JP2720015B2 - 弾球遊技機の裏カバー装置 - Google Patents

弾球遊技機の裏カバー装置

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JP2720015B2
JP2720015B2 JP12914395A JP12914395A JP2720015B2 JP 2720015 B2 JP2720015 B2 JP 2720015B2 JP 12914395 A JP12914395 A JP 12914395A JP 12914395 A JP12914395 A JP 12914395A JP 2720015 B2 JP2720015 B2 JP 2720015B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、パチンコ機、アレンジ
ボール機、雀球機等の弾球遊技機の裏カバー装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来の弾球遊技機、例えばアレンジボー
ル機では、アレンジボール機本体側に、矩形枠状の外枠
と、この外枠に開閉自在に枢着された前枠とを備え、前
枠の後側に、遊技盤を後側から嵌脱自在に嵌着する三方
枠と、この三方枠に嵌着された遊技盤を後側から押さえ
て固定する裏機構板とを設けている。
【0003】遊技盤の前面側の上部に上入球口、通過
口、中央入賞装置、変動図柄表示装置、得点増加用の右
役物作動装置等の各遊技部品を装着し、これらの各遊技
部品の下側に横長状の開口部を形成すると共に、遊技盤
の裏面側に遊技部品、中継基板、配線等を裏側から覆う
ように裏カバーを装着している。そして、裏カバーの後
壁部に点検窓を形成し、この点検窓を開閉自在に塞ぐよ
うに、裏カバーに制御基板ケースを後側から着脱自在に
装着し、この制御基板ケース内に遊技動作の制御を司る
電子部品を装着した制御基板を収めている。
【0004】裏機構板には、遊技盤の裏カバーが嵌合し
て後方に突出するように開口窓を形成し、この開口窓の
上側に賞球タンク、賞球タンクレールを、側方に賞球払
い出し手段を、下側に下部入球装置を夫々装着し、この
裏機構板で遊技盤を後側から押さえて固定した時に、下
部入球装置の横一列状の入球口が遊技盤の開口部から前
側に突出するようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来のアレンジボール
機では、裏カバーの後壁部の点検窓を制御基板ケースで
開閉自在にしているが、裏カバーの後側に制御基板ケー
スがあり、遊技盤から制御基板ケースの後端までの突出
量が非常に大になるため、次のような種々の欠点があ
る。
【0006】即ち、裏カバーの後側に制御基板ケースを
取り付けているため、裏カバー自体の後方への突出量を
小さく抑えなければならず、裏カバー内の容積を十分に
確保し得ない欠点がある。このため、遊技盤に装着する
中央入賞装置等の遊技部品も、遊技盤から後方への突出
量の小さいものとなり、変化に富み且つ興趣に溢れた内
容のゲーム構成を採用することが困難である。
【0007】また同じ弾球遊技機であっても、アレンジ
ボール機、パチンコ機、雀球機等と機種が異なれば、遊
技盤に装着すべき遊技部品の構成、配列等が大きく異な
り、特に遊技盤の後側への突出量に大きな違いがあるた
め、裏カバーに制御基板ケースを装着する従来の構造で
は、弾球遊技機の各機種全てに亘って一種類の裏カバー
を兼用し、部品の共通化を図ることが困難である。
【0008】更に下部入球装置は、裏機構板側にあるた
め、アレンジボール機用の遊技盤からパチンコ機用の遊
技盤に交換してゲームを変更する場合には、遊技盤を着
脱する他に下部入球装置を交換する必要があり、その交
換作業が非常に煩わしいという問題もある。
【0009】本発明は、かかる従来の課題に鑑み、裏カ
バー及び制御基板ケースの遊技盤から後方への突出量を
小さくできると共に、後方への突出量の大きい遊技部品
でも容易に遊技盤に装着できる等、裏カバー内の容積を
十分に確保でき、裏カバーを各機種に亘って共用化でき
る弾球遊技機の裏カバー装置を提供することを目的とす
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の本発明
は、遊技盤6 の裏面側に、該遊技盤6 に装着された遊技
部品等を覆う裏カバー23を装着し、この裏カバー23の後
側に、制御動作を司る制御基板30a を収めた制御基板ケ
ース30を装着した弾球遊技機において、遊技盤6 の裏面
側下部に、該遊技盤6 の裏面側に通過した遊技球を集球
して回収する集球装置16,54 を設け、この集球装置16,5
4 を覆うように遊技盤6 の裏面に裏カバー23を設け、裏
カバー23の上部側に後方に膨らむ膨らみ部53を設け、こ
の膨らみ部53の下側で裏カバー23の後側に制御基板ケー
ス30を設けたものである。
【0011】請求項2に記載の本発明は、請求項1に記
載の発明において、膨らみ部53と制御基板ケース30とを
上下に近接させて配置し、制御基板ケース30を左右方向
に長い横長矩形状に構成したものである。
【0012】請求項3に記載の本発明は、請求項1又は
2に記載の発明において、膨らみ部53の下側の中間底壁
部57に、遊技部品等からの配線を引き出して制御基板30
a に接続するための引き出し孔59を設けたものである。
【0013】請求項4に記載の本発明は、請求項1、2
又は3に記載の発明において、膨らみ部53及び制御基板
ケース30の遊技盤6 から後方への突出量を略同じにし、
膨らみ部53の後面と制御基板ケース30の後面とを略面一
状に構成したものである。
【0014】
【作用】遊技盤6 を交換してゲーム内容を変更する場合
には、遊技部品と共に集球装置16,54 を裏カバー23で覆
った状態のままで遊技盤6 を前枠3 から取り外して交換
する。このため、遊技盤6 の交換作業を容易にでき、ま
た交換時における集球装置16,54 の損傷等を防止でき
る。
【0015】裏カバー23には後方に膨らむ膨らみ部53が
あるので、膨らみ部53内の容積を十分に確保でき、遊技
盤6 から後方への突出量が大きい遊技部品でも十分に組
み込むことができる。このため、異なる機種の遊技盤ユ
ニットにも裏カバー23を兼用でき、各機種相互間での裏
カバー23の共用化を促進できる。
【0016】裏カバー23は遊技盤6 の下部の集球装置1
6,54 までをも覆う大きさであり、この裏カバー23の上
部側に膨らみ部53を、膨らみ部53の下側で裏カバー23の
後側に制御基板ケース30を夫々設けているので、制御基
板ケース30が大きく後方に突出し過ぎることがなく、従
って、膨らみ部53の後方への突出量を十分に確保しなが
らも、裏カバー23及び制御基板ケース30の後方への突出
量が小さくなる。
【0017】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳述
する。図1はアレンジボール機の正面図であり、1 はア
レンジボール機本体で、矩形枠状の外枠2 と、この外枠
2 の前面に開閉自在に枢着された前枠3 とによって構成
されている。前枠3 には開閉自在なガラス扉4 と前面板
5 とが上下に装着され、これらに対応して前枠3 の後側
に遊技盤6 が着脱自在に装着されている。
【0018】遊技盤6 の前面には、発射された遊技球を
案内するガイドレール7 が設けられると共に、このガイ
ドレール7 によって取り囲まれた中央部に上入球口8 、
下入球口9 、通過口10、中央入賞装置11、変動図柄表示
装置12、得点増加用の右役物作動装置13、下部役物作動
装置14等の各遊技部品が配置されている。また遊技盤6
の下部には横長状の開口部15と、この開口部15に後側か
ら嵌合する下部入球装置16が配置され、この下部入球装
置16は下部カバー17により前面側から覆われている。前
面板5 には上皿18が、また前枠3 の下部には下皿19と発
射装置20用の操作ハンドル21が夫々設けられている。
【0019】図2はアレンジボール機の背面図であり、
22は発射装置20の発射モータで、操作ハンドル21を操作
した時に作動して、上皿18から16個の遊技球を発射レ
ール上に1個づつ供給し、それを打撃槌で打撃してガイ
ドレール7 へと発射するようになっている。23は裏カバ
ーで、遊技盤6 の後側に突出する変動図柄表示装置12、
右役物作動装置13、下部役物作動装置14等の各遊技部品
と、その下側の下部入球装置16とを後側から覆うよう
に、遊技盤6 の裏面側に装着されている。
【0020】24は裏機構板で、前枠3 側に装着された遊
技盤6 を後側から押さえて固定するためのものであり、
前枠3 の後側にヒンジ25により縦軸廻りに開閉自在に枢
支され、且つ遊技盤6 を押さえ付ける閉状態でロックレ
バー(図示省略)により前枠3 側にロックするようにな
っている。裏機構板24には、遊技盤6 の裏カバー23に対
応する位置に開口窓26が形成され、裏機構板24で遊技盤
6 を固定した時に、この開口窓26から裏カバー23が後方
に突出するようになっている。
【0021】27は賞球を貯留する賞球タンクで、裏機構
板24の後側の上部に装着されている。28は賞球払い出し
装置で、賞球タンク27から供給される賞球を所要数づつ
上皿18へと払い出すように構成され、且つ裏カバー23の
側方で裏機構板24に上下方向に装着されている。29は回
収シュートで、下部入球装置16からの遊技球を島機構側
に案内するようになっている。
【0022】30は裏カバー23の下部に装着された制御基
板ケースで、この制御基板ケース30にはゲーム時の制御
動作を司る電子部品を装着した制御基板30a が組み込ま
れている。31は払い出し制御ケースで、賞球払い出し装
置28による賞球の払い出し時の制御を司る電子部品を装
着した払い出し制御基板が組み込まれている。32は球貸
し制御ケースで、この球貸し制御ケース32には自動球貸
し機45を使用する時に、賞球払い出し装置28を作動させ
て貸し球を上皿18に払い出させるための球貸し制御基板
が組み込まれている。なお、払い出し制御ケース31及び
球貸し制御ケース32は、裏機構板24の下部に装着されて
いる。
【0023】遊技盤6 は、図6及び図7に示すように、
三方枠96に対して後側から着脱自在に嵌合され、裏機構
板24により後側から押さえて固定されている。三方枠96
は、前枠3 に形成された窓孔を左右及び上側から取り囲
むように門形状に構成され、遊技盤6 の裏面側に固定さ
れている。
【0024】下部入球装置16は、図1及び図3に示すよ
うに、16個の入球口33を有する入球ケース34と、入球
口33に入球した遊技球を集球して回収シュート29側に案
内する集球ケース35と、入球口33に入球した遊技球を検
出する入球検出スイッチ36とを備え、遊技盤6 の開口部
15に後側から嵌合させて、遊技盤6 の裏面側に着脱自在
に固定されている。
【0025】入球ケース34には、横一列状に入球口33が
形成され、この各入球口33は遊技盤6 の開口部15から前
側に突出している。集球ケース35は遊技盤6 との間に球
案内通路37を形成すべく遊技盤6 の裏面側に装着され、
各入球口33に入球した遊技球を集めて回収シュート29に
案内するようになっている。入球検出スイッチ36は各入
球口33に対応してスイッチ基板38に装着され、スイッチ
基板38は入球ケース34の前側に着脱自在に固定されてい
る。
【0026】上入球口8 、下入球口9 、通過口10、中央
入賞装置11、変動図柄表示装置12、右役物作動装置13、
下部役物作動装置14は、図5に示すように、遊技盤6 に
形成された装着孔39に対応し、又は遊技盤6 の後側に突
出すべく装着孔40に嵌合させて装着されている。上入球
口8 、下入球口9 、中央入賞装置11、変動図柄表示装置
12、右役物作動装置13、下部役物作動装置14は、これら
に入球した遊技球を遊技盤6 の後側に案内するようにな
っており、これらに対応して遊技盤6 の裏面側には球集
合板41が装着されている。
【0027】球集合板41は上入球口8 、下入球口9 等の
各遊技部品に対応する通路を有し、上入球口8 、下入球
口9 等に入球した遊技球を下部入球装置16に集球ケース
35の上部側に案内するようになっている。上入球口8 、
下入球口9 、通過口10、中央入賞装置11、変動図柄表示
装置12、右役物作動装置13、下部役物作動装置14は、発
光素子、スイッチ、ソレノイド、液晶表示素子等の電気
部品を適宜具備すると共に、その電気部品に接続された
リード線42を有し、中継基板43にコネクタを介して着脱
自在に接続されている。中継基板43は、球集合板41の後
側に装着されている。
【0028】裏カバー23は、図5に示すように、変動図
柄表示装置12、右役物作動装置13等の各遊技部品、球集
合板41、中継基板43等から下部入球装置16に跨がって、
これら全体を後側から覆うように、遊技盤6 の裏面側に
取り付けベース44、取り付け部46を介して着脱自在に装
着されている。
【0029】裏カバー23は、図5乃至図7に示すよう
に、上側壁部47と左右側壁部48,49 と下側壁部50と上後
壁部51と下後壁部52とを一体に備え且つ遊技盤6 側が開
放した箱状であって、この裏カバー23の上部側には後方
に膨らむ膨らみ部53が設けられている。裏カバー23は各
種弾球遊技機用の遊技盤6 に兼用するものであって、下
部側の突出量が小であるのに対して、上部側の膨らみ部
53側の突出量を大にしている。
【0030】即ち、裏カバー23の膨らみ部53側は、遊技
盤6 の後側へと大きく突出する遊技部品をガイドレール
7 の範囲内で遊技盤6 のどの位置に装着した場合にも、
その遊技部品が裏カバー23の膨らみ部53内に十分収まり
得るように、膨らみ部53の後側への突出量が確保されて
いる。一方、裏カバー23の膨らみ部53の下側は、アレン
ジボール機及び雀球機の場合には下部入球装置16が収ま
り、パチンコ機の場合には図5に仮想線で示す如く、入
賞球を集球して貯留する集球貯留装置54が収まる程度で
あるため、膨らみ部53よりも突出量が小さくなるように
構成されており、その下後壁部52に制御基板ケース30が
着脱自在に装着されている。
【0031】裏カバー23の膨らみ部53の上後壁部51と、
この膨らみ部53の下側の下後壁部52は共に遊技盤6 と略
平行になっており、その上後壁部51には点検窓55と、こ
の点検窓55を開閉自在に塞ぐ窓蓋56とが設けられてい
る。膨らみ部53の下側の中間底壁部57、即ち、裏カバー
23の上後壁部51と下後壁部52との間の中間底壁部57に
は、中継基板43からのケーブル58を引き出す引き出し孔
59が左右方向に形成されている。
【0032】裏カバー23は、裏機構板24の開閉時に、裏
機構板24と干渉することなくその開口窓26に嵌脱し得る
程度の僅かな間隔をおいて裏機構板24の開口窓26に嵌合
しており、裏機構板24の開口窓26の周縁には、裏カバー
23の各側壁部47,48,49を外周から取り囲むように後方に
突出する補強リブ60が一体に形成されている。そして、
裏機構板24には、裏カバー23の右側壁部49に近接して上
下方向に賞球払い出し装置28が装着され、この賞球払い
出し装置28の駆動モータ61が裏カバー23側に突出して設
けられている。裏カバー23の右側壁部49には、駆動モー
タ61に対応して凹部62が形成され、この凹部62内に駆動
モータ61の一部が突出している。従って、裏カバー23を
左右方向に極力大きくすることが可能である。
【0033】点検窓55は、図3、図5、図6、図9乃至
図13に示すように、上後壁部51がその上下、左右の周
辺部分に僅かに残る程度に略矩形状に大きく開口して形
成され、着脱自在な窓蓋56により開閉自在に閉塞されて
いる。窓蓋56は点検窓55に嵌合する嵌合蓋部63と、この
嵌合蓋部63の上側にその板厚分だけ後側にずれて段違い
状に形成され且つ上後壁部51の裏面に後側から上下方向
に摺動自在に当接する非嵌合蓋部64とを一体に備えてい
る。
【0034】窓蓋56の嵌合蓋部63の左右両側には、この
嵌合蓋部63から左右方向の外方に突出する係合爪65が上
下に一対つづ設けられ、また嵌合蓋部63の下部の左右中
央には、係止部66と、この係止部66の上側が開口する離
脱操作孔67とが上下に形成されている。なお、嵌合蓋部
63の下部には、係止部66の両側方に受け凹部68と突起69
とが間隔をおいて形成されている。
【0035】点検窓55の左右両側には、その裏面が上後
壁部51と略面一となるように点検窓55に嵌合した嵌合蓋
部63を上下摺動自在に受ける上下方向の蓋受け部70と、
窓蓋56が蓋受け部70に当接するように係合爪65を後側か
ら嵌脱させる切り欠き部71と、窓蓋56を蓋受け部70に沿
って下側に摺動させた時に、係合爪65が係脱自在に係合
する係合部72とが設けられている。切り欠き部71と係合
部72は、各蓋受け部70の外側で上下に相対応して設けら
れている。
【0036】点検窓55の下縁側には、係合爪65を係合部
72に係合させた時に、係止部66に前側から係脱自在に係
合し、且つ上端部側を離脱操作孔67から前側に押して離
脱操作できるように係止爪73が設けられると共に、嵌合
蓋部63の下端縁を点検窓55の下縁部上に当接せた時に、
嵌合蓋部63の受け凹部68と突起69とに対応する突起74と
受け凹部75とが形成されている。受け凹部68,75 と突起
69,74 は前後反対向きになっており、これらを係合させ
て窓蓋56の下端部を上後壁部51に確実に固定するように
している。なお、係止部66と係止爪73とによって、窓蓋
56を係脱自在にロックするロック手段76が構成されてい
る。
【0037】非嵌合蓋部64の前側には、係合爪65が切り
欠き部71に対応する位置まで窓蓋56を上昇させた時に、
点検窓55の上縁に当接する凸条のストッパー77が点検窓
55の上縁形状に沿って設けられている。なお、裏カバー
23の右側壁部49、下側壁部50及び下後壁部52には、図4
に示すように、集球ケース35の遊技球落下口79側に対応
する部分に切り欠き部78が設けられている。
【0038】制御基板ケース30は、図7及び図8に示す
ように、左右方向に長い横長矩形状のケース本体80と、
このケース本体80の開口側に着脱自在に装着された前蓋
81とを備え、内部に制御基板30a が収納されている。制
御基板ケース30は裏カバー23の下後壁部52に形成された
4個の係合溝82と、この各係合溝82に対応して前蓋81側
に形成された4個のL字状の係合片83と、ロック爪84と
により裏カバー23に着脱自在に装着されている。
【0039】取り付けベース44は、図4に示すように、
左、右上及び右中の3個に分割されると共に、裏カバー
23の対応する各側壁部47,48,49に沿って帯状に長く構成
されている。そして、左側の取り付けベース44は裏カバ
ー23の左側壁部48から上側壁部47及び下側壁部50の一部
に対応するように上下両端に屈曲部を有し、また右側の
上取り付けベース44は右側壁部49と上側壁部47との角部
に対応するようにく字状に、右側の中取り付けベース44
は右側壁部49に対応するように真っ直ぐに夫々構成され
ている。
【0040】各取り付けベース44は、例えば図14乃至
図20に左の一部と右の各取り付けベース44を例示する
ように、その幅方向の内側から後方に突出する嵌合リブ
85と、この嵌合リブ85の外側で後方に突出する小突起86
と、その全幅に亘って後方に突出する取り付け台部87
と、この取り付け台部87の頂部側に形成された位置決め
兼用の取り付けボス部88と、遊技盤6 に形成された位置
決め凹部89に嵌合する位置決め突部90とが夫々一体に形
成され、且つ複数本のネジ92により遊技盤6 の裏面側に
着脱自在に装着されている。
【0041】嵌合リブ85は取り付け台部87を含んで取り
付けベース44にその長手方向の略全長に亘って設けられ
ており、この嵌合リブ85の外側に裏カバー23の各側壁部
47,48,49が嵌合するようになっている。小突起86は左側
の取り付けベース44には長手方向に所定間隔を置いて複
数個設けられ、また他の2個の取り付けベース44には長
手方向の両端に2個設けられている。そして、この各小
突起86と嵌合リブ85との間で裏カバー23の各側壁部47,4
8,49を内外両側から挟むようになっている。
【0042】取り付け台部87は、左側の取り付けベース
44にはその長手方向に所定の間隔をおいて複数個設けら
れ、また他の2個の取り付けベース44には1個づつ設け
られており、その個々の取り付け台部87は遊技盤6 側に
凹みができるように後方に突出している。各取り付け台
部87の頂部に前後両側に突出する取り付けボス部88が円
形状に形成されている。
【0043】一方、裏カバー23の各側壁部47,48,49に
は、各取り付け台部87が嵌合する切り欠き部93が形成さ
れ、この切り欠き部93の最奥側から外側に突出するよう
に取り付け部46が形成されている。各取り付け部46は、
各取り付け台部87の頂部に後側から当接するようになっ
ており、その中央に取り付けボス部88に嵌合する取り付
け凹部94が形成されている。そして、裏カバー23の各取
り付け部46の中心に挿入され且つ取り付けボス部88の中
心に螺合するネジ95によって、裏カバー23が遊技盤6 側
の取り付けベース44に着脱自在に固定されている。
【0044】上記構成において、遊技盤ユニットの組み
立てに際しては、遊技盤6 の前面側に障害釘を打ち付け
た後等の適当な段階において、裏カバー23の各側壁部4
7,48,49に対応させて遊技盤6 の裏面側に各取り付けベ
ース44をネジ92で取り付けて置く。この場合、取り付け
ベース44の位置決め突部90を遊技盤6 の位置決め凹部89
に嵌合させると、取り付けベース44を位置決めできるの
で、その位置決め状態でネジ92により遊技盤6 に固定す
れば良く、各取り付けベース44を所定の位置に容易に精
度良く取り付けることが可能である。
【0045】遊技盤6 の前面側に中央入賞装置11、変動
図柄表示装置12、右役物作動装置13、下部役物作動装置
14等の各遊技部品を装着し、遊技盤6 の裏面側に下部入
球装置16、球集合板41、中継基板43を装着して、各遊技
部品のリード線42を中継基板43のコネクタに接続して、
遊技盤ユニットの組み立てが完了すれば、遊技盤6 の裏
面側に裏カバー23を装着して、この裏カバー23によって
各遊技部品等を裏側から覆って保護する。そして、この
状態で遊技盤ユニットを組み立てラインから検査ライン
へと送り、各遊技部品等の電気系統の検査を行う。
【0046】検査ラインでの検査時に、遊技部品の損
傷、リード線42の断線等の異常があれば、裏カバー23を
取り外してその遊技部品を交換する等の修理を行う。こ
の時、ネジ95を外せば、各取り付けベース44から裏カバ
ー23を分離できるので、裏カバー23を遊技盤6 から容易
に取り外すことができる。
【0047】従って、裏カバー23を必要に応じて遊技盤
6 に容易に着脱できるので、組み立て後の早期の時点で
遊技盤6 に裏カバー23を装着することが可能となり、組
み立てラインから検査ラインへと遊技盤ユニットを搬送
する途中に、他の障害物と接触する等によってリード線
42が切断する等の問題もなく、裏カバー23の保護用とし
ての機能を十分に発揮できる。なお、裏カバー23には点
検窓55があるので、裏カバー23を取り外すまでもない場
合には、この点検窓55から手を挿入して修理を行うこと
も可能である。
【0048】裏カバー23を遊技盤6 に装着する場合、遊
技盤6 側に取り付けベース44を予め装着しておき、その
取り付けベース44を介して裏カバー23を遊技盤6 に装着
しているが、各取り付けベース44が帯状であって、嵌合
リブ85等の突出量が僅かであるため、遊技部品の装着時
に、遊技盤6 の裏面側にある取り付けベース44が障害に
なることもなく、通常通りの作業が可能である。
【0049】裏カバー23の装着時には、遊技盤6 側の所
定位置に取り付けベース44があるので、その各取り付け
ベース44の嵌合リブ85の外側に裏カバー23の各側壁部4
7,48,49を嵌合させると、裏カバー23側の切り欠き部93
が各取り付けベース44の取り付け台部87に一致して、各
取り付け部46の取り付け部凹部94と取り付けボス部88が
嵌合し、取り付け部46が取り付け台部87の頂部に当接す
る。そこで、裏カバー23の各側壁部47,48,49が取り付け
ベース44に合えば、各取り付け部46の中央にネジ95を挿
入して取り付け台部87の取り付けボス部88に螺合して締
結し、各取り付けベース44を介して裏カバー23を遊技盤
6 に固定する。
【0050】この裏カバー23の装着時にも、各取り付け
ベース44に嵌合リブ85があり、その外側に裏カバー23を
嵌合させるので、裏カバー23を各取り付けベース44に容
易に合わせることができる。そして、裏カバー23が嵌合
リブ85の外側に嵌合すれば、嵌合リブ85と小突起86とで
各側壁部47,48,49を内外両側から挟んで固定するので、
裏カバー23の前端縁の内外方向への変形等を防止でき
る。
【0051】また取り付けベース44の取り付け台部87と
裏カバー23の切り欠き部94とを嵌合せた状態で、取り付
け凹部94を取り付けボス部88に嵌合させてネジ95で固定
しているので、位置決めが確実であると共に、ネジ95の
締め付け量を十分に確保できる。しかも、この取り付け
台部87にも嵌合リブ85があり、この嵌合リブ85と取り付
けボス部88との間で裏カバー23の側壁部47,48,49を内外
両側で挟んでいるため、裏カバー23を取り付けベース44
に確実に固定できる。
【0052】遊技盤ユニットは前枠3 の三方枠96に後側
から装着して裏機構板24を閉じて固定する。この時、裏
カバー23が裏機構板24の開口窓26に嵌合して後方に突出
し、この裏カバー23の外側で裏機構板24により遊技盤6
を後側から押さえ付けるが、裏カバー23が裏機構板24側
と干渉することはない。
【0053】裏カバー23には後方に膨らむ膨らみ部53を
設けているため、この膨らみ部53内の容積を十分に確保
できる。従って、裏カバー23の膨らみ部53内に、遊技盤
6 から後方への突出量が大きく異なるような遊技部品で
も十分に組み込むことができるので、遊技盤6 に装着す
る遊技部品を自由に選択できると共に、異なる機種の遊
技盤ユニットにも裏カバー23を兼用することができ、各
機種相互間での裏カバー23の共用化を促進できる。
【0054】裏カバー23は下部入球装置16までをも覆う
大きさであり、この裏カバー23の上部側に膨らみ部53を
設けると共に、この膨らみ部53の下側で裏カバー23の後
側に制御基板ケース30を設けているので、膨らみ部53の
後側に制御基板ケース30を設ける場合に比較して、制御
基板ケース30が大きく後方に突出し過ぎることがなく、
膨らみ部53の後方への突出量を十分に確保できる。また
裏カバー23で下部入球装置16を覆っているため、下部入
球装置16を裏カバー23で保護でき、下部入球装置16の損
傷等を少なくできる。
【0055】しかも、膨らみ部53と制御基板ケース30と
を上下に近接させて配置し、制御基板ケース30を左右方
向に長い横長矩形状に構成しているので、制御基板ケー
ス30を裏カバー23の下部側に配置することによって、膨
らみ部53の上下方向に大きさを十分に確保できる。制御
基板ケース30は、その一側壁と底壁を賞球払い出し装置
28と反対側に寄せて、裏カバー23の左側壁部48と下側壁
部50とに略一致させているので、制御基板30a の面積を
大きく取っても、制御基板ケース30が賞球払い出し装置
28側の下部のシュート等に干渉せず、シュート等の形
状、構造を任意に決定できる。
【0056】裏カバー23の膨らみ部53と制御基板ケース
30は、遊技盤6 から後方への突出量が略同じであり、膨
らみ部53側の上後壁部51と制御基板ケース30のケース本
体80の後壁とを略面一状にしているので、膨らみ部53及
び制御基板ケース30が後方に大きく出すぎることがな
く、アレンジボール機を小さく梱包でき、また島側への
装着時に、他の物と干渉することがない。
【0057】遊技盤6 の裏側を点検する場合は、離脱操
作孔67から指等を挿入して係止爪73の上端部を前側に押
し、係止爪73を係止部66から離脱して窓蓋56のロックを
解除する。そして、次に、窓蓋56を上側に押し上げて、
嵌合蓋部63を左右の蓋受け部70に沿って摺動させて、窓
蓋56の左右の係合爪65を係合部72から上側に外して行
く。この時、窓蓋56の係止部66を指で上下から摘んで押
し上げても良いし、非嵌合蓋部64と嵌合蓋部63との段部
を押し上げても良い。
【0058】係合爪65が切り欠き部71まで移動して係合
部72から外れると、非嵌合蓋部64のストパー77が点検窓
55の上縁部に当接し、また非嵌合蓋部64の上端が裏カバ
ー23から上に突出するので、その上端を摘んで窓蓋56を
後方に取り外せば、裏カバー23から窓蓋56が外れて点検
窓55が開放状態となる。
【0059】点検後、点検窓55を窓蓋56で塞ぐ場合に
は、窓蓋56の係合爪65を切り欠き部71に合わせて嵌合蓋
部63を点検窓55に嵌合させ、この嵌合蓋部63を蓋受け部
70に当接させる。そして、その状態で蓋受け部70に沿っ
て窓蓋56を下側へと摺動させると、係合爪65が係合部72
に係合すると共に、係止爪73が係止部66に係止して窓蓋
56を閉位置でロックする。
【0060】遊技盤6 を交換してアレンジボール機から
パチンコ機にゲーム内容を変える場合には、前枠3 を前
方に開放すると共に、ロックレバーによる裏機構板24の
固定を解除して、裏機構板24を後側に開放する。そし
て、三方枠96からアレンジボール機用の遊技盤6 を取り
外した後、パチンコ機用の遊技盤6 を三方枠96に嵌め込
み、裏機構板24を閉じて遊技盤6 を前側に押さえて固定
する。
【0061】この時、下部入球装置16を裏機構板24から
分離して、裏機構板24とは別の遊技盤6 の裏面側下部に
装着しているので、裏カバー23で後方から覆った状態の
ままで遊技盤6 と一緒に交換することができる。従っ
て、遊技盤6 の交換とは別に、裏機構板24に下部入球装
置16を着脱する必要がなく、多数の弾球遊技機を設置し
た遊技店において、その遊技盤6 を交換してゲーム内容
を変更する場合にも、短時間で能率的に容易且つ迅速に
交換できると共に、交換作業中における下部入球装置16
の損傷、その他の事故も防止できる利点がある。
【0062】また下部入球装置16は、遊技盤6 の裏面に
装着した裏カバー23内にあり、この裏カバー23で保護し
ているので、裏機構板24から分離して遊技盤6 と一緒に
着脱する構造を採用しているにも拘わらず、下部入球装
置16の損傷を未然に防止できる。
【0063】裏機構板24及び裏カバー23は、アレンジボ
ール機のみでなく、パチンコ機等にも兼用する。そのた
め、特に裏カバー23は、遊技盤6 の下部に下部入球装置
16に代替して、入賞球を集球し貯留する集球貯留装置54
を装着した場合にも、その集球貯留装置54と干渉しない
程度の突出量に設定している。なお、集球貯留装置54
は、各入賞口等に入賞した入賞球を集めて貯留してお
き、1個づつ回収シュート29へと落下させながら、入賞
球が1個落下する毎に賞球払い出し装置28を作動させる
ようにしたものであり、遊技盤6 から後方への吐出量は
下部入球装置16よりも大である。
【0064】以上、本発明の実施例を詳述したが、本発
明は実施例に限定されるものではない。例えば、取り付
けベース44は、実施例では帯状に構成しているが、その
他の形状であっても良い。実施例では、遊技盤ユニット
の組み立て後で検査の前に裏カバー23を装着するものと
して説明したが、検査後であっても良く、特にその装着
時点を問題とするものではない。但し、裏カバー23を極
力、早く装着すれば、裏カバー23によって遊技盤6 の後
側の遊技部品等を保護できる利点がある。
【0065】また実施例では、アレンジボール機を対象
としているため、遊技盤6 の裏面側下部に設ける集球装
置として下部入球装置16を例示している。しかし、パチ
ンコ機の場合には、下部入球装置16に代替して集球貯留
装置54を設ければ良い。また雀球機の場合には、アレン
ジボール機と同様の下部入球装置16を設けても良いし、
他の物を設けても良い。
【0066】
【発明の効果】請求項1に記載の本発明によれば、遊技
盤6 の裏面側に、該遊技盤6 に装着された遊技部品等を
覆う裏カバー23を装着し、この裏カバー23の後側に、制
御動作を司る制御基板30a を収めた制御基板ケース30を
装着した弾球遊技機において、遊技盤6 の裏面側下部
に、該遊技盤6 の裏面側に通過した遊技球を集球して回
収する集球装置16,54 を設け、この集球装置16,54 を覆
うように遊技盤6 の裏面に裏カバー23を設け、裏カバー
23の上部側に後方に膨らむ膨らみ部53を設け、この膨ら
み部53の下側で裏カバー23の後側に制御基板ケース30を
設けているので、次のような顕著な効果を奏する。
【0067】 遊技盤6 の裏面側下部に、遊技盤6 の
裏面側に通過した遊技球を集球して回収する集球装置1
6,54 を設けているので、遊技盤6 を交換してゲーム内
容を変更する場合の交換作業が非常に容易にできる。
【0068】 裏カバー23に後方に膨らむ膨らみ部53
を設けているため、この膨らみ部53内の容積を十分に確
保できる。このため、裏カバー23の膨らみ部53内に、遊
技盤6 から後方への突出量が大きい遊技部品でも十分に
組み込むことができるので、遊技盤6 に装着する遊技部
品を自由に選択できると共に、異なる機種の遊技盤ユニ
ットにも裏カバー23を兼用することができ、各機種相互
間での裏カバー23の共用化を促進できる。
【0069】 裏カバー23は遊技盤6 の下部の集球装
置16,54 までをも覆う大きさであり、この裏カバー23の
上部側に膨らみ部53を設けると共に、膨らみ部53の下側
で裏カバー23の後側に制御基板ケース30を設けているの
で、膨らみ部53の後側に制御基板ケース30を設ける場合
に比較して、制御基板ケース30が大きく後方に突出し過
ぎることがなく、膨らみ部53の後方への突出量を十分に
確保できる。従って、裏カバー23及び制御基板ケース30
の遊技盤6 から後方への突出量を小さくできる。
【0070】 裏カバー23で集球装置16,54 を覆って
いるため、集球装置16,54 を裏カバー23で保護でき、集
球装置16,54 の損傷等を少なくできる。
【0071】請求項2に記載の本発明によれば、請求項
1に記載の発明において、膨らみ部53と制御基板ケース
30とを上下に近接させて配置し、制御基板ケース30を左
右方向に長い横長矩形状に構成しているので、次のよう
な顕著な効果を奏する。
【0072】 膨らみ部53と制御基板ケース30とを上
下に近接させて配置し、制御基板ケース30を左右方向に
長い横長矩形状に構成しているので、制御基板ケース30
を裏カバー23の下側に配置することによって、膨らみ部
53の上下方向に大きさを十分に確保できる。
【0073】 制御基板ケース30を左右方向に長い横
長矩形状に構成しているので、制御基板ケース30の大き
さ、即ち、この制御基板ケース30内の制御基板30a の面
積を大きく確保できる。
【0074】請求項3に記載の本発明によれば、請求項
1又は2に記載の発明において、膨らみ部53の下側の中
間底壁部57に、遊技部品等からの配線を引き出して制御
基板30a に接続するための引き出し孔59を設けているの
で、次のような顕著な効果を奏する。
【0075】 引き出し孔59を経て裏カバー23内から
の配線を容易に引き出すことが可能である。 制御基板ケース30が膨らみ部53の下側にあり、しか
も膨らみ部53の下側の中間底壁部57に引き出し孔59があ
るので、引き出し孔59から引き出した配線を制御基板ケ
ース30の制御基板30a に効率的に接続でき、配線の錯綜
等を防止できる。
【0076】請求項4に記載の本発明によれば、請求項
1、2又は3に記載の発明において、膨らみ部53及び制
御基板ケース30の遊技盤6 から後方への突出量を略同じ
にし、膨らみ部53の後面と制御基板ケース30の後面とを
略面一状に構成しているので、次のような顕著な効果を
奏する。
【0077】 裏カバー23の膨らみ部53と制御基板ケ
ース30との後方への突出量が略同じであり、膨らみ部53
側の後面と制御基板ケース30の面壁とを略面一状にして
いるので、膨らみ部53及び制御基板ケース30が後方に大
きく出すぎることがなく、物流時の梱包を小さくできる
と共に、島側に装着した時の他の物との干渉を防止でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すアレンジボール機の正
面図である。
【図2】本発明の一実施例を示すアレンジボール機の背
面図である。
【図3】本発明の一実施例を示す裏カバー側の背面図で
ある。
【図4】本発明の一実施例を示す遊技盤の裏カバーを取
り外した状態の背面図である。
【図5】図3のA−A矢視拡大断面図である。
【図6】図3のB−B矢視拡大断面図である。
【図7】図3のC−C矢視拡大断面図である。
【図8】本発明の一実施例を示す制御基板ケースの一部
切り欠き底面図である。
【図9】本発明の一実施例を示す点検窓部分の分解斜視
図である。
【図10】図3のD−D矢視断面図である。
【図11】図3のE−E矢視断面図である。
【図12】図3のF−F矢視断面図である。
【図13】図3のG−G矢視断面図である。
【図14】本発明の一実施例を示す取り付けベースの断
面図である。
【図15】本発明の一実施例を示す取り付けベースの断
面図である。
【図16】図14のH−H矢視断面図である。
【図17】図14及び図15のI−I矢視断面図であ
る。
【図18】図14及び図15のJ−J矢視断面図であ
る。
【図19】図14及び図15のK−K矢視断面図であ
る。
【図20】図14及び図15のL−L矢視断面図であ
る。
【符号の説明】
1 アレンジボール機本体 2 外枠 3 前枠 6 遊技盤 16 下部入球装置(集球装置) 23 裏カバー 24 裏機構板 30a 制御基板 30 制御基板ケース 53 膨らみ部 54 集球貯留装置(集球装置) 57 中間底壁部 59 引き出し孔

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遊技盤(6) の裏面側に、該遊技盤(6) に
    装着された遊技部品等を覆う裏カバー(23)を装着し、こ
    の裏カバー(23)の後側に、制御動作を司る制御基板(30
    a) を収めた制御基板ケース(30)を装着した弾球遊技機
    において、遊技盤(6) の裏面側下部に、該遊技盤(6) の
    裏面側に通過した遊技球を集球して回収する集球装置(1
    6)(54)を設け、この集球装置(16)(54)を覆うように遊技
    盤(6) の裏面に裏カバー(23)を設け、裏カバー(23)の上
    部側に後方に膨らむ膨らみ部(53)を設け、この膨らみ部
    (53)の下側で裏カバー(23)の後側に制御基板ケース(30)
    を設けたことを特徴とする弾球遊技機の裏カバー装置。
  2. 【請求項2】 膨らみ部(53)と制御基板ケース(30)とを
    上下に近接させて配置し、制御基板ケース(30)を左右方
    向に長い横長矩形状に構成したことを特徴とする請求項
    1に記載の弾球遊技機の裏カバー装置。
  3. 【請求項3】 膨らみ部(53)の下側の中間底壁部(57)
    に、遊技部品等からの配線を引き出して制御基板(30a)
    に接続するための引き出し孔(59)を設けたことを特徴と
    する請求項1又は2に記載の弾球遊技機の裏カバー装
    置。
  4. 【請求項4】 膨らみ部(53)及び制御基板ケース(30)の
    遊技盤(6) から後方への突出量を略同じにし、膨らみ部
    (53)の後面と制御基板ケース(30)の後面とを略面一状に
    構成したことを特徴とする請求項1、2又は3に記載の
    弾球遊技機の裏カバー装置。
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