JP3742752B2 - パチンコ遊技機の球貯留供給装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、パチンコ遊技機の球貯留供給装置に係り、更に詳しくは遊技媒体及び賞品媒体に共通のパチンコ球を使用する遊技機の裏側上方部において、パチンコ球を貯留して供給できるようにした球貯留供給装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
この種のパチンコ遊技機の代表例の一つとして、例えばセーフ球及びアウト球の区分発生を含むゲームを展開し得る遊技機(以下パチンコ機ともいう)では、所定の枠サイズに構成された固定保持用の外枠の前側に、所定枠サイズに構成された開閉搭載用の前枠が、互いの一側縁上・下部に配設された開閉連結支持機構(ヒンジ部ともいう)及び他側縁に配設された鍵操作形態の施錠機構を利用して、開閉可能に組み付けられて閉鎖状態に施錠保持されるようになっている。そして、この前枠に必要な遊技構成部材として、収容枠、ガラス扉、上下の球皿、打球発射装置と関連部材等が夫々装備される一方、所要の遊技領域(各種遊技部品と多数本の遊技釘との配置設定)を構成した遊技盤が前記収容枠内にセット保持されており、また前枠裏側に球の貯留・排出処理部等を有する左右横開き形態の裏機構盤が装備されている。
【0003】
そして、このようなパチンコ機では、遊技盤の遊技領域内にパチンコ球(遊技球)を打ち出して展開されるゲームにおいて、各種の遊技入賞部品に入ったセーフ球と、アウト口に入ったアウト球とに区分し、これらを遊技済み球として最終的には遊技盤裏側から裏機構盤を介して機外へ排出する一方、各々のセーフ球に対して設定数の賞球を裏機構盤側から払出して前記上下の球皿側へ排出するようになっている。
【0004】
前述したパチンコ機にあって、前記裏機構盤では、遊技盤が収容枠に対して裏側から着脱交換可能に収容セットされる場合に対応した一般的な形態として、収容枠の外郭サイズに合わせてほぼ方形枠状に構成された盤本体を一つの開閉基枠体として、これに遊技済み球(セーフ球及びアウト球)を機外へ排出する排出路を形成する一方、機外の補給装置から供給される相当数のパチンコ球を予備賞球として貯留して給出し得る球タンク及びこの球タンクから給出したパチンコ球を収容して整列状に送出する整列樋を設置すると共に、整列樋の下端に連通する球通入路、この球通入路の下流に位置する球払出し装置、該球払出し装置から払い出された賞球を前記上下の球皿へ排出する賞球排出路等を夫々設けて、全体が1つのセット部材に構成されている。そして、この裏機構盤は、収容枠と盤本体(開閉基枠体)との一側縁上・下部に配設された開閉連結支持手段により開閉及び着脱可能に連結支持され、両者の他縁部に配設された固定保持手段により遊技盤の背面を所定間隔で覆蓋した閉鎖状態に固定化保持されるようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、遊技に供されているパチンコ機の裏機構盤では、前述した球タンクから整列樋、球通入路、そして球払出し装置に亘って相当数のパチンコ球を貯留・収容しており、これに加えて遊技に係わる必要な多くの電子制御基板及び電動部品を常備して、盤全体(開閉基枠体)がかなりの重量物体となっている。そして、遊技盤の着脱(新旧交換)時や裏側点検(各種遊技部品、電子基板、電気部品等の点検や修理・交換)時には、その都度管理者によって開放されて横開き状態のまま放置される。このような実施状況にあって、裏機構盤は、一般に樹脂成形された盤本体が比較的に耐荷重性の低く変形しやすい片持ち横開き式の開閉基枠体であることや前記開閉連結支持手段が互いの軸ピンと軸孔との径差のある嵌挿ヒンジ形態であること等に起因して、開放状態では反開閉連結支点側がかなり下降してしまう。このため、開閉連結支持部に無理な荷重が作用し、特に盤本体(開閉基枠体)と連結支持具との固定部分(ビス止め部分)が早期に脆弱化する問題があり、また比較的に回数の多い遊技盤の裏側点検では、開放される度に球タンク内の貯留球がこぼれ落ち、点検作業に煩わしさを伴っていた。
【0006】
本発明は、前述した従来の課題を解決すべく新規に提案されたもので、1つの球貯留供給部材として遊技機の裏側上方部に装備されて、パチンコゲームで発生したセーフ球に対する賞球の予備として、相当量のパチンコ球を貯留して供給(通出)し得るようにしたパチンコ遊技機の球貯留供給装置を提供し、以って遊技機における裏側構成を簡素化すると共に遊技盤の点検等を楽にすることを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
このような目的達成のため、本発明に係るパチンコ遊技機は、固定保持用の外枠と、この外枠に対して片持ち支持形態で開閉可能に連結支持されるとともに球皿を含む必要な各種構成部材が装備された開閉搭載用の前枠と、この前枠の裏側に設けられた収容枠と、この収容枠に着脱可能にセットされ、前面側に各種の遊技部品を有する遊技領域を構成した遊技盤と、前枠の裏側に前記収容枠を裏面側から覆って取り付けられ、遊技領域内で生じたセーフ球およびアウト球を裏側の経路から機外へ排出する一方、セーフ球に対して設定数の賞品球を裏側の球払出し装置から払出して球皿側に排出する機能を有する裏機構とを備えて構成される。そして、裏機構が、収容枠の背面の上方部に装備されて球の貯留・供給処理を図る球貯留供給機構部と、収容枠の背面の中央部および下方部にかけて装備され、球払出し装置を有して球の排出及び払出し処理を図る球払出し排出機構部とから構成され、球貯留供給機構部が、収容枠の背面の上方部に相応するサイズのほぼ横長方形状に形成された開閉基枠体と、開閉機枠体の背面上部に設けられて相当量のパチンコ球を貯留して給出し得るタンク部材と、タンク部材に繋がって設けられてタンク部材から給出したパチンコ球を受けて整列状態で球払出し装置に送出し得る整列樋部材とを備えて構成され、開閉基枠体の上側縁に設けられた開閉連結支持手段が前枠の裏面に連結され、開閉機枠体が前枠に開閉連結支持手段を中心として上下に揺動して遊技盤の背面上方部に所定間隔で近接する向きと隔離する向きとに開閉可能であり、且つ固定保持手段を介して閉鎖状態に固定保持されるように構成されている。
なお、整列樋部材における出口部に、整列樋部材から球払出し装置へのパチンコ球の送出を規制し得る球止め手段が設けられているのが好ましい。
【0008】
このような構成の球貯留供給装置によれば、前枠裏側の収容枠における背面上方側に相応するサイズのほぼ横長方形状に形成された開閉基枠体を、開閉連結支持手段を介して遊技盤の背面上方部に所定間隔で近接する向きと隔離する向きとに開閉可能に連結支持しており、前枠の裏機構を構成する他の部材から独立してこの開閉基枠体を開閉自在としているので、遊技機における裏側構成を簡素化すると共に遊技盤の点検等が楽である。
【0009】
特に、開閉基枠体を開閉連結支持手段を介して遊技盤の背面上方部において上方に開閉可能となるように連結支持しているので、開閉連結支持手段を構成する連結ピンに曲げ方向の荷重が作用することがなく、連結支持手段の変形、すなわち、連結ピンの変形の問題がない。また、このように上方に開閉可能に構成することにより、連結支持手段による支持荷重を大きくすることができるので、本発明のように、この開閉基枠体の背面側において、上方にタンク部材を設置し、下方に整列樋部材を設置して、開閉基枠体を本体にしてタンク部材及び整列樋部材を合わせた1つの球貯留供給機構として構成した場合に、この球貯留供給機構を連結支持手段によりその変形の問題などを生じさせることなく開閉自在に支持することができる。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の好適な実施形態を図面参照して説明する。なお本実施形態では、遊技領域内でセーフ球とアウト球の区分発生を含むパチンコゲームを展開し得るパチンコ機に、同機裏側に球貯留供給装置を含む裏機構を設けた実施形態を示す。
【0011】
まずパチンコ機全体の基本的構成を図1〜図2を参照して説明すると、機枠又は機体として所定の外郭方形枠サイズに構成された固定保持用の外枠1の前側に、これに合わせた方形枠サイズに構成された開閉搭載用の前枠2が、互いの正面左側上下部に配設された開閉連結支持機構3a,3b及び正面右側内部に配設された施錠装置4を利用して、開閉(片持ち横開き)及び着脱が可能に組付けられて閉鎖状態に保持される。そしてこの前枠2の各部に必要な遊技構成部材として、前枠2の前側面域に合わせた方形枠サイズのガラス扉(ガラス窓ともいう)5、前枠2の窓口2a裏側に合わせた方形枠サイズの収容枠6、上、下の球皿7a,7b及び打球発射装置8等が夫々装備される一方、パチンコゲームを展開し得る遊技盤10が、前記収容枠6の収容面域に対して水平姿勢・位置の縦向きで着脱交換可能にセット保持されて、前面の遊技領域11を前記ガラス扉5の正面に臨ませており、前枠2の裏側に後述する裏機構が装備されている。
【0012】
なお、前記前枠2と収容枠6とは、一体に樹脂成形された前後2重枠形態を例示する。また前記遊技盤10は、収容枠6の収容面域の内法に合わせた方形サイズで裏側から着脱されるタイプを例示し、収容面域の周囲に配設された係合レバー12で固定保持されるようになっている。そして盤前面のレール15の内側に、各種の遊技部品(入賞成立発生する大小の入賞具や図柄表示装置を含む)と多数本の遊技釘との配置設定に基づく前記遊技領域11とアウト口16を構成し、盤裏側には各入賞具の裏出口から転出するセーフ球を案内する球寄せカバー17が取着されている(図2参照)。その余の構成として、図示しないが前記上の球皿7aの下流内側に球送りカセット、前記収容枠6の下部盤前面に発射レール等が夫々装着されており、また遊技領域11内に到達し得なかった遊技球(ファール球ともいう)を受け入れて収容枠6の下部盤裏側から下の球皿7b側へ戻すファール球排出路が形成されている。
【0013】
さて、前述したパチンコ機に実施される前記裏機構は、全体として前記収容枠6の背面外郭サイズに合わせたほぼ方形状とされ、大別的に観て収容枠6背面の上方部側に装備されて球の貯留・供給処理を図る第1の機構部としての球貯留供給機構部20と、収容枠6の背面の中央部及び下方部にかけて装備されて、球の排出及び払出し処理を図る第2の機構部としての球払出し排出機構部40とに独立区分して、裏機構全体の重量分割化を可能とし、また遊技盤の着脱(新旧交換)時と、点検・修理時との条件、状況に対応して各機構部20,40が単独で開閉及び着脱が可能にされて、互いに整合連絡状態で閉鎖保持されるようになっている。そこでこの裏機構について前記各機構部20,40毎に区分して詳細に説明する。
【0014】
【球貯留供給機構部(第1の機構部)】
この球貯留供給機構部(以下第1の機構部ともいう)20は、球貯留供給装置の実施例とされるもので、図3〜図4に示すように基本的な構成として、上下縦開き形態の盤本体をなす1つの開閉基枠体21に、予備賞球用のタンク部材22及び整列樋部材23、受電・入出力用のターミナル基板24aを備えるとともにカバー24bにより覆われて構成されたターミナル制御部24そして関連機構・部材等が夫々装備されて、全体がユニット化されたセット部材として構成されて取り扱い得るようになっている。
【0015】
前記開閉基枠体21は、その外郭サイズとして図2等に示すように、前記収容枠6の背面上方部(上端から約1/4位)に相応する横長方形サイズの箱蓋形状に樹脂成形されており、各部に凹所、位置決め用のボス部や係合部等が形成されると共に、下辺内側に、遊技盤10の遊技領域11の背面の主要範囲の上限の目安となる補強用の仕切り壁25が形成されている(図5等参照)。そして図3,図5等に示すように、上側縁左右の開閉連結支持手段30,30と左右側縁の施錠用の固定保持手段38,38を利用して、基枠体21全体が上下方向の開閉と左右方向の着脱とが可能に連結支持されると共に、遊技盤10の背面上方部(盤上端から約1/4位)を所定間隔で覆蓋する閉鎖状態にセット保持し得るようになっている。ただし開閉基枠体21では、その内側(機全体から観て前側)の周辺部や内部に縦横のリブ等が形成されて耐荷重性の高い補強構造とされている。
【0016】
前述した開閉基枠体21に係る前記左右の開閉連結支持手段(単に支持手段ともいう)30,30は、ともに図9〜図10に例示するように、前枠2の裏側上部にビス固定された支持具31の支片31aの支軸31bと、開閉基枠体21の上縁内側(前側)に一体成形された軸受けフック部26の軸受け口26aとによるフックヒンジ形態とされており、支軸31bと軸受け口26aとの嵌合、抜脱により、連結及び着脱が可能となっている。このもとで、開閉基枠体21の左右の側端が、前記収容枠6の裏側左右の所定位置に形成された位置決め部6a,6aに係止されて、左右の支持手段30,30の水平連結支持位置を基準にして適正な水平姿勢・位置に保持されるようになっている(図3参照)。なお各支持具31では、その支片31aの先端下縁に斜状部31cを形成して開閉基枠体21の上方回動開放時に上縁と干渉しないようになっており、また支軸31bのねじ孔31dに軸受けフック部26に対する左右の位置決めストッパー用のビス32をねじ込み得るようになっている。左右の支持手段30,30の支点(支軸31bと軸受け口26a)は、同一水平線上に整一されている。一方各軸受けフック部26は、逆Uの字鈎形に形成されて両側及び下側を開口した軸受け口を利用して、支軸31bに対して着脱可能に掛着嵌合し得、また前記ビス32を外して軸方向に抜脱し得るようになっている。
【0017】
このように構成される支持具31およびフック部26の変形例を図11〜13に示している。具体的には、図11に示すように支片31a(1)を斜め上方に傾けて支軸31b(1)の位置を上方に設定した支持具31(1)を用い、この支軸31b(1)に図10に示したものと同一のフック部26を係止させるようにしても良い。さらに、図12に示すように、L字状プレートから支持具31(2)を構成し、基片31c(2)を前枠2の上面にビス止めし、支片31a(2)を上方に折り曲げるとともに支軸31b(2)を取り付け、ここに図10に示したものと同一のフック部26を係止させるようにしても良い。また、図13に示すようにフック部26(3)に支軸26a(3)を設け、この支軸26a(3)を支持具31(3)の軸受け口31a(3)に係止するように構成しても良い。
【0018】
一方前記固定保持手段(単に保持手段ともいう)38,38は、ともに図14に例示するように、前記収容枠6の左右の各側縁部の所定位置に突設された支筒38aに対して回動可能に軸支された係合具38bと、開閉基枠体21の左右の各辺部の所定位置に形成された係合凹口21aとによる施錠係合形態とされており、係合具38bの係合片38cが適度の弾性変形を利用して係合凹口21aに圧接係合して開閉基枠体21を強く緊締し得るようになっている。なお係合具38bでは、軸支部品に通常のドライバー工具で弛め得るビス39を例示し、係合片38cに摘み38dを形成してもよく、他のロック形態であってもよい。例えば、図15に示すように、開閉基枠体21に係合ピン21a(1)を取り付け、これに係合レバー38(1)の係合口38a(1)を係止させるようにしても良い。
【0019】
前述した開閉基枠体21に装着された前記タンク部材22は、図5、図7等に示すように開閉基枠体21の左寄り上部に形成された凹部21b内に一部を嵌合した状態で左右の支持部22a,22aをボスに位置決めしてビス固定されており、機外の補給装置(図示しない)から供給される相当数のパチンコ球を予備賞球として貯留して下端の球出口22bから排出し得るようになっている。なおこの球貯留部では、球検出手段として図4に示すように、タンク部材22の底部に取着された球検知レバー27aと、凹部21bの底部に取着されたスイッチ27bとを備え、貯留球の減少を検知し得るようになっている。これに対して前記整列樋部材23は、タンク部材22の球出口22bに合わせた下方において、各部の支持部23aをボスに位置決めして所要の球流れ勾配でビス固定されており、タンク部材22から供給された多数の予備賞球を賞球路(2列を例示する)23b内に整列状に収容して下端の変向出口23cに送出し得るようになっている。なおこの整列樋部材23は、基本的にはその支板両端を開閉基枠体21の下縁両端に形成された基準部21cに位置決めして設置され、各支持部23aの長孔を利用して球流れ勾配が微調整可能とされている。
【0020】
また、前記ターミナル制御部24では、前記開閉基枠体21の右側上部に凹設された方形の収容室21d内に回路基板24aが収容設置され、収容室21dの開口面側に合わせてカバー24bが取着されている。なお回路基板24aにおいては、図示しないが遊技ホール側からの電源、パチンコゲーム内容の情報、球切れ情報等に係る必要な回路、デバイス及び電線(コード)用コネクター等が配置、接続されている。またカバー24bは、ビス等を利用した着脱形態を例示したが、支持手段及び保持手段を利用した開閉形態であってもよい。図中の符号28は、整列樋部材23の中央部上方で開閉基枠体21に軸支された振子状の球均し具、29は整列樋部材23の下流部上面に取着された回動可能な球押え具を示す。
【0021】
そして、開閉基枠体21に付設された前記関連構成(機構・部材)として、貯留球の球抜き機構35が前記整列樋部材23の変向出口23cに合わせて装備されている。この機構35では、図3に例示されるように、開閉基枠体21に軸支されて常には施錠(閉鎖)方向に適宜付勢保持された操作レバー36と、開閉基枠体21に軸支されて操作レバー36の係合子36aで規制される開閉レバー37とを有し、操作レバー36が施錠位置と解錠位置とに保持されることに対して、開閉レバー37が操作レバー36から拘束、解放されて整列樋部材23の変向出口23cの閉鎖球案内と開放球抜きとが可能になっている。ちなみに操作レバー36は、前側球抜き操作として前記ガラス扉5の正面左上部に形成された小孔5a及び前枠2の正面左上部に形成された小孔(図示しない)に亘って押通される操作棒39(図4参照)の押動力で解錠(開放)し得、また裏側球抜き操作として開放された前枠2の裏側(図3参照)において、直接の指先操作力で解錠し得るようになっている。
【0022】
【球払出し排出機構部】
この球払出し排出機構部(以下第2の機構部ともいう)40は、球払出し排出装置の実施例とされるもので、図16〜図21に示すように基本的な構成として、左右横開き形態の盤本体をなす1つの開閉基枠体41に、遊技済み球(セーフ球とアウト球)の集合排出経路42、排出された賞球の球皿側への賞球排出経路43、前記第1の機構部20側から送出される賞球の通入経路44及び球払出し部45そして関連機構・部材等が夫々装備されて、全体がユニット化されたセット部材として構成されて取扱い得るようになっている。
【0023】
前記開閉基枠体41は、図2および図16に示すように前記収容枠6の背面下方部に相対するほぼ横長方形サイズに樹脂成形された下方の主枠41aと、収容枠6の背面中央部に相対するコの字形サイズに樹脂成形された上方の副枠41bとが互いに強固に組付け固定されて、全体では、収容枠6の約3/4位に相応する外郭サイズで耐荷重性の高い組立て基枠体として構成されており、主、副枠41a,41b間に前記遊技盤10の遊技領域11の主要部背面を透視・点検し得る方形状の窓口2aが形成されている。そしてこの開閉基枠体41は、図2中右側縁上下の開閉連結支持手段46,46と左側縁上下の施錠用の固定保持手段47,47を利用して、基枠体全体が左右方向の開閉と上下方向の着脱とが可能に連結支持されると共に、遊技盤10の背面を所定の球通出間隔をおいて覆蓋する閉鎖状態にセット保持し得るようになっている。
【0024】
前述した開閉基枠体41に係る前記上下の開閉連結支持手段(単に支持手段ともいう)46は、図21(A)に例示するように前記収容枠6の右側上下部にビス固定された各支持具46aの支片46bの支軸46cと、主枠41aと副枠41bとの右側縁各部にビス固定された各掛止具46dの掛片46eの軸孔46fとによる嵌挿ヒンジ形態とされており、支軸46cと軸孔46fとの嵌挿、抜脱により、連結及び着脱が可能となっている。なお支軸46cと軸孔46fとの間に、ガタ付き防止用のスリーブを嵌合してもよい。一方前記固定保持手段(単に支持手段ともいう)47は、図21(B)に例示するように収容枠6の左側上下部にビス固定された係合具47bと、主枠41aと副枠41bとの左側縁各部に形成された各支台部にビス止め軸支された係合レバー47aとによる施錠係合形態とされており、開閉基枠体41の閉鎖状態において、各支台部の孔41cから裏側に突出した係合具47bの係合口と、係合レバー47aの係合口とを直交方向に係合して開閉基枠体41を強く緊締し得るようになっている。
【0025】
前述の開閉基枠体41における前記集合排出経路では、図16に示すように前記主枠41aの内側上方部に区画形成された球受け室48aと、この球受け室48aの下部に合わせて開口された球通口48bと、主枠41aの外側(背面側)下部に区画形成された集合路42とを連絡して、遊技盤10のアウト口16から転出されたアウト球と、各入賞具18から転出されたセーフ球とを球受け室48a内に受入れて最終的には集合路42下端の出口から機裏側へ排出処理し得るようになっている。
【0026】
一方、賞球排出経路43では、図16に示すように主枠41aの外側(背面側)上部から下方に亘って区画形成された賞球路43aと、この賞球路43a上方に開口連通された上球出口43bと、賞球路43aの下端に開口された下球出口43cを有し、後述の球払出し装置45から払出された賞球を、賞球路43a上方から上球出口43bを介して前記上の球皿7a側へ排出し、次いで上球出口43b周辺から溢れ出た余剰賞球を迂回路を介して賞球路43aの下球出口43cに排出して図2に示す連絡容器19を介して前記下の球皿7b側へ排出するようになっている。なおこの賞球排出経路43では、球検知手段として図16に略示するように、下球出口43cの近傍に取着された球感知レバー49aと、このレバー49aで押動されるスイッチ49bとを有し、賞球排出路43内の賞球充満状態を検知し得るようになっている。
【0027】
また前述した開閉基枠体41における前記賞球用の通入経路44では、図17に示すように前記副枠41bの右側に構成された樋部50の縦央に、くの字状の通入路(前後2列を例示する)44aが区画形成されて、各路上端の入口が前記第1の機構部20における整列樋部材23の賞球路23bの変向出口23cと上下に整合連絡されており(図17参照)、そして通入経路44の上部に予備賞球の通入状況や有無を確認検知するための球検出具51が着脱可能にセットされている。なお球検出具51では、箱型のケース体内に区画形成された2列の通路内を流通する予備賞球を、球検出手段(図示せず)で検出し得るようになっている。
【0028】
一方前記球払出し部45では、図17に略示するように前記副枠41bの下方部で前記通入経路44の下端に凹設されたセット口に、電子制御形態の球払出し装置45が着脱可能に収容セットされており、この装置45の直下方(副枠41bの下方端)に区画形成された払出し口43が、前記主枠41aにおける賞球排出経路43の賞球路43aの上方入口に整合連絡されるようになっている。なおこの球払出し装置45では、箱型のケース体45a内に区画形成されて各通入路44下端と連絡する2列の通路45b内に通入した予備賞球を、電子制御される駆動手段(図示しない)で回転・停止される回転球送り体45cで1球ずつ払出し口45dに払出し、所定個数のカウント検出に基づいて払出し終了するようになっている。
【0029】
また第2の開閉基枠体41においては、前記第1の機構部20側の予備賞球の球抜き経路53として、図17、図18等に略示するように、前記副枠41bの右側縁に前記通入経路44と縦列状態で区画形成された第1の球抜き路53と、前記主枠41aの右側に前記賞球路23bに沿って区画形成された第2の球抜き路54とが上下整合連絡されて、前記タンク部材22及び整列樋部材23内の貯留球を、前記球抜き機構35の開放に基づいて抜出し、最終的には機裏側へ排出できるようになっている。なお第1の球抜き路53の上端入口53aは、図17に示すように前記通入経路44の通入路44aの入口と区画壁部53bで区分されたもとで、整列樋部材23の変向出口23cの右下部に臨み、前記開閉レバー37の開放時に連絡されるようになっている。
【0030】
前述した第2の機構部40は、前記第1の機構部20が閉鎖セット状態にあるもとで、開閉できるように設定されている。この条件にあって、両機構部20,40の互いの関連構成として、図2に略示するように第2の開閉基枠体41における副枠41bの上縁部40aが、第1の開閉基枠体21の下縁部21eに外側(背面側)から整合当接するようになっており、そして両縁部40a,21eの中央部に設けられた整合手段55で固定化保持されるようになっている。この整合手段55は、第1の開閉基枠体21における支持手段38と同様な形態例として、下縁部21e中央(前記整列樋部材23の下方中央)に軸支された回動施錠用の係合レバー55aが、上縁部40a中央に形成された係合部40bに強く圧接係合して、両縁部40a,21eを整合保持し得るようになっている。
【0031】
このように構成すれば、相当数のパチンコ球を貯留したタンク部材22を有した第1の機構部20は閉鎖状態のまま、球の払い出し排出を行う複雑な機構を有した第2の機構部40のみを単独で開閉することができ、その点検整備が容易である。さらに、遊技部品、機構が多数設けられていてその点検、修理が必要となることが多い遊技領域部の裏側に第2の機構部40が位置するようになっているため、遊技領域部の裏側の点検、修理等が容易である。このとき、タンク部材22は閉鎖状態で固定されているため、その内部に貯留された球が外にこぼれ落ちるようなことがない。
【0032】
一方両機構部20,40における前記整列樋部材23と前記通入経路44との間の球通入規制として、図18に示すように前記球抜き機構35における開閉レバー37の下端に延出形成した球区分案内用の仕切り片37aが、通入路44と第1の球抜き路53との区画壁部53bに形成された凹口に出没自在に突入して、変向出口23cから通入路44に通入する球を2列にスムーズに区分案内し得るようになっている。なお、図22に、操作レバー36′および開閉レバー37′の変形例を示している。さらに、図23に開閉レバー37″を固定保持した例を示している。
【0033】
また第1の機構部20側の予備賞球の球止め手段として、図20に示すように整列樋部材23の変向出口23cの所定位置に、球止め棒60が着脱自在に挿入できるようになっている。この球止め棒60は、前述した球抜き用の操作棒39と兼用できるものを例示し、変向出口23cの外側及び内側の仕切り壁に形成された小孔23d及び前記開閉基枠体21の下部に形成された小孔23eとに亘って水平状に挿入保持されて、変向出口23c内の下から第2段目の球を直接係止する例を示す。
【0034】
そして前述のように構成された第2の機構部40におけるその余の構成として、前記主枠41aの外側(背面側)の各部に、パチンコゲームに係る必要な電子制御手段として、遊技基板、払出し基板そして音、光に関する基板(図示しない)さらには球貸しに関する基板等が夫々装備されている。これにより裏機構全体の総重量が、前記第1の機構部20の球貯留状態時の重量と、第2の機構部40の基板装着状態時の重量とに2分化されて、重量軽減化された夫々の機構部20,40が単独で楽に開閉できるようになっている。なお第2の機構部40については、前記主枠41a及び副枠41bを一体樹脂成形して単一の開閉基枠体としてもよい。
【0035】
以上においては、第1の機構部20を上下に開閉する構造とし、第2の機構部40を左右に開閉する構造としているが、第1および第2の機構部をともに左右に開閉する構造としても良い。これについて以下に簡単に説明する。このとき、上述した図1〜図23に示すパチンコ機と同一構成部分もしくは部品については同一番号を付して簡単に説明する。
【0036】
左右に開閉する構造の第1の機構部(球貯留供給機構部)120を有した裏機構全体を図24に示しており、この第1の機構部120を拡大して図25および図26に示している。この第1の機構部120は、基本的な構成として、左右横開き形態の盤本体をなす1つの開閉基枠体121に、予備賞球用のタンク部材22及び整列樋部材23、ターミナル制御部24そして関連機構・部材等が夫々装備されて、全体がユニット化されたセット部材として構成されて取り扱い得るようになっている。
【0037】
前記開閉基枠体121は、前記収容枠6の背面上方部(上端から約1/4位)に相応する横長方形サイズの箱蓋形状に樹脂成形されている。。そして図25等に示すように、右側縁に設けられた開閉連結支持手段(ヒンジ)130と上側縁および左側縁の施錠用の固定保持手段138を利用して、基枠体121全体が左右方向の開閉と上下方向の着脱とが可能に連結支持されると共に、遊技盤10の背面上方部(盤上端から約1/4位)を所定間隔で覆蓋する閉鎖状態にセット保持し得るようになっている。ただし開閉基枠体121では、その内側(機全体から観て前側)の周辺部や内部に縦横のリブ等が形成されて耐荷重性の高い補強構造とされている。
【0038】
前述した開閉基枠体121に係る前記開閉連結支持手段(単に支持手段ともいう)130は、図27に例示するように収容枠6の右側上部にビス固定された支持具131の上下の支片131aの支軸131bと、開閉基枠体121の右縁内側にビス固定された掛止具132の軸孔132aとによる嵌挿ヒンジ形態とされており、支軸131bと軸孔132aとの嵌挿、抜脱により、連結及び着脱が可能となっている。このもとで、開閉基枠体121の所定位置が、前記収容枠6の所定位置に形成された位置決め部6aに係止されて、支持手段130の連結支持位置を基準にして適正な水平姿勢・位置に保持されるようになっている(図25参照)。すなわち、多数のパチンコ球を有するタンク部材122を備えて重量が大きな開閉基枠体121は、図25において右側端部において開閉連結支持手段130により支持され、左側端部においては位置決め部6a上に係止されて支持されて、適正な水平姿勢・位置に保持されるようになっている。なお支軸131bと軸孔132aとの間にガタ付き防止用のスリーブ133を必要に応じて嵌合してもよい。
【0039】
一方前記固定保持手段(単に保持手段ともいう)138は、図28(A)および(B)に例示するように、前記収容枠6の当該辺部の所定位置に突設された支筒138aに対して回動可能に軸支された係合具138bと、開閉基枠体121の当該辺部の所定位置に形成された係合凹口121aとによる施錠係合形態とされており、係合具138bの係合片138cが適度の弾性変形を利用して係合凹口121aに圧接係合して開閉基枠体121を強く緊締し得るようになっている。なお係合具138bでは、軸支部品に通常のドライバー工具で弛め得るビス139を例示し、係合片138bに摘み138dを形成してもよく、他のロック形態であってもよい。
【0040】
前述した開閉基枠体121に装着された前記タンク部材22は、開閉基枠体121内に一部を嵌合した状態で左右の支持部22a,22aをボスに位置決めしてビス固定されており、機外の補給装置(図示しない)から供給される相当数のパチンコ球を予備賞球として貯留して下端の球出口22bから排出し得るようになっている。なおこの球貯留部では、球検出手段として図26に示すように、タンク部材22の底部に取着された球検知レバー27aと、凹部21bの底部に取着されたスイッチ27bとを備え、貯留球の減少を検知し得るようになっている。これに対して前記整列樋部材23は、タンク部材22の球出口22bに合わせた下方において、各部の支持部23aをボスに位置決めして所要の球流れ勾配でビス固定されており、タンク部材22から供給された多数の予備賞球を賞球路(2列を例示する)23b内に整列状に収容して下端の変向出口23cに送出し得るようになっている。なおこの整列樋部材23は、基本的にはその支板両端を開閉基枠体121の下縁両端に形成された基準部21cに位置決めして設置され、各支持部23aの長孔を利用して球流れ勾配が微調整可能とされている。
【0041】
また、前記ターミナル制御部24では、前記開閉基枠体21の右側上部に凹設された方形の収容室21d内に回路基板24aが収容設置され、収容室21dの開口面側に合わせてカバー24bが取着されている。なお回路基板24aにおいては、図示しないが遊技ホール側からの電源、パチンコゲーム内容の情報、球切れ情報等に係る必要な回路、デバイス及び電線(コード)用コネクター等が配置、接続されている。
【0042】
【球払出し排出機構部】
球払出し排出機構部(第2の機構部ともいう)40は、前述した球払出し排出装置の実施例の構成、すなわち、図11〜図18に示す構成と同一であるので、その説明は省略する。
【0043】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明に係る球貯留供給装置によれば、前枠裏側の収容枠における背面上方側に相応するサイズのほぼ横長方形状に形成された開閉基枠体を、開閉連結支持手段を介して遊技盤の背面に所定間隔で近接する向きと隔離する向きとに開閉可能に連結支持しており、前枠の裏機構を構成する他の部材から独立してこの開閉基枠体を開閉自在としているので、遊技機における裏側構成を簡素化すると共に遊技盤の点検等が楽になる。
【0044】
特に、開閉基枠体を開閉連結支持手段を介して遊技盤の背面上方部において上方に開閉可能となるように連結支持しているので、開閉連結支持手段を構成する連結ピンに曲げ方向の荷重が作用することがなく、連結支持手段の変形、すなわち、連結ピンの変形の問題がない。
【0045】
また、このように上方に開閉可能に構成することにより、連結支持手段による支持荷重を大きくすることができるので、本発明のように、この開閉基枠体の背面側において、上方にタンク部材を設置し、下方に整列樋部材を設置して、開閉基枠体を本体にしてタンク部材及び整列樋部材を合わせた1つの球貯留供給機構部材として構成した場合に、この球貯留供給機構部材を連結支持手段によりその変形の問題などを生じさせることなく開閉自在に支持することができる。すなわち、このように上方に開閉可能に構成することにより、連結支持手段による支持荷重を大きくすることができ、この開閉基枠体の背面側において、上方に相当数のパチンコ球を貯留して重量が大きくなるタンク部材を設置し、下方に整列樋部材を設置して、開閉基枠体を本体にしてタンク部材及び整列樋部材を合わせた1つの球貯留供給機構部材として構成することができ、しかもこの球貯留供給機構部材を連結支持手段により開閉自在になんら支障無く支持することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る球貯留供給装置を有したパチンコ遊技機の正面図である。
【図2】前記パチンコ遊技機における前枠の裏面に設けられる裏機構を示す背面図である。
【図3】上記裏機構の上部に設けられる球貯留供給機構部を示す背面図である。
【図4】上記球貯留供給機構部と、その構成部材である整列樋部材23、ターミナル制御部24、球抜き機構35および球均し具28とを示す平面図である。
【図5】上記球貯留供給機構部を、図3の矢印A−Aに沿って示す断面図である。
【図6】上記球貯留供給機構部を、図3の矢印B−Bに沿って示す断面図である。
【図7】上記球貯留供給機構部を、図3の矢印C−Cに沿って示す断面図である。
【図8】上記球貯留供給機構部を、図3の矢印D−Dに沿って示す断面図である。
【図9】上記球貯留供給機構部における開閉基枠体の開閉作動を側面から見て示す説明図である。
【図10】上記球貯留供給機構部における開閉基枠体を上下に開閉自在に支持する開閉連結支持手段を示す斜視図である。
【図11】上記球貯留供給機構部の上部構成の変形例を示す側面図である。
【図12】上記球貯留供給機構部における開閉基枠体を上下に開閉自在に支持する開閉連結支持手段の変形例を示す斜視図である。
【図13】上記球貯留供給機構部における開閉基枠体を上下に開閉自在に支持する開閉連結支持手段の別の変形例を示す斜視図である。
【図14】上記球貯留供給機構部における開閉基枠体を固定保持する固定保持手段の変形例を示す斜視図である。
【図15】上記球貯留供給機構部における開閉基枠体を固定保持する固定保持手段の別の変形例を示す斜視図である。
【図16】前記パチンコ遊技機における裏機構の下部に設けられる球払い出し排出機構部を示す背面図である。
【図17】上記球払い出し排出機構部における球払い出し部を拡大して示す断面図である。
【図18】上記球払い出し排出機構部における球払い出し部の上部およびこれに対向する球貯留供給機構部の一部を拡大して示す断面図である。
【図19】上記球払い出し排出機構部を構成する主枠を図16の矢印Eの方向から見て示す平面図である。
【図20】上記球払い出し排出機構部における球払い出し部の上部およびこれに対向する球貯留供給機構部の一部を側方からみて且つ拡大して示す断面図である。
【図21】上記球払い出し排出機構部における開閉連結支持手段および固定保持手段を示す斜視図である。
【図22】上記球払い出し排出機構部における球払い出し部の上部およびこれに対向する球貯留供給機構部の異なる構成例を示す断面図である。
【図23】上記球払い出し排出機構部における球払い出し部の上部およびこれに対向する球貯留供給機構部のさらに異なる構成例を示す断面図である。
【図24】本発明に係るパチンコ遊技機における裏機構の異なる例を示す背面図である。
【図25】上記異なる例に係る裏機構の上部に設けられる球貯留供給機構部を示す背面図である。
【図26】上記球貯留供給機構部と、その構成部材である整列樋部材23、ターミナル制御部24、球抜き機構35および球均し具28とを示す平面図である。
【図27】上記異なる例に係る裏機構における開閉基枠体を左右に開閉自在に支持する開閉連結支持手段を示す斜視図である。
【図28】上記異なる例に係る裏機構における開閉基枠体を固定保持する固定保持手段を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 外枠
2 前枠
5 ガラス扉
6 収容枠
10 遊技盤
20 球貯留供給機構部(第1の機構部)
21 開閉基枠体
22 タンク部材
23 整列樋部材
24 ターミナル制御部
30 開閉連結支持手段
38 固定保持手段
40 球払い出し排出機構部(第2の機構部)
41 開閉基枠体
41a 主枠
41b 副枠
42 集合排出経路
43 賞球排出経路
44 通入経路
45 払い出し部
46 開閉連結支持手段
50 樋部
51 球検出具

Claims (2)

  1. 固定保持用の外枠と、
    前記外枠に対して片持ち支持形態で開閉可能に連結支持されるとともに球皿を含む必要な各種構成部材が装備された開閉搭載用の前枠と、
    前記前枠裏側に設けられた収容枠と、
    前記収容枠に着脱可能にセットされ、前面側に各種の遊技部品を有する遊技領域を構成した遊技盤と、
    前記前枠の裏側に前記収容枠を裏面側から覆って取り付けられ、前記遊技領域内で生じたセーフ球およびアウト球を裏側の経路から機外へ排出する一方、セーフ球に対して設定数の賞品球を裏側の球払出し装置から払出して前記球皿側に排出する機能を有する裏機構とを備えたパチンコ遊技機にあって、
    前記裏機構が、前記収容枠の背面の上方部に装備されて球の貯留・供給処理を図る球貯留供給機構部と、前記収容枠の背面の中央部および下方部にかけて装備され、前記球払出し装置を有して球の排出及び払出し処理を図る球払出し排出機構部とから構成され、
    前記球貯留供給機構部が、前記収容枠の背面の上方部に相応するサイズのほぼ横長方形状に形成された開閉基枠体と、前記開閉機枠体の背面上部に設けられて相当量のパチンコ球を貯留して給出し得るタンク部材と、前記タンク部材に繋がって設けられて前記タンク部材から給出したパチンコ球を受けて整列状態で前記球払出し装置に送出し得る整列樋部材とを備えて構成され、
    前記開閉基枠体の上側縁に設けられた開閉連結支持手段が前記前枠の裏面に連結され、前記開閉機枠体が前記前枠に前記開閉連結支持手段を中心として上下に揺動して前記遊技盤の背面上方部に所定間隔で近接する向きと隔離する向きとに開閉可能であり、且つ固定保持手段を介して閉鎖状態に固定保持されるように構成したことを特徴とするパチンコ遊技機の球貯留供給装置。
  2. 前記整列樋部材における出口部に、前記整列樋部材から前記球払出し装置へのパチンコ球の送出を規制し得る球止め手段が設けられていることを特徴とする請求項1に記載のパチンコ遊技機の球貯留供給装置。
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