JP4108170B2 - 弾球遊技機 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、アレンジボール機、雀球機等の弾球遊技機、取り分けその下部入球装置の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
アレンジボール機は、ゲームに際して、所定数の遊技球を遊技盤の上部側に発射して、その遊技球を遊技盤の下部側に配置された入球ケースの16個の入球口の何れかに入球させると、各入球口に対応する入球検出スイッチが遊技球を検出して、入球表示部の入球表示素子が発光して遊技球の入球位置を表示すると共に、16個の入球口の内、隣り合う一定数(例えば4個)の入球口に遊技球が入球する等して入賞役が成立した時に得点を計上し、その得点に応じて遊技球を賞球として払い出すようになっている。
この種のアレンジボール機では、従来、特開平8−299533号公報に記載のように、入球ケースに前側から着脱自在に保持部材を設け、この保持部材に16個のスイッチ収容部を形成すると共に、保持部材の前側に回路基板を装着し、各スイッチ収容部に裏側から挿入した入球検出スイッチを、スイッチ収容部内で回路基板の裏側のコネクタに接続する構造を採用している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
従来は保持部材のスイッチ収容部内で回路基板の裏側のコネクタに入球検出スイッチを接続しているので、コネクタと入球検出スイッチとの接続部分を保持部材により確実に保護することができる。
しかし、従来の構造では、回路基板の裏側にコネクタを設け、回路基板の前側に入球表示素子、その他の電気部品を設ける必要があり、回路基板の前後両面に電気部品を装着しているので、回路基板の電気部品の実装構造が複雑であり、回路基板の製作が煩わしく製作コストがアップする欠点がある。
また回路基板を保持部材の前面に当接した状態で固定する必要があるため、回路基板と保持部材との間に間隔を確保したり、或いは保持部材と回路基板とを分離する場合には、入球検出スイッチ自体の固定が困難になり、そのような構造を採用することはできない欠点がある。
本発明は、かかる従来の課題に鑑み、回路基板等に関係なく入球ケース内のスイッチ収容部に入球検出スイッチを簡単な構造で容易且つ確実に固定できる弾球遊技機を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明は、遊技盤6 の下部に、該遊技盤6 から前方に突出する複数個の入球口34を備えた入球ケース36を設け、該入球ケース36と一体又は別体の保持部材38内に、前記各入球口34に入球した遊技球を検出する複数個の入球検出スイッチ39を設け、前記入球ケース36の裏側に遊技球の集球ケース37を設け、遊技球が入球した前記入球口34を表示する入球表示素子42等の電気部品を前面側にのみ実装した回路基板41を、該回路基板41の裏側を目視により確認できるように前記保持部材38との間に隙間を置いてその前側に配置した弾球遊技機において、前記保持部材38に、前記各入球検出スイッチ39が裏側から嵌脱自在に挿入された複数個のスイッチ収容部52と、該各スイッチ収容部52の前側に配置され且つ前記各スイッチ収容部52内の前記各入球検出スイッチ39から前側に突出する端子57に着脱自在に接続する各コネクタ40が前側から挿脱自在に挿入された複数個のコネクタ収容部53とを設け、前記各スイッチ収容部52内の前記各入球検出スイッチ39が裏側から当接する複数個の規制部54と、前記各コネクタ収容部53内の前記各コネクタ40が前側から当接する複数個の規制部55とを前記保持部材38に設け、前記各コネクタ40をリード線56を介して前記回路基板41に接続し、前記各入球検出スイッチ39の後端に前記集球ケース37を当接し、該集球ケース 37 に、前記各入球検出スイッチ 39 の後端側が嵌合する嵌合凹部 49 を設けたものである。
【0005】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて詳述する。
図1及び図2において、1 はアレンジボール機本体で、矩形枠状の外枠2 と、この外枠2 の前面に開閉自在に枢着された前枠3 とによって構成されている。前枠3 には開閉自在なガラス扉4 と前面板5 とが上下に装着され、これらに対応して前枠3 の裏側に遊技盤6 が着脱自在に装着されている。
遊技盤6 の前面には、遊技球を案内するガイドレール7 が設けられると共に、このガイドレール7 によって取り囲まれた遊技領域の中央部に上入球口8 、下入球口9 、通過口10、中央入賞手段11、変動図柄表示手段12、得点増加用の右役物作動手段13、下部役物作動手段14等の各遊技部品が配置されている。遊技盤6 の下部には、横長状の開口部15と、この開口部15に裏側から着脱自在に嵌合する下部入球手段16とが設けられ、また下部入球手段16は前カバー17により前面側から覆われている。
【0006】
前面板5 には上皿18が、また前枠3 の下部には下皿19と発射手段20用の発射ハンドル21が夫々設けられている。発射手段20は、発射ハンドル21を操作した時に発射モータ22が作動して、上皿18から16個の遊技球を発射レール上に1個づつ供給し、その遊技球を打撃槌23で打撃してガイドレール7 へと発射させるようになっている。
遊技盤6 の裏側には、変動図柄表示手段12、得点増加用の右役物作動手段13、下部役物作動手段14等の各遊技部品と、その下側の下部入球手段16とを裏側から覆う裏カバー24が装着されている。
25は裏機構板で、前枠3 側に装着された遊技盤6 を裏側から押さえて固定するためのものである。裏機構板25は、前枠3 の裏側にヒンジ26により縦軸廻りに開閉自在に枢支され、遊技盤6 を押さえ付ける閉状態でロックレバー26a により前枠3 側にロックされるようになっている。裏機構板25には、遊技盤6 の裏カバー24に対応する位置に開口窓27が形成され、この開口窓27から裏カバー24が裏側に突出するようになっている。
【0007】
28は賞球を貯留する賞球タンク、29は賞球タンク28に連通する賞球タンクレールで、これらは裏機構板25の裏側の上部に装着されている。30は賞球払い出し手段で、裏カバー24の側方で裏機構板25に装着され、賞球タンク28から賞球タンクレール29を経て供給される遊技球を賞球として所要数づつ払い出すように構成されている。
31は払い出しシュートで、賞球払い出し手段30により払い出された賞球を上皿18へと案内するようになっている。32は溢流シュートで、上皿18の遊技球が満杯状態となった時に、賞球払い出し手段30により払い出された賞球を下皿19へと溢流させるようになっている。33は回収シュートで、下部入球手段16からの遊技球を島機構側に案内するようになっている。
【0008】
下部入球手段16は、図3乃至図8に示すように、遊技盤6 の開口部15に裏側から挿脱自在に嵌合し且つ上部に16個の入球口34及び案内通路35が前後方向に形成された入球ケース36と、各入球口34に入球した遊技球を遊技盤6 の裏側で集球して回収シュート33側に案内する集球ケース37と、入球ケース36の上下中央部に着脱自在に装着された保持部材38と、入球口34に入球した遊技球を検出するように各入球口34に対応して保持部材38に嵌脱自在に嵌合された16個の入球検出スイッチ39と、保持部材38の前端面に固定され且つ各入球検出スイッチ39がコネクタ40等を介して着脱自在に装着された回路基板41と、各入球口34に対応して回路基板41に装着された16個の入球表示素子42と、入賞役の成立時に入賞得点を表示する得点表示素子43とを備え、ユニット状に構成されている。
【0009】
各入球口34は遊技盤6 に沿って上方から落下する遊技球が入球し易くなるように遊技盤6 の前側に突出しており、この各入球口34に入球した遊技球を遊技盤6 の裏側に案内するように各案内通路35が接続されている。なお、入球口34と案内通路35は前後方向の区画板45により横方向に等間隔に16等分して区画され、また各区画板45の後端は集球ケース37側に突出している。
入球ケース36には、入球口34及び案内通路35の下側に略矩形横長状の保持部材装着孔44が前後方向に貫通状に設けられている。保持部材38は、保持部材装着孔44に前側から嵌脱自在に嵌合され、入球ケース36に一体形成された左右一対の弾性係止片46により着脱自在に係止されている。
【0010】
集球ケース37は各案内通路35の後端から落下する遊技球を集めて回収シュート33に案内するためのもので、入球ケース36の区画板45に裏側から当接してネジ等により着脱自在に装着され、ネジ等を外した時に図9に示すように上下方向に分離できるようになっている。集球ケース37は左右両端に位置決め突起47を備え、この位置決め突起47が遊技盤6 の位置決め孔48内に突出するように遊技盤6 の裏側に着脱自在に装着されている。
なお、入球ケース36と集球ケース37との間には、区画板45により横方向に区画され且つ上端側で各案内通路35に連通する落下通路67が形成されている。
集球ケース37の後壁側には、各入球検出スイッチ39に対応して上下2個の嵌合凹部49が横方向に形成されると共に、下部側の左右中央部にケーブル挿通孔51が形成されている。嵌合凹部49は入球検出スイッチ39の後端側が嵌合する上下幅を有し、その上下中央に、入球検出スイッチ39に対して裏側から当接する当接部50が横方向に筋状に形成されている。
【0011】
保持部材38は、裏側に開口する矩形孔状の16個のスイッチ収容部52と、この各スイッチ収容部52の前側に配置されたコネクタ収容部53と、これらのスイッチ収容部52及びコネクタ収容部53間に配置された規制部54,55 とを備え、その各スイッチ収容部52に裏側から各入球検出スイッチ39が、各コネクタ収容部53に前側から各コネクタ40が夫々挿脱自在に挿入し保持されている。
各スイッチ収容部52は横一列状で上下2列に配置され、上側の列の隣接するスイッチ収容部52間の略中央に、下側の列のスイッチ収容部52が配置されている。各コネクタ収容部53は各スイッチ収容部52の前側に位置し、前側及び上側が開放するコ字状に形成されている。規制部54,55 は入球検出スイッチ39用とコネクタ40用とが上下にあり、その下側の規制部54に裏側から入球検出スイッチ39が、上側の規制部55に前側からコネクタ40が夫々当接されている。
【0012】
各入球検出スイッチ39は、上下の規制部54,55 間を経てコネクタ収容部53側に突出する一対の端子57を有し、その端子57にコネクタ40が着脱自在に接続されている。各入球検出スイッチ39は、落下通路67内で上下方向に貫通する検出孔39a を備え、遊技球が検出孔39a を通過した時に、その遊技球を電気的に検出するようになっている。
各コネクタ40はリード線56の一端側に接続され、また各リード線56の他端側は隣り合う4個(複数個)の入球検出スイッチ39が一組となるように横長状の雌型のコネクタ58に接続されている。
【0013】
保持部材38の前側には、取り付けボス59を介してネジ59a により回路基板41が着脱自在に装着されている。取り付けボス59は、保持部材38の上下、左右両側等の所要箇所に複数個あり、保持部材38と回路基板41との間に所定の間隙A ができるように、保持部材38から前方に若干突出して一体に形成されている。間隙A は上又は下側から回路基板41の裏側を目視により確認するためのものであって、保持部材38を入球ケース36から取り外した状態で上又は下側から回路基板41の裏側を容易に確認し得る程度の間隔になっている。
回路基板41には、その前面側にのみ入球表示素子42、得点表示素子43、コネクタ60,61 及びその他のノイズ防止用のダイオード等を含む各電気部品が実装されている。入球表示素子42は、遊技球が入球した入球口34を表示するためのもので、各入球口34と上下に相対応するように回路基板41の上部に横方向に等間隔を置いて横一列状に16個配置され、入球検出スイッチ39が遊技球を検出した時に発光するようになっている。
【0014】
コネクタ60はリード線56側の雌型のコネクタ58に対応する雄型であって、回路基板41の下部の左右両側に下向き状態で横方向に装着され、このコネクタ60にリード線56側のコネクタ58が下側から着脱自在に接続されている。リード線56は保持部材38と回路基板41との間の間隙A から回路基板41の下側を経て前側に引き出されている。
コネクタ61は回路基板41側と図外の主制御基板側との間で信号を授受するためのもので、回路基板41の下部の中央に下向き状態で横方向に2個(複数個)あり、この各コネクタ61にフラットケーブル62の一端側のコネクタ68が下側から着脱自在に接続されている。得点表示素子43は入賞役の成立時にその得点を表示するもので、2桁の数字で得点を表示するように横方向に2個配置されている。
【0015】
前カバー17は、図1に示すように略半月状であって、上部両側に左右一対の位置決めピン63が突設され、この位置決めピン63を遊技盤6 側の左右一対の位置決め孔48に挿入した状態で、ネジ等により遊技盤6 の前面に着脱自在に装着されている。位置決めピン63は後端側に嵌合突部63a を有し、この嵌合突部63a が位置決め突起47の嵌合凹部47a に着脱自在に嵌合されている。
前カバー17には16個の入球表示素子42に対応する入球表示窓64と、得点表示素子43に対応する得点表示窓66とが上下に設けられている。入球表示窓64は表示レンズ65を備えた横長状であり、この入球表示窓64の下側に近接して得点表示窓66が形成されている。
【0016】
次に、上記構成のアレンジボール機における動作等を説明する。
ゲームの開始に際しては、上皿18に遊技球を入れておき、発射用の発射ハンドル21を操作すると、発射手段20が作動し、上皿18から発射レール上に1個づつ供給される遊技球を打撃槌23で打撃して、その遊技球をガイドレール7 に沿って遊技盤6 の上部に発射させる。
遊技盤6 上に発射された遊技球は、上入球口8 等に入球するか、又は下部入球手段16に横一列に配置された16個の入球口34の何れかに入球する。入球口34に遊技球が入球すれば、その遊技球は入球口34から案内通路35を通って遊技盤6 の裏側へと移動した後、落下通路67から入球検出スイッチ39の検出孔39a を通過して下方に落下する。
【0017】
遊技球が入球検出スイッチ39の検出孔39a を通過すると、入球検出スイッチ39が遊技球を検出し、その遊技球の入球位置に対応する入球表示素子42が点灯して数字図柄を表示する。そして、入賞組が成立すると、その成立の難易度に応じた得点が計上され、得点表示素子43がその時点の得点を表示すると共に賞球払い出し手段30が作動して1点毎に所定数づつの遊技球を賞球として上皿18に払い出して行く。
下部入球手段16の回路基板41側を点検し又は入球検出スイッチ39を修理する場合には、遊技盤6 を前枠3 から取り外し、フラットケーブル62をコネクタ61から外した後、弾性係止片46の係合を解除して、入球ケース36の保持部材装着孔44から保持部材38を手前に引き出す。すると保持部材38と一体に回路基板41及び入球検出スイッチ39が入球ケース36から離脱するので、この保持部材38と回路基板4141と各入球検出スイッチ39とを一体化した状態のままで、入球ケース36から容易に取り外すことができる。
【0018】
回路基板41側の不正改造の有無等を点検する場合には、その前後両側の電気部品の配置等を確認する。この場合、回路基板41には、その前面側に入球表示素子42、得点表示素子43、コネクタ60,61 等の全ての電気部品を装着し、裏側には電気部品が全くないので、回路基板41を前側から見れば、その各電気部品が正規のものか否かを容易に確認できる。
仮に回路基板41の裏側に他の電気部品を不正に設けて不正改造を行ったような場合でも、保持部材38と回路基板41との間に間隙A があるため、この間隙A から回路基板41の裏側を見れば、回路基板41の裏側の状態を目視により容易に確認できる。従って、不正改造があれば、その事実を簡単に発見でき、その結果、回路基板41の裏側に別の電気部品を装着する等の不正改造を極力防止できる。
【0019】
また入球検出スイッチ39を修理する場合には、保持部材38のスイッチ収容部52に挿入状態にある16個の入球検出スイッチ39の内、故障した入球検出スイッチ39のみを裏側に取り外して、別の入球検出スイッチ39と交換する。
この場合、先ず回路基板41を保持部材38から取り外す。しかし、回路基板41を外した状態では、各入球検出スイッチ39と各コネクタ40とが各規制部54,55 に前後から当接しているので、回路基板41を保持部材38から取り外しても各入球検出スイッチ39がスイッチ収容部52から離脱することはない。
次に、故障した入球検出スイッチ39とコネクタ40とを前後に分離して、入球検出スイッチ39をスイッチ収容部52から後方に抜き取り、別の入球検出スイッチ39をスイッチ収容部52に挿入し、その端子57にコネクタ40を接続して、入球検出スイッチ39とコネクタ40とを規制部54,55 に前後から夫々当接させる。これによってスイッチ収容部52内の入球検出スイッチ39を保持部材38に固定できる。
【0020】
構造的には、回路基板41の前面側に入球表示素子42、得点表示素子43、コネクタ60,61 等の電気部品の全てを実装しており、回路基板41の裏側には電気部品がないので、回路基板41の裏側にコネクタを介して入球検出スイッチ39を接続する場合に比較して回路基板41側の電気部品の実装構造が簡単であり、回路基板41を容易に製作できる。
また保持部材38の各スイッチ収容部52に裏側から嵌脱自在に嵌合された入球検出スイッチ39を規制部54に対して裏側から当接し、この各入球検出スイッチ39に前側から着脱自在に接続されたコネクタ40を規制部55に前側から当接しているので、規制部54,55 を入球検出スイッチ39とコネクタ40とにより前後両側から挟んだ状態で各入球検出スイッチ39を保持部材38に装着でき、回路基板41等に関係なくスイッチ収容部52の入球検出スイッチ39を簡単な構造で容易に装着できる。
【0021】
しかも各入球検出スイッチ39の後端側を集球ケース37の嵌合凹部49に嵌合させて、各入球検出スイッチ39の後端側に集球ケース37を当接しているので、規制部54,55 を前後両側から挟むことにより各入球検出スイッチ39を容易に装着できる構造であるにも拘わらず、入球ケース36と集球ケース37とを結合した状態では、スイッチ収容部52内の入球検出スイッチ39を確実に固定でき、遊技球が入球検出スイッチ39に接触した時のガタツキ、それに伴う騒音の発生等を防止できる。
以上、本発明の実施形態について詳述したが、本発明はこの実施形態に限定されるものではない。
【0022】
例えば、下部入球手段16は、入球ケース36に保持部材装着孔44を形成し、この保持部材装着孔44に保持部材38を着脱自在に挿入しているが、入球ケース36と保持部材38とを一体に形成しても良い。即ち、入球ケース36にスイッチ収容部52、コネクタ収容部53及び規制部54,55 を直接設けて、保持部材38を省略することも可能である。
また実施形態では、保持部材38の前部側にコネクタ収容部53を区画して設けているが、必ずしも区画する必要はない。
回路基板41は、前カバー17の裏側に設けても良い。
入球検出スイッチ39は横方向に一列状に設けても良い。
更に本発明は雀球機においても同様に実施可能である。
【0023】
【発明の効果】
本発明では、保持部材38に、各入球検出スイッチ39が裏側から嵌脱自在に挿入された複数個のスイッチ収容部52と、該各スイッチ収容部52の前側に配置され且つ各スイッチ収容部52内の各入球検出スイッチ39から前側に突出する端子57に着脱自在に接続する各コネクタ40が前側から挿脱自在に挿入された複数個のコネクタ収容部53とを設け、各スイッチ収容部52内の各入球検出スイッチ39が裏側から当接する複数個の規制部54と、各コネクタ収容部53内の各コネクタ40が前側から当接する複数個の規制部55とを保持部材38に設け、各コネクタ40をリード線56を介して回路基板41に接続し、各入球検出スイッチ39の後端に集球ケース37を当接し、該集球ケース 37 に、各入球検出スイッチ 39 の後端側が嵌合する嵌合凹部 49 を設けているので、回路基板41に関係なく入球ケース36内のスイッチ収容部52に入球検出スイッチ39を簡単な構造で容易且つ確実に固定できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示すアレンジボール機の正面図である。
【図2】本発明の一実施形態を示すアレンジボール機の背面図である。
【図3】本発明の一実施形態を示す下部入球手段側の一部破断正面図である。
【図4】本発明の一実施形態を示す下部入球手段の横断面図である。
【図5】本発明の一実施形態を示す下部入球手段の縦断面図である。
【図6】本発明の一実施形態を示す下部入球手段の拡大縦断面図である。
【図7】本発明の一実施形態を示す下部入球手段の拡大横断面図である。
【図8】本発明の一実施形態を示す下部入球手段の要部の分解斜視図である。
【図9】本発明の一実施形態を示す下部入球手段部分の分解断面図である。
【符号の説明】
6 遊技盤
34 入球口
36 入球ケース
37 集球ケース
38 保持部材
39 入球検出スイッチ
40 コネクタ
44 保持部材装着孔
49 嵌合凹部
52 スイッチ収容部
54,55 規制部
55 規制部

Claims (2)

  1. 遊技盤(6) の下部に、該遊技盤(6) から前方に突出する複数個の入球口(34)を備えた入球ケース(36)を設け、該入球ケース(36)と一体又は別体の保持部材(38)内に、前記各入球口(34)に入球した遊技球を検出する複数個の入球検出スイッチ(39)を設け、前記入球ケース(36)の裏側に遊技球の集球ケース(37)を設け、遊技球が入球した前記入球口(34)を表示する入球表示素子(42)等の電気部品を前面側にのみ実装した回路基板(41)を、該回路基板(41)の裏側を目視により確認できるように前記保持部材(38)との間に隙間を置いてその前側に配置した弾球遊技機において、前記保持部材(38)に、前記各入球検出スイッチ(39)が裏側から嵌脱自在に挿入された複数個のスイッチ収容部(52)と、該各スイッチ収容部(52)の前側に配置され且つ前記各スイッチ収容部(52)内の前記各入球検出スイッチ(39)から前側に突出する端子(57)に着脱自在に接続する各コネクタ(40)が前側から挿脱自在に挿入された複数個のコネクタ収容部(53)とを設け、前記各スイッチ収容部(52)内の前記各入球検出スイッチ(39)が裏側から当接する複数個の規制部(54)と、前記各コネクタ収容部(53)内の前記各コネクタ(40)が前側から当接する複数個の規制部(55)とを前記保持部材(38)に設け、前記各コネクタ(40)をリード線(56)を介して前記回路基板(41)に接続し、前記各入球検出スイッチ(39)の後端に前記集球ケース(37)を当接し、該集球ケース (37) に、前記各入球検出スイッチ (39) の後端側が嵌合する嵌合凹部 (49) を設けたことを特徴とする弾球遊技機。
  2. 前記入球ケース(36)と前記集球ケース(37)とを着脱自在に結合したことを特徴とする請求項1に記載の弾球遊技機。
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