JP4749295B2 - 遊技機 - Google Patents

遊技機 Download PDF

Info

Publication number
JP4749295B2
JP4749295B2 JP2006255318A JP2006255318A JP4749295B2 JP 4749295 B2 JP4749295 B2 JP 4749295B2 JP 2006255318 A JP2006255318 A JP 2006255318A JP 2006255318 A JP2006255318 A JP 2006255318A JP 4749295 B2 JP4749295 B2 JP 4749295B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mounting
cover
release
game control
control unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2006255318A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2008073196A (ja
Inventor
武史 荒明
豊 中島
Original Assignee
株式会社ソフイア
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社ソフイア filed Critical 株式会社ソフイア
Priority to JP2006255318A priority Critical patent/JP4749295B2/ja
Publication of JP2008073196A publication Critical patent/JP2008073196A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4749295B2 publication Critical patent/JP4749295B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Pinball Game Machines (AREA)

Description

本発明は、遊技盤の裏面側に配置されたベース部材と、該ベース部材またはその近傍に着脱可能な状態で配置された遊技制御ユニットと、ベース部材の裏面側に設けられたカバー体とを備えたパチンコ遊技機等の遊技機に関する。
従来の遊技機、例えば、パチンコ遊技機においては、遊技盤の裏面側に様々な構成部品、具体的には、画像表示装置(液晶表示盤)等の役物部材の取付基部となるベース部材(裏ケース)や、遊技の制御を行うための遊技制御ユニット(主制御基板ケース)等を備えている。また、ベース部材の裏面側には、役物部材等を保護するカバー体(蓋)を備えている。そして、ベース部材の下方に遊技制御ユニットを配置し、カバー体の下部を下方へ延設して遊技制御ユニットの上部を被覆したパチンコ遊技機が提案されている。このような構成のパチンコ遊技機では、遊技制御ユニットを取り外すためには、その前にカバー体を取り外す必要がある。このため、不正目的で遊技制御ユニットが取り外される不都合を抑えることができる(例えば、特許文献1参照)。
特開2001−104597号公報
ところで、上記特許文献のパチンコ遊技機では、カバー体の一側を役物部材の一側方(具体的には、前面枠の一側)へ突出片を介して係合し、この係合状態でカバー体の他側を止着機構により役物部材の他側方(具体的には、前面枠の他側)へ嵌脱自在な状態で止着している。そして、止着機構の止着状態を解除すれば、カバー体を容易に取り外せるように構成されている。
しかしながら、カバー体を容易に取り外せるとなると、不正目的のために遊技制御ユニットを取り外そうとする者にとっては、邪魔なカバー体を容易に排除して遊技制御ユニットを迅速に取り外すことができてしまう。この結果、不正行為の防止を十分に行うことができず、改善の余地を残している。
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、不正目的で遊技制御ユニットを取り外そうとする不正行為者の作業を長引かせることができ、不正行為の摘発や防止を促進することができる遊技機を提供しようとするものである。
本発明は、上記目的を達成するために提案されたものであり、請求項1に記載のものは、遊技盤の裏面側に配置されたベース部材と、該ベース部材またはその近傍に着脱可能な状態で配置された遊技制御ユニットと、ベース部材の裏面側に開閉自在な状態で軸着されたカバー体と、を備えた遊技機において、
前記遊技制御ユニットは、ユニット装着部を介して遊技盤に配置され、
前記ユニット装着部は、遊技盤の裏面側に止着された装着ベースと、該装着ベースの裏面側に開閉自在な状態で軸着された装着開閉部と、を備え、該装着開閉部の裏面側に遊技制御ユニットを止着部材を介して着脱可能な状態で装着し、
前記装着開閉部は、装着ベースへ係合可能な装着係合部と、該装着係合部に接続され、装着係合部と装着ベースの係合状態を解除可能な装着解除操作部と、装着係合部を露出した状態で装着解除操作部を被覆可能な装着解除被覆部材と、を備え、装着解除被覆部材を当該装着開閉部に対して着脱可能とし、
前記装着解除被覆部材を前記装着開閉部に取り付けて前記装着解除操作部を被覆した状態で、当該装着開閉部を閉状態へ変換すると、露出状態の装着係合部が装着ベースへ係合し、この係合状態で装着解除操作部を装着解除被覆部材と装着ベースとで囲繞して装着係合部と装着ベースとの係合状態の解除を規制し、
前記装着係合部と装着ベースとが係合した状態で前記装着解除被覆部材を取り出すと、装着解除操作部を露出して装着係合部と装着ベースとの係合状態の解除を許容するように構成されたことを特徴とする遊技機である。
請求項2に記載のものは、前記カバー体は、前記ベース部材へ係合可能なカバー係合部と、該カバー係合部に接続され、カバー係合部とベース部材との係合状態を解除可能なカバー解除操作部と、カバー係合部を露出した状態でカバー解除操作部を被覆可能なカバー解除被覆部材と、を備え、カバー解除被覆部材を当該カバー体に対して着脱可能とし、
前記カバー解除被覆部材を前記カバー体に取り付けて前記カバー解除操作部を被覆した状態で、当該カバー体を閉状態へ変換すると、露出状態のカバー係合部がベース部材へ係合し、この係合状態でカバー解除操作部をカバー解除被覆部材とベース部材とで囲繞してカバー係合部とベース部材との係合状態の解除を規制し、
前記ベース部材とカバー係合部とが係合した状態で前記カバー解除被覆部材を取り外すと、カバー解除操作部を露出してカバー係合部とベース部材との係合状態の解除を許容するように構成されたことを特徴とする請求項1に記載の遊技機である。
請求項3に記載のものは、前記遊技制御ユニットは、前記カバー体により当該遊技制御ユニットの一部を後方から被覆可能に配置されるとともに、遊技盤の一部へ配線接続するための遊技制御コネクタ部を後方へ露出した状態で備え、
前記カバー体は、前記遊技制御ユニットの遊技制御コネクタ部を後方から被覆可能なコネクタ保護部を備え、
前記カバー体を閉状態へ変換すると、前記コネクタ保護部が前記遊技制御コネクタ部へ後方から接近して、該遊技制御コネクタ部からの配線の取り外しを阻止するように構成されたことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の遊技機である。
請求項4に記載のものは、前記装着開閉部と装着解除被覆部材とを複数の被覆止着部材を介して止着し、
該被覆止着部材の一部は、装着開閉部と遊技制御ユニットと装着解除被覆部材とを止着することを特徴とする請求項3に記載の遊技機である。
請求項5に記載のものは、前記遊技制御ユニットには、ユニット側係止部を設け、
前記装着解除被覆部材には、ユニット側係止部に係止可能な被覆側係止部を設け、
前記装着解除被覆部材を取り付けた状態で遊技制御ユニットを装着開閉部へ装着すると、ユニット側係止部と被覆側係止部とが係止して遊技制御ユニットが装着開閉部から外れることを規制し、
前記ユニット側係止部と被覆側係止部とが係止した状態で装着開閉部から装着解除被覆部材を取り外すと、ユニット側係止部と被覆側係止部との係止状態が解除されて遊技制御ユニットが装着開閉部から外れることを許容するように構成されたことを特徴とする請求項3または請求項4に記載の遊技機である。
請求項6に記載のものは、前記ベース部材には、カバー係合部を挿入して係合するカバー係合受開口部と、該カバー係合受開口部に連通する連通口と、を開設し、
前記カバー解除被覆部材には、連通口を閉成可能な閉成部と、該閉成部の端部に設けられ、連通口に挿通可能な挿通部と、を備え、
前記カバー解除被覆部材を取り付けた状態でカバー体を閉状態へ変換してカバー係合部をベース部材へ係合すると、閉成部が連通口を閉成し、
前記カバー係合部とベース部材とが係合した状態でカバー解除被覆部材を取り外すと、連通口が露出し、この露出した連通口に挿通部を挿通してカバー係合部を押圧して、カバー係合受開口部との係合状態を解除可能とすることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれかに記載の遊技機である。
本発明によれば、以下のような優れた効果を奏する。
請求項1に記載の発明によれば、遊技制御ユニットは、ユニット装着部を介して遊技盤に配置され、前記ユニット装着部は、遊技盤の裏面側に止着された装着ベースと、該装着ベースの裏面側に開閉自在な状態で軸着された装着開閉部と、を備え、該装着開閉部の裏面側に遊技制御ユニットを止着部材を介して着脱可能な状態で装着し、前記装着開閉部は、装着ベースへ係合可能な装着係合部と、該装着係合部に接続され、装着係合部と装着ベースの係合状態を解除可能な装着解除操作部と、装着係合部を露出した状態で装着解除操作部を被覆可能な装着解除被覆部材と、を備え、装着解除被覆部材を当該装着開閉部に対して着脱可能とし、前記装着解除被覆部材を前記装着開閉部に取り付けて前記装着解除操作部を被覆した状態で、当該装着開閉部を閉状態へ変換すると、露出状態の装着係合部が装着ベースへ係合し、この係合状態で装着解除操作部を装着解除被覆部材と装着ベースとで囲繞して装着係合部と装着ベースとの係合状態の解除を規制し、前記装着係合部と装着ベースとが係合した状態で前記装着解除被覆部材を取り出すと、装着解除操作部を露出して装着係合部と装着ベースとの係合状態の解除を許容するように構成したので、メーカーにおける遊技盤の組立作業においては、装着開閉部を開いて遊技盤から離し、遊技制御ユニットの取り付けを行い易くすることができる。これにより遊技盤の製造効率の向上を図ることができる。また、不正目的で遊技制御ユニットを取り外そうとする不正行為者の作業においては、装着開閉部を容易に開くことができず、遊技盤の本体側に遊技制御ユニットを配置した状態を維持することができる。したがって、遊技制御ユニットの取り外し作業を楽な姿勢で行おうとすることを阻止することができ、取り外し作業に手間取らせて作業完了を遅らせることができる。
請求項2に記載の発明によれば、前記カバー体は、前記ベース部材へ係合可能なカバー係合部と、該カバー係合部に接続され、カバー係合部とベース部材との係合状態を解除可能なカバー解除操作部と、カバー係合部を露出した状態でカバー解除操作部を被覆可能なカバー解除被覆部材と、を備え、カバー解除被覆部材を当該カバー体に対して着脱可能とし、前記カバー解除被覆部材を前記カバー体に取り付けて前記カバー解除操作部を被覆した状態で、当該カバー体を閉状態へ変換すると、露出状態のカバー係合部がベース部材へ係合し、この係合状態でカバー解除操作部をカバー解除被覆部材とベース部材とで囲繞してカバー係合部とベース部材との係合状態の解除を規制し、前記ベース部材とカバー係合部とが係合した状態で前記カバー解除被覆部材を取り外すと、カバー解除操作部を露出してカバー係合部とベース部材との係合状態の解除を許容するように構成したので、組立作業に何ら支障を来たすことなくカバー体が容易に開放されることを防ぐことができ、遊技制御ユニットの少なくとも一部がカバー体で覆われる状態を維持することができる。したがって、遊技制御ユニットの取り外し作業の手間を増やすことができる。このことから、不正目的で遊技制御ユニットを取り外そうとする不正行為者の作業を長引かせることができ、不正行為の摘発や防止を促進することができる。また、カバー体の閉成作業においては、カバー解除操作部が被覆されていたとしてもカバー体を閉じるだけでカバー係合部をベース部材へ係合することができ、簡単な動作でカバー体を閉状態にすることができる。
請求項3に記載の発明によれば、前記遊技制御ユニットは、前記カバー体により当該遊技制御ユニットの一部を後方から被覆可能に配置されるとともに、遊技盤の一部へ配線接続するための遊技制御コネクタ部を後方へ露出した状態で備え、前記カバー体は、前記遊技制御ユニットの遊技制御コネクタ部を後方から被覆可能なコネクタ保護部を備え、前記カバー体を閉状態へ変換すると、前記コネクタ保護部が前記遊技制御コネクタ部へ後方から接近して、該遊技制御コネクタ部からの配線の取り外しを阻止するように構成したので、不正目的で遊技制御ユニットを取り外そうとする不正行為者の作業を一層長引かせることができ、不正行為の摘発や防止をさらに促進することができる。
請求項4に記載の発明によれば、装着開閉部と装着解除被覆部材とを複数の被覆止着部材を介して止着し、該被覆止着部材の一部は、装着開閉部と遊技制御ユニットと装着解除被覆部材とを止着するので、遊技制御ユニットと装着開閉部とを止着する部材を、装着解除被覆部材と装着開閉部とを止着する部材とは別個に設ける必要がない。したがって、遊技制御ユニットを止着する構成の製造コストを抑えることができる。また、不正行為者がどの止着部材を外せば遊技制御ユニットを取り外せるかを判別し難くなり、不正行為の遅延を促進することができる。
請求項5に記載の発明によれば、遊技制御ユニットには、ユニット側係止部を設け、装着解除被覆部材には、ユニット側係止部に係止可能な被覆側係止部を設け、装着解除被覆部材を取り付けた状態で遊技制御ユニットを装着開閉部へ装着すると、ユニット側係止部と被覆側係止部とが係止して遊技制御ユニットが装着開閉部から外れることを規制し、ユニット側係止部と被覆側係止部とが係止した状態で装着開閉部から装着解除被覆部材を取り外すと、ユニット側係止部と被覆側係止部との係止状態が解除されて遊技制御ユニットが装着開閉部から外れることを許容するように構成したので、装着解除被覆部材を取り外さなければ、遊技制御ユニットを取り外すことができないように構成することができる。したがって、不正行為者が遊技制御ユニットの取り外し作業に手間取り易くなり、この結果、不正行為の摘発や防止を図ることができる。
請求項6に記載の発明によれば、ベース部材には、カバー係合部を挿入して係合するカバー係合受開口部と、該カバー係合受開口部に連通する連通口とを開設し、カバー解除被覆部材には、連通口を閉成可能な閉成部と、該閉成部の端部に設けられ、連通口に挿通可能な挿通部とを備え、カバー解除被覆部材を取り付けた状態でカバー体を閉状態へ変換してカバー係合部をベース部材へ係合すると、閉成部が連通口を閉成し、カバー係合部とベース部材とが係合した状態でカバー解除被覆部材を取り外すと、連通口が露出し、この露出した連通口に挿通部を挿通してカバー係合部を押圧して、カバー係合受開口部との係合状態を解除可能としたので、カバー体を開放するための手間を増やすことができる。したがって、不正目的でカバー体を開いて遊技制御ユニットを取り外そうとする不正行為者の作業を一層長引かせることができ、不正行為の摘発や防止をさらに促進することができる。
以下、代表的な遊技機であるパチンコ遊技機を例に挙げて、本発明の実施の最良の形態を図面に基づき説明する。図1はパチンコ遊技機の背面図である。なお、以下の説明においては、便宜上、特記しない限りパチンコ遊技機の遊技者側を「前」として前後方向および左右方向を示す。
パチンコ遊技機1は、外枠(機枠あるいは本体枠)2に、大きな開放開口を有する額縁状の前面枠(内枠)3の一側を開閉可能に取り付け、この前面枠3に遊技盤収納部4を前面枠3の開放開口の縁に沿って一体成型し、該遊技盤収納部4の裏面側に裏機構盤5を形成している。また、遊技盤収納部4および裏機構盤5には略矩形状の開口窓部6を、前面枠3の開放開口よりもひと回り小さくなる状態で開設している。そして、遊技盤収納部4内に遊技盤7を前面枠3の前方から交換可能な状態で取り付けるとともに、遊技盤7の後部(裏面側部)を開口窓部6から後方へ臨ませている。
また、裏機構盤5には、一連の裏機構部品が設けられている。具体的に説明すると、裏機構盤5の上部には球排出機構10を取り付け、下部には排出制御装置11、電源装置12、中継基板13等をそれぞれ取り付けている。球排出機構10は、上流側から順に、球導出シュートを下部に備えた球タンク14、球排出装置15、球タンク14の球導出シュートから球排出装置15に遊技球を案内する案内流路16、球排出装置15から流下した遊技球をパチンコ遊技機1の前面の上皿(図示せず)へ案内する球流下路17等を並べて設けたユニットであり、排出制御装置11からの制御信号に基づいて遊技球の排出を実行するように構成されている。
次に、遊技盤7について説明する。
遊技盤7は、遊技盤7の本体となる矩形状の遊技盤本体20を備え、該遊技盤本体20の表面にガイドレール等の区画部材により囲まれた遊技領域を区画形成し、該遊技領域に大入賞口、一般入賞口、アウト口等を配設している(いずれも図示せず)。また、遊技領域の略中央部には中央開口部を開設し、該中央開口部にセンターケースを配設し、該センターケースの奥側(後側)に開口された窓部内に液晶表示装置等の表示装置を臨ませている(いずれも図示せず)。そして、図2および図3に示すように、遊技盤本体20の裏面のうち、裏機構盤5等に開設した開口窓部6から臨む部分に、略矩形状の大きなベース部材22と横長なユニット装着部23とを上下に並べた状態で配置し、上側のベース部材22の裏面側には演出制御ユニット(演出制御装置)25を装着し、下側のユニット装着部23の裏面側には遊技制御ユニット(遊技制御装置)26を着脱可能な状態で装着している。さらに、演出制御ユニット25と遊技制御ユニット26の一部とを被覆可能なカバー体27をベース部材22の裏面側に開閉自在な状態で軸着している。
ベース部材22は、遊技盤本体20よりもひと回り小さな箱状の部材であり、遊技盤本体20の裏面側の中央部分に止着されている。また、ベース部材22の前面側を大きく開放し、この開放空間部に表示装置の後部を収容している。さらに、該開放空間部の周辺には樋状の球寄せ流路(図示せず)を備え、遊技盤7の表面に配置された入賞口のうちベース部材22の前方に位置する入賞口に入賞した入賞球(賞を発生させた遊技球)を球寄せ流路へ誘導してベース部材22の下方へ流下するように構成されている。そして、ベース部材22の裏面側には演出制御装着部29を備え、該演出制御装着部29に演出制御ユニット25をビスなど止着部材を用いて着脱可能な状態で装着している。
なお、演出制御ユニット25は、遊技進行に伴って遊技盤7における演出(表示装置の表示内容、スピーカーからの効果音出力、装飾ランプの点灯等)を制御するためのものであり、演出制御基板(図示せず)を透明樹脂で成形された箱体状の演出制御ボックス30に収納して構成されている。そして、演出制御基板にはCPU,ROM,RAM等の他に、遊技制御ユニット26や表示装置,装飾ランプ,スピーカー等へ電気的に配線接続する複数の演出制御コネクタ部31を実装し、この演出制御コネクタ部31を演出制御ボックス30の背面の一部、具体的には背面の下部に開設された複数のボックス開口部32から後方へ露出させている。
また、ベース部材22の裏面側のうち演出制御装着部29の一側方(図3中、左側方)には、カバー体27を軸支するカバー軸受部34を上下に並べて配置し、演出制御装着部29の他側方(図3中、右側方)には、縦長な矩形状のカバー係合受開口部35(本発明における係合受開口部に相当)を開設し、該カバー係合受開口部35にカバー体27の一部を挿入してカバー体27とベース部材22とを係合できるように構成されている。
ユニット装着部23は、ベース部材22と略同じ横幅に設定された横長な装着部であり、図4に示すように、遊技盤本体20の裏面側に止着された装着ベース37と、該装着ベース37の裏面側に開閉自在な状態で軸着された平板状の装着開閉部38とを備えて構成されている。装着ベース37は、遊技盤7に対向する前面側に樋状の球回収流路(図示せず)を備え、遊技盤7の表面に配置された入賞口のうちユニット装着部23の前方に位置する入賞口に入賞した入賞球(賞を発生させた遊技球)、およびベース部材22の球寄せ流路を流下してきた遊技球を球回収流路へ誘導して遊技盤7の下方へ流下するように構成されている。さらに、装着ベース37の後部の一側(図4(a)中、左側)には、装着開閉部38を軸支する装着軸受部39を上下に並べて配置し、他側(図4(a)中、右側)には、縦長な矩形状の装着係合受開口部40を開設している。
装着開閉部38は、その一側縁(図4(a)中、左側縁)の上下両側に装着回動軸42を縦向きに配置し、該装着回動軸42を装着軸受部39へ回動自在な状態で軸着して、装着回動軸42を中心にして当該装着開閉部38を前後方向へ開閉(回動)可能としている(図4(b)参照)。また、装着開閉部38の他側縁には、装着ベース37へ係合可能な装着係合機構43を備え、該装着係合機構43の一部を装着係合受開口部40へ挿入して係合することで、装着開閉部38を装着ベース37に対して閉じた状態に維持できるように構成されている。なお、装着係合機構43については、後で詳細に説明する。
さらに、装着開閉部38の裏面側には横長な遊技制御装着部44を設定し、該遊技制御装着部44の上下両側には、横長な装着溝部45を装着開閉部38の上下方向の中央へ向けて開放した状態で複数設けている。また、装着溝部45の後部を区画する後側壁部のうち装着回動軸42側(図4(a)中、左側)を後方へ開放して嵌脱部46を形成し、該嵌脱部46を介して遊技制御ユニット26の一部を装着溝部45へ嵌脱できるように構成されている。そして、遊技制御装着部44の装着回動軸42側(図4(a)中、左側)には、横長なスリットを上下に並べた状態で開設して横向き短冊状の撓み片47を形成し、該撓み片47の先端部(図4(a)中、左端部)には、遊技制御ユニット26の一側端に係止する係止爪48を後方へ向けて突設し、撓み片47が前後に撓むことで係止爪48が遊技制御装着部44に出没できるように構成されている。さらに、遊技制御装着部44のうち装着係合機構43寄り(図4(a)中、右寄り)の位置には、止着ボス49を上下に並ぶ状態で突設し、該止着ボス49と装着係合機構43との間には、電源装置12と遊技制御ユニット26との配線接続、および電源装置12と演出制御ユニット25との配線接続を中継するための中継基板50を配置している。
なお、遊技制御ユニット26は、遊技を統括的に制御する主制御装置として機能するユニットであり、遊技制御基板(図示せず)を透明樹脂で成形された箱体状の遊技制御ボックス52に収納して構成されている。そして、遊技制御基板にはCPU,ROM,RAM等の他に、裏機構盤5の一部(例えば、排出制御装置11、電源装置12)や遊技盤7の一部(例えば、演出制御ユニット25、各種検出センサ)等へ電気的に配線接続するための複数の遊技制御コネクタ部53を実装し、この遊技制御コネクタ部53を遊技制御ボックス52の背面の一部、具体的には背面の上部及び下部に開設された複数のボックス開口部54から後方へ露出させている。さらに、遊技制御ボックス52の上部および下部には、装着開閉部38の装着溝部45に嵌合可能な装着突起55を突設し、遊技制御ボックス52の装着係合機構43側の縁部(図4(a)中、右側縁部)には、止着ボス49に止着される止着部56を上下両側から側方へ延設している。また、遊技制御ユニット26を装着開閉部38へ取り付ける手順については、後で詳細に説明する。
次に、カバー体27について説明する。なお、以下の説明の便宜上、特記しない限りカバー体27に関する前後左右の位置および方向の記載は、カバー体27をベース部材22に対して閉じた姿勢(図2および図3参照)における位置および方向を示す。
カバー体27は、演出制御ユニット25やその下方に配置された遊技制御ユニット26の一部を後方から被覆可能な略箱形状蓋材であり、図5(a)に示すように、略矩形状のカバー本体部60を備え、該カバー本体部60の上縁部および左右両縁部からカバー壁部61をベース部材22側(前方)へ向けて延設して、当該カバー体27の前面および下面を大きく開口した状態に構成されている。また、カバー本体部60には、縦長なスリット状の通気孔62を複数開設し、カバー壁部61のうちカバー体27の一側(図2中、左側)に位置する部分の上下両側には、カバー回動軸63を縦向きに配置し、該カバー回動軸63をベース部材22のカバー軸受部34に回動自在な状態で軸着している(図2および図3参照)。したがって、カバー体27は、図5(b)に示すように、カバー回動軸63を中心にして前後方向へ開閉(回動)できるように構成されている。また、カバー壁部61のうちカバー体27の他側(図5(a)中、右側)に位置する部分、すなわちカバー本体部60を挟んでカバー回動軸63とは反対側には、ベース部材22へ係合可能なカバー係合機構64を備え、該カバー係合機構64の一部をカバー係合受開口部35へ挿入して係合することで、ベース部材22に対してカバー体27を閉じた状態に維持できるように構成されている。さらに、カバー本体部60の下縁部には、横長な板状のコネクタ保護部65を下方へ向けて延設し、このコネクタ保護部65を複数の遊技制御コネクタ部53を十分に覆い隠すことができる程度の大きさ(広さ)に設定している。
そして、上記した開閉可能な構成部品を閉状態に維持可能な係合機構、すなわち装着係合機構43およびカバー係合機構64は、その係合対象となるベース構成部品(装着ベース37、あるいはベース部材22)との係合状態の解除を規制する状態と、係合状態の解除を許容する状態とに変換できるように構成されている。なお、以下の説明の便宜上、特記しない限り装着係合機構43およびカバー係合機構64に関する前後左右の位置および方向の記載は、カバー体27をベース部材22に対して閉じた姿勢、および装着開閉部38を装着ベース37に対して閉じた姿勢(図2、図3および図4(a)参照)における位置および方向を示す。
装着ベース37に係合する装着係合機構43は、図6(a)および図7に示すように、装着ベース37の装着係合受開口部40へ挿入して係合可能な装着係合部70と、該装着係合部70に接続された装着解除操作部71と、装着係合部70を露出した状態で装着解除操作部71を被覆可能な装着解除被覆部材72とを備えて構成されている。装着係合部70は、装着開閉部38の側部(図6(a)中、右側部)から遊技盤7側(前方)へ向けて延設された縦長短冊状の係合基部73を備え、該係合基部73の側方(図7(a)中、右側方)には、外方へ突出した形状の係合爪74を上下に2つ並べて配置している。そして、各係合爪74と係合基部73の延設端(前端)とを断面略U字状の可撓部75でそれぞれ接続するとともに、各係合爪74のうち可撓部75とは反対側の端部(後端部)を縦長短冊状の接続片76で接続し、可撓部75を撓ませることで2つの係合爪74および接続片76を一体にして左右方向へ移動できるように構成されている。また、接続片76のうち係合爪74とは反対側の縁部(後縁部)には、舌片状の装着解除操作部71を可撓部75とは反対方向(後方)へ向けて突設している。さらに、装着解除操作部71と接続片76との境界部分および装着開閉部38と係合基部73との境界部分に段差あるいは突起を設けてストッパー77(操作側ストッパー77aおよび基部側ストッパー77b)を形成している(図7(b)参照)。
なお、装着開閉部38のうち装着係合部70の上方および下方に位置する部分には、図6(a)に示すように、装着ベース37の裏面側に当接可能な突出部79を側方(図6(a)中、右側方)へ向けて突設し、該突出部79に、装着解除被覆部材72を止着するための被覆止着ボス80を係合基部73の延設方向とは反対方向(後方)へ向けて突設している。
このような構成の装着係合部70を装着係合受開口部40へ係合するには、装着係合部70を可撓部75側から装着係合受開口部40内に挿入し、係合爪74を装着係合受開口部40の縁部分で押圧して可撓部75を撓ませながら係合基部73側に移動させる。そして、さらに装着係合部70を挿入して、係合爪74を装着係合受開口部40の縁部よりも装着ベース37の内側に入り込ませる。すると、係合爪74の押圧が解除されて可撓部75の復元力により係合爪74が係合基部73から離れる方向へ移動し、係合爪74の尖端部が装着係合受開口部40の縁部よりも側方に移動して装着ベース37の内側部に引っ掛かり、この結果、装着係合部70と装着ベース37とが係合した状態となる。なお、この係合状態では、ストッパー77が装着係合受開口部40の縁部へ当接し、これにより装着解除操作部71が装着係合受開口部40の中に入り込んでしまう不具合を防いでいる。
また、係合状態の装着係合部70と装着係合受開口部40との係合状態を解除するには、装着解除操作部71を係合基部73側へ押圧して可撓部75を撓ませ、係合爪74の尖端部を装着係合受開口部40の縁部分よりも内側に移動して装着ベース37の内側部への引っ掛かりを外す。そして、この引っ掛かりを外した状態、すなわち装着解除操作部71を係合基部73側へ押圧した状態で装着係合部70を装着係合受開口部40から引き抜くと、装着係合部70と装着係合受開口部40との係合状態が解除される。
装着解除被覆部材72は、装着開閉部38に対して着脱可能な状態で備えられた縦長な保護部材である。そして、図6(a)に示すように、装着係合部70の縦寸法よりも十分に長い縦向き短冊状の被覆本体部82を備え、該被覆本体部82の上下両縁部、および装着開閉部38とは反対側の側縁部(図6(a)中、右側縁部)から被覆壁部83を装着ベース37側(前方)へ向けて延設して、当該装着解除被覆部材72の前面および装着開閉部38に対向する側面(図6(a)中、左側面)を大きく開口した状態に構成されている。さらに、被覆本体部82の上下両側には、被覆止着孔84を前後方向へ貫通し、該被覆止着孔84にビス等の被覆止着部材85を通して装着開閉部38の被覆止着ボス80に止着して装着解除被覆部材72を装着開閉部38に取り付け、被覆止着部材85の止着状態を解除して装着解除被覆部材72を装着開閉部38から取り外せるように構成されている。そして、装着解除被覆部材72を装着開閉部38へ取り付けた状態では、装着解除操作部71を装着解除被覆部材72および装着開閉部38の側部で囲って装着解除操作部71の操作を阻止するが(図7(b)参照)、装着係合部70は装着解除被覆部材72に覆われずに露出するように構成されている(図4(b)参照)。
一方、ベース部材22に係合するカバー係合機構64は、図6(b)および図7(a)に示すように、ベース部材22のカバー係合受開口部35へ挿入して係合可能なカバー係合部90と、該カバー係合部90に接続されたカバー解除操作部91と、カバー係合部90を露出した状態でカバー解除操作部91を被覆可能なカバー解除被覆部材92とを備えて構成されている。カバー係合部90は、カバー壁部61からカバー本体部60とは反対方向(前方)へ延設された縦長短冊状の係合基部93を備え、該係合基部93の側方(図7(a)中、右側方)には、外方へ突出した形状の係合爪94を上下に2つ並べて配置している。そして、各係合爪94と係合基部93の延設端(前端)とを断面略U字状の可撓部95でそれぞれ接続するとともに、各係合爪94のうち可撓部95とは反対側の端部(後端部)を縦長短冊状の接続片96で接続し、可撓部95を撓ませることで2つの係合爪94および接続片96を一体にして左右方向へ移動できるように構成されている。また、接続片96のうち係合爪94とは反対側の縁部(後縁部)には、舌片状のカバー解除操作部91を可撓部95とは反対方向(後方)へ向けて突設している。さらに、カバー解除操作部91と接続片96との境界部分およびカバー壁部61と係合基部93との境界部分には、段差あるいは突起を設けてストッパー97(操作側ストッパー97aおよび基部側ストッパー97b)を形成している(図7(b)参照)。
なお、カバー壁部61の延設端(前端)のうちカバー係合部90の上方および下方に位置する部分には、ベース部材22の裏面側に当接可能なフランジ部99を側方(図6(b)中、右側方)へ向けて延設し、該フランジ部99のうちカバー係合部90の近傍には、カバー解除被覆部材92を止着するための被覆止着ボス100をカバー本体部60の位置する方向(後方)へ向けて突設している。
このような構成のカバー係合部90をカバー係合受開口部35へ係合するには、カバー係合部90を可撓部95側からカバー係合受開口部35内に挿入し、係合爪94をカバー係合受開口部35の縁部分で押圧して可撓部95を撓ませながら係合基部93側に移動させる。そして、さらにカバー係合部90を挿入して、係合爪94をカバー係合受開口部35の縁部よりもベース部材22の内側に入り込ませる。すると、係合爪94の押圧が解除されて可撓部95の復元力により係合爪94が係合基部93から離れる方向へ移動し、係合爪94の尖端部がカバー係合受開口部35の縁部よりも側方に移動してベース部材22の内側部に引っ掛かり、この結果、カバー係合部90とベース部材22とが係合した状態となる。なお、この係合状態では、ストッパー97がカバー係合受開口部35の縁部へ当接し、これによりカバー解除操作部91がカバー係合受開口部35の中に入り込んでしまう不具合を防いでいる。
また、係合状態のカバー係合部90とカバー係合受開口部35との係合状態を解除するには、カバー解除操作部91を係合基部93側へ押圧して可撓部95を撓ませ、係合爪94の尖端部をカバー係合受開口部35の縁部分よりも内側に移動してベース部材22の内側部への引っ掛かりを外す。そして、この引っ掛かりを外した状態、すなわちカバー解除操作部91を係合基部93側へ押圧した状態でカバー係合部90をカバー係合受開口部35から引き抜くと、カバー係合部90とカバー係合受開口部35との係合状態が解除される。
カバー解除被覆部材92は、カバー体27に対して着脱可能な状態で備えられた縦長な保護部材である。そして、図6(b)に示すように、カバー係合部90の縦寸法よりも十分に長い縦向き短冊状の被覆本体部102を備え、該被覆本体部102の上下両縁部、およびカバー体27とは反対側の側縁部(図6(b)中、右側縁部)から被覆壁部103をベース部材22側(前方)へ向けて延設して、当該カバー解除被覆部材92の前面およびカバー体27に対向する側面(図6(b)中、左側面)を大きく開口した状態に構成されている。さらに、被覆本体部102の上下両側には、被覆止着孔104を前後方向へ貫通し、該被覆止着孔104にビス等の被覆止着部材105を通してカバー体27の被覆止着ボス100に止着してカバー解除被覆部材92をカバー体27に取り付け、被覆止着部材105の止着状態を解除してカバー解除被覆部材92をカバー体27から取り外せるように構成されている。そして、カバー解除被覆部材92をカバー体27へ取り付けた状態では、カバー解除操作部91をカバー解除被覆部材92およびカバー壁部61で囲ってカバー解除操作部91の操作を阻止するが(図7(b)参照)、カバー係合部90はカバー解除被覆部材92に覆われずに露出するように構成されている(図4(b)参照)。
次に、上記した構成を備えた遊技盤7における作用、特に、遊技制御ユニット26の着脱作用、装着開閉部38およびカバー体27の開閉作用について説明する。なお、装着開閉部38は、装着解除被覆部材72を取り付けた状態で装着ベース37に対して開いた状態になっているものとする(図4(b)参照)。また、カバー体27は、カバー解除被覆部材92を取り付けた状態でベース部材22に対して開いた状態になっているものとする(図5(b)参照)。さらに、演出制御ユニット25は予めベース部材22に装着されているものとする。
まず、ユニット装着部23に遊技制御ユニット26を取り付けるには、装着開閉部38を回動して取付作業の行い易い位置に設定するとともに、遊技制御ユニット26を遊技制御コネクタ部53が遊技制御装着部44とは反対方向(後方)へ向いた姿勢に設定し(図4参照)、この設定状態で遊技制御ユニット26を遊技制御装着部44に重ねる。そして、遊技制御ユニット26で係止爪48を押し込んで撓み片47を装着ベース37寄りに撓ませ、遊技制御装着部44の嵌脱部46に遊技制御ユニット26の装着突起55を通す。嵌脱部46に装着突起55を通したならば、この状態で遊技制御ユニット26を遊技制御装着部44に沿ってスライドし、装着突起55を装着溝部45へ嵌合する。すると、係止爪48を押圧していた遊技制御ユニット26が係止爪48から側方に外れ、撓み片47の復元力により係止爪48が遊技制御ユニット26の側縁部に係止する。したがって、係止爪48は、遊技制御ユニット26のスライド、詳しくは装着突起55を嵌脱部46に戻して外す方向へのスライドを規制する。さらに、遊技制御ボックス52の止着部56が遊技制御装着部44の止着ボス49に重なる。止着部56と止着ボス49とが重なったならば、ビス等の止着部材108(図4(a)参照)で止着部56と止着ボス49とを止着して、遊技制御ユニット26のスライドをさらに規制する。このようにして遊技制御ユニット26が装着開閉部38の裏面側(すなわち遊技制御装着部44)に止着部材108を介して装着される。また、遊技制御装着部44を備えた装着開閉部38を回動自在な状態で軸着してあるので、メーカーにおける遊技盤7の組立作業においては、装着開閉部38を開いて遊技盤7から離し、遊技制御ユニット26の取り付けを行い易くすることができる。これにより遊技盤7の製造効率の向上を図ることができる。
そして、遊技制御ユニット26を装着した状態で装着開閉部38を閉状態へ変換して装着ベース37へ十分に押し当てると、露出状態の装着係合部70が装着係合受開口部40へ挿入されて装着ベース37に係合する。この結果、遊技制御ユニット26は、ユニット装着部23を介して遊技盤7の後部に配置され、遊技盤本体20に近づけた状態で略平行となる姿勢に設定される。さらに、この係合状態では、装着係合部70側のみ被覆されていなかった装着解除操作部71を装着ベース37で装着係合部70側からも被覆する。これにより、装着解除被覆部材72と装着開閉部38の縁部と装着ベース37とで囲繞して装着解除操作部71の操作を不能にし、装着係合部70と装着ベース37との係合状態の解除を規制する(図7(b)参照)。したがって、不正目的で遊技制御ユニット26を取り外そうとする不正行為者の作業においては、複数の被覆止着部材85を外して装着解除被覆部材72を除去して装着解除操作部71を露出させ、この後に装着解除操作部71を操作して装着係合部70と装着ベース37との係合状態を解除する必要がある。この結果、装着開閉部38を容易に開くことができず、遊技盤本体20側に遊技制御ユニット26を配置した状態を維持することができる。このことから、遊技制御ユニット26の取り外し作業を楽な姿勢で行おうとすることを阻止することができ、取り外し作業を手間取らせて作業完了を遅らせることができる。
遊技制御ユニット26を取り付けた装着開閉部38を閉じたならば、遊技制御ユニット26の遊技制御コネクタ部53と演出制御ユニット25の演出制御コネクタ部31とを配線接続する。配線接続が完了したならば、カバー体27を閉状態へ変換してベース部材22へ十分に押し当てる。すると、カバー本体部60により演出制御ユニット25を後方から被覆するとともに、コネクタ保護部65を遊技制御コネクタ部53の後方から接近させ、このコネクタ保護部65により複数の遊技制御コネクタ部53(すなわち遊技制御ユニット26の一部)を被覆する。この結果、コネクタ保護部65は、遊技制御コネクタ部53から配線が外されることを阻止するとともに、遊技制御ユニット26が遊技盤7(遊技盤本体20)から後方へ離れることを阻止する。さらに、露出状態のカバー係合部90がカバー係合受開口部35へ挿入されてベース部材22へ係合する。したがって、カバー解除操作部91が被覆されていたとしてもカバー体27を閉じるだけでカバー係合部90をベース部材22へ係合することができ、簡単な動作でカバー体27を閉状態に維持することができる。このため、複雑な構成の止着部材を備えてカバー体27の閉状態を維持する必要がなく、遊技盤7の製造コストの低減、ひいてはパチンコ遊技機1の製造コストの低減を図ることができる。
そして、この係合状態では、カバー係合部90側のみ被覆されていなかったカバー解除操作部91をベース部材22でカバー係合部90側からも被覆する。これにより、カバー解除被覆部材92とカバー壁部61とベース部材22とで囲繞してカバー解除操作部91の操作を不能にし、カバー係合部90とベース部材22との係合状態の解除を規制する(図7(b)参照)。したがって、組立作業に何ら支障を来たすことなくカバー体27が容易に開放されることを防ぐことができ、遊技制御ユニット26の一部がカバー体27の一部、詳しくはコネクタ保護部65で覆われる状態を維持することができる。このことから、遊技制御ユニット26の取り外し作業の手間を増やすことができる。これにより、不正目的で遊技制御ユニット26を取り外そうとする不正行為者の作業を長引かせることができ、不正行為の摘発や防止を促進することができる。
また、メンテナンス作業等でカバー体27を開状態にする必要がある場合には、被覆止着部材105による止着状態を解除してカバー解除被覆部材92を取り外す。すると、カバー体27は、カバー解除操作部91を露出して操作可能とし、カバー係合部90とベース部材22との係合状態の解除を許容する。一方、装着開閉部38を開状態にする必要がある場合には、被覆止着部材85による止着状態を解除して装着解除被覆部材72を取り外す。すると、装着開閉部38は、装着解除操作部71を露出して操作可能とし、装着係合部70と装着ベース37との係合状態の解除を許容する。したがって、カバー解除被覆部材92および装着解除被覆部材72を備えたとしても、カバー解除操作部91および装着解除操作部71が常時操作不能になることはなく、再びカバー体27および装着開閉部38を開いて、パチンコ遊技機1のメンテナンス作業等を行うことができる。
ところで、上記実施形態では、遊技制御ユニット26と装着解除被覆部材72とを係止しない構成としたが、本発明はこれに限定されず、遊技制御ユニット26と装着解除被覆部材72とを係止してもよい。例えば、図8に示す第2実施形態では、遊技制御ユニット26は、止着部56の先端部分(図8(a)中、右端部)に楔状のユニット側係止部110を遊技制御装着部44とは反対側へ向けて突設し、該ユニット側係止部110を止着部56の先端から遊技制御ユニット26の中央側へ向けて次第に突出する状態に設定している。そして、ユニット側係止部110のうち遊技制御ユニット26の中央部寄りに位置する端部(図8(a)中、左端部)には、返し部として機能する起立面部110aを遊技制御ユニット26の中央側へ向けた状態で形成している。また、装着解除被覆部材72は、被覆本体部82のうち被覆壁部83を延設していない側縁部に、ユニット側係止部110に係止可能な楔状の被覆側係止部111を遊技制御装着部44へ向けて突設し、該被覆側係止部111を被覆本体部82の側端部から中央部分へ向けて次第に突出する状態に設定している。そして、被覆側係止部111のうち被覆本体部82の中央寄りに位置する端部(図8(a)中、右端部)には、返し部として機能する起立面部111aを被覆本体部82の中央側へ向けた状態で形成している。
このようなユニット側係止部110および被覆側係止部111を備え、装着解除被覆部材72を取り付けた状態で遊技制御ユニット26を遊技制御装着部44上にスライドさせて装着開閉部38へ装着して止着部56を被覆本体部82と装着開閉部38との間に差し入れると、図8(b)に示すように、起立面部110a,111aを当接した状態でユニット側係止部110と被覆側係止部111とが係止して遊技制御ユニット26が装着解除被覆部材72から離れる方向へスライドすること、すなわち装着開閉部38から外れることを規制する。なお、遊技制御ユニット26は、この規制状態で止着部材108により装着開閉部38へ止着される(図8(c)参照)。また、ユニット側係止部110と被覆側係止部111とが係止した状態で装着開閉部38から装着解除被覆部材72を取り外すとともに止着部材108を取り外せば、ユニット側係止部110と被覆側係止部111との係止状態が解除されて遊技制御ユニット26が装着開閉部38から外れることを許容する。このようにして遊技制御ユニット26と装着解除被覆部材72とを係止すれば、装着解除被覆部材72を取り外さなければ、遊技制御ユニット26を取り外すことができないように構成することができる。したがって、不正行為者が遊技制御ユニット26の取り外し作業に手間取り易くなり、この結果、不正行為の摘発や防止を一層図ることができる。
ところで、上記実施形態では、装着解除被覆部材72を止着する複数の被覆止着部材85を専ら装着開閉部38へ止着するための部品として構成したが、本発明はこれに限定されない。例えば、図9に示すように、複数の被覆止着部材の一部を用いて、装着開閉部38と遊技制御ユニット26と装着解除被覆部材72とを止着するように構成してもよい。
具体的に説明すると、図9に示す第3実施形態において、装着開閉部38には、遊技制御ユニット26を止着するための止着ボス49と装着解除被覆部材72を止着するための被覆止着ボス80とを横に隣り合う状態で配置し、装着解除被覆部材72の被覆本体部82の上下両側には、被覆止着ボス80の後方に位置する被覆止着孔113と止着ボス49の後方に位置する止着孔114とを横に並べた状態で開設している。そして、止着ボス49と装着解除被覆部材72との間、詳しくは止着ボス49と止着孔114との間に遊技制御ユニット26から突出した止着部56を差し入れ、この状態で被覆止着孔113および止着孔114にビス等の被覆止着部材115を通し、被覆止着孔113に通した被覆止着部材115により装着開閉部38と装着解除被覆部材72とを止着し、止着孔114に通した被覆止着部材115により装着開閉部38と遊技制御ユニット26と装着解除被覆部材72とを止着している。したがって、遊技制御ユニット26と装着開閉部38とを止着する部材を、装着解除被覆部材72と装着開閉部38とを止着する部材とは別個に設ける必要がない。これにより、遊技制御ユニット26を止着する構成の製造コストを抑えることができる。また、不正行為者がどの部材を外せば遊技制御ユニット26を取り外せるかを判別し難くなり、不正行為の遅延を促進することができる。
ところで、上記実施形態では、カバー解除操作部91をカバー係合部90の延設方向とは反対方向に突設して、カバー解除被覆部材92を取り外した状態では指等で押圧して解除操作をし易いように構成したが、本発明はこれに限定されず、カバー解除被覆部材を取り外しただけでは、まだカバー係合部90とベース部材22との係合を容易に解除できない状態に設定されているように構成してもよい。
例えば、図10に示す第4実施形態では、基本的な構成は上記第1実施形態と同じであるが、カバー解除操作部91を指等では押圧し難いように設定し、その代りに、取り外したカバー解除被覆部材の一部を利用してカバー係合部90の解除操作を行えるように構成されている点で異なる。具体的に説明すると、カバー係合機構64は、図10(b)に示すように、カバー解除操作部91を接続片96の端部(後端部)から側方へ小さく突設し、カバー係合部90をベース部材22に係合した状態ではカバー係合受開口部35の縁部に沿って重なる姿勢となり、カバー係合部90の解除を行おうとする者の指では引っ掛け難くなるように構成されている。また、ベース部材22には、カバー係合受開口部35側(図10(a)中、右側)の側面部、具体的には、側面部のうちカバー係合受開口部35に挿入(係合)された状態の係合爪94の側方に位置する箇所に縦長なスリット状の連通口118を開設し、該連通口118をカバー係合受開口部35に連通させている。
さらに、第4実施形態のカバー解除被覆部材120には、図10(a)および(b)に示すように、カバー係合部90の縦寸法よりも十分に長い縦向き短冊状の被覆本体部121を備え、該被覆本体部121のうちカバー体27とは反対側の側縁部(図10(a)中、右側縁部)には、連通口118を閉成可能な閉成部122をベース部材22側(前方)へ向けて延設して、係合爪94の側方を覆う状態で配置している。また、閉成部122の上下幅を連通口118のスリット長さよりも僅かに狭く設定し、この閉成部122の先端部を連通口118に挿通可能な挿通部123としている。
このような構成のカバー解除被覆部材120等を備え、カバー解除被覆部材120を取り付けた状態でカバー体27を閉状態へ変換してカバー係合部90をベース部材22へ係合すると、カバー解除被覆部材120がカバー解除操作部91を覆って操作不能とし、さらには、閉成部122が連通口118を閉成する。したがって、カバー解除被覆部材120を取り外さなければ、カバー解除操作部91を操作したり、あるいは連通口118から工具などを差し入れて係合爪94を直接押圧したりして、カバー係合部90とベース部材22との係合を解除しようとすることができない。また、カバー解除被覆部材120を取り外すと、カバー解除操作部91および連通口118が露出する。このとき、カバー解除操作部91が指では操作し難いように設定しているので、露出した連通口118に挿通部123を挿通してカバー係合部90の係合爪94を押圧して、カバー係合受開口部35との係合状態を解除可能となる。
すなわち、カバー体27を開くためには、カバー解除被覆部材120を取り外し、それだけはなく、この取り外したカバー解除被覆部材120の挿通部123を連通口118に挿入して係合爪94を押圧しなければならない。このことから、カバー体27を開放するための手間を増やすことができる。これにより、不正目的でカバー体27を開いて遊技制御ユニット26を取り外そうとする不正行為者の作業を一層長引かせることができ、不正行為の摘発や防止をさらに促進することができる。
なお、カバー解除被覆部材120は、図10(c)に示すように、閉成部122の幅(上下幅)W1を連通口118のスリット長さLよりも広く設定し、且つ挿通部123の幅(上下幅)W2を連通口118のスリット長さLよりも狭く設定すれば、閉成部122で連通口118を十分に閉塞することができて好適である。さらに、遊技店の店員やメーカーの従業員等が行う正規のメンテナンスにおいて、挿通部123を連通口118に挿入して係合爪94を押圧する作業、すなわちカバー体27を開く作業に支障を来たすことがない。
上記実施形態では、遊技制御ユニット26をベース部材22の近傍に配置し、カバー体27の一部により遊技制御ユニット26の一部を後方から被覆できるように構成したが、本発明はこれに限定されない。例えば、ベース部材22に遊技制御ユニット26を着脱可能な状態で備え、カバー体27で遊技制御ユニット26の全体を後方から被覆するように構成してもよい。要はカバー体27により少なくとも遊技制御ユニット26の一部を後方から被覆できる構成であればよい。
また、上記実施形態では、代表的な遊技機であるパチンコ遊技機を例にして説明したが、本発明はこれに限らず、着脱可能な遊技制御ユニットを配設し、少なくともこの遊技制御ユニットの一部をカバー体で覆う遊技機であればどのような遊技機でもよい。例えば、内部に封入した遊技球を循環させる封入球式パチンコ機、アレンジボール式遊技機、雀球式遊技機等の遊技機であってもよい。
なお、前記した実施の形態は全ての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明は、上記した説明に限らず特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内での全ての変更が含まれるものである。
パチンコ遊技機の背面図である。 (a)は遊技盤の背面図、(b)は遊技盤の斜視図である。 遊技盤の分解斜視図である。 (a)はユニット装着部と遊技制御ユニットの分解斜視図、(b)は装着開閉部を開いた状態のユニット装着部の斜視図である。 (a)はカバー体の斜視図、(b)はカバー体を開いた状態の遊技盤の斜視図である。 (a)は装着係合機構の説明図、(b)はカバー係合機構の説明図である。 (a)は装着係合部およびカバー係合部の説明図、(b)は装着係合機構およびカバー係合機構の断面図である。 第2実施形態における遊技制御ユニットおよび装着解除被覆部材の説明図であり、(a)はユニット側係止部と被覆側係止部とを係止する前の概略図、(b)は両係止部を係止した状態の概略図、(c)は両係止部を係止した後に、止着部材で遊技制御ユニットを止着した状態の概略図である。 第3実施形態における装着開閉部、遊技制御ユニットおよび装着解除被覆部材の説明図であり、(a)は背面図、(b)は分解斜視図である。 第4実施形態におけるカバー係合機構の説明図であり、(a)はベース部材と開いた状態のカバー体との斜視図、(b)はカバー係合機構およびその周辺の拡大斜視図、(c)はカバー解除被覆部材の変形例を示す説明図である。
符号の説明
1 パチンコ遊技機
7 遊技盤
22 ベース部材
23 ユニット装着部
25 演出制御ユニット
26 遊技制御ユニット
27 カバー体
35 カバー係合受開口部
37 装着ベース
38 装着開閉部
40 装着係合受開口部
43 装着係合機構
44 遊技制御装着部
45 装着溝部
53 遊技制御コネクタ部
56 止着部
60 カバー本体部
61 カバー壁部
64 カバー係合機構
65 コネクタ保護部
70 装着係合部
71 装着解除操作部
72 装着解除被覆部材
74 係合爪
80 被覆止着ボス
82 被覆本体部
83 被覆壁部
84 被覆止着孔
85 被覆止着部材
90 カバー係合部
91 カバー解除操作部
92 カバー解除被覆部材
94 係合爪
100 被覆止着ボス
102 被覆本体部
103 被覆壁部
104 被覆止着孔
105 被覆止着部材
108 止着部材
110 ユニット側係止部
111 被覆側係止部
115 被覆止着部材
118 連通口
120 カバー解除被覆部材
122 閉成部
123 挿通部

Claims (6)

  1. 遊技盤の裏面側に配置されたベース部材と、該ベース部材またはその近傍に着脱可能な状態で配置された遊技制御ユニットと、ベース部材の裏面側に開閉自在な状態で軸着されたカバー体と、を備えた遊技機において、
    前記遊技制御ユニットは、ユニット装着部を介して遊技盤に配置され、
    前記ユニット装着部は、遊技盤の裏面側に止着された装着ベースと、該装着ベースの裏面側に開閉自在な状態で軸着された装着開閉部と、を備え、該装着開閉部の裏面側に遊技制御ユニットを止着部材を介して着脱可能な状態で装着し、
    前記装着開閉部は、装着ベースへ係合可能な装着係合部と、該装着係合部に接続され、装着係合部と装着ベースの係合状態を解除可能な装着解除操作部と、装着係合部を露出した状態で装着解除操作部を被覆可能な装着解除被覆部材と、を備え、装着解除被覆部材を当該装着開閉部に対して着脱可能とし、
    前記装着解除被覆部材を前記装着開閉部に取り付けて前記装着解除操作部を被覆した状態で、当該装着開閉部を閉状態へ変換すると、露出状態の装着係合部が装着ベースへ係合し、この係合状態で装着解除操作部を装着解除被覆部材と装着ベースとで囲繞して装着係合部と装着ベースとの係合状態の解除を規制し、
    前記装着係合部と装着ベースとが係合した状態で前記装着解除被覆部材を取り出すと、装着解除操作部を露出して装着係合部と装着ベースとの係合状態の解除を許容するように構成されたことを特徴とする遊技機。
  2. 前記カバー体は、前記ベース部材へ係合可能なカバー係合部と、該カバー係合部に接続され、カバー係合部とベース部材との係合状態を解除可能なカバー解除操作部と、カバー係合部を露出した状態でカバー解除操作部を被覆可能なカバー解除被覆部材と、を備え、カバー解除被覆部材を当該カバー体に対して着脱可能とし、
    前記カバー解除被覆部材を前記カバー体に取り付けて前記カバー解除操作部を被覆した状態で、当該カバー体を閉状態へ変換すると、露出状態のカバー係合部がベース部材へ係合し、この係合状態でカバー解除操作部をカバー解除被覆部材とベース部材とで囲繞してカバー係合部とベース部材との係合状態の解除を規制し、
    前記ベース部材とカバー係合部とが係合した状態で前記カバー解除被覆部材を取り外すと、カバー解除操作部を露出してカバー係合部とベース部材との係合状態の解除を許容するように構成されたことを特徴とする請求項1に記載の遊技機。
  3. 前記遊技制御ユニットは、前記カバー体により当該遊技制御ユニットの一部を後方から被覆可能に配置されるとともに、遊技盤の一部へ配線接続するための遊技制御コネクタ部を後方へ露出した状態で備え、
    前記カバー体は、前記遊技制御ユニットの遊技制御コネクタ部を後方から被覆可能なコネクタ保護部を備え、
    前記カバー体を閉状態へ変換すると、前記コネクタ保護部が前記遊技制御コネクタ部へ後方から接近して、該遊技制御コネクタ部からの配線の取り外しを阻止するように構成されたことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の遊技機。
  4. 前記装着開閉部と装着解除被覆部材とを複数の被覆止着部材を介して止着し、
    該被覆止着部材の一部は、装着開閉部と遊技制御ユニットと装着解除被覆部材とを止着することを特徴とする請求項3に記載の遊技機。
  5. 前記遊技制御ユニットには、ユニット側係止部を設け、
    前記装着解除被覆部材には、ユニット側係止部に係止可能な被覆側係止部を設け、
    前記装着解除被覆部材を取り付けた状態で遊技制御ユニットを装着開閉部へ装着すると、ユニット側係止部と被覆側係止部とが係止して遊技制御ユニットが装着開閉部から外れることを規制し、
    前記ユニット側係止部と被覆側係止部とが係止した状態で装着開閉部から装着解除被覆部材を取り外すと、ユニット側係止部と被覆側係止部との係止状態が解除されて遊技制御ユニットが装着開閉部から外れることを許容するように構成されたことを特徴とする請求項3または請求項4に記載の遊技機。
  6. 前記ベース部材には、カバー係合部を挿入して係合するカバー係合受開口部と、該カバー係合受開口部に連通する連通口と、を開設し、
    前記カバー解除被覆部材には、連通口を閉成可能な閉成部と、該閉成部の端部に設けられ、連通口に挿通可能な挿通部と、を備え、
    前記カバー解除被覆部材を取り付けた状態でカバー体を閉状態へ変換してカバー係合部をベース部材へ係合すると、閉成部が連通口を閉成し、
    前記カバー係合部とベース部材とが係合した状態でカバー解除被覆部材を取り外すと、連通口が露出し、この露出した連通口に挿通部を挿通してカバー係合部を押圧して、カバー係合受開口部との係合状態を解除可能とすることを特徴とする請求項2から請求項5のいずれかに記載の遊技機。
JP2006255318A 2006-09-21 2006-09-21 遊技機 Active JP4749295B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006255318A JP4749295B2 (ja) 2006-09-21 2006-09-21 遊技機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006255318A JP4749295B2 (ja) 2006-09-21 2006-09-21 遊技機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008073196A JP2008073196A (ja) 2008-04-03
JP4749295B2 true JP4749295B2 (ja) 2011-08-17

Family

ID=39345889

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006255318A Active JP4749295B2 (ja) 2006-09-21 2006-09-21 遊技機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4749295B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5422951B2 (ja) * 2008-09-19 2014-02-19 株式会社竹屋 基板ケースの取り付け構造
JP5508129B2 (ja) * 2010-05-11 2014-05-28 株式会社ソフイア 遊技機
JP6894409B2 (ja) * 2016-09-16 2021-06-30 株式会社藤商事 遊技機

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02101796A (ja) * 1988-10-07 1990-04-13 Matsushita Electric Ind Co Ltd 小形電子機器の着脱装置
JP2569080Y2 (ja) * 1993-06-24 1998-04-22 矢崎総業株式会社 着脱カバーの係止構造
JPH10337368A (ja) * 1997-06-07 1998-12-22 Sanyo Bussan Kk 遊技機用基盤ボックス
JP4210766B2 (ja) * 1998-03-19 2009-01-21 株式会社大一商会 遊技機
JP3648566B2 (ja) * 1999-10-07 2005-05-18 タイヨーエレック株式会社 弾球遊技機
JP4453133B2 (ja) * 1999-11-22 2010-04-21 株式会社三洋物産 遊技機

Also Published As

Publication number Publication date
JP2008073196A (ja) 2008-04-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4566965B2 (ja) 遊技機
JP4515443B2 (ja) 遊技機
JP2007267772A (ja) 遊技機
JP4362627B2 (ja) 遊技機
JP4749295B2 (ja) 遊技機
JP4685823B2 (ja) インターホン
JP4141146B2 (ja) パチンコ機
JP6069026B2 (ja) 遊技機
JP4964919B2 (ja) 遊技機
JP3569189B2 (ja) 弾球遊技機
JP4937552B2 (ja) 遊技機
JP4451434B2 (ja) 遊技機
JP2006346230A (ja) 遊技機
JP2720015B2 (ja) 弾球遊技機の裏カバー装置
JP2001046688A (ja) 遊技盤脱着式弾球遊技機
JP3270655B2 (ja) 弾球遊技機の制御基板ケース装置
JPH11137808A (ja) 遊技機
JP4606511B2 (ja) 遊技機
JP2009148382A (ja) 基板ケース
JP2006334037A (ja) パチンコ機用の防犯部材
JP2000024273A (ja) パチンコ機
JP2013085768A (ja) 遊技機
JP4668880B2 (ja) 遊技機
JP5011992B2 (ja) 遊技機
JPWO2009090698A1 (ja) モニタパネル装置

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100707

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100720

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100921

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110517

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110517

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4749295

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140527

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140527

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250