JP2002200293A - 弾球遊技機 - Google Patents

弾球遊技機

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JP2002200293A
JP2002200293A JP2000401458A JP2000401458A JP2002200293A JP 2002200293 A JP2002200293 A JP 2002200293A JP 2000401458 A JP2000401458 A JP 2000401458A JP 2000401458 A JP2000401458 A JP 2000401458A JP 2002200293 A JP2002200293 A JP 2002200293A
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frame
closing
base frame
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JP2000401458A
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Kenkichi Yoshida
賢吉 吉田
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Sammy Corp
Samy KK
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Sammy Corp
Samy KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 機裏側に、パチンコ球を貯留供給する機構部
とパチンコ球払出し及び排出処理をなす機構盤の強化並
びに簡素化を図り、裏側点検等を容易にする。 【解決手段】 パチンコ遊技機は、外枠1に開閉可能に
連結支持された前枠2の各部に球皿を含む必要な各種構
成部材が装備され、前枠裏側に設けられた収容枠6に遊
技盤10が着脱可能にセットされて構成される。前枠の
裏側上方部側に位置してパチンコ球の貯留給出を行う第
1の機構部20と、裏側中央部側に位置してパチンコ球
の排出処理及び払出し処理を行う第2の機構部40とが
上下に区分して整合連絡可能に組付けられている。第1
の機構部20では、開閉基枠体21を、開閉連結支持手
段30により開閉可能に連結支持し、第2の機構部40
では、開閉基枠体41を、開閉連結支持手段46により
開閉可能に連結支持する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、遊技媒体及び賞
品媒体に共通の弾球を使用する弾球遊技機に係り、更に
詳しくは、機裏側に、球貯留供給及び球処理に係る機構
部材を備えた弾球遊技機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種の弾球遊技機の代表例の一つとし
て、例えばセーフ球及びアウト球の区分発生を含むゲー
ムを展開し得る遊技機(以下パチンコ機ともいう)で
は、所定の枠サイズに構成された固定保持用の外枠の前
側に、所定枠サイズに構成された開閉搭載用の前枠が、
互いの一側縁上・下部に配設された開閉連結支持機構
(ヒンジ部ともいう)及び他側縁に配設された鍵操作形
態の施錠機構を利用して、開閉可能に組み付けられて閉
鎖状態に施錠保持されるようになっている。そして、こ
の前枠に必要な遊技構成部材として、収容枠、ガラス
扉、上下の球皿、打球発射装置と関連部材等が夫々装備
される一方、所要の遊技領域(各種遊技部品と多数本の
遊技釘との配置設定)を構成した遊技盤が前記収容枠内
にセット保持されており、また前枠裏側に球の貯留・排
出処理部等を有する左右横開き形態の裏機構盤が装備さ
れている。
【0003】そして、このようなパチンコ機では、遊技
盤の遊技領域内にパチンコ球(遊技球)を打ち出して展
開されるゲームにおいて、各種の遊技入賞部品に入った
セーフ球と、アウト口に入ったアウト球とに区分し、こ
れらを遊技済み球として最終的には遊技盤裏側から裏機
構盤を介して機外へ排出する一方、各々のセーフ球に対
して設定数の賞球を裏機構盤側から払出して前記上下の
球皿側へ排出するようになっている。ちなみに、一般的
にアレンジボール機とも呼ばれている他のパチンコ機で
は、遊技領域内でのパチンコゲームにおいて、夫々の入
球口に入った遊技球を最終的に裏機構盤を介して機外へ
排出する一方、入球条件に応じて成立した得点に対して
設定数の賞球を裏機構盤側から払出して上下の球皿側へ
排出するようになっている。
【0004】前述したパチンコ機にあって、前記裏機構
盤では、遊技盤が収容枠に対して裏側から着脱交換可能
に収容セットされる場合に対応した一般的な形態とし
て、収容枠の外郭サイズに合わせてほぼ方形枠状に構成
された盤本体を一つの開閉基枠体として、これに遊技済
み球(セーフ球及びアウト球)を機外へ排出する排出路
を形成する一方、機外の補給装置から供給される相当数
のパチンコ球を予備賞球として貯留して給出し得る球タ
ンク及びこの球タンクから給出したパチンコ球を収容し
て整列状に送出する整列樋を設置すると共に、整列樋の
下端に連通する球通入路、この球通入路の下流に位置す
る球払出し装置、該球払出し装置から払い出された賞球
を前記上下の球皿へ排出する賞球排出路等を夫々設け
て、全体が1つのセット部材に構成されている。そし
て、この裏機構盤は、収容枠と盤本体(開閉基枠体)と
の一側縁上・下部に配設された開閉連結支持手段により
開閉及び着脱可能に連結支持され、両者の他縁部に配設
された固定保持手段により遊技盤の背面を所定間隔で覆
蓋した閉鎖状態に固定化保持されるようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、遊技に供さ
れているパチンコ機の裏機構盤では、前述した球タンク
から整列樋、球通入路、そして球払出し装置に亘って相
当数のパチンコ球を貯留・収容しており、これに加えて
遊技に係わる必要な多くの電子制御基板及び電動部品を
常備して、盤全体(開閉基枠体)がかなりの重量物体と
なっている。そして、遊技盤の着脱(新旧交換)時や裏
側点検(各種遊技部品、電子基板、電気部品等の点検や
修理・交換)時には、その都度管理者によって開放され
て横開き状態のまま放置される。このような実施状況に
あって、裏機構盤は、一般に樹脂成形された盤本体が比
較的に耐荷重性の低く変形しやすい片持ち横開き式の開
閉基枠体であることや前記開閉連結支持手段が互いの軸
ピンと軸孔との径差のある嵌挿ヒンジ形態であること等
に起因して、開放状態では反開閉連結支点側がかなり下
降してしまう。このため、開閉連結支持部に無理な荷重
が作用し、特に盤本体(開閉基枠体)と連結支持具との
固定部分(ビス止め部分)が早期に脆弱化する問題があ
り、また比較的に回数の多い遊技盤の裏側点検では、開
放される度に球タンク内の貯留球がこぼれ落ち、点検作
業に煩わしさを伴っていた。
【0006】本発明は、前述した従来の課題を解決すべ
く新規に提案されたもので、機裏側に、賞球の予備とし
て相当量のパチンコ球を貯留して供給する機構部と遊技
領域内でのパチンコゲームで使用した遊技済み球の排出
処理そして入賞成立に対する賞球の払出し及び排出処理
をなす機構盤とを上下に区分して装備したパチンコ遊技
機を提供し、夫々の機構盤の強化並びに簡素化を図り得
ると共に、遊技部の裏側点検等を簡便にし得るようにし
たものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】このような目的達成のた
め、本発明に係る弾球遊技機は、固定保持用の外枠に対
して開閉可能に連結支持された開閉搭載用の前枠の各部
に、球皿を含む必要な各種の構成部材が装備されると共
に、前枠裏側の収容枠に対して各種の遊技部品を有する
遊技領域を構成した遊技盤が着脱可能にセットされ、こ
の遊技領域内での弾球遊技で使用した遊技済み球を裏側
から機外へ排出する一方、弾球遊技で生じた入賞成立に
対して設定数の賞球を裏側の球払出し装置から払出して
球皿側に排出するように構成される。そして、前枠の裏
側上方部側に装備されて相当量の弾球の貯留及び給出を
なし得る第1の機構部と、前枠の裏側中央部側に装備さ
れて遊技済み球の排出処理並びに賞球の払出し及び排出
処理をなし得る第2の機構部とを上下に区分して整合連
絡可能に組付けている。さらに第1の機構部では、前枠
裏側における収容枠の背面上方部側に相応する広さの外
郭横長方形状に形成された開閉基枠体を、開閉連結支持
手段を介して遊技盤の背面に所定間隔で近接する閉鎖向
きを離隔する解放向きとに開閉可能に連結支持すると共
に、固定保持手段を介して閉鎖状態に固定保持し、この
開閉基枠体の背面側に、相当量の弾球を貯留して給出し
得るタンク部材と、該タンク部材から給出した弾球を収
容して整列状態で下流へ送出し得る整列樋部材とを夫々
設置して、全体を1つの球貯留供給機構部材として構成
している。また第2の機構部では、前枠裏側における収
容枠の背面中央下方部に相応する広さの外郭枠形状に構
成された開閉基枠体を、開閉連結支持手段を介して遊技
盤の背面に所定間隔で近接する閉鎖向きと隔離する開放
向きとに開閉可能に連結支持すると共に固定保持手段を
介して閉鎖状態に固定保持し、この開閉基枠体に、遊技
済み球に係る排出経路と、第1の機構部における整列樋
部材から送出された弾球の通入経路を介して通入した弾
球を賞球として払出し得る球払出し装置と、この球払出
し装置から払出された賞球を球皿側に向けて排出する賞
球排出経路とを夫々設けて、全体を1つの球処理機構部
材として構成している。
【0008】このように構成された弾球遊技機によれ
ば、賞球の予備として相当量の弾球を貯留して供給する
第1の機構部と、遊技盤内での弾球遊技で使用した遊技
済み球の排出処理そして入賞成立に対する賞球の払出し
及び排出処理をなす第2の機構部とを上下に区分してい
るため、これら第1および第2の機構部を独立して強化
並びに簡素化を図ることができ、遊技部の裏機構をなす
これら第1および第2の機構部の点検作業等を簡便に行
うことができる。
【0009】なお、以下の実施形態に示すように、第1
の機構部を構成するほぼ横長方形状に形成された開閉基
枠体を、開閉連結支持手段を介して上下に開閉自在とし
たり、左右に開閉自在としたりすることができ、いずれ
の場合も各機構部の強化および簡素化を図ることができ
るとともに、各機構部の点検作業等を独立して且つ容易
に行うことができるという利点を有する。
【0010】特に、開閉基枠体を開閉連結支持手段を介
して遊技盤の背面上方部において上方に開閉可能となる
ように連結支持すれば、開閉連結支持手段を構成する連
結ピンに曲げ方向の荷重が作用することがなく、連結支
持手段の変形、すなわち、連結ピンの変形の問題がな
い。また、このように上方に開閉可能に構成することに
より、連結支持手段による支持荷重を大きくすることが
できるので、本発明のように、この開閉基枠体の背面側
において、上方にタンク部材を設置し、下方に整列樋部
材を設置して、開閉基枠体を本体にしてタンク部材及び
整列樋部材を合わせた1つの球貯留供給機構部材として
構成した場合に、この球貯留供給機構部材を連結支持手
段によりその変形の問題などを生じさせることなく開閉
自在に支持することができる。
【0011】また、開閉基枠体を開閉連結支持手段を介
して遊技盤の背面上方部において左右に開閉可能となる
ように連結支持すれば、この開閉基枠体に設けられたタ
ンク部材内にパチンコ球を入れたまま、開閉基枠体の開
閉が可能であるという利点を有する。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施形態を
図面参照して説明する。なお本実施形態では、遊技領域
内でセーフ球とアウト球の区分発生を含むパチンコゲー
ムを展開し得るパチンコ機に、同機裏側に球貯留供給装
置を含む裏機構を設けた実施形態を示す。
【0013】
【第1の実施形態】第1の実施形態に係るパチンコ機に
ついて、図1〜図23を参照して説明する。まず、パチ
ンコ機全体の基本的構成を図1〜図2を参照して説明す
ると、機枠又は機体として所定の外郭方形枠サイズに構
成された固定保持用の外枠1の前側に、これに合わせた
方形枠サイズに構成された開閉搭載用の前枠2が、互い
の正面左側上下部に配設された開閉連結支持機構3a,
3b及び正面右側内部に配設された施錠装置4を利用し
て、開閉(片持ち横開き)及び着脱が可能に組付けられ
て閉鎖状態に保持される。そしてこの前枠2の各部に必
要な遊技構成部材として、前枠2の前側面域に合わせた
方形枠サイズのガラス扉(ガラス窓ともいう)5、前枠
2の窓口2a裏側に合わせた方形枠サイズの収容枠6、
上、下の球皿7a,7b及び打球発射装置8等が夫々装
備される一方、パチンコゲームを展開し得る遊技盤10
が、前記収容枠6の収容面域に対して水平姿勢・位置の
縦向きで着脱交換可能にセット保持されて、前面の遊技
領域11を前記ガラス扉5の正面に臨ませており、前枠
2の裏側に後述する裏機構が装備されている。
【0014】なお、前記前枠2と収容枠6とは、一体に
樹脂成形された前後2重枠形態を例示する。また前記遊
技盤10は、収容枠6の収容面域の内法に合わせた方形
サイズで裏側から着脱されるタイプを例示し、収容面域
の周囲に配設された係合レバー12で固定保持されるよ
うになっている。そして盤前面のレール15の内側に、
各種の遊技部品(入賞成立発生する大小の入賞具や図柄
表示装置を含む)と多数本の遊技釘との配置設定に基づ
く前記遊技領域11とアウト口16を構成し、盤裏側に
は各入賞具の裏出口から転出するセーフ球を案内する球
寄せカバー17が取着されている(図2参照)。その余
の構成として、図示しないが前記上の球皿7aの下流内
側に球送りカセット、前記収容枠6の下部盤前面に発射
レール等が夫々装着されており、また遊技領域11内に
到達し得なかった遊技球(ファール球ともいう)を受け
入れて収容枠6の下部盤裏側から下の球皿7b側へ戻す
ファール球排出路が形成されている。
【0015】さて、前述したパチンコ機に実施される前
記裏機構は、全体として前記収容枠6の背面外郭サイズ
に合わせたほぼ方形状とされ、大別的に観て収容枠6背
面の上方部側に装備されて球の貯留・供給処理を図る第
1の機構部としての球貯留供給機構部20と、収容枠6
の背面の中央部及び下方部にかけて装備されて、球の排
出及び払出し処理を図る第2の機構部としての球払出し
排出機構部40とに独立区分して、裏機構全体の重量分
割化を可能とし、また遊技盤の着脱(新旧交換)時と、
点検・修理時との条件、状況に対応して各機構部20,
40が単独で開閉及び着脱が可能にされて、互いに整合
連絡状態で閉鎖保持されるようになっている。そこでこ
の裏機構について前記各機構部20,40毎に区分して
詳細に説明する。
【0016】
【球貯留供給機構部(第1の機構部)】この球貯留供給
機構部(以下第1の機構部ともいう)20は、球貯留供
給装置の実施例とされるもので、図3〜図4に示すよう
に基本的な構成として、上下縦開き形態の盤本体をなす
1つの開閉基枠体21に、予備賞球用のタンク部材22
及び整列樋部材23、受電・入出力用のターミナル基板
24aを備えるとともにカバー24bにより覆われて構
成されたターミナル制御部24そして関連機構・部材等
が夫々装備されて、全体がユニット化されたセット部材
として構成されて取り扱い得るようになっている。
【0017】前記開閉基枠体21は、その外郭サイズと
して図2等に示すように、前記収容枠6の背面上方部
(上端から約1/4位)に相応する横長方形サイズの箱
蓋形状に樹脂成形されており、各部に凹所、位置決め用
のボス部や係合部等が形成されると共に、下辺内側に、
遊技盤10の遊技領域11の背面の主要範囲の上限の目
安となる補強用の仕切り壁25が形成されている(図5
等参照)。そして図3,図5等に示すように、上側縁左
右の開閉連結支持手段30,30と左右側縁の施錠用の
固定保持手段38,38を利用して、基枠体21全体が
上下方向の開閉と左右方向の着脱とが可能に連結支持さ
れると共に、遊技盤10の背面上方部(盤上端から約1
/4位)を所定間隔で覆蓋する閉鎖状態にセット保持し
得るようになっている。ただし開閉基枠体21では、そ
の内側(機全体から観て前側)の周辺部や内部に縦横の
リブ等が形成されて耐荷重性の高い補強構造とされてい
る。
【0018】前述した開閉基枠体21に係る前記左右の
開閉連結支持手段(単に支持手段ともいう)30,30
は、ともに図9〜図10に例示するように、前枠2の裏
側上部にビス固定された支持具31の支片31aの支軸
31bと、開閉基枠体21の上縁内側(前側)に一体成
形された軸受けフック部26の軸受け口26aとによる
フックヒンジ形態とされており、支軸31bと軸受け口
26aとの嵌合、抜脱により、連結及び着脱が可能とな
っている。このもとで、開閉基枠体21の左右の側端
が、前記収容枠6の裏側左右の所定位置に形成された位
置決め部6a,6aに係止されて、左右の支持手段3
0,30の水平連結支持位置を基準にして適正な水平姿
勢・位置に保持されるようになっている(図3参照)。
なお各支持具31では、その支片31aの先端下縁に斜
状部31cを形成して開閉基枠体21の上方回動開放時
に上縁と干渉しないようになっており、また支軸31b
のねじ孔31dに軸受けフック部26に対する左右の位
置決めストッパー用のビス32をねじ込み得るようにな
っている。左右の支持手段30,30の支点(支軸31
bと軸受け口26a)は、同一水平線上に整一されてい
る。一方各軸受けフック部26は、逆Uの字鈎形に形成
されて両側及び下側を開口した軸受け口を利用して、支
軸31bに対して着脱可能に掛着嵌合し得、また前記ビ
ス32を外して軸方向に抜脱し得るようになっている。
【0019】このように構成される支持具31およびフ
ック部26の変形例を図11〜13に示している。具体
的には、図11に示すように支片31a(1)を斜め上方
に傾けて支軸31b(1)の位置を上方に設定した支持具
31(1)を用い、この支軸31b(1)に図10に示したも
のと同一のフック部26を係止させるようにしても良
い。さらに、図12に示すように、L字状プレートから
支持具31(2)を構成し、基片31c(2)を前枠2の上面
にビス止めし、支片31a(2)を上方に折り曲げるとと
もに支軸31b(2)を取り付け、ここに図10に示した
ものと同一のフック部26を係止させるようにしても良
い。また、図13に示すようにフック部26(3)に支軸
26a(3)を設け、この支軸26a(3)を支持具31(3)
の軸受け口31a(3)に係止するように構成しても良
い。
【0020】一方前記固定保持手段(単に保持手段とも
いう)38,38は、ともに図14に例示するように、
前記収容枠6の左右の各側縁部の所定位置に突設された
支筒38aに対して回動可能に軸支された係合具38b
と、開閉基枠体21の左右の各辺部の所定位置に形成さ
れた係合凹口21aとによる施錠係合形態とされてお
り、係合具38bの係合片38cが適度の弾性変形を利
用して係合凹口21aに圧接係合して開閉基枠体21を
強く緊締し得るようになっている。なお係合具38bで
は、軸支部品に通常のドライバー工具で弛め得るビス3
9を例示し、係合片38cに摘み38dを形成してもよ
く、他のロック形態であってもよい。例えば、図15に
示すように、開閉基枠体21に係合ピン21a(1)を取
り付け、これに係合レバー38(1)の係合口38a(1)を
係止させるようにしても良い。
【0021】前述した開閉基枠体21に装着された前記
タンク部材22は、図5、図7等に示すように開閉基枠
体21の左寄り上部に形成された凹部21b内に一部を
嵌合した状態で左右の支持部22a,22aをボスに位
置決めしてビス固定されており、機外の補給装置(図示
しない)から供給される相当数のパチンコ球を予備賞球
として貯留して下端の球出口22bから排出し得るよう
になっている。なおこの球貯留部では、球検出手段とし
て図4に示すように、タンク部材22の底部に取着され
た球検知レバー27aと、凹部21bの底部に取着され
たスイッチ27bとを備え、貯留球の減少を検知し得る
ようになっている。これに対して前記整列樋部材23
は、タンク部材22の球出口22bに合わせた下方にお
いて、各部の支持部23aをボスに位置決めして所要の
球流れ勾配でビス固定されており、タンク部材22から
供給された多数の予備賞球を賞球路(2列を例示する)
23b内に整列状に収容して下端の変向出口23cに送
出し得るようになっている。なおこの整列樋部材23
は、基本的にはその支板両端を開閉基枠体21の下縁両
端に形成された基準部21cに位置決めして設置され、
各支持部23aの長孔を利用して球流れ勾配が微調整可
能とされている。
【0022】また、前記ターミナル制御部24では、前
記開閉基枠体21の右側上部に凹設された方形の収容室
21d内に回路基板24aが収容設置され、収容室21
dの開口面側に合わせてカバー24bが取着されてい
る。なお回路基板24aにおいては、図示しないが遊技
ホール側からの電源、パチンコゲーム内容の情報、球切
れ情報等に係る必要な回路、デバイス及び電線(コー
ド)用コネクター等が配置、接続されている。またカバ
ー24bは、ビス等を利用した着脱形態を例示したが、
支持手段及び保持手段を利用した開閉形態であってもよ
い。図中の符号28は、整列樋部材23の中央部上方で
開閉基枠体21に軸支された振子状の球均し具、29は
整列樋部材23の下流部上面に取着された回動可能な球
押え具を示す。
【0023】そして、開閉基枠体21に付設された前記
関連構成(機構・部材)として、貯留球の球抜き機構3
5が前記整列樋部材23の変向出口23cに合わせて装
備されている。この機構35では、図3に例示されるよ
うに、開閉基枠体21に軸支されて常には施錠(閉鎖)
方向に適宜付勢保持された操作レバー36と、開閉基枠
体21に軸支されて操作レバー36の係合子36aで規
制される開閉レバー37とを有し、操作レバー36が施
錠位置と解錠位置とに保持されることに対して、開閉レ
バー37が操作レバー36から拘束、解放されて整列樋
部材23の変向出口23cの閉鎖球案内と開放球抜きと
が可能になっている。ちなみに操作レバー36は、前側
球抜き操作として前記ガラス扉5の正面左上部に形成さ
れた小孔5a及び前枠2の正面左上部に形成された小孔
(図示しない)に亘って押通される操作棒39(図4参
照)の押動力で解錠(開放)し得、また裏側球抜き操作
として開放された前枠2の裏側(図3参照)において、
直接の指先操作力で解錠し得るようになっている。
【0024】
【球払出し排出機構部】この球払出し排出機構部(以下
第2の機構部ともいう)40は、球払出し排出装置の実
施例とされるもので、図16〜図21に示すように基本
的な構成として、左右横開き形態の盤本体をなす1つの
開閉基枠体41に、遊技済み球(セーフ球とアウト球)
の集合排出経路42、排出された賞球の球皿側への賞球
排出経路43、前記第1の機構部20側から送出される
賞球の通入経路44及び球払出し部45そして関連機構
・部材等が夫々装備されて、全体がユニット化されたセ
ット部材として構成されて取扱い得るようになってい
る。
【0025】前記開閉基枠体41は、図2および図16
に示すように前記収容枠6の背面下方部に相対するほぼ
横長方形サイズに樹脂成形された下方の主枠41aと、
収容枠6の背面中央部に相対するコの字形サイズに樹脂
成形された上方の副枠41bとが互いに強固に組付け固
定されて、全体では、収容枠6の約3/4位に相応する
外郭サイズで耐荷重性の高い組立て基枠体として構成さ
れており、主、副枠41a,41b間に前記遊技盤10
の遊技領域11の主要部背面を透視・点検し得る方形状
の窓口2aが形成されている。そしてこの開閉基枠体4
1は、図2中右側縁上下の開閉連結支持手段46,46
と左側縁上下の施錠用の固定保持手段47,47を利用
して、基枠体全体が左右方向の開閉と上下方向の着脱と
が可能に連結支持されると共に、遊技盤10の背面を所
定の球通出間隔をおいて覆蓋する閉鎖状態にセット保持
し得るようになっている。
【0026】前述した開閉基枠体41に係る前記上下の
開閉連結支持手段(単に支持手段ともいう)46は、図
21(A)に例示するように前記収容枠6の右側上下部
にビス固定された各支持具46aの支片46bの支軸4
6cと、主枠41aと副枠41bとの右側縁各部にビス
固定された各掛止具46dの掛片46eの軸孔46fと
による嵌挿ヒンジ形態とされており、支軸46cと軸孔
46fとの嵌挿、抜脱により、連結及び着脱が可能とな
っている。なお支軸46cと軸孔46fとの間に、ガタ
付き防止用のスリーブを嵌合してもよい。一方前記固定
保持手段(単に支持手段ともいう)47は、図21
(B)に例示するように収容枠6の左側上下部にビス固
定された係合具47bと、主枠41aと副枠41bとの
左側縁各部に形成された各支台部にビス止め軸支された
係合レバー47aとによる施錠係合形態とされており、
開閉基枠体41の閉鎖状態において、各支台部の孔41
cから裏側に突出した係合具47bの係合口と、係合レ
バー47aの係合口とを直交方向に係合して開閉基枠体
41を強く緊締し得るようになっている。
【0027】前述の開閉基枠体41における前記集合排
出経路では、図16に示すように前記主枠41aの内側
上方部に区画形成された球受け室48aと、この球受け
室48aの下部に合わせて開口された球通口48bと、
主枠41aの外側(背面側)下部に区画形成された集合
路42とを連絡して、遊技盤10のアウト口16から転
出されたアウト球と、各入賞具18から転出されたセー
フ球とを球受け室48a内に受入れて最終的には集合路
42下端の出口から機裏側へ排出処理し得るようになっ
ている。
【0028】一方、賞球排出経路43では、図16に示
すように主枠41aの外側(背面側)上部から下方に亘
って区画形成された賞球路43aと、この賞球路43a
上方に開口連通された上球出口43bと、賞球路43a
の下端に開口された下球出口43cを有し、後述の球払
出し装置45から払出された賞球を、賞球路43a上方
から上球出口43bを介して前記上の球皿7a側へ排出
し、次いで上球出口43b周辺から溢れ出た余剰賞球を
迂回路を介して賞球路43aの下球出口43cに排出し
て図2に示す連絡容器19を介して前記下の球皿7b側
へ排出するようになっている。なおこの賞球排出経路4
3では、球検知手段として図16に略示するように、下
球出口43cの近傍に取着された球感知レバー49a
と、このレバー49aで押動されるスイッチ49bとを
有し、賞球排出路43内の賞球充満状態を検知し得るよ
うになっている。
【0029】また前述した開閉基枠体41における前記
賞球用の通入経路44では、図17に示すように前記副
枠41bの右側に構成された樋部50の縦央に、くの字
状の通入路(前後2列を例示する)44aが区画形成さ
れて、各路上端の入口が前記第1の機構部20における
整列樋部材23の賞球路23bの変向出口23cと上下
に整合連絡されており(図17参照)、そして通入経路
44の上部に予備賞球の通入状況や有無を確認検知する
ための球検出具51が着脱可能にセットされている。な
お球検出具51では、箱型のケース体内に区画形成され
た2列の通路内を流通する予備賞球を、球検出手段(図
示せず)で検出し得るようになっている。
【0030】一方前記球払出し部45では、図17に略
示するように前記副枠41bの下方部で前記通入経路4
4の下端に凹設されたセット口に、電子制御形態の球払
出し装置45が着脱可能に収容セットされており、この
装置45の直下方(副枠41bの下方端)に区画形成さ
れた払出し口43が、前記主枠41aにおける賞球排出
経路43の賞球路43aの上方入口に整合連絡されるよ
うになっている。なおこの球払出し装置45では、箱型
のケース体45a内に区画形成されて各通入路44下端
と連絡する2列の通路45b内に通入した予備賞球を、
電子制御される駆動手段(図示しない)で回転・停止さ
れる回転球送り体45cで1球ずつ払出し口45dに払
出し、所定個数のカウント検出に基づいて払出し終了す
るようになっている。
【0031】また第2の開閉基枠体41においては、前
記第1の機構部20側の予備賞球の球抜き経路53とし
て、図17、図18等に略示するように、前記副枠41
bの右側縁に前記通入経路44と縦列状態で区画形成さ
れた第1の球抜き路53と、前記主枠41aの右側に前
記賞球路23bに沿って区画形成された第2の球抜き路
54とが上下整合連絡されて、前記タンク部材22及び
整列樋部材23内の貯留球を、前記球抜き機構35の開
放に基づいて抜出し、最終的には機裏側へ排出できるよ
うになっている。なお第1の球抜き路53の上端入口5
3aは、図17に示すように前記通入経路44の通入路
44aの入口と区画壁部53bで区分されたもとで、整
列樋部材23の変向出口23cの右下部に臨み、前記開
閉レバー37の開放時に連絡されるようになっている。
【0032】前述した第2の機構部40は、前記第1の
機構部20が閉鎖セット状態にあるもとで、開閉できる
ように設定されている。この条件にあって、両機構部2
0,40の互いの関連構成として、図2に略示するよう
に第2の開閉基枠体41における副枠41bの上縁部4
0aが、第1の開閉基枠体21の下縁部21eに外側
(背面側)から整合当接するようになっており、そして
両縁部40a,21eの中央部に設けられた整合手段5
5で固定化保持されるようになっている。この整合手段
55は、第1の開閉基枠体21における支持手段38と
同様な形態例として、下縁部21e中央(前記整列樋部
材23の下方中央)に軸支された回動施錠用の係合レバ
ー55aが、上縁部40a中央に形成された係合部40
bに強く圧接係合して、両縁部40a,21eを整合保
持し得るようになっている。
【0033】このように構成すれば、相当数のパチンコ
球を貯留したタンク部材22を有した第1の機構部20
は閉鎖状態のまま、球の払い出し排出を行う複雑な機構
を有した第2の機構部40のみを単独で開閉することが
でき、その点検整備が容易である。さらに、遊技部品、
機構が多数設けられていてその点検、修理が必要となる
ことが多い遊技領域部の裏側に第2の機構部40が位置
するようになっているため、遊技領域部の裏側の点検、
修理等が容易である。このとき、タンク部材22は閉鎖
状態で固定されているため、その内部に貯留された球が
外にこぼれ落ちるようなことがない。
【0034】一方両機構部20,40における前記整列
樋部材23と前記通入経路44との間の球通入規制とし
て、図18に示すように前記球抜き機構35における開
閉レバー37の下端に延出形成した球区分案内用の仕切
り片37aが、通入路44と第1の球抜き路53との区
画壁部53bに形成された凹口に出没自在に突入して、
変向出口23cから通入路44に通入する球を2列にス
ムーズに区分案内し得るようになっている。なお、図2
2に、操作レバー36′および開閉レバー37′の変形
例を示している。さらに、図23に開閉レバー37″を
固定保持した例を示している。
【0035】また第1の機構部20側の予備賞球の球止
め手段として、図20に示すように整列樋部材23の変
向出口23cの所定位置に、球止め棒60が着脱自在に
挿入できるようになっている。この球止め棒60は、前
述した球抜き用の操作棒39と兼用できるものを例示
し、変向出口23cの外側及び内側の仕切り壁に形成さ
れた小孔23d及び前記開閉基枠体21の下部に形成さ
れた小孔23eとに亘って水平状に挿入保持されて、変
向出口23c内の下から第2段目の球を直接係止する例
を示す。
【0036】そして前述のように構成された第2の機構
部40におけるその余の構成として、前記主枠41aの
外側(背面側)の各部に、パチンコゲームに係る必要な
電子制御手段として、遊技基板、払出し基板そして音、
光に関する基板(図示しない)さらには球貸しに関する
基板等が夫々装備されている。これにより裏機構全体の
総重量が、前記第1の機構部20の球貯留状態時の重量
と、第2の機構部40の基板装着状態時の重量とに2分
化されて、重量軽減化された夫々の機構部20,40が
単独で楽に開閉できるようになっている。なお第2の機
構部40については、前記主枠41a及び副枠41bを
一体樹脂成形して単一の開閉基枠体としてもよい。
【0037】
【第2の実施形態】次に、第2の実施形態に係るパチン
コ機について、図24〜図41を参照して説明する。ま
ず、パチンコ機全体の基本的構成を図24〜図25を参
照して説明すると、機枠又は機体として所定の外郭方形
枠サイズに構成された固定保持用の外枠101の前側
に、これに合わせた方形枠サイズに構成された開閉搭載
用の前枠102が、互いの正面左側上下部に配設された
開閉連結支持機構103a,103b及び正面右側内部
に配設された施錠装置104を利用して、開閉(片持ち
横開き)及び着脱が可能に組付けられて閉鎖状態に保持
される。そしてこの前枠102の各部に必要な遊技構成
部材として、前枠102の前側面域に合わせた方形枠サ
イズのガラス扉(ガラス窓ともいう)105、前枠10
2の窓口102a裏側に合わせた方形枠サイズの収容枠
106、上、下の球皿107a,107b及び打球発射
装置108等が夫々装備される一方、パチンコゲームを
展開し得る遊技盤110が、前記収容枠106の収容面
域に対して水平姿勢・位置の縦向きで着脱交換可能にセ
ット保持されて、前面の遊技領域111を前記ガラス扉
105の正面に臨ませており、前枠102の裏側に後述
する裏機構が装備されている。
【0038】なお、前記前枠102と収容枠106と
は、一体に樹脂成形された前後2重枠形態を例示する。
また前記遊技盤110は、収容枠106の収容面域の内
法に合わせた方形サイズで裏側から着脱されるタイプを
例示し、収容面域の周囲に配設された係合レバー112
で固定保持されるようになっている。そして盤前面のレ
ール115の内側に、各種の遊技部品(入賞成立発生す
る大小の入賞具や図柄表示装置を含む)と多数本の遊技
釘との配置設定に基づく前記遊技領域111とアウト口
116を構成し、盤裏側には各入賞具の裏出口から転出
するセーフ球を案内する球寄せカバー117が取着され
ている(図2参照)。その余の構成として、図示しない
が前記上の球皿107aの下流内側に球送りカセット、
前記収容枠106の下部盤前面に発射レール等が夫々装
着されており、また遊技領域111内に到達し得なかっ
た遊技球(ファール球ともいう)を受け入れて収容枠1
06の下部盤裏側から下の球皿107b側へ戻すファー
ル球排出路が形成されている。
【0039】さて、前述したパチンコ機に実施される前
記裏機構は、全体として前記収容枠106の背面外郭サ
イズに合わせたほぼ方形状とされ、大別的に観て収容枠
106背面の上方部側に装備されて球の貯留・供給処理
を図る第1の機構部としての球貯留供給機構部120
と、収容枠106の背面の中央部及び下方部にかけて装
備されて、球の排出及び払出し処理を図る第2の機構部
としての球払出し排出機構部140とに独立区分して、
裏機構全体の重量分割化を可能とし、また遊技盤の着脱
(新旧交換)時と、点検・修理時との条件、状況に対応
して各機構部120,140が単独で開閉及び着脱が可
能にされて、互いに整合連絡状態で閉鎖保持されるよう
になっている。そこでこの裏機構について前記各機構部
120,140毎に区分して詳細に説明する。
【0040】
【球貯留供給機構部(第1の機構部)】この球貯留供給
機構部(以下第1の機構部ともいう)120は、球貯留
供給装置の実施例とされるもので、図26〜図27に示
すように基本的な構成として、左右横開き形態の盤本体
をなす1つの開閉基枠体121に、予備賞球用のタンク
部材122及び整列樋部材123、受電・入出力用のタ
ーミナル基板124aを備えるとともにカバー124b
により覆われて構成されたターミナル制御部124そし
て関連機構・部材等が夫々装備されて、全体がユニット
化されたセット部材として構成されて取り扱い得るよう
になっている。
【0041】前記開閉基枠体121は、その外郭サイズ
として図25等に示すように、前記収容枠106の背面
上方部(上端から約1/4位)に相応する横長方形サイ
ズの箱蓋形状に樹脂成形されており、各部に凹所、位置
決め用のボス部や係合部等が形成されると共に、下辺内
側に、遊技盤110の遊技領域111の背面の主要範囲
の上限の目安となる補強用の仕切り壁125が形成され
ている(図28等参照)。そして図26等に示すよう
に、右側縁に設けられた開閉連結支持手段(ヒンジ)1
30と上側縁および左側縁の施錠用の固定保持手段13
8を利用して、基枠体121全体が左右方向の開閉と上
下方向の着脱とが可能に連結支持されると共に、遊技盤
110の背面上方部(盤上端から約1/4位)を所定間
隔で覆蓋する閉鎖状態にセット保持し得るようになって
いる。ただし開閉基枠体121では、その内側(機全体
から観て前側)の周辺部や内部に縦横のリブ等が形成さ
れて耐荷重性の高い補強構造とされている。
【0042】前述した開閉基枠体121に係る前記開閉
連結支持手段(単に支持手段ともいう)130は、図3
2に例示するように収容枠106の右側上部にビス固定
された支持具131の上下の支片131aの支軸131
bと、開閉基枠体121の右縁内側にビス固定された掛
止具132の軸孔132aとによる嵌挿ヒンジ形態とさ
れており、支軸131bと軸孔132aとの嵌挿、抜脱
により、連結及び着脱が可能となっている。このもと
で、開閉基枠体121の所定位置が、前記収容枠106
の所定位置に形成された位置決め部106aに係止され
て、支持手段130の連結支持位置を基準にして適正な
水平姿勢・位置に保持されるようになっている(図26
参照)。すなわち、多数のパチンコ球を有するタンク部
材122を備えて重量が大きな開閉基枠体121は、図
26において右側端部において開閉連結支持手段130
により支持され、左側端部においては位置決め部106
a上に係止されて支持されて、適正な水平姿勢・位置に
保持されるようになっている。なお支軸131bと軸孔
132aとの間にガタ付き防止用のスリーブ133を必
要に応じて嵌合してもよい。
【0043】一方前記固定保持手段(単に保持手段とも
いう)138は、図33(A)および(B)に例示する
ように、前記収容枠106の当該辺部の所定位置に突設
された支筒138aに対して回動可能に軸支された係合
具138bと、開閉基枠体121の当該辺部の所定位置
に形成された係合凹口121aとによる施錠係合形態と
されており、係合具138bの係合片138cが適度の
弾性変形を利用して係合凹口121aに圧接係合して開
閉基枠体121を強く緊締し得るようになっている。な
お係合具138bでは、軸支部品に通常のドライバー工
具で弛め得るビス139を例示し、係合片138bに摘
み138dを形成してもよく、他のロック形態であって
もよい。
【0044】前述した開閉基枠体121に装着された前
記タンク部材122は、図28、図30等に示すように
開閉基枠体121の左寄り上部に形成された凹部121
b内に一部を嵌合した状態で左右の支持部122a,1
22aをボスに位置決めしてビス固定されており、機外
の補給装置(図示しない)から供給される相当数のパチ
ンコ球を予備賞球として貯留して下端の球出口122b
から排出し得るようになっている。なおこの球貯留部で
は、球検出手段として図27に示すように、タンク部材
122の底部に取着された球検知レバー127aと、凹
部121bの底部に取着されたスイッチ127bとを備
え、貯留球の減少を検知し得るようになっている。これ
に対して前記整列樋部材123は、タンク部材122の
球出口122bに合わせた下方において、各部の支持部
123aをボスに位置決めして所要の球流れ勾配でビス
固定されており、タンク部材122から供給された多数
の予備賞球を賞球路(2列を例示する)123b内に整
列状に収容して下端の変向出口123cに送出し得るよ
うになっている。なおこの整列樋部材123は、基本的
にはその支板両端を開閉基枠体121の下縁両端に形成
された基準部121cに位置決めして設置され、各支持
部123aの長孔を利用して球流れ勾配が微調整可能と
されている。
【0045】また、前記ターミナル制御部124では、
前記開閉基枠体121の右側上部に凹設された方形の収
容室121d内に回路基板124aが収容設置され、収
容室121dの開口面側に合わせてカバー124bが取
着されている。なお回路基板124aにおいては、図示
しないが遊技ホール側からの電源、パチンコゲーム内容
の情報、球切れ情報等に係る必要な回路、デバイス及び
電線(コード)用コネクター等が配置、接続されてい
る。またカバー124bは、ビス等を利用した着脱形態
を例示したが、支持手段及び保持手段を利用した開閉形
態であってもよい。図中の符号128は、整列樋部材1
23の中央部上方で開閉基枠体121に軸支された振子
状の球均し具、129は整列樋部材123の下流部上面
に取着された回動可能な球押え具を示す。
【0046】そして、開閉基枠体121に付設された前
記関連構成(機構・部材)として、貯留球の球抜き機構
135が前記整列樋部材123の変向出口123cに合
わせて装備されている。この機構135では、図26に
例示されるように、開閉基枠体121に軸支されて常に
は施錠(閉鎖)方向に適宜付勢保持された操作レバー1
36と、開閉基枠体121に軸支されて操作レバー13
6の係合子136aで規制される開閉レバー137とを
有し、操作レバー136が施錠位置と解錠位置とに保持
されることに対して、開閉レバー137が操作レバー1
36から拘束、解放されて整列樋部材123の変向出口
123cの閉鎖球案内と開放球抜きとが可能になってい
る。ちなみに操作レバー136は、前側球抜き操作とし
て前記ガラス扉105の正面左上部に形成された小孔1
05a及び前枠102の正面左上部に形成された小孔
(図示しない)に亘って押通される操作棒139(図2
7参照)の押動力で解錠(開放)し得、また裏側球抜き
操作として開放された前枠102の裏側(図26参照)
において、直接の指先操作力で解錠し得るようになって
いる。
【0047】
【球払出し排出機構部】この球払出し排出機構部(以下
第2の機構部ともいう)140は、球払出し排出装置の
実施例とされるもので、図34〜図41に示すように基
本的な構成として、左右横開き形態の盤本体をなす1つ
の開閉基枠体141に、遊技済み球(セーフ球とアウト
球)の集合排出経路142、排出された賞球の球皿側へ
の賞球排出経路143、前記第1の機構盤120側から
送出される賞球の通入経路144及び球払出し部145
そして関連機構・部材等が夫々装備されて、全体がユニ
ット化されたセット部材として構成されて取扱い得るよ
うになっている。
【0048】前記開閉基枠体141は、図25および図
34に示すように前記収容枠106の背面下方部に相対
するほぼ横長方形サイズに樹脂成形された下方の主枠1
41aと、収容枠106の背面中央部に相対するコの字
形サイズに樹脂成形された上方の副枠141bとが互い
に強固に組付け固定されて、全体では、収容枠106の
約3/4位に相応する外郭サイズで耐荷重性の高い組立
て基枠体として構成されており、主、副枠141a,1
41b間に前記遊技盤110の遊技領域111の主要部
背面を透視・点検し得る方形状の窓口102aが形成さ
れている。そしてこの開閉基枠体141は、図25中右
側縁上下の開閉連結支持手段146,146と左側縁上
下の施錠用の固定保持手段147,147を利用して、
基枠体全体が左右方向の開閉と上下方向の着脱とが可能
に連結支持されると共に、遊技盤110の背面を所定の
球通出間隔をおいて覆蓋する閉鎖状態にセット保持し得
るようになっている。
【0049】前述した開閉基枠体141に係る前記上下
の開閉連結支持手段(単に支持手段ともいう)146
は、図39(A)に例示するように前記収容枠106の
右側上下部にビス固定された各支持具146aの支片1
46bの支軸146cと、主枠141aと副枠141b
との右側縁各部にビス固定された各掛止具146dの掛
片146eの軸孔146fとによる嵌挿ヒンジ形態とさ
れており、支軸146cと軸孔146fとの嵌挿、抜脱
により、連結及び着脱が可能となっている。なお支軸1
46cと軸孔146fとの間に、ガタ付き防止用のスリ
ーブを嵌合してもよい。一方前記固定保持手段(単に支
持手段ともいう)147は、図39(B)に例示するよ
うに収容枠106の左側上下部にビス固定された係合具
147bと、主枠141aと副枠141bとの左側縁各
部に形成された各支台部にビス止め軸支された係合レバ
ー147aとによる施錠係合形態とされており、開閉基
枠体141の閉鎖状態において、各支台部の孔141c
から裏側に突出した係合具147bの係合口と、係合レ
バー147aの係合口とを直交方向に係合して開閉基枠
体141を強く緊締し得るようになっている。
【0050】前述の開閉基枠体141における前記集合
排出経路では、図34に示すように前記主枠141aの
内側上方部に区画形成された球受け室148aと、この
球受け室148aの下部に合わせて開口された球通口1
48bと、主枠141aの外側(背面側)下部に区画形
成された集合路142とを連絡して、遊技盤110のア
ウト口116から転出されたアウト球と、各入賞具11
8から転出されたセーフ球とを球受け室148a内に受
入れて最終的には集合路142下端の出口から機裏側へ
排出処理し得るようになっている。
【0051】一方、賞球排出経路143では、図34に
示すように主枠141aの外側(背面側)上部から下方
に亘って区画形成された賞球路143aと、この賞球路
143a上方に開口連通された上球出口143bと、賞
球路143aの下端に開口された下球出口143cを有
し、後述の球払出し装置145から払出された賞球を、
賞球路143a上方から上球出口143bを介して前記
上の球皿107a側へ排出し、次いで上球出口143b
周辺から溢れ出た余剰賞球を迂回路を介して賞球路14
3aの下球出口143cに排出して図25に示す連絡容
器119を介して前記下の球皿107b側へ排出するよ
うになっている。なおこの賞球排出経路143では、球
検知手段として図34に略示するように、下球出口14
3cの近傍に取着された球感知レバー149aと、この
レバー149aで押動されるスイッチ149bとを有
し、賞球排出路143内の賞球充満状態を検知し得るよ
うになっている。
【0052】また前述した開閉基枠体141における前
記賞球用の通入経路144では、図26に示すように前
記副枠141bの右側に構成された樋部150の縦央
に、くの字状の通入路(前後2列を例示する)144a
が区画形成されて、各路上端の入口が前記第1の機構部
120における整列樋部材123の賞球路123bの変
向出口123cと上下に整合連絡されており(図35参
照)、そして通入経路144の上部に予備賞球の通入状
況や有無を確認検知するための球検出具151が着脱可
能にセットされている。なお球検出具151では、箱型
のケース体内に区画形成された2列の通路内を流通する
予備賞球を、球検出手段(図示せず)で検出し得るよう
になっている。
【0053】一方前記球払出し部145では、図35に
略示するように前記副枠141bの下方部で前記通入経
路144の下端に凹設されたセット口に、電子制御形態
の球払出し装置145が着脱可能に収容セットされてお
り、この装置145の直下方(副枠141bの下方端)
に区画形成された払出し口143が、前記主枠141a
における賞球排出経路143の賞球路143aの上方入
口に整合連絡されるようになっている。なおこの球払出
し装置145では、箱型のケース体145a内に区画形
成されて各通入路144下端と連絡する2列の通路14
5b内に通入した予備賞球を、電子制御される駆動手段
(図示しない)で回転・停止される回転球送り体145
cで1球ずつ払出し口145dに払出し、所定個数のカ
ウント検出に基づいて払出し終了するようになってい
る。
【0054】また第2の開閉基枠体141においては、
前記第1の機構部120側の予備賞球の球抜き経路15
3として、図35、図36等に略示するように、前記副
枠141bの右側縁に前記通入経路144と縦列状態で
区画形成された第1の球抜き路153と、前記主枠14
1aの右側に前記賞球路123bに沿って区画形成され
た第2の球抜き路154とが上下整合連絡されて、前記
タンク部材122及び整列樋部材123内の貯留球を、
前記球抜き機構135の開放に基づいて抜出し、最終的
には機裏側へ排出できるようになっている。なお第1の
球抜き路153の上端入口153aは、図35に示すよ
うに前記通入経路144の通入路144aの入口と区画
壁部153bで区分されたもとで、整列樋部材123の
変向出口123cの右下部に臨み、前記開閉レバー13
7の開放時に連絡されるようになっている。
【0055】前述した第2の機構部140は、前記第1
の機構部120が閉鎖セット状態にあるもとで、開閉で
きるように設定されている。この条件にあって、両機構
部120,140の互いの関連構成として、図25に略
示するように第2の開閉基枠体141における副枠14
1bの上縁部140aが、第1の開閉基枠体121の下
縁部121eに外側(背面側)から整合当接するように
なっており、そして両縁部140a,121eの中央部
に設けられた整合手段155で固定化保持されるように
なっている。この整合手段155は、第1の開閉基枠体
121における支持手段138と同様な形態例として、
下縁部121e中央(前記整列樋部材123の下方中
央)に軸支された回動施錠用の係合レバー155aが、
上縁部140a中央に形成された係合部140bに強く
圧接係合して、両縁部140a,121eを整合保持し
得るようになっている。
【0056】このように構成すれば、相当数のパチンコ
球を貯留したタンク部材122を有した第1の機構部1
20は閉鎖状態のまま、球の払い出し排出を行う複雑な
機構を有した第2の機構部140のみを単独で開閉する
ことができ、その点検整備が容易である。さらに、遊技
部品、機構が多数設けられていてその点検、修理が必要
となることが多い遊技領域部の裏側に第2の機構部14
0が位置するようになっているため、遊技領域部の裏側
の点検、修理等が容易である。このとき、タンク部材1
22は閉鎖状態で固定されているため、その内部に貯留
された球が外にこぼれ落ちるようなことがない。
【0057】一方両機構部120,140における前記
整列樋部材123と前記通入経路144との間の球通入
規制として、図36に示すように前記球抜き機構135
における開閉レバー137の下端に延出形成した球区分
案内用の仕切り片137aが、通入路144と第1の球
抜き路153との区画壁部153bに形成された凹口に
出没自在に突入して、変向出口123cから通入路14
4に通入する球を2列にスムーズに区分案内し得るよう
になっている。なお、図40に、操作レバー136′お
よび開閉レバー137′の変形例を示している。さら
に、図41に開閉レバー137″を固定保持した例を示
している。
【0058】また第1の機構部120側の予備賞球の球
止め手段として、図38に示すように整列樋部材123
の変向出口123cの所定位置に、球止め棒160が着
脱自在に挿入できるようになっている。この球止め棒1
60は、前述した球抜き用の操作棒139と兼用できる
ものを例示し、変向出口123cの外側及び内側の仕切
り壁に形成された小孔123d及び前記開閉基枠体12
1の下部に形成された小孔123eとに亘って水平状に
挿入保持されて、変向出口123c内の下から第2段目
の球を直接係止する例を示す。
【0059】そして前述のように構成された第2の機構
部140におけるその余の構成として、前記主枠141
aの外側(背面側)の各部に、パチンコゲームに係る必
要な電子制御手段として、遊技基板、払出し基板そして
音、光に関する基板(図示しない)さらには球貸しに関
する基板等が夫々装備されている。これにより裏機構全
体の総重量が、前記第1の機構部120の球貯留状態時
の重量と、第2の機構部140の基板装着状態時の重量
とに2分化されて、重量軽減化された夫々の機構部12
0,140が単独で楽に開閉できるようになっている。
なお第2の機構部140については、前記主枠141a
及び副枠141bを一体樹脂成形して単一の開閉基枠体
としてもよい。
【0060】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係るパチ
ンコ遊技機によれば、賞球の予備として相当量のパチン
コ球を貯留して供給する第1の機構部と、遊技盤内での
パチンコゲームで使用した遊技済み球の排出処理そして
入賞成立に対する賞球の払出し及び排出処理をなす第2
の機構部とを上下に区分しているため、これら第1およ
び第2の機構部を独立して強化並びに簡素化を図ること
ができ、遊技部の裏機構をなすこれら第1および第2の
機構部の点検作業等を簡便に行うことができる。
【0061】なお、以下の実施形態に示すように、第1
の機構部を構成するほぼ横長方形状に形成された開閉基
枠体を、開閉連結支持手段を介して上下に開閉自在とし
たり、左右に開閉自在としたりすることができ、いずれ
の場合も各機構部の強化および簡素化を図ることができ
るとともに、各機構部の点検作業等を独立して且つ容易
に行うことができるという利点を有する。
【0062】特に、開閉基枠体を開閉連結支持手段を介
して遊技盤の背面上方部において上方に開閉可能となる
ように連結支持すれば、開閉連結支持手段を構成する連
結ピンに曲げ方向の荷重が作用することがなく、連結支
持手段の変形、すなわち、連結ピンの変形の問題がな
い。また、このように上方に開閉可能に構成することに
より、連結支持手段による支持荷重を大きくすることが
できるので、本発明のように、この開閉基枠体の背面側
において、上方にタンク部材を設置し、下方に整列樋部
材を設置して、開閉基枠体を本体にしてタンク部材及び
整列樋部材を合わせた1つの球貯留供給機構部材として
構成した場合に、この球貯留供給機構部材を連結支持手
段によりその変形の問題などを生じさせることなく開閉
自在に支持することができる。
【0063】また、開閉基枠体を開閉連結支持手段を介
して遊技盤の背面上方部において左右に開閉可能となる
ように連結支持すれば、この開閉基枠体に設けられたタ
ンク部材内にパチンコ球を入れたまま、開閉基枠体の開
閉が可能であるという利点を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係るパチンコ遊技機
の正面図である。
【図2】前記第1の実施形態に係るパチンコ遊技機にお
ける前枠の裏面に設けられる裏機構を示す背面図であ
る。
【図3】上記裏機構の上部に設けられる球貯留供給機構
部を示す背面図である。
【図4】上記球貯留供給機構部と、その構成部材である
整列樋部材23、ターミナル制御部24、球抜き機構3
5および球均し具28とを示す平面図である。
【図5】上記球貯留供給機構部を、図3の矢印A−Aに
沿って示す断面図である。
【図6】上記球貯留供給機構部を、図3の矢印B−Bに
沿って示す断面図である。
【図7】上記球貯留供給機構部を、図3の矢印C−Cに
沿って示す断面図である。
【図8】上記球貯留供給機構部を、図3の矢印D−Dに
沿って示す断面図である。
【図9】上記球貯留供給機構部における開閉基枠体の開
閉作動を側面から見て示す説明図である。
【図10】上記球貯留供給機構部における開閉基枠体を
上下に開閉自在に支持する開閉連結支持手段を示す斜視
図である。
【図11】上記球貯留供給機構部の上部構成の変形例を
示す側面図である。
【図12】上記球貯留供給機構部における開閉基枠体を
上下に開閉自在に支持する開閉連結支持手段の変形例を
示す斜視図である。
【図13】上記球貯留供給機構部における開閉基枠体を
上下に開閉自在に支持する開閉連結支持手段の別の変形
例を示す斜視図である。
【図14】上記球貯留供給機構部における開閉基枠体を
固定保持する固定保持手段の変形例を示す斜視図であ
る。
【図15】上記球貯留供給機構部における開閉基枠体を
固定保持する固定保持手段の別の変形例を示す斜視図で
ある。
【図16】前記第1実施形態に係るパチンコ遊技機にお
ける裏機構の下部に設けられる球払い出し排出機構部を
示す背面図である。
【図17】上記球払い出し排出機構部における球払い出
し部を拡大して示す断面図である。
【図18】上記球払い出し排出機構部における球払い出
し部の上部およびこれに対向する球貯留供給機構部の一
部を拡大して示す断面図である。
【図19】上記球払い出し排出機構部を構成する主枠を
図16の矢印Eの方向から見て示す平面図である。
【図20】上記球払い出し排出機構部における球払い出
し部の上部およびこれに対向する球貯留供給機構部の一
部を側方からみて且つ拡大して示す断面図である。
【図21】上記球払い出し排出機構部における開閉連結
支持手段および固定保持手段を示す斜視図である。
【図22】上記球払い出し排出機構部における球払い出
し部の上部およびこれに対向する球貯留供給機構部の異
なる構成例を示す断面図である。
【図23】上記球払い出し排出機構部における球払い出
し部の上部およびこれに対向する球貯留供給機構部のさ
らに異なる構成例を示す断面図である。
【図24】本発明の第2実施形態に係るパチンコ遊技機
の正面図である。
【図25】前記第2実施形態に係るパチンコ遊技機にお
ける前枠の裏面に設けられる裏機構を示す背面図であ
る。
【図26】上記裏機構の上部に設けられる球貯留供給機
構部を示す背面図である。
【図27】上記球貯留供給機構部と、その構成部材であ
る整列樋部材23、ターミナル制御部24、球抜き機構
35および球均し具28とを示す平面図である。
【図28】上記球貯留供給機構部を、図26の矢印F−
Fに沿って示す断面図である。
【図29】上記球貯留供給機構部を、図3の矢印G−G
に沿って示す断面図である。
【図30】上記球貯留供給機構部を、図3の矢印H−H
に沿って示す断面図である。
【図31】上記球貯留供給機構部を、図3の矢印I−I
に沿って示す断面図である。
【図32】上記球貯留供給機構部における開閉基枠体を
左右に開閉自在に支持する開閉連結支持手段を示す斜視
図である。
【図33】上記球貯留供給機構部における開閉基枠体を
固定保持する固定保持手段の変形例を示す斜視図であ
る。
【図34】前記第2実施形態に係るパチンコ遊技機にお
ける裏機構の下部に設けられる球払い出し排出機構部を
示す背面図である。
【図35】上記球払い出し排出機構部における球払い出
し部を拡大して示す断面図である。
【図36】上記球払い出し排出機構部における球払い出
し部の上部およびこれに対向する球貯留供給機構部の一
部を拡大して示す断面図である。
【図37】上記球払い出し排出機構部を構成する主枠を
図11の矢印Eの方向から見て示す平面図である。
【図38】上記球払い出し排出機構部における球払い出
し部の上部およびこれに対向する球貯留供給機構部の一
部を側方からみて且つ拡大して示す断面図である。
【図39】上記球払い出し排出機構部における開閉連結
支持手段および固定保持手段を示す斜視図である。
【図40】上記球払い出し排出機構部における球払い出
し部の上部およびこれに対向する球貯留供給機構部の異
なる構成例を示す断面図である。
【図41】上記球払い出し排出機構部における球払い出
し部の上部およびこれに対向する球貯留供給機構部のさ
らに異なる構成例を示す断面図である。
【符号の説明】
1,101 外枠 2,102 前枠 5,105 ガラス扉 6,106 収容枠 10,110 遊技盤 20,120 球貯留供給機構部(第1の機構部) 21,121 開閉基枠体 22,122 タンク部材 23,123 整列樋部材 24,124 ターミナル制御部 30,130 開閉連結支持手段 38,138 固定保持手段 40,140 球払い出し排出機構部(第2の機構部) 41,141 開閉基枠体 41a,141a 主枠 41b,141b 副枠 42,142 集合排出経路 43,143 賞球排出経路 44,144 通入経路 45,145 払い出し部 46,146 開閉連結支持手段 50,150 樋部 51,151 球検出具

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 固定保持用の外枠に対して開閉可能に連
    結支持された開閉搭載用の前枠の各部に、球皿を含む必
    要な各種の構成部材が装備されると共に、前記前枠裏側
    の収容枠に対して各種の遊技部品を有する遊技領域を構
    成した遊技盤が着脱可能にセットされ、この遊技領域内
    での弾球遊技で使用した遊技済み球を裏側から機外へ排
    出する一方、弾球遊技で生じた入賞成立に対して設定数
    の賞球を裏側の球払出し装置から払出して前記球皿側に
    排出するようにした弾球遊技機にあって、 前記前枠の裏側上方部側に装備されて相当量の弾球の貯
    留及び給出をなし得る第1の機構部と、前枠の裏側中央
    部側に装備されて前記遊技済み球の排出処理並びに前記
    賞球の払出し及び排出処理をなし得る第2の機構部とを
    上下に区分して整合連絡可能に組付け、 前記第1の機構部では、前記前枠裏側における前記収容
    枠の背面上方部側に相応する広さの外郭横長方形状に形
    成された開閉基枠体を、開閉連結支持手段を介して前記
    遊技盤の背面に所定間隔で近接する閉鎖向きを離隔する
    解放向きとに開閉可能に連結支持すると共に、固定保持
    手段を介して閉鎖状態に固定保持し、この開閉基枠体の
    背面側に、相当量の弾球を貯留して給出し得るタンク部
    材と、該タンク部材から給出した弾球を収容して整列状
    態で下流へ送出し得る整列樋部材とを夫々設置して、全
    体を1つの球貯留供給機構部材として構成し、 前記第2の機構部では、前記前枠裏側における前記収容
    枠の背面中央下方部に相応する広さの外郭枠形状に構成
    された開閉基枠体を、開閉連結支持手段を介して前記遊
    技盤の背面に所定間隔で近接する閉鎖向きと隔離する開
    放向きとに開閉可能に連結支持すると共に固定保持手段
    を介して閉鎖状態に固定保持し、この開閉基枠体に、前
    記遊技済み球に係る排出経路と、前記第1の機構部にお
    ける整列樋部材から送出された弾球の通入経路を介して
    通入した弾球を前記賞球として払出し得る前記球払出し
    装置と、この球払出し装置から払出された賞球を前記球
    皿側に向けて排出する賞球排出経路とを夫々設けて、全
    体を1つの球処理機構部材として構成したことを特徴と
    する弾球遊技機。
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