JP2006204810A - 遊技機 - Google Patents

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Abstract

【課題】配線の取り付け作業や、取り外し作業等を容易にする遊技機を提供することを目的とする。
【解決手段】 本発明に係る遊技機は、配線の装着が可能なコネクタを少なくとも一つ有する第1の基板200と、第1の基板210の少なくとも一部を覆うようにして配置され、少なくとも一つのコネクタを有する可動部材からなる第2の基台300とを備え、第1の基台200は第2の基台300の可動により覆われている部分の少なくとも一部が露出することを特徴とする。
【選択図】 図3

Description

本発明は、遊技機に関し、特に遊技機内部に、コネクタに装着される配線を具備するパチンコ遊技機やスロットマシン等の遊技機に適用して有効な技術に関するものである。
近年、遊技機は、より複雑な演出をするために、より多くの電子制御部品(電子部品)を遊技機内部(本体枠背面)に搭載するようになってきている。また、搭載する電子部品の増加に伴い、必要となるコネクタの数も増加し、コネクタの配置が複雑なものになってきている。
そのため、コネクタの間隔を詰めることにより、コネクタが整然と配置された遊技機も登場している(例えば、特許文献1)。
特開2001−185823号公報
しかしながら、間隔を詰めてコネクタを配置した遊技機においては、コネクタを整然と配置することができるものの作業スペースが失われるため、当該コネクタへ配線(ハーネス)を取り付ける作業、当該コネクタから配線を取り外す作業等が困難になるという問題が新たに生じてしまう。かといって、本体枠背面のスペースは限られているため、コネクタの間隔を広げることは難しい。
そのため、限られたスペースを有効に利用してコネクタを配置することで、配線の取り付け作業や、取り外し作業等が容易となる遊技機の登場が望まれていた。
そこで、本発明は、配線の取り付け作業や、取り外し作業等を容易にする遊技機を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、請求項1に記載の本発明の遊技機は、配線(配線610)の装着が可能なコネクタ(例えば、基板側コネクタ310b,501a,501b,502,503など)を少なくとも一つ有する第1の基台(第1の基板210)と、第1の基台の少なくとも一部を覆うようにして配置され、少なくとも一つのコネクタを有する可動部材からなる第2の基台とを備え、第1の基台は第2の基台(第2の基台300)の可動により覆われている部分の少なくとも一部が露出することを特徴とする。
このように、コネクタを有する基板を重ねて配置することにより、コネクタを配置可能な面積が増加し、限られたスペースをより有効に利用してコネクタを配置することができる。そのため、コネクタの間隔を広げて作業スペースを確保することもでき、コネクタに装着される配線の着脱作業、すなわち、配線の取り付け作業や、取り外し作業等を容易にすることが可能となる。
また、第2の基台は可動するようになっているので、第1の基台を覆うようにして配置されている第2の基台を取り外さずとも、当該第2の基台を可動させることにより、第1の基台と第2の基台との間に作業スペースを生じさせることができる。
そのため、第1の基台のコネクタへ配線を取り付ける作業や、第1の基台のコネクタから配線を取り外す作業等を容易にすることが可能となる。
請求項2に記載の本発明は、請求項1に記載の発明の構成に加えて、遊技機本体の一部を構成する本体枠(本体枠3a)と、本体枠における背面側(遊技盤2a背面側)に配置された台座(台座600)とを備え、可動部材からなる第2の基台の一端および台座には、一方に軸部(軸部300a)が形成されて他方には係止部(軸受け部600a)が形成され、軸部と係止部とで回動可能に係止されることを特徴とする。
これにより、第2の基台は回動可能に備えられているので、第1の基台を覆うようにして配置されている第2の基台を取り外さずとも、当該第2の基台を回動させることにより、第1の基台と第2の基台との間に作業スペースを生じさせることができる。
そのため、第1の基台のコネクタへ配線を取り付ける作業や、第1の基台のコネクタから配線を取り外す作業等をより容易にすることが可能となる。
また、例えば第2の基台をスライドさせる場合は、移動するためのスペースが幅方向に必要となるが、回動させる構成であれば、幅方向にスペースを設ける必要がなく、限られたスペースをより有効に利用することができる。
請求項3に記載の本発明は、請求項1または2に記載の発明の構成に加えて、第2の基台の何れか一端には第2の基台の回動を防止する固定部(固定部300b)が形成され、第2の基台は固定部により本体枠における背面側に固定されることを特徴とする。
これにより、第2の基台を固定することができ、第2の基台の不要な回動を防止することができる。また、第2の基台の抜け落ち等を防ぐこともできる。
請求項4に記載の本発明は、請求項1〜3の何れか一項に記載の発明の構成に加えて、第1の基台における第2の基台に覆われない位置に属するコネクタと第2の基台との間には空間が形成されていることを特徴とする。
これにより、当該空間を作業スペースとして利用することができ、第2の基台に覆われていない位置に属するコネクタに装着される配線においては、第2の基台を回動させずに着脱作業を行うことができるので、第2の基台を回動させて作業スペースを確保する手間を省くことができる。
そのため、第1の基台のコネクタへ配線を取り付ける作業や、第1の基台のコネクタから配線を取り外す作業等をより容易にすることが可能となる。
請求項5に記載の本発明は、請求項1〜4の何れか一項に記載の発明の構成に加えて、第1の基台と第2の基台との間には、第1の基台における第2の基台に覆われた位置に属するコネクタに装着される配線の着脱作業をする際に、当該配線の移動に必要な間隔(空き領域450)が設けられていることを特徴とする。
これにより、第2の基台に覆われた位置に属するコネクタに装着される配線においては、第2の基台を回動させずに着脱作業を行うことができるので、第2の基台を回動させて作業スペースを確保する手間を省くことができる。
そのため、第1の基台のコネクタへ配線を取り付ける作業や、第1の基台のコネクタから配線を取り外す作業等をより容易にすることが可能となる。
請求項6に記載の本発明は、請求項4に記載の発明の構成に加えて、第2の基台の側面は、第1の基台のコネクタに装着される配線を着脱する際における着脱動作を安定させる着脱動作安定部(壁部300d)であることを特徴とする。
このように、着脱動作安定部である第2の基台の側面によって、第1の基台における第2の基台に覆われない位置に属するコネクタに装着される配線の着脱動作が安定するため、第1の基台のコネクタへ配線を取り付ける作業や、第1の基台のコネクタから配線を取り外す作業等をより容易に行うことができる。
本発明によれば以下の効果を奏することができる。
すなわち、本発明によれば、コネクタを有する基板を重ねて配置することにより、コネクタを配置可能な面積が増加し、限られたスペースをより有効に利用してコネクタを配置することができる。そのため、コネクタの間隔を広げて作業スペースを確保することもでき、コネクタに装着される配線の着脱作業、すなわち、配線の取り付け作業や、取り外し作業等を容易にすることが可能となる。
また、第2の基台は可動するようになっているので、第1の基台を覆うようにして配置されている第2の基台を取り外さずとも、当該第2の基台を可動させることにより、第1の基台と第2の基台との間に作業スペースを生じさせることができる。
そのため、第1の基台のコネクタへ配線を取り付ける作業や、第1の基台のコネクタから配線を取り外す作業等を容易にすることが可能となる。
以下、本発明を実施するための最良の形態を、図面を参照しつつさらに具体的に説明する。ここで、添付図面において同一の部材には同一の符号を付しており、また、重複した説明は省略されている。なお、ここでの説明は本発明が実施される最良の形態であることから、本発明は当該形態に限定されるものではない。
図1は本発明の一実施の形態である遊技機を示す斜視図、図2は図1の遊技機の遊技盤を示す概略図、図3は図2の遊技盤の背面側を示す説明図、図4は図3に係る第1の基板および第2の基台の拡大図、図5は第2の基台のベース体を示す平面図、図6は図5のベース体の側面図、図7は図4に係る第1の基板および第2の基台をA方向から見た断面図、図8は図4に係る第1の基板および第2の基台をB方向から見た断面図である。
図1および図2に示すように、パチンコ遊技機(遊技機)1は、遊技盤2aが装着された本体枠3aがヒンジを介してベース枠3bに回動可能に取り付けられ(すなわち、本体枠3aは、本体枠3aの一方端を回動支点として支持されて当該ベース枠3bに開閉可能に取り付けられる。)、これら本体枠3aおよびベース枠3bで遊技機本体3が構成されている。そして、このような遊技機本体3に対して、遊技盤2aを視認可能に被うガラス扉4、およびガラス扉4の下側に位置する皿ユニット5が取り付けられている。これらガラス扉4および皿ユニット5は、その一端が遊技機本体3に回動可能に軸支されており、他端が遊技機本体3に係合するようになっている。
遊技盤2a(図2)は、レール6に包囲され、遊技球の流下が可能な遊技領域2bを有している。そして、その遊技領域2bには、多数の遊技くぎや風車などの障害物(図示せず)、始動ゲート15、大入賞口13、アウト口14、ワープ口16、一般入賞口19、普通図柄表示装置(図示せず)、特別図柄表示装置(図示せず)などと、始動入賞口12、17を有する電動役物構成部材18からなる遊技部材が配置されている。
ここで、一般入賞口19は、遊技球が入賞すると所定の数の遊技球が払い戻される装置である。また、当該一般入賞口19に入賞した球は、遊技盤2aの背面側に設けられた一般球通路19a(図3参照)を転動流下して回収される。
始動ゲート15は、遊技球が通過したことを契機として普通図柄表示装置に表示される複数の図柄を変動および停止させるための装置、始動入賞口12,17は、遊技球が入賞したことを条件として特別図柄表示装置に表示される特別図柄を変動および停止させるための装置である。また、当該始動入賞口12,17に入賞した遊技球は、遊技盤2aの背面側の始動球通路(図示せず)を転動流下して回収される。
大入賞口13は、特別図柄表示装置の停止時における図柄の組み合わせが予め設定された特定の図柄の組み合わせとなって特別遊技状態に移行した場合に開放状態となる装置である。また、当該大入賞口13に入賞した球は、遊技盤2aの背面側に設けられた大入賞球通路(図示せず)を転動流下して回収される。
また、アウト口14は、一般入賞口、大入賞口13、始動入賞口12,17の何れにも入賞しなかった遊技球が流入して回収される装置である。
そして、特別図柄表示装置は、例えば液晶ディスプレイ、CRT(陰極線管)あるいはプラズマディスプレイ等からなり、画像信号入力に基づいて任意の画像を表示する装置である。
ワープ口16は、流入した遊技球を、遊技盤2aの背面側に配置されているワープ球通路16aへと導く装置である。
ワープ球通路16aに導かれた遊技球は、ワープ球通路16aを転動流下し、始動入賞口12の上方に位置するワープ出口16bから排出される。つまり、ワープ口16に流入した遊技球は、ワープ球通路16aによって始動入賞口12へと案内される。
ここで、ワープ球通路16aは、前述のように遊技盤2aの背面側に配置されており(図3参照)、図2においては点線で示されている。
本実施の形態において、遊技盤2aは、たとえばポリカーボネートなど透光性(透明性)を有する樹脂からなり、前述した特別図柄表示装置は、このような遊技盤2aの背後に配置され、遊技盤2aを通して視認可能になっている。
上述したような遊技盤2aの下方には、図1に示すように、皿ユニット5が配置されている。皿ユニット5の上部に、払い出された遊技球および遊技領域に打ち込まれる遊技球が貯留される上皿5aが配置されているとともに、皿ユニット5の下部に、払い出しにより上皿5aからオーバーフローした遊技球が貯留される下皿5bが配置されている。また、上皿5aの図面右側に、遊技終了時などにおいて上皿5aに貯留された遊技球を下皿5bに移動させて取り出す場合に操作されるシャッタレバー10が設けられている。
皿ユニット5の右側には、レール6を介して遊技盤2aの遊技領域へ遊技球を打ち込む際に回動操作されるハンドル7が設けられている。ハンドル7には遊技球の発射を停止するストップボタン(図示せず)が設けられている。
なお、ガラス扉4の上部の左右には、スピーカ8a,8bがそれぞれ配置されている。
次に、図3を用いて遊技盤2aの背面側の構成について説明する。
図3は、図2の遊技盤の背面側を示す説明図である。
同図に示すように、遊技盤2aの背面側には、遊技球を転動流下させる各種球通路(ワープ球通路16a、一般球通路19a、大入賞球通路(図示せず)、始動球通路(図示せず)が所定の位置に備えられており、そして、図面右下には、盤面中継基板である第1の基板(第1の基台)210と、盤面演出中継基板である第2の基板310とが配置されている。
ここで、盤面中継基板は、AC電源の取り込みや基板間の信号の中継を行う基板である(以下、「第1の基板210」という)。また、盤面演出中継基板は、遊技に関する演出を行う演出制御基板(図示せず)からの制御に基づき信号を生成し、遊技盤2aの各所に配置されているランプやLED(図示せず)の点灯表示等を行う基板である(以下、「第2の基板310」という)。
第1の基板210には、複数種類のコネクタ(基板側コネクタ501a,501b,502,503)が配置されている。
なお、第1の基板210に配置されている基板側コネクタ501b,503等は、その位置関係上、少なくとも一部が第2の基台300(後述)に覆われるようになっている(図4および図7参照)。
第2の基板310は、ベース体320(後述)に係止されるようになっており、表面側には、5つの集積回路310aと、基板側コネクタ310bとが搭載されている(図4参照)。
なお、上記基板側コネクタ310b,501a,501b,502,503は、両端に配線側コネクタ610aを備えた配線610(図7,図8参照)を介して他の基板に電気的に接続することができるようになっている。
例えば、配線610の一端に備えられた配線側コネクタ610aを第1の基板210の基板側コネクタ501aに装着し、他端に備えられた配線側コネクタを他の基板のコネクタに装着する。これにより、第1の基板210と他の基板とを電気的に接続することが可能である。
また、図4、図7および図8に示すように、第1基板210と第2の基板310には、相互に同一方向の面に上記基板側コネクタが搭載されているので、基板側コネクタ310b,501a,501b,502,503の突出方向は全て同一となる。
次に、図4〜図6を用いて第2の基台について説明する。
第2の基台300は、アーチ状に形成されたベース体320(図6参照)と、このベース体320に係止されて取り付けられる上記第2の基板310とから構成される可動部材である。
そして、この第2の基台300は、図4に示すように、第1の基板210の少なくとも一部を覆うようにして配置されている。
また、第2の基台300の図面左端には、軸部300aが形成されており、一方、本体枠3aにおける背面側(以下、「遊技盤2a背面側」という。)には、軸受け部(係止部)600aを有する台座600が配置されている(図4参照)。本実施の形態においては、上記軸部300aと軸受け部600aとが、回動可能に係止(軸支)されるようになっている。
そして、第2の基台300の図面右端には、第2の基台300の回動を防止する固定部300bが形成されている。
当該固定部300bにはネジ孔が形成されており、ネジ等で遊技盤2aの背面側に固定されて取り付けられるようになっている。但し、これに限定されず、例えば、ピン等により固定されるようになっていてもよいし、接着により取り付けられるようになっていてもよい。
また、ベース体320には、第2の基板310の周縁部を係止するための5つの係止部300cが備えられている(図5参照)。
各係止部300cの先端は、内方に向けて突出しており(図5〜図8参照)、この突出部分により、第2の基板310を係止できるようになっている(図4参照)。
また、第2の基台300の略中央には、下方に向けて切り欠き300eが形成されている(図5参照)。この切り欠き300eは、第2の基板310を着脱する際に便宜を図るものであり、この切り欠き300eに指を挿入して第2の基板310の下部を指で支えることにより、第2の基板310をベース体320に係止させる作業や、第2の基板310の係止を解除する作業等を容易に行うことができる。さらに、上述したとおり、この切り欠き300eに指を挿入することが可能であるため、少なくとも一部が第2の基台300に覆われているコネクタ(例えば、図7(a)における基板側コネクタ501b,503)に装着される配線610の着脱の際にも、便宜を図ることができる。
図7は、図4に係る第1の基板および第2の基台をA方向から見た断面図である。
なお、図7(a)は固定部に固定された第2の基台を示しており、図7(b)は第2の基台を回動させて第1の基板と第2の基台との間に空間を生じさせた状態を示している。
上述したように第2の基台300において、左端は軸部300a(図4〜図6参照)により回動可能に係止されている一方、右端は固定部300bにより固定されている。
そして、図7(b)に示すように、固定部300bによる固定を解除してこの第2の基台300を回動させることにより、第1の基板210において、第2の基板300に覆われている部分が露出する。そしてこれにより、第1の基板210と第2の基台300との間に空間を生じさせることができる。この空間は、第1の基板210のコネクタへ配線610を取り付ける作業や第1の基板210のコネクタから配線610を取り外す作業等を容易にするための作業スペースとして利用することができる。
特に、上記作業スペースは、第2の基台300に覆われているコネクタ(図7においては、基板側コネクタ501b,503)に装着される配線610の着脱作業の際に有効に利用することができる。
なお、固定部300bにより第2の基台300が固定されている状態においても、第1の基板210と第2の基台300との間には、基板側コネクタ501b,503の突出方向の長さと配線側コネクタ610aの抜き差し方向の長さとの合算を上回る間隔、すなわち、第2の基台300に覆われた位置に属する基板側コネクタ501b,503等に装着される配線側コネクタ610aの抜き差しが可能で、且つ当該配線側コネクタ610aの側方(第1の基板210の基板面に沿った方向)への移動が自由にできる程度の間隔(以下、「空き領域450」という)が形成されている(図8参照)。
そのため、第2の基台300に覆われた位置に属する基板側コネクタ501b,503に装着される配線610の着脱作業の際には、第2の基台300を回動させて作業スペースを確保する替わりに、この空き領域450を作業スペースとして利用してもよい。
図8は、図4に係る第1の基板および第2の基台をB方向から見た断面図である。
図8(a)は第1の基板のコネクタに装着されている配線を手で掴んだ状態を示しており、図8(b)は配線を取り外した状態を示している。
同図に示すように、第1の基板210における第2の基台300に覆われない位置に属するコネクタ(例えば、基板側コネクタ501a,502等)と第2の基台300との間には、指ないし工具が入り、且つ配線側コネクタ610aを確実に把持できるだけの空間(隙間)が形成されており、この空間に指や工具を差し込むことにより基板側コネクタ501aに配線610を装着する作業や、基板側コネクタ501aから配線610を取り外す作業等を行うことができる(図8(a),(b)参照)。
また、同図に示すように、第2の基台300の側面には壁部(着脱動作安定部)300dが形成されている。この壁部300dは、第2の基台300に覆われない位置に属するコネクタ(例えば、基板側コネクタ501a)に装着される配線610の着脱をする際における手(着脱部)700の支えとなることにより、当該着脱の動作を安定させる役割を有している。これにより、上記配線610の着脱をする際のぶれや余分な力みを抑えることができ、基板側コネクタ501a等に装着される配線610の着脱動作が安定する(図8(a),(b)参照)。
なお、本実施の形態においては、第2の基台300の左側の側面を壁部300dとして利用しているが(図8参照)、右側の側面を上記壁部として利用しても勿論よい。
以上、本発明の実施の形態を説明したが、これは本発明を具体的に例示したに過ぎず、特に本発明を限定するものではない。
本実施の形態において、第2の基台300のベース体320は、アーチ状に形成されていたが、ベース体320の形状はこれに限られず、他の形状であってもよい。
また、可動部材である第2の基台300は、本実施の形態においては、回動することにより第1の基板210の覆い部分を露出させるようにしていたが、これに限られず他の可動形態により第1の基板210の覆い部分を露出させるようにしてもよい。例えば、第2の基台300は、スライドすることにより第1の基板210の覆い部分を露出させるようにしてもよい。
さらに、本実施の形態においては、第2の基台300には軸部300aが、遊技盤2a背面側に配置された台座600には軸受け部600aがそれぞれ備えられていたが、これに限られず、種々の形態が考えられる。例えば、第2の基台300には軸受け部600aが、台座600には軸部300aがそれぞれ備えられていてもよい。
また、本実施の形態では、第1の基板210は盤面中継基板、第2の基板310は盤面演出中継基板であったが、本発明はこれに限定されず、第1の基板210および第2の基板310は、それぞれ他の種類の基板であってもよい。
また、本実施の形態において、第2の基板310は、係止部300cによってベース体320に係止されていたが、これに限定されず、ネジ等で取り付けられるようになっていてもよいし、ピン等により固定されてもよい。または、接着により取り付けられてもよい。
このように、本実施の形態によれば、基板側コネクタを有する基板(第1の基板210,第2の基板310)を重ねて配置することにより、コネクタを配置可能な面積が増加し、限られたスペースをより有効に利用して基板側コネクタ(基板側コネクタ310b,501a,501b,502,503等)を配置することができる。そのため、基板側コネクタの間隔を広げて作業スペースを確保することもでき、基板側コネクタに装着される配線の着脱作業、すなわち、配線610の取り付け作業や、取り外し作業等を容易にすることができる。
また、第2の基台300は可動するようになっているので、第1の基板210を覆うようにして配置されている第2の基台300を取り外さずとも、当該第2の基台300を可動させることにより、第1の基板210と第2の基台300との間に作業スペースを生じさせることができる。
また、本実施の形態によれば、第2の基台300は回動可能に備えられるようになっているので、第1の基板210を覆うようにして配置されている第2の基台300を取り外さずとも、当該第2の基台300を回動させることにより、第1の基板210と第2の基台300との間に作業スペースを生じさせることができる。
そのため、第1の基板210の基板側コネクタ(例えば基板側コネクタ501b,503等)へ配線610を取り付ける作業や、第1の基板210の基板側コネクタから配線610を取り外す作業等を容易にすることが可能となる。
また、例えば第2の基台300をスライドさせる場合は、移動するためのスペースが幅方向に必要となるが、回動させる構成であれば、幅方向にスペースを設ける必要がなく、限られたスペースをより有効に利用することができる。
また、本実施の形態によれば、第2の基台300の何れか一端には第2の基台300の回動を防止する固定部300bが形成されるようになっているので、第2の基台300を固定することができ、第2の基台300の不要な回動を防止することができる。また、第2の基台300の抜け落ち等を防ぐこともできる。
また、本実施の形態によれば、第1の基板210における第2の基台300に覆われない位置に属するコネクタと第2の基台300との間には空間が形成されているため、当該空間を作業スペースとして利用することができ、第2の基台300に覆われていない位置に属する基板側コネクタ(例えば基板側コネクタ501a,502等)に装着される配線610においては、第2の基台300を回動させずに着脱作業を行うことができる。これにより、第2の基台300を回動させて作業スペースを確保する手間を省くことができる。
そのため、第1の基板210のコネクタへ配線610を取り付ける作業や、第1の基板210のコネクタから配線610を取り外す作業等をより容易にすることが可能となる。
また、本実施の形態によれば、第1の基板210と第2の基台300との間には、第1の基板210における第2の基台300に覆われた位置に属する基板側コネクタ(例えば基板側コネクタ501b,503等)に装着される配線610の着脱作業をする際に当該配線610の移動に必要な間隔(空き領域450)が設けられているので、第2の基台300に覆われた位置に属する基板側コネクタ501b,503等に装着される配線610においては、第2の基台300を回動させずに着脱作業を行うことができる。これにより、第2の基台300を回動させて作業スペースを確保する手間を省くことができる。
そのため、第1の基板210のコネクタへ配線610を取り付ける作業や、第1の基板210のコネクタから配線610を取り外す作業等をより容易にすることが可能となる。
また、本実施の形態によれば、着脱動作安定部である第2の基台300の壁部(側面)300dによって、第2の基台300に覆われない位置に属する基板側コネクタ(例えば基板側コネクタ501a等)に装着される配線610の着脱動作が安定するため、第1の基板210のコネクタへ配線610を取り付ける作業や、第1の基板210のコネクタから配線610を取り外す作業等をより容易に行うことができる。
以上の説明においては、本発明をパチンコ遊技機本体が遊技台に取り付けられた遊技機に適用した場合が説明されているが、本発明はこれに限定されるものではなく、スロットマシン(パチスロ機)、雀球、スマートボールあるいはゲームセンターに設置された各種ゲーム機など、種々の遊技機に適用することが可能である。
本発明の一実施の形態である遊技機を示す斜視図である。 図1の遊技機の遊技盤を示す概略図である。 図2の遊技盤の背面側を示す説明図である。 図3に係る第1の基板および第2の基台の拡大図である。 第2の基台のベース体を示す平面図である。 図5のベース体の側面図である。 図4に係る第1の基板および第2の基台をA方向から見た断面図である。 図4に係る第1の基板および第2の基台をB方向から見た断面図である。
符号の説明
1 パチンコ遊技機(遊技機)
2a 遊技盤
2b 遊技領域
3 遊技機本体
3a 本体枠
3b ベース枠
4 ガラス扉
5 皿ユニット
5a 上皿
5b 下皿
6 レール
7 発射ハンドル
8a,8b スピーカ
10 シャッタレバー
12,17 始動入賞口
13 大入賞口
14 アウト口
15 始動ゲート
16 ワープ口
16a ワープ球通路
16b ワープ出口
18 電動役物構成部材
19 一般入賞口
19a 一般球通路
210 第1の基板(第1の基台)
300 第2の基台
300a 軸部
300b 固定部
300c 係止部
300d 壁部(着脱動作安定部)
300e 切り欠き
310 第2の基板
310a 集積回路
310b,501a,501b,502,503 基板側コネクタ
320 ベース体
450 空き領域(間隔)
500 基板側コネクタ
501a,501b 基板側コネクタ
600 台座
600a 軸受け部(係止部)
610 配線
610a 配線側コネクタ
700 手(着脱部)

Claims (6)

  1. 配線の装着が可能なコネクタを少なくとも一つ有する第1の基台と、
    前記第1の基台の少なくとも一部を覆うようにして配置され、少なくとも一つのコネクタを有する可動部材からなる第2の基台とを備え、
    前記第1の基台は前記第2の基台の可動により覆われている部分の少なくとも一部が露出する、
    ことを特徴とする遊技機。
  2. 遊技機本体の一部を構成する本体枠と、
    前記本体枠における背面側に配置された台座とを備え、
    可動部材からなる前記第2の基台の一端および前記台座には、一方に軸部が形成されて他方には係止部が形成され、
    前記軸部と前記係止部とで回動可能に係止されることを特徴とする請求項1に記載の遊技機。
  3. 前記第2の基台の何れか一端には前記第2の基台の回動を防止する固定部が形成され、
    前記第2の基台は前記固定部により前記本体枠における背面側に固定されることを特徴とする請求項1または2に記載の遊技機。
  4. 前記第1の基台における前記第2の基台に覆われない位置に属するコネクタと前記第2の基台との間には空間が形成されていることを特徴とする請求項1〜3の何れか一項に記載の遊技機。
  5. 前記第1の基台と前記第2の基台との間には、前記第1の基台における前記第2の基台に覆われた位置に属するコネクタに装着される配線の着脱作業をする際に、当該配線の移動に必要な間隔が設けられていることを特徴とする請求項1〜4の何れか一項に記載の遊技機。
  6. 前記第2の基台の側面は、前記第1の基台のコネクタに装着される配線を着脱する際における着脱動作を安定させる着脱動作安定部であることを特徴とする請求項4記載の遊技機。


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