JP2001046688A - 遊技盤脱着式弾球遊技機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】従来の遊技盤の着脱方式では、着脱作業が面倒
で、着脱作業に時間を要するという課題があった。 【解決手段】前扉枠３の背面側に保持部１２を取り付け
る。保持部１２には挿入空間１３が備えられている。挿
入空間１３は、その入口が前扉枠３の側方に形成されて
いる。挿入空間１３の入口に遊技盤６の側部を嵌め、遊
技盤６を挿入空間１３に挿入する。これにより、遊技盤
６を前扉枠３に装着することができる。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】この発明は、パチンコ遊技
機、アレンジボール機等の弾球遊技機に関し、特に、遊
技盤を交換可能な遊技盤脱着式の弾球遊技機に関する。

【０００２】

【従来の技術】弾球遊技機の代表例であるパチンコ遊技
機では、遊技盤が交換可能な遊技盤脱着方式のものが主
流である。遊技盤の着脱形態は、特開平９−２６２３５
４号公報に記載されているように、外枠に開閉可能に取
り付けられた前扉枠（本体開閉部材）に対して、前側か
ら行うか裏側から行うかにより、Ａ）前側着脱式とＢ）
裏側着脱式とに大別される。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】遊技盤の着脱形態が、
前側着脱形式の場合も、裏側着脱式の場合も、遊技盤を
前扉枠（本体開閉部材）に対して位置決めして取り付け
なければならず、遊技盤が比較的重いことも相挨って、
その着脱作業が面倒であり、着脱作業に時間を要すると
いう課題があった。特に、遊技盤上には電動役物、飾り
ランプ等の電気的に作動される部材が備えられているも
のが多く、遊技盤の裏側にはこれら電気的作動部材から
の配線がばらばらに延び出しており、それぞれ所定の中
継基板や主基板等に接続されている。このため、遊技盤
を交換する場合には、これら配線をすべて取り外してか
ら交換しなければならないという課題もあった。

【０００４】さらに、遊技盤の背面近くには、玉寄せ部
材等の部品が配置されており、遊技盤に密接配置された
これら玉寄せ部材等の存在が、遊技盤の取り外しを困難
にしているという課題もあった。この発明は、かかる背
景に基づいてなされたもので、遊技盤の交換作業が容易
に行えるように改良された遊技盤脱着式弾球遊技機を提
供することを主たる目的とする。

【０００５】

【課題を解決するための手段および発明の効果】請求項
１記載の発明は、本体開閉部材にセットされる遊技盤を
保持するための保持部を有し、当該保持部は、本体開閉
部材の背面側に設けられ、本体開閉部材の背面に沿って
遊技盤を挿入可能な挿入空間を備えており、当該挿入空
間に遊技盤を挿入することによって、本体開閉部材に対
する遊技盤の装着が行え、挿入空間から遊技盤を抜去す
ることによって本体開閉部材に対する遊技盤の取り外し
が行えることを特徴とする遊技盤脱着式弾球遊技機であ
る。 請求項２記載の発明は、遊技盤の挿入，抜去は、
本体開閉部材の側方から行えるように、前記挿入空間の
入口が本体開閉部材側方に開いていることを特徴とす
る、請求項１記載の遊技盤脱着式弾球遊技機である。

【０００６】請求項３記載の発明は、前記本体開閉部材
は本体外枠に横開き可能に取り付けられており、本体枠
に取り付けられた側と反対側に、前記挿入空間の入口が
開いていることを特徴とする、請求項２記載の遊技盤脱
着式弾球遊技機である。請求項４記載の発明は、前記挿
入空間内には、遊技盤を案内する案内レールが挿入方向
に延びていることを特徴とする、請求項１〜３のいずれ
かに記載の遊技盤脱着式弾球遊技機である。

【０００７】請求項５記載の発明は、遊技盤には、電動
役物、飾りランプ等の電気的に作動される部材が備えら
れており、電気的作動部材の配線は、遊技盤の背面側所
定位置に配置されたコネクタにつながっていることを特
徴とする、請求項１ないし４のいずれかに記載の遊技盤
脱着式弾球遊技機である。請求項６記載の発明は、前記
保持部の外面部には、遊技盤に備えられた電気的作動部
材を制御するための遊技制御基板が取り付けられてお
り、遊技制御基板は、前記コネクタを介して電気的作動
部材と接続されていることを特徴とする、請求項５記載
の遊技盤脱着式弾球遊技機である。

【０００８】請求項７記載の発明は、前記挿入空間の入
口には、挿入した遊技盤が抜け出るのを防止するための
ストッパ部材が備えられていることを特徴とする、請求
項１〜６のいずれかに記載の遊技盤脱着式弾球遊技機で
ある。請求項８記載の発明は、前記ストッパ部材は、鍵
つきの開閉蓋であることを特徴とする、請求項７記載の
遊技盤脱着式弾球遊技機である。請求項１の構成によれ
ば、遊技盤を挿入することによって、本体開閉部材に装
着することができ、また遊技盤を抜去することによって
本体開閉部材から取り外すことができる。遊技盤の挿
入，抜去操作は、従来の前側着脱式や裏側着脱式におけ
る遊技盤の取り付け操作に比べて容易である。なぜな
ら、遊技盤の端部を挿入空間の入口から差し込めば装着
が行え、逆に、挿入空間から遊技盤を引き出せば取り外
しが行えるからである。また、遊技盤を挿入空間に挿入
するだけでよいから、遊技盤の位置決めが不要で、装着
がしやすい。

【０００９】請求項２の構成では、遊技盤の挿入，抜去
を本体開閉部材の側方から行えるので、容易に遊技盤を
装着できる。なお、遊技盤の挿入，抜去は、側方からに
限られるわけではなく、本体開閉部材の上方または下方
から遊技盤を挿入空間へ挿入，挿入空間から抜去するよ
うな構成であってもよい。請求項３の構成では、本体外
枠から横開きされた本体開閉部材の自由端側の側方に、
挿入空間の入口が開いている。よって、挿入時に遊技盤
が本体外枠等とぶつかる心配がない。

【００１０】通常、遊技機は遊技場において多数が配列
されているので、この構成によれば、隣接された遊技機
が邪魔にならず、遊技盤の着脱が容易に行える。請求項
４の構成では、遊技盤が案内レールにより案内されるの
で、挿入空間への遊技盤の挿入をより容易に行うことが
できる。請求項５および６の構成では、遊技盤に備えら
れた電動役物、飾りランプ等の電気的作動部材と、これ
らを制御するための遊技制御基板との電気的接続がコネ
クタによってすっきりとまとめられているから、遊技盤
を交換する際に、遊技盤と遊技制御基板との電気的な接
続を容易に外すことができる。特に請求項５の構成で
は、遊技盤背面側の所定位置に配置されたコネクタに電
気的作動部材の配線が集約されているので、遊技盤と本
体側に備えられた遊技制御基板との接続／取り外しが容
易に行える。また請求項６の構成では、保持部の外面部
に遊技制御基板が取り付けられているから、遊技制御基
板の配置が遊技盤の挿入や取り外しの妨げにならない。

【００１１】請求項７の構成では、挿入空間から遊技盤
が誤って抜け出ることがない。通常、遊技盤は、挿入空
間に挿入されると、自重により挿入状態を保つが、振動
等によって遊技盤が動かないようにしておく方が望まし
い。請求項７の構成では、ストッパ部材によってかかる
懸念が解消されている。特に、遊技盤交換のために本体
開閉部材を開閉した際、遊技盤が誤って挿入空間から飛
び出す等の心配がなくなる。

【００１２】請求項８の構成では、本体開閉部材を開閉
して、遊技盤の不正な抜き出しが行われるのを防止でき
る。上述の各構成において、遊技盤には、挿入および引
き出しがしやすいように、その側部に把手ないし指の掛
かりやすい溝が形成されていてもよい。また、保持部
の、挿入空間入口付近が一部切欠かれ、その切欠かれた
部位から挿入されている遊技盤に指を掛けることができ
る構成であってもよい。

【００１３】この発明によれば、遊技盤交換作業が、手
間がかからず容易に行える、遊技盤脱着式弾球遊技機を
提供することができる。

【００１４】

【発明の実施の形態】以下には、図面を参照して、この
発明の実施形態について具体的に説明をする。この発明
の一実施形態として、パチンコ遊技機について説明する
が、この発明は、パチンコ遊技機の他、アレンジボール
機その他の弾球遊技機にも適用できるものである。

【００１５】図１は、この発明の一実施形態にかかるパ
チンコ遊技機の正面側斜視図であり、遊技盤を挿入しよ
うとする状態が示されている。図２は、同様に、パチン
コ遊技の正面側斜視図であり、遊技盤が挿入されて装着
された状態が示されている。図１および図２を参照して
説明する。パチンコ遊技機１は外枠（本体枠）２の正面
側に開閉自在に取り付けられた前扉枠（本体開閉部材）
３を有する。前扉枠３は、正面側から見て左側辺が外枠
２の左側辺に、支点４を中心に回動自在に連結されてい
て、前扉枠３の右辺側が開くようになっている。

【００１６】前扉枠３には、そのほぼ上半分に開口した
大きな窓５が形成されていて、この窓５を通して遊技盤
６が見えるようになっている。窓５にはガラスが嵌めら
れたガラス扉枠７が開閉可能に取り付けられている。ガ
ラス扉枠７の上方に位置する前扉枠３には、遊技の雰囲
気を盛り上げるランプ８が備えられている。前扉枠３の
正面下方には、玉受け皿９が備えられ、その下方には余
剰玉受け皿１０が備えられている。また、遊技の際に玉
を発射するための操作ハンドル１１が、前扉枠３の下方
右側に備えられている。

【００１７】前扉枠３の背面には保持部１２が取り付け
られている。保持部１２と前扉枠３の背面との間には、
遊技盤６を挿入可能な挿入空間１３が形成されている。
挿入空間１３の入口は、前扉枠３の右側面に開いてい
る。図１に示すように、前扉枠３を開くと、外枠２内に
納まっていた保持部１２および挿入空間１３が現れる。
挿入空間１３の入口に遊技盤６の左側部を嵌め、遊技盤
６を左方向に押し込むように挿入する。挿入空間１３に
遊技盤６を挿入し終えた後、挿入空間１３の入口の上下
に備えられた留め具１４，１５を回動させることによ
り、図２に示すように、遊技盤６が挿入空間１３から不
用意に飛び出すのを防止することができる。

【００１８】その後、前扉枠３を閉じることにより、遊
技盤６が装着された保持部１２は外枠２内に納まる。図
３は、上記のパチンコ遊技機１を背面側から見たときの
遊技盤６の挿入の仕方を表わす斜視図である。図１およ
び図３を参照して説明する。図１に示すように、遊技盤
６の正面には、電動役物１６、飾りランプ１７等の電気
的に作動される部品が配置されている。このため、図３
に示すように、遊技盤６の背面側には、電動役物１６を
制御するための役物制御装置１８が備えられるととも
に、飾りランプその他の電気的に作動される部品から延
び出した電気配線１９が布線されている。また、遊技盤
６の背面の右下の位置には、中継基板２０が配置されて
いる。役物制御装置１８や飾りランプその他の電気的作
動部品から延び出した電気配線は、中継基板２０につな
げられている。布線された電気配線１９は、遊技盤６の
背面から浮き上がったり、垂れ下がったりしないよう、
必要に応じてステープルや係止バンド等で遊技盤６の背
面に固定されている。従って、遊技盤６の背面の電気配
線１９は、遊技盤６を保持部１２の挿入空間１３へ挿入
する際に邪魔にならない。

【００１９】図４は、保持部１２の挿入空間１３へ挿入
された遊技盤６を側面から見た図解的な図である。遊技
盤６には、図１に示すように、電動役物１６や飾りラン
プ１７のほか、多数の釘２１および玉誘導レール２２等
が備えられているが、これらの高さ（遊技盤６の表面か
ら突出する寸法）は一定である。前扉枠３の背面に取り
付けられた保持部１２には、遊技盤６が挿入空間１３へ
挿入されるときに、遊技盤６表面の電動役物１６、飾り
ランプ１７、釘２１および玉誘導レール２２等の部品が
挿入の妨げとならないように、上下に案内レール２３、
２４が形成されている。案内レール２３、２４は、それ
ぞれ、遊技盤６の上辺６１および下辺６２を受け入れ
て、遊技盤６の挿入をガイドする。案内レール２３、２
４の前方に、上記遊技盤６の表面に設けられた部品が入
る空間１３ａが存在している。

【００２０】挿入空間１３には、さらに、遊技盤６の背
面側の役物制御装置１８等が収容される空間１３ｂも形
成されている。かかる挿入空間１３を備える保持部１２
は、たとえば合成樹脂で一体成形して、図３に示すよう
に遊技盤６の背面全体を覆うような構成とすることがで
きる。あるいは、合成樹脂や金属等で主要部をフレーム
形成し、それをメッシュ状に組立てる等の構成であって
もよい。

【００２１】また、保持部１２は、透明な合成樹脂で、
その内部の遊技盤６が視認可能な構成にされていてもよ
い。図３を再び参照して、遊技盤６の背面に備えられた
中継基板２０にはコネクタ６が備えられている。電気配
線１９はすべて中継基板２０に集約され、それらの配線
の外部回路への接続部としてコネクタ２５が設けられて
いる。一方、保持部１２には、遊技盤６が収容されたと
きに、コネクタ２５に対向する位置に、小窓２６が形成
されており、この小窓２６を通してコネクタ２５が臨む
ようになっている。

【００２２】前扉枠３の背面側には、保持部１２のほ
か、図示しない玉供給装置から供給される玉を受け入れ
る玉受け部２７、玉受け部２７に受けられた玉を誘導す
る玉寄せ部等が備えられている。玉寄せ部２８は保持部
１２に隣接配置されてるが、場合によっては、玉寄せ部
２８の一部が保持部１２と一体的に合成樹脂等で形成さ
れていてもよい。従来は、保持部１２がなかったので、
遊技盤６を取り付ける際に、遊技盤６に隣接配置される
玉寄せ部２８の存在が邪魔になり、遊技盤６の取り外し
がしにくい等の欠点があった。しかし、この実施形態で
は、遊技盤６は保持部１２内に挿入するだけで取り付け
ることができ、また、取り外す際には引き出せばよいの
で、玉寄せ部２８の存在が、遊技盤６の着脱に全く影響
がなく、遊技盤６の着脱がスムーズに行える。

【００２３】保持部１２の外面部（前扉枠３の後方側）
には、遊技盤６に備えられたすべての電気的作動部材を
制御するための遊技制御基板を収容した主基板ボックス
２９が備えられている。そして主基板ボックス２９に収
容された遊技制御基板につながった中継基板３０が、前
扉枠３の後方側の露出した位置に配置されている。中継
基板３０の配置位置は、保持部１２の外面部であっても
よいし、玉寄せ部２８等の部材の外面部であってもよ
い。図３に示す実施形態では、玉寄せ部２８の外面部に
中継基板３０が設けられている。中継基板３０にもコネ
クタ３１が備えられている。

【００２４】図５は、遊技盤６が装着されたパチンコ遊
技機１を背面側から見た斜視図である。図５に示すよう
に、遊技盤６の中継基板２０に備えられたコネクタ２５
と、遊技制御基板用の中継基板３０のコネクタ３１と
は、両端にコネクタを有する配線ハーネス３２によって
電気的に接続されている。それゆえ、配線ハーネス３２
を外すだけで、遊技盤６と主基板ボックス２９内の遊技
制御基板との電気的接続を解除でき、その後、保持部１
２から遊技盤６を引き出せば、遊技盤６を簡単に取り外
すことができる。また、遊技盤６を装着する場合も、遊
技盤６を保持部１２の挿入空間１３内に挿入した後、小
窓２６から臨むコネクタ２５とコネクタ３１とを配線ハ
ーネス３２で接続することにより簡単に取り付けること
ができる。

【００２５】図６は、他の実施形態にかかる挿入空間１
３の入口部分の斜視図である。図６に示すように、挿入
空間１３の入口を塞ぐための蓋３３が備えられていても
よい。蓋３３は、たとえば保持部１２の外面部に回動自
在に取り付けられており、挿入空間１３を塞ぐように閉
じた状態で、ロックされるような鍵止め部３４が備えら
れているのが好ましい。かかる蓋３３を設けると、遊技
盤６の不正な抜き出しを防止することができる。

【００２６】また、遊技盤６には、脱着作業をしやすい
ように、たとえばその裏面側端部に指を掛けるための溝
３５が形成されていてもよい。あるいは、その端部に取
手３６が備えられていてもよい。取手３６は遊技盤６の
側面に不要なときには埋設できるような取手であるのが
好ましい。以上の実施形態では、保持部１２により形成
された挿入空間１３は、その入口が側方にあるものを取
り上げて説明した。しかし、挿入空間１３の入口は、前
扉枠３の側方ではなく、下方や上方であってもよい。

【００２７】この発明は以上説明した実施形態に限定さ
れるものではなく、特許請求の範囲記載の範囲内におい
て種々の変更が可能である。

【図面の簡単な説明】

【図１】この発明の一実施形態にかかるパチンコ遊技機
の正面側斜視図であり、遊技盤を挿入しようとする状態
を示す図である。

【図２】この発明の一実施形態にかかるパチンコ遊技機
の正面側斜視図であり、遊技盤が挿入されて装着された
状態を示す図である。

【図３】この発明の一実施形態にかかるパチンコ遊技機
の背面側から見たときの遊技盤の挿入の仕方を表わす斜
視図である。

【図４】保持部の挿入空間へ挿入された遊技盤を側面か
ら見た図解的な図である。

【図５】遊技盤が装着されたパチンコ遊技機を背面側か
ら見た斜視図である。

【図６】この発明の他の実施形態にかかる挿入空間の入
口部分の斜視図である。

【符号の説明】

１ パチンコ遊技機 ２ 外枠（本体枠） ３ 前扉枠（本体開閉部材） ６ 遊技盤 １２ 保持部 １３ 挿入空間 １４，１５ 留め具 １６ 電動役物 １７ 飾りランプ １９ 電気配線 ２０，３０ 中継基板 ２５，３１ コネクタ ３３ 蓋

Claims (8)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】本体開閉部材にセットされる遊技盤を保持
   するための保持部を有し、 当該保持部は、本体開閉部材の背面側に設けられ、本体
   開閉部材の背面に沿って遊技盤を挿入可能な挿入空間を
   備えており、 当該挿入空間に遊技盤を挿入することによって、本体開
   閉部材に対する遊技盤の装着が行え、挿入空間から遊技
   盤を抜去することによって本体開閉部材に対する遊技盤
   の取り外しが行えることを特徴とする遊技盤脱着式弾球
   遊技機。
2. 【請求項２】遊技盤の挿入，抜去は、本体開閉部材の側
   方から行えるように、前記挿入空間の入口が本体開閉部
   材側方に開いていることを特徴とする、請求項１記載の
   遊技盤脱着式弾球遊技機。
3. 【請求項３】前記本体開閉部材は本体外枠に横開き可能
   に取り付けられており、本体枠に取り付けられた側と反
   対側に、前記挿入空間の入口が開いていることを特徴と
   する、請求項２記載の遊技盤脱着式弾球遊技機。
4. 【請求項４】前記挿入空間内には、遊技盤を案内する案
   内レールが挿入方向に延びていることを特徴とする、請
   求項１〜３のいずれかに記載の遊技盤脱着式弾球遊技
   機。
5. 【請求項５】遊技盤には、電動役物、飾りランプ等の電
   気的に作動される部材が備えられており、 電気的作動部材の配線は、遊技盤の背面側所定位置に配
   置されたコネクタにつながっていることを特徴とする、
   請求項１ないし４のいずれかに記載の遊技盤脱着式弾球
   遊技機。
6. 【請求項６】前記保持部の外面部には、遊技盤に備えら
   れた電気的作動部材を制御するための遊技制御基板が取
   り付けられており、遊技制御基板は、前記コネクタを介
   して電気的作動部材と接続されていることを特徴とす
   る、請求項５記載の遊技盤脱着式弾球遊技機。
7. 【請求項７】前記挿入空間の入口には、挿入した遊技盤
   が抜け出るのを防止するためのストッパ部材が備えられ
   ていることを特徴とする、請求項１〜６のいずれかに記
   載の遊技盤脱着式弾球遊技機。
8. 【請求項８】前記ストッパ部材は、鍵つきの開閉蓋であ
   ることを特徴とする、請求項７記載の遊技盤脱着式弾球
   遊技機。