JP4346058B2 - 遊技機 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明はパチンコ機のような遊技機に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、例えば、遊技機としてのパチンコ機において、その所定位置には、モータ、ソレノイド、ランプ、スピーカ、図柄表示装置等の各種の電気器機が配設される。
また、パチンコ機の後面側(裏側)には、前記各種の電気器機を制御するための主制御基板を有する主制御基板ボックスや、ランプ制御基板、音制御基板等の副制御基板を有する副制御基板ボックスが配設される。
主制御基板ボックスの主制御基板は、パチンコ機全体の制御を司るものであり、特に、「大当たり」に関する判定、確率等の制御を行うことから、不正行為の対象になり易い。これに対し、ランプ制御基板、音制御基板等の副制御基板を有する副制御基板ボックスは、不正行為の対象になりにくい。
このため、パチンコ機の後面側に対し、主制御基板ボックスがほぼ平行して主制御基板ボックスが配設され、これによって、主制御基板ボックスに対する不正行為、例えば、主制御基板ボックスの封印部材が破損されているか否かの確認をし易くしているのが一般的である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、近年、パチンコ機のモータ、ソレノイド、ランプ、スピーカ、図柄表示装置等の各種の電気器機は、その数が多くなり、その制御も複雑化する傾向にある。このため、主制御基板ボックスも大型化する傾向にあった。
このようなことから、パチンコ機の後面側に対し、主制御基板ボックスの他、所要数の副制御基板ボックスを配設するスペースを確保することが困難となる場合があった。
【0004】
この発明の目的は、前記従来の問題点に鑑み、遊技機の後面側に対しては主制御基板ボックスをほぼ平行状に配設して主制御基板に対する不正行為の発見を容易とし、同遊技機の後面側の残されたスペース内において、副制御基板ボックスを容易に配設することができる遊技機を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するために、第1の発明に係る遊技機は、請求項1に記載のとおりの構成を要旨とする。
したがって、遊技機の後面に対しほぼ平行状をなして主制御基板ボックスが装着されることによって、遊技機の後方から主制御基板ボックスが視認し易い状態に保たれる。
また、副制御基板ボックスは、遊技機の後面に対しほぼ直角状をなして配設されることによって、遊技機の後面側の限られたスペースに副制御基板ボックスを容易に配置することができる。
【0006】
また、遊技機のほぼ鉛直状をなす後面に対しほぼ平行状をなして主制御基板ボックスが装着されることによって、遊技機の後方から主制御基板ボックスが視認し易い状態に保たれる。また、副制御基板ボックスは、遊技機のほぼ鉛直状をなす後面に対しほぼ直角状をなして配設されることによって、遊技機の後面側の限られたスペースに副制御基板ボックスを容易に配置することができる。
【0007】
また、遊技機の遊技盤の後面側に設けられた装着部材の後面側を基板装着面として、その基板装着面に、遊技機のほぼ鉛直状をなす後面に対しほぼ平行をなして主制御基板ボックスが装着されることによって、遊技機の後方から主制御基板ボックスが視認し易い状態に保たれる。また、副制御基板ボックスは、遊技機のほぼ鉛直状をなす後面に対しほぼ直角状をなして配設されることによって、遊技機の後面側の限られたスペースに副制御基板ボックスを容易に配置することができる。
【0008】
また、主制御基板ボックスと球誘導レールとの間のスペースにおいて、遊技盤の後面に対し他の装備品と干渉することなく副制御基板ボックスを容易に装着することが可能となる。
【0009】
また、遊技機の後面側に装着された基板取付部材の収納筒の後方開口部から副制御基板ボックスを差し込むことによって、同副制御基板ボックスを収納筒に収納保持することができ、遊技機の後面に対する副制御基板ボックスの装着が容易となる。
【0010】
また、遊技盤に対し裏カバー体を開閉動作したときに、主制御基板ボックスと副制御基板ボックスとが共に裏カバー体と一体に開閉動作する。このため、裏カバー体の開閉動作が原因となって主制御基板ボックスと副制御基板ボックスとを接続している接続線が外れたり断線する不具合が生じない。
【0011】
【発明の実施の形態】
(実施の形態1)
この発明の実施の形態1を図1〜図10にしたがって説明する。
遊技機としてのパチンコ機を背面から表した図1、図1のII−II線に基づく断面で表した図2及び正面から表した図3において、パチンコ機1は、外枠2、ベース枠(前枠とも呼ばれている)4及び表枠20を主体として構成されている。
外枠2は、方形枠状に形成され、その前面の下部には、ベース枠4の下端面を受ける下受板3が設けられている。
外枠2の前面の一側には、ヒンジ機構によってベース枠4が開閉可能に組み付けられている。
【0012】
図2に示すように、ベース枠4は、遊技盤10の前面の略全体を露出する開口部を有する方形額縁状に形成されている。
ベース枠4の前面には、その一側においてヒンジ機構によって表枠20が開閉可能に組み付けられている。
図9に示すように、表枠20は、表枠本体21、補強部材22、ガラス枠24等を備えている。表枠本体21は、合成樹脂材料よりなり、その略中央部には、後述する遊技盤10の遊技領域を透視可能な略円形の開口窓が形成されている。
前記表枠本体21の後面には、その表枠本体21を補強するための鉄板等の金属板よりなる補強部材22が装着されている。この補強部材22は、表枠本体21の後面の略全域にわたる面積を有し、その補強部材22の後面には鉄板等の金属板よりなるガラス枠24が溶接等によって一体状に設けられている。
ガラス枠24には、その上方から前後二枚の方形のガラス板25が着脱交換可能に差し込まれ、これら二枚のガラス板25がガラス押え部材24aによって押さえられて装着されている。そして、二枚のガラス板25によって遊技盤10の遊技領域の前面が透視可能に覆われかつ表枠本体21の開口窓が塞がれるようになっている。
【0013】
また、図9に示すように、表枠本体21の所定位置には透光性の合成樹脂材料よりなるレンズ部材26が設けられ、そのレンズ部材26と表枠本体21との間の空間部にはランプ28を有するランプ基板27が配設されている。
また、図2と図3に示すように、ベース枠4の前面には、表枠20の下方に隣接して上皿30が設けられ、その上皿30の所定位置にはスピーカ31が組み込まれている。また、ベース枠4の前面の下部には、上皿30の直下に位置して下皿32が組み付けられ、その下皿32の側方に球発射用のハンドル33が組み付けられている。
【0014】
図1と図2に示すように、ベース枠4の後面には、その開口部周縁に沿って支持枠体5が設けられている。この支持枠体5の枠内には、遊技盤10が着脱可能に嵌込まれ、裏セット部材40によって押えられて保持されている。
裏セット部材40は、その一側において、ヒンジ機構によって支持枠体5の一側の枠部に開閉可能に装着されている。さらに、裏セット部材40は、支持枠体5に対し閉じられた状態において、所要数の留め具6によって係脱可能に閉止されるようになっている。
この裏セット部材40の中央部には、ほぼ四角形状をなす開口窓41が形成されている。
【0015】
また、図1と図2に示すように、裏セット部材40の後面の上部には、その片側寄り(図1に向かって左側部)に位置して球タンク42が装着されている。この球タンク42の下方には球誘導レールとしてのタンクレール43が装着されている。
タンクレール43は、その一端部(図1に向かって左端部)が球タンク42に連通し、他端部(図1に向かって右端部)が次に述べる払出装置44に向けて延出されている。さらに、タンクレール43は、その一端から他端に向けて下傾する傾斜状をなすとともに、球タンク42から送られた球を、例えば前後2列に整列させて流下案内し、その球を払出装置44に供給するようになっている。
裏セット部材40の後面の片側(図1に向かって右側)部分には、払出装置44が装着されている。そして、払出装置44の上端の球流入口は球タンク42の他端の球送り出し口に連通している。この払出装置44の下部後面には、枠制御基板ボックス46が装着されている。
また、裏セット部材40の後面の上部には、タンクレール43に隣接して電源基板ボックス45が装着されている。
【0016】
図1と図2に示すように、遊技盤10の後面には、裏セット部材40の開口窓41に臨んで裏カバー体50が設けられている。この裏カバー体50は、遊技盤10の裏側に装着された裏誘導部材、図柄表示装置の取付台(図示しない)等を覆うようになっている。
すなわち、裏カバー体50は、裏セット部材40の開口窓41よりも適宜に小さくかつ前側(遊技盤10側)が開口する箱形状に形成されている。
そして、図10に示すように、裏カバー体50は、その一側(図10に向かって左側)部分に一体に形成された取付部52においてネジ等によって遊技盤10の後面に取り付けられている。
さらに、裏カバー体50の取付部52には、薄肉のヒンジ部53が形成されている。そして、裏カバー体50は、薄肉のヒンジ部53を支点として開閉可能に構成されている。さらに、遊技盤10の後面に向けて裏カバー体50が閉じられたときには、遊技盤10の後面側に固定の弾性変形可能な係止フック等の閉止部材55によって裏カバー体50が係脱可能に閉止されるようになっている。
【0017】
図1と図2に示すように、前記裏カバー体50の後面はパチンコ機1の後方から視認し易い場所となる。このため、この実施の形態1においては、裏カバー体50を装着部材とし、その裏カバー体50のほぼ鉛直状をなす後面を基板装着面51としている。そして、裏カバー体50の基板装着面51には、主制御基板が収納された主制御基板ボックス60がほぼ平行状をなして装着されている。
主制御基板ボックス60は、基板装着面51に対しビス等によって固定されたベース体62と、そのベース体62を開閉可能に覆う蓋体63とを備えている。
また、ベース体62には、パチンコ機全体の制御を司るとともに、「大当たり」に関する判定、確率等の制御を行う主制御回路を有する主制御基板がビス等によって固定されている。
さらに、主制御基板ボックス60の四周のうち、少なくとも一辺において、ベース体62と蓋体63に跨って周知の封印手段65が配設されている。この封印手段65は、複数の封印部66を切除可能に備えている。
【0018】
図1と図2に示すように、遊技盤10の後面には、主制御基板ボックス60とタンクレール43との間において、基板取付部材70を介して副制御基板ボックス80が遊技盤10の後面にほぼ直角状にかつ水平状をなして配設されている。そして、副制御基板ボックス80は、裏セット部材40の開口窓41の上部を通して後方に突出している。
図4〜図8に示すように、副制御基板ボックス80は、副制御基板としての音制御基板83と、ランプ制御基板84とを左右方向に隣接して収納するためのものであり、ベース体85と蓋体86とを備えかつ一方向(図では左右方向)に長く、これに直交する方向(図では上下方向)に短い、扁平な箱形状に形成されている。
【0019】
図7と図8に示すように、ベース体85は、音制御基板83と、ランプ制御基板84とを一方向(図7では左右方向)に隣接して収納し得る大きさの上方開口する薄箱状に形成され、そのベース体85には、音制御基板83と、ランプ制御基板84とがほぼ同一平面上においてビス等によって固定されている。
そして、ベース体85の開口部には音制御基板83及びランプ制御基板84を覆って蓋体86が開閉可能に装着されている。
【0020】
また、この実施の形態1において、図8に示すように、ベース体85の開口部には、段差状をなす張出縁85aが形成されている。そして、音制御基板83及びランプ制御基板84は、その下面周縁部がベース体85の張出縁85aの段差面に当接して支持された状態でビス等によって固定されている。
また、蓋体86の先端部周縁には、ベース体85の開口部の張出縁85aと、音制御基板83及びランプ制御基板84の周縁との間に差し込まれる嵌合縁86aが形成されている。
なお、音制御基板83及びランプ制御基板84は、図示しない接続線によって主制御基板ボックス60の主制御基板に電気的に接続されている。
そして、音制御基板83は、主制御基板から出力される制御信号に基づいてスピーカ31を作動制御する。また、ランプ制御基板84は、主制御基板から出力される制御信号に基づいて各種のランプ(表枠20のランプ28を含む)を点滅制御するようになっている。
【0021】
図4〜図7に示すように、遊技盤10の後面の上部に対し副制御基板ボックス80を収納して保持するための基板取付部材70は、収納筒72と、その収納筒72の前端部に張り出し状に設けられた取付フランジ75とを一体に備え、その取付フランジ75において、遊技盤10の後面の上部にビス等によって固定されている。
基板取付部材70の収納筒72は、天板部76、底板部77、及び左右の両側板部78を一体に備えかつ副制御基板ボックス80の外形状に対応して左右方向に長く上下方向に扁平な筒状に形成されている。
【0022】
図6と図7に示すように、収納筒72の天板部76及び底板部77の幅方向中央部には、その奥行き方向の中間部から先端部(後端部)にわたって切り欠き部76a、77aがそれぞれ形成され、これら各切り欠き部76a、77aによって副制御基板ボックス80の着脱性、放熱性等が高められるようになっている。
また、天板部76及び底板部77の内面の奥側部(前端部)には、副制御基板ボックス80の差し込み端部に当接してその差し込み量(長さ)を制限するストッパ部74がそれぞれ設けられている。
さらに、収納筒72の左右の両側板部78の内面には、副制御基板ボックス80がストッパ部74に当接する所定長さだけ差し込まれたときに、その副制御基板ボックス80の蓋体86の両側部外面に係脱可能に係合する係止爪73が突設されている。そして、収納筒72の後方開口部から副制御基板ボックス80が差し込まれることによって、同副制御基板ボックス80が係止爪73に抜け止めされた状態で収納筒72に収納されて保持されるようになっている。
【0023】
この実施の形態1のパチンコ機1は上述したように構成される。したがって、パチンコ機1の後方から視認し易い場所、すなわち、外枠2に対しベース枠4を前方に開いた状態において、パチンコホールの管理人(店員)が視認し易い場所となる裏カバー体50のほぼ鉛直状をなす後面を基板装着面51として主制御基板ボックス60がほぼ平行状をなして装着されている。
このため、主制御基板ボックス60の封印手段65の封印部66が不測に破損されているか否かを容易に視認することができ、主制御基板ボックス60の主制御基板に対する不正行為を防止することができる。
【0024】
また、副制御基板ボックス80は、遊技盤10の後面にほぼ直角状をなして配設されることによって、パチンコ機1の後側の限られたスペースに副制御基板ボックス80を配置することが容易となる。
また、遊技盤10の後面から副制御基板ボックス80の後面までの距離寸法を、ほぼ副制御基板ボックス80の奥行き寸法に留めることができ、副制御基板ボックス80がパチンコ機1の後側に大きく突出する不具合を防止することができる。さらに、遊技盤10の後面に対し、裏カバー体50を介して主制御基板ボックス60を装着するとともに、副制御基板ボックス80を基板取付部材70を介して装着することができるため、パチンコ機の組立ラインにおける主制御基板ボックス60や副制御基板ボックス80の組み付け作業も容易となる。
【0025】
また、副制御基板ボックス80の内部には、副制御基板としての音制御基板83とランプ制御基板84とを左右に隣接しかつほぼ同一平面(水平面)上に配置することができる。
また、遊技盤10の後面の上部に装着された基板取付部材70の収納筒72の後方開口部から副制御基板ボックス80を差し込むことによって、同副制御基板ボックス80を収納筒72に収納保持することができる。このため、主制御基板ボックス60とタンクレール43との間の極めて小さいスペースにおいて、他の装備品と干渉することなく副制御基板ボックス80を容易に装着することが可能となる。
【0026】
(実施の形態2)
次に、この発明の実施の形態2を図11にしたがって説明する。
この実施の形態2においては、裏セット部材40の後面の上部には、その片側寄り(図11に向かって左側)に電源基板45が配設され、反対側に(図11に向かって右側)に球タンク42が装着されている。
そして、球タンク42下方には球誘導レールとしてのヘリカル式タンクレール143が装着されている。ヘリカル式タンクレール143は、特開平11−226211号公報に開示されているように、球を螺旋状に流下させて整列させる構造となっており、特に幅方向に小さいスペースに容易に配設できる構造となっている。
このヘリカル式タンクレール143の上端部は球タンク42に連通し、下端部は払出装置44の上部に連通している。そして、球タンク42の球をヘリカル式タンクレール43において螺旋状に流下させて整列させ、その球を払出装置44に向けて供給するようになっている。
【0027】
したがって、この実施の形態2においては、実施の形態1の傾斜状の球タンク42の配置スペースにほぼ相当する分だけ裏セット部材40の開口窓41を上方に拡大している。そして、裏セット部材40の拡大した開口窓41に対応する部分において、遊技盤10の後面には、裏カバー体50が薄肉のヒンジ部を支点として開閉可能に装着されている。
さらに、この実施の形態2においては、裏セット部材40の開口窓41を上方に拡大した分だけ、裏カバー体50が上方に拡大して形成され、その裏カバー体50の後面の基板装着面51も上方に拡大されている。
このため、裏カバー体50の基板装着面51に対しほぼ平行状に装着される主制御基板ボックス60において、図11の2点鎖線で示すように、上下方向に拡大したとしても、その拡大した大型の主制御基板ボックス60’を容易に装着することができる。
その他の構成は実施の形態1とほぼ同様にして構成される。そして、副制御基板ボックス80においては、主制御基板ボックス60とタンクレール43との間のスペースにおいて、他の装備品と干渉することなく配設することができる。
【0028】
(実施の形態3)
次に、この発明の実施の形態3を図12にしたがって説明する。
この実施の形態3においては、遊技盤10の後面に開閉可能に装着された裏カバー体50の後面の基板装着面51には、実施の形態1とほぼ同様にして主制御基板ボックス60が装着されている。
そして、主制御基板ボックス60と接続線によって電気的に接続される副制御基板ボックス80が、裏カバー体50の上面に沿ってほぼ水平に装着されている。これによって副制御基板ボックス80は、遊技盤10の後面に対してほぼ直角状をなしている。
その他の構成は、実施の形態1と同様に構成される。
【0029】
したがって、この実施の形態3において、遊技盤10に対し裏カバー体50を開閉動作したときに、主制御基板ボックス60と副制御基板ボックス80とが共に裏カバー体50と一体に開閉動作する。このため、裏カバー体50の開閉動作が原因となって主制御基板ボックス60と副制御基板ボックス80とを接続している接続線に張力が作用し、その接続線が外れたり断線する不具合が生じない。
【0030】
なお、この発明は前記実施の形態1〜3に限定するものではない。
例えば、前記実施の形態1〜3においては、副制御基板ボックス80に対し副制御基板としての音制御基板83とランプ制御基板84とがそれぞれ収納される場合を例示したが、音制御基板83、ランプ制御基板84以外の副制御基板、例えば、電源基板、枠制御基板、中継基板等を副制御基板として副制御基板ボックス80に収納してもよい。
また、副制御基板ボックス80には、2つ以上の副制御基板を収納することも可能であり、また1つの副制御基板のみを収納してもよい。
また、前記実施の形態1〜3においては、裏カバー体50の後面を基板装着面51として主制御基板ボックス60を装着する場合を例示したが、裏カバー体50のない型式のパチンコ機である場合、その遊技機の後面側に装着される裏セット部材等の基板装着部材の後面を基板装着面とし、その基板装着面に、遊技機のほぼ鉛直状をなす後面に対し主制御基板ボックスがほぼ平行状をなすように装着される。
また、この発明は、パチンコ機(アレンジボール機、雀球機等も含む)以外の遊技機、例えば、スロットマシン等の遊技機に対しても適応することができる。
【0031】
【発明の効果】
以上述べたように、この発明によれば、遊技機の後面側に対しほぼ平行状に主制御基板ボックスを配設して、主制御基板ボックスに対する不正行為の発見を容易にしながら、同遊技機の後面側の残されたスペース内において、副制御基板ボックスを容易に配設することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態1に係る遊技機としてのパチンコ機全体を示す背面図である。
【図2】同じく図1のII−II線に基づく縦断面図である。
【図3】同じくパチンコ機全体を示す正面図である。
【図4】同じく遊技盤の後面に対し基板取付部材を介して副制御基板ボックスが装着された状態を示す平断面図である。
【図5】同じく遊技盤の後面に対し基板取付部材を介して副制御基板ボックスが装着された状態を示す背面図である。
【図6】同じく遊技盤の後面に対し基板取付部材を介して副制御基板ボックスが装着された状態を示す側断面図である。
【図7】同じく遊技盤の後面の基板取付部材の収納筒の後方開口部から副制御基板ボックスが差し込まれる前の状態を示す説明図である。
【図8】同じく副制御基板ボックスを示す側断面図である。
【図9】同じくベース枠と表枠との関係を拡大して示す部分断面図である。
【図10】同じく遊技盤の後面に対し裏カバー体が開閉可能に装着された状態を示す断面図である。
【図11】この発明の実施の形態2に係る遊技機としてのパチンコ機全体を示す背面図である。
【図12】この発明の実施の形態3を示し、裏カバー体の上面に副制御基板ボックスが装着された状態を示す断面図である。
【符号の説明】
1 パチンコ機(遊技機)
10 遊技盤
42 球タンク
43 タンクレール(球誘導レール)
50 裏カバー体
51 基板装着面
60 主制御基板ボックス
61 主制御基板
65 封印手段
66 封印部
70 基板取付部材
72 収納筒
80 副制御基板ボックス
83 音制御基板(副制御基板)
84 ランプ制御基板(副制御基板)

Claims (1)

  1. 外枠2に対して開閉可能に組付けられたべース枠4裏側の支持枠体5内に遊技盤10が着脱交換可能に嵌込まれるとともに、前記遊技盤10の裏側を透視し得る開口窓41の周囲に球タンク42とタンクレール43と球の払出装置44と電源基板ボックス45と枠基板制御ボックス46とを配設した裏セット部材40が前記べース枠4の裏側に対して開閉可能に組付けられた遊技機において、
    前記裏セット部材40の開口窓41に対して前記遊技盤10の裏側器具類を覆蓋保護するための裏カバー体50が開閉可能に取着され、この裏カバー体50の裏側背面の基板装着面51に遊技作動制御をなす主制御基板ボックス60が装着されるとともに、前記裏カバー50の上方部位で前記遊技盤10の裏側に設置された基板取付部材70に対して左右に横長で上下に扁平な副制御基板ボックス80が装着されており、
    前記基板取付部材70は、前記副制御基板ボックス80を前後の向きに嵌挿し得る収納筒72が、天板部76及び底板部77と左右の側板部78,78を一体に有する左右に横長で上下に扁平な角筒箱状に形成されており、この収納筒72の外周縁に前記遊技盤10の裏側に取着される取付フランジ75を形成し、前記側板部78には左右の弾性変形が許容されて前記副制御基板ボックス80に弾性的に係止する係止爪73を形成し、前記収納筒72の内部に前記副制御基板ボックス80の嵌挿位置を規制するストッパ部74を形成し、前記天板部76及び底板部77に前記副制御基板ボックス80を把持して着脱し易くするための切り欠き部76a,77aを形成して、前記収納筒72が前記裏セット部材40の開口窓41の上部内を挿通して裏側に水平に突出した状態で取着されており、
    前記副制御基板ボックス80は、前記基板取付部材70の収納筒72の後側開口部から嵌合わせて前方に挿入されて前記ストッパ部74で前端位置が位置決めされるとともに、前記係止爪73で係止された状態で装着されることを特徴とする遊技機。
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