時、フ
ラットケーブル75は集球ケース37のケーブル挿通孔66に
挿通しており、フラットケーブル75が垂れ下がっていな
いので、前枠3 の開閉時にフラットケーブル75が他の部
位に引っ掛かるようなこともない。またフラットケーブ
ル75をケーブル挿通孔66に挿通して垂れ下がりのない状
態で集球ケース37の後側に引き出せるので、フラットケ
ーブル75のロスもなくなる。
ケーブル75のコネクタ86を制御基板87のコネクタ88から
外して開口窓27の前側に抜き取る。そして、その後、裏
機構板25を後側に開放して遊技盤6 の押さえを解除す
る。この時、下部入球装置16は遊技盤6 側にあり、その
集球ケース37のケーブル挿通孔66にフラットケーブル75
を挿通しているので、フラットケーブル75を引っかける
ことなく裏機構板25を開放できる。
構板25を開放して遊技盤6 を取り外し、裏カバー24を外
した後、遊技盤6 の後側から下部入球装置16全体を取り
外して交換する。しかし、一部の入球検出スイッチ39が
故障した場合には、その入球検出スイッチ39を個々に交
換する。
部カバー17を遊技盤6 から取り外す。次に、フラットケ
ーブル75を接続コネクタ73から外し、入球ケース36の左
右一対の弾性係止片49を外側に撓ませて支持部材38との
係合を解除した後、支持部材38を手前に引き出す。する
と、支持部材38と共にスイッチ基板41及び入球検出スイ
ッチ39が入球ケース36から離脱するので、支持部材38の
スイッチ保持孔72に挿入状態にある16個の入球検出ス
イッチ39の内、故障した入球検出スイッチ39のみを取り
外して、別の入球検出スイッチ39を挿入すればよい。
入球検出スイッチ39とを一体化した状態のままで、入球
ケース36から容易に取り外すことができる。また各入球
検出スイッチ39を支持部材38と一体化した状態で遊技盤
6 側の入球ケース36から取り外した後、その入球検出ス
イッチ39を交換することができるので、他の構成部品等
に煩わされることなく容易に交換作業を行うことができ
る。特に、遊技盤6 の前側に支持部材38を取り外すよう
にしているので、入球ケース36、集球ケース37等を取り
外す必要がなく、支持部材38の取り外しが容易である。
入球検出スイッチ39は支持部材38のスイッチ保持孔72に
挿入し保持された状態でスイッチ基板41に接続されてい
るので、故障した入球検出スイッチ39を取り外すとき
に、他の入球検出スイッチ39に不用意な外力が大きく作
用するようなことはない。
は、支持部材38のスイッチ保持孔72に入球検出スイッチ
39を挿入して押し込めば、入球検出スイッチ39がコネク
タ40を介してスイッチ基板41に接続されるため、入球検
出スイッチ39を容易且つ確実に接続することができる。
孔44に装着する場合には、支持部材38を入球ケース36側
の各弾性係止片49間に当接させて後方に押し込めば、支
持部材38によって各弾性係止片49が弾性変形して外側に
広げられるので、支持部材38を支持部材装着孔44に容易
に挿入し装着することができる。そして、その後、下部
カバー17を装着すれば良い。
配列し、上側の列の隣接する入球検出スイッチ39間の略
中央に、下側の列の入球検出スイッチ39を配置している
ので、各入球検出スイッチ39の幅が、隣接する入球口34
間のピッチよりも大であるにも拘わらず、上側の列の入
球検出スイッチ39と下側の列の入球検出スイッチ39とを
オーバーラップさせて配置することにより、下部入球装
置16の左右幅を小さくできる。
パチンコ機にゲーム内容を変える場合には、前枠3 を前
方に開放すると共に、ロックレバーによる裏機構板25の
固定を解除して、裏機構板25を後側に開放する。そし
て、前枠3 からアレンジボール機用の遊技盤6 を取り外
した後、パチンコ機用の遊技盤6 を嵌め込んで裏機構板
25で押さえて固定する。
分離して遊技盤6 の裏面に装着しているので、遊技盤6
と一緒に下部入球装置16を交換することができる。従っ
て、遊技盤6 の交換とは別に、裏機構板25に下部入球装
置16を着脱する必要がなく、多数の弾球遊技機を設置し
た遊技店等において、その遊技盤6 を交換してゲーム内
容を変更する場合にも、短時間で能率的に容易且つ迅速
に交換できると共に、交換作業中における損傷、その他
の事故を未然に防止できる。
いるので、下部入球装置16の各入球口34と、この下部入
球装置16の上側近傍で遊技盤6 側に配置される障害釘と
の間の相対的な位置ずれを少なくすることができる。こ
のため、遊技盤6 個々での位置ずれのバラツキも少なく
なる。
たっては、集球ケース37の位置決め突起60を位置決め孔
59に嵌合させて位置決めし、取り付けリブ55a,56a,57a,
58aを遊技盤6 に当接させて固定しているので、下部入
球装置16を画一的に位置決めして位置決め精度を得なが
ら、下部入球装置16を遊技盤6 に容易に固定できる。
明は実施例に限定されるものではない。例えば、この下
部入球装置16は雀球機の遊技盤6 に装着する雀球機用と
しても利用できる。下部入球装置16は裏機構板25に着脱
自在に設けても良い。入球表示装置43、得点表示装置81
には液晶等を用いても良い。
盤6 の下部に、該遊技盤6 から前方に突出する複数個の
入球口34を備えた下部入球装置16を設け、この下部入球
装置16を前側から覆う下部カバー17を設け、この下部カ
バー17の上部側に、各入球口34に対応する入球表示素子
42を有する入球表示装置43を配置した弾球遊技機におい
て、得点を表示する得点表示装置81を入球表示装置43の
下側で下部カバー17に配置し、各入球口34を有する入球
ケース36の前側に基板41を設け、この基板41の前側上部
に入球表示装置43の各入球表示素子42を、前側下部に得
点表示装置81の得点表示素子82を夫々設けているので、
次のような顕著な効果を奏する。
置81を配置しているので、下部カバー17側を見れば、入
球表示装置43による入球位置の表示と、得点表示装置81
による得点の表示とを確認できるので、両者の確認が容
易である。 下部カバー17側に入球表示装置43と得点表示装置81
とを上下に配置しているので、従来のようにリード線を
張り巡らす必要がなく、電気系統の配線の接続等を容易
にできると共に、リード線の断線等の発生を極力防止で
きる。 入球ケース36の前側に基板41を設け、この基板41の
前側の上下に入球表示装置43の各入球表示素子42と得点
表示装置81の得点表示素子82とを設けているので、基板
41に入球表示装置43及び得点表示装置81を装着でき、電
気系統の配線処理が非常に容易である。
1に記載の発明において、入球ケース36の前側に各入球
口34と対応し且つ各入球口34に入球した遊技球を検出す
る複数個の入球検出スイッチ39を取り付けたスイッチ基
板41を設け、このスイッチ基板41の上部側に、入球表示
装置43の各入球表示素子42を各入球口34と対応させて設
け、この入球表示装置43の下側でスイッチ基板41に得点
表示装置81の得点表示素子82を設けているので、次のよ
うな顕著な効果を奏する。
チ39用のスイッチ基板41を設け、このスイッチ基板41に
入球表示装置43の各入球表示素子42と得点表示装置81の
得点表示素子82とを設けているので、1個のスイッチ基
板41に入球検出スイッチ39、入球表示装置43及び得点表
示装置81を装着でき、電気系統の配線処理が非常に容易
である。 1個のスイッチ基板41に入球検出スイッチ39、入球
表示装置43及び得点表示装置81を装着しているので、個
別に基板等を設ける場合に比較して構造が簡単であり、
全体を小型化することができる。
1又は2に記載の発明において、各入球検出スイッチ39
が挿脱自在に挿入された支持部材38を入球ケース36に着
脱自在に設け、この支持部材38の前側にスイッチ基板41
を固定し、このスイッチ基板41に、得点表示素子82側の
端子84を前側から後側に貫通させて固定し、支持部材38
の前端部に、得点表示素子82の端子84に対応して切欠部
85を設けているので、次のような顕著な効果を奏する。
に各入球検出スイッチ39を挿脱自在に挿入すると共に、
この支持部材38の前側にスイッチ基板41を設けているの
で、各入球検出スイッチ39をスイッチ基板41に接続した
状態で支持部材38と一体に着脱でき、入球検出スイッチ
39の保守、点検等が容易であり、また入球検出スイッチ
39が故障した場合には、その個々の入球検出スイッチ39
を容易に交換することができる。
した時にも、各入球検出スイッチ39が支持部材38に入っ
ているため、故障した入球検出スイッチ39を交換する場
合にも、他の入球検出スイッチ39を傷めることがない。 スイッチ基板41に、得点表示素子82側の端子84を前
側から後側に貫通させて固定しているので、スイッチ基
板41に得点表示素子82側を容易にプリント配線できる。 支持部材38の前端部に、得点表示素子82の端子84に
対応して切欠部85を設けているので、得点表示素子82側
の端子84がスイッチ基板41を貫通しているにも拘わら
ず、支持部材38にスイッチ基板41を確実に固定できる。
面図である。
面図である。
図である。
大断面図である。
部断面正面図である。
部断面平面図である。
部断面背面図である。
解断面図である。
Claims (3)
- 【請求項1】 遊技盤(6) の下部に、該遊技盤(6) から
前方に突出する複数個の入球口(34)を備えた下部入球装
置(16)を設け、この下部入球装置(16)を前側から覆う下
部カバー(17)を設け、この下部カバー(17)の上部側に、
各入球口(34)に対応する入球表示素子(42)を有する入球
表示装置(43)を配置した弾球遊技機において、得点を表
示する得点表示装置(81)を入球表示装置(43)の下側で下
部カバー(17)に配置し、各入球口(34)を有する入球ケー
ス(36)の前側に基板(41)を設け、この基板(41)の前側上
部に入球表示装置(43)の各入球表示素子(42)を、前側下
部に得点表示装置(81)の得点表示素子(82)を夫々設けた
ことを特徴とする弾球遊技機。 - 【請求項2】 入球ケース(36)の前側に各入球口(34)と
対応し且つ各入球口(34)に入球した遊技球を検出する複
数個の入球検出スイッチ(39)を取り付けたスイッチ基板
(41)を設け、このスイッチ基板(41)の上部側に、入球表
示装置(43)の各入球表示素子(42)を各入球口(34)と対応
させて設け、この入球表示装置(43)の下側でスイッチ基
板(41)に得点表示装置(81)の得点表示素子(82)を設けた
ことを特徴とする請求項1に記載の弾球遊技機。 - 【請求項3】 各入球検出スイッチ(39)が挿脱自在に挿
入された支持部材(38)を入球ケース(36)に着脱自在に設
け、この支持部材(38)の前側にスイッチ基板(41)を固定
し、このスイッチ基板(41)に、得点表示素子(82)側の端
子(84)を前側から後側に貫通させて固定し、支持部材(3
8)の前端部に、得点表示素子(82)の端子(84)に対応して
切欠部(85)を設けたことを特徴とする請求項1又は2に
記載の弾球遊技機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7129141A JP2828607B2 (ja) | 1995-04-28 | 1995-04-28 | 弾球遊技機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7129141A JP2828607B2 (ja) | 1995-04-28 | 1995-04-28 | 弾球遊技機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08299533A JPH08299533A (ja) | 1996-11-19 |
JP2828607B2 true JP2828607B2 (ja) | 1998-11-25 |
Family
ID=15002144
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7129141A Expired - Fee Related JP2828607B2 (ja) | 1995-04-28 | 1995-04-28 | 弾球遊技機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2828607B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6360431B2 (ja) * | 2014-12-15 | 2018-07-18 | 株式会社平和 | 遊技機 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0619783U (ja) * | 1992-04-28 | 1994-03-15 | 太陽電子株式会社 | 組合せ式遊技機の得点表示装置 |
-
1995
- 1995-04-28 JP JP7129141A patent/JP2828607B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH08299533A (ja) | 1996-11-19 |
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