JP5357599B2 - 遊技機 - Google Patents
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Description
また、近年のパチンコ遊技機においては、装飾図柄を表示する図柄表示装置と可動演出装置とが併設され、両者を連動させるように構成したものなどが各種提案されている(例えば特許文献1)。
短当たりの中には、大当たり終了後、遊技者に有利な高確率時短付き遊技状態、即ち確率変動遊技状態(確変遊技状態)に移行する短当たり等がある。このような高確率時短付き短当たりは、あたかも突然に確変遊技状態に移行したかのような感覚を遊技者に与えるため、「突確(突然確変)大当たり」と呼ばれている。
そこで、従来のパチンコ遊技機では、短当たり当選時、図柄表示装置にチャンス目と呼ばれる特定の不揃い図柄を表示することで遊技者に不快感を与えないように配慮した機種がある。
しかしながら、上記したチャンス目は、機種やメーカによって図柄の並びが異なるため、遊技者が全てのチャンス目を把握することは困難であるため、遊技者にチャンス目が揃ったことを報知する新たな演出が求められていた。
本発明は、上記したような点を鑑みてなされたものであり、装飾図柄を表示する画像表示器と可動役物装置とを利用して遊技者に画像表示器に表示された装飾図柄の並びが特定の不揃い図柄の並び(チャンス目)であることを報知することが可能なパチンコ遊技機を提供することを目的とする。
即ち、本発明の第1の形態は、遊技球が入球可能な始動領域と、前記始動領域への遊技球の入球を契機に第1特別遊技、第2特別遊技、あるいは第3特別遊技に当選したか否かの判定を行う特別遊技判定手段と、前記特別遊技判定手段の判定結果に基づいて図柄を変動表示する図柄変動表示手段と、前記特別遊技判定手段により特別遊技に当選したと判定されたときに遊技球が入賞し難い態様から入賞し易い態様に変化する変動入賞装置と、前記第1特別遊技に当選したときは所定期間、前記変動入賞装置を遊技球が入賞し易い態様に変化させると共に、前記第2特別遊技または第3特別遊技に当選したときは前記第1特別遊技よりも短い期間、前記変動入賞装置を遊技球が入賞し易い態様に変化させる特別遊技実行手段と、前記第1特別遊技または前記第2特別遊技終了後、遊技者に有利な特定遊技を付与する特定遊技付与手段と、前記図柄変動表示手段において変動表示される前記図柄に対応した複数の装飾図柄画像を表示可能な画像表示手段と、前記画像表示手段に表示される複数の装飾図柄画像にそれぞれ対応して設けられ、表示形態が変化する複数の可動役物を有する可動役物装置と、前記画像表示手段に表示する前記装飾図柄画像の表示制御と、前記可動役物装置の駆動制御を行う演出制御手段と、を備え、前記演出制御手段は、前記第2特別遊技または前記第3特別遊技に当選した場合は、前記画像表示手段に停止表示させる複数の装飾図柄画像の並びを特定の不揃い図柄の並びとなるように制御する一方、夫々の装飾図柄画像が停止するタイミングで、夫々の装飾図柄画像ごとに対応して設けられた前記可動役物の可動を制御して、前記装飾図柄画像の並びが前記第2特別遊技または前記第3特別遊技に対応する特定の不揃い図柄の並びであることを報知することを特徴とする。
この図1に示すパチンコ遊技機100は、矩形形状の枠101を有し、この枠101の窓孔に対して遊技盤10が着脱可能に取り付けられている。
遊技盤10の前面側には、図示しないガラス枠が開閉可能に取り付けられている。また遊技盤10の下部には、遊技球を貯留する受け皿部102と、この受け皿部102の遊技球を発射する発射レバー103等が設けられている。
受け皿部102の上面には、例えば遊技者自身に操作を行わせて遊技に対する参加感を演出する演出ボタン104が設けられている。また、図示しないが受け皿部102の上面には、遊技球の購入ボタン、購入取り消しボタン、受け皿部102内の遊技球を下方から外部に抜くための球抜きボタン等が設けられている。
遊技盤10のほぼ中央には、ステージを有するセンター飾り70が配設されており、そのセンター飾り70の中央開口部に画像表示手段である画像表示器11が配置されている。画像表示器11は、例えば、液晶表示装置等の液晶表示パネルにより構成され、通常動作状態の時は、特別図柄に応じた装飾図柄画像、例えば数字図柄、アルファベット図柄、キャラクター図柄等の画像が表示される。また、所謂リーチ状態や特別遊技状態の時は、それぞれの遊技状態であることを示す演出画像等が表示される。
そして、センター飾り70内の画像表示器11の下方に可動役物装置71が配置されている。なお、可動役物装置71の詳細は後述する。
センター飾り70の下方には、可変入賞装置12が配置されている。可変入賞装置12は、上始動口13と、左右一対の開閉爪(可動片)を有する電動式チューリップ(以下、「電チュー」と称する)14とを備えて構成される。上始動口13の内部には、特別図柄表示器21の特別図柄を変動表示する権利を発生させる第1始動口スイッチ(SW)13a(図2参照)が設けられている。また電チュー14の内部には、特別図柄表示器22の特別図柄を変動表示する権利を発生させる第2始動口スイッチ(SW)14a(図2参照)が設けられている。なお、本実施の形態では、上始動口13と電チュー14とにそれぞれ別々の始動口スイッチを設けるようにしているが、これはあくまでも一例であり始動口スイッチは共有してもよい。
可変入賞装置12の下方には、特別遊技状態のときに開成状態になる大入賞装置の大入賞口16が設けられている。
さらに遊技盤10の遊技領域10aには、普通入賞口17が設けられていると共に、風車や図示しない多数の遊技釘が突設されている。遊技釘は、遊技球の落下速度を遅くすると共に、落下方向を複雑に変化させて遊技進行上の興趣を高めている。
遊技盤10の右側下方の遊技領域外には、第1特別図柄の変動と表示を行う第1特別図柄表示器21、第2特別図柄の変動と表示を行う第2特別図柄表示器22、及び普通図柄の変動と表示を行う普通図柄表示器23が設けられている。第1特別図柄表示器21及び第2特別図柄表示器22は、特別図柄を変動表示させ所定時間経過後に当該変動表示を静止させることにより当たりに当選したか否か表示する。
普通図柄保留ランプ26は、普通図柄が変動中に遊技球がゲート15を通過したときに、ゲート15の通過によって得られる普通図柄の変動表示を開始させる権利(最大4個)の保留個数を表示する。なお、本実施の形態では、第1、第2特別図柄表示器21、22、普通図柄表示器23、第1、第2特別図柄保留ランプ24、25、及び普通図柄保留ランプ26を、遊技盤10の遊技領域外に配置するようにしているが、これはあくまでも一例であり、これらの表示器を遊技盤10の遊技領域10a内に配置することも勿論可能である。
この図2に示す遊技制御装置には、主(メイン)制御部110として、遊技の進行を制御する遊技制御基板111が設けられている、また副(サブ)制御部120として、演出制御基板121、画像制御基板131、ランプ制御基板141、払出制御基板151等が設けられている。
遊技制御基板111は、CPU112、ROM113、及びRAM114を有し、当該パチンコ遊技機の主たる制御を行う。
遊技制御基板111には、上始動口13に設けられた第1始動口SW13a、電チュー14に設けられた第2始動口SW14a、電チュー14を開閉動作させるための電チューソレノイド14b、ゲート15に設けられたゲートSW15a、大入賞口16に入賞した遊技球を検出する大入賞口SW16aが接続されている。また大入賞口16の開閉扉を開閉動作させるための大入賞口ソレノイド16b、普通入賞口SW17a、第1特別図柄保留ランプ24、第2特別図柄保留ランプ25、普通図柄保留ランプ26、第1特別図柄表示器21、第2特別図柄表示器22、普通図柄表示器23等が接続されている。また遊技制御基板111には、演出制御基板121及び払出制御基板151が接続されていると共に、盤用外部情報端子基板156が接続されている。
画像制御基板131は、CPU132、ROM133、RAM134を有し、演出制御基板121の指示に基づいて画像及び音声の制御を行う。このため、画像制御基板131には、画像表示器11及びスピーカ105が接続されている。
ランプ制御基板141は、CPU142、ROM143、RAM144を有し、枠ランプ145や盤ランプ146、演出役物147等の制御を行う。なお、演出役物147には、本実施の形態の可動役物装置71も含まれている。
払出制御基板151は、CPU152、ROM153、RAM154を有し、払出球検出SW158及び球有り検出SW159及び満タン検出SW161よりの検出信号に基づいて遊技球を払い出す払出装置の払出駆動モータ155等の制御を行う。
また、払出制御基板151には、枠用外部情報端子基板157が接続されている。
図3(a)に示すメイン制御部110は、遊技データ取得手段31、当たり判定手段32、特別遊技実行手段33、高確率遊技変更手段34、及び時短遊技付与手段35として機能を備えている。また特別遊技実行手段33は、第1特別遊技実行手段36、第2特別遊技実行手段37、及び第3特別遊技実行手段38としての機能を備えている。
一方、図3(b)に示す演出制御手段であるサブ制御部120は、画像表示制御手段41及び可動役物装置制御手段42としての機能を備えている。
当たり判定手段32は、遊技データ取得手段31において取得された遊技データに基づいて当たりに当選したか否かの判定を行う。
特別遊技実行手段33は、第1特別遊技である長当たりゲームを実行する第1特別遊技実行手段36と、第2特別遊技である短当たりゲームを実行する第2特別遊技実行手段37と、第3特別遊技である小当たりゲームを実行する第3特別遊技実行手段38としての機能を備え、当たり判定手段32により当たりに当選したと判定されたときは、その判定結果に基づいて第1〜第3特別遊技の何れかを実行する。
第2特別遊技実行手段37は、当たり判定手段32により短当たりに当選したと判定された場合に、大入賞装置の大入賞口16を所定時間(例えば0.2秒)開状態とする開放動作を所定ラウンド(例えば2ラウンド)繰り返す短当たりゲームを実行する。具体的には、突確大当たり遊技、突時大当たり遊技等を実行する。なお、短当たり時のラウンド数も任意に設定可能である。
第3特別遊技実行手段38は、当たり判定手段32により小当たりに当選したと判定された場合に、大入賞装置の大入賞口16を上記第2特別遊技と略同一の態様に変化させる遊技を実行する。つまり、短当たりのラウンド数が2ラウンドであれば、大入賞装置の大入賞口16を所定時間(例えば0.2秒)開状態とする開放動作を2回繰り返す小当たりゲームを実行する。
時短遊技付与手段35は、遊技データ取得手段31で取得された遊技データに基づいて、特別遊技終了後、特典遊技として電チュー14の可動片の開放パターンを延長する時短遊技を所定回数だけ付与する。例えば、大当たりが高確率時短付き長当たりである場合は、次の大当たりまで時短遊技を付与する。一方、大当たりが通常時短付き長当たりである場合は、所定回数(例えば100回)の時短遊技のみを付与する。
なお、上記したメイン制御部110の各機能は、遊技制御基板111のCPU112がROM113に格納されているプログラムを実行することにより実現される。
また可動役物装置制御手段42は、後述する可動役物装置71を含む演出役物147の制御を行う。
なお、サブ制御部120の画像表示制御手段41としての機能は、演出制御基板121と画像制御基板131のCPU122、132が、夫々のROM123、133に格納されているプログラムを実行することにより実現される。
また可動役物装置制御手段42としての機能は、演出制御基板121とランプ制御基板141のCPU122、142が、夫々のROM123、143に格納されているプログラムを実行することにより実現される。
図4は、遊技データの各種乱数を取得するための乱数テーブルであり、図4(a)は大当たり乱数を取得するための大当たり乱数テーブルの一例、図4(b)は大当たり図柄乱数を取得するための大当たり図柄乱数テーブルの一例、図4(c)はリーチ乱数を取得するためのリーチ乱数テーブルの一例である。
図4(a)に示す大当たり乱数テーブルでは、上始動口13又は電チュー14に遊技球が入球した時に、「0」〜「299」までの300個の乱数の中からから一つの乱数値を取得する。この図4(a)に示す大当たり乱数テーブルの場合、通常遊技状態(低確率遊技状態)では、大当たりの割合が、例えば1/300に設定され、取得した大当たり乱数値が「3」のときに大当たりと判定される。一方、高確率遊技状態では、大当たりの割合が10倍の10/300に設定され、取得した大当たり乱数値が「3」、「7」、「37」、「67」、「97」、「127」、「157」、「187」、「217」、「247」のときに大当たりと判定される。
また、図4(a)に示す大当たり乱数テーブルでは、ハズレの一種である小当たりの抽選も行っている。ここでは、小当たりの割合が6/300に設定され、取得した大当たり乱数値が「0」、「50」、「100」、「150」、「200」、「250」のときに小当たりと判定される。小当たりは、ハズレの一種であり、短当たりと同様に大入賞口が作動するものの、大入賞口の開閉扉の開閉動作の前後で遊技状態が変化しない当たりである。このような小当たり機能は、後述する短当りと共に備えることで、遊技者が短当たりであるか、小当たりであるか判断し難くすることが可能になっている。
そして、例えば取得した大当たり図柄乱数値が「0」〜「55」の場合は、高確率時短付長当たりであると判定する。高確率時短付長当たりは、大当たり遊技時における大入賞口16の開放時間が長く大量の出球の払い出しが期待できると共に、大当たり遊技終了後に高確率遊技と時短遊技の両方を付与した大当たりであり、従来の「15R確変大当たり」に相当する。
また、例えば取得した大当たり図柄の乱数値が「112」〜「118」の場合は、高確率時短付短当たりと判定される。高確率時短付短当たりは、大当たり遊技時における大入賞口16の開放時間が短く出球の払い出しは期待できないものの、大当たり遊技終了後に高確率遊技と時短遊技の両方を付与した大当たりであり、あたかも突然に確変遊技状態に移行したかのような感覚を遊技者に与えるため、「突確(突然確変)大当たり」と呼ばれている。
また、例えば取得した大当たり図柄の乱数値が「122」〜「195」の場合は、高確率時短無し短当たりと判定される。高確率時短無し短当たりは、大当たり遊技時における大入賞口16の開放時間が短く出球の払い出しは期待できないものの、大当たり遊技終了後に高確率遊技を付与した大当たりであり、高確率遊技状態であることを遊技者に対して積極的に報知しないため、遊技者から見れば、高確率遊技状態であるか通常遊技状態であるか把握することができない状態、つまり高確率遊技が潜伏した状態にある。このため、高確率時短無し短当たりは、「潜伏確変大当たり」と呼ばれている。
また、図4(c)に示すリーチ乱数テーブルでは、始動入賞時、「0」〜「249」までの250個の乱数の中からから一つの乱数値を取得し、取得したリーチ乱数値が「0」〜「21」のときにリーチ有り、取得したリーチ乱数値が「22」〜「249」のときにリーチ無しと判断される。
図5〜図7は、第1の実施形態に係る可動役物装置の動作態様の一例を示した図である。これら図5〜図7に示す可動役物装置71は、画像表示器11とセンター飾り70のステージSとの間に配置されている。
可動役物装置71は、回転可能な第1回転体72及び第2回転体73と、これら第1回転体72と第2回転体73との間に配置される発光表示体74とにより構成される。
第1回転体72は、図5に示す第1表示面72aと、図6に示す第2表示面72b、及び図7に示す第3表示面72cの3つの表示面を有している。また、第2回転体73は、図5に示す第1表示面73a、図6に示す第2表示面73b、及び図7に示す第3表示面73cの3つの表示面を有している。
図5に示した第1、第2回転体72、73の第1表示面72a、73aは、例えばプラスチック等の部材に稲妻を模したデザインが施されている。第1表示面72a、73aの内側には、例えばLED等の発光部材(図示せず)が配置されており、例えば、単独で、或いは画像表示器11に表示した演出画像(稲妻画像)と連動させて、第1表示面72a、73aの稲妻部分を点灯或いは点滅させるといった演出を行うことが可能とされる。
また、第3表示面72cの内側にも、例えばLED等の発光部材(図示せず)が配置されており、第3表示面72cの大砲部分や、その周囲に施した装飾部分を点灯或いは点滅させるといった演出を行うことが可能とされる。
なお、第1回転体72の第3表示面72cに形成する第2可動役物72dは、図8に示すような大砲でも良い。この場合は、例えば図示しない駆動機構によって、図8(b)に示すように大砲の砲身角度を左右方向に変化するように構成してもよい。
また、第3表示面73cの内側にも、例えばLED等の発光部材(図示せず)は配置されており、第3表示面73cの手裏剣部分や、その周囲に施した装飾部分を点灯或いは点滅させるといった演出を行うことが可能とされる。
なお、第2回転体73の第3表示面73cに形成する第2可動役物73dは、図8に示すような剣でも良い。この場合は、例えば図示しない駆動機構によって、図8(c)に示すように剣が左右方向に変化するように構成してもよい。
第1回転体72と第2回転体73との間に配置される発光表示体74には、例えば家紋等を模した表示部74aが設けられている。発光表示体74の内部には、例えばLED等の発光部材(図示せず)が配置されており、表示部74aが発光するように構成されている。
本実施の形態のパチンコ遊技機100は、例えば、上記したような短当たりや小当たり当選時に、チャンス目と呼ばれる特定の不揃い図柄を画像表示器11に表示するようにしている。そのうえで、画像表示器11にチャンス目の装飾図柄画像(以下、単に「装飾図柄」と称する)を停止表示する際に、夫々の装飾図柄画像を停止表示するタイミングで、夫々の装飾図柄画像に対応する可動役物装置71の各可動体の可動を制御するようにした点に特徴がある。
本実施の形態のパチンコ遊技機100は、通常状態では、可動役物装置71の第1及び第2回転体72、73は、稲妻を模した第1表示面72a、73aが遊技者から見える前面に位置するように制御される。また発光表示体74の表示部74aは非発光状態に制御される。
ここで、例えば当たり判定手段32により短当たり又は小当たりと判定され、画像表示器11に短当たり又は小当たりに当選したことを報知するチャンス目として、例えば「357」といった不揃い図柄を表示する場合を考える。
この場合、先ず、図9(a)に示すように、画像表示器11に表示される左図柄画像11a、中図柄画像11b、右図柄画像11cが変動している状態では、可動役物装置71の第1及び第2回転体72、73の前面には、第1表示面72a、73aが位置すると共に、発光表示体74の表示部74aは非発光状態のままとされる。
次に、図9(b)に示すように、画像表示器11に表示される装飾図柄11a〜11bcの内、例えば左図柄画像11aの変動が停止するタイミングで、可動役物装置71の第1回転体72を回転させて、第1回転体72の前面を第1表示面72aから第2表示面72bの「チャ」の表示となるように制御する。つまり、画像表示器11の左図柄画像11aの変動が停止するタイミングで、この左図柄画像11aに対応する可動役物装置71の第1回転体72を回転させて、左図柄画像11aがチャンス目の図柄であることを報知する。このとき、第2回転体72は稲妻を模した第1表示面73aのままであり、発光表示体74の表示部74aは発光していない非発光状態とされる。なお、このとき、第1回転体72の第2表示面72bのLEDを制御して、第2表示面72bの「チャ」の文字だけを点灯或いは点滅させるようにしてもよい。
そして、最後に図9(d)に示すように、画像表示器11に表示される装飾図柄画像11a〜11cの内、例えば中図柄画像11bの変動が停止するタイミングで、可動役物装置71の発光表示体74の表示部74aを発光させるようにする。
このようにすれば、画像表示器11の各装飾図柄画像11a〜11cが停止するタイミングで、夫々の装飾図柄画像に対応する可動役物装置71の可動役物を利用して装飾図柄画像11a〜11cの並びがチャンス目であることを遊技者に確実に報知することが可能になる。
図10、図11は、第2の実施の形態に係る可動役物装置の動作態様の一例を示した図である。なお、第1の実施の形態に係る可動役物装置71と同一構成部分には同一符号を付して詳細な説明は省略する。
図5〜図8に示した第1の実施の形態に係る可動役物装置71では、第1及び第2回転体72、73と発光表示体74を組み合わせて可動役物装置を構成していたのに対して、図10、図11に示した第2の実施の形態に係る可動役物装置75では、発光表示体74の代わりに第3回転体76を設けるようにしている。
第3回転体76は、図10に示す第1表示面76aと、図11に示す第2表示面76b、及び図示しない第3表示面を有し、第1表示面76aには稲妻を模したデザインが施され、第2表示面76bには、家紋等を模した表示部が設けられている。
このように構成した場合は、画像表示器11に表示される左図柄画像11aが停止するタイミングで可動役物装置75の第1回転体72を回転させて、第1回転体72の前面を第1表示面73aから第2表示面73bの表示となるように制御して、左図柄画像11aがチャンス目の図柄であることを報知する。
この後、画像表示器11に表示される中図柄画像11bが停止するタイミングで可動役物装置71の第3回転体76を回転させて、第3回転体76の前面を第1表示面76aから第2表示面76bの表示となるように制御して中図柄画像11bがチャンス目の図柄であることを報知する。
このように構成した場合も、上記同様、画像表示器11の各装飾図柄画像11a〜11cが停止するタイミングで、夫々の装飾図柄画像に対応する可動役物装置76の可動役物を利用して、装飾図柄画像11a〜11cの並びがチャンス目であることを遊技者に確実に報知することが可能になる。
図12〜図14は、第2の実施の形態に係る可動役物装置の動作態様の一例を示した図である。
これら図12〜図14に示す可動役物装置81は、上下方向にスライド可能な第1及び第2スライド部82、83と、第1スライド部82と第2スライド部83との間に配置される発光表示体84とにより構成される。なお、第1、第2スライド部82、83のスライド動作は、図示しないモータ等により達成される。
第1スライド部82は、図12に示す第1表示面82a、図13に示す第2表示面82b、及び図14に示す第3表示面82cの3つの表示面を有している。また、第2スライド部83も同様に図12に示す第1表示面83a、図13に示す第2表示面83b、及び図14に示す第3表示面83cの3つの表示面を有している。
また、図14に示した第1スライド部82の第3表示面82cには、例えばプラスチック等の部材により大砲を象った第2可動役物82dが形成されている。この第2可動役物82dは、例えば図示しない駆動機構によって大砲の砲身が上方に伸びるように構成されている。従って、第2可動役物82dの動作と連動して画像表示器11に演出画像を表示すれば、第2可動役物82dからあたかも大砲が発射されたような演出表示が可能になる。
従って、図12〜図14に示すように可動役物装置81構成した場合も、画像表示器11に停止表示される3つの装飾図柄画像11a〜11cの並びがチャンス目である特定の不揃い図柄の並びである場合、画像表示器11に表示される各装飾図柄画像11a〜11cがそれぞれ停止するタイミングで、各装飾図柄画像11a〜11cとそれぞれ対応する可動役物装置81の第1、第2スライド部82、83の可動、及び発光表示体84の発光を制御すれば、画像表示器11の各装飾図柄画像11a〜11cが停止するタイミングで、各装飾図柄画像に対応する可動役物装置81の可動役物を利用して装飾図柄画像11a〜11cの並びがチャンス目であることを遊技者に確実に報知することが可能になる。
なお、本実施の形態では、画像表示器11に表示する装飾図柄画像が3つの場合を例に挙げて説明したが、これはあくまでも一例であり、装飾図柄画像ごとに可動役物を設けることが可能であれば、装飾図柄画像の数は任意に設定可能である。
また、本実施の形態では、回転体と発光表示体、或いはスライド部と発光表示体を組み合わせて可動役物装置を構成するようにしているが、あくまでも一例であり、可動役物装置は、画像表示器11に表示される各装飾図柄画像がチャンス目を構成する図柄であることを報知できれば如何なる構成であっても良い。
Claims (1)
- 遊技球が入球可能な始動領域と、
前記始動領域への遊技球の入球を契機に第1特別遊技、第2特別遊技、あるいは第3特別遊技に当選したか否かの判定を行う特別遊技判定手段と、
前記特別遊技判定手段の判定結果に基づいて図柄を変動表示する図柄変動表示手段と、
前記特別遊技判定手段により特別遊技に当選したと判定されたときに遊技球が入賞し難い態様から入賞し易い態様に変化する変動入賞装置と、
前記第1特別遊技に当選したときは所定期間、前記変動入賞装置を遊技球が入賞し易い態様に変化させると共に、前記第2特別遊技または第3特別遊技に当選したときは前記第1特別遊技よりも短い期間、前記変動入賞装置を遊技球が入賞し易い態様に変化させる特別遊技実行手段と、
前記第1特別遊技または前記第2特別遊技終了後、遊技者に有利な特定遊技を付与する特定遊技付与手段と、
前記図柄変動表示手段において変動表示される前記図柄に対応した複数の装飾図柄画像を表示可能な画像表示手段と、
前記画像表示手段に表示される複数の装飾図柄画像にそれぞれ対応して設けられ、表示形態が変化する複数の可動役物を有する可動役物装置と、
前記画像表示手段に表示する前記装飾図柄画像の表示制御と、前記可動役物装置の駆動制御を行う演出制御手段と、を備え、
前記演出制御手段は、前記第2特別遊技または前記第3特別遊技に当選した場合は、前記画像表示手段に停止表示させる複数の装飾図柄画像の並びを特定の不揃い図柄の並びとなるように制御する一方、夫々の装飾図柄画像が停止するタイミングで、夫々の装飾図柄画像ごとに対応して設けられた前記可動役物の可動を制御して、前記装飾図柄画像の並びが前記第2特別遊技または前記第3特別遊技に対応する特定の不揃い図柄の並びであることを報知することを特徴とする遊技機。
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