JP2002095798A - 遊技機 - Google Patents

遊技機

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JP2002095798A
JP2002095798A JP2000287417A JP2000287417A JP2002095798A JP 2002095798 A JP2002095798 A JP 2002095798A JP 2000287417 A JP2000287417 A JP 2000287417A JP 2000287417 A JP2000287417 A JP 2000287417A JP 2002095798 A JP2002095798 A JP 2002095798A
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corner
light
led
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Isao Kishi
勇夫 岸
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Maruhon Industry Co Ltd
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Maruhon Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 LED基板上を覆うカバーの製造効率を高め
るとともに、製造コストを低減できる遊技機を実現す
る。 【解決手段】 レール16の外周には、円形の遊技領域
を囲むようにしてコーナー飾り18(カバー)が取付け
られている。コーナー飾り18は、無色透明の合成樹脂
により一体成形されており、光を散乱し易くするため
に、ローレット加工またはダイヤカット加工が施されて
いる。コーナー飾り18の右上および左上内側には、右
コーナーLED基板22a、左コーナーLED基板22
bがそれぞれ取付けられている。コーナー飾り18は、
無色透明の合成樹脂により一体成形されているため、着
色した樹脂製部材を組み合わせてカバーを製造する従来
よりも、カバーの製造効率を高めるとともに、製造コス
トを低減できる。また、各コーナーLED基板およびそ
の周囲は、白色に着色されているため、デザインの調和
が採れており、コーナー飾り18から透かして見ても違
和感がない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、パチンコ機に代表さ
れるように、光による演出を行う機能を備えた遊技機に
関する。
【0002】
【従来の技術】図9(A)は、従来のパチンコ機に備え
られた遊技盤の説明図であり、図9(B)は、図9
(A)に示す遊技盤に設けられたLED基板の説明図で
ある。図9(A)に示すように、遊技盤502には、第
1種始動口504と、特別図柄表示装置506と、大入
賞口508とが備えられている。また、遊技盤502の
左上および右上のコーナーには、LED基板520がそ
れぞれ取付けられており、各LED基板520上は、樹
脂製のカバー510によりそれぞれ覆われている。ま
た、図9(B)に示すように、LED基板520の表面
には、3個のLED521が取付けられている。また、
各LED521は単色発光であるため、赤、黄、橙など
の彩色を施した透光性を有する樹脂製部材を組み合わせ
てカバー510を構成することにより、赤、黄、橙など
の発光色を得るようにしている。さらに、各LED52
1から出た光が散乱するように、カバー510の表面に
は、ダイヤカットなどの加工が施されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、色調の異なる
樹脂製部材を組み合わせるのは、手間がかかるため、カ
バー510の製造効率が低いという問題がある。また、
色調の異なる樹脂製部材を製造するためには、複数の射
出成形用金型が必要であるとともに、複数色の樹脂材料
を使用する必要があるため、カバーの製造コストが大き
いという問題もある。
【0004】そこでこの発明は、上記諸問題を解決する
ためになされたものであり、LED基板上を覆うカバー
の製造効率を高めるとともに、製造コストを低減できる
遊技機を実現することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段・作用および効果】この発
明は、上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明
では、遊技盤と、この遊技盤に設けられた基板と、この
基板の表面に設けられており、複数色を発光可能な発光
手段と、この発光手段の上方を覆う単色の透光性のカバ
ーと、前記発光手段の動作を制御する制御手段とを備え
たという技術的手段を用いる。
【0006】つまり、カバーは、単色の透明であるた
め、単色で透明な樹脂製材料一種類により製造すること
ができる。したがって、従来のように、色調の異なる複
数の樹脂製部材を使用してカバーを製造する必要がない
ため、カバーの製造効率を高めることができるとともに
製造コストを低減できる。また、発光手段が複数色を発
光可能であるため、種々の色の光による演出を行うこと
ができる。
【0007】請求項2に記載の発明では、請求項1に記
載の遊技機において、前記発光手段は、それぞれ異なる
色を発光する複数の発光素子を有するとともに、チップ
化されており、前記制御手段は、前記複数の発光素子の
動作を制御することにより、少なくとも前記発光素子の
数より多い色の光を作り出すという技術的手段を用い
る。
【0008】つまり、制御手段は、複数の発光素子の動
作、たとえば発光させる発光素子の選択、発光タイミン
グ、あるいは点灯時間などを制御することにより、少な
くとも前記発光素子の数より多い色の光を作り出すこと
ができる。したがって、少ない発光素子により、効率的
に多くの色の光を作り出すことができる。また、発光手
段は、チップ化されているため、基板上の取付スペース
を小さくすることができる。
【0009】請求項3に記載の発明では、請求項1また
は請求項2に記載の遊技機において、少なくとも前記カ
バーを介して視認可能な範囲における前記基板の表面お
よび前記遊技盤には、同一または近似したデザインが施
されているという技術的手段を用いる。
【0010】つまり、少なくともカバーを介して視認可
能な範囲における基板の表面および遊技盤には、同一ま
たは近似したデザインが施されているため、基板と、そ
の周辺とのデザインの調和を採ることができる。
【0011】請求項4に記載の発明では、請求項3に記
載の遊技機において、前記デザインは、単色を基調とし
ているという技術的手段を用いる。
【0012】つまり、少なくともカバーを介して視認可
能な範囲に単色を基調としたデザインを施すことによ
り、基板の表面に設けられた発光手段から発光する光を
目立たせることができる。特に、発光手段として、赤、
緑、青、あるいは、それらが混じり合って作り出される
色を発光するLEDを使用する場合は、基板の表面を白
色に着色することにより、各LEDから出る光の色を引
き立たせることができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、この発明に係る遊技機の実
施形態について図を参照して説明する。なお、以下に記
載する各実施形態では、この発明に係る遊技機として第
1種のパチンコ機を例に挙げて説明する。 [全体の主要構成]まず、この実施形態に係るパチンコ
機の主要構成について図1を参照して説明する。図1
は、この実施形態に係るパチンコ機の外観を示す正面説
明図である。パチンコ機10には、前枠11が開閉可能
に備えられており、その前枠11には、ガラス枠13が
開閉可能に取付けられている。前枠11の右側には、ガ
ラス枠13開閉用の鍵を差し込む鍵穴12が設けられて
いる。ガラス枠13の内部には、遊技盤14が設けられ
ており、前枠11の右下には、遊技球を遊技盤14へ発
射する発射モータ(図示せず)を操作するための発射ハ
ンドル15aが回動可能に取付けられている。
【0014】ガラス枠13の下方には、賞球や貸球が供
給される賞球・貸球供給口20aが形成されており、こ
の賞球・貸球供給口20aの供給側には、その賞球・貸
球供給口20aから供給された賞球や貸球を溜めておく
ための上受け皿20が取り付けられている。上受け皿2
0の下方には、上受け皿20の収容可能数を超えて流下
した賞球や上受け皿球抜きレバー20bの操作により上
受け皿20から排出された遊技球などを排出する排出口
21aが形成されている。排出口21aの排出側には、
その排出口21aから排出された遊技球を収容しておく
ための下受け皿21が設けられている。また、下受け皿
21の左側には、灰皿17が設けられている。
【0015】[遊技盤14の主要構成]次に、遊技盤1
4の主要構成について図2ないし図5を参照して説明す
る。図2は、遊技盤14の主要構成を示す説明図であ
り、図3は、役物や入賞口などを取付ける前の遊技盤1
4を示す説明図である。図4は、コーナー飾りを取付け
る前の遊技盤14を示す説明図である。図5(A)は、
遊技盤14に取付けられた左コーナーLED基板の説明
図であり、図5(B)は、図5(A)に示す左コーナー
LED基板に取付けられたLEDを正面から見た説明図
であり、図5(C)は、図5(B)に示すLEDを側面
から見た場合に各素子から光りが出射される様子を模式
的に示す説明図である。
【0016】図2および図3に示すように、遊技盤14
には、発射された遊技球を遊技領域へ案内するレール1
6が取付けられており、そのレール16の外周には、円
形の遊技領域を囲むようにしてコーナー飾り18が取付
けられている。コーナー飾り18は、無色透明の合成樹
脂により一体成形されており、光を散乱し易くするため
に、ローレット加工またはダイヤカット加工が施されて
いる。また、コーナー飾り18には、内側から発光され
るLED光を拡散するためにレンズの作用をするレンズ
部18aが5箇所形成されている。コーナー飾り18の
右上の内側には、右コーナーLED基板22aが取付け
られており、左上には、左コーナーLED基板22bが
取付けられている。図5(A)に示すように、左コーナ
ーLED基板22bの表面における、コーナ飾り18の
各レンズ部18aに対向する位置には、LED50がそ
れぞれ取付けられている。図5(B)に示すように、L
ED50は、赤色発光素子51、緑色発光素子52およ
び青色発光素子53の3つの発光素子を透明の樹脂54
によりモールドすることによりチップ化されており、左
コーナーLED基板22bの表面に埋め込まれている。
図5(C)に示すように、各素子から出射された光は、
樹脂54内を拡散し、相互に混じり合い、赤、緑および
青以外の光を作り出すことができる。なお、右コーナー
LED基板22aも左コーナーLED基板22bと同じ
構成である。
【0017】つまり、赤色発光素子51、緑色発光素子
52および青色発光素子53が、光の3原色に対応して
おり、点灯させる発光素子の選択により、光の3原色以
外にも複数種類の色の光を作り出すことができる。ま
た、上記発光素子の選択に加えて、各発光素子の点灯の
タイミングおよび点灯時間の少なくとも一方を組み合わ
せて設定することにより、光の残像現象を利用すること
ができるため、見た目の発光色を様々に変化させること
ができる。また、各発光素子は、遊技盤14の裏面に設
けられたランプ制御基板(図7に符号300で示す)に
電気的に接続されている。さらに、各コーナーLED基
板の表面には、その基板の周囲のデザインと調和できる
デザインが施されている。この実施形態では、各コーナ
ーLED基板の表面は、白色に着色されている。つま
り、各コーナーLED基板の表面を白色に着色すること
により、各LED50から発光する色の背景が白色とな
るため、コーナー飾り18を通して見た場合に、各発光
色を引き立てることができる。
【0018】図4に示すように、遊技盤14の遊技領域
には、着色模様の施された領域となるセル(樹脂製薄
板)14aが貼り付けられており、セル14aの周囲
は、白色無地印刷が施された白色領域14cとなってい
る。つまり、その白色領域14cに取付けるコーナーL
ED基板の表面も白色であるため、コーナーLED基板
の表面とその周囲とのデザインの調和を採っている。こ
のため、コーナー飾り18を通して内部を見た場合に、
デザインの不釣り合いを感じるおそれがない。ちなみ
に、図6は、表面が緑色のLED基板60を使用した場
合の遊技盤14の説明図であるが、コーナー飾り18を
通して内側のコーナーLED基板60が透けて見えてお
り、周囲のデザインと調和が採れていないことが分か
る。また、遊技盤14には、役物や入賞口などをはめ込
むための開口部14bがルータ加工などにより貫通形成
されている。
【0019】図2に示すように、遊技盤14の略中央に
は、センターケース30が備えられている。センターケ
ース30には、天入賞口31と、3個のLEDからなる
普通図柄表示装置34と、この普通図柄表示装置34の
作動可能な回数を表示する4個のLEDからなる普通図
柄記憶表示LED35と、複数の図柄、たとえば「0」
〜「9」の計10個の数字などの特別図柄を液晶で変動
表示する特別図柄表示装置32と、この特別図柄表示装
置32の始動可能な回数(特別図柄始動記憶数)を表示
する4個のLEDからなる特別図柄記憶表示LED36
とが備えられている。また、センターケース30の左右
には、普通図柄表示装置34を作動させるための普通図
柄作動ゲート26が設けられている。センターケース3
0の下方には、特別図柄表示装置32を作動させる機能
を有する第1種始動口27が設けられており、この第1
種始動口27の下方には普通図柄表示装置34の停止図
柄が当たり図柄となった場合に両翼を開放する普通電動
役物28が設けられている。両翼を開放した普通電動役
物28は、第1種始動口27と同様に特別図柄表示装置
32を作動開始させる機能を備えている。普通電動役物
28の下方には、特別図柄表示装置32により変動表示
されている図柄のうち、所定の範囲の図柄が大当り図柄
となった場合に作動する変動入賞装置40が設けられて
いる。
【0020】この変動入賞装置40には、大当りの発生
時に開放される扉形式の大入賞口41が、その下部両端
を回動軸にして前後に開閉可能に取り付けられており、
この大入賞口41の両側には、下入賞口29,29がそ
れぞれ設けられている。また、大入賞口41の内部に
は、大入賞口41を連続して開放する機能を有する特定
領域(図示せず)と、この特定領域を通過した遊技球を
検出する特定領域スイッチ(図7に符号42aで示す)
と、大入賞口41に入賞した遊技球の数P1をカウント
する大入賞口スイッチ(図7に符号43aで示す)とが
設けられている。その他、遊技盤14には、複数の風車
23と、袖入賞口24,24と、右サイド飾りランプ1
9aと、左サイド飾りランプ19bと、入賞しなかった
遊技球をアウト球として回収するアウト口45とが設け
られている。また、遊技盤14には、多くの釘(図示せ
ず)が打ち込まれており、遊技盤14に発射された遊技
球は、釘間を乱舞しながら落下する。
【0021】[パチンコ機10の電気的構成]次に、パ
チンコ機10の電気的構成についてそれをブロックで示
す図7を参照して説明する。パチンコ機10には、主基
板100が設けられており、この主基板100には、マ
イクロプロセッサ110が搭載されている。マイクロプ
ロセッサ110には、遊技の制御を実行するメインCP
U112と、このメインCPU112が各種制御を実行
するための各種制御プログラムが記録されたROM11
4と、メインCPU112が各種制御プログラムを実行
する際にROM114から読出された制御プログラムや
遊技中に発生する大当りに関するデータなどの各種デー
タを一時的に格納するRAM116とが搭載されてい
る。
【0022】主基板100には、次に記載するものが電
気的に接続されている。電源基板80、賞球の払出しな
どを制御する払出制御基盤200、特別図柄表示装置3
2、遊技盤14に設けられたランプやLEDを制御する
ランプ制御装置300、遊技中の効果音などを制御する
音声制御装置79、遊技球の第1種始動口27の通過を
検出する第1種始動口スイッチ27a、入賞や大当りな
どに関する遊技盤情報をパチンコホールの管理室などに
設けられたコンピュータ(図示省略)へ送信するための
遊技枠情報端子基板52、盤面中継基板51、遊技枠中
継基板53である。
【0023】払出制御基盤200には、主基板100か
ら送出される制御コマンドを入力して動作するマイクロ
プロセッサ210が搭載されており、マイクロプロセッ
サ210には、賞球の払出しなどを制御するサブCPU
212と、このサブCPU212が賞球の払出しなどの
制御を実行するための各種制御プログラムが記録された
ROM214と、サブCPU212が各種制御プログラ
ムを実行する際にROM214から読出された制御プロ
グラムや遊技中に発生する賞球数などの各種データを一
時的に格納するRAM216とが搭載されている。ま
た、払出制御基盤200には、電源基板80、CR接続
基板56、発射モータ15eを駆動するための発射モー
タ駆動基板15c、遊技枠情報端子基板52および払出
中継基板55が電気的に接続されている。
【0024】遊技枠中継基板53には、下受け皿21が
賞球で満杯になったことを検出する満杯検出スイッチ2
1bおよびセンサ中継基板54が電気的に接続されてい
る。センサ中継基板54は、賞球ユニット62に備えら
れた賞球払出センサ62a,62bおよび払出中継基板
55と電気的に接続されている。賞球ユニット62は、
賞球払出センサ62a,62bおよび賞球払出モータ6
2cを備える。賞球払出センサ62a,62bによる検
出信号は、センサ中継基板54から遊技枠中継基板53
を介して主基板100へ送出されるとともに、払出中継
基板55を介して払出制御基板200へ送出される。そ
して払出制御基板200に搭載されたサブCPU212
は、賞球払出センサ62a,62bから送出された検出
信号を取込み、払い出された賞球数をカウントする。
【0025】払出中継基板55には、貸球がなくなった
ことを検出する貸球切れスイッチ61、賞球払出モータ
62cおよび貸球ユニット63が電気的に接続されてい
る。盤面中継基板51には、次に記載するものが電気的
に接続されている。普通電動役物28を開閉させる普通
電動役物ソレノイド28a、普通図柄表示装置34、普
通図柄作動ゲート26に設けられたゲートスイッチ26
a、大入賞口スイッチ43a、袖入賞口24への入賞を
検出する袖入賞口スイッチ24a、下入賞口29への入
賞を検出する下入賞口スイッチ29a、天入賞口31へ
の入賞を検出する天入賞口スイッチ31aおよび大入賞
口中継基板50である。
【0026】大入賞口中継基板50には、特定領域ソレ
ノイド42b、大入賞口ソレノイド43bおよび特定領
域スイッチ42aが電気的に接続されている。電源基板
80は、CR接続基板56と電気的に接続されており、
CR接続基板56には、プリペイドカードの残りの度数
を表示する度数表示基板やプリペイドカードを読取る装
置などを備えるパチンコ機外装置部分22と電気的に接
続されている。電源基板80は、AC24V(50Hz
/60Hz)の主電源70から電源の供給を受ける。
【0027】(ランプ制御装置300の電気的構成)次
に、ランプ制御装置300の主な電気的構成について、
それを示す図7を参照して説明する。ランプ制御装置3
00はランプ制御分配基板302を備えており、そのラ
ンプ制御分配基板302には、大入賞口ランプ中継基板
301および枠部ランプ中継基板303が電気的に接続
されており、枠部ランプ中継基板303には枠LED基
板304が電気的に接続されている。ランプ制御分配基
板302には、右側のサイド飾りランプ19(図2)が
搭載された右サイドLED基板314と、左側のサイド
飾りランプ19が搭載された左サイドLED基板315
と、センターケース30(図2)の上側に設けられたL
EDが搭載されたセンター上LED基板316と、セン
ターケース30の奥の方に設けられたLEDが搭載され
たセンター奥LED基板317と、センターケース30
の下側に設けられたLEDが搭載されたセンター下LE
D基板318と、特別図柄記憶表示LED36(図2)
が搭載された特別図柄記憶表示基板36と、普通図柄記
憶表示LED35が搭載された普通図柄記憶表示基板3
5と、右コーナーLED基板22a(図2)と、左コー
ナーLED基板22b(図2)と、右側の袖入賞口24
に設けられたLEDが搭載された右チャッカーLED基
板319と、左側の袖入賞口24に設けられたLEDが
搭載された左チャッカーLED基板320と、右風車7
1に設けられたLEDが搭載された右風車LED基板3
25と、左風車72に設けられたLEDが搭載された左
風車LED基板326と、右側の普通図柄作動ゲート2
6に設けられたLEDが搭載された右ゲートLED基板
327と、左側の普通図柄作動ゲート26に設けられた
LEDが搭載された左ゲートLED基板328とが電気
的に接続されている。つまり、ランプ制御分配基板30
2には、LEDが搭載された総計21個の基板のうち、
その半数以上の計15個の基板が集中して接続されてい
る。
【0028】また、大入賞口ランプ中継基板301に
は、大入賞口41(図2)の右側に設けられたLEDが
搭載された大入賞口右LED基板309と、大入賞口4
1の左側に設けられたLEDが搭載された大入賞口左L
ED基板310と、大入賞口41の中央付近に設けられ
たLEDが搭載された大入賞口中LED基板311と、
大入賞口41の右上に設けられたLEDが搭載された大
入賞口右上LED基板312と、大入賞口41の左上に
設けられたLEDが搭載された大入賞口左上LED基板
313とが電気的に接続されている。つまり、大入賞口
ランプ中継基板301には、計5個の基板が集中して接
続されている。
【0029】さらに、ランプ制御分配基板302と接続
された枠部ランプ中継基板303には、枠ランプ73
(図1)に設けられたLEDが搭載された枠LED基板
304が接続されている。ランプ制御分配基板302に
は、上記各種LEDの点灯、点滅あるいは消灯を制御す
るランプ制御基板305が電気的に接続されている。ラ
ンプ制御基板305には、サブCPU306と、ROM
307と、RAM308とが搭載されている。サブCP
U306は、主基板100からライン100cを介して
送出されたランプ制御コマンドを入力し、ROM307
に記憶されたコンピュータプログラムに従って上記ラン
プ制御コマンドの内容を解析し、その解析結果をRAM
308に一時的に格納する。続いてサブCPU306
は、点灯すべきLED、点灯間隔および点灯時間などを
決定し、その決定に対応した信号をランプ制御分配基板
302から上記決定したLEDが搭載された基板に送出
し、そのLEDが、上記決定された点灯間隔および点灯
時間に従って点灯、点滅あるいは消灯する。
【0030】たとえば、大当りが発生すると、メインC
PU112は、ランプ制御装置300へランプ制御コマ
ンドを送出し、ランプ制御装置300のサブCPU30
6は、取込んだランプ制御コマンドを解析し、その解析
結果に対応した信号を右コーナーLED基板22aおよ
び左コーナーLED基板22bへ出力する。これによ
り、各LED50を構成する赤色発光素子51、緑色発
光素子52および青色発光素子53の3つの発光素子が
点灯または点滅し、光による演出効果を盛り上げる。
【0031】[実施形態の効果] (1)以上のように、上記実施形態のパチンコ機10を
使用すれば、コーナー飾り18は、透明の樹脂により一
体成形されているため、従来のように、赤、黄、橙など
の彩色を施した樹脂製部材を組み合わせてカバー510
を組み立てる場合よりも手間がかからない。また、LE
D50が複数色を発光可能であるため、種々の色の光に
よる演出を行うことができる。 (2)複数の発光素子のうち、発光させる発光素子の選
択、発光タイミング、あるいは点灯時間などを制御する
ことにより、少なくとも発光素子の数より多い色の光を
作り出すことができる。したがって、少ない発光素子に
より、効率的に多くの色の光を作り出すことができる。
また、発光手段は、チップ化されているため、基板上の
取付スペースを小さくすることができる。 (3)少なくともコーナー飾り18を介して視認可能な
範囲におけるコーナーLED基板の表面およびその周辺
の遊技盤14は、白色で着色されているため、コーナー
LED基板と、その周辺とのデザインの調和を採ること
ができるし、各LED50から出る光の色を引き立たせ
ることができる。さらに、レール内側の遊技領域が着色
模様を施しているのに対して、レール外側は、白色領域
であるため、遊技領域とその周囲とは好対照をなし、遊
技領域を際だたせることができる。 (4)コーナー飾り18は、無色透明の合成樹脂により
形成されているため、リサイクルに際しては、着色した
ものよりもリサイクル率が高いので、資源の有効活用を
行うことができる。
【0032】[他の実施形態] (1)コーナーLED基板と同じ外形であり、取付領域
221に対応する部分に貫通孔が形成されており、表面
が白色の背景板をコーナーLED基板の表面に取付ける
構成でもよい。この構成によれば、背景板により、基板
の表面の着色を隠すことができるため、従来から使用し
ている緑色や茶色の基板をそのまま使用することができ
る。 (2)コーナーLED基板の表面およびその周囲に着色
する色としては、各発光色を引き立てることができれ
ば、白色以外の単色を使用することもできる。たとえ
ば、黒色を使用すれば、LED50が星の役割を果た
し、夜空にちりばめられた星がきらめくという演出を行
うことができる。また、LED50の発光色を引き立て
ることができれば、模様が付されていても良い。 (3)コーナーLED基板およびコーナー飾り18の形
状や大きさ、LED50の取付箇所、あるいは、各発光
素子の発光色や数などは、機種のデザインや演出効果な
どに対応させて適宜設計変更することができることは勿
論である。 (4)さらに、前述の実施形態では、この発明に係る遊
技機として第1種パチンコ機を例に挙げて説明したが、
第2種パチンコ機、第3種パチンコ機、それら以外の種
類のパチンコ機、あるいは、スロットマシンなどの他の
遊技機にもこの発明を適用できることは勿論である。
【0033】[各請求項と実施形態との対応関係]右コ
ーナーLED基板22aおよび左コーナーLED基板2
2bが、請求項1に記載の基板に対応し、LED50が
発光手段に対応する。また、コーナー飾り18がカバー
に対応し、メインCPU112およびサブCPU306
が、制御手段として機能する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施形態に係るパチンコ機の外観を
示す正面説明図である。
【図2】図1に示すパチンコ機10に備えられた遊技盤
14の主要構成を示す説明図である。
【図3】役物や入賞口などを取付ける前の遊技盤14を
示す説明図である。
【図4】コーナー飾りを取付ける前の遊技盤14を示す
説明図である。
【図5】図5(A)は、遊技盤14に取付けられた左コ
ーナーLED基板の説明図であり、図5(B)は、図5
(A)に示す左コーナーLED基板に取付けられたLE
D群の構成を示す説明図であり、図5(C)は、図5
(B)に示すLEDの構成を示す説明図である。
【図6】表面が緑色のLED基板60を使用した場合の
遊技盤14の説明図である。
【図7】パチンコ機10の電気的構成をブロックで示す
説明図である。
【図8】ランプ制御装置300の主な電気的構成を示す
説明図である。
【図9】図9(A)は、従来のパチンコ機に備えられた
遊技盤の説明図であり、図9(B)は、図9(A)に示
す遊技盤に設けられたLED基板の説明図である。
【符号の説明】
10 パチンコ機(遊技機) 14 遊技盤 22a 右コーナーLED基板(基板) 22b 左コーナーLED基板(基板) 18 コーナー飾り(カバー) 50 LED(発光手段) 112 メインCPU(制御手段) 306 サブCPU(制御手段)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遊技盤と、 この遊技盤に設けられた基板と、 この基板の表面に設けられており、複数色を発光可能な
    発光手段と、 この発光手段の上方を覆う単色の透光性のカバーと、 前記発光手段の動作を制御する制御手段と、 を備えたことを特徴とする遊技機。
  2. 【請求項2】 前記発光手段は、それぞれ異なる色を発
    光する複数の発光素子を有するとともに、チップ化され
    ており、 前記制御手段は、前記複数の発光素子の動作を制御する
    ことにより、少なくとも前記発光素子の数より多い色の
    光を作り出すことを特徴とする請求項1に記載の遊技
    機。
  3. 【請求項3】 少なくとも前記カバーを介して視認可能
    な範囲における前記基板の表面および前記遊技盤には、
    同一または近似したデザインが施されていることを特徴
    とする請求項1または請求項2に記載の遊技機。
  4. 【請求項4】 前記デザインは、単色を基調としている
    ことを特徴とする請求項3に記載の遊技機。
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