JP2006087550A - 遊技機 - Google Patents

遊技機 Download PDF

Info

Publication number
JP2006087550A
JP2006087550A JP2004274572A JP2004274572A JP2006087550A JP 2006087550 A JP2006087550 A JP 2006087550A JP 2004274572 A JP2004274572 A JP 2004274572A JP 2004274572 A JP2004274572 A JP 2004274572A JP 2006087550 A JP2006087550 A JP 2006087550A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
side connector
control board
wiring
protective cover
gaming machine
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2004274572A
Other languages
English (en)
Inventor
Masaya Sato
雅哉 佐藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Universal Entertainment Corp
Original Assignee
Aruze Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Aruze Corp filed Critical Aruze Corp
Priority to JP2004274572A priority Critical patent/JP2006087550A/ja
Publication of JP2006087550A publication Critical patent/JP2006087550A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Pinball Game Machines (AREA)

Abstract

【課題】遊技機内部のハーネスおよびハーネス側コネクタを保護する遊技機を提供する。
【解決手段】 本発明に係る遊技機は、遊技機本体3の一部を構成する本体枠3aと、本体枠3aの背面側に設けられ、基板側コネクタ45aを備えた演出制御基板45と、演出制御基板45を含む制御基板ケース50と、端部にハーネス側コネクタ210aを備え、当該ハーネス側コネクタ210aが制御基板ケース50の側方から基板側コネクタ210aと嵌合して演出制御基板45と他の所定の基板とを電気的に接続するハーネス210と、制御基板ケース50の端部に位置して本体枠3aにおける背面側の周縁部に配置され、ハーネス210の少なくとも一部を覆うとともにハーネス側コネクタ210aの嵌合方向とは反対側の位置に壁部200fを備えた保護カバー200とを有する。
【選択図】 図3

Description

本発明は、遊技機に関し、特に遊技機内部に、電子部品に接続する配線を具備するパチンコ遊技機やスロットマシン等の遊技機に適用して有効な技術に関するものである。
近年、遊技機のさまざまな演出等を行うために電子制御部品(電子部品)が増え、遊技機内部(本体枠背面)の構造は複雑化してきており、そのための配線は煩雑になってきている。そして、この配線を整然とさせるために、リアカバー外面に配線用の係止用のフックを設けた遊技機も知られている(例えば、特許文献1)。
特開2001−347026号公報
しかしながら、上述の遊技機においては、コネクタ接続のために配線の長さに遊びが必要であるため、その遊びによる配線のたるみによって、遊技機の点検の時や搬送の際に指などを引っ掛けたり等して断線させてしまったり、コネクタを抜けさせたりしてしまったりする等の問題が生じていた。
また、配線が剥き出しとなっていたため、この配線に細工をする等の行為、いわゆる不正行為を行われるおそれもあった。
そこで、本発明は、遊技機内部の配線および配線側コネクタを保護する遊技機を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明に係る遊技機は、遊技機本体(遊技機本体3)の一部を構成する本体枠(本体枠3a)と、本体枠の背面側に設けられ、基板側コネクタ(基板側コネクタ45a)を備えた基板(演出制御基板45)と、基板を含む制御基板ケース(制御基板ケース50)と、端部に配線側コネクタ(ハーネス側コネクタ210a)を備え、当該配線側コネクタが制御基板ケースの側方から基板側コネクタと嵌合して基板と他の所定の基板とを電気的に接続する配線(ハーネス210)と、制御基板ケースの端部に位置して本体枠における背面側の周縁部に配置され、配線の少なくとも一部を覆うとともに配線側コネクタの嵌合方向とは反対側の位置に壁部(壁部200f)を備えた保護カバー(保護カバー200)とを有することを特徴とする。
これにより、点検や輸送の際等に、指などを引っ掛けてしまうことを防止することができ、本体枠背面側の周縁部に配置されている配線の断線や配線側コネクタの抜け落ち等を防ぐことができる。さらに、配線を用いた不正行為を防止することもでき、安全性を高めることができる。また、壁部が、配線側コネクタの嵌合方向とは反対側に位置しているので、これによっても配線側コネクタの抜け落ち等を防ぐことができる。
本発明の好ましい形態において、保護カバーは、配線側コネクタを含んだ部分を覆うことを特徴とする。
これにより、配線側コネクタの抜け落ち等をより確実に防ぐことができる。
本発明のさらに好ましい形態において、配線側コネクタは、制御基板ケースの側方から前記基板側コネクタと嵌合し、本体枠は、島設備に固定されるベース枠(ベース枠3b)に一方端を回動支点として支持されて当該ベース枠に開閉可能に取り付けられ、保護カバーは、制御基板ケースの端部に位置して本体枠における回動支点とは反対側に配置されることを特徴とする。
これにより、本体枠背面側の開閉端側に配置されている配線が、本体枠の回動等を契機とする挟み込まれ等により断線することを防止できる。
さらに、配線側コネクタは、制御基板ケースの側方から基板側コネクタと嵌合するため、制御基板ケースの正面から嵌合する場合に比べて抜け落ちにくくなる。すなわち、配線に手が引っかかったときには、配線は作業者の方向に引っ張られるが、制御基板ケースの側方から嵌合している配線側コネクタの抜き取り方向はこれとは異なる方向になるので、配線側コネクタが抜け落ちにくくなるものである。
なお、側方から嵌合する場合には、本体枠の回動時に配線が挟み込まれ易くなるおそれがあるが、本発明では、保護カバーや保護カバーの壁部が配線や配線側コネクタを保護しているので、このようなおそれは未然に防止される。
本発明のさらに好ましい形態において、保護カバーまたは制御基板ケースのいずれか一方には位置決めピンが設けられ、他方には位置決めピンが嵌合する位置決め穴が形成されて、保護カバーは位置決めピンと位置決め孔との嵌合により制御基板ケースに取り付けられていることを特徴とする。
これにより、保護カバーを制御基板ケースに取り付けることが容易になる。
本発明のさらに好ましい形態において、保護カバーの壁部から基板側コネクタまでの距離は、配線側コネクタの嵌合方向の長さと配線を配線側コネクタの付け根から曲げるように折り返したときの配線側コネクタからの最小の突出長さとの合計よりも小さいことを特徴とする。
これにより、配線側コネクタを抜くために必要な距離がなくなるため、配線側コネクタの抜け落ち等をより確実に防ぐことができる。
本発明のさらに好ましい形態において、保護カバーは、その下端部で制御基板ケースを支持することを特徴とする。
これにより、保護カバーは、配線等の保護を図りつつ、制御基板ケース自体を本体枠の背面において支持することができる。
本発明によれば以下の効果を奏することができる。
すなわち、本発明によれば、保護カバーが、本体枠背面側の周縁部に配置されている配線および配線側コネクタの少なくとも一部を覆っているので、点検や輸送の際等に、指などを引っ掛けてしまうことを防止することができ、本体枠背面側の周縁部に配置されている配線の断線や、配線側コネクタの抜け落ち等を防ぐことができる。さらに、配線を用いた不正行為を防止することもでき、安全性を高めることができる。また、壁部が、配線側コネクタの嵌合方向とは反対側に位置しているので、これによっても配線側コネクタの抜け落ち等を防ぐことができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態を、図面を参照しつつさらに具体的に説明する。ここで、添付図面において同一の部材には同一の符号を付しており、また、重複した説明は省略されている。なお、ここでの説明は本発明が実施される最良の形態であることから、本発明は当該形態に限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は実施の形態1に係る遊技機を示す斜視図、図2は図1の遊技機の本体枠の背面側を示す説明図、図3は本発明の要部である保護カバーの配置状態を示す説明図、図4は図3の説明図を分解した状態を示す斜視図、図5は実施の形態1に係る制御基板ケースおよび制御基板ケースに取り付けられた保護カバーの背面図、図6は実施の形態1に係る保護カバーを示す斜視図、図7は実施の形態1に係る保護カバーの裏面を示す斜視図、図8はハーネス側コネクタと基板側コネクタとの嵌合関係を示す説明図である。
図1に示すように、パチンコ遊技機(遊技機)1は、遊技盤2aが装着された本体枠3aがヒンジを介して島設備に固定されるベース枠3bに回動可能に取り付けられ(すなわち、本体枠3aは、本体枠3aの一方端を回動支点として支持されて当該ベース枠3bに開閉可能に取り付けられる。)、これら本体枠3aおよびベース枠3bで遊技機本体3が構成されている。そして、このような遊技機本体3に対して、遊技盤2aを視認可能に被うガラス扉4、およびガラス扉4の下側に位置する皿ユニット5が取り付けられている。これらガラス扉4および皿ユニット5は、その一端が遊技機本体3に回動可能に軸支されており、他端が遊技機本体3に係合するようになっている。
また、本体枠3aの裏面側には液晶ユニット40が備えられている。また、液晶ユニット40には、特別図柄(または装飾図柄)および所定の演出画像(リーチ演出画像等)が表示される。本実施の形態において、液晶ユニット40は、遊技盤2aを通して視認可能になっている。
図1において、遊技盤2aの下方には、前述のように皿ユニット5が配置されている。皿ユニット5には、払い出された遊技球および遊技領域に打ち込まれる遊技球が貯留される上皿5aが上部に配置され、払い出しにより上皿5aからオーバーフローした遊技球が貯留される下皿5bが下部に配置されている。また、皿ユニット5の右側には、レール6を介して遊技盤2aの遊技領域へ遊技球を打ち込む際に回動操作される発射ハンドル7が設けられている。さらに、遊技終了時などにおいて上皿5aに貯留された遊技球を下皿5bに移動させて取り出す場合に操作されるシャッタレバー10が設けられている。
なお、ガラス扉4の上部の左右には、スピーカ8a,8bがそれぞれ配置されている。
次に、図2を用いて本体枠3aの背面側の構成について説明する。
図2は、本体枠3aの背面側を示す説明図である。
なお、図2において、向かって右側がヒンジ側(ヒンジを介してベース枠3bに回動可能に取り付けられている側。すなわち、回動支点として支持される側。)であり、左側が開閉端側である。そのため、遊技機内部が開放される場合は、開閉端側から開放される。
また、同図に示すように、本体枠3aの背面には、遊技機1の動作を実現するためのさまざまな電子部品や電子部品等を実装した基板等が搭載されている。
例えば、本体枠3aの背面中央には、予め設定されたプログラムに従ってパチンコ機1の遊技動作を行うメインCPU(超小型演算処理装置)等を実装する主制御基板100が、本体枠3aの背面の中央よりやや上右側にはAC電源の取り込みや基板間の信号の中継を行う枠中継基板130が、本体枠3aの背面の中央よりやや下左側には各電子部品が動作するために必要な電圧の電源を生成する電源基板150が、本体枠3aの背面の中央よりやや下右側には、賞球や貸球等を皿ユニット5に向けて払出す払出装置(図示せず)を駆動制御する払出制御基板170がそれぞれ搭載されている。なお、本体枠3aの背面の上部には遊技球が貯留される貯留タンク400が配置されている。さらに、本体枠3aの背面の各所には、電子部品を搭載した基板間を電気的に接続する配線であるハーネス(例えば、図4に示すハーネス210)が伸びている。
そして、本体枠3aの背面の中央よりやや上左側、すなわち、主制御基板100の上方には、制御基板ケース50が搭載されている。制御基板ケース50は、特別図柄等および所定の演出画像に係る画像データが格納された電子部品(CPU、ROM)が内蔵されたROMカートリッジが取り付けられている演出制御基板45と、演出制御基板45に搭載された電子部品等に電気的に接続するように備えられられ、後述するハーネス側コネクタ(配線側コネクタ)210aと嵌合する基板側コネクタ45aと、上述のROMカートリッジを覆う規制カバー48が形成され、演出制御基板45を覆う基板カバー47とを備えている。また、基板カバー47の表面部47aには、遊技機1の動作に必要な電子部品等が搭載された基板ケース60が取り付けられている。
なお、本実施の形態の演出制御基板45は、液晶ユニット40の画像表示制御や、遊技機1の各所に配置されているランプ・LED(図示せず)等の発光表示制御、スピーカ8a,8bからの音出力制御を実行する。
また、演出制御基板45に搭載される電子部品の種類に関しては、本発明においては特に限定しない。つまり、上述のようなCPU等であってもよいし、他の電子部品、例えば、スイッチ等であってもよい。
さらに、制御基板ケース50の左端には、本発明の要部である保護カバー200(図6)が固定されている(また、図2に示すとおり、保護カバー200の位置は本体枠3a背面の開閉端側である。)。なお、本実施の形態においては、ネジ孔200a,200bをそれぞれ介して本体枠3aの背面にネジを取り付けることにより、保護カバー200が固定されている。但し、これに限定されず、例えば、保護カバー200と本体枠3aの背面とをピン等により固定してもよいし、接着により固定してもよい。
このように、本体枠3aの背面には、電子部品や基板等が搭載されている。
但し、これらCPUなどの電子部品を実装(搭載)した主制御基板100などの搭載位置は一例に過ぎず、また、本発明の遊技機に搭載される電子部品や基板などは列挙されたものに限定されない。つまり、電子部品としては、他にもソレノイドなど、電力の供給を受けて動作する種々の部品を適用することが可能であり、また主制御基板100を、制御基板ケース50内に含めるなど、基板としての構成には様々な態様が考えられる。
次に、図3〜図7を用いて本発明の要部である保護カバー200について説明する。
保護カバー200は、図4、図6およひ図7に示すように、基板側コネクタ45aの形状に合わせて凹凸が形成されるようになっている。本実施の形態においては、図4に示す向かって右端に位置する基板側コネクタ45aが突出しているため、この突出したコネクタの形状に合わせて凸部が形成されている。
さらに、保護カバー200は、例えばプラスチックなどの合成樹脂からなり、一体的成型品となっている。
なお、保護カバー200は、成型などにより当初より一体不可分に形成されていてもよく、また、別体で形成されたものを組み合わせて固定することにより一体化してもよい。そして、本明細書でいう一体的とは、両者を含んだ概念である。
また、本実施の形態において保護カバー200は、透明性を有しない合成樹脂からなっているが、これに限られず、例えば、ポリカーボネートなどの透明性を有する樹脂からなっていてもよい。透明性を有する部材であれば、コネクタがしっかりと嵌合しているかを保護カバー200を付けた状態で確認することができる。
また、保護カバー200は、ハーネス側コネクタ210aが基板側コネクタ45aから抜け落ちることを阻止する壁部200fを有している。
保護カバー200が、図3に示すように基板ケース50に取り付けられると、ハーネス側コネクタ210aの嵌合方向とは反対側に壁部200fが位置するようになる。この壁部200fによりハーネス側コネクタ210aが基板側コネクタ45aから抜け落ちることを防ぐことができる。
ここで、ハーネス側コネクタ210aが、基板側コネクタ45aから抜け落ちることを防ぐことのできる原理について、図8を参照して説明する。
図8は、ハーネス側コネクタと基板側コネクタとの嵌合関係を示す説明図である。
保護カバー200が、図3に示すように制御基板ケース50に取り付けられた場合、壁部200fは、ハーネス側コネクタ210aと基板側コネクタ45aとが嵌合する位置の反対側に位置するようになる(図8)。なお、ハーネス側コネクタ210aは、制御基板ケース50の側方、すなわち、演出制御基板45の側方から嵌合するようになっている。そのため、基板側コネクタ45aは、このようなハーネス側コネクタ210aに対応するため、側方を向いている。
ここで、壁部200fの裏面から基板側コネクタ45aまでの距離をZ、ハーネス側コネクタ210aの嵌合方向の長さをX、ハーネス210をハーネス側コネクタ210aの付け根から曲がるように折り返したときのハーネス側コネクタ210aからの最小の突出長さをYとすると、ZがXとYとの和よりも小さければ、ハーネス側コネクタ210aが基板側コネクタ45aから抜け落ちることはない。そして、本実施の形態において、Zは、XとYとの和よりも小さくしているため、ハーネス側コネクタ210aを抜くために必要な距離がなくなるので、ハーネス側コネクタ210aが抜け落ちることはない。
したがって、本発明は、ハーネス側コネクタ210aの抜け落ちを防ぐことができる。
また、保護カバー200の壁部200fの両端には、前述したネジ孔200a,200bがそれぞれ形成されており、それらネジ孔の垂直方向には、切り欠きが形成されている。このような切り欠きが形成されていることにより、ネジを取り付ける際のツール(ドライバ等)が保護カバー200と干渉することのないよう配慮されている。
さらに、保護カバー200の裏面には、位置決めピン200c,200dが設けられている(図7)。位置決めピン200cは、保護カバー200に形成されている凸部の右側に、位置決めピン200dは、保護カバー200に形成されている凸部の左側にそれぞれ設けられている(図7)。これらの位置決めピン200c,200dは、後述する位置決め穴47c,47d(図4)に、それぞれ嵌合するようになっている。
図3は、本発明の要部である保護カバー200の配置状態を示す説明図である。
図3に示すとおり、演出制御基板45に電気的に接続されるハーネス210等が、保護カバー200の隙間(保護カバー200の隙間については、図5の背面図参照。同図に示すように、保護カバーの裏面において隙間が形成されている。)から他の基板に向かって伸びている。
また、保護カバー200が本体枠3aに固定されていることに関しては前述したとおりであるが、さらに保護カバー200は、図3に示すように制御基板ケース50にも取り付けられている(詳しくは後述する)。
図4は、図3の説明図を分解した状態を示す分解斜視図である。
図4に示すとおり、ハーネス210の端部に備えられたハーネス側コネクタ210aが演出制御基板45に備えられた基板側コネクタ45aと嵌合することにより、演出制御基板45に搭載された電子部品とハーネス210とが電気的に接続される。なお、ハーネス210の他端に備えられたハーネス側コネクタが他の基板に備えられたコネクタと嵌合することにより、制御基板ケース50に搭載された電子部品と他の基板に搭載された電子部品とが電気的に接続される。
また、保護カバー200は、保護カバー200の裏面に設けられた位置決めピン200c,200d(図7)が、基板カバー47の表面部47aに形成された位置決め穴47c,47dに、それぞれ嵌合することにより制御基板ケース50に取り付けられるようになっている。
上記のように制御基板ケース50に取り付けられることにより、保護カバー200は、ハーネス210の一部と、ハーネス側コネクタ(配線側コネクタ)210aと基板側コネクタ45aとが嵌合する位置を覆うようになっている。また、これにより、前述したとおり、ハーネス側コネクタ210aが基板側コネクタ45aから抜け落ちることを保護カバー200の壁部200fにて阻止するようになる。
このように、本実施の形態によれば、保護カバー200が、ハーネス210およびハーネス側コネクタ210aの少なくとも一部を覆っているので、点検や輸送の際等に、指などを引っ掛けてしまうことを防止することができ、ハーネス210の断線や、ハーネス側コネクタ210aの抜け落ち等を防ぐことができる。さらに、ハーネス210を用いた不正行為を防止することもでき、安全性を高めることができる。
また、本実施の形態によれば、保護カバー200は、本体枠3aにおける背面側の開閉端側に配置されていることを特徴としているので、本体枠3a背面側の開閉端側に配置されているハーネス210が、本体枠3aの回動等を契機とする挟み込まれ等により断線することを防止できる。また、壁部200fが、ハーネス側コネクタ210aの嵌合方向とは反対側に位置しているので、これによってもハーネス側コネクタ210aの抜け落ち等を防ぐことができる。
(実施の形態2)
本発明に係る遊技機は、上述の実施の形態1の遊技機に限定されるものではない
以下において、本実施の形態の遊技機について説明する。なお、ここでは、上述の実施の形態1の遊技機との相違点についてのみ説明する。
図9は、本実施の形態に係る制御基板ケースおよび制御基板ケースを支持する保護カバーの背面図である。
本実施の形態においては、図9に示すように、保護カバー200の下端部200eが、制御基板ケース50の下端部に接するようになっている。
これにより、保護カバー200の下端部200eは、制御基板ケース50の重力方向への移動を規制するので、結果として制御基板ケース50の落下等を防止できる。
このようにして、保護カバー200は、ハーネス210等の保護を図りつつ、制御基板ケース50自体を本体枠3aの背面において支持することができる。
以上、本発明の実施の形態を説明したが、これは本発明を具体的に例示したに過ぎず、特に本発明を限定するものではない。
また、本実施の形態においては、保護カバー200に設けられた位置決めピンと、基板カバー47の表面部47aに形成された位置決め穴とが嵌合することにより、制御基板ケース50に保護カバー200が取り付けられるようになっているが、これに限られず、位置決めピンと位置決め穴はそれぞれ逆に形成されてもよい。また、保護カバー200は、ネジ止めや、接着等の他の方法で取り付けられてもよい。
さらに、保護カバー200は、上述する基板カバー47の表面部47a以外の場所に取り付けられるようにしてもよい。例えば、基板カバー47の裏面でもよいし、演出制御基板45に直接取り付けられるようにしてもよい。
また、本実施の形態において、演出制御基板45に備えられている基板側コネクタ45aは、側方から嵌合してくるハーネス側コネクタ210aに対応するため、側方に向けられている。当該演出制御基板45はこのような構成であるため、パチンコ遊技機とスロットマシンとで共用することができる。
また、ハーネス側コネクタ210aは、上述のとおり演出制御基板45の側方(つまり、制御基板ケース50の側方。)から嵌合するため、制御基板ケース50の正面から嵌合する場合に比べて抜け落ちにくくなっている。すなわち、ハーネス210に手が引っかかったときには、ハーネス210は作業者の方向に引っ張られるが、制御基板ケース50の側方から嵌合しているハーネス側コネクタ210aの抜き取り方向はこれとは異なる方向になるので、ハーネス側コネクタ210aが抜け落ちにくくなるものである。
なお、側方から嵌合する場合には、本体枠3aの回動時にハーネス210が挟み込まれ易くなるおそれがあるが、本発明では、保護カバー200や保護カバー200の壁部200fがハーネス210やハーネス側コネクタ210aを保護しているので、このようなおそれは未然に防止される。
また、本実施の形態においては、保護カバー200は、制御基板ケース50に取り付けられているが、本発明では、必ずしも制御基板ケース50に取り付けられなくともよい。また、他の基板(例えば主制御基板100等)に取り付けられてもよい。また、本体枠3a背面のヒンジ側に取り付けられてもよいし、本体枠3a背面の周縁部(本体枠3a背面の上端、下端など)に取り付けられてもよい。
以上の説明においては、本発明をパチンコ遊技機本体が遊技台に取り付けられた遊技機に適用した場合が説明されているが、本発明はこれに限定されるものではなく、スロットマシン(パチスロ機)、雀球、スマートボールあるいはゲームセンターに設置された各種ゲーム機など、種々の遊技機に適用することが可能である。
実施の形態1に係る遊技機を示す斜視図である。 図1の遊技機の本体枠の背面側を示す説明図である。 本発明の要部である保護カバーの配置状態を示す説明図である。 図3の説明図を分解した状態を示す斜視図である。 実施の形態1に係る制御基板ケースおよび制御基板ケースに取り付けられた保護カバーの背面図である。 実施の形態1に係る保護カバーを示す斜視図である。 実施の形態1に係る保護カバーの裏面を示す斜視図である。 ハーネス側コネクタと基板側コネクタとの嵌合関係を示す説明図である。 実施の形態2に係る制御基板ケースおよび制御基板ケースを支持する保護カバーの背面図である。
符号の説明
1 パチンコ遊技機(遊技機)
2a 遊技盤
3 遊技機本体
3a 本体枠
3b ベース枠
4 ガラス扉
5 皿ユニット
5a 上皿
5b 下皿
6 レール
7 発射ハンドル
8a,8b スピーカ
10 シャッタレバー
40 液晶ユニット
45 演出制御基板(基板)
45a 基板側コネクタ
46 ROMカートリッジ
47 基板カバー
47a 基板カバーの表面部
47c,47d 位置決め穴
48 規制カバー
50 制御基板ケース
60 基板ケース
100 主制御基板
150 電源基板
170 払出制御基板
200 保護カバー
200a,200b ネジ孔
200c,200d 位置決めピン
200e 下端部
200f 壁部
210 ハーネス(配線)
210a ハーネス側コネクタ(配線側コネクタ)
400 貯留タンク

Claims (6)

  1. 遊技機本体の一部を構成する本体枠と、
    前記本体枠の背面側に設けられ、基板側コネクタを備えた基板と、
    前記基板を含む制御基板ケースと、
    端部に配線側コネクタを備え、当該配線側コネクタが前記基板側コネクタと嵌合して前記基板と他の所定の基板とを電気的に接続する配線と、
    前記制御基板ケースの端部に位置して前記本体枠における背面側の周縁部に配置され、前記配線の少なくとも一部を覆うとともに前記配線側コネクタの嵌合方向とは反対側の位置に壁部を備えた保護カバーと、
    を有することを特徴とする遊技機。
  2. 前記保護カバーは、
    前記配線側コネクタを含んだ部分を覆うことを特徴とする請求項1記載の遊技機。
  3. 前記配線側コネクタは、前記制御基板ケースの側方から前記基板側コネクタと嵌合し、 前記本体枠は、島設備に固定されるベース枠に一方端を回動支点として支持されて当該ベース枠に開閉可能に取り付けられ、
    前記保護カバーは、前記制御基板ケースの端部に位置して前記本体枠における前記回動支点とは反対側に配置されること特徴とする請求項1または2記載の遊技機。
  4. 前記保護カバーまたは前記制御基板ケースのいずれか一方には位置決めピンが設けられ、他方には前記位置決めピンが嵌合する位置決め穴が形成されて、
    前記保護カバーは前記位置決めピンと前記位置決め孔との嵌合により前記制御基板ケースに取り付けられていることを特徴とする請求項1〜3の何れか一項に記載の遊技機。
  5. 前記保護カバーの前記壁部から前記基板側コネクタまでの距離は、前記配線側コネクタの嵌合方向の長さと前記配線を前記配線側コネクタの付け根から曲げるように折り返したときの前記配線側コネクタからの最小の突出長さとの合計よりも小さいことを特徴とする請求項1〜4の何れか一項に記載の遊技機。
  6. 前記保護カバーは、その下端部で前記制御基板ケースを支持することを特徴とする請求項1〜5の何れか一項に記載の遊技機。

JP2004274572A 2004-09-22 2004-09-22 遊技機 Pending JP2006087550A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004274572A JP2006087550A (ja) 2004-09-22 2004-09-22 遊技機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004274572A JP2006087550A (ja) 2004-09-22 2004-09-22 遊技機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2006087550A true JP2006087550A (ja) 2006-04-06

Family

ID=36229068

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004274572A Pending JP2006087550A (ja) 2004-09-22 2004-09-22 遊技機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2006087550A (ja)

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008093203A (ja) * 2006-10-12 2008-04-24 Jb:Kk 遊技機
JP2009006010A (ja) * 2007-06-29 2009-01-15 Sanyo Product Co Ltd 遊技機
JP2010187881A (ja) * 2009-02-18 2010-09-02 Sansei R&D:Kk 遊技機
JP2012205954A (ja) * 2012-08-01 2012-10-25 Sanyo Product Co Ltd 遊技機
JP2012210475A (ja) * 2012-07-06 2012-11-01 Sankyo Co Ltd 遊技機
JP2013090734A (ja) * 2011-10-25 2013-05-16 Sammy Corp 弾球遊技機
JP2013128658A (ja) * 2011-12-21 2013-07-04 Kyoraku Sangyo Kk 遊技機
JP2013176433A (ja) * 2012-02-28 2013-09-09 Heiwa Corp 遊技機
JP2015044115A (ja) * 2014-12-11 2015-03-12 サミー株式会社 弾球遊技機
JP2015131205A (ja) * 2015-04-22 2015-07-23 株式会社三洋物産 遊技機

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008093203A (ja) * 2006-10-12 2008-04-24 Jb:Kk 遊技機
JP2009006010A (ja) * 2007-06-29 2009-01-15 Sanyo Product Co Ltd 遊技機
JP2010187881A (ja) * 2009-02-18 2010-09-02 Sansei R&D:Kk 遊技機
JP2013090734A (ja) * 2011-10-25 2013-05-16 Sammy Corp 弾球遊技機
JP2013128658A (ja) * 2011-12-21 2013-07-04 Kyoraku Sangyo Kk 遊技機
JP2013176433A (ja) * 2012-02-28 2013-09-09 Heiwa Corp 遊技機
JP2012210475A (ja) * 2012-07-06 2012-11-01 Sankyo Co Ltd 遊技機
JP2012205954A (ja) * 2012-08-01 2012-10-25 Sanyo Product Co Ltd 遊技機
JP2015044115A (ja) * 2014-12-11 2015-03-12 サミー株式会社 弾球遊技機
JP2015131205A (ja) * 2015-04-22 2015-07-23 株式会社三洋物産 遊技機

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4658830B2 (ja) 遊技機
JP2006102473A (ja) 遊技機
JP4676312B2 (ja) 遊技機
JP2021129898A (ja) 遊技機
JP2021129897A (ja) 遊技機
JP2006087550A (ja) 遊技機
JP5221924B2 (ja) 遊技機
JP2007143988A (ja) 遊技機
US20060186595A1 (en) Gaming machine
JP2008220859A (ja) 遊技機
JP4873618B2 (ja) 遊技機
JP2004216141A (ja) 遊技機
JP2004024390A (ja) 遊技機
JP6919935B1 (ja) 遊技機
JP6222459B2 (ja) 基板ケース及び遊技機
JP2005270138A (ja) 遊技機
JP6919932B1 (ja) 遊技機
JP6919927B1 (ja) 遊技機
JP6919933B1 (ja) 遊技機
JP6919931B1 (ja) 遊技機
JP6919934B1 (ja) 遊技機
JP6919926B1 (ja) 遊技機
JP6919930B1 (ja) 遊技機
JP4947767B2 (ja) 遊技機の基板ケースとその周辺構造
JP2018153210A (ja) 遊技情報表示装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070720

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090731

A521 Written amendment

Effective date: 20090910

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20091016

A02 Decision of refusal

Effective date: 20100225

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02