JP2005261933A - 遊技機 - Google Patents

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Abstract

【課題】 本体枠を閉じた状態で電源スイッチ、消去スイッチの操作を可能にする。
【解決手段】 本発明に係る遊技機は、外枠10と、その外枠10に対して扉状に開閉可能に装着されており、遊技盤120が取付けられる構成の本体枠30と、その本体枠30に対して開閉可能に装着されており、透明部分で遊技盤120を覆う構成の開閉扉80とを備える遊技機であって、本体枠30には、前面位置に電源スイッチと消去スイッチとが設けられていることを特徴とする。
【選択図】 図1

Description

この発明は、遊技機に関し、詳しくは、球(パチンコ球)を用いて遊技を行う遊技機に関する。
この種の遊技機(パチンコ機)が特許文献1に記載されている。
前記パチンコ機300は、図21に示すように、外枠301と、その外枠301に対して開閉可能に装着された本体枠302を備えている。本体枠302には遊技盤310が装着されており、その遊技盤310の裏側に遊技制御装置(図示省略)が取付けられている。また、本体枠302の裏側には、払出し制御装置や各種電装機器の制御装置が設けられている。遊技盤310の遊技制御装置と本体枠302の制御装置とは、一般的にその遊技盤310が本体枠302に取付けられた後、コネクタ付きの電気配線によって相互に接続される。
また、本体枠302の回動自由端側の側面には、パチンコ機300の電源スイッチ311と、遊技盤310の遊技制御装置や本体枠302の払出し制御装置等のメモリに記憶された遊技データを消去するための消去スイッチ312とが装着されている。
さらに、本体枠302には、遊技盤310及びその本体枠302の前面を覆う構成の開閉扉303(ガラス扉303)が装着されている。
特開2004−33540号公報
上記したパチンコ機300で、例えば、遊技盤310を交換する場合には、次の手順で行う必要がある。即ち、先ず、本体枠302を開いてその本体枠302の裏側にある電気配線のコネクタを外し、使用済みの遊技盤310を撤去する。次に、新しい遊技盤310を装着した後、その遊技盤310側の電気配線と本体枠302側の電気配線とをコネクタ接続し、本体枠302を閉じる。
このように、遊技盤310の交換作業は、本体枠302を開いた不安定な状態で行わなければならないため、作業性が悪い。
また、電源スイッチ311及び消去スイッチ312は本体枠302の側面に装着されているため、それらのスイッチ311,312を操作する際に、本体枠302を開かなければならない。ここで、本体枠302は、遊技盤310のみならず多数の遊技球を収納するタンクやタンクレール及び払出し装置等が取付けられているため、重量が大きい。このため、電源スイッチ311及び消去スイッチ312を操作するたびに重い本体枠302を開かなければならず、操作性が悪い。特に、電源スイッチ311及び消去スイッチ312は、遊技機300を起動させる際(営業開始時)に操作するため、使用頻度が高く、操作性の改善が要望されている。
本発明は、上記問題点を解決するためになされたものであり、本発明の技術的課題は、本体枠を閉じた状態で遊技盤の交換等、及び電源スイッチ、消去スイッチの操作が可能な遊技機を提供することである。
上記した課題は、各請求項の発明によって解決される。
請求項1の発明は、
「 外枠と、その外枠に対して開閉可能に装着されており、遊技盤が取付けられる構成の本体枠と、前記遊技盤に設けられた第1遊技制御手段と、前記本体枠に設けられた第2遊技制御手段と、前記本体枠に対して開閉可能に装着されており、透明部分で前記遊技盤を覆う構成の開閉扉とを備える遊技機であって、
本体枠は、遊技盤を前方から嵌込み可能に構成された遊技盤装着枠と、その遊技盤装着枠の位置に枠側コネクタとを備えており、
前記遊技盤は、その裏面側に前記枠側コネクタと電気的に接続可能な裏側コネクタを備えており、
前記遊技盤が前記本体枠の遊技盤装着枠に対して前方から嵌込まれる動作により、その遊技盤の裏側コネクタと前記本体枠の枠側コネクタとが接続され、前記本体枠の第2遊技制御手段を含む電装機器と前記遊技盤の第1遊技制御手段を含む電装機器とが電気的に接続される構成であり、
前記本体枠には、前記開閉扉に覆われる前面位置に、電源投入用の電源スイッチと、前記第1遊技制御手段及び/又は第2遊技制御手段の記憶部に記憶された遊技データを消去するための消去スイッチとが設けられていることを特徴とする遊技機。」
を要旨とするものである。
本発明によると、遊技盤を本体枠の遊技盤装着枠に対して前方から嵌込み可能な構成のため、外枠に対して本体枠を閉じた状態で前記遊技盤をその本体枠に装着できるようになる。さらに、遊技盤が本体枠の遊技盤装着枠に対して嵌込まれる動作により、その遊技盤の裏側コネクタと前記本体枠の枠側コネクタとが自動的に接続されるため、本体枠を閉じた状態で裏側コネクタと枠側コネクタとを接続できるようになる。したがって、本体枠を開かないで遊技盤の交換を行えるようになり、遊技盤の交換作業が容易になる。
また、遊技機の電源スイッチと消去スイッチとが本体枠の前面に設けられているため、開閉扉(本体枠に比べて軽い)を開くことでその電源スイッチ及び消去スイッチを操作できるようになる。このため、従来のように、遊技機を起動する際に、重量の大きな本体枠を開いてその側面に位置する電源スイッチ及び消去スイッチを操作する必要がなくなり、電源スイッチ及び消去スイッチの操作性が向上する。
請求項2の発明は、
「 請求項1に記載の遊技機であって、
消去スイッチの動作により、第1遊技制御手段と第2遊技制御手段との双方の記憶部に記憶されている遊技データが消去される構成であることを特徴とする遊技機。 」
を要旨とするものである。
このため、第1遊技制御手段に対応する消去スイッチと第2遊技制御手段に対応する消去スイッチとを個別に設ける必要がなくなる。したがって、消去スイッチ及びそれに伴う電気配線も一セットで良くなる。即ち、本体枠の前面に設けられた消去スイッチとその本体枠の第2遊技制御手段との間で電気配線を行えば良く、前記消去スイッチと遊技盤の第1遊技制御手段との間の電気配線が不要になる。このため、配線作業が複雑化せず容易になる。
請求項3の発明は、
「請求項2に記載の遊技機であって、
消去スイッチの消去信号が本体枠の第2遊技制御手段を介して遊技盤の第1遊技制御手段に入力される構成であることを特徴とする遊技機。」
を要旨とするものである。
このため、遊技機の裏面で配線が乱雑にならない。
請求項4の発明は、
「 請求項1から請求項3のいずれかに記載の遊技機であって、
遊技盤の裏側コネクタの端子が接続される本体枠の枠側コネクタの端子には、消去スイッチの消去信号をその遊技盤の第1遊技制御手段に入力するための専用端子が設けられていることを特徴とする遊技機。」
を要旨とするものである。
このため、消去スイッチの消去信号(ON―OFF信号)を、遊技盤の第1遊技制御手段に送信される他の信号の送信状況に影響されないで、その第1遊技制御手段に入力することができる。例えば、電源投入後であって、本体枠側の第2遊技制御手段が第1遊技制御手段へ他の信号を送信できる状態に至っていなくても、先に消去信号を送信して第1遊技制御手段に入力することが可能である。そのため、消去信号を第1遊技制御手段に容易に入力できるようになる。
請求項5の発明は、
「 請求項1から請求項4のいずれかに記載の遊技機であって、
本体枠の枠側コネクタと遊技盤の裏側コネクタとは、その本体枠の幅方向における一端側に配置されており、
電源スイッチと消去スイッチとは、前記本体枠の幅方向において、前記枠側コネクタ及び前記裏側コネクタと同じ側に配置されていることを特徴とする遊技機。」
を要旨とするものである。
このため、スイッチ類とコネクタ類との配線をまとめて布設することができるようになるため、遊技機の裏側で配線が乱雑になるのを防止できる。
請求項6の発明は、
「 請求項5に記載の遊技機であって、
本体枠の枠側コネクタ、遊技盤の裏側コネクタ、電源スイッチ及び消去スイッチは、開閉扉の回動自由端側に配置されていることを特徴とする遊技機。」
を要旨とするものである。
このように、電源スイッチと消去スイッチとが開閉扉の回動自由端側に配置されているため、開閉扉を少し開くだけで電源スイッチと消去スイッチとを操作可能になり、操作性が向上する。
請求項7の発明は、
「 請求項1から請求項6のいずれかに記載の遊技機であって、
消去スイッチの消去信号は、その消去スイッチが電源スイッチとほぼ同時に操作された場合に限り、第1遊技制御手段及び/又は第2遊技制御手段によって受け入れられる構成であり、
前記第1遊技制御手段及び/又は第2遊技制御手段には、前記消去スイッチの消去信号が入力した時から所定時間だけ、その消去信号を保持する保持手段が設けられていることを特徴とする遊技機。」
を要旨とするものである。
本発明によると、消去スイッチの消去信号は、その消去スイッチが電源スイッチとほぼ同時に操作された場合に限り、第1遊技制御手段及び/又は第2遊技制御手段によって受け入れられる。このため、消去スイッチのみ操作してもその消去信号が第1遊技制御手段及び/又は第2遊技制御手段に受け入れられることはない。したがって、消去スイッチの誤操作で、遊技データが消去されるような不具合がない。また、電源投入時に第1遊技制御手段及び/又は第2遊技制御手段が電気的に安定する前に、消去スイッチの操作が終了した場合でも、保持手段によって消去信号が所定時間だけ保持されるため、その消去信号が第1遊技制御手段及び/又は第2遊技制御手段によって確実に受信されるようになる。
請求項8の発明は、
「 請求項1から請求項7のいずれかに記載の遊技機であって、
第1遊技制御手段及び/又は第2遊技制御手段には、消去スイッチからの消去信号を受けて記憶部に記憶された遊技データを消去する消去手段と、
前記記憶部に記憶された遊技データが消去されたことをチェックするためのチェック手段と、
前記遊技データが消去されなかった場合に、前記記憶部のデータを再度消去する再消去手段とが設けられていることを特徴とする遊技機。」
を要旨とするものである。
本発明によると、チェック手段で遊技データが消去されたことをチェック可能であり、前記遊技データが消去されなかった場合には再消去手段によって記憶部のデータを再度消去できるため、遊技データを確実に消去できる。
請求項9の発明は、
「 請求項1から請求項8のいずれかに記載の遊技機であって、
遊技盤には、第1遊技制御手段及び/又は第2遊技制御手段の記憶部に記憶された遊技データが消去されたことを表示するための表示手段が設けられていることを特徴とする遊技機。」
を要旨とするものである。
このため、遊技データが消去されたことを確認することができる。
請求項10の発明は、
「 請求項1から請求項9のいずれかに記載の遊技機であって、
電源投入時に消去スイッチが操作されたときのみ、その消去スイッチの消去信号によって第1遊技制御手段及び/又は第2遊技制御手段の消去手段が動作する構成であることを特徴とする遊技機。」
を要旨とするものである。
このため、電源投入後(例えば、遊技中)、誤って消去スイッチを操作しても、第1遊技制御手段及び第2遊技制御手段の遊技データが消去されることがない。
請求項11の発明は、
「 請求項1から請求項10のいずれかに記載の遊技機であって、
開閉扉の内側には、その開閉扉が閉じられた状態で、電源スイッチと消去スイッチとを収納可能な収納ケースが設けられていることを特徴とする遊技機。」
を要旨とするものである。
このため、例えば、遊技中に開閉扉と本体枠との隙間から特殊工具を差し入れて、電源スイッチ又は消去スイッチを操作するような不正行為を防止できるようになる。
本発明によれば、遊技機の本体枠を閉じた状態で遊技盤の交換等が可能なため、遊技盤の交換作業等が容易になる。また、前記本体枠を閉じた状態で電源スイッチ、消去スイッチの操作が可能なため、電源スイッチ、消去スイッチの操作が容易になる。
次に、本発明を実施するための最良の形態を実施例にしたがって説明する。
図1は遊技機の外枠の一側に本体枠が開かれその本体枠の一側にガラス扉が開かれた状態を示す斜視図である。図2は遊技機の前側全体を示す正面図である。図3は遊技機の後側全体を示す背面図である。図4は遊技機の後側上部を拡大して示す部分背面図である。図5は図4のV−V線に基づく側断面図である。図6は図4のVI−VI線に基づく側断面図である。図7は遊技機の本体枠と遊技盤とを分離して斜め右上前方から示す斜視図である。図8は遊技機の本体枠に各種部材が組み付けられた状態を斜め右上前方から示す斜視図である。図9は本体枠単体を斜め右上前方から示す斜視図である。図10は本体枠を
斜め右上後方から示す斜視図である。図11は本体枠単体を斜め右上後方から示す斜視図である。図12は外枠と本体枠とを分離した状態を示す斜視図である。なお、説明の便宜上、遊技機において遊技者側を前、反対側を後として説明する。
[遊技機の概要について]
図1〜図3に示すように、遊技機としてのパチンコ機は、外枠10と、その外枠10に対して扉状に開閉可能に装着されており、遊技盤120が取付けられる構成の本体枠30と、その本体枠30に対して開閉可能に装着されており、遊技盤120等を覆う構成のガラス扉80とを備えている。
外枠10は、上下左右の枠材によって縦長四角形の枠状に形成され、同外枠10の前側下部には、本体枠30の下面を受ける下受板15を有している。
外枠10の前面の片側には、本体枠開閉用ヒンジ機構20によって本体枠30が前方に開閉可能に装着されている。
また、外枠10の下受板15の上面には、その左右方向中央部よりも自由端側(ヒンジと反対側)寄り部分において金属板等よりなる耐摩耗性の当て板16が下受板15の上面と略同一面をなしてビス等によって固着されている(図12参照)。
[本体枠の概要について]
図7〜図11に示すように、本体枠30は、前枠体35、遊技盤装着枠100及び機構装着体160を合成樹脂材によって一体成形することで構成されている。
また、この実施例において、合成樹脂製の本体枠30は、図9と図11に示すように、前段部31と、その前段部31の後側において、同前段部31の外周よりも小さい外周壁32a、33aを有しかつ同前段部31の後側周囲に段差部をもって形成された中段部32と、その中段部32の後側において同中段部32の外周壁よりも小さい外周壁を有しかつ同中段部32の後側周囲に段差部をもって形成された後段部33を有して複数段の段差状に形成されている。
また、中段部32及び後段部33の各外周壁は、前側が広く、後側が狭くなる傾斜面をなしている。
そして、前段部31に前枠体35が形成され、中段部32に遊技盤装着枠100が形成され、中段部32の後側と後段部33に機構装着体160が形成されている。
[本体枠の前枠体について]
図1と図7に示すように、本体枠30の前段部31に形成された前枠体35は、外枠10前側の下受板15を除く外郭形状に対応する大きさの矩形枠状に形成されている。前枠体35の片側の上下部には、外枠10側の外枠側ヒンジ具21(図12参照)に対応する本体枠側ヒンジ具22(図7参照)が固定されている。そして、その本体枠側ヒンジ具22が外枠側ヒンジ具21に対してヒンジピンとヒンジ孔との働きで連結されることにより、本体枠30が外枠10に対して開閉回動可能に装着される。即ち、外枠側ヒンジ具21、本体枠側ヒンジ具22、ヒンジピン及びヒンジ孔によって本体枠開閉用ヒンジ機構20が構成されている。
また、この実施例において、図12〜図14に示すように、本体枠30の前枠体35の下端面35aは、その厚さ方向(前後方向)の中央部から後端にわたって所定角度で面取りされて傾斜面35bに形成されている。そして、その前枠体35の下端の傾斜面35bのうち、外枠10の下受板15上面の当て板16に対応する自由端寄り部分には、前後方向に延び複数又は単数のリブ状又は突起状の滑走用突部38が突設されている。
この実施例において、図13に示すように、複数のリブ状の滑走用突部38が左右方向に所定間隔を隔てて平行状に突設されている。これら各滑走用突部38は、略円弧状、又は湾曲状、又は傾斜状をなし、各滑走用突部38の下端部は、前枠体35の下端面と略同一面をなしている。
さらに、複数個の滑走用突部38の突出面は、外枠10に対し本体枠30を閉じ位置まで閉じる直前位置において、外枠10の下受板15上面の当て板16にそれぞれ当接して受けられるようになっている。しかも、図13に示すように、複数個の滑走用突部38の突出量はヒンジ側が小さく自由端側に向けてしだいに大きく形成されている。
本体枠30の開閉動作時には、本体枠30は、それ自身の重量や本体枠30に装着される各種装置、部材の重量により自由端側が下傾した状態となる。これを矯正しつつ閉じるため、複数個の滑走用突部38の突出量をヒンジ側が小さく自由端側に向けてしだいに大きくなるように形成する。即ち、本体枠30を、その自由端側が下傾した状態で閉じると、まず、ヒンジ側最端の滑走用突部38が当て板16に当接しながら本体枠30をその高さに相当する分だけ持ち上げる。引き続いて前記最端の滑走用突部38に隣接する滑走用突部38が当て板16に当接しながら本体枠30をその高さに相当する分だけ持ち上げる。このようにして、複数の滑走用突部38により本体枠30を順次に持ち上げながら閉じ位置まで閉じることができる。このため、本体枠30の自由端側の下傾を無理なく良好に矯正しつつ外枠10に対し円滑に閉じることができる。
前記したように、前枠体35の下端面35aに傾斜面35bを形成し、その傾斜面35bに複数個のリブ状の滑走用突部38を突設することによって、外枠10に対し本体枠30を閉じ位置まで閉じる直前位置までは外枠10の下受板15上面に対し前枠体35の下端面35aが接触することなく軽快に閉じ動作される。そして、本体枠30の閉じ位置の直前位置において、複数個の滑走用突部38の円弧面(又は湾曲面、又は傾斜面)が外枠10の下受板15上面の当て板16にそれぞれ接触して滑走することで、本体枠30の自由端側が僅かではあるが持ち上げられながら閉じ位置まで良好に閉じられるようになっている。
また、外枠10に対し本体枠30を所定位置まで開放する場合においても閉じる場合と略同様にして軽快に開き動作することができる。
図8と図9に示すように、前枠体35の前側において、遊技盤装着枠100よりも下方に位置する前枠体35の前下部領域の一側寄りにはスピーカボックス部50が一体に形成され、そのスピーカボックス部50の前側開口部には、同開口部を塞ぐようにしてスピーカ装着板107が装着されている。そして、スピーカ装着板107にはスピーカ109が装着されている。
また、図9と図11に示すように、スピーカボックス部50は、前側が大きく後側に向けてしだいに小さくなった複数段の段差箱形状に形成されている。さらに、スピーカボックス部50の各段部の外周壁50aは、前側が広く、後側が狭くなる傾斜面をなしている。
また、図8と図9に示すように、前枠体35前面の下部領域内には、その上側部分に発射レール装着部41が形成され、下側部分には、下皿装着部43が発射レール装着部41よりも前側に突出して段差状に形成されている。
そして、発射レール装着部41には、遊技盤120の発射通路に向けて球を導く発射レール42が傾斜状に装着されている。
また、下皿装着部43の前側には、その下皿装着部43を覆うようにして下部前面板44が装着されている。下部前面板44の前面の略中央部には、下皿45が設けられ、片側寄りには操作ハンドル46が設けられている(図1参照)。
図10〜図12に示すように、前枠体35の後側において、遊技盤装着枠100よりも下方に位置する前枠体35の後下部領域の片側(図12に向かって左側)には、発射レール42の下傾端部の発射位置に送られた球を発射するための発射ハンマー63、その発射ハンマー63を作動する発射モータ62等が取付基板61に組み付けられてユニット化された発射装置ユニット60が装着されている。
また、図3、図10及び図12に示すように、前枠体35の後下部領域の略中央部には、電源基板67を有する電源基板ボックス66、払出制御基板69を有する払出制御基板ボックス68が前後に重ね合わされた状態で装着されている。
また、図10に示すように、前枠体35の後下部領域の他側寄り部分(ヒンジ寄り部分)には、そのスピーカボックス部50の後段差部の凹み部分において下皿用球誘導ケース180が装着されている。この下皿用球誘導ケース180は上皿が満杯になったときに球を下皿に導くための球誘導路(図示しない)が形成されている。また、下皿用球誘導ケース180の後壁部には、インタフェース基板240を収納している基板ボックス241が装着されている。
[施錠装置について]
図1と図12に示すように、前枠体35のヒンジ機構と反対側の自由端側の後側には、外枠10に対し本体枠30を施錠する機能と、本体枠30に対しガラス扉80を施錠する機能とを兼ね備えた施錠装置90が装着されている。
即ち、この実施例において、施錠装置90は、本体枠30の前枠体35における自由端側の後側に固定状態で装着された上下方向に長尺な取付基板91を備えている。取付基板91には、本体枠施錠板92と扉施錠板(図示省略)とがそれぞれ上下方向にスライド可能に組付けられている。本体枠施錠板92には、外枠10に設けられた閉止具17(図1参照)に係脱可能に係合して本体枠30を閉じ状態に施錠可能な上下複数の本体枠施錠フック93が後方に向けて突出形成されている。本体枠施錠フック93は、本体枠施錠板92が上方にスライドすることで、その本体枠施錠板92と共に上動して外枠10の閉止具17に対して下方から掛けられるように構成されている。また、本体枠施錠板92には、その本体枠施錠板92を引き上げる方向に付勢されたバネ(図示省略)が連結されており、そのバネ力によって本体枠施錠板92は上限位置までスライド可能となる。そして、その本体枠施錠板92が前記バネ力で上限位置までスライドすることにより、本体枠施錠フック93が外枠10の閉止具17に掛けられる。
取付基板91(図12参照)に組付けられた扉施錠板には、ガラス扉80の自由端側の後側に設けられた閉止具89(図1参照)に係脱可能に係合してガラス扉80を閉じ状態に施錠可能な上下複数の扉施錠フック96が前方に向けて突出形成されている。これら扉施錠フック96は、図1に示すように、前枠体35の自由端寄り部分に貫設された貫通孔に挿通されてガラス扉80後側の閉止具89に係脱可能に臨んでいる。
扉施錠フック96は、扉施錠板が下方にスライドすることで、その扉施錠板と共に下動してガラス扉80の閉止具89に対して上方から掛けられるように構成されている。また、扉施錠板には、その扉施錠板を引き下げる方向に付勢されたバネが連結されており、そのバネ力によって扉施錠板は下限位置までスライド可能となる。そして、その扉施錠板が前記バネ力で下限位置までスライドすることにより、扉施錠フック96がガラス扉80の閉止具89に掛けられる。
また、前記取付基板91の所定位置には、シリンダー錠98が装着されている。シリンダー錠98の前端部は、遊技機の前方から鍵を挿入して解錠操作可能なように、前枠体35及び下部前面板44を貫通してその下部前面板44の前面に露出している。
そして、シリンダー錠98の鍵穴に鍵が挿入されて一方向に回動操作されることで、そのシリンダー錠98の第1解錠片(図示省略)が本体枠施錠板92と係合し、その本体枠施錠板92と本体枠施錠フック93とをバネ力に抗して下方にスライドさせる。これによって、本体枠施錠フック93と外枠10の閉止具17との係合が外れ、本体枠30が解錠される。
また、シリンダー錠98が、これとは逆方向に回動操作されることで、そのシリンダー錠98の第2解錠片(図示省略)が扉施錠板と係合し、その扉施錠板と扉施錠フック96とをバネ力に抗して上方にスライドさせる。これによって、扉施錠フック96とガラス扉80の閉止具89との係合が外れ、ガラス扉80が解錠される。
[ガラス扉について]
図1と図2に示すように、前枠体35の前面の片側には、その前枠体35の上端から下部前面板44の上縁にわたる部分を覆うようにしてガラス扉80が扉開閉用ヒンジ機構70によって前方に開閉可能に装着されている。ガラス扉80のヒンジ機構70と反対側に自由端側の後側には、前述の施錠装置90の扉施錠フック96に係脱可能に係合してガラス扉80を閉じ状態に施錠する閉止具89が設けられている。
また、ガラス扉80の略中央部には、後述する遊技盤120の遊技領域124を前方から透視可能な略円形の開口窓81が形成されている。また、ガラス扉80の後側には開口窓81よりも大きな矩形枠状をなす窓枠82が設けられ、その窓枠82にはガラス板、透明樹脂板等の透明板83が装着されている。
また、ガラス扉80の前面の略全体は、ランプ等が内設された前面装飾部材によって装飾され、同ガラス扉80の前面の下部には上皿部材86が形成されている(図2参照)。
即ち、ガラス扉80が本発明の開閉扉に相当する。
[本体枠の遊技盤装着枠について]
図7と図8に示すように、本体枠30の遊技盤装着枠100は、前枠体35の後側に設けられており、遊技盤120が前方から着脱交換可能な状態で装着されるように構成されている。
即ち、この実施例において、遊技盤装着枠100は、遊技盤120が前方から着脱交換可能に嵌込まれる嵌込み枠部102を有し、その嵌込み枠部102の奥側の枠部内周には遊技盤120の後側の周縁部を受け止める後面受け部103が形成されている。
また、嵌込み枠部102の一側内壁面の上下部2箇所には、後面受け部103との間に遊技盤120の一側部が差し込み可能な間隔を隔てて前面押え部104が形成されている。
また、図8に示すように、嵌込み枠部102の他側内壁面の上下部2箇所には、遊技盤120に設けられたロック部材130(図1、図7参照)に対応する係止部106が形成されている。
また、嵌込み枠部102の他側部近傍には、本体枠30側の電装機器と遊技盤120側の電装機器とを電気的に接続するための第1コネクタ111と第2コネクタ112が設置されている。
また、嵌込み枠部102の下側部には、遊技盤120の前面下部を嵌込み枠部102の後面受け部103に押さえ付けて緊締するターンバックル形式の緊締具149(図8参照)が装着されている。
[遊技盤について]
図7に示すように、遊技盤120は、遊技盤装着枠100の嵌込み枠部102の前方から嵌込まれる大きさの略四角板状に形成されている。遊技盤120の盤面(前面)には、外レール122と内レール123とを備えた案内レール121が設けられ、その案内レール121の内側に遊技領域124が区画形成されている。
遊技盤120には、その遊技領域124内において、遊技に関する役物装置、例えば、センタ役物と呼ばれる役物装置140、図柄表示装置145、入賞装置等の役物装置や風車器、誘導釘、ランプ装飾部材等の各種の装備品が配設されている。これら各種の装備品のうち、所定の装備品の後部、この実施例では、役物装置140の役物本体141の後部が遊技盤120の後側に突出して配設される。
また、遊技盤120の前面には、その案内レール121の外側領域において、合成樹脂製の前構成部材120aが装着されている。
この実施例において、役物装置140の役物本体141には、略中央部に開口窓が形成され、図柄表示装置(例えば、液晶表示器、EL表示器,プラズマ表示器,CRT等)145の表示面は役物本体141の後側においてその開口窓に臨んで装着されている。
そして、役物本体141は、遊技盤120の中央部に貫設された組付孔に嵌込まれ、同役物本体141の後部及び図柄表示装置145の図柄制御基板146を有する図柄制御基板ボックス146は遊技盤120の後側に突出して配設されている(図5参照)。
また、図7と図8に示すように、遊技盤120前面の前構成部材120aにおける他側寄りの上下2箇所には、本体枠30の嵌込み枠部102の係止部106(図8参照)に対応する位置に、ロック部材130がピンと左右方向の長孔によって回動操作可能に装着されている。
遊技盤120(前構成部材120aを含む)を遊技盤装着枠100に装着する場合には、先ず、その遊技盤120の左側端部を遊技盤装着枠100の後面受け部103と前面押え部104との間に差し込む。次に、差し込まれた遊技盤120の左側端部を中心に、その遊技盤120を後方に押しながら回動させる。そして、遊技盤120の裏面周縁が遊技盤装着枠100の後面受け部103に当接するまで、その遊技盤120を遊技盤装着枠100の嵌込み枠部102に嵌め込むようにする。次に、この状態で、遊技盤120のロック部材130を嵌込み枠部102の係止部106と係合させることで、遊技盤120が遊技盤装着枠100に装着されるようになる(図1参照)。
図3と図12に示すように、遊技盤120の後側下部には、その中央部から下部にわたる部分において、各種入賞装置に流入した球を受け、かつその球を所定位置まで導く集合樋としての機能と、ボックス装着部としての機能を兼ね備えたボックス装着台が設けられている。このボックス装着台には、音声制御基板、ランプ制御基板等の副制御基板156が収納された副制御基板ボックス155と、主制御基板152が収納された主制御基板ボックス151とが前後に重ね合わされた状態で装着されている。
さらに、遊技盤120は、その遊技盤120の後側にボックス装着台、副制御基板ボックス155及び主制御基板ボックス151がそれぞれ装着された状態で、前述のように本体枠30の遊技盤装着枠100に対して前方から装着可能なように構成されている。即ち、遊技盤120の後側に取付けられたボックス装着台、副制御基板ボックス155及び主制御基板ボックス151は、その遊技盤120の外郭より外側にはみ出さないように配置されている。
また、遊技盤120の後側の他側寄り下部には、遊技盤装着枠100の前方からその嵌込み枠部102内に遊技盤120を嵌込む動作によって、本体枠30側の第1、第2コネクタ111、112に挿脱可能に接続される第1、第2コネクタ125、126が設置されている(図7及び図8参照)。なお、本体枠30側の第1、第2コネクタ111、112と遊技盤120側の第1、第2コネクタ125、126との具体的な構成については後述する。
[本体枠の機構装着体について]
図10と図11に示すように、本体枠30の機構装着体160には、タンク装着部161、レール装着部170、払出装置装着部200等がそれぞれ形成されている。
即ち、機構装着体160の上部には、中段部32の上部後壁部32aと、後段部33の外周壁の上向き面33aにわたってタンク装着部161が形成されている。
また、タンク装着部161の前側壁(即ち、中段部32の上部後壁部32a)には、次に述べる球タンク165の両取付部166が上方から差し込み可能な差込溝を有する左右一対の支持片161aと、球タンク165の係止孔に係合可能な係止片161bとがそれぞれ形成されている。
また、タンク装着部161の底部(後段部33の外周壁の上向き面33a)には、球タンク165の下部を受けるタンク受け部162が形成されている。
この実施例では、後段部33の外周壁の上向き面33aの後端部分をタンク受け部162とし、そのタンク受け部162によって球タンク165の底板部167の下面後端部が支承可能となっている(図5参照)。
[球タンクについて]
球タンク165は、透明な合成樹脂材よりなり、島設備から供給される多数の球が貯留可能な上方に開口する箱形状に形成されている。そして、球タンク165の球の貯留状態が球タンク165の後側壁を透して視認可能となっている。
図10に示すように、球タンク165の前側の左右両端部には取付部166が突出されている。また、球タンク165の前側壁にはタンク装着部161の係止片161bの上方から掛け止め可能な係止孔が貫設されている。
また、球タンク165の底板部167の後側隅部には球を放出する放出口168が形成されるとともに、底板部167は、放出口168に向けて下傾する傾斜面に形成されている。
そして、球タンク165は、その取付部166がタンク装着部161の左右一対の支持片161aの差込溝の上方から差し込まれ、係止孔に係止片161bが係合することによって、タンク装着部161に装着されるようになっている。
この球タンク165の装着状態において、球タンク165の底板部167の下面後端部がタンク受け部162によって支承される(図5参照)。
[タンクレールについて]
図10と図11に示すように、本体枠30の機構装着体160には、そのタンク装着部161に下方に接近してレール装着部170が一体に形成され、そのレール装着部170にレール構成部材176が装着されることでタンクレール171が構成されるようになっている。
即ち、この実施例において、レール装着部170は、本体枠30の後段部33の上部横方向部分が所定深さ凹まされた状態で形成されており、その凹部の奥側壁をタンクレール171の前壁部172とし、その凹部の下縁部に沿って一端(図11に向かって左端)から他端(図11に向かって右端)に向けて下傾する傾斜状のレール棚174が形成されている。そして、レール棚174の横方向に延びる上向き面をレール受け部173としている。
図5と図10に示すように、レール装着部170に装着されてタンクレール171を構成するレール構成部材176は、レール装着部170の前壁部172との間にレール通路を構成する後壁部177と、傾斜状をなす下板部178と、その下板部178の上面の前後方向中央部に沿って突設されレール通路を前後2列に区画する仕切り壁179とを一体に備えて形成されている。このレール構成部材176は、レール装着部170に対し適宜の取付手段によって装着され、これによって、前後2列のレール通路を備えたタンクレール171が構成されるようになっている。
そして、球タンク165の放出口168から放出(自重によって落下)された球がタンクレール171の前後2列のレール通路の一端部においてそれぞれ受けられた後、球が自重によってレール通路に沿って転動することでレール通路の他端部に向けて流れるようになっている。
また、この実施例において、レール構成部材176は、透明な合成樹脂材より形成され、これによって、レール通路内の球の流れ状態が、レール構成部材176の後壁部177を透して視認可能となっている。
図5に示すように、タンクレール171(レール装着部170)の前壁部172は、遊技盤120の後側に突出する装備品、例えば、役物装置140の役物本体141の後部の上端部との干渉を避けるための第1空間部S1を隔てた状態で設けられている。
また、この実施例において、図5に示すように、本体枠30の後段部33の後端部をなるレール棚174の後端と、タンクレール171の後壁部177は、球タンク165の後側壁と略同一面をなしている。
言い換えると、球タンク165の後壁部169に対しタンクレール171の後壁部177が略同一面となる位置まで、タンクレール171が遊技盤120の後面より後方に離隔して配置されている。これによって、遊技盤120の後側とタンクレール171の前壁部172との間に役物装置140の役物本体141の後部との干渉を避けるための第1空間部S1が設けられるようになっている。
また、図10に示すように、レール装着部170の上方には、レール通路を流れる球が上下に重なることなく整列させる整流体190がその上部において軸191を中心として揺動可能に装着されている。この整流体190には、その中央部から下部において錘が設けられている。
[球払出装置について]
図10と図11に示すように、本体枠30の機構装着体160の片側(図に向かって右側)寄りの上下方向には、次に述べる球払出装置210に対応する縦長の払出装置装着部200が形成されている。
図6と図11に示すように、払出装置装着部200は、後方に開口部をもつ凹状に形成されている。また、払出装置装着部200の段差状をなす奥壁部(前壁部)204の所定位置には、球払出装置210の払出用モータ220が突出可能な開口部205が形成されている。
図3と図6に示すように、球払出装置210は、その装置本体211が払出装置装着部200の凹部と略同じ大きさの縦長のボックス形状をなし、その装置本体211に払い出しに関する各種部品が装着されることでユニット化されている。そして、球払出装置210は、その装置本体211において、払出装置装着部200の凹部の後方開口部から嵌込まれて適宜の取付手段(例えば、弾性クリップ、係止爪、ビス等の取付手段)によって装着されるようになっている。
この実施例において、球払出装置210の装置本体(ユニット本体)211は、前ベース体211a、中間構成部材211b及び後カバー体211cを備え、これら各構成部材によってタンクレール171の前後のレール通路の出口にそれぞれ連通する流入口を有する球通路が形成されている。
また、装置本体211には、その内部に形成された前後2列の球通路の下流部が二股状に分岐されて前後2列の賞球及び貸球用通路と球抜き用通路とがそれぞれ形成されている。そして賞球及び貸球用球通路と球抜き用球通路との分岐部には、球を賞球及び貸球用球通路と球抜き用球通路とのいずれかに振り分けて払い出すための回転体よりなる払出部材215が正逆回転可能にかつ払出用モータ220を駆動源として配設されている。そして、払出用モータ220の正回転時には、これに基づいて正回転する払出部材215によって球が賞球及び貸球用球通路に払い出される。また、払出制御基板ボックス68に収納された払出制御基板69上に配置された図示しない球抜きスイッチを操作することで、払出用モータ220が逆回転し、これに基づいて逆回転する払出部材215によって球が球抜き通路(図示しない)に排出されるようになっている。
また、球払出装置210の装置本体211の少なくとも後カバー体211c(この実施例において、中間構成部材211b及び後カバー体211c)は、透明な合成樹脂材により形成され、これによって、装置本体211の球通路内の球の流れ状態が後カバー体211c及び中間構成部材211bを透して視認可能となっている。
図6に示すように、払出装置装着部200の凹部に球払出装置210がその装置本体211において装着された状態において、装置本体211と遊技盤120との間(奥壁部204と遊技盤120後側との間)には、第1空間部S1と前後方向に略同一レベルにおいて第2空間部S2が設けられている。これによって、レール通路と球通路とが前後方向に略同一レベルで配置されている。
また、本体枠30の後段部33の後端(即ち、払出装置装着部200の周壁部後端200a、レール棚174の後端174a)、球タンク165、タンクレール171及び球払出装置210の装置本体211のそれぞれの後面は略同一面をなしている(図10参照)。
また、この実施例において、図6と図7に示すように、装置本体211のベース体の前側には、回転体を正逆方向に回転駆動するための払出用モータ220が取付板221を間に挟んで装着されている。これによって払出用モータ220は払出装置装着部200の奥壁部204の開口部205を通して第2空間部S2内に突出している。
また、払出用モータ220の取付板221の左右両側部には同払出用モータ220の両側方に沿って側壁部223が形成されている。そして、これら両側壁部223によって払出用モータ220が保護されるとともに、同払出用モータ220の熱が取付板221の両側壁部223に伝導されて放熱され、これによって払出用モータ220の過熱による損傷を防止するようになっている。
[外部端子基板と分電基板の配置について]
図10と図11に示すように、機構装着体160の上部の片側(ヒンジ寄り側)には、第1基板装着部230と第2基板装着部235とが段差状をなして形成され、下段の第1基板装着部230には外部端子基板231が装着され、上段の第2基板装着部235には分電基板236が基板ケース237に覆われた状態で装着されている。
[後カバー体について]
図3、図5及び図12に示すように、遊技盤120後面に配置された図柄制御基板ボックス146及び主制御基板ボックス151の後端部は機構装着体160の中央部に開口された窓開口部に向けて突出している。そして、機構装着体160の窓開口部の一側壁を構成する側壁部と他側壁を構成する払出装置装着部200の片側壁との間には、後カバー体250がその一側を支点として開閉可能に装着されている。
そして、遊技盤120後面の図柄制御基板ボックス146全体及び主制御基板ボックス151の上部が後カバー体250によって覆われるようになっている。
[本体枠側と遊技盤側とのコネクタ接続及び各スイッチの接続構成について]
本体枠側の回路基板及び各スイッチと遊技盤側の各回路基板の接続をブロック図で表した図15に基づいて説明する。
先ず、本体枠30側においては、交流電源AC(AC24V)から供給された交流電力が、分電基板236、電源スイッチS1を経て電源基板67に供給され、ここでDC12Vの直流電力とDC34Vの直流電力に変換された後、払出制御基板69に供給される。また、DC12Vの直流電力とDC34Vの直流電力は、払出制御基板69を介して遊技盤120の主制御基板152に供給される。
払出制御基板69は、球(遊技媒体)を払い出す数を記憶可能なRAM69aを備えており、そのRAM69aによって遊技盤120の主制御基板152から払出制御基板69に送信された払出用信号が記憶される。払出制御基板69のCPU(図示省略)は、前記RAM69aに記憶された払出用信号に従って、球を払い出す制御(払出用モータ220の作動制御)を行えるように構成されている。
また、交流電源ACから供給された交流電力は、分電基板236によってインタフェース基板240にも分配供給される。
インタフェース基板240は、球貸機250と払出制御基板69との間に介在されており、球貸に関する信号を球貸機250と払出制御基板69との間で送受信可能に構成されている。
遊技盤120側に配置された主制御基板152は、通常遊技状態又は大当たり遊技状態、低確率状態又は高確率状態等の遊技状態を記憶したり、遊技盤120の遊技領域124(図7参照)内の入賞口等に設けられた各種センサ(図示省略)からの信号(制御情報)等を記憶するためのRAM152aを備えている。そして、前記RAM152aに記憶された情報に基づいて、主制御基板152のCPU(図示省略)は遊技の進行を制御する。主制御基板152から出力された制御信号は、副制御基板156に入力され、副制御基板156のCPUは主制御基板152からの制御信号に基づいて周辺機器を制御する。即ち、主制御基板152からの遊技に関する信号を受けた副制御基板156は、図柄制御基板146に対して遊技用信号を出力する。図柄制御基板146のCPUは、前記遊技用信号を表示用信号に変換して図柄表示装置145に伝達する。図柄表示装置(液晶表示器、EL表示器,プラズマ表示器,CRT等)145には、大当たりの抽選図柄が変動表示可能となっている。なお、副制御基板156等には、主制御基板152から直流電力が供給される。
また、主制御基板152から出力された制御信号(払出用信号)は、前述のように、払出制御基板69に入力され、払出制御基板69のCPUはその払出用信号に従って球の払い出し制御を行う。
遊技盤120側の主制御基板152と本体枠30側の払出制御基板69とは、遊技盤120を本体枠30の遊技盤装着枠100に嵌込む際に、図15に示すように、遊技盤120側の第1コネクタ125に対して本体枠30側の第1コネクタ111が差し込まれることにより電気的に接続される。
本体枠30側の第1コネクタ111は、図17に示すように、縦長箱形状のコネクタガイド111mを備えており、そのコネクタガイド111m内に各種の信号線に対応する複数の信号線用雄型端子111sが設けられている。また、コネクタガイド111m内には、信号線用雄型端子111sの下方にDC34V用、DC12V用の電源線用雄型プラス端子111a,111bと電源線用雄型グランド端子111x,111yが設けられている。ここで、電源線用雄型グランド端子111x,111yは電源線用雄型プラス端子111a,111bよりも、一定寸法Lだけ長く形成されている(図18参照)。
これに対し、遊技盤120側の第1コネクタ125のコネクタガイド125mは、図17に示すように、本体枠30の第1コネクタ111におけるコネクタガイド111mの外側に嵌込まれる大きさの縦長箱形状に形成されている。そして、第1コネクタ125のコネクタガイド125m内に、第1コネクタ111の信号線用雄型端子111sに対応する信号線用雌型端子125wが設けられている。さらに、第1コネクタ125のコネクタガイド125m内には、第1コネクタ111の電源線用雄型プラス端子111a,111bに対応する電源線用雌型プラス端子125a,125bと、電源線用雄型グランド端子111x,111yに対応する電源線用雌型グランド端子125x,125yとが設けられている(図18参照)。なお、図18は、遊技盤120側の第1、第2コネクタ125,126と本体枠30側の第1、第2コネクタ111,112とが接続される前の状態を表す平断面図である。
また、遊技盤120側の副制御基板156と本体枠30側のスピーカ57とは、同じく遊技盤120を本体枠30の遊技盤装着枠100に嵌込む際に、図15に示すように、遊技盤120側の第2コネクタ126に対して本体枠30側の第2コネクタ112が差し込まれることにより電気的に接続される。
本体枠30側の第2コネクタ112は、縦長箱形状のコネクタガイド112mを備えており(図18参照)、そのコネクタガイド112m内に各種の信号線に対応する複数の信号線用雄型端子(図示省略)が設けられている。また、コネクタガイド112m内には、信号線用雄型端子の下方にDC12V用の電源線用雄型プラス端子112aと電源線用雄型グランド端子112xが設けられている。ここで、電源線用雄型グランド端子112xは電源線用雄型プラス端子112aよりも、一定寸法Lだけ長く形成されている。
これに対し、遊技盤120側の第2コネクタ126のコネクタガイド126mは、本体枠30の第2コネクタ112におけるコネクタガイド112mの外側に嵌込まれる大きさの縦長箱形状に形成されている。そして、第2コネクタ126のコネクタガイド126m内に、第2コネクタ112の信号線用雄型端子に対応する信号線用雌型端子(図示省略)が設けられている。さらに、第2コネクタ126のコネクタガイド126m内には、第2コネクタ112の電源線用雄型プラス端子112aに対応する電源線用雌型プラス端子126aと、電源線用雄型グランド端子112xに対応する電源線用雌型グランド端子126xとが設けられている。
上記した本体枠30の第1コネクタ111と遊技盤120の第1コネクタ125、及び本体枠30の第2コネクタ112と遊技盤120の第2コネクタ126とは、遊技盤120を本体枠30の遊技盤装着枠100に嵌込む動作により接続される。即ち、遊技盤120の左側端部を遊技盤装着枠100の後面受け部103と前面押え部104(図7参照)との間に差し込み、その差し込まれた左側端部を中心にして遊技盤120を後方に押しながら回動させる動作により、第1コネクタ111,125及び第2コネクタ112,126は挿入接続される。
また、本体枠30の第1コネクタ111及び第2コネクタ112の電源線用雄型グランド端子111x,111y,112xは電源線用雄型プラス端子111a,111b,112aよりも、一定寸法Lだけ長く形成されている。このため、第1コネクタ111,125と第2コネクタ112,126とを接続する際に、それぞれのグランド線(アース線)が電源線よりも先に接続されるようになる。このため、仮にパチンコ機の電源がONの状態で遊技盤120を交換等しても、回路基板上の電子部品に対して設計経路とは異なる経路で電流が流れるような不具合を回避できる。
即ち、遊技盤120側の第1、第2コネクタ125、126が本発明の遊技盤の裏側コネクタに相当し、本体枠30側の第1、第2コネクタ111、112が本発明の本体枠の枠側コネクタに相当する。また、遊技盤120側の主制御基板152が本発明の第1遊技制御手段に相当し、本体枠30側の払出制御基板69が本発明の第2遊技制御手段に相当する。さらに、主制御基板152のRAM152aと払出制御基板69のRAM69aとが本発明の記憶部に相当する。
[RAM消去スイッチについて]
RAM消去スイッチS2は、営業開始時あるいは営業中に、電源スイッチS1をONしてパチンコ機を起動(あるいは再起動)する際、主制御基板152のRAM156aに記憶された遊技データと、払出制御基板69のRAM69aに記憶された遊技データ(払出用データ)とを消去(初期化)するためのスイッチである。RAM消去スイッチS2は、図20に示すように、押されている間(ON状態)だけ消去信号を出力可能な構成であり、払出制御基板69側から電源(DC12V)の供給を受けている。
RAM消去スイッチS2の消去信号は、払出制御基板69から第1コネクタ111,125を経由して主制御基板152のトランジスタ回路Tr2に入力され、そのトランジスタ回路Tr2を介してCPUに入力される。また、RAM消去スイッチS2の消去信号は、払出制御基板69のトランジスタ回路Tr1に入力され、そのトランジスタ回路Tr1を介してCPUに入力される(図20参照)。払出制御基板69と主制御基板152との間には、RAM消去スイッチS2の消去信号用に専用の配線S3が設けられており、第1コネクタ111,125には配線S3が接続される専用の端子が設けられている。即ち、第1コネクタ111,125の信号線用雄型端子111s及び信号線用雌型端子125wの内の一組が、RAM消去スイッチS2の消去信号用の専用端子として使用されている。
RAM消去スイッチS2は、直列に接続された抵抗R0と共に、DC12Vの電圧端子とアース端子との間に接続されている。そして、RAM消去スイッチS2と抵抗R0との接続部E1がトランジスタ回路Tr1とトランジスタ回路Tr2のベース端子(入力端子)に接続されている。このため、RAM消去スイッチS2が押されると(ON操作)、払出制御基板69側のトランジスタTr1及び主制御基板152側のトランジスタTr2の入力電圧(接続部E1の電圧)が零になり、トランジスタTr1及びトランジスタTr2の出力は「1(一定電圧=DC5V)」となる。このため、主制御基板152のCPUと払出制御基板69のCPUには「1(一定電圧=DC5V)」が入力される。
一方、RAM消去スイッチS2が押されない状態では、払出制御基板69側のトランジスタTr1及び主制御基板152側のトランジスタTr2の入力電圧がDC12Vになり、トランジスタTr1及びトランジスタTr2の出力は「0(零V)」となる。このため、主制御基板152のCPUと払出制御基板69のCPUには「0(零V)」が入力される。
上記したように、RAM消去スイッチS2の信号経路のうちで、主制御基板152と払出制御基板69との間の信号経路を構成する配線S3により伝送される消去信号をDC12VのON―OFF信号として、基板69,152上の制御信号(DC5V)よりも十分高く設定することにより、その配線S3に及ぶ静電気等によるノイズの影響を受け難くなる。
即ち、RAM消去スイッチS2が本発明の消去スイッチに相当する。
次に、RAM消去スイッチS2によって、主制御基板152のRAM152aの遊技データを消去する手順を、図19のフローチャートに基づいて説明する。ここで、図19に示す処理は、主制御基板152のCPUによってROM(図示省略)に格納されたプログラムに基づいて実行される。
主制御基板152では、図19に示すように、パチンコ機の電源スイッチS1がON操作されると、CPUの初期化処理(ステップS101)が実行された後、RAM消去スイッチS2がON操作されたか否かが判定される(ステップS102)。RAM消去スイッチS2がON操作されると(ステップS102 YES)、RAM消去信号(以下、消去信号という)が記憶される(ステップS103)。このため、RAM消去スイッチS2がON操作された時間が短い場合でも希望するタイミングで確実に消去信号を受信できるようになる。次に、消去信号が入力されたタイミングを時間T=0とし、このタイミングから時間T0(T0=約2秒)までの間、時間がカウントされる(ステップS104〜ステップS106)。これによって、時間T0が経過するまで処理待ち状態となる。これは、電源投入後、電装機器が電気的に安定するまで、消去信号が入力されたか否かの判定を行わないようにするための処置である。
このようにして時間T0が経過すると、前記消去信号が入力されたか否かが判定される(ステップS107)。RAM消去スイッチS2がON操作されて、ステップS103で消去信号が記憶されているため、ステップS107の判定はYESとなる。この場合、主制御基板152のRAM152aに記憶されている遊技データが消去される(ステップS110)。遊技データの消去は、RAM152aの該当個所を全て「0」に置き換えることにより行う。次に、ステップS111でRAM152aの該当個所が全て「0」に置き換わったか否かが判定される。遊技データが消去されると(ステップS111 YES)、図柄表示装置145の表示画面にRAM152aの遊技データが消去された旨の表示が文字で表されるとともに、その時間も明記される(ステップS112)。このとき、スピーカ57からクリア音を発生させて遊技データが消去されたことを報知することも可能である。また、役物装置140のランプ等を点灯させることも可能である。
このようにして、RAM消去表示が行われると、ステップS103で記憶されることにより、現時点まで保持されたRAM消去スイッチS2の消去信号がクリアされる(ステップS113)。即ち、ステップS103とステップS113との処理を行う部分が本発明の消去信号の保持手段に相当する。
次に、主制御基板152のCPUで通常どおりメイン処理が実行される(ステップS114)。また、ステップS111の判定がNOの場合には、ステップS110で再度RAM152aに記憶されている遊技データが消去される。
次に、停電により電源が遮断された後、自動的に電源が投入された場合の動作を説明する。この場合、RAM消去スイッチS2は操作されていないため(ステップS102 NO)、処理はステップS109に進み、ここでRAM152aに異常があるか否かが判定される。RAM152aに異常がない場合には(ステップS109 NO)、停電前の遊技データに基づいてメイン処理が実行される(ステップS114)。また、RAM152aに異常がある場合には(ステップS109 YES)、ステップS110で、RAM152aの遊技データが消去され、ステップS111で遊技データの消去がチェックされる。そして、上記したように図柄表示装置145の表示画面にRAM152aの遊技データが消去されたことが表示される(ステップS112)。
なお、遊技中は、メイン処理(ステップS114)が継続して実行されているため、仮に、RAM消去スイッチS2が不正に操作されても、消去信号が受付けられず、RAM152aの遊技データが消去されることはない。
RAM消去スイッチS2によって、払出し制御基板69のRAM69aの遊技データを消去する手順も、上記した図19のフローチャートに示す手順と同様である。なお、遊技データを消去する処理は、払出し制御基板69のCPUによってROM(図示省略)に格納されたプログラムに基づいて実行される。
以上、説明したように、図19のステップS110のRAM消去処理を行う部分が本発明の消去手段に相当し、図19のステップS111のチェック処理を行う部分が本発明のチェック手段に相当する。また、図19のステップS111(チェック処理)からステップS110(RAM消去)まで戻る処理を行う部分が本発明の再消去手段に相当する。さらに、図柄表示装置145が本発明の表示手段に相当する。
[電源スイッチ及びRAM消去スイッチの配置について]
図8に示すように、本体枠30の前側には、ガラス扉80を開放することで本体枠30の前側から操作可能な電源スイッチS1とRAM消去スイッチS2とが配置されている。
この実施例において、本体枠30の前枠体35前面の下部領域内の上側部分に形成された発射レール装着部41の片側(ガラス扉80の自由端側に対応する側)において電源スイッチS1とRAM消去スイッチS2とが上下に隣接して配置されている。
このため、電源スイッチS1及びRAM消去スイッチS2を操作する場合には、ガラス扉80を開放することによって容易に操作することができ、使い勝手の向上を図ることができる。
また、本体枠30前側において、ガラス扉80の自由端側に対応する側に電源スイッチS1とRAM消去スイッチS2とが配置されることでガラス扉80を小さい開き角度においても容易に操作することができる。
また、電源スイッチS1とRAM消去スイッチS2とが接近して配置されることによって、これら電源スイッチS1とRAM消去スイッチS2とを共に操作する必要がある場合には各操作を簡便に行うことができる。
さらに、電源スイッチS1とRAM消去スイッチS2とは、本体枠30側の第1、第2コネクタ111,112及び遊技盤120側の第1、第2コネクタ125、第2コネクタ126と、本体枠30の幅方向において同じ側に配置されている。このため、スイッチ類とコネクタ類との配線をまとめて布設することが可能になり、遊技機の裏側で配線が乱雑になるのを防止できる。
また、図1、図2、図8及び図16に示すように、本体枠30とガラス扉80との対向面のうち、少なくとも一方の部材の対向面には、電源スイッチS1及びRAM消去スイッチS2の外周を取り囲むようにして囲い壁260(又は261)が突設される一方、他方の部材の対向面には、囲い壁260(又は261)の開口部を覆蓋する蓋部265(又は266)が形成されている。
この実施例において、図16に示すように、本体枠30の前面及びガラス扉80の後面に、電源スイッチS1及びRAM消去スイッチS2の外周を取り囲むようにして略環状をなす囲い壁260、261がそれぞれ突設されている。
また、この実施例において、本体枠30の囲い壁260はガラス扉80の囲い壁261の外周に嵌合する大きさに形成されている。そして、ガラス扉80の囲い壁261の開口部を塞ぐ蓋部266が本体枠30の前面の一部によって形成されている。
前記構成において、図16に示すように、ガラス扉80が閉じられることで、電源スイッチS1及びRAM消去スイッチS2が囲い壁260、261及び蓋部265によって収納される。このため、本体枠30とガラス扉80との僅かな隙間から異物が侵入され、電源スイッチS1あるいはRAM消去スイッチS2が不正操作される不正行為を未然に防止することができる。
また、この実施例において、本体枠30の囲い壁260とガラス扉80の囲い壁261とが相互に嵌合して電源スイッチS1及びRAM消去スイッチS2が二重に覆われるため、異物の侵入防止に効果が大きい。
また、ガラス扉80が開かれることで、本体枠30の前面に電源スイッチS1及びRAM消去スイッチS2が操作可能に露出する。
このため、本体枠30の前面に、電源スイッチS1及びRAM消去スイッチS2を収納するための専用の収納ケースを製作して開閉可能に装着する手間を省くことができ、使い勝手に優れるという効果もある。
ここで、前記囲い壁261、及びその囲い壁261の開口部を塞ぐ蓋部265を、例えば、鉄等の金属で形成することにより、熱でその囲い壁261を溶かしてRAM消去スイッチS2等を操作するような不正行為を未然に防止できる。
即ち、前記囲い壁260、261及び蓋部265が本発明の収納ケースに相当する。
[この実施例に係る遊技機の作用効果について]
上記したように本実施形態に係るパチンコ機によると、遊技盤120を本体枠30の遊技盤装着枠100に対して前方から嵌込み可能な構成のため、外枠10に対して本体枠30を閉じた状態で遊技盤120をその本体枠30に装着できるようになる。さらに、遊技盤120が本体枠30の遊技盤装着枠100に対して嵌込まれる動作により、その遊技盤120の裏側コネクタ(第1、第2コネクタ125,126)と本体枠30の枠側コネクタ(第1、第2コネクタ111,112)とが自動的に接続されるため、本体枠30を閉じた状態で裏側コネクタ125,126と枠側コネクタ111,112とを接続できるようになる。したがって、本体枠30を開かないで遊技盤120の交換を行えるようになり、遊技盤120の交換作業が容易になる。
また、パチンコ機の電源スイッチS1とRAM消去スイッチS2とが本体枠30の前面に設けられているため、ガラス扉80を開くことでその電源スイッチS1及びRAM消去スイッチS2を操作できるようになる。このため、従来のように、パチンコ機を起動する際に、重量の大きな本体枠30を開いてその側面に位置する電源スイッチ及び消去スイッチを操作する必要がなくなり、電源スイッチS1及びRAM消去スイッチS2の操作性が向上する。
また、RAM消去スイッチS2の消去信号が本体枠30の払出制御基板69を介して遊技盤120の主制御基板152に入力される構成である。このため、本体枠30の前面に設けられたRAM消去スイッチS2と払出制御基板69との間で電気配線を行えば良く、そのRAM消去スイッチS2と遊技盤120の主制御基板152との間の電気配線が不要になる。このため、配線作業が複雑化せず容易になる。
さらに、遊技盤120の裏側コネクタ(第1コネクタ125)の端子が接続される本体枠30の枠側コネクタ(第1コネクタ111)の端子には、消去スイッチS2の消去信号をその遊技盤120の主制御基板152に入力するための専用端子が設けられている。また、遊技盤120の主制御基板152と本体枠30の払出制御基板69との間には、RAM消去スイッチS2の消去信号用として専用の配線S3が設けられている。このため、消去スイッチS2の消去信号をアナログ信号のままで遊技盤120の主制御基板152と本体枠30の払出制御基板69とに入力することが可能になる。したがって、アナログ信号をディジタル信号に変換した後、データとして主制御基板152と払出制御基板69間で伝送する場合と比較して、変換器を介さない分だけ信頼性が向上する。
また、本体枠30の枠側コネクタ111,112と遊技盤120の裏側コネクタ125,126とは、その本体枠30の幅方向における一端側に配置されており、電源スイッチS1とRAM消去スイッチS2とは、本体枠30の幅方向において、枠側コネクタ111,112及び裏側コネクタ125,126と同じ側に配置されている。このため、例えば、遊技盤120の取付け前に、電源スイッチS1あるいはRAM消去スイッチS2を操作しながら本体枠30側の第1、第2コネクタ111,112の信号チェック、電圧チェック等を実施する場合に、操作性が向上する。
また、電源スイッチS1及びRAM消去スイッチS2は、ガラス扉80の回動自由端側に配置されているため、ガラス扉80を少し開くだけで電源スイッチS1とRAM消去スイッチS2とを操作可能になり、操作性が向上する。
さらに、RAM消去スイッチS2は、ON操作されている間だけ主制御基板152及び払出制御基板69に対して消去信号を出力可能な構成である。また、主制御基板152及び払出制御基板69には、RAM消去スイッチS2の消去信号が入力した時から所定時間(T0)だけ、その消去信号を保持する保持手段が設けられている。このため、電源投入時において、主制御基板152及び払出制御基板69等が電気的に安定する前にRAM消去スイッチS2が押された場合でも、消去信号が主制御基板152及び払出制御基板69によって確実に認識される。
また、主制御基板152及び払出制御基板69には、RAM消去スイッチS2からの消去信号を受けてRAM152a,69aに記憶された遊技データを消去する消去手段と、遊技データの消去をチェックするチェック手段と、遊技データが消去されなかった場合に前記遊技データを再度消去する再消去手段とが設けられている。このため、RAM152a,69aの遊技データを確実に消去できるようになる。
さらに、遊技盤120には、主制御基板152及び払出制御基板69のRAM152a,69aに記憶された遊技データが消去されたことを表示するための表示手段(図柄表示装置145)が設けられている。このため、遊技データが消去されたことを確認することができる。
また、パチンコ機に電源を投入する際にRAM消去スイッチS2が操作されたときのみ、そのRAM消去スイッチS2の消去信号によって主制御基板152及び払出制御基板69の消去手段が動作する構成である。このため、遊技中にRAM消去スイッチS2が不正操作されても主制御基板152及び払出制御基板69の遊技データが消去されることがない。
また、ガラス扉80の内側には、そのガラス扉80が閉じられた状態で、電源スイッチS1とRAM消去スイッチS2とを収納可能な収納ケースが設けられている。このため、例えば、遊技中にガラス扉80と本体枠30との隙間から特殊工具を差し入れて、電源スイッチS1あるいはRAM消去スイッチS2を操作するような不正行為を防止できるようになる。
[この発明の他の実施例について]
なお、この発明は前記実施例に限定するものではない。
例えば、本実施例では、本体枠30の枠側コネクタを第1コネクタ111と第2コネクタ112とから構成し、遊技盤120の裏側コネクタを第1コネクタ125と第2コネクタ126とから構成する例を示したが、枠側コネクタ及び裏側コネクタをそれぞれ一個のコネクタで構成することも可能である。
さらに、本実施例では、本体枠30の払出制御基板69と遊技盤120の主制御基板152とを第1コネクタ111,125で接続し、本体枠30のスピーカ57と遊技盤120の副制御基板156とを第2コネクタ112,126で接続する例を示した。しかし、例えば、第1コネクタで本体枠30と遊技盤120との間の信号配線を全て接続し、第2コネクタで本体枠30と遊技盤120との間の電源配線を全て接続するような構成も可能である。
また、本実施例では、遊技盤120を本体枠30の遊技盤装着枠100に嵌込む際に、その遊技盤120の左側端部を遊技盤装着枠100の後面受け部103と前面押え部104との間に差し込み、その遊技盤120を扉状に後方に回動させる例を示した。しかし、例えば、遊技盤120の下端部を遊技盤装着枠100の下部後面受け部103と下部前面押え部104との間に差し込み、その遊技盤120を上方に回動させながら、嵌込む構成も可能である。
さらに、遊技盤120を本体枠30の遊技盤装着枠100に対してほぼ平行に保持した状態で、前から後に移動させ、その遊技盤120を遊技盤装着枠100に嵌込む構成も可能である。
また、遊技盤120の嵌込み構造に合わせて、本体枠30の第1、第2コネクタ111,112と、遊技盤120の第1、第2コネクタ125,126との配置を適宜変更しても良い。
[他の発明の手段及び作用効果について]
他の発明の手段1は、
「 請求項4に記載の遊技機であって、
消去スイッチの信号経路のうちで、遊技盤の第1遊技制御手段と本体枠の第2遊技制御手段との間の信号経路を構成する配線により伝送される消去信号の電圧は、前記第1遊技制御手段及び第2遊技制御手段の内部における消去信号の電圧よりも高い電圧に設定されており、
前記遊技盤の裏側コネクタ及び前記本体枠の枠側コネクタの端子には、前記第1遊技制御手段と第2遊技制御手段との間の信号経路を構成する配線により伝送される消去信号の電圧が加わるように構成されていることを特徴とする遊技機。」
このように、遊技盤の第1遊技制御手段と本体枠の第2遊技制御手段との間の信号経路を構成する配線により伝送される消去信号の電圧は、前記第1遊技制御手段及び第2遊技制御手段の内部における消去信号の電圧よりも高い電圧に設定されているため、前記配線に及ぶ静電気等のノイズの影響を受け難くなる。
この発明の実施例に係る遊技機の外枠の一側に本体枠が開かれその本体枠の一側にガラス扉が開かれた状態を示す斜視図である。 同じく遊技機の前側全体を示す正面図である。 同じく遊技機の後側全体を示す背面図である。 同じく遊技機の後側上部を拡大して示す部分背面図である。 同じく図4のV−V線に基づく側断面図である。 同じく図4のVI−VI線に基づく側断面図である。 同じく遊技機の本体枠と遊技盤とを分離して斜め右上前方から示す斜視図である。 同じく遊技機の本体枠に各種部材が組み付けられた状態を斜め右上前方から示す斜視図である。 同じく本体枠単体を斜め右上前方から示す斜視図である。 同じく本体枠を斜め右上後方から示す斜視図である。 同じく本体枠単体を斜め右上後方から示す斜視図である。 同じく外枠と本体枠とを分離した状態を示す斜視図である。 同じく本体枠の下端部の滑走用突部を斜め下方から示す斜視図である。 同じく外枠の下受板の当て板と本体枠の下端部の滑走用突部との関係を示す断面図である。 同じく本体枠側の回路基板及び各スイッチと遊技盤側の各回路基板の接続状態を示すブロック図である。 同じく本体枠、電源スイッチ、RAM消去スイッチ、ガラス扉、囲い壁及び蓋部の関係を拡大して示す平断面図である。 同じく本体枠の第1コネクタと遊技盤の第1コネクタとの構造を表す斜視図である。 同じく本体枠の第1、第2コネクタと遊技盤の第1、第2コネクタとの構造を表す平断面図である。 同じく払出制御基板のRAM消去手順を表すフローチャートである。 同じくRAM消去スイッチの回路構成を表す模式図である。 従来の遊技機においてガラス扉及び本体枠が開かれた状態を表す斜視図である。
符号の説明
10 外枠
30 本体枠
69 払出制御基板(第2遊技制御手段、消去手段、チェック手段、再消去手段)
69a RAM(記憶部)
80 ガラス扉(開閉扉)
100 遊技盤装着枠
111 本体枠側の第1コネクタ(枠側コネクタ)
112 本体枠側の第2コネクタ(枠側コネクタ)
120 遊技盤
125 遊技盤側の第1コネクタ(裏側コネクタ)
126 遊技盤側の第2コネクタ(裏側コネクタ)
145 図柄表示装置(表示手段)
152 主制御基板(第1遊技制御手段、消去手段、チェック手段、再消去手段)
152a RAM(記憶部)
260 囲い壁(収納ケース)
261 囲い壁(収納ケース)
265 蓋部(収納ケース)
266 蓋部(収納ケース)
S1 電源スイッチ
S2 RAM消去スイッチ(消去スイッチ)

Claims (1)

  1. 外枠と、その外枠に対して扉状に開閉可能に装着されており、遊技盤が取付けられる構成の本体枠と、その本体枠に対して開閉可能に装着されており、透明部分で前記遊技盤を覆う構成の開閉扉とを備える遊技機であって、
    前記本体枠には、前面位置に電源スイッチと消去スイッチとが設けられていることを特徴とする遊技機。
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