JPH067515A - パチンコ機 - Google Patents

パチンコ機

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JPH067515A
JPH067515A JP18731392A JP18731392A JPH067515A JP H067515 A JPH067515 A JP H067515A JP 18731392 A JP18731392 A JP 18731392A JP 18731392 A JP18731392 A JP 18731392A JP H067515 A JPH067515 A JP H067515A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 遊技盤の裏面側を保護すると共に、リヤカバ
ーを開放することなく裏面側の保守点検が可能なパチン
コ機を提供する。 【構成】 入賞球を整列させる整列樋47を形成した第
1空間50と、該第1空間50より後方に拡張し、前記
第1空間50の整列樋47に向って傾斜する傾斜面を有
する第2空間51を連通したリヤカバー42の背面板4
2aに、入賞球集合カバー56及び回路ボックス37に
掛かる開口窓55を設け、該開口窓55に一枚の蓋部材
58を回路ボックス37及び入賞球集合カバー56に亙
って着脱自在に装着するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、パチンコ機に関し、
特に機構枠セット部材のセンタカバーに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】周知のように、近年のパチンコ機は電子
化が進むと共に、入賞装置等が大型化している。そし
て、遊技盤や入賞装置等の裏側を保護するための機構板
や保護カバー等が種々提案されている。例えば、実公昭
58−20310号公報では、機構板に開設した窓孔
に、蓋板を装着保持するようになしている。また、実開
平4−11073号公報では、入賞装置の後面を覆う入
賞装置保護カバーの後面を背抜き状の開口とし、一側を
軸支した蓋カバーによって開閉自在に閉塞している。更
に、特公昭55−13752号公報では、球寄せ部を形
成した枠体に対して蓋体を開閉可能に装備している。一
方、特公昭62−25391号公報では、外側表面に電
子制御回路を組み込んだ基盤を固着した入賞玉集合カバ
ーと、この入賞玉集合カバーより小さい開口窓を設けた
機構板とを設けている。また、特開平4−9169号公
報では、入賞装置の裏面を覆う入賞玉集合カバーと、開
口窓部を形成した機構板とを備え、上記開口窓部は、回
路ボックスと入賞装置の後方が入賞玉集合カバーから突
出する場合における後方突出部が貫通する大きさに形成
してある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、例えば
従来の実公昭58−20310号公報のものは、蓋板を
着脱するだけの構成であり、入賞装置及び回路ボックス
を包括して覆う蓋板の構成ではないので、入賞装置や回
路ボックスを保護する機能はない。また、実開平4−1
1073号公報のものは、配線が入賞装置保護カバーで
覆われているので、配線処理を行なうには、入賞玉集合
カバーを外さないと作業ができない。また、遊技盤を工
場に出荷する際には、入賞玉集合カバー及び入賞装置保
護カバーが必要なので、遊技盤の販売価格が高くなる。
特公昭55−13752号公報では、入賞球を集める球
寄せ空間が一層であって、回路ボックスを内装していな
い。更に、特公昭62−25391号公報や特開平4−
9169号公報では、回路ボックスや配線類が保護され
ていないし、回路ボックスと入賞装置との間の配線等を
着脱するには、入賞玉集合カバーを外して作業しなけれ
ばならないので、遊技店が営業中のときにトラブルが発
生したときに不便である。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記に鑑み提
案されたもので、前面枠の裏面側に着脱自在に設置され
る遊技盤を有するパチンコ機において、入賞球を整列さ
せる整列樋を形成した第1空間と、該第1空間より後方
に拡張し、前記第1空間の整列樋に向って傾斜する傾斜
面を有する第2空間を連通したリヤカバーと、遊技盤の
裏面側の所定位置に位置決めして配設され、入賞装置に
対応する流路を形成した入賞球集合カバーと、上記入賞
球集合カバーの側方に位置決めして配設され、制御装置
を収納する回路ボックスと、上記回路ボックス及び入賞
球集合カバーを包括して覆う前記リヤカバーとを備え、
上記リヤカバーの背面板には開口窓を設け、該開口窓に
一枚の蓋部材を前記制御回路ボックス及び入賞球集合カ
バーに亙って着脱自在に装着するようにしたものであ
る。
【0005】
【作用】リヤカバーに設けた開口窓部に着脱自在に装着
する一枚の蓋部材を外すと、入賞球集合カバー及び回路
ボックスが露出し、機構枠セット部材及びリヤカバーを
開放することなくパチンコ機の裏面側におけるトラブル
に対処することができる。また、配線やコネクタ等を保
護することができるので、遊技店内における埃や球等が
パチンコ機の裏面側に入り込むことがなく、配線が他の
機器の障害となることもない。
【0006】
【実施例】以下、本発明を図面の実施例について説明す
ると、図1はパチンコ機1の一部を欠截した正面図であ
って、窓部を有して額縁状の前面枠2の一側を外枠3に
開閉可能に蝶着し、上記窓部には金枠4を設け、該金枠
4の上方部分にはガラスを装着したガラス枠5を開閉可
能に軸着し、上記外枠3及びガラス枠5を施錠装置6で
施錠する。また、ガラス枠5の下方部分には上皿7を設
けたフロントプレート8等からなる上受皿セット9を設
け、前面枠2の下方部分には下皿10や飛距離を調整す
る操作グリップ11等を設けた下受皿セット12を設け
る。尚、上記上受皿セット9の裏面側の遊技盤載置台1
3には上皿7から打球発射装置14へ球を一個宛に供給
する球送り装置14aやスピーカ15が位置する。
【0007】上記前面枠2の窓部には、この窓部を塞ぐ
ように遊技盤載置台13に載せて交換可能とした遊技盤
16を臨ませる。遊技盤16の表面側にはガイドレール
17で囲まれる遊技部18を形成すると共に、当該遊技
部18内に可変表示装置19や変動入賞装置20等の役
物、始動口21…、入賞具22…、風車23…、或はサ
イドランプ24等の各種表示灯を配設し、最下位置には
アウト口25を配設する。また、ガイドレール17の外
側で右側の上方部分には完了表示灯26を、左側の上方
部分には賞球表示灯27を設ける。更に、前面枠2の上
縁には外部表示灯28を設ける。
【0008】一方、図2はパチンコ機1の背面図であっ
て、上記前面枠2の背面側には、遊技盤16を着脱自在
に収納する皿枠状の金属板からなるリヤプレート29を
添設し、このリヤプレート29の背面側にはベース本体
30等の機構枠体を設ける。尚、この機構枠体はパチン
コ機1の背面側における主要部材を前面枠2の裏面側に
取り付けるための部材の総称である。そして、上記ベー
ス本体30に向かって左側の上方部分には、賞球を貯留
しておく上タンク31を着脱自在に設けると共に、この
上タンク31に連通して賞球払出装置32に球を誘導す
る下タンク33を設ける。また、上タンク31の右側位
置には、主にパチンコ機1本体の制御を行なう枠制御回
路(基板)とホールコンピュータ等の外部とを電気的に
接続する本体端子板34をカバー内に配置すると共に、
遊技盤16の裏面側に止着した主に遊技の制御を行なう
遊技盤制御回路(基板)と外部及び上記本体端子板34
とを電気的に接続する中継端子板35が臨む配線通過口
36を開設する。
【0009】そして、パチンコ機1の背面図において
は、遊技盤16の裏面側の所定位置、例えば遊技盤16
の裏面に向かって左側部分には、遊技盤16の前面側に
配置する可変表示装置19や変動入賞装置20等、主に
パチンコ遊技に関する制御を行なう遊技盤制御回路を収
設する回路ボックス37が現れ、また、後述する機構枠
セット部材38から外れた下方位置のリヤプレート29
には、打球発射装置14、入賞球処理装置39、賞球払
出装置32等、主にパチンコ機1本体側の制御処理を行
う枠制御回路を収設する枠制御ボックス40が現れてい
る。尚、上記枠制御ボックス40の前方側には打球発射
装置14の駆動部や上皿7から球を1個宛に供給する球
送り装置14a等を配設する。そして、上記機構枠セッ
ト部材38の下方位置には上皿7から溢れた球を下皿1
0へ誘導する流下樋41を設ける。
【0010】上記リヤプレート29には蝶番を介して機
構枠体の一種である機構枠セット部材38を開閉可能に
蝶着する。そして、この機構枠セット部材38には閉止
時にリヤプレート29の所定部分を覆う部材であるリヤ
カバー42を止着し、上記機構枠セット部材38と共に
開閉可能とする。上記機構枠セット部材38の所定位置
には、下タンク33に連通する賞球樋43や賞球払出装
置32を形成すると共に、当該賞球払出装置32が払い
出す賞球を賞球出口44(リヤプレート29の上皿入口
45)を通して上皿7に導く賞球放出路46等を形成す
る。また、上記機構枠セット部材38及び当該機構枠セ
ット部材38に止着したリヤカバー42には、入賞球を
集めて入賞球処理装置39に導く整列樋47を設け、上
記機構枠セット部材38には入賞球処理装置39を設け
る。
【0011】本発明におけるリヤカバー42は、機構枠
セット部材38に一体に取り付けられると共に、一対の
止着具48a,48bによりリヤプレート29に対して
着脱自在に止着される合成樹脂で一体成形した部材であ
る。即ち、一側を上記機構枠セット部材38に止着する
ことにより、他側が自由端となって機構枠セット部材3
8と一体に開閉され、遊技盤16の後方を覆うことがで
きる。尚、図示の実施例では、リヤカバー42の自由端
側に配線カバー部49を形成し、配線が露出しないよう
になっている。
【0012】そして、このリヤカバー42は、前後方向
に第1空間50と第2空間51とを有している。即ち、
リヤカバー42は、遊技盤16の裏面と背板部42aと
の間に空間を形成し、この空間が遊技盤16側に位置し
てほゞ整列樋47の幅を有する第1空間50と、この第
1空間50の後方に段差Aを有して連通する第2空間5
1とを形成している。
【0013】上記第1空間50は、機構枠セット部材3
8の一部と共に整列樋47を形成するように、下り傾斜
を有する第1底板部52の上方に形成される部分であ
る。尚、図示の実施例では、整列樋47の一部が折り返
し状に形成して、入賞球処理装置39により検出された
入賞球は、入賞球排出通路Bより機外に排出される。機
整列樋47は、構枠セット部材38を開放した際に、支
軸53を支点に約90度回動させることができ、球詰ま
りが発生したときや清掃するときに便利である。また、
機構枠セット部材42には、アウト口25に連通してア
ウト球を排出するアウト球通路Cを形成している。
【0014】また、上記第2空間51は、上記第1空間
50の整列樋47に向って緩く下り傾斜する第2底板部
47の上方に形成され、比較的奥が深い。
【0015】そして、リヤカバー42の背板部42aに
は開口窓55を開設する。この開口窓55は、遊技盤1
6の裏面側の所定位置に位置決めして設けた入賞球集合
カバー56に対応する部分と、遊技盤16の裏面側に設
けた回路ボックス37に対応する部分とからなる。尚、
図示の実施例では、回路ボックス37に対応する部分の
側方が側部開口窓57として開口している。
【0016】上記開口窓55には、入賞球集合カバー5
6及び回路ボックス37に掛かるように、蓋部材58を
止着手段により着脱自在に設ける。この止着手段は、例
えば図示の実施例によれば、リヤカバー42側に設ける
係合口59と、蓋部材58側に設ける係合片60とから
なる。即ち、リヤカバー42の開口窓55の上縁部及び
下縁部に、ほゞ蓋部材58の厚み分だけ後退した凹陥受
部61を設け、この凹陥受部61に蓋部材58の上下縁
を摺接可能とし、背板部42aとリヤカバー42がほゞ
面一になるようにする。そして、上記凹陥受部61と背
板部42aとに跨るように横長な係合口59を適宜位置
に開設し、上縁側に設ける係合口59の一端側を拡幅し
て蓋部材58の係合片60を受入可能とする。また、下
縁側に設ける係合口59も、やゝ横長であって、蓋部材
58の係合片60を受入可能になっている。尚、係合口
59の周囲にはリブが設けてある。
【0017】一方、本発明において、上記のようなリヤ
カバー42の開口窓55に止着する蓋部材58は、図8
に示すようなほゞ板状の部材である。この蓋部材58に
設ける係合片60は、当該蓋部材58の外縁に、リヤカ
バー42の係合口59と対応させて突設してある。ま
た、この蓋部材58の右側側縁の上下位置にはガイド片
62を突設する。更に、右側側縁のほゞ中央には、係止
爪63を突設すると共に、該係止爪63の上下にリヤカ
バー42の側縁から突出するガイド舌片64に対応する
ガイド溝65を形成する。そして、蓋部材58の周縁に
は、全周に亙ってリブ66を設ける。尚、この蓋部材5
8には通風等のためにスリット口67を開設してある。
【0018】上記のような蓋部材58を、リヤカバー4
2の開口窓55に止着するには、やゝ斜め上方から蓋部
材58の下縁側の係合片60を係合口59の拡幅側へに
挿入し、次いで蓋部材58を起立させて上縁側の係合片
60を係合口59に嵌入させ、ガイド片62及びガイド
舌片64がガイド溝65及びガイド受溝68に夫々に沿
うように水平方向に摺動させて、係止爪63を開口窓5
5に開設した係止口69に係止させればよい。
【0019】一方、蓋部材58を外す場合には、係止爪
63を押し込んで、当該係止爪63と係止口69との係
止を解き、回路ボックス37側へ水平移動させると共
に、手前に引き起こして、先ず上縁側の係合片60と係
合口59との係合を解き、やゝ斜め上方へ引き上げて下
側の係合口59から係合片60を引き抜けばよい。
【0020】上記のような、リヤカバー42によれば、
入賞球集合カバー56の後方及びセンター役物の後方を
覆うと共に、回路ボックス37の一部を覆うことができ
る。従って、遊技盤16の裏面において、何等かのトラ
ブルが発生した場合には、機構枠セット部材38を開放
することなく、一枚の蓋部材58を外すだけで対処する
ことができる。また、コネクタや配線がリヤカバー42
によって保護されているので、ホール内における塵や
埃、或は球等が入り込んでトラブルの原因となることが
なく、配線が他の諸部材に引っ掛かって断線することも
ない。
【0021】更に、上記蓋部材58は、遊技盤16の背
面に設けた入賞球集合カバー56の後方を覆うばかりで
はなく、回路ボックス37の側縁部分を覆うことができ
る。従って、回路ボックス37の側縁部分に配設するコ
ネクタ群70及びその配線を覆うことができ、配線が他
の部材の邪魔になったり、引っ掛かって断線することが
ない。しかも、塵や埃が回路ボックス37や遊技盤16
の背面側へ侵入することもない。
【0022】そして、上記回路ボックス37は、例え
ば、図7に示すように、深皿状のケース本体71と浅皿
状のベース体72とからなる。また、回路基板84は、
多層プリント配線板からなる立体配線処理が実行されて
いると共に、アース線が幅広に形成されているので、外
部からのノイズの飛込を押えることができる。これによ
りケース本体71及びベース体72にシールド板を添設
する必要がないので、回路基板84を可視可能なように
透明な合成樹脂で成形できる。
【0023】ケース本体71は縦長な深皿状の部材であ
って、各側壁部分はやゝ傾斜した斜面となっており、向
って右側の長辺部分を残した三方の側壁部分の先端は幅
狭の帯状縁部となっている。尚、各側壁部分には放熱の
ために複数の通気孔73を開設する。
【0024】上記帯状縁部のうち、短辺側には、ベース
体72に係止するための弾性係止片74を適所に設け
る。この弾性係止片74は、帯状縁部に一対の切込溝7
5を設けると共に、両切込溝75の間に係止孔76を開
設して形成する。そして、この係止孔76に後述するベ
ース体72の係止爪77を係止可能とする。
【0025】長辺側縁部のほゞ中央部分には、掛止孔7
8を設けた掛止板79を延設する。また、他の長辺側縁
部は開口しており、止着孔80を設けた止着片81が短
辺側縁部に沿って延出している。
【0026】一方、ベース体72には、外縁部の若干内
側を立ち上げてケース本体71に嵌合する嵌合縁82を
形成すると共に、適所にケース本体71の帯状縁部の外
側に当接するガイド片83を設ける。更に、制御装置を
形成した回路基板84を止着する基板係止爪85を適宜
位置から立上げ、前記した掛止孔78に対応する位置に
は係止凸部78′を設ける。
【0027】また、ベース体72の平面部の左側の隅部
には、回路基板84に設けた位置決め孔に嵌入するため
の止着ボスを設ける。回路基板84には止着孔を開設
し、この止着孔とケース本体71の止着片の止着孔とを
重合させ、これらの止着孔に通したビスをベース体72
に設けた止着ボスに螺着する。
【0028】上記回路基板84の内側の長辺に沿って、
コネクタ群70を配設し、本体端子板34や遊技盤16
に配設した電気的諸部材等と接続可能とする。
【0029】そして、上記のような構成のケース本体7
1とベース体72、及び回路基板84を組み立てるに
は、回路基板84に開設した位置決め孔にベース体72
の止着ボスを嵌合させると共に、基板ガイドに回路基板
84の側縁を沿わせて、基板係止爪85に回路基板84
の側縁を係止させる。そして、ケース本体71をベース
体72の嵌合縁82に臨ませて押圧し、ベース体72の
係止爪77をケース本体71の係止孔76に係止させ、
止着片81の止着孔80と回路基板84の止着孔86と
に通したビス87をベース体72の止着ボス88に螺着
する。
【0030】一方、上記のような回路ボックス37を、
遊技盤16の所定位置に着脱自在に止着するための回路
ボックス取付部材89は、回路ボックス37を遊技盤1
6から浮かせて他の部材の邪魔にならないように取り付
ける。このため、回路ボックス取付部材89は、正面図
または背面図形状をほゞ矩形に形成した取付板部90の
外縁から遊技盤16に向けて脚壁部91を立設し、該脚
壁部91の先端にフランジ状の取付片92を設けてな
る。この取付片92には適宜位置に位置決め手段、例え
ば位置決めボス92aを突設し、この位置決めボス92
aを遊技盤16の裏面側に対応して設けた位置決め凹部
に嵌合させて位置を規制する。また、上記取付片92の
適宜位置に取付透孔92bを開設し、この取付透孔92
bに通したビス等で遊技盤16に止着する。尚、図示の
実施例における脚壁部91は、パチンコ機1の背面側か
ら見て右側面が開放するようになっている。また、脚壁
部91の底面91aは入賞球の誘導路を兼ねるように傾
斜している。
【0031】上記取付板部90には、前記した回路ボッ
クス37を着脱可能に止着する止着手段を設ける。この
止着手段は、図示の実施例によれば、上縁付近に横設し
た上係合受部93aと、下縁からやや上がった位置に横
設した下係合受部93bとからなり、両係合受部93
a,93bの後面側に、ベース体72の裏面側に設けた
取付係合片94a,94bが嵌入する。尚、係合受部9
3a,93bの縁には取付係合片94a,94bが入り
易いように面取してあり、またベース体72の取付係合
片94a,94bの角部も面取してある。
【0032】そして、この実施例では、回路ボックス3
7の位置がずれたり、外れたりすることのないように、
保持手段が設けてある。この保持手段は、係止凸部95
を有する弾性保持片96と、この係止凸部95が係止可
能なようにベース体72に開設した係止口97とからな
る。即ち、ベース体72を回路ボックス取付部材89に
挿着するように、水平方向に押し込むと、弾性保持片9
6がベース体72の背面に当接して押圧されて弾性変形
し、所定の位置まで押し込むと、弾性保持片96の係止
凸部95が係止口97内に突入して、元の状態に復帰
し、該係止口97の縁に係止凸部95が係止する。
【0033】従って、この状態では、回路ボックス37
を引き抜くことはできない。一方、回路ボックス37を
外す場合には、弾性保持片96を遊技盤16側へ押圧し
て変形させ、係止凸部95を係止口97から外し、この
状態で回路ボックス37をリヤカバー42の側部開口窓
57から水平方向に引き抜けばよい。
【0034】このようにすれば、回路ボックス37の着
脱が極めて容易であると共に、振動等で位置がずれたり
外れたりすることがない。
【0035】以上本発明を図面の実施例について説明し
たが、本発明は上記した実施例に限定されるものではな
く、特許請求の範囲に記載した構成を変更しない限り適
宜に実施できる。例えば、リヤカバー及び蓋部材の構成
は回路ボックス及び入賞球集合カバーを包括して覆うこ
とができればどのような構成でもよい。
【0036】
【発明の効果】以上要するに本発明は、前面枠の裏面側
に着脱自在に設置される遊技盤を有するパチンコ機にお
いて、入賞球を整列させる整列樋を形成した第1空間
と、該第1空間より後方に拡張し、前記第1空間の整列
樋に向って傾斜する傾斜面を有する第2空間を連通した
リヤカバーと、遊技盤の裏面側の所定位置に位置決めし
て配設され、入賞装置に対応する流路を形成した入賞球
集合カバーと、上記入賞球集合カバーの側方に位置決め
して配設され、制御装置を収納する回路ボックスと、上
記回路ボックス及び入賞球集合カバーを包括して覆う前
記リヤカバーとを備え、上記リヤカバーの背面板には開
口窓を設け、該開口窓に一枚の蓋部材を前記制御回路ボ
ックス及び入賞球集合カバーに亙って着脱自在に装着す
るようにしたので、パチンコ機の裏面側においてトラブ
ルが発生した場合に、一枚の蓋部材を外すだけで、上記
トラブルに対処することができ、作業性が極めてよい。
また、配線やコネクタ等を保護することができるので、
遊技店内における埃や球等がパチンコ機の裏面側に入り
込むことがなくなると共に、配線が他の機器に引っ掛か
って断線することがなく、実用的価値が極めて高い。
【図面の簡単な説明】
【図1】パチンコ機の正面図である。
【図2】パチンコ機の背面図である。
【図3】図2のA−A線断面図である。
【図4】リヤカバーの蓋部材を外した状態のパチンコ機
の背面図である。
【図5】機構枠セット部材及びリヤカバーを開放した状
態のパチンコ機の背面図である。
【図6】遊技盤の背面図である。
【図7】回路ボックス及び回路ボックス取付部材の斜視
図である。
【図8】蓋部材の斜視図である。
【符号の説明】
1 パチンコ機 2 前面枠 16 遊技盤 37 回路ボックス 38 機構機構枠セット部材 42 リヤカバー 47 整列樋 50 第1空間 51 第2空間 55 開口窓 56 入賞球集合カバー 58 蓋部材

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前面枠の裏面側に着脱自在に設置される
    遊技盤を有するパチンコ機において、 入賞球を整列させる整列樋を形成した第1空間と、該第
    1空間より後方に拡張し、前記第1空間の整列樋に向っ
    て傾斜する傾斜面を有する第2空間を連通したリヤカバ
    ーと、遊技盤の裏面側の所定位置に位置決めして配設さ
    れ、入賞装置に対応する流路を形成した入賞球集合カバ
    ーと、上記入賞球集合カバーの側方に位置決めして配設
    され、制御装置を収納する回路ボックスと、上記回路ボ
    ックス及び入賞球集合カバーを包括して覆う前記リヤカ
    バーとを備え、 上記リヤカバーの背面板には開口窓を設け、該開口窓に
    一枚の蓋部材を前記制御回路ボックス及び入賞球集合カ
    バーに亙って着脱自在に装着するようにしたことを特徴
    とするパチンコ機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2008023356A (ja) * 2007-09-12 2008-02-07 Takao:Kk 弾球遊技機の遊技盤装置
JP2012210542A (ja) * 2012-08-10 2012-11-01 Sanyo Product Co Ltd 遊技機

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