JP3270655B2 - 弾球遊技機の制御基板ケース装置 - Google Patents

弾球遊技機の制御基板ケース装置

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JP3270655B2
JP3270655B2 JP12941095A JP12941095A JP3270655B2 JP 3270655 B2 JP3270655 B2 JP 3270655B2 JP 12941095 A JP12941095 A JP 12941095A JP 12941095 A JP12941095 A JP 12941095A JP 3270655 B2 JP3270655 B2 JP 3270655B2
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邦夫 松元
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株式会社藤商事
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、アレンジボール機、雀
球機等の弾球遊技機の制御基板ケース装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来の弾球遊技機、例えばアレンジボー
ル機では、アレンジボール機本体側に、矩形枠状の外枠
と、この外枠に開閉自在に枢着された前枠とを備え、前
枠の後側に、遊技盤を後側から嵌脱自在に嵌着する三方
枠と、この三方枠に嵌着された遊技盤を後側から押さえ
て固定する裏機構板とを設けている。
【0003】遊技盤の前面側の上部に上入球口、通過
口、中央入賞装置、変動図柄表示装置、得点増加用の右
役物作動装置等の各遊技部品を装着し、これらの各遊技
部品の下側に横長状の開口部を形成すると共に、この開
口部の上側で遊技盤の裏面側に遊技部品、中継基板、配
線等を裏側から覆うように裏カバーを装着している。
【0004】そして、裏カバーの後壁部に、その点検窓
の窓蓋を兼用するように制御基板ケースを着脱自在に装
着し、この制御基板ケース内に遊技動作の制御を司る電
子部品を装着した制御基板を収めている。制御基板ケー
スは、ケース本体と、このケース本体に着脱自在な蓋と
備え、そのケース本体の側壁に、制御基板の側縁部に沿
って切り欠き部を形成している。制御基板には、切り欠
き部内に位置するようにコネクタを設け、切り欠き部側
から制御基板のコネクタに外部ケーブルのコネクタを着
脱自在に接続するようになっている。
【0005】裏機構板には、遊技盤の裏カバーが嵌合し
て後方に突出するように開口窓を形成し、この開口窓の
上側に賞球タンク、賞球タンクレールを、側方に賞球払
い出し手段を、下側に下部入球装置を夫々装着し、この
裏機構板で遊技盤を後側から押さえて固定した時に、下
部入球装置の横一列状の入球口が遊技盤の開口部から前
側に突出するようになっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来の制御基板ケース
に制御基板を組み込む場合、制御基板ケースのケース本
体と蓋とによって、制御基板の4隅部を板厚方向の両側
から挟んで固定するか、又は制御基板の側縁部を下側か
ら受けて支持する構造を採用している。
【0007】このため、ケース本体の切り欠き部側で
は、コネクタ側から制御基板を押さえる部材がないの
で、制御基板のコネクタに外部ケーブルのコネクタを着
脱する際、取り分け外部ケーブルのコネクタを制御基板
のコネクタから抜き取る際に、制御基板に必要以上の外
力が掛かることになり、場合によっては制御基板の側縁
部が抜き取り方向に大きく湾曲して割れる等、制御基板
自体が損傷するという問題があった。
【0008】本発明は、かかる従来の課題に鑑み、外部
ケーブルのコネクタを制御基板側のコネクタに装着する
際は勿論のこと、外部ケーブルのコネクタを制御基板側
のコネクタから抜き取る時にも、制御基板に必要以上の
無理な外力が掛からず、制御基板を損傷することなくコ
ネクタを容易に着脱できる弾球遊技機の制御基板ケース
装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の本発明
は、ケース本体63と蓋64とを備えた矩形状の制御基板ケ
ース30を設け、この制御基板ケース30内に、遊技動作の
制御を司る電子部品76を装着した制御基板31を設け、こ
の制御基板31のケース本体63側の側縁部に沿ってコネク
タ80,81 を設け、ケース本体63の側壁94にコネクタ80,8
1 に対応する切り欠き部96を形成し、この切り欠き部96
を介してコネクタ80,81 に外部ケーブル60,61 のコネク
タ83,84 を着脱自在に接続した弾球遊技機において、蓋
64に、その4隅部に配置された基板受けボス部87と、周
縁部に配置され且つ制御基板31のコネクタ80,81 側の側
縁部を受ける基板受け縁部88と、基板受け縁部88の外側
から突出し且つ基板受けボス部87及び基板受け縁部88上
に載置された制御基板31の移動を外側から規制する規制
側縁部101 とを設け、コネクタ80,81 側の基板受け縁部
88との間で板厚方向の両側から制御基板31を挟むよう
制御基板31に係合する湾曲阻止突起89を規制側縁部10
1 に一体に設け、蓋64の基板受けボス部87及び基板受け
縁部88をケース本体63に嵌合し、ケース本体63に、基板
受けボス部87との間で制御基板31を挟み、且つ基板受け
ボス部87から制御基板31を経て挿通したネジ91を螺合す
るための固定ボス部92を設けたものである。
【0010】請求項2に記載の本発明は、請求項1に記
載の発明において、蓋64の長辺とその両側の短辺との3
辺に、基板受け縁部88上の制御基板31を規制する規制側
縁部101 を設け、長辺側の規制側縁部101 に湾曲阻止突
起89を設けたものである。
【0011】
【作用】制御基板ケース30内に制御基板31を組み込む時
には、蓋64の周縁部に設けた基板受け縁部88上に制御基
板31を置いて、3辺に設けた規制側縁部101 で基板受け
縁部88上の制御基板31を位置決めすると共に、長辺側の
規制側縁部101 と湾曲阻止突起89との間に制御基板31
側縁部を入れる。そして、ケース本体63と蓋64とを合わ
せて制御基板31を固定する。
【0012】制御基板31のコネクタ80,81 に外部ケーブ
ル60,61 のコネクタ83,84 を着脱する場合には、ケース
本体63の切り欠き部96を介して行う。そして、外部ケー
ブル60,61 のコネクタ83,84 を制御基板31のコネクタ8
0,81 に接続する時には、基板受け縁部88が制御基板31
を支持し、また制御基板31のコネクタ80,81 から外部ケ
ーブル60,61 のコネクタ83,84 を抜き取る時には、湾曲
阻止突起89が制御基板31を支持する。このため、制御基
板31を損傷することなく容易に外部ケーブル60,61 のコ
ネクタ83,84 を制御基板31のコネクタ80,81 に着脱でき
る。
【0013】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳述
する。図1はアレンジボール機の正面図であり、1 はア
レンジボール機本体で、矩形枠状の外枠2 と、この外枠
2 の前面に開閉自在に枢着された前枠3 とによって構成
されている。前枠3 には開閉自在なガラス扉4 と前面板
5 とが上下に装着され、これらに対応して前枠3 の後側
に遊技盤6 が着脱自在に装着されている。
【0014】遊技盤6 の前面には、発射された遊技球を
案内するガイドレール7 が設けられると共に、このガイ
ドレール7 によって取り囲まれた中央部に上入球口8 、
下入球口9 、通過口10、中央入賞装置11、変動図柄表示
装置12、得点増加用の右役物作動装置13、下部役物作動
装置14等の各遊技部品が配置されている。また遊技盤6
の下部には横長状の開口部15と、この開口部15に後側か
ら嵌合する下部入球装置16が配置され、この下部入球装
置16は下部カバー17により前面側から覆われている。前
面板5 には上皿18が、また前枠3 の下部には下皿19と発
射装置20用の操作ハンドル21が夫々設けられている。
【0015】図2はアレンジボール機の背面図であり、
22は発射装置20の発射モータで、操作ハンドル21を操作
した時に作動して、上皿18から16個の遊技球を発射レ
ール上に1個づつ供給し、それを打撃槌で打撃してガイ
ドレール7 へと発射するようになっている。23は裏カバ
ーで、遊技盤6 の後側に突出する変動図柄表示装置12、
右役物作動装置13、下部役物作動装置14等の各遊技部品
と、その下側の下部入球装置16とを後側から覆うよう
に、遊技盤6 の裏面側に装着されている。
【0016】24は裏機構板で、前枠3 側に装着された遊
技盤6 を後側から押さえて固定するためのものであり、
前枠3 の後側にヒンジ25により縦軸廻りに開閉自在に枢
支され、且つ遊技盤6 を押さえ付ける閉状態でロックレ
バー(図示省略)により前枠3 側にロックするようにな
っている。裏機構板24には、遊技盤6 の裏カバー23に対
応する位置に開口窓26が形成され、裏機構板24で遊技盤
6 を固定した時に、この開口窓26から裏カバー23が後方
に突出するようになっている。
【0017】27は賞球を貯留する賞球タンクで、裏機構
板24の後側の上部に装着されている。28は賞球払い出し
装置で、賞球タンク27から供給される賞球を所要数づつ
上皿18へと払い出すように構成され、且つ裏カバー23の
側方で裏機構板24に上下方向に装着されている。29は回
収シュートで、下部入球装置16からの遊技球を島機構側
に案内するようになっている。
【0018】30は裏カバー23の下部に装着された制御基
板ケースで、この制御基板ケース30にはゲーム時に遊技
動作の制御を司る電子部品を装着した制御基板31が組み
込まれている。32は払い出し制御ケースで、賞球払い出
し装置28による賞球の払い出し時の制御を司る電子部品
を装着した払い出し制御基板32a が組み込まれている。
33は球貸し制御ケースで、この球貸し制御ケース33には
自動球貸し機34を使用する時に、賞球払い出し装置28を
作動させて貸し球を上皿18に払い出させるための球貸し
制御基板が組み込まれている。なお、払い出し制御ケー
ス32及び球貸し制御ケース33は、裏機構板24の下部に装
着されている。
【0019】遊技盤6 は、前枠3 の後側の三方枠に後方
から着脱自在に嵌合され、裏機構板24により後方から押
さえられて前枠3 に固定されている。下部入球装置16
は、図4に示すように、16個の入球口35を有する入球
ケース36と、入球口35に入球した遊技球を集球して回収
シュート29側に案内する集球ケース37と、入球口35に入
球した遊技球を検出する入球検出スイッチ38とを備え、
遊技盤6 の開口部15に後側から嵌合させて、遊技盤6 の
裏面側に着脱自在に固定されている。
【0020】入球ケース36には、横一列状に入球口35が
形成され、この各入球口35は遊技盤6 の開口部15から前
側に突出している。集球ケース37は遊技盤6 との間に球
案内通路39を形成すべく遊技盤6 の裏面側に装着され、
各入球口35に入球した遊技球を集めて回収シュート29に
案内するようになっている。入球検出スイッチ38は各入
球口35に対応してスイッチ基板40に装着され、スイッチ
基板40には各入球口35に対応して遊技球の入球位置を表
示する入球表示装置41と、入賞役の成立時に計上された
得点を表示する得点表示装置42とが設けられている。
【0021】上入球口8 、下入球口9 、通過口10、中央
入賞装置11、変動図柄表示装置12、右役物作動装置13、
下部役物作動装置14は、図4に示すように、遊技盤6 に
形成された装着孔43に対応し、又は遊技盤6 の後側に突
出すべく装着孔44に嵌合させて装着されている。上入球
口8 、下入球口9 、中央入賞装置11、変動図柄表示装置
12、右役物作動装置13、下部役物作動装置14は、これら
に入球した遊技球を遊技盤6 の後側に案内するようにな
っており、これらに対応して遊技盤6 の裏面側には球集
合板45が装着されている。
【0022】球集合板45は上入球口8 、下入球口9 等の
各遊技部品に対応する通路を有し、上入球口8 、下入球
口9 等に入球した遊技球を下部入球装置16の集球ケース
37の上部側に案内するようになっている。上入球口8 、
下入球口9 、通過口10、中央入賞装置11、変動図柄表示
装置12、右役物作動装置13、下部役物作動装置14は、発
光素子、スイッチ、ソレノイド、液晶表示素子等の電気
部品を適宜具備すると共に、その電気部品に接続された
リード線46を有し、中継基板47にコネクタ48を介して着
脱自在に接続されている。中継基板47は、球集合板45の
後側に装着されている。
【0023】裏カバー23は、図3及び図4に示すよう
に、変動図柄表示装置12、右役物作動装置13等の各遊技
部品、球集合板45、中継基板47等から下部入球装置16に
跨がって、これら全体を後側から覆うように、遊技盤6
の裏面側に取り付けベース49、取り付け部50を介して着
脱自在に装着されている。中継基板47には、各遊技部品
からのリード線46がコネクタ48を介して着脱自在に接続
されると共に、下部入球装置16のスイッチ基板40からの
フラットケーブル51がコネクタ52を介して着脱自在に接
続されている。
【0024】裏カバー23は遊技盤6 側が開放した箱状で
あって、図3及び図4に示す如く、上後壁部53が下後壁
部54よりも後方に大きく突出するように膨らみ部55が設
けられている。即ち、裏カバー23の膨らみ部55は、遊技
盤6 の後方に大きく突出する遊技部品を遊技盤6 の中央
部のどの位置に装着した場合にも、その遊技部品が十分
収まり得るように、後方側への突出量が十分に確保され
ている。一方、裏カバー23の膨らみ部55の下側は、アレ
ンジボール機及び雀球機の場合には下部入球装置16が収
まる程度であるため、膨らみ部55よりも突出量が小さく
なっており、その下後壁部54に制御基板ケース30が着脱
自在に装着されている。
【0025】裏カバー23の膨らみ部55の上後壁部53に
は、膨らみ部55の内部を点検するための点検窓56が形成
されると共に、この点検窓56を開閉自在に塞ぐ窓蓋57が
着脱自在に設けられている。膨らみ部55の下側の中間底
壁部58、即ち、裏カバー23の上後壁部53と下後壁部54と
の間の中間底壁部58には、中継基板47からのフラットケ
ーブル60,61 を引き出す引き出し孔62が左右方向に形成
されている。
【0026】制御基板ケース30は左右方向に長い横長矩
形状であって、図5乃至図13に示すように、前側が開
口したケース本体63と、このケース本体63の開口側の偏
平な前蓋64とを備え、内部に制御基板31が収納されてい
る。制御基板ケース30は4個の係合手段65を介して、そ
の前蓋64が裏カバー23の下後壁部54に着脱自在に装着さ
れ、ロック爪66により下後壁部54に着脱自在に係止され
ている。
【0027】裏カバー23の下後壁部54には、図3に示す
ように、左右方向に長い矩形状のガイド凹部67が上下、
左右に千鳥状に4個形成されると共に、この各ガイド凹
部67を取り囲むように突条部68が形成され、この突条部
68を介して下後壁部54と一体に係合部69が形成されてい
る。
【0028】各係合部69はそのガイド凹部67の底との間
に一定の間隔を有し、且つガイド凹部67の左右方向の略
右半分に設けられている。そして、上側のガイド凹部67
の係合部69は、その下側にガイド凹部67の全長に亘って
隙間ができるように、ガイド凹部67の上側の突条部68か
ら下向きに、また下側のガイド凹部67の係合部69は、そ
の上側にガイド凹部67の全長に亘って隙間ができるよう
に、ガイド凹部67の下側の突条部68から上向きに夫々形
成されている。従って、上側の2個の係合部69と下側の
2個の係合部69は、その向きが上下反対になっている。
【0029】ロック爪66は、上下の各ガイド凹部67間の
中央りも上側のガイド凹部67側に近接した位置に配置
されており、下後壁部54の左端部分に一体に形成された
突条部70に嵌め込んで位置決めされ、且つその右端部側
がネジ71により固定されている。このロック爪66は、図
5に示すように、係止部66a と、離脱操作用の操作部66
b とを一体に備え、その操作部66b が下後壁部54よりも
外方に極僅かだけ突出している。なお、下後壁部54の突
条部70に取り囲まれた部分は、操作部66b を押圧した時
に、ロック爪66が容易に離脱方向に弾性変形し得るよう
に左端側が低くなる傾斜状に形成されている。
【0030】前蓋64には、図8に示すように、その前面
側の外周の4辺に突条部72が形成されると共に、この突
条部72内に、前面側に接するシールド板73と、各ガイド
凹部67及び係合部69に対応する被ガイド突部74及び被係
合部75とが設けられている。被ガイド突部74は、ガイド
凹部67の隙間部に沿って左右方向に摺動し得るように左
右方向に長い板状であって、各ガイド凹部67に対応して
前蓋64に一体に形成されている。被係合部75は、上側の
被ガイド突部74から上向きに、下側の被ガイド突部74か
ら下向きに夫々向くように、各被ガイド突部74の先端か
ら上下反対側に向いてL字状に一体に屈曲形成されてい
る。
【0031】そして、被ガイド突部74及び被係合部75
は、ガイド凹部67の左側で、このガイド凹部67に対して
後側から嵌脱自在であり、また各被ガイド突部74はガイ
ド凹部67内に嵌合した状態で左右方向に摺動自在に案内
され、更に各被係合部75は被ガイド突部74をガイド凹部
67内で左右方向に摺動させた時に、各係合部69に対して
係脱自在に係合するようになっている。なお、係合手段
65は、ガイド凹部67、係合部69、被ガイド突部74、被係
合部75等によって構成されている。
【0032】制御基板31には、図7に示すように、制御
基板ケース30のケース本体63側、即ち、後面側に多数の
IC素子76、放熱器77付きの半導体素子78、コイル79、
確率設定用のキースイッチ102 等の各種の電子部品がプ
リント配線等によって装着されると共に、その上縁側の
左側寄りに左右方向に長い2個のコネクタ80,81 が装着
され、また下縁側の右寄りに1個のコネクタ82が装着さ
れている。
【0033】各コネクタ80〜82にはコネクタ83〜85を介
してフラットケーブル60,61,86が接続され、そのフラッ
トケーブル60は中継基板47、フラットケーブル51を経由
してスイッチ基板40に、フラットケーブル61は中継基板
47、リード線46等を経由して遊技部品の電気部品に夫々
接続されている。フラットケーブル86は払い出しケース
32の払い出し制御基板32a 側に接続されている。
【0034】前蓋64の後面側には、その4隅部の基板受
けボス部87と、この各基板受けボス部87間を連結する方
向に連続又は間欠的に形成された基板受け縁部88と、3
辺に基板受け縁部88と一体に形成された規制側縁部101
と、3辺の内の上辺に規制側縁部101 に一体に形成され
た3個の湾曲阻止突起89とが設けられている。
【0035】基板受けボス部87及び基板受け縁部88は、
ケース本体63内に嵌合するように、前蓋64の外端よりも
内側に位置して設けられている。規制側縁部101 は、基
板受けボス部87及び基板受け縁部88上に載置された制御
基板31の移動を外側から規制するためのものであって、
制御基板31の3辺に当接するように、制御基板31の下長
辺を除く3辺の中間部分において、基板受け縁部88の外
側から突出して設けられている。そして、左右両側の規
制側縁部101 は、前蓋64側の封印シール装着部101aとな
っている。
【0036】湾曲阻止突起89は、基板受け縁部88との間
に制御基板31の上縁部が嵌合し得るように、基板受け縁
部88との間に所定の間隔をおいた状態で、基板受け縁部
88の長手方向の対称位置に3個形成されている。
【0037】ケース本体63は、図6に示すように、制御
基板31に装着れた電子部品が十分に収まる程度の深さ
を有し、基板受けボス部87の外側に外嵌する嵌合縁部90
がその4隅部分から各辺に掛けて略L字状に形成される
と共に、この嵌合縁部90の内側に、基板受けボス部87と
の間で制御基板31を挟み、且つ基板受けボス部87から制
御基板31を経て挿通したネジ91を螺合するための固定ボ
ス部92が設けられている。
【0038】ケース本体63の上下両側の側壁94には、背
面視において上下の各辺に切り欠き部96ができるよう
に、その各側壁94を内側に凹入させた側壁凹入部95が一
体に形成されている。上側の側壁凹入部95は、左右両端
部を除いて上辺の略全長に亘っており、この側壁凹入部
95によって形成された切り欠き部96内に2個のコネクタ
80,81 と3個の湾曲阻止突起89とが配置され、この切り
欠き部96内で制御基板31のコネクタ80,81 に対してフラ
ットケーブル60,61 のコネクタ83,84 を着脱できるよう
になっている。下側の側壁凹入部95は、右端部を除いて
下辺の略右半分に設けられており、この側壁凹入部95に
よって形成された切り欠き部96内にコネクタ82が配置さ
れ、この切り欠き部96内で制御基板31のコネクタ82に対
してフラットケーブル86のコネクタ85を着脱できるよう
になっている。
【0039】なお、ケース本体63の側壁94には、長孔状
の空気抜き孔97が所定の間隔を置いて複数個形成されて
いる。前蓋64には、ロック爪66の係止部66a が係脱すべ
く孔98が形成されている。シールド板73は、帯電した遊
技球が下部入球装置16の集球ケース37の通路39内を流れ
る時に発生する放電現象から制御基板31の各電子部品を
保護し、スパーク等による誤動作を防止するためのもの
であって、鉄板等の薄い導電性金属板から構成されてい
る。シールド板73には、図8及び図13に示すように、
各被ガイド突部74及び被係合部75に対応して切り欠き部
99があり、突条部72から内側に突出して形成された係止
爪100 により前蓋64の前面に沿って着脱自在に係止され
ている。
【0040】係止爪100 は、上縁側から前蓋64と各係止
爪100 との間にシールド板73を挿脱自在に挿入し得るよ
うに下側と左右両側との突条部72に設けられている。そ
して、下側の係止爪100 は左右に、左右一側の係止爪10
0 は上下に夫々2個づづ配置され、また左右他側の係止
爪100 は下部側に配置されている。
【0041】前蓋64の下側の被ガイド突部74と係止爪10
0 とは左右方向にずれて配置されており、シールド板73
の下側の切り欠き部99はその下端から凹入状に形成さ
れ、この切り欠き部99の側方近傍で係止爪100 がシール
ド板73を係止するようになっている。シールド板73の上
側の切り欠き部99は、被ガイド突部74が嵌合するように
角形の開口状に形成されている。この上側の切り欠き部
99は、上縁側から前蓋64と各係止爪100 との間にシール
ド板73を挿入する時に、被ガイド突部74等がシールド板
73と干渉しないように、被ガイド突部74の下側には挿入
代分、上側には被係合部75に対応する分だけ夫々上下に
広がって形成されている。
【0042】シールド板73には、シールド板73の挿脱時
に左右両側の係止爪100 に対して容易に係脱できるよう
に、各係止爪100 の下側近傍に切り欠き部73a が形成さ
れている。また前蓋64の前面側の突条部72には、上縁側
の中央部に切り欠き部72a が設けられ、シールド板73を
外す時に、この切り欠き部72a 側からシールド板73と前
蓋64との間に工具等を挿入し得るようになっている。
【0043】上記構成において、遊技盤ユニットの組み
立てに際しては、遊技盤6 の前面側に中央入賞装置11、
変動図柄表示装置12、右役物作動装置13、下部役物作動
装置14等の各遊技部品を装着し、遊技盤6 の裏面側に下
部入球装置16、球集合板45、中継基板47を装着して、各
遊技部品からのリード線46のコネクタ48、或いは下部入
球装置16からのフラットケーブル51のコネクタを中継基
板57のコネクタ52に接続する。
【0044】次に、遊技盤6 の裏面側に、右役物作動装
置13、下部役物作動装置14等の各遊技部品、中継基板47
から下部入球装置16までを覆うように裏カバー23を装着
して、この裏カバー23によって遊技盤6 の裏面側の各部
品を保護する。そして、この状態で中継基板47のフラッ
トケーブル60,61 を引き出し孔62を経て外部に引き出し
た後、そのコネクタ83,84 を下後壁部54に装着された制
御基板ケース30内の制御基板31のコネクタ80,81 に接続
する。
【0045】遊技盤ユニットをアレンジボール機本体に
装着する場合には、前枠3 の三方枠に後側から装着して
裏機構板24を閉じて固定する。この時、裏カバー23が裏
機構板24の開口窓26に嵌合して後方に突出し、この裏カ
バー23の外側で裏機構板24により遊技盤6 を後側から押
さえ付けるが、裏カバー23が裏機構板24側と干渉するこ
とはない。
【0046】裏カバー23には後方に膨らむ膨らみ部55を
設けているため、この膨らみ部55内の容積を十分に確保
できる。従って、裏カバー23の膨らみ部55内に、遊技盤
6 から後方への突出量が大きく異なるような遊技部品で
も十分に組み込むことができるので、遊技盤6 に装着す
る遊技部品を自由に選択できると共に、異なる機種の遊
技盤ユニットにも裏カバー23を兼用することができ、各
機種相互間での裏カバー23の共用化を促進できる。
【0047】裏カバー23は下部入球装置16までをも覆う
大きさであり、この裏カバー23の上部側に膨らみ部55を
設けると共に、この膨らみ部55の下側で裏カバー23の後
側に制御基板ケース30を設けているので、膨らみ部55の
後側に制御基板ケース30を設ける場合に比較して、制御
基板ケース30が大きく後方に突出し過ぎることがなく、
膨らみ部55の後方への突出量を十分に確保できる。また
裏カバー23で下部入球装置16を覆っているため、下部入
球装置16を裏カバー23で保護でき、下部入球装置16の損
傷等を少なくできる。
【0048】しかも、膨らみ部55と制御基板ケース30と
を上下に近接させて配置し、制御基板ケース30を左右方
向に長い横長矩形状に構成しているので、制御基板ケー
ス30を裏カバー23の下部側に配置することによって、膨
らみ部55上下方向の大きさを十分に確保できる。
【0049】裏カバー23の膨らみ部55と制御基板ケース
30は、遊技盤6 から後方への突出量が略同じであり、膨
らみ部55側の上後壁部53と制御基板ケース30のケース本
体63の後壁とを略面一状にしているので、膨らみ部55及
び制御基板ケース30が後方に大きく出すぎることがな
く、アレンジボール機を小さく梱包でき、また島機構側
への装着時に、他の物と干渉することがない。
【0050】裏カバー23の下後壁部54に制御基板ケース
30を装着する場合には、その前蓋64側に形成された被ガ
イド突部74及び被係合部75を下後壁部54に形成されたガ
イド凹部67の左側部分に後方から嵌合させる。そして、
各被ガイド突部74及び被係合部75がガイド凹部67に嵌合
した後、制御基板ケース30を右方向(図3のa 矢示方
向)に操作すると、各被ガイド突部74がガイド凹部67内
を右方向に摺動して、各被ガイド突部74の先端に一体に
屈曲形成された各被係合部75が各ガイド凹部67の係合部
69に係合する。
【0051】また各被係合部75が各ガイド凹部67の右端
まで摺動して、各被係合部75が各係合部69に係合する
と、ロック爪66の係止部66a が前蓋64の孔98に係合して
制御基板ケース30を装着状態にロックするので、制御基
板ケース30は裏カバー23の下後壁部54に離脱不能に固定
された状態となる。
【0052】このように裏カバー23の下後壁部54と、こ
の下後壁部54に後側から相対向する制御基板ケース30の
前蓋64との内、その一方にガイド凹部67及び係合部69を
形成し、他方に、被ガイド突部74及び被係合部75を形成
して、これらを介して裏カバー23の下後壁部54に後側か
ら制御基板ケース30を着脱自在に装着しているので、下
後壁部54及び前蓋64から大きく突出する部材を設ける必
要がない。従って、ガイド凹部67、係合部69、被ガイド
突部74及び被係合部75の損傷を防止でき、裏カバー23及
び制御基板ケース30の耐久性が著しく向上する。
【0053】また制御基板ケース30を装着した状態で
は、この制御基板ケース30によってガイド凹部67、係合
部69、被ガイド突部74、被係合部75及びロック爪66を後
側から完全に覆う状態になるので、裏カバー23の後側の
構造、形状を簡素化できる利点がある。
【0054】特に形状的に大きな裏カバー23の下後壁部
54側にガイド凹部67及び係合部69を形成しており、係合
部69をガイド凹部67内に設ける等によって、その損傷を
少なくできるので、組み立て等に際して裏カバー23を容
易に取り扱うことができ、作業が容易である。また制御
基板ケース30の前蓋64側に被ガイド突部74及び被係合部
75を形成しているので、仮に被ガイド突部74等が損傷し
ても、形状的に小さい制御基板ケース30の前蓋64を交換
すれば良く、無駄を極力少なくできる。
【0055】裏カバー23の下後壁部54にはガイド凹部67
を取り囲むように突条部68を設け、この突条部68の内側
のガイド凹部67内に係合部69があって、係合部69が後方
に突出していないので、突条部68で係合部69を保護でき
る等、係合部69の損傷を防止できる。またガイド凹部67
の周囲に突条部68があり、この突条部68が下後壁部54と
前蓋64との間に位置することになるため、ガイド凹部67
内で被係合部75が係合部69に係合した時の被ガイド突部
74の負担を軽減できる。
【0056】上下の各係合部69と被係合部75は、上下反
対側に向いているので、制御基板ケース30をガイド凹部
67、被ガイド突部74に沿って摺動させた時に、制御基板
ケース30が上下方向の何れかに移動することがなく、ま
た適度な係合力で制御基板ケース30を下後壁部54に固定
できる。
【0057】制御基板ケース30を下後壁部54から取り外
す場合には、先ずロック爪66の操作部66b を前側に押し
て、そのロック部66a を制御基板ケース30の孔98から外
して、制御基板ケース30のロックを解除した後、制御基
板ケース30を反a 矢示方向に移動させる。すると被ガイ
ド突部74がガイド凹部67内で反a 矢示方向に摺動して被
係合部75が係合部69から外れるので、その後、制御基板
ケース30を後方に外せば良い。
【0058】従って、裏カバー23の下後壁部54と制御基
板ケース30の前蓋64との間にガイド凹部67等があるにも
拘わらず、制御基板ケース30を裏カバー23の下後壁部54
に容易に着脱でき、その取り扱いが非常に容易である。
制御基板ケース30内に制御基板31を収納する場合には、
前蓋64の周囲に形成した基板受け縁部88上に制御基板31
をセットして、その位置を3辺の規制側縁部101 側で位
置決めすると共に、制御基板31の上縁部を基板受け縁部
88と湾曲阻止突起89との間に挿入し、この基板受け縁部
88と湾曲阻止突起89との間で制御基板31の上縁部を板厚
方向の両側から挟む。
【0059】次に、嵌合縁部90の内側に各基板受けボス
部87が位置するように、前蓋64とケース本体63とを嵌合
させると、基板受けボス部87と固定ボス部92とが制御基
板31を挟んだ状態で相対応するので、前蓋64側からネジ
91を基板受けボス部87、制御基板31に貫通させて固定ボ
ス部92に締め付けて固定する。
【0060】従って、制御基板ケース30の前蓋64とケー
ス本体63との間に制御基板31を容易に介在して確実に固
定できる。特に、前蓋64には、基板受けボス部87と基板
受け縁部88との他に、3辺に規制側縁部101 があり、こ
れで基板受けボス部87、基板受け縁部88上の制御基板31
を位置決めしているので、前蓋64と制御基板31との相対
位置を確実に決めることができる。なお、制御基板ケー
ス30に制御基板31を収納した後、図9に示すように、前
蓋64側の封印シール装着部101aからケース本体63側に亘
って封印シール103 を貼付して封印する。
【0061】制御基板ケース30に収納された制御基板31
にコネクタ80,81,82を介してフラットケーブル60,61,86
を接続する場合には、その側壁凹入部95によって形成さ
れた切り欠き部96内に制御基板31の各コネクタ80,81,82
が位置しているので、制御基板ケース30を開閉すること
なく、この切り欠き部96を経て制御基板31側のコネクタ
80,81,82にフラットケーブル60,61,86のコネクタ83,84,
85を接続する。
【0062】この時、各コネクタ80,81,82は制御基板31
の側縁部にあり、この制御基板31の側縁部を前蓋64の周
囲に形成した基板受け縁部88で受けているので、コネク
タ80,81,82にコネクタ83,84,85を合わせて挿入方向に押
圧しても、制御基板31が前蓋64側に大きく湾曲すること
もなく、コネクタ80,81,82にコネクタ83,84,85を確実に
挿入できる。
【0063】制御基板31のコネクタ80,81 からフラット
ケーブル60,61 のコネクタ83,84 を抜く場合には、コネ
クタ83,84 側を抜き方向に引っ張るが、この時にも、制
御基板31が湾曲することはなく、コネクタ83,84 をコネ
クタ80,81 から容易に抜くことができる。即ち、制御基
板31に湾曲阻止突起89が係合しているので、左右両端部
でネジ91により制御基板31を前蓋64に固定すると共に、
ケース本体63の上側の側壁94に、その左右方向の略全長
に及ぶ範囲に側壁凹入部95を形成しているにも拘わら
ず、コネクタ80,81 からコネクタ83,84 を引き抜く時
に、その引き抜き力が制御基板31の左右方向中央部近く
に作用しても、湾曲阻止突起89によって制御基板31の湾
曲を確実に阻止できる。
【0064】このため、ケース本体63にコネクタ挿脱用
の切り欠き部96を長い範囲に亘って設けても、制御基板
31側を傷めることなく、そのコネクタ80,81 にフラット
ケーブル60,61 のコネクタ83,84 を容易且つ確実に着脱
することができ。
【0065】湾曲阻止突起89は前蓋64の規制側縁部101
側に所定間隔をおいて一体に形成しているため、ケース
本体63の側壁94に、その側壁凹入部95に対応して基板押
さえ部を別途設けて、この基板押さえ部で制御基板31を
前蓋64側に押さ付ける構造等に比較して、その構成が非
常に簡単であり、合成樹脂等で成形する場合にも容易に
成形できる。
【0066】制御基板ケース30の前蓋64にはその前面側
にシールド板73があるので、下部入球装置16の集球ケー
ス37の通路内を帯電した遊技球が通過した場合に、遊技
球相互間で放電してスパークが発生しても、そのノイズ
によって制御基板31のIC素子76等が誤動作することは
ない。
【0067】シールド板73は制御基板ケース30の前蓋64
側に装着されており、制御基板ケース30を裏カバー23か
ら取り外す際には、制御基板ケース30と一緒にシールド
板73を裏カバー23から取り外すことができる。従って、
シールド板73を制御基板ケース30から分離して、裏カバ
ー23と制御基板ケース30との間にシールド板73を介在す
る場合に比較して、制御基板ケース30の着脱時の取り扱
いが容易である。
【0068】またシールド板73は前蓋64の前面側に装着
しており、このシールド板73と制御基板31との間に制御
基板ケース30の前蓋64が介在された状態にあるので、こ
の前蓋64によってシールド板73と制御基板31との間の絶
縁性を確保できる。
【0069】更に前蓋64の周囲に突条部72を形成すると
共に,この突条部72の3辺に係止爪100 を設けて、1辺
側からシールド板73を突条部72内に挿入して係止爪100
で係止しているので、前蓋64の前面側にシールド板73を
容易且つ確実に装着できる。しかも、前蓋64には被ガイ
ド突部74等があるが、シールド板73に切り欠き部99を形
成しているので、その被ガイド突部74等があっても、シ
ールド板73を湾曲させる程度で容易に装着できる。
【0070】以上、本発明の実施例を詳述したが、本発
明は実施例に限定されるものではない。例えば、実施例
では、アレンジボール機を対象としているため、遊技盤
6 の裏面側下部に設ける集球装置として下部入球装置16
を例示している。しかし、パチンコ機の場合には、下部
入球装置16に代替して集球貯留装置を設け、遊技盤6 の
入賞領域を通過した遊技球を集球貯留装置に集球した
後、この集球貯留装置から1個づつ落下させて回収しな
がら、遊技球を1個回収する毎に賞球払い出し装置28か
ら所定数の遊技球を払い出すようにすれば良い。
【0071】また雀球機の場合には、アレンジボール機
と同様の下部入球装置16を設けても良いし、他の物を設
けても良い。更に、制御基板ケース30の構造、シールド
板73の装着構造は、実施例以外のものを採用しても良
い。
【0072】
【発明の効果】請求項1に記載の本発明によれば、ケー
ス本体63と蓋64とを備えた矩形状の制御基板ケース30を
設け、この制御基板ケース30内に、遊技動作の制御を司
る電子部品76を装着した制御基板31を設け、この制御基
板31のケース本体63側の側縁部に沿ってコネクタ80,81
を設け、ケース本体63の側壁94にコネクタ80,81 に対応
する切り欠き部96を形成し、この切り欠き部96を介して
コネクタ80,81 に外部ケーブル60,61 のコネクタ83,84
を着脱自在に接続した弾球遊技機において、蓋64に、
の4隅部に配置された基板受けボス部87と、周縁部に配
置され且つ制御基板31のコネクタ80,81 側の側縁部を受
ける基板受け縁部88と、基板受け縁部88の外側から突出
し且つ基板受けボス部87及び基板受け縁部88上に載置さ
れた制御基板31の移動を外側から規制する規制側縁部10
1 とを設け、コネクタ80,81 側の基板受け縁部88との間
で板厚方向の両側から制御基板31を挟むように該制御基
板31に係合する湾曲阻止突起89を規制側縁部101 に一体
に設け、蓋64の基板受けボス部87及び基板受け縁部88を
ケース本体63に嵌合し、ケース本体63に、基板受けボス
部87との間で制御基板31を挟み、且つ基板受けボス部87
から制御基板31を経て挿通したネジ91を螺合するための
固定ボス部92を設けているので、次のような顕著な効果
を奏する。
【0073】 蓋64に、制御基板31のコネクタ80,81
側の側縁部を受ける基板受け縁部88と、この基板受け縁
部88との間で板厚方向の両側から制御基板31を挟むよう
に、該制御基板31に係合する湾曲阻止突起89とを設けて
いるので、外部ケーブル60,61 のコネクタ83,84 を制御
基板31側のコネクタ80,81 に装着する際は勿論のこと、
外部ケーブル60,61 のコネクタ83,84 を制御基板31側の
コネクタ80,81 から抜き取る時にも、制御基板31に必要
以上の無理な外力が掛からず、制御基板31を損傷するこ
となくコネクタ83,84 を着脱できる。
【0074】 蓋64に基板受け縁部88と湾曲阻止突起
89とを設けているので、ケース本体63の切り欠き部96側
に、制御基板31を押さえる部材等を設ける場合に比較し
て、ケース本体63側の構造を簡単にできる。
【0075】請求項2に記載の本発明によれば、請求項
1に記載の発明において、蓋64の長辺とその両側の短辺
との3辺に、基板受け縁部88上の制御基板31を規制する
規制側縁部101 を設け、長辺側の規制側縁部101 に湾曲
阻止突起89を設けているので、次のような顕著な効果を
奏する。
【0076】 蓋64の長辺とその両側の短辺との3辺
に、基板受け縁部88上の制御基板31を規制する規制側縁
部101 を設けているので、基板受け縁部88上の制御基板
31を容易且つ確実に位置決めでき、ケース本体63と蓋64
との間に制御基板31を介在して組み立てる時の作業が容
易である。 長辺側の規制側縁部101 に湾曲阻止突起
89を設けているので、その規制側縁部101 と湾曲阻止突
起89との間に制御基板31の側縁部を容易に入れることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すアレンジボール機の正
面図である。
【図2】本発明の一実施例を示すアレンジボール機の背
面図である。
【図3】本発明の一実施例を示す裏カバー側の背面図で
ある。
【図4】図3のA−A矢視拡大断面図である。
【図5】図3のB−B矢視拡大断面図である。
【図6】本発明の一実施例を示す制御基板ケース側の一
部切り欠き底面図である。
【図7】本発明の一実施例を示す制御基板ケース側の背
面断面図である。
【図8】本発明の一実施例を示す制御基板ケース側の正
面図である。
【図9】本発明の一実施例を示す制御基板ケース側の左
側面図である。
【図10】図7のC−C矢視断面図である。
【図11】図7のD−D矢視断面図である。
【図12】図7のE−E矢視断面図である。
【図13】本発明の一実施例を示す前蓋側の背面図であ
る。
【符号の説明】
1 アレンジボール機本体 2 外枠 3 前枠 6 遊技盤 30 制御基板ケース 31 制御基板 60,61 フラットケーブル(外部ケーブル) 63 ケース本体 64 前蓋 76 IC素子(電子部品) 80,81,83,84 コネクタ 88 基板受け縁部 96 切り欠き部 89 湾曲阻止突起 101 規制側縁部

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケース本体(63)と蓋(64)とを備えた矩形
    状の制御基板ケース(30)を設け、この制御基板ケース(3
    0)内に、遊技動作の制御を司る電子部品(76)を装着した
    制御基板(31)を設け、この制御基板(31)のケース本体(6
    3)側の側縁部に沿ってコネクタ(80)(81)を設け、ケース
    本体(63)の側壁(94)にコネクタ(80)(81)に対応する切り
    欠き部(96)を形成し、この切り欠き部(96)を介してコネ
    クタ(80)(81)に外部ケーブル(60)(61)のコネクタ(83)(8
    4)を着脱自在に接続した弾球遊技機において、蓋(64)
    に、その4隅部に配置された基板受けボス部(87)と、周
    縁部に配置され且つ制御基板(31)のコネクタ(80)(81)側
    の側縁部を受ける基板受け縁部(88)と、基板受け縁部(8
    8)の外側から突出し且つ基板受けボス部(87)及び基板受
    け縁部(88)上に載置された制御基板(31)の移動を外側か
    ら規制する規制側縁部(101) とを設け、コネクタ(80)(8
    1)側の基板受け縁部(88)との間で板厚方向の両側から制
    御基板(31)を挟むように該制御基板(31)に係合する湾曲
    阻止突起(89)を規制側縁部(101) に一体に設け、蓋(64)
    の基板受けボス部(87)及び基板受け縁部(88)をケース本
    体(63)に嵌合し、ケース本体(63)に、基板受けボス部(8
    7)との間で制御基板(31)を挟み、且つ基板受けボス部(8
    7)から制御基板(31)を経て挿通したネジ(91)を螺合する
    ための固定ボス部(92)を設けたことを特徴とする弾球遊
    技機の制御基板ケース装置。
  2. 【請求項2】 (64)の長辺とその両側の短辺との3辺
    に、基板受け縁部(88)上の制御基板(31)を規制する規制
    側縁部(101) を設け、長辺側の規制側縁部(101) に湾曲
    阻止突起(89)を設けたことを特徴とする請求項1に記載
    の弾球遊技機の制御基板ケース装置。
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