JP2007267772A - 遊技機 - Google Patents

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Abstract

【課題】コネクタの差し忘れを防止可能な制御基板ボックスを備える遊技機を提供する。
【解決手段】コネクタカバー60に設けたスライド部63aがスライドする取付部70に形成された受入部71と、受入部71の底部からコネクタ19を取り外す方向に湾曲しながら取付コネクタ24に向けて延出し、先端に配線コードのコネクタ19と当接可能な当接部73が設けられた当接部材72とから付忘れ防止手段を構成し、当接部材72が阻止状態で受入部71に侵入して、スライド部63aが受入部71内をスライドすることを阻止する阻止部を有し、コネクタ19を取付コネクタ24に取り付けると、当接部73にコネクタ19が当接して当接部73を押し下げ、受入部71から阻止部74を退避させた許容状態に変換して、コネクタカバー60の被着を可能にする。
【選択図】図6

Description

本発明は、制御基板を収納する制御基板ボックスを備える遊技機に関する。
従来の遊技機、例えばパチンコ遊技機において、遊技機の裏面側には、遊技機の遊技制御を行う役物制御装置や球排出装置を制御する球排出制御装置等の制御基板を収納した制御基板ボックスが設けられている。
制御基板ボックスは、IC(集積回路)や抵抗等の各種電子部品が多数実装された制御基板を、合成樹脂製或いは金属製のボックスに収納して、ショート等を防いだり、ほこり等のゴミが侵入しないように保護すると共に不正遊技を防止しており、遊技機の前面枠裏面側に設けられた裏メカベース盤あるいは遊技盤等の裏面側に取り付け可能となっている。
制御基板ボックスは、一般的に、上蓋部材と底蓋部材とを重ね合わせたボックス体になっており、その他の各種装置と電気的に接続するために、制御基板に設けた取付コネクタが、ボックスから表出して設けられており、電気部品から延出する各種配線コードに接続されているコネクタを、前記取付コネクタに取り付けて接続することにより、それぞれに関わる制御が可能となっている。
制御基板ボックスには、遊技制御に関わる制御基板が収納されているので、いたずらや不正行為の対象になり易く、このため制御基板ボックスにおいては、一旦開放されると、開放されたことが分かるように、上蓋部材と底蓋部材との合わせ目に封印シールを貼ったり、あるいは制御基板ボックスの表面をクリアな樹脂により形成して、収納されている制御基板の状態を外部から見えるようにしていた。
これら制御基板ボックスに対して制御基板を収納する際には、まず、制御基板ボックスの底蓋部材に制御基板をネジ等の固定部材にて係止し、この場合金属製の保護部材を設けているときは保護部材も一緒に係止し、その後上蓋部材と底蓋部材を係合させて制御基板ボックスを閉じ、かしめ封印等を施している。
このように、制御基板の取付コネクタに取り付けた配線コードのコネクタを露出させた状態で上蓋部材と底蓋部材とで制御基板を覆うことにより、制御基板ボックスを開放しなくても、各種配線を取付コネクタから着脱できるようになっているため、作業性、安全性の両方を兼ね備えた構成を実現している。
そして、制御基板ボックスを備える遊技機の一例として、例えば、特許文献1に記載された遊技機がある。
特開2000−140354号公報
一方、近年、遊技店で発生している不正行為として、いわゆる「ぶら下がり基板」と称する不正な基板の遊技機への取り付けがある。この「ぶら下がり基板」は、例えば、始動口センサの取り付けられるコネクタと制御基板との間に「ぶら下がり基板」を介在させて不正な信号を入力して大当たりを発生させる基板である。
この「ぶら下がり基板」を遊技機に取り付ける手口は、制御基板の取付コネクタから、始動口センサに接続された接続コードのコネクタを引き抜き、「ぶら下がり基板」にそのコネクタを接続し、「ぶら下がり基板」からのコネクタを制御基板の取付コネクタに接続する方法をとっている。その取り付け作業時間は極めて短時間であり、取り付けられる「ぶら下がり基板」も小型化されているので発見することは容易ではない。
そこで、従来、この種の不正を防止するために、制御基板のコネクタ接続端子取付領域をコネクタカバーで覆い「ぶら下がり基板」が容易に取り付けられないようにした遊技機がある。
しかし、コネクタカバーが着脱可能に取り付けられているために、不正行為者にコネクタカバーを素早く外す方法を研究されてしまい、「ぶら下がり基板」が簡単に取り付けられてしまっている。また、営業時間以外に「ぶら下がり基板」を取り付けられることもあり、従来のコネクタカバーでは不正を防止することができなかった。
そこで、コネクタカバーを一旦取り付けると、破壊しない限り取り外すことができないようにすることも考えられるが、新台入れ替え時に制御基板の取付コネクタと配線コードのコネクタとを接続した後、コネクタカバーを取り付ける場合に、コネクタを接続するのを忘れてコネクタカバーを取り付けてしまうことがある。この場合には、破壊してコネクタカバーを取り外し、コネクタを差して再びコネクタカバーを取り付けなくてはならなくなる。
しかしながら、コネクタカバーの取り外し回数には上限があり、それを超える場合には、制御基板を交換しなければならない。また、遊技店の監督官庁である警察が立ち会わないとコネクタカバーをはずせない場合には、警察を呼ばなければならない。
また、コネクタの差し忘れで破壊した制御基板がいくつかあると、不正により破壊したものが目立たなくなってしまう。
本発明はかかる点を鑑みてなされたものであり、コネクタの差し忘れを防止可能な制御基板ボックスを備える遊技機を提供することを目的とする。
前記課題を解決するために、請求項1に係る発明は、遊技に使用される電気部品を制御する制御基板と、該制御基板を収容する制御基板ボックスと、備えた遊技機において、前記制御基板には、前記電気部品から延出する各種配線コードに接続されるコネクタを取り付けることで前記電気部品と当該制御基板とを電気的に接続する取付コネクタを設け、前記取付コネクタを表出させた状態で前記制御基板を収容する前記制御基板ボックスには、前記表出する取付コネクタ及び該取付コネクタに取り付けた前記コネクタを覆うコネクタカバーを、取り付ける取付部を形成し、前記コネクタカバーは、前記コネクタを覆うように前記取付部に取り付けた被覆状態において、一部を破壊しないと固着状態を解除できない固着手段により前記制御基板ボックスに固定され、前記制御基板の取付コネクタに前記配線コードのコネクタを取り付けていない状態では、前記コネクタカバーを前記被覆状態にすることを阻止する阻止状態と、前記制御基板の取付コネクタに前記配線コードのコネクタを取り付けた状態では、前記コネクタカバーを前記被覆状態にすることを許容する許容状態と、に変換可能であって、前記コネクタを前記取付コネクタに取り付けずに前記コネクタカバーを、前記固着手段により前記被覆状態で前記取付部に固定することを防止する付忘れ防止手段を設けたことを特徴とする。
請求項2に係る発明は、請求項1に記載の遊技機であって、前記付忘れ防止手段は、前記コネクタカバーに設けたスライド部がスライドする前記取付部に形成された受入部と、前記受入部の底部から前記コネクタを取り外す方向に湾曲しながら前記取付コネクタに向けて延出し、先端に前記コネクタと当接可能な当接部が設けられた付忘れ防止部材と、からなり、前記付忘れ防止部材は、前記阻止状態で前記受入部に侵入して、前記スライド部が前記受入部内をスライドすることを阻止する阻止部を有し、前記コネクタを前記取付コネクタに取り付けると、前記当接部に前記コネクタが当接して当接部を押し下げ、前記受入部から前記阻止部を退避させた前記許容状態に変換するようにしたことを特徴とする。
請求項3に係る発明は、請求項2に記載の遊技機であって、前記付忘れ防止部材を制御基板ボックスに対して着脱可能に取り付けたことを特徴とする。
請求項4に係る発明は、請求項1に記載の遊技機であって、前記付忘れ防止手段は、前記コネクタカバーの係止部が係止する前記取付部に形成された受入部と、前記取付コネクタと前記受入部とを結ぶ方向に移動可能であると共に、前記取付コネクタ側に付勢され、前記取付コネクタ側の端部に前記コネクタと当接可能な当接部を有する移動部材と、前記移動部材をガイドするガイド部と、からなり、前記移動部材は、前記阻止状態において前記受入部に侵入して、該受入部に前記コネクタカバーの係止部が係止することを阻止する阻止部を有し、前記コネクタを前記取付コネクタに取り付けると、前記当接部に前記コネクタが当接して前記移動部材を前記受入部側に押圧して、前記受入部から前記阻止部を退避させた前記許容状態に変換するようにしたことを特徴とする。
請求項5に係る発明は、請求項4に記載の遊技機であって、前記ガイド部は、ガイド部材に複数形成され、前記制御基板に設けられた前記取付コネクタの数や位置に対応して、前記移動部材を前記ガイド部材の所要のガイド部に配置するようにしたことを特徴とする。
請求項1に係る発明によれば、コネクタの接続部をコネクタカバーにより被覆して「ぶら下がり基板」等の不正行為を防止可能であるばかりではなく、配線コードのコネクタを制御基板上の取付コネクタに取り付けずにコネクタカバーを被着することができずに、固着手段によりコネクタカバーを制御基板ボックスに固定してしまうことがない。従って、コネクタを接続せずにコネクタカバーを被着して固着手段により固定してしまい、固着手段を破壊してやり直すなどの無駄な作業を確実に防止することができる。
請求項2に係る発明によれば、コネクタカバーをスライドさせて制御基板ボックスに被着することができ、コネクタを接続していないと、コネクタカバーをスライドさせることができない。従って、コネクタの付け忘れを確実に防止することができる。
請求項3に係る発明によれば、コネクタの付け忘れを防止するための付忘れ防止部材を必要に応じて設けることができ、遊技機の機種毎に取付コネクタの数や位置が異なっても、付忘れ防止部材を交換することで対応できる。
請求項4に係る発明によれば、配線コードのコネクタを制御基板上の取付コネクタに差し込むことで、コネクタカバーの被着を妨害している移動部材を受入部から退避させて、コネクタカバーの被着を可能にすることができる。従って、コネクタカバーにより不正行為を防止可能であるばかりではなく、コネクタの付け忘れを確実に防止して、固着手段による固定のやり直しなどの無駄な作業を確実に防止することができる。
請求項5に係る発明によれば、コネクタの付け忘れを防止するための移動部材を、コネクタの位置や数に応じて適宜選択して設けることができる。
制御基板に、電気部品から延出する各種配線コードに接続されるコネクタを取り付けることで前記電気部品と当該制御基板とを電気的に接続する取付コネクタを設け、前記取付コネクタを表出させた状態で前記制御基板を収容する前記制御基板ボックスに、前記表出する取付コネクタ及び該取付コネクタに取り付けた前記コネクタを覆うコネクタカバーを取り付ける取付部を形成し、前記コネクタカバーを前記コネクタを覆うように前記取付部に取り付けた被覆状態において、一部を破壊しないと固着状態を解除できない固着手段によって前記制御基板ボックスに固定し、前記制御基板の取付コネクタに前記配線コードのコネクタを取り付けていない状態では、前記コネクタカバーを前記被覆状態にすることを阻止する阻止状態と、前記制御基板の取付コネクタに前記配線コードのコネクタを取り付けた状態では、前記コネクタカバーを前記被覆状態にすることを許容する許容状態とに変換可能で、前記コネクタを前記取付コネクタに取り付けずに前記コネクタカバーを前記固着手段により前記被覆状態で前記取付部に固定することを防止する付忘れ防止手段を、前記コネクタカバーに設けたスライド部がスライドする前記取付部に形成された受入部と、前記受入部の底部から前記コネクタを取り外す方向に湾曲しながら前記取付コネクタに向けて延出し、先端に前記コネクタと当接可能な当接部が設けられた付忘れ防止部材とから構成し、前記付忘れ防止部材の阻止部が、前記阻止状態で前記受入部に侵入して、前記スライド部が前記受入部内をスライドすることを阻止し、前記コネクタを前記取付コネクタに取り付けると、前記当接部に前記コネクタが当接して当接部を押し下げ、前記受入部から阻止部を退避させた前記許容状態に変換するようにした。
以下、本発明の実施例を、図面を参照して説明する。図1に示すのは、パチンコ遊技を行える遊技機1の正面図で、遊技機本体1aの側方に遊技球を貸し出すためのプリペイドカードを処理するカードユニット1bを備えるものとしてある。
遊技機本体1aは、機枠2の前面側に額縁状の前面枠3を開閉可能に設け、該前面枠3に開設した窓部の前面側にガラス枠4と開閉扉5を開閉可能に軸着し、窓部の背面側には窓部を塞ぐようにして遊技盤6を装着し、前面枠3の下部前面側に球受皿7と発射操作ハンドル8などを取り付けてある。
また、開閉扉5には遊技球貯留手段として球供給皿9を設け、該球供給皿9より打球発射機構(図示省略)へ供給された遊技球が弾発され、遊技盤6の遊技部6a(主として、ガラス枠4の装飾部材4aにより覆われていない遊技窓部4bから遊技者が視認できる状態になっている領域)へ到達する。なお、遊技部6aには、障害釘が植設されると共に、大型の表示装置6bや球の入賞状態が変化する変動入賞装置6cといった大型の遊技装置のほか、種々の入賞具や風車が配置されている。
また、プリペイドカードで遊技球を借り受ける場合、カードユニット1bのカード挿入口10にプリペイドカードを挿入すると、そのプリペイドカードでの球貸が可能であれば使用可能な度数が度数表示器11に表示され、球貸スイッチ12を操作する毎に単位度数分(例えば、100円に相当する1度数分)の球貸動作が行われる。なお、カード返却スイッチ13が操作されると、プリペイドカードがカード挿入口10より排出される。
上述した遊技機1の裏側には、図2に示すように、遊技機としての諸機能を実現するための機構(例えば、島設備より供給される遊技球を受けて貯留して球貸要求に応じた球排出や賞球排出を行う機構、遊技盤に設けられた各種入賞口へ入賞して回収された遊技球や何れの入賞口にも入賞せずにアウト口から回収された遊技球を機外の回収球搬送路へ導く遊技球回収機構など)のほか、遊技盤6に設けた遊技装置の動作制御などを行うことで遊技の進行を統括的に制御する遊技制御装置14、球排出や打球の発射制御を行う排出・発射制御装置15、各部へ所定の電源を供給する電源装置16等を適所に設けてある。なお、本実施形態における遊技制御装置14は、遊技盤6の裏面下方部に装着される遊技盤裏面構成部材17にワンタッチで着脱可能に取り付けるものとしてある。
次に、上述した遊技制御装置14の構造について、図3ないし図5に基づいて説明する。なお、遊技制御装置14は、遊技機本体1aの裏面側(正確には、遊技盤6の裏面に取り付けられる遊技盤裏面構成部材17の裏面側)に取り付けられるため、取り付け時には作業者に向う面(正面)が、取り付け後には遊技機1の背面側に位置することとなるが、以下の説明においては、取り付け作業を基準に考え、遊技盤裏面構成部材17に取り付けられる側を背面、その逆の面を前面として説明する。
図3は本発明における遊技機1が備える遊技制御装置14の斜視図、図4は後述するコネクタカバーを外した状態の斜視図、図5は分解斜視図、を各々示す。遊技制御装置14は、例えば、図5に示すように、遊技機1の動作に関わる電気的制御を実行するための電子部品(図示省略)と取付コネクタ24を実装したほゞ四角形状の制御基板20を、ベース部材30と収納部材40よりなる制御基板ボックス50に収納したものである。
制御基板ボックス50は、ほゞ板状のベース部材30と、該ベース部材30によって塞がれるほゞ四角形状の開口を一面に有し、該開口より制御基板20を収納する収納部40aを形成した収納部材40と、これらベース部材30と収納部材40とを固着する第1固着手段53とから構成する。また、51は、制御基板ボックス開封履歴シールで、第1固着手段53を開封した履歴を記入し、例えば、開封日、開封者、認印等を記入する。52は、コネクタカバー開封履歴シールで、後述するコネクタカバーを開封した履歴を記入する。
本実施例で示すベース部材30および収納部材40は、透光性の合成樹脂からなるものとし、内部に収容された制御基板20を外から視認できる。また、制御基板ボックス50は、平板なベース部材30を下にして置かれる状態が常態となるので、内部に収納された制御基板20を基準にした場合、収納部材40は上部に、ベース部材30は下部に位置するものとなる。
収納部材40は、収納部40aの奥側から開口縁に向って起立する4つの収納側壁41を備え、これら収納側壁41の内側面に沿って制御基板20が収納されることとなる。一方、ベース部材30は、ベース部30aの周囲に高さの低い周壁部31が起立している。また、ベース部30aには、リブ30bが適宜設けてある。
また、収納部材40には、収納部40aの最奥部であり、制御基板20のコネクタ実装面21と対向する上面42の一部を開口側に向けて膨出させて3つの段部或いは開口部、即ち第1接続部43、第2接続部44、第3接続部45を形成している。具体的には、第1接続部43は、上辺の長手方向に沿う横長な開口部43bとして形成され、膨出部分に起立壁43cが存在し、コネクタ実装面21との間を塞いでいる。一方、第2及び第3接続部44、45は階段状の段部として形成され、これら第2及び第3接続部44、45の収納部40a側には、制御基板20のコネクタ実装面21の一部が当接する平坦な制御基板載置部44a,45aを各々形成すると共に、制御基板20に設けた取付コネクタ24…を挿通するコネクタ挿通開口部44b,45bを各々設ける。なお、これら第1〜第3接続部43〜45は、収納部材40の正面側(収納部40aが開口していない側)から見ると、凹部になる。
制御基板20のコネクタ実装面21において、制御基板載置部44a,45aに当接しない部位には、当該遊技機1の動作に関わる電気的制御を実行するための電子部品(図示省略)を実装してある。これら電子部品は、実装密度を高めるために、非コネクタ実装面22(コネクタ実装面21の裏面)側にも設けられる場合もある。
そして、収納部40aの開口が上向きとなるように置いた収納部材40に対し、上から制御基板20を落とし込むと、コネクタ実装面21が、収納側壁41の先端または制御基板載置部44a,45aに当接して、各取付コネクタ24…が各コネクタ挿通開口部43b,44b,45bより外部に露出した状態で、傾くこともなく安定的に保持されるのである。なお、制御基板20の非コネクタ実装面22側は、ベース部材30によって位置決め・保持される。
制御基板20は、遊技制御プログラムを格納し、検査装置により読み取り可能な固有の識別情報を書換え不能に格納したワンチップマイクロコンピュータ(図示省略)を備えるものとしと、このワンチップマイクロコンピュータの固有識別情報を読み出し可能な検査端子23を備えている。
また、ベース部材30及び収納部材40の適所には、係合手段及び係止手段を適宜に設け、例えばベース部材30の周壁部31に係合部32…を、収納部材40の収納側壁41に係止部41a…をそれぞれ設ける。そして,係合部32と係止部41aとを互いに係合させることにより、ベース部材30と収納部材40とを互いに取り付けて、制御基板ボックス50を構成する。
更に、ベース部材30を収納部材40に取り付けた後、これらの再分離を困難にする第1固着手段53として、制御基板ボックス50の一側辺には、複数(例えば4つ)のカシメ部48…を設けてある。このカシメ部48は、取り外し不可能な方法でベース部材30と収納部材40とを一体にするためのものである。
ベース部材30と収納部材40とを一体にする第1固着手段53としては、収納部材40に設けたカシメ部48…と、これらと対になるようベース部材30に設けた4つのカシメ受部35…を用いる。ベース部材30を収納部材40に取り付けた状態においては、カシメ部48のビス孔48aからカシメ受部35のビス穴35aが連通し、例えば単方向ネジのビス(図示省略)でカシメ部48とカシメ受部35を固定し、更に、カシメ部48の開口を塞ぐように樹脂製のビス押さえ部材(図示省略)を嵌め込み、例えば超音波溶着によってビス押さえ部材を開口部の内面へ強固に取り付ける。
このように、ビス押さえ部材によってビスが操作されることを困難にすることと併せて、ビス自体もネジ回しで普通に外せないものであることから、カシメ部48とカシメ受部35を物理的に損壊させてしまわなければ、ベース部材30と収納部材40を分離することができないのである。なお、カシメ部48とカシメ受部35は4対設けてあるので、最大で4回の固着が可能であり、また、破損しているカシメ部48とカシメ受部35の数から、制御基板ボックス50を開いた回数を視覚的に確認できる。
本発明においては、制御基板20のコネクタ実装面21の一角に形成した第1の接続領域、即ち収納部材40に開設した第1接続部43には、コネクタカバー60を被着する。制御基板20における第1の接続領域、言い換えると第1接続部43に対応する位置には、複数の取付コネクタ24…が列設してある。これらの取付コネクタ24には、それぞれ、電気部品の配線コードに接続したコネクタ19を接続する。例えば、装飾ランプ、効果音スピーカ、変動入賞装置としての所謂アタッカー、普通電動役物やチューリップの駆動源等に接続する。なお、制御基板20と電気部品との接続を中継基板等を介在させて行なっている場合には、中継基板等に接続された配線コードのコネクタを、取付コネクタ24に接続することになる。
コネクタカバー60は、第1接続部43を覆うと共に、収納部材40に対して着脱可能に被着されるものであるが、一旦被着した場合には、容易に取り外せない、或いは取り外しの痕跡が残るものである。そこで、例えば図3〜図5に示す実施例においては、前記した第1固着手段53と同様の第2固着手段69を設けている。即ち、コネクタカバー60側にカシメ部68を複数設けると共に、収納部材40側に対応するカシメ受部49を複数設け、一つのカシメ部68から対応するカシメ受部49に対して、単方向ネジのビスを挿通して、カシメ部68とカシメ受部49を固定し、更に、カシメ部68の開口を塞ぐように樹脂製のビス押さえ部材を嵌め込み、例えば超音波溶着によってビス押さえ部材を開口部の内面へ強固に取り付ける。
このように、ビス押さえ部材によってビスが操作されることを困難にすることと併せて、ビス自体もネジ回しで普通に外せないものであることから、カシメ部68とカシメ受部49とからなる第2固着手段69を物理的に損壊させてしまわなければ、コネクタカバー60と収納部材40とを分離することができない。なお、第2固着手段69、即ちカシメ部68とカシメ受部49とは4対設けてあるので、最大で4回の固着が可能であり、また、破損している第2固着手段69、即ちカシメ部68とカシメ受部49の数から、コネクタカバー60を外した回数を視覚的に確認可能である。
コネクタカバー60は、例えば、図5や図6に示すように、断面形状がほゞコ字状の横長な部材であり、第1接続部43の横幅とほゞ同じ長さを有すると共に、取付コネクタ24に取り付けたコネクタ19を内部に収納するのに十分な高さ及び幅を有する板状壁部により構成してある。即ち、被着時に、制御基板20のコネクタ実装面21に対向する第1板状壁部61の両側縁からコネクタ実装面21に向けた第2板状壁部62及び第3板状壁部63が延出している。
第2板状壁部62及び第3板状壁部63の先端には、外向きに延出する第2スライド部62a及び第3スライド部63aが設けてある。即ち、第2板状壁部62と第2スライド部62aとがほゞL字状の断面形状となり、第3板状壁部63と第3スライド部63aとがほゞL字状の断面形状となる。
また、被着時に上側に位置することになる第2板状壁部62には、電気部品に接続した配線コードを挿通するためのコード溝64が開設してある。そして、コネクタカバー60の一端部は第4板壁部61aによって閉塞され、他端部は開口して開口端を形成しており、前記コード溝64の先端が、この開口端に開口している。従って、開口端側が、コネクタカバー60を制御基板ボックス50に被着するときの先端側になる。
更に、第2板状壁部62には、前記した第2固着手段69を構成するカシメ受部49が、図示の実施例では4個突設してある。なお、第3板状壁部63は、収納部材40の起立壁43cに対向している。
一方、制御基板ボックス50には、コネクタカバー60を取り付けるための取付部70を設ける。この取付部70は、図6に示す実施例では、制御基板ボックス50の第1接続部43に対応する位置に設けてあり、例えば断面がほゞコ字状に形成された受入部71が、起立壁43cから突出する係止片71aにより形成されている。
受入部71には、付忘れ防止部材72を位置させて、付忘れ防止手段を構成する。この付忘れ防止部材72は、受入部71の底部から配線コードのコネクタ19を取り外す方向、例えば上方に湾曲しながら、制御基板20の取付コネクタ24に向けて延出し、先端に配線コードのコネクタ19と当接可能な当接部73が設けられている。また、付忘れ防止部材72は、後述する阻止部74を有している。
付忘れ防止部材72は、例えば、図5や図6に示す実施例では、制御基板ボックス50に対して着脱自在に構成してある。そこで、この実施例における付忘れ防止部材72は、基板部72aと、この基板部72aから起立する係止部72bと、配線コードのコネクタ19に当接可能な当接部73と、第3スライド部63aが前記受入部71内をスライドすることを阻止する阻止部74とからなる。基板部72aは、制御基板20のコネクタ実装面21に接触、或いは僅かな隙間で対向し、長手方向に適宜な間隔で切欠部72cを設け、この切欠部72c内に当接部73及び阻止部74が位置している。即ち、当接部73は、基端が阻止部74を介して係止部72bに繋がって基板部72aと一体である。一方、係止部72bを、収納部材40の起立壁43cに設けた止着受部47に嵌着することにより、付忘れ防止部材72を収納部材40に対して着脱自在に取り付ける。
そこで、付忘れ防止部材72は、基板部72aの切欠部72c内に位置し、基端が係止部72bに繋がっており、先端が自由端になっている。この自由端の先端である当接部73は、上方に向けて湾曲する部位を介して適宜な弾性を備えており、制御基板20の取付コネクタ24の側方に臨んでいる。また、当接部73の反対側である阻止部74は、受入部71内に位置している。このため、この状態では、コネクタカバー60の第3スライド部63aが、受入部71内に侵入することができない、即ち阻止状態にある。
一方、配線コードのコネクタ19を取付コネクタ24に差すと、コネクタ19に設けた突起19aが、付忘れ防止部材72の先端部である当接部73に当接して、当接部73を下方に押し下げる。すると、基端側の阻止部74も押し下げられ、阻止部74の下面がコネクタ実装面21に密着する状態となり、受入部71を形成する係止片71aの下面と阻止部74の上面との間隔が拡がり、この間隔がコネクタカバー60に設けた第3スライド部63aの厚さよりも大きくなる。この状態では、コネクタカバー60のスライド部63aを、受入部71に挿入することが可能になる。従って、この状態が、コネクタカバー60を被覆状態にすることを許容する許容状態である。
そこで、コネクタカバー60を制御基板ボックス50に取り付けるために、コネクタカバー60の第3スライド部63aを許容状態にある受入部71に挿入するとともに、第2スライド部62aをベース部材30の周壁部31の先端に形成した係止片31aの内側に係止させ、コネクタカバー60を第1接続部43の方向にスライドさせる。
そして、第1接続部43において複数列設した取付コネクタ24の何れかに、配線コードのコネクタ19を差し込まない状態で、コネクタカバー60を被着しようとすると、コネクタ19を差し込んでない位置で、コネクタカバー60の侵入が阻止されることになる。
従って、配線コードのコネクタ19を、制御基板20の取付コネクタ24に差さないと、即ち配線コードを接続しないと、コネクタカバー60を被着することができず、第2固着手段69で固定してしまうこともない。
図7はコネクタの付忘れ防止手段の第2実施例を示す斜視図、図8は付忘れ防止手段の作用を説明する要部の断面図である。この実施例において、付忘れ防止手段は、コネクタカバー60の係止部65、即ち第3スライド部63aが係止する取付部70に形成された受入部71と、取付コネクタ24と受入部71とを結ぶ方向に移動可能であると共に、取付コネクタ24側に付勢され、取付コネクタ24側の端部に配線コードのコネクタ19と当接可能な当接部81及び後述する阻止部84を有する移動部材80と、移動部材80をガイドするガイド部91と、からなっている。なお、受入部71は、起立壁43cから突出する係止片71aによって形成されている。
移動部材80を取付コネクタ24と受入部71とを結ぶ方向にガイドするガイド部91は、制御基板ボックス50の第1接続部43に取り付けてあるガイド部材90に、適宜な間隔で溝状に形成してある。ガイド部材90は、例えば、断面形状がL字状の部材であって、第1接続部43の長さに対応する全長を有している。
ガイド部材90は、制御基板ボックス50の収納部材40に着脱可能であって、止着部92が形成してある。即ち、この止着部92で、収納部材40に設けた止着受部47に取り付けることができる。
移動部材80は、阻止状態において阻止部84が受入部71に侵入して、該受入部71にコネクタカバー60の係止部65が係止することを阻止し、コネクタ19を取付コネクタ24に取り付けると、当接部81にコネクタ19が当接する。このため、移動部材80が受入部71側に押圧されて、受入部71から阻止部84を退避させた許容状態に変換する。
また、移動部材80は、一端に、当接部81を備えると共に、他端に弾性装着部82を備えている。弾性装着部82は、例えば、U字状に屈曲する部分であって、この部分に付加を掛けた状態で装着することにより生じる反発力で、移動部材80を所定の方向(取付コネクタ24の方向)に付勢するものである。
移動部材80の先端に設けた当接部81は係止段部83を備え、通常ではこの係止段部83が取付コネクタ24の角部に係止している。また、この状態では、移動部材80の基端側に形成された阻止部84が、取付部70に形成された受入部71内に突出しているため、コネクタカバー60を被着することができない(図8(a)参照)。
一方、図8(b)に示すように、配線コードを接続すると、即ち取付コネクタ24にコネクタ19を差し込むと、コネクタ19の下端角部が、当接部81の上端に形成してある斜面81aに当接し、この斜面81aの作用によって、移動部材80が付勢力に抗して、基端側に移動する。このとき阻止部84も、移動部材80と共に後方へ移動して、受入部71から退却する。即ち、阻止状態からコネクタカバー60を受入可能な許容状態に変換する。
そこで、コネクタカバー60を被着するために、図8(c)に示すように、コネクタカバー60を挿入すると、受入部71の係止片71aに、コネクタカバー60の係止部65が係止する。即ち、第2スライド部62aが、ベース部材30の周壁部31の先端に形成した係止片31aの内側に係止し、第3スライド部63aが受入部71の係止片71aの内側に係止する。この係止状態で、コネクタカバー60を第1接続部43の方向にスライドさせて被着する。なお、コネクタカバー60を被着するときには、配線コードをコネクタカバー60に開設したコード溝64から外部に引き出しておく。
このような実施例によれば、配線コードのコネクタ19を、制御基板20の取付コネクタ24に差し込んでおかないと、コネクタカバー60を被着することができない。従って、配線コードの付け忘れを確実に防止することができる。
図9は、付忘れ防止手段の他の実施例における作用の説明図である。この実施例においては、制御基板ボックス50にコネクタカバー60を被着する際に、当該コネクタカバー60をスライドさせることなく、第1接続部43の上方からコネクタカバー60を被せるようにしたものである。
そこで、この実施例におけるコネクタカバー60は、制御基板20のコネクタ実装面21に対向する第1板状壁部61の両側縁からコネクタ実装面21に向けた第2板状壁部62及び第3板状壁部63が延出する、断面形状がほゞコ字状の横長な部材である。また、コネクタカバー60は、第1接続部43の横幅とほゞ同じ長さを有すると共に、取付コネクタ24に取り付けたコネクタ19を内部に収納するのに十分な高さ及び幅を有している。
そして、コネクタカバー60を構成している第2板状壁部62及び第3板状壁部63の先端には、外向きに突出する第2係止爪62b及び第3係止爪63bが設けてある。
この実施例においては、コネクタカバー60を制御基板ボックス50に被着した状態で、第2板状壁部62に設けた第2係止爪62bが、ベース部材30の周壁部31の先端に形成した係止片31aの内側に係止し、第3板状壁部63に設けた第3係止爪63bが、収納部材40に設けた取付部70の受入部71を形成する係止片71aの内側に係止する。このとき、取付コネクタ24にコネクタ19が差し込まれていないと、図8に示した実施例と同様に、移動部材80の基端側に形成された阻止部84が取付部70に形成された受入部71から突出しているため、第3係止爪63bが受入部71に侵入することができず、この第3係止爪63bが係止しない(図9(a)参照)。
一方、図9(b)に示すように、取付コネクタ24にコネクタ19を差し込むと、コネクタ19の下端角部が当接部81の上端に形成してある斜面81aに当接し、この斜面81aの作用によって移動部材80が付勢力に抗して基端側に移動するため、受入部71から阻止部84が退却して受入可能な許容状態に変換する。
そこで、コネクタカバー60を被着すると、第2係止爪62bが、ベース部材30の周壁部31の先端に形成した係止片31aの内側に係止し、第3係止爪63aが受入部71の係止片71aの内側に係止する(図9(c)参照)。なお、配線コードをコネクタカバー60に開設したコード用の通線切欠64aから外部に引き出しておく。
一方、コネクタ19の付け忘れがあると、移動部材80の基端側に形成された阻止部84が取付部70に形成された受入部71内に突出しているため、第3係止爪63bが受入部71の係止片71aの内側に係止しないので、コネクタカバー60を被着することができない。
この実施例によっても、配線コードのコネクタ19を、制御基板20の取付コネクタ24に差し込んでおかないと、コネクタカバー60を被着することができずに、配線コードの付け忘れを確実に防止することができる。また、コネクタカバー60をスライドさせる必要がないので、狭い空間でも容易に作業可能である。
以上本発明を図面の実施例について説明したが、本発明は前記した各実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載した構成を変更しない限り適宜に実施できる。例えば、パチンコ機ばかりではなく、スロットマシン等、他の遊技機にも適用可能である。また、取付コネクタが制御基板上に散在している場合には、コネクタカバーを制御基板とほゞ同じ大きさに形成し、このコネクタカバーにより、制御基板に実装された電子部品と共に取付コネクタを覆うようにしてもよい。
遊技機の一例であるパチンコ機の正面図である。 遊技機の一例であるパチンコ機の背面図である。 制御基板を収納する制御基板ボックスの斜視図であり、コネクタカバーを被着した状態である。 コネクタカバーの外した状態の制御基板ボックスの斜視図である。 制御基板ボックスの分解状態の斜視図である。 一実施例による付忘れ防止手段の説明図である。 他の実施例による付忘れ防止手段を備える制御基板ボックスの分解斜視図である。 他の実施例による付忘れ防止手段の説明図である。 更に他の実施例による付忘れ防止手段の説明図である。
符号の説明
1 遊技機
14 遊技制御装置
19 コネクタ
20 制御基板
21 コネクタ実装面
22 非コネクタ実装面
24 取付コネクタ
30 ベース部材
31 周壁部
35 カシメ受部
40 収納部材
41 収納側壁
43 第1接続部
44 第2接続部
45 第3接続部
47 止着受部
48 カシメ部
49 カシメ受部
50 制御基板ボックス
53 第1固着手段
60 コネクタカバー
61 第1板状壁部
62 第2板状壁部
63 第3板状壁部
64 コード溝
65 係止部
68 カシメ部
69 第2固着手段
70 取付部
71 受入部
72 付忘れ防止部材
73 当接部
74 阻止部
80 移動部材
81 当接部
82 弾性装着部
83 係止段部
84 阻止部
90 ガイド部材
91 ガイド部
92 止着部

Claims (5)

  1. 遊技に使用される電気部品を制御する制御基板と、該制御基板を収容する制御基板ボックスと、備えた遊技機において、
    前記制御基板には、前記電気部品から延出する各種配線コードに接続されるコネクタを取り付けることで前記電気部品と当該制御基板とを電気的に接続する取付コネクタを設け、
    前記取付コネクタを表出させた状態で前記制御基板を収容する前記制御基板ボックスには、前記表出する取付コネクタ及び該取付コネクタに取り付けた前記コネクタを覆うコネクタカバーを、取り付ける取付部を形成し、
    前記コネクタカバーは、前記コネクタを覆うように前記取付部に取り付けた被覆状態において、一部を破壊しないと固着状態を解除できない固着手段により前記制御基板ボックスに固定され、
    前記制御基板の取付コネクタに前記配線コードのコネクタを取り付けていない状態では、前記コネクタカバーを前記被覆状態にすることを阻止する阻止状態と、前記制御基板の取付コネクタに前記配線コードのコネクタを取り付けた状態では、前記コネクタカバーを前記被覆状態にすることを許容する許容状態と、に変換可能であって、前記コネクタを前記取付コネクタに取り付けずに前記コネクタカバーを、前記固着手段により前記被覆状態で前記取付部に固定することを防止する付忘れ防止手段を設けたことを特徴とする遊技機。
  2. 前記付忘れ防止手段は、前記コネクタカバーに設けたスライド部がスライドする前記取付部に形成された受入部と、前記受入部の底部から前記コネクタを取り外す方向に湾曲しながら前記取付コネクタに向けて延出し、先端に前記コネクタと当接可能な当接部が設けられた付忘れ防止部材と、からなり、
    前記付忘れ防止部材は、前記阻止状態で前記受入部に侵入して、前記スライド部が前記受入部内をスライドすることを阻止する阻止部を有し、
    前記コネクタを前記取付コネクタに取り付けると、前記当接部に前記コネクタが当接して当接部を押し下げ、前記受入部から前記阻止部を退避させた前記許容状態に変換するようにしたことを特徴とする請求項1に記載の遊技機。
  3. 前記付忘れ防止部材を制御基板ボックスに対して着脱可能に取り付けたことを特徴とする請求項2に記載の遊技機。
  4. 前記付忘れ防止手段は、前記コネクタカバーの係止部が係止する前記取付部に形成された受入部と、前記取付コネクタと前記受入部とを結ぶ方向に移動可能であると共に、前記取付コネクタ側に付勢され、前記取付コネクタ側の端部に前記コネクタと当接可能な当接部を有する移動部材と、前記移動部材をガイドするガイド部と、からなり、
    前記移動部材は、前記阻止状態において前記受入部に侵入して、該受入部に前記コネクタカバーの係止部が係止することを阻止する阻止部を有し、前記コネクタを前記取付コネクタに取り付けると、前記当接部に前記コネクタが当接して前記移動部材を前記受入部側に押圧して、前記受入部から前記阻止部を退避させた前記許容状態に変換するようにしたことを特徴とする請求項1に記載の遊技機。
  5. 前記ガイド部は、ガイド部材に複数形成され、前記制御基板に設けられた前記取付コネクタの数や位置に対応して、前記移動部材を前記ガイド部材の所要のガイド部に配置するようにしたことを特徴とする請求項4に記載の遊技機。
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