JP2003126385A - 弾球遊技機 - Google Patents

弾球遊技機

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JP2003126385A
JP2003126385A JP2001330922A JP2001330922A JP2003126385A JP 2003126385 A JP2003126385 A JP 2003126385A JP 2001330922 A JP2001330922 A JP 2001330922A JP 2001330922 A JP2001330922 A JP 2001330922A JP 2003126385 A JP2003126385 A JP 2003126385A
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ball
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Application number
JP2001330922A
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English (en)
Inventor
Kishio Sugijima
紀志男 杉島
Takamichi Suzaku
孝道 朱雀
Yoshiki Kawai
芳樹 川合
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Sansei R&D Co Ltd
Original Assignee
Sansei R&D Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 貯留皿内を明るくして見えやすくすると共
に、新鮮さや装飾性を向上させた弾球遊技機を提供す
る。 【解決手段】 遊技球を貯留する貯留皿32の貯留部3
2aに向けて光を照射する発光体60と、前記発光体6
0を発光制御する発光制御手段とを設け、前記発光体に
よって貯留部32a内を明るくする。また、前記貯留部
32aを構成する貯留面の少なくとも一部を光が透過可
能な光透過部とし、発光体を前記貯留皿32内部に配置
して当該発光体60の光が前記光透過部を通過可能にす
れば、貯留部32内を明るくできると共に装飾性も高め
ることができ、さらに遊技球によって発光体が損傷を受
けたり、発光体が遊技球の流れを損ねることがない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、遊技球を貯留す
る貯留皿の貯留部に向けて、発光体から光を照射する弾
球遊技機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の弾球遊技機において、遊技球を貯
留する貯留皿の遊技球を確認しようとするときは、遊技
店内の照明や自然光に頼るほかはなく、弾球遊技機の自
発的な照明により貯留皿を照らすような弾球遊技機は存
在しなかった。そのため遊技店内の照明の角度や弾球遊
技機の設置場所、遊技者の座る場所、姿勢等により貯留
皿に影がかかることもあり遊技者に不快な思いをさせる
おそれがある。
【0003】また、貯留皿自体も不透明な合成樹脂の成
形品により構成され、地味で面白みがなく装飾性に欠け
るものである。よって、遊技者にとって新たな趣向性が
喚起されるような貯留皿を有する弾球遊技機が切望され
てきた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この発明は前記の点に
鑑みなされたもので、貯留皿内を明るくして見やすくす
ると共に、新鮮さや装飾性を向上させて遊技の興趣を高
めることのできる弾球遊技機を提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】すなわち、請求項1の発
明は、遊技球を貯留する貯留皿と、前記貯留皿の貯留部
に向けて光を照射する発光体と、前記発光体を発光制御
する発光制御手段とを備えることを特徴とする弾球遊技
機に係る。
【0006】請求項2の発明は、請求項1において、貯
留皿の貯留部を構成する貯留面の少なくとも一部を光が
透過可能な光透過部とし、発光体を前記貯留皿内部に配
置して当該発光体の光が前記光透過部を通過可能にした
ことを特徴とする。
【0007】請求項3の発明は、請求項1又は2におい
て、弾球遊技機が遊技球を利用して遊技を行うものであ
って、発光制御手段が前記遊技の状態に応じて発光体の
発光態様を異ならせることを特徴とする。
【0008】請求項4の発明は、請求項1ないし3のい
ずれか一項において、遊技球が入賞可能な入賞口と、前
記入賞口に入賞したことに起因して遊技球の払い出しを
制御する払出制御手段と、前記払出制御手段の制御によ
り遊技球を払い出す払出手段とを備え、前記払い出され
た遊技球を貯留皿に貯留する弾球遊技機において、発光
制御手段が前記遊技球の払い出しの状況に応じて発光体
の発光態様を異ならせることを特徴とする。
【0009】請求項5の発明は、請求項1ないし4のい
ずれか一項において、遊技球の表面が光を反射可能な球
面で構成され、発光体からの光が貯留部内の遊技球の球
面により乱反射されることを特徴とする。
【0010】
【発明の実施の形態】以下添付の図面に従ってこの発明
を詳細に説明する。図1はこの発明の一実施例に係る弾
球遊技機全体の正面図、図2は同弾球遊技機全体の裏構
造を示す図、図3は同弾球遊技機の制御系を簡単に示す
ブロック図、図4は第1実施例に係る上側貯留皿の斜視
図、図5は第2実施例に係る上側貯留皿の上面図、図6
は図5の上側貯留皿のX−X断面図、図7は光透過部を
介して光が照射された状態を示す概略図、図8は同弾球
遊技機の遊技の状態に応じて発光制御手段(発光制御回
路)が実行する発光処理に関するフローチャート、図9
は同弾球遊技機の払い出しの状況に応じて発光制御手段
(発光制御回路)が実行する発光処理に関するフローチ
ャートである。
【0011】図1に示す第1実施例の弾球遊技機1は、
遊技球を用いるパチンコ遊技機であり、枠体2の内側に
遊技盤3が着脱可能に収容されており、その遊技盤3に
遊技球の外側誘導レール4及び内側誘導レール5が略円
形に立設され、遊技盤面3aの前記外側誘導レール4と
内側誘導レール5によって囲まれた遊技領域6の中心線
上にその上部から下部に向かって順に画像表示装置9、
普通電動役物である第1種始動入賞口10,11、特別
電動役物である大入賞口15、アウト口(排出口とも称
される。)17が配設され、また上方両側にはランプ風
車18a,18b、その下方に普通図柄変動開始用左ゲ
ート19と普通図柄変動開始用右ゲート21、その下方
に風車22a,22b、その下方に左袖入賞口23と右
袖入賞口25、さらには前記大入賞口15の両側に左落
とし入賞口27と右落とし入賞口29が配設されてい
る。
【0012】前記弾球遊技機1の前面側には、ガラス枠
31、各種入賞口への入賞や後記する貸出操作等に起因
して払い出された遊技球を受けるための上側貯留皿3
2、該上側貯留皿32を取り付けるための取付板33、
前記上側貯留皿32の飽和時及び球抜き時に遊技球を受
けるための下側貯留皿34、遊技状態を報知するランプ
表示器35,36、遊技に関する操作部39、該操作部
39の操作によって遊技球を遊技領域6に向けて発射す
る発射装置38等が取り付けられている。さらに、前記
上側貯留皿32の正面部にはスピーカ37、球貸操作部
40、球貸出ボタン51、プリペイドカード返却ボタン
52、プリペイドカードに記録されている貸球可能度数
を表示する度数表示部53が設けられている。符号55
は上側遊技球払出口、Rは前記上側貯留皿32の遊技球
を下側貯留皿34へ球抜きするための球抜き操作ボタン
である。また、前記下側貯留皿34には、上側貯留皿3
2からの飽和遊技球あるいは球抜きされた遊技球を下側
貯留皿34へ払い出す下側遊技球払出口70、灰皿74
が設けられている。
【0013】この弾球遊技機1には、カードユニットD
が設けられており、カードユニットDのカード挿入口U
にプリペイドカードを挿入すると、記録されている貸球
可能度数が度数表示部53に表示され、遊技者が球貸出
ボタン51を操作することによって所定度数の貸球が上
側遊技球払出口55から上側貯留皿32に払い出され、
遊技者が遊技を中止したいときには、カード返却ボタン
52を操作することによりがカード挿入口Uからプリペ
イドカードが排出されるようになっている。
【0014】なお、図1中の画像表示装置9に関し符号
41は数字,アルファベット,記号あるいは絵等の図柄
を変動表示及び停止表示可能な普通図柄表示装置、43
は同じく特別図柄表示装置、50は特別図柄表示装置4
3の画像表示部で、液晶表示盤(LCD)等からなる。
なお、前記特別図柄表示装置43の画像表示部50は、
前記したような液晶表示盤に限られるものではなく、L
ED、EL、CRTやその他発光体で構成されていても
よい。また、符号47は大入賞口15の開閉板である。
【0015】次に、前記発射装置38及び発射された遊
技球の挙動について説明する。この発射装置38は、図
1及び図2から理解されるように、操作部39の操作に
より駆動する発射モータ93と、該発射モータ93の駆
動により間欠的に揺動して遊技球を弾発発射する打球槌
94とを有している。前記発射装置38により発射され
た遊技球は、前記遊技盤面3aに立設された外側誘導レ
ール4と内側誘導レール5間で構成される発射遊技球誘
導路を介して遊技領域6に誘導されるようになってい
る。前記発射遊技球誘導路により遊技領域6に誘導され
た遊技球は、転動しつつ下方へ落下し、前記各装置及び
各入賞口に入賞するか、あるいは何処にも入賞しなけれ
ば前記アウト口17から遊技盤3の裏側へ排出されるよ
うに構成される。
【0016】図2中の符号101は遊技球を溜めるタン
ク、102はタンクレール、103は枠用外部出力端
子、104は枠用外部出力端子基板、105は枠飾りラ
ンプ中継基板、106は受電基板、107は空切り防止
スイッチ、108は空切り防止スイッチ基板、109は
盤面用外部出力端子、110は盤面用外部出力端子基
板、111は中央カバー、112は音声制御基板、11
3はフォト分配基板、114は電源基板、115は発光
制御基板(発光制御回路)、116はエラー表示部、1
17はミドルプレート、118はCR賞品球払出制御基
板(払出制御回路)、119は発射装置制御基板、12
0は下基板ベース、121は主制御基板(主制御回
路)、122はカードインターフェイス接続部、12
3,124は電源プラグである。
【0017】図3は、上記弾球遊技機1の制御系を簡単
に示すブロック図である。このブロック図に示すよう
に、当該弾球遊技機1は、前記画像表示装置9の普通図
柄表示装置41及び特別図柄表示装置43における図柄
変動表示の制御や各入賞口に入賞した際の遊技球(賞
球)の払出制御や大当たり時における大入賞口の作動の
制御等、遊技に必要な種々の処理を行う回路として、主
制御回路140、該主制御回路140に接続される中継
回路141、発光制御回路142(発光制御手段に該
当)、音声制御回路143、表示制御回路145、フォ
ト分配回路146、払出制御回路147(払出制御手段
に該当)、該払出制御回路147に接続される発射制御
回路148、賞球払出装置149及び貸球払出装置15
0(賞球及び貸球払出装置は共に払出手段に該当)を備
えている。
【0018】前記主制御回路140は、所定の制御プロ
グラムや初期データを記憶するROM154、該ROM
154の制御プログラムに従って各種演算処理を実行す
るCPU152、該CPU152による演算結果を一時
的に記憶するRAM153を有するワンチップマイコン
151と、該ワンチップマイコン151と、特別図柄変
動開始スイッチやその他センサ、スイッチ類等に接続さ
れる入出力回路155等により構成される。
【0019】前記中継回路141には大入賞口15が接
続され、前記発光制御回路142には遊技盤3のランプ
表示器36における左サイドランプ、右サイドランプ、
後述する貯留皿の発光体及びその他のランプ等が接続さ
れている。また、前記音声制御回路143は、遊技状態
に対応して予め決められている演出音を発生させるスピ
ーカー37が接続されている。前記中継回路141、発
光制御回路142、音声制御回路143内にもCPU、
ROM、RAMが組み込まれ、所定の制御プログラムや
初期データを記憶し、制御プログラムに従って各種演算
処理を実行し、演算結果を一時的に記憶するようになっ
ている。
【0020】前記表示制御回路145は、内部に制御
部、演算部、各種カウンタ、各種レジスタ、各種フラグ
等を有し演算制御を行うCPUと、各種データの記憶領
域と前記CPUによる作業領域を有するRAMと、前記
普通図柄表示装置41及び特別図柄表示装置43等への
表示データや各種表示プログラム等の図柄データが書き
込まれているROM等を備えている。前記フォト分配回
路146及び払出制御回路147には賞球払出装置14
9が接続され、前記払出制御回路147にはカードユニ
ットD及び貸球払出装置150及び度数表示部53も接
続されている。また、前記発射制御回路148には前記
発射装置38が接続されている。
【0021】前記弾球遊技機1における遊技球を用いる
遊技について大入賞口15の作動と共に簡単に説明す
る。まず、前記発射装置38の操作部39の操作によ
り、前記上側貯留皿32内の遊技球が発射位置へ供給さ
れて遊技領域6へ発射される。前記遊技領域6へ発射さ
れた遊技球は、遊技領域6の上方から下方へ転動し、前
記第1種始動入賞口10,11に入賞(入球)すると、
前記特別図柄表示装置43の画像表示部50で複数の特
別図柄(判定図柄とも称される)が変動を開始する。そ
して、所定時間変動後、複数の特別図柄が画像表示部5
0で順に停止して複数の特別図柄の組み合わせからなる
停止図柄組み合わせが表示される。そのとき表示される
停止図柄組み合わせが、あらかじめ決められた特定の大
当たり組み合わせ、例えば、同一図柄の組み合わせから
なる通称ゾロ目になると、大当たりが成立する。大当た
りになると、前記大入賞口15の開閉板61が開いて遊
技領域6を落下してくる遊技球を受け止め、大入賞口1
5内へ入賞(入球)可能にする。前記入賞(入球)する
と、賞品球として所定数の遊技球が、前記払出制御手段
における賞球払出装置149により、前記上側貯留皿3
2へ払い出される。このような、大当たり状態の遊技状
態は特別遊技状態と称される。
【0022】次に、本発明の特徴的構成である前記上側
貯留皿32について詳述する。第1実施例の上側貯留皿
32は、図4に拡大して示すように、外面32dの正面
に前記球貸操作部40、球貸出ボタン51、プリペイド
カード返却ボタン52及び度数表示部53が設けられ、
内側に上方が開口した貯留部32aを有する。前記貯留
部32aは、その内面が後方貯留面32b、前方貯留面
32c、底部貯留面32eで構成され、前記後方貯留面
32bに形成された上側遊技球払出口55から払い出さ
れる遊技球を一旦収容し、さらに該底部貯留面32e付
近に形成された通孔(図示せず)を通って前記発射装置
38へ遊技球を供給できるようになっている。
【0023】また、この第1実施例では、前記後方貯留
面32bに発光体60が埋設されている。この発光体6
0は、前記貯留部32aに向けて光を照射するように設
けられ、前記発光制御回路142により貯留部32a内
を照らすことができるように発光が制御される。前記発
光体60による貯留部32aの照射により、前記貯留部
32a内が明るくなって見易くなる。さらに、この実施
例では遊技球が金属球とされ、遊技球の表面が光を反射
可能な球面で構成されているため、前記発光体60から
の光が貯留部32a内の遊技球の球面により乱反射さ
れ、貯留部32a内が明るくなるのみならず、乱反射に
よる光模様が貯留部32a内に形成され、装飾性が向上
する。なお、前記発光体60は、この例では公知のLE
D(発光ダイオード)を使用し、前記後方貯留面32b
内に8個設置したが、それに限られず、前記貯留部32
a内を照射できる位置及び数であればよく、例えば、前
記前方貯留面32cに設ける等、前記上側貯留皿32の
形状等によって適宜に位置及び数、更には前記発光体6
0の種類が選択される。前記発光体60の種類として
は、前出のLEDの他、公知のランプ等、発光可能なも
のが適宜選択される。
【0024】図5及び図6に、第2実施例の上側貯留皿
32Aを示す。この第2実施例では、貯留部32aを形
成する貯留面の少なくとも一部に、具体的には底部貯留
面32eに光が透過可能な光透過部62を設けると共
に、前記発光体60を上側貯留皿32A内部において底
部貯留面32e下方に収容して、当該発光体60の光が
前記光透過部62を通過可能とされている。この実施例
においても前記発光体60は発光制御回路142に接続
されて発光の制御が行われる。
【0025】前記第2実施例では、前記発光体60の光
が上側貯留皿32A内部から発せられ、しかも前記光透
過部62を通って貯留部32aに到達するため貯留部3
2内が見易くなるのみならず、従来の弾球遊技機のよう
な光が通過しない不透明な貯留部と異なり、前記光透過
部62がいわゆるスケルトンとなり、従来と比べて装飾
性が高くなる。さらに、この第2実施例では、図7に示
すように、前記貯留部32a内に収容された遊技球Pの
下方から発光体60が発光するため、光透過部62を通
った発光体の光L1が遊技球P間の隙間から上方へ漏
れ、該隙間から漏れた光L2が遊技者に視認されること
になるので、従来にはなかった新鮮かつ幻想的な雰囲気
となり優れた視覚的演出が可能となる。さらに加えて、
前記のように遊技球Pの表面が光を反射可能な球面で構
成されているため、前記発光体60から発せられた光L
2が遊技球P間で乱反射し、その乱反射による効果も加
わるため、前記新鮮かつ幻想的な視覚的演出が極めて高
いものとなる。また、前記光透過部62によって発光体
60が直接遊技球Pに接触せず保護されるため、前記発
光体60が遊技球で損傷を受けることがなく、前記発光
体60が遊技球Pの流れを損なうこともない。
【0026】前記光透過部62を構成する部材として
は、ABS樹脂、ポリカーボネート、アクリル樹脂、ガ
ラスのような公知の光透過性(透明性)を有する材質が
利用され、発光体の種類、輝度に応じて無色透明、有色
透明、半透明な材質等が適宜使用される。また、前記光
透過部62は、無色透明、有色透明、半透明な部分が組
み合わされたものであってもよい。符号32gは上側貯
留皿32Aの外面下部であり、また符号61は発光体6
0の基板である。
【0027】前記第1及び第2実施例における発光制御
回路142(発光制御手段)による発光体60の制御
は、常時発光とされたり、通常時の消灯から特別遊技時
や賞球払い出し等の際に点灯させたり、所定間隔やタイ
ミングで点滅発光とされたり、遊技の状態に応じて発光
態様を異ならせ、あるいは遊技球の払い出しの状況に応
じて発光態様を異ならせるものであってもよい。なお、
前記発光態様には、前記発光体60の消灯態様も含むも
のである。
【0028】前記遊技の状態に応じて発光制御回路(発
光制御手段)により発光態様を異ならせる例として、前
記画像表示部50が左図柄表示領域、中図柄表示領域、
右図柄表示領域の3つの表示領域を有し、それぞれの表
示領域で特別図柄が変動した後に停止して停止図柄組み
合わせを表示するようになっている場合について以下に
示す。遊技球が第1種始動入賞口10,11に入賞(入
球)することにより、前記画像表示部50の各表示領域
でそれぞれ特別図柄の変動が行われ、所定時間変動後に
2つの表示領域で特別図柄が同一の図柄で停止し、残り
1つの表示領域で特別図柄が変動中のいわゆるリーチ遊
技状態の際には、それまでの発光態様である発光体60
の消灯から該発光体60を2回点滅させる発光態様に変
わる。また、3つの表示領域のいずれも同一の特別図柄
で停止して大当たりとなり、前記大入賞口15が開いて
いる特別遊技状態(大当たり遊技状態)の際は、前記発
光体60を連続点灯させる発光態様に変わる。このよう
に前記上側貯留皿32における発光体60の発光態様を
遊技状態に応じて異ならせれば、特別遊技状態(大当た
り遊技状態)時には、前記上側貯留皿32(32A)に
おける発光体60による発光の演出がなされることにな
るため、遊技の興奮度や、趣向性が向上する。なお、前
記発光態様は常時点灯や点滅に限られるものでもなく、
点滅間隔を変化させたり、発光体60を複数の色からな
る複数個として、発光の色を変えたりしてもよい。さら
に、前記発光態様を異ならせる遊技状態は、リーチ状態
や大当たり状態に限られるものではなく、他の遊技状態
について固有の発光態様を適宜設定してもよい。
【0029】図8に、通常遊技状態時と特別遊技状態
(大当たり遊技状態)時とで、前記発光態様を異ならせ
る場合の前記発光制御回路142による発光制御処理1
のフローチャートを示す。この発光制御処理1は、前記
主制御回路140のROM内に記憶されたプログラムの
実行による信号に従って、前記発光制御回路142のC
PUにより所定周期で繰り返し実行される。この発光制
御処理1では、まず特別遊技実行中(大当たり中)か否
かが判断される(S11)。この判断は、前記大当たり
となった場合に主制御回路140のRAMに大当たり中
であることが記憶されており、その大当たり中であるこ
とを読み出して判定される。そして、特別遊技実行中な
らば、前記貯留皿32(32A)における発光体60の
発光態様が決定され(S12)、発光信号に従い前記貯
留皿32(32A)の発光体60が、所定の発光態様で
発光(点灯、点滅)する。前記S11で否と判断された
場合は、発光(点灯、点滅)することなく、消灯発光態
様のまま終了する。
【0030】次に、遊技球の払い出しの状況に応じて発
光制御回路(発光制御手段)142により発光態様を異
ならせる例について示す。前記各入賞口へ遊技球が入賞
(入球)して、前記主制御回路140の処理に基づく前
記払出制御回路(払出制御手段)147の処理に従い、
前記賞球払出装置(払出手段)149から所定の払出単
位の遊技球(5球あるいは15球等)が上側貯留皿32
に払い出される。そして単位払出を完了すると、その単
位払出を完了したことが前記払出制御回路(払出制御手
段)147に記憶され、前記発光制御回路(発光制御手
段)142の処理に従い、前記上側貯留皿32(32
A)の発光体60が、それまでの消灯発光態様から点滅
発光態様に変わる。なお、その際の他の発光態様として
は、遊技球の払い出しがあるたびに約3秒間発光体60
を点灯させ、単位払出が完了するまで点灯と消灯を繰り
返す態様を挙げることもできる。このように払い出しの
状況に応じて前記上側貯留皿32(32A)における発
光体60の発光態様、例えば、非払い出し時の消灯態様
から払い出し時あるいは払い出し後の点灯あるいは点滅
等の発光態様に変化すれば、遊技者に払い出しを明確に
認識させることができると共に、払い出しに対する満足
感を高揚させ、遊技が一層盛り上がるようになる。
【0031】図9に、前記入賞により遊技球の払い出し
が行われる時と、入賞しないために遊技球の払い出しが
行われない時とで、前記発光態様を異ならせる場合の前
記発光制御回路142による発光制御処理2のフローチ
ャートを示す。この発光制御処理2は、前記払出制御回
路(払出制御手段)147のROM内に記憶されたプロ
グラムに従い、前記発光制御回路142のCPUにより
所定周期で繰り返し実行される。まず、前記入賞により
遊技球が所定の払出単位で前記賞球払出装置(払出手
段)149より払い出されたか否かが判断される(S2
1)。その際の判断は、前記払出制御回路(払出制御手
段)147に記憶されている単位払出完了情報を読み出
して行われる。そして、単位払出完了であるならば、前
記発光体60の発光態様が決定され(S22)、発光信
号が発光制御回路142に送信され、該発光制御回路1
42内の処理に従い貯留皿発光体60が所定の発光態様
で発光(点灯、点滅)する。前記S22で否と判断され
た場合は、発光(点灯、点滅)することなく消灯発光態
様のまま終了する。
【0032】なお、前記第1実施例では、前記発光体6
0を後方貯留面32bに設けたが、前方貯留面32cや
底部貯留面32e等、他の貯留面に設けて貯留部32内
に向け発光体60を発光させてもよい。また、前記第2
実施例では、前記底部貯留面32eに光が透過可能な光
透過部62を設けて貯留部32aの下方から貯留部32
a内に向けて発光体を発光させるようにしたが、前記光
透過部62を後方貯留面32bや前方貯留面32c等、
他の貯留面に設けて該光透過部を介して貯留部内に向け
発光体を発光させてもよい。
【0033】さらに、前記上側貯留皿32内部(外面3
2dと前方貯留面32c間等)に発光体を設けると共
に、前記外面32d及び前方貯留面32cのどちらかま
たは両方とも、その一部を光が通過可能な光透過部とし
て、前記発光体の光が貯留部内のみならず、前記上側貯
留皿32の外部まで届くようにしてもよい。そのように
すれば、上側貯留皿の外面も光るため、趣向性がより向
上することになる。
【0034】なお、前記実施例では上側貯留皿32(3
2A)に発光体を設置するものを説明してきたが、本発
明では、前記下側貯留皿34に対しても、前記上側貯留
皿32(32A)で説明したのと同様にして発光体を設
置してもよい。例えば、前記下側遊技球払出口70の内
壁面、下側貯留皿34内の遊技球貯留部の内壁面(図示
せず)に発光体を設けたり、下側貯留皿の一部に光透過
部を設けて該光透過部を介して発光体の光が下側貯留部
内に届くようにする等である。さらに、前記上側貯留皿
32(32A)の外面下部(図6の32gに相当)に発
光体を設置して(光透過部による間接照射も含む)、下
側貯留皿34内の遊技球貯留部を照射してもよい。
【0035】また、前記発光体60の個数、色調、色
数、輝度は適宜でよく、例えば図柄変動開始時には緑色
のみの点滅、リーチ状態には緑色と赤色の交互の点滅、
大当たり状態時には赤色のみの点滅のように所定の遊技
状態毎に発光色を変化させる他、賞球の払い出しの無い
時は白色に点灯、賞球時には黄色の点滅のように払い出
しの状況に応じて発光色の変化を伴った発光態様を実行
するようにしても良い。
【0036】
【発明の効果】以上図示し説明したように、請求項1の
発明によれば、貯留皿の貯留部に向けて発光体から光が
照射されるため、貯留部内が見えやすくなり、併せて装
飾性も向上する。
【0037】請求項2の発明によれば、貯留皿の貯留部
を構成する貯留面の少なくとも一部を光が透過可能な光
透過部とし、発光体を前記貯留皿内部に配置して当該発
光体の光が前記光透過部を通過可能にしたため、貯留部
内を明るくできると共に装飾性も高めることができ、さ
らに遊技球によって発光体が損傷を受けたり、発光体が
遊技球の流れを損ねることもない。
【0038】請求項3の発明によれば、遊技の状態に応
じて貯留皿における発光体の発光態様が異なるため、演
出方法を複雑化できるので、新鮮な感覚を遊技者に与え
ることができ、趣向性を高めることができる。
【0039】請求項4の発明によれば、遊技球の払い出
し状況に応じて発光体の発光態様が異なるため、遊技球
(賞球)の払い出しの状況が遊技者に明確に認識されや
すく、遊技球(賞球)の払い出しの都度、遊技者に満足
感を付与することができる。
【0040】請求項5の発明によれば、発光体から照射
された光が遊技球表面において乱反射し、しかも貯留部
内の遊技球の増減等によって遊技球による乱反射状態が
変化して貯留部に形成される光模様が変化するため、今
までにない新鮮で、優れた装飾性を得ることができ、遊
技に対する演出効果を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1実施例に係る弾球遊技機全体の
正面図である。
【図2】同弾球遊技機全体の裏構造を示す図である。
【図3】同弾球遊技機の制御系を簡単に示すブロック図
である。
【図4】第1実施例に係る上側貯留皿の斜視図である。
【図5】第2実施例に係る上側貯留皿の上面図である。
【図6】図5の上側貯留皿のX−X断面図である。
【図7】光透過部を介して光の照射された状態を示す概
略図である。
【図8】遊技の状態に応じて発光制御手段が実行する発
光処理に関するフローチャートである。
【図9】払い出しの状況に応じて発光制御手段が実行す
る発光処理に関するフローチャートである。
【符号の説明】
1 弾球遊技機 3 遊技盤 32,32A 上側貯留皿 32a 貯留部 32b 後方貯留面 32e 底部貯留面 33 取付板 60 発光体 62 光透過部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 川合 芳樹 名古屋市中区丸の内2丁目11番13号 株式 会社サンセイアールアンドディ内 Fターム(参考) 2C088 BA71 BC22

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遊技球を貯留する貯留皿と、前記貯留皿
    の貯留部に向けて光を照射する発光体と、前記発光体を
    発光制御する発光制御手段とを備えることを特徴とする
    弾球遊技機。
  2. 【請求項2】 貯留皿の貯留部を構成する貯留面の少な
    くとも一部を光が透過可能な光透過部とし、発光体を前
    記貯留皿内部に配置して当該発光体の光が前記光透過部
    を通過可能にしたことを特徴とする請求項1に記載の弾
    球遊技機。
  3. 【請求項3】 弾球遊技機が遊技球を利用して遊技を行
    うものであって、発光制御手段が前記遊技の状態に応じ
    て発光体の発光態様を異ならせることを特徴とする請求
    項1又は2に記載の弾球遊技機。
  4. 【請求項4】 遊技球が入賞可能な入賞口と、前記入賞
    口に入賞したことに起因して遊技球の払い出しを制御す
    る払出制御手段と、前記払出制御手段の制御により遊技
    球を払い出す払出手段とを備え、前記払い出された遊技
    球を貯留皿に貯留する弾球遊技機において、発光制御手
    段が前記遊技球の払い出しの状況に応じて発光体の発光
    態様を異ならせることを特徴とする請求項1ないし3の
    いずれか一項に記載の弾球遊技機。
  5. 【請求項5】 遊技球の表面が光を反射可能な球面で構
    成され、発光体からの光が貯留部内の遊技球の球面によ
    り乱反射されることを特徴とする請求項1ないし4のい
    ずれか一項に記載の弾球遊技機。
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