JP2757143B2 - 弾球遊技機の裏カバー装着装置 - Google Patents

弾球遊技機の裏カバー装着装置

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JP2757143B2
JP2757143B2 JP7129142A JP12914295A JP2757143B2 JP 2757143 B2 JP2757143 B2 JP 2757143B2 JP 7129142 A JP7129142 A JP 7129142A JP 12914295 A JP12914295 A JP 12914295A JP 2757143 B2 JP2757143 B2 JP 2757143B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、パチンコ機、アレンジ
ボール機、雀球機等の弾球遊技機の裏カバー装着装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の弾球遊技機、例えばアレンジボー
ル機では、遊技盤の上部に上入球口、通過口、中央入賞
装置、変動図柄表示装置、得点増加用の右役物作動装置
等の各遊技部品を装着すると共に、これらの各遊技部品
の下側に、横一列に入球口を配列した下部入球装置を配
置し、また遊技盤の裏面側に遊技部品、中継基板、配線
等を裏側から覆うように裏カバーをU字状の釘等で装着
している。
【0003】一方、弾球遊技機本体側には、矩形枠状の
外枠と、この外枠に開閉自在に枢着された前枠とを備
え、前枠の後側に、遊技盤を後側から嵌脱自在に嵌着す
る三方枠と、この三方枠に嵌着された遊技盤を後側から
押さえて固定する裏機構板とを設けている。そして、裏
機構板には、遊技盤の裏カバーが嵌合して後方に突出す
るように開口窓を形成し、この開口窓の上側に賞球タン
ク、賞球タンクレールを、側方に賞球払い出し手段等を
夫々装着している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】遊技盤の裏面側には、
通常、裏カバーが装着され、この裏カバーにより遊技部
品、中継基板、配線等を裏側から覆って保護するように
なっているが、従来は裏カバーの周壁の前端外周に取り
付け部を形成し、この取り付け部を遊技盤の裏面側に当
接させて取り付け部をU字状の釘等で固定する方法を採
っている。
【0005】このため、裏カバーを遊技盤に一旦装着し
た後は、その釘等を抜かない限り、裏カバーを取り外す
ことはできず、また仮に裏カバーを取り外し得たとして
も、釘等を抜く時に取り付け部が損傷して、その裏カバ
ーを再度使用することは殆どの場合不可能である。
【0006】従って、遊技盤ユニットの組み立て後に、
遊技部品からのリード線の断線、コネクタの損傷等の異
常が発生した場合には、裏カバーの後壁に形成された点
検窓から裏カバーの内部に手を挿入して修理等の作業を
行うことになり、作業が非常に煩わしくなる欠点があ
る。
【0007】また裏カバーを装着すれば、その後の遊技
部品の交換等が非常に困難になるので、従来では、組み
立てラインで遊技盤ユニットを組み立てて、検査ライン
で電気系統を検査し、全てに異常のないことを確認して
から、遊技盤の裏面側に裏カバーを装着する方法を採っ
ている。
【0008】このため、遊技盤ユニットの組み立て後、
直ぐに裏カバーを装着して遊技部品等を保護することが
できないので、遊技部品等を装着した遊技盤を組み立て
ラインから検査ラインへと搬送する間に、遊技部品のリ
ード線が他の障害物と接触して断線する等の問題があ
り、裏カバーの本来の役割を十分に発揮し得ない欠点が
ある。しかも、遊技盤ユニットの検査後に裏カバーを釘
で打ち付けて遊技盤の裏面側に装着するため、この装着
時の衝撃によって遊技部品が損傷する恐れもあり、これ
が検査後に異常を招く大きな原因ともなっている。
【0009】更に、遊技店に設置した後に、遊技部品等
の異常が発生した時には、前枠から遊技盤を取り外した
状態で修理をするとしても、裏カバーの点検窓からの遊
技部品の交換等が困難であるため、殆どの場合にその遊
技盤ユニット全体を廃棄処分にせざるを得ないという欠
点がある。本発明は、かかる従来の課題に鑑み、遊技盤
の裏面側に裏カバーを装着した後も、必要に応じて裏カ
バーを容易に着脱できる弾球遊技機の裏カバー装着装置
を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、遊技盤6 の裏
面側に、該遊技盤6 に装着された遊技部品8 〜14を覆う
裏カバー23を設け、遊技盤6 を後側から押さえて前枠3
に固定する裏機構板24に、裏カバー23に対応する開口窓
26を形成した弾球遊技機において、遊技盤6 の裏面に、
裏カバー23の側壁部47,48,49の周方向に複数個に分割さ
れた帯状の取り付けベース44を該裏カバー23の側壁部4
7,48,49に沿って固定し、各取り付けベース44に、該取
り付けベース44から後方に突出し且つ裏カバー23の各側
壁部47,48,49が外側に嵌合する嵌合リブ85を該取り付け
ベース44の長手方向に沿って設け、各取り付けベース44
に裏カバー23の各側壁部47,48,49の取り付け部46を裏側
からネジ95により着脱自在に取り付けている。
【0011】また取り付けベース44に、後方に突出する
取り付け台部87を設け、裏カバー23の側壁部47,48,49
に、取り付け台部87が嵌合する切り欠き部93と、取り付
け台部87の頂部に当接する取り付け部46とを設け、取り
付け部46を取り付け台部87にネジ95で固定している。
【0012】更に取り付け台部87の頂部側に、後方に突
出する取り付けボス部88を形成し、取り付け部46に、取
り付けボス部88が嵌合する取り付け凹部94を設け、取り
付け凹部94から取り付けボス部88に、これらの略中央部
に螺合するネジ95を設けている。
【0013】また遊技盤6 に位置決め凹部89を形成し、
取り付けベース44に、位置決め凹部89に嵌合する位置決
め突部90を形成し、取り付けベース44をネジ92により遊
技盤6 に着脱自在に固定している。
【0014】
【0015】
【作用】遊技盤6 の裏面側に取り付けベース44を取り付
けて置き、遊技盤6 に装着された遊技部品等を覆う場合
には、この取り付け部44を介して裏カバー23を着脱自在
に取り付ける。従って、遊技盤6 の裏面の裏カバー23を
必要に応じて容易に着脱できるので、組み立て後の早い
時点で遊技盤6 に裏カバー23を装着して遊技部品を保護
することができ、リード線の断線等の故障の発生を極力
少なくできる。
【0016】取り付けベース44を遊技盤6 に装着する時
には、その位置決め突部90を遊技盤6 の位置決め凹部89
に嵌合させて、取り付けベース44をネジ92により遊技盤
6 に固定する。取り付けベース44は裏カバー23の側壁部
47,48,49に沿った帯状であり、この取り付けベース44に
形成した嵌合リブ85の外側に裏カバー23の各側壁部47,4
8,49を嵌合させて取り付ける。
【0017】また裏カバー23を固定する場合は、取り付
けベース44の取り付け台部87に裏カバー23の側壁部47,4
8,49の切り欠き部93を嵌合させた状態で、取り付け部46
とを取り付け台部87の頂部に当接させて、その取り付け
部46を取り付け台部87にネジ95で固定する。取り付け台
部87の頂部側に取り付け部46を当接させる場合、取り付
け台部87の取り付けボス部88に、取り付け部46の取り付
け凹部94を嵌合させて、取り付け凹部94から取り付けボ
ス部88にネジ95を螺合する。
【0018】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳述
する。図1はアレンジボール機の正面図であり、1 はア
レンジボール機本体で、矩形枠状の外枠2 と、この外枠
2 の前面に開閉自在に枢着された前枠3 とによって構成
されている。前枠3 には開閉自在なガラス扉4 と前面板
5 とが上下に装着され、これらに対応して前枠3 の後側
に遊技盤6 が着脱自在に装着されている。
【0019】遊技盤6 の前面には、発射された遊技球を
案内するガイドレール7 が設けられると共に、このガイ
ドレール7 によって取り囲まれた中央部に上入球口8 、
下入球口9 、通過口10、中央入賞装置11、変動図柄表示
装置12、得点増加用の右役物作動装置13、下部役物作動
装置14等の各遊技部品が配置されている。また遊技盤6
の下部には横長状の開口部15と、この開口部15に後側か
ら嵌合する下部入球装置16が配置され、この下部入球装
置16は下部カバー17により前面側から覆われている。前
面板5 には上皿18が、また前枠3 の下部には下皿19と発
射装置20用の操作ハンドル21が夫々設けられている。
【0020】図2はアレンジボール機の背面図であり、
22は発射装置20の発射モータで、操作ハンドル21を操作
した時に作動して、上皿18から16個の遊技球を発射レ
ール上に1個づつ供給し、それを打撃槌で打撃してガイ
ドレール7 へと発射するようになっている。23は裏カバ
ーで、遊技盤6 の後側に突出する変動図柄表示装置12、
右役物作動装置13、下部役物作動装置14等の各遊技部品
と、その下側の下部入球装置16とを後側から覆うよう
に、遊技盤6 の裏面側に装着されている。
【0021】24は裏機構板で、前枠3 側に装着された遊
技盤6 を後側から押さえて固定するためのものであり、
前枠3 の後側にヒンジ25により縦軸廻りに開閉自在に枢
支され、且つ遊技盤6 を押さえ付ける閉状態でロックレ
バー(図示省略)により前枠3 側にロックするようにな
っている。裏機構板24には、遊技盤6 の裏カバー23に対
応する位置に開口窓26が形成され、裏機構板24で遊技盤
6 を固定した時に、この開口窓26から裏カバー23が後方
に突出するようになっている。
【0022】27は賞球を貯留する賞球タンクで、裏機構
板24の後側の上部に装着されている。28は賞球払い出し
装置で、賞球タンク27から供給される賞球を所要数づつ
上皿18へと払い出すように構成され、且つ裏カバー23の
側方で裏機構板24に上下方向に装着されている。29は回
収シュートで、下部入球装置16からの遊技球を島機構側
に案内するようになっている。
【0023】30は裏カバー23の下部に装着された制御基
板ケースで、この制御基板ケース30にはゲーム時の制御
動作を司る電子部品を装着した制御基板30a が組み込ま
れている。31は払い出し制御ケースで、賞球払い出し装
置28による賞球の払い出し時の制御を司る電子部品を装
着した払い出し制御基板が組み込まれている。32は球貸
し制御ケースで、この球貸し制御ケース32には自動球貸
し機45を使用する時に、賞球払い出し装置28を作動させ
て貸し球を上皿18に払い出させるための球貸し制御基板
が組み込まれている。なお、払い出し制御ケース31及び
球貸し制御ケース32は、裏機構板24の下部に装着されて
いる。
【0024】遊技盤6 は、図6及び図7に示すように、
三方枠96に対して後側から着脱自在に嵌合され、裏機構
板24により後側から押さえて固定されている。三方枠96
は、前枠3 に形成された窓孔を左右及び上側から取り囲
むように門形状に構成され、遊技盤6 の裏面側に固定さ
れている。
【0025】下部入球装置16は、図1及び図3に示すよ
うに、16個の入球口33を有する入球ケース34と、入球
口33に入球した遊技球を集球して回収シュート29側に案
内する集球ケース35と、入球口33に入球した遊技球を検
出する入球検出スイッチ36とを備え、遊技盤6 の開口部
15に後側から嵌合させて、遊技盤6 の裏面側に着脱自在
に固定されている。
【0026】入球ケース34には、横一列状に入球口33が
形成され、この各入球口33は遊技盤6 の開口部15から前
側に突出している。集球ケース35は遊技盤6 との間に球
案内通路37を形成すべく遊技盤6 の裏面側に装着され、
各入球口33に入球した遊技球を集めて回収シュート29に
案内するようになっている。入球検出スイッチ36は各入
球口33に対応してスイッチ基板38に装着され、スイッチ
基板38は入球ケース34の前側に着脱自在に固定されてい
る。
【0027】上入球口8 、下入球口9 、通過口10、中央
入賞装置11、変動図柄表示装置12、右役物作動装置13、
下部役物作動装置14は、図5に示すように、遊技盤6 に
形成された装着孔39に対応し、又は遊技盤6 の後側に突
出すべく装着孔40に嵌合させて装着されている。上入球
口8 、下入球口9 、中央入賞装置11、変動図柄表示装置
12、右役物作動装置13、下部役物作動装置14は、これら
に入球した遊技球を遊技盤6 の後側に案内するようにな
っており、これらに対応して遊技盤6 の裏面側には球集
合板41が装着されている。
【0028】球集合板41は上入球口8 、下入球口9 等の
各遊技部品に対応する通路を有し、上入球口8 、下入球
口9 等に入球した遊技球を下部入球装置16に集球ケース
35の上部側に案内するようになっている。上入球口8 、
下入球口9 、通過口10、中央入賞装置11、変動図柄表示
装置12、右役物作動装置13、下部役物作動装置14は、発
光素子、スイッチ、ソレノイド、液晶表示素子等の電気
部品を適宜具備すると共に、その電気部品に接続された
リード線42を有し、中継基板43にコネクタを介して着脱
自在に接続されている。中継基板43は、球集合板41の後
側に装着されている。
【0029】裏カバー23は、図5に示すように、変動図
柄表示装置12、右役物作動装置13等の各遊技部品、球集
合板41、中継基板43等から下部入球装置16に跨がって、
これら全体を後側から覆うように、遊技盤6 の裏面側に
取り付けベース44、取り付け部46を介して着脱自在に装
着されている。
【0030】裏カバー23は、図5乃至図7に示すよう
に、上側壁部47と左右側壁部48,49 と下側壁部50と上後
壁部51と下後壁部52とを一体に備え且つ遊技盤6 側が開
放した箱状であって、この裏カバー23の上部側には後方
に膨らむ膨らみ部53が設けられている。裏カバー23は各
種弾球遊技機用の遊技盤6 に兼用するものであって、下
部側の突出量が小であるのに対して、上部側の膨らみ部
53側の突出量を大にしている。
【0031】即ち、裏カバー23の膨らみ部53側は、遊技
盤6 の後側へと大きく突出する遊技部品をガイドレール
7 の範囲内で遊技盤6 のどの位置に装着した場合にも、
その遊技部品が裏カバー23の膨らみ部53内に十分収まり
得るように、膨らみ部53の後側への突出量が確保されて
いる。一方、裏カバー23の膨らみ部53の下側は、アレン
ジボール機及び雀球機の場合には下部入球装置16が収ま
り、パチンコ機の場合には図5に仮想線で示す如く、入
賞球を集球して貯留する集球貯留装置54が収まる程度で
あるため、膨らみ部53よりも突出量が小さくなるように
構成されており、その下後壁部52に制御基板ケース30が
着脱自在に装着されている。
【0032】裏カバー23の膨らみ部53の上後壁部51と、
この膨らみ部53の下側の下後壁部52は共に遊技盤6 と略
平行になっており、その上後壁部51には点検窓55と、こ
の点検窓55を開閉自在に塞ぐ窓蓋56とが設けられてい
る。膨らみ部53の下側の中間底壁部57、即ち、裏カバー
23の上後壁部51と下後壁部52との間の中間底壁部57に
は、中継基板43からのケーブル58を引き出す引き出し孔
59が左右方向に形成されている。
【0033】裏カバー23は、裏機構板24の開閉時に、裏
機構板24と干渉することなくその開口窓26に嵌脱し得る
程度の僅かな間隔をおいて裏機構板24の開口窓26に嵌合
しており、裏機構板24の開口窓26の周縁には、裏カバー
23の各側壁部47,48,49を外周から取り囲むように後方に
突出する補強リブ60が一体に形成されている。そして、
裏機構板24には、裏カバー23の右側壁部49に近接して上
下方向に賞球払い出し装置28が装着され、この賞球払い
出し装置28の駆動モータ61が裏カバー23側に突出して設
けられている。裏カバー23の右側壁部49には、駆動モー
タ61に対応して凹部62が形成され、この凹部62内に駆動
モータ61の一部が突出している。従って、裏カバー23を
左右方向に極力大きくすることが可能である。
【0034】点検窓55は、図3、図5、図6、図9乃至
図13に示すように、上後壁部51がその上下、左右の周
辺部分に僅かに残る程度に略矩形状に大きく開口して形
成され、着脱自在な窓蓋56により開閉自在に閉塞されて
いる。窓蓋56は点検窓55に嵌合する嵌合蓋部63と、この
嵌合蓋部63の上側にその板厚分だけ後側にずれて段違い
状に形成され且つ上後壁部51の裏面に後側から上下方向
に摺動自在に当接する非嵌合蓋部64とを一体に備えてい
る。
【0035】窓蓋56の嵌合蓋部63の左右両側には、この
嵌合蓋部63から左右方向の外方に突出する係合爪65が上
下に一対つづ設けられ、また嵌合蓋部63の下部の左右中
央には、係止部66と、この係止部66の上側が開口する離
脱操作孔67とが上下に形成されている。なお、嵌合蓋部
63の下部には、係止部66の両側方に受け凹部68と突起69
とが間隔をおいて形成されている。
【0036】点検窓55の左右両側には、その裏面が上後
壁部51と略面一となるように点検窓55に嵌合した嵌合蓋
部63を上下摺動自在に受ける上下方向の蓋受け部70と、
窓蓋56が蓋受け部70に当接するように係合爪65を後側か
ら嵌脱させる切り欠き部71と、窓蓋56を蓋受け部70に沿
って下側に摺動させた時に、係合爪65が係脱自在に係合
する係合部72とが設けられている。切り欠き部71と係合
部72は、各蓋受け部70の外側で上下に相対応して設けら
れている。
【0037】点検窓55の下縁側には、係合爪65を係合部
72に係合させた時に、係止部66に前側から係脱自在に係
合し、且つ上端部側を離脱操作孔67から前側に押して離
脱操作できるように係止爪73が設けられると共に、嵌合
蓋部63の下端縁を点検窓55の下縁部上に当接せた時に、
嵌合蓋部63の受け凹部68と突起69とに対応する突起74と
受け凹部75とが形成されている。受け凹部68,75 と突起
69,74 は前後反対向きになっており、これらを係合させ
て窓蓋56の下端部を上後壁部51に確実に固定するように
している。なお、係止部66と係止爪73とによって、窓蓋
56を係脱自在にロックするロック手段76が構成されてい
る。
【0038】非嵌合蓋部64の前側には、係合爪65が切り
欠き部71に対応する位置まで窓蓋56を上昇させた時に、
点検窓55の上縁に当接する凸条のストッパー77が点検窓
55の上縁形状に沿って設けられている。なお、裏カバー
23の右側壁部49、下側壁部50及び下後壁部52には、図4
に示すように、集球ケース35の遊技球落下口79側に対応
する部分に切り欠き部78が設けられている。
【0039】制御基板ケース30は、図7及び図8に示す
ように、左右方向に長い横長矩形状のケース本体80と、
このケース本体80の開口側に着脱自在に装着された前蓋
81とを備え、内部に制御基板30a が収納されている。制
御基板ケース30は裏カバー23の下後壁部52に形成された
4個の係合溝82と、この各係合溝82に対応して前蓋81側
に形成された4個のL字状の係合片83と、ロック爪84と
により裏カバー23に着脱自在に装着されている。
【0040】取り付けベース44は、図4に示すように、
左、右上及び右中の3個に分割されると共に、裏カバー
23の対応する各側壁部47,48,49に沿って帯状に長く構成
されている。そして、左側の取り付けベース44は裏カバ
ー23の左側壁部48から上側壁部47及び下側壁部50の一部
に対応するように上下両端に屈曲部を有し、また右側の
上取り付けベース44は右側壁部49と上側壁部47との角部
に対応するようにく字状に、右側の中取り付けベース44
は右側壁部49に対応するように真っ直ぐに夫々構成され
ている。
【0041】各取り付けベース44は、例えば図14乃至
図20に左の一部と右の各取り付けベース44を例示する
ように、その幅方向の内側から後方に突出する嵌合リブ
85と、この嵌合リブ85の外側で後方に突出する小突起86
と、その全幅に亘って後方に突出する取り付け台部87
と、この取り付け台部87の頂部側に形成された位置決め
兼用の取り付けボス部88と、遊技盤6 に形成された位置
決め凹部89に嵌合する位置決め突部90とが夫々一体に形
成され、且つ複数本のネジ92により遊技盤6 の裏面側に
着脱自在に装着されている。
【0042】嵌合リブ85は取り付け台部87を含んで取り
付けベース44にその長手方向の略全長に亘って設けられ
ており、この嵌合リブ85の外側に裏カバー23の各側壁部
47,48,49が嵌合するようになっている。小突起86は左側
の取り付けベース44には長手方向に所定間隔を置いて複
数個設けられ、また他の2個の取り付けベース44には長
手方向の両端に2個設けられている。そして、この各小
突起86と嵌合リブ85との間で裏カバー23の各側壁部47,4
8,49を内外両側から挟むようになっている。
【0043】取り付け台部87は、左側の取り付けベース
44にはその長手方向に所定の間隔をおいて複数個設けら
れ、また他の2個の取り付けベース44には1個づつ設け
られており、その個々の取り付け台部87は遊技盤6 側に
凹みができるように後方に突出している。各取り付け台
部87の頂部に後方に突出する取り付けボス部88が円形状
に形成されている。
【0044】一方、裏カバー23の各側壁部47,48,49に
は、各取り付け台部87が嵌合する切り欠き部93が形成さ
れ、この切り欠き部93の最奥側から外側に突出するよう
に取り付け部46が形成されている。各取り付け部46は、
各取り付け台部87の頂部に後側から当接するようになっ
ており、その中央に取り付けボス部88に嵌合する取り付
け凹部94が形成されている。そして、裏カバー23の各取
り付け部46の中心に挿入され且つ取り付けボス部88の中
心に螺合するネジ95によって、裏カバー23が遊技盤6 側
の取り付けベース44に着脱自在に固定されている。
【0045】上記構成において、遊技盤ユニットの組み
立てに際しては、遊技盤6 の前面側に障害釘を打ち付け
た後等の適当な段階において、裏カバー23の各側壁部4
7,48,49に対応させて遊技盤6 の裏面側に各取り付けベ
ース44をネジ92で取り付けて置く。この場合、取り付け
ベース44の位置決め突部90を遊技盤6 の位置決め凹部89
に嵌合させると、取り付けベース44を位置決めできるの
で、その位置決め状態でネジ92により遊技盤6 に固定す
れば良く、各取り付けベース44を所定の位置に容易に精
度良く取り付けることが可能である。
【0046】遊技盤6 の前面側に中央入賞装置11、変動
図柄表示装置12、右役物作動装置13、下部役物作動装置
14等の各遊技部品を装着し、遊技盤6 の裏面側に下部入
球装置16、球集合板41、中継基板43を装着して、各遊技
部品のリード線42を中継基板43のコネクタに接続して、
遊技盤ユニットの組み立てが完了すれば、遊技盤6 の裏
面側に裏カバー23を装着して、この裏カバー23によって
各遊技部品等を裏側から覆って保護する。そして、この
状態で遊技盤ユニットを組み立てラインから検査ライン
へと送り、各遊技部品等の電気系統の検査を行う。
【0047】検査ラインでの検査時に、遊技部品の損
傷、リード線42の断線等の異常があれば、裏カバー23を
取り外してその遊技部品を交換する等の修理を行う。こ
の時、ネジ95を外せば、各取り付けベース44から裏カバ
ー23を分離できるので、裏カバー23を遊技盤6 から容易
に取り外すことができる。
【0048】従って、裏カバー23を必要に応じて遊技盤
6 に容易に着脱できるので、組み立て後の早期の時点で
遊技盤6 に裏カバー23を装着することが可能となり、組
み立てラインから検査ラインへと遊技盤ユニットを搬送
する途中に、他の障害物と接触する等によってリード線
42が切断する等の問題もなく、裏カバー23の保護用とし
ての機能を十分に発揮できる。なお、裏カバー23には点
検窓55があるので、裏カバー23を取り外すまでもない場
合には、この点検窓55から手を挿入して修理を行うこと
も可能である。
【0049】裏カバー23を遊技盤6 に装着する場合、遊
技盤6 側に取り付けベース44を予め装着しておき、その
取り付けベース44を介して裏カバー23を遊技盤6 に装着
しているが、各取り付けベース44が帯状であって、嵌合
リブ85等の突出量が僅かであるため、遊技部品の装着時
に、遊技盤6 の裏面側にある取り付けベース44が障害に
なることもなく、通常通りの作業が可能である。
【0050】裏カバー23の装着時には、遊技盤6 側の所
定位置に取り付けベース44があるので、その各取り付け
ベース44の嵌合リブ85の外側に裏カバー23の各側壁部4
7,48,49を嵌合させると、裏カバー23側の切り欠き部93
が各取り付けベース44の取り付け台部87に一致して、各
取り付け部46の取り付け部凹部94と取り付けボス部88が
嵌合し、取り付け部46が取り付け台部87の頂部に当接す
る。そこで、裏カバー23の各側壁部47,48,49が取り付け
ベース44に合えば、各取り付け部46の中央にネジ95を挿
入して取り付け台部87の取り付けボス部88に螺合して締
結し、各取り付けベース44を介して裏カバー23を遊技盤
6 に固定する。
【0051】この裏カバー23の装着時にも、各取り付け
ベース44に嵌合リブ85があり、その外側に裏カバー23を
嵌合させるので、裏カバー23を各取り付けベース44に容
易に合わせることができる。そして、裏カバー23が嵌合
リブ85の外側に嵌合すれば、嵌合リブ85と小突起86とで
各側壁部47,48,49を内外両側から挟んで固定するので、
裏カバー23の前端縁の内外方向への変形等を防止でき
る。
【0052】また取り付けベース44の取り付け台部87と
裏カバー23の切り欠き部94とを嵌合せた状態で、取り付
け凹部94を取り付けボス部88に嵌合させてネジ95で固定
しているので、位置決めが確実であると共に、ネジ95の
締め付け量を十分に確保できる。しかも、この取り付け
台部87にも嵌合リブ85があり、この嵌合リブ85と取り付
けボス部88との間で裏カバー23の側壁部47,48,49を内外
両側で挟んでいるため、裏カバー23を取り付けベース44
に確実に固定できる。
【0053】遊技盤ユニットは前枠3 の三方枠96に後側
から装着して裏機構板24を閉じて固定する。この時、裏
カバー23が裏機構板24の開口窓26に嵌合して後方に突出
し、この裏カバー23の外側で裏機構板24により遊技盤6
を後側から押さえ付けるが、裏カバー23が裏機構板24側
と干渉することはない。
【0054】裏カバー23には後方に膨らむ膨らみ部53を
設けているため、この膨らみ部53内の容積を十分に確保
できる。従って、裏カバー23の膨らみ部53内に、遊技盤
6 から後方への突出量が大きく異なるような遊技部品で
も十分に組み込むことができるので、遊技盤6 に装着す
る遊技部品を自由に選択できると共に、異なる機種の遊
技盤ユニットにも裏カバー23を兼用することができ、各
機種相互間での裏カバー23の共用化を促進できる。
【0055】裏カバー23は下部入球装置16までをも覆う
大きさであり、この裏カバー23の上部側に膨らみ部53を
設けると共に、この膨らみ部53の下側で裏カバー23の後
側に制御基板ケース30を設けているので、膨らみ部53の
後側に制御基板ケース30を設ける場合に比較して、制御
基板ケース30が大きく後方に突出し過ぎることがなく、
膨らみ部53の後方への突出量を十分に確保できる。また
裏カバー23で下部入球装置16を覆っているため、下部入
球装置16を裏カバー23で保護でき、下部入球装置16の損
傷等を少なくできる。
【0056】しかも、膨らみ部53と制御基板ケース30と
を上下に近接させて配置し、制御基板ケース30を左右方
向に長い横長矩形状に構成しているので、制御基板ケー
ス30を裏カバー23の下部側に配置することによって、膨
らみ部53の上下方向に大きさを十分に確保できる。制御
基板ケース30は、その一側壁と底壁を賞球払い出し装置
28と反対側に寄せて、裏カバー23の左側壁部48と下側壁
部50とに略一致させているので、制御基板30a の面積を
大きく取っても、制御基板ケース30が賞球払い出し装置
28側の下部のシュート等に干渉せず、シュート等の形
状、構造を任意に決定できる。
【0057】裏カバー23の膨らみ部53と制御基板ケース
30は、遊技盤6 から後方への突出量が略同じであり、膨
らみ部53側の上後壁部51と制御基板ケース30のケース本
体80の後壁とを略面一状にしているので、膨らみ部53及
び制御基板ケース30が後方に大きく出すぎることがな
く、アレンジボール機を小さく梱包でき、また島側への
装着時に、他の物と干渉することがない。
【0058】遊技盤6 の裏側を点検する場合は、離脱操
作孔67から指等を挿入して係止爪73の上端部を前側に押
し、係止爪73を係止部66から離脱して窓蓋56のロックを
解除する。そして、次に、窓蓋56を上側に押し上げて、
嵌合蓋部63を左右の蓋受け部70に沿って摺動させて、窓
蓋56の左右の係合爪65を係合部72から上側に外して行
く。この時、窓蓋56の係止部66を指で上下から摘んで押
し上げても良いし、非嵌合蓋部64と嵌合蓋部63との段部
を押し上げても良い。
【0059】係合爪65が切り欠き部71まで移動して係合
部72から外れると、非嵌合蓋部64のストパー77が点検窓
55の上縁部に当接し、また非嵌合蓋部64の上端が裏カバ
ー23から上に突出するので、その上端を摘んで窓蓋56を
後方に取り外せば、裏カバー23から窓蓋56が外れて点検
窓55が開放状態となる。
【0060】点検後、点検窓55を窓蓋56で塞ぐ場合に
は、窓蓋56の係合爪65を切り欠き部71に合わせて嵌合蓋
部63を点検窓55に嵌合させ、この嵌合蓋部63を蓋受け部
70に当接させる。そして、その状態で蓋受け部70に沿っ
て窓蓋56を下側へと摺動させると、係合爪65が係合部72
に係合すると共に、係止爪73が係止部66に係止して窓蓋
56を閉位置でロックする。
【0061】裏機構板24及び裏カバー23は、アレンジボ
ール機のみでなく、パチンコ機等にも兼用する。そのた
め、特に裏カバー23は、遊技盤6 の下部に下部入球装置
16に代替して、入賞球を集球し貯留する集球貯留装置54
を装着した場合にも、その集球貯留装置54と干渉しない
程度の突出量に設定している。
【0062】なお、集球貯留装置54は、各入賞口等に入
賞した入賞球を集めて貯留しておき、1個づつ回収シュ
ート29へと落下させながら、入賞球が1個落下する毎に
賞球払い出し装置28を作動させるようにしたものであ
り、遊技盤6 から後方への吐出量は下部入球装置16より
も大である。
【0063】以上、本発明の実施例を詳述したが、本発
明は実施例に限定されるものではない。例えば、取り付
けベース44は、実施例では帯状に構成しているが、その
他の形状であっても良い。また他のパチンコ機等でも同
様に実施できる。実施例では、遊技盤ユニットの組み立
て後で検査の前に裏カバー23を装着するものとして説明
したが、検査後であっても良く、特にその装着時点を問
題とするものではない。但し、裏カバー23を極力、早く
装着すれば、裏カバー23によって遊技盤6 の後側の遊技
部品等を保護できる利点がある。
【0064】
【発明の効果】本発明によれば、遊技盤6 の裏面側に、
該遊技盤6 に装着された遊技部品8 〜14を覆う裏カバー
23を設け、遊技盤6 を後側から押さえて前枠3 に固定す
る裏機構板24に、裏カバー23に対応する開口窓26を形成
した弾球遊技機において、遊技盤6 の裏面に、裏カバー
23の側壁部47,48,49の周方向に複数個に分割された帯状
の取り付けベース44を該裏カバー23の側壁部47,48,49に
沿って固定し、各取り付けベース44に、該取り付けベー
ス44から後方に突出し且つ裏カバー23の各側壁部47,48,
49が外側に嵌合する嵌合リブ85を該取り付けベース44の
長手方向に沿って設け、各取り付けベース44に裏カバー
23の各側壁部47,48,49の取り付け部46を裏側からネジ95
により着脱自在に取り付けているので、次のような顕著
な効果を奏する。
【0065】 遊技盤6 の裏面の各取り付けベース44に裏カバー23
の各側壁部47,48,49の取り付け部46を裏側からネジ95に
より着脱自在に取り付けているので、遊技盤6 の裏面側
に裏カバー23を装着した後も、必要に応じて裏カバー23
を容易に着脱できる。 従って、遊技盤6 に遊技部品8 〜14を装着すれば、
できるだけ早い時点で裏カバー23を装着して遊技部品を
保護することができ、リード線の断線等の故障の発生を
極力少なくできる。また仮に遊技部品8 〜14等に故障箇
所があれば、裏カバー23を取り外して容易に修理をする
ことができるので、裏カバー23を装着後に遊技部品8 〜
14等の故障を発見した場合でも、廃棄処分にするような
無駄がなくなる。
【0066】
【0067】 取り付けベース44が帯状であるため、遊技盤6に設
ける取り付けベース44の個数を少なくできる。 取り付けベース44に嵌合リブ85があり、この嵌合リ
ブ85の外側に裏カバー23の各側壁部47,48,49を嵌合させ
ているので、裏カバー23を取り付けベース44に合わせて
容易に装着できる。
【0068】また取り付けベース44に、後方に突出する
取り付け台部87を設け、裏カバー23の側壁部47,48,49
に、取り付け台部87が嵌合する切り欠き部93と、取り付
け台部87の頂部に当接する取り付け部46とを設け、取り
付け部46を取り付け台部87にネジ95で固定しているの
で、次のような顕著な効果を奏する。
【0069】 取り付けベース44に取り付け台部87を
設け、この取り付け台部87の頂部に裏カバー23の側壁部
47,48,49に設けた取り付け部46を当接させて、取り付け
部46を取り付け台部87にネジ95で固定しているので、取
り付け部46を取り付けベース44の取り付け台部87に確実
に固定できる。 裏カバー23の側壁部47,48,49に、取り付け台部87が
嵌合する切り欠き部93があるので、取り付けベース44の
幅を小さくしても、取り付け台部87側にネジ95を確実に
螺合して固定できる。このため、取り付けベースの幅を
小さくすることが可能である。
【0070】更に取り付け台部87の頂部側に、後方に突
出する取り付けボス部88を形成し、取り付け部46に、取
り付けボス部88が嵌合する取り付け凹部94を設け、取り
付け凹部94から取り付けボス部88に、これらの略中央部
に螺合するネジ95を設けているので、次のような顕著な
効果を奏する。
【0071】 取り付け台部46の取り付けボス部88と
取り付け凹部94とを嵌合させてネジ95で固定しているの
で、位置決めと固定とを同時にできる。 取り付けボス部88が取り付け台部87の頂部の前後両
側に突出しているので、取り付け台部87等の肉厚が薄い
場合でも、ネジ95の螺合量を大きくできる。
【0072】また遊技盤6 に位置決め凹部89を形成し、
取り付けベース44に、位置決め凹部89に嵌合する位置決
め突部90を形成し、取り付けベース44をネジ92により遊
技盤6 に着脱自在に固定しているので、次のような顕著
な効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すアレンジボール機の正
面図である。
【図2】本発明の一実施例を示すアレンジボール機の背
面図である。
【図3】本発明の一実施例を示す裏カバー側の背面図で
ある。
【図4】本発明の一実施例を示す遊技盤の裏カバーを取
り外した状態の背面図である。
【図5】図3のA−A矢視拡大断面図である。
【図6】図3のB−B矢視拡大断面図である。
【図7】図3のC−C矢視拡大断面図である。
【図8】本発明の一実施例を示す制御基板ケースの一部
切り欠き底面図である。
【図9】本発明の一実施例を示す点検窓部分の分解斜視
図である。
【図10】図3のD−D矢視断面図である。
【図11】図3のE−E矢視断面図である。
【図12】図3のF−F矢視断面図である。
【図13】図3のG−G矢視断面図である。
【図14】本発明の一実施例を示す取り付けベースの断
面図である。
【図15】本発明の一実施例を示す取り付けベースの断
面図である。
【図16】図14のH−H矢視断面図である。
【図17】図14及び図15のI−I矢視断面図であ
る。
【図18】図14及び図15のJ−J矢視断面図であ
る。
【図19】図14及び図15のK−K矢視断面図であ
る。
【図20】図14及び図15のL−L矢視断面図であ
る。
【符号の説明】
1 アレンジボール機本体 2 外枠 3 前枠 6 遊技盤 23 裏カバー 24 裏機構板 26 開口窓 44 取り付けベース 46 取り付け部 47,48,49 側壁部 85 嵌合リブ 87 取り付け台部 88 取り付けボス部 89 位置決め凹部 90 位置決め突部 92,95 ネジ 93 切り欠き部 94 取り付け凹部

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遊技盤(6) の裏面側に、該遊技盤(6) に
    装着された遊技部品(8) 〜(14)を覆う裏カバー(23)を設
    け、遊技盤(6) を後側から押さえて前枠(3) に固定する
    裏機構板(24)に、裏カバー(23)に対応する開口窓(26)を
    形成した弾球遊技機において、遊技盤(6) の裏面に、裏
    カバー(23)の側壁部(47)(48)(49)の周方向に複数個に分
    割された帯状の取り付けベース(44)を該裏カバー(23)の
    側壁部(47)(48)(49)に沿って固定し、各取り付けベース
    (44)に、該取り付けベース(44)から後方に突出し且つ裏
    カバー(23)の各側壁部(47)(48)(49)が外側に嵌合する嵌
    合リブ(85)を該取り付けベース(44)の長手方向に沿って
    設け、各取り付けベース(44)に裏カバー(23)の各側壁部
    (47)(48)(49)の取り付け部(46)を裏側からネジ(95)によ
    り着脱自在に取り付けたことを特徴とする弾球遊技機の
    裏カバー装着装置。
  2. 【請求項2】 取り付けベース(44)に、後方に突出する
    取り付け台部(87)を設け、裏カバー(23)の側壁部(47)(4
    8)(49)に、取り付け台部(87)が嵌合する切り欠き部(93)
    と、取り付け台部(87)の頂部に当接する取り付け部(46)
    とを設け、取り付け部(46)を取り付け台部(87)にネジ(9
    5)で固定したことを特徴とする請求項1に記載の弾球遊
    技機の裏カバー装着装置。
  3. 【請求項3】 取り付け台部(87)の頂部側に、後方に突
    出する取り付けボス部(88)を形成し、取り付け部(46)
    に、取り付けボス部(88)が嵌合する取り付け凹部(94)を
    設け、取り付け凹部(94)から取り付けボス部(88)に、こ
    れらの略中央部に螺合するネジ(95)を設けたことを特徴
    とする請求項2に記載の弾球遊技機の裏カバー装着装
    置。
  4. 【請求項4】 遊技盤(6) に位置決め凹部(89)を形成
    し、取り付けベース(44)に、位置決め凹部(89)に嵌合す
    る位置決め突部(90)を形成し、取り付けベース(44)をネ
    ジ(92)により遊技盤(6) に着脱自在に固定したことを特
    徴とする請求項1又は3に記載の弾球遊技機の裏カバー
    装着装置。
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JP2997954B2 (ja) * 1991-04-25 2000-01-11 株式会社平和 パチンコ機の回路ボックス
JP2640049B2 (ja) * 1991-04-30 1997-08-13 株式会社ニューギン パチンコ遊技機における電気制御装置

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