JP2006288738A - 遊技機 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 センター飾り12の開口12aにハーフミラー51を設け、ハーフミラー51の背後に人形切替リール41を配置する。人形切替リール41は、背景板41aの表側41bに人形F1、裏側41cに人形F2を固定し、矢印のように回転して一方を正面側へ位置決め可能である。図柄表示装置によるリーチ演出が始まると、信頼度を暗示させる人形F1(またはF2)を正面側に位置決めて、照明することにより、遊技者がハーフミラー51を通じて観察可能にする。その後、リーチ演出の終了間際に、照明を消灯してハーフミラー51を通じた観察を不可能にし、大当たりであれば人形F1、ハズレであれば人形F2を正面側に位置決めて照明を再開する。
【選択図】 図4
Description
本発明は、パチンコ機等の遊技機に関し、詳しくは、象徴的図像(いわゆるキャラクタ)の立体造形物を用いて演出の効果を高めた遊技機に関する。
パチンコ、パチンコ機等と呼ばれる遊技機では、球受け皿に滞留している遊技球が、発射ハンドルの操作に応じて遊技領域に打ち出された後、遊技盤面の障害釘や風車等に導かれつつ遊技領域を流下して、各種入賞口に入球し、或いは入球せずに遊技領域下部のアウト口に流入する。他の遊技機に無い、この遊技機特有の魅力は、各種入賞口への入球を発射ハンドルの操作によって制御できるという操作感、達成感、また、遊技領域を移動し、流れ落ちる遊技球の挙動の面白さ、そして臨場感である。
このような遊技機の一部機種では、遊技領域の一般入賞口に入球した際に所定数の遊技球が払い出され、また、スタートチャッカーに入球した際には、遊技球が払い出されるとともに抽選が行われ、その抽選結果に基づいて、動画を用いた演出の図柄が図柄表示装置(液晶画面)を通じて遊技者に表示される。そして、図柄表示が所定の結果に帰着するような場合に、いわゆる大当たりとなって、遊技領域に設けたアタッカーが開放し、アタッカーへの入球に対して遊技球がそれぞれ払い出されることにより、遊技機から遊技者へ大量の遊技球が払い出されることになる。
従って、図柄表示装置に表示される図柄表示は、遊技者の少なからぬ関心時となり、遊技者は、図柄表示の変化に一喜一憂して遊技進行との一体感を楽しむことができる。そして、このような遊技機には、遊技者の関心に応えて遊技の楽しさを増すべく、大画面の図柄表示装置が遊技領域のほぼ中央に配置され、図柄表示装置の周囲には、図柄表示の変化に呼応して作動する種々の照明や装飾が配置されて臨場感を一層高めている。
特許文献1に示される遊技機は、図柄表示装置を組み込んだセンター飾りが遊技領域のほぼ中央に配置され、センター飾りには、図柄表示装置に近接させて、象徴的図像(いわゆるキャラクタ)の立体造形物が配置されている。
特許文献1に示されるような遊技機では、立体造形物の一部分が運動して遊技者の注意を惹き付けるが、立体造形物それ自体はセンター飾りに固定されて終始同じ位置に存在するので、遊技者が図柄表示装置に集中すると、運動する一部分も遊技者の目に入らなくなり、大きな立体造形物全体の存在すらも無視される可能性がある。
また、特許文献1に示されるような遊技機では、立体造形物による演出パターンが少なくて表現力にも乏しいため、図柄表示の違いや帰着結果を十分に表現できない。
特に、単純な当たり外れだけでなく、当たりの信頼度の高低までを重複なく表現しようとすると、必要な演出パターンの数が増えて、立体造形物の数が増えたり、立体造形物の駆動機構が複雑化したりする一方で、立体造形物を用いた1つ1つの演出の理解が難しくなって、演出の印象や魅力が薄くなりがちである。
本発明は、可能な表現パターンが多くて、図柄表示との連動性や帰着結果を印象深く魅力的に演出でき、これにより、図柄表示と相乗した演出効果を実現して、遊技の魅力や楽しさを増すことができる遊技機を提供することを目的としている。
請求項1の遊技機は(例えば図1ないし図7参照)、遊技球を受け入れる入賞口(16)を遊技領域(7a)に配置した遊技機(1)において、前記遊技領域(7a)に配置されたハーフミラー(51)と、前記ハーフミラー(51)の背後に配置され、立体造形物(F1)を有して回転可能に支持された回転部材(41)と、前記回転部材(41)を回転させて任意の停止位置に停止可能な駆動手段(45)と、前記立体造形物(F1)を照明可能に配置された照明手段(56)と、前記入賞口(16)への入球を検知して行われる抽選の結果に基づいて前記停止位置を決定するとともに、前記駆動手段(45)を制御して前記回転部材(41)を前記停止位置に停止させ、前記照明手段(56)を制御して前記立体造形物(F1)を照明させる制御手段(47、131)とを備えたものである。
なお、本発明に係る遊技機は、「発明を実施するための最良の形態」の冒頭で説明するように、第1種特別電動役物、第2種特別電動役物、および第3種特別電動役物、いずれのパチンコ機にも適用可能であるが、上記「入賞口」は、第1種および第2種特別電動役物にあっては「スタートチャッカー(始動入賞口)」、また第3種特別電動役物にあっては「オープンチャッカー」にそれぞれ対応している。
請求項2の遊技機は(例えば図1ないし図7参照)、図柄表示装置(6)を有する遊技機(1)において、前記図柄表示装置(6)の近傍に配置されたハーフミラー(51)と、前記ハーフミラー(51)の背後に配置され、回転軸(43)を中心とした複数の分割領域の少なくとも1つに立体造形物(F1)を有し、前記回転軸(43)を中心にして回転可能に支持された回転部材(41)と、前記回転部材(41)を回転させて任意の停止位置に停止可能な駆動手段(45)と、前記ハーフミラー(6)の背後側に配置され、前記立体造形物(F1)を照明可能な照明手段(56)と、前記図柄表示装置(6)の図柄表示に対応させて前記停止位置を決定するとともに、前記駆動手段(45)を制御して前記回転部材(41)を前記停止位置に停止させ、前記照明手段(56)を制御して前記立体造形物(F1)を照明させる制御手段(47、131)とを備えたものである。
請求項3の遊技機は(例えば図1ないし図7参照)、請求項2の遊技機(1)における前記回転部材(41)が、前記回転軸(43)を中心に前記分割領域を放射状に区分する背景板(41a)を有するものである。
請求項4の遊技機は(例えば図1ないし図7参照)、請求項1乃至3いずれか1項記載の遊技機(1)における前記制御手段(47、131)が、前記回転部材(41)を停止させた後に、前記立体造形物(F1)を前記照明手段(56)により照明させるものである。
請求項5の遊技機は(例えば図1ないし図7参照)、請求項1乃至4いずれか1項記載の遊技機(1)における前記制御手段(131)が、前記回転部材(41)の回転開始前に、前記照明手段(56)による前記立体造形物(F1)の照明を停止させるものである。
請求項6の遊技機は(例えば図1ないし図7参照)、請求項1乃至5いずれか1項記載の遊技機(1)における前記照明手段(56)が、光源の発光態様を異ならせて前記立体造形物(F1)を照明可能であって、しかも、前記制御手段(131)が、大当たりの信頼度に応じて光源の発光態様を設定するものである。
なお、上記カッコ内の符号は、図面と対照するためのものであるが、これは、発明の理解を容易にするための便宜的なものであり、特許請求の範囲の構成に何等影響を及ぼすものではない。
請求項1の遊技機では、入賞口への入球を検知して抽選が行われると、制御手段が、その抽選結果に基づいて回転部材の停止位置を決定する。そして、制御手段は、駆動手段を制御して、回転部材を回転開始してその停止位置へ停止させる演出と、照明手段を制御して回転中または停止中の立体造形物を照明することによりハーフミラーを通じて立体造形物を観察可能にする演出とを実行させる。
なお、抽選は、単純な大当たりとはずれの振り分けでもよいが、好ましくは、演出の単調さを回避すべく、リーチ演出の可否の抽選、大当たりの信頼度の抽選などとしてもよい。
いずれにせよ、立体造形物は、全体の向き、ハーフミラーを通じた出現と消失と言った静的な表現パターンに加えて、初期状態〜回転〜停止状態という動的な表現パターンをも獲得して、静止した立体造形物だけの場合に比較して可能な演出パターンが増すから、多数の抽選結果に対して、それぞれ異なるしかも最適な表現パターンを割り当てることが容易になる。また、立体造形物の全体が変化するから、一部分だけを変化させる場合よりも目立ち、しかも回転運動だから、並進運動等に比較して、機構的な追加部品や設置スペースも少なくて済む。
請求項2の遊技機では、図柄表示装置による動画や静止画を用いた飾り図柄(装飾図柄)の演出と連動させて、回転部材と照明手段とによる演出を行うことができる。回転軸を中心にして複数の立体造形物を配置した場合、回転部材の回転によって遊技者側へ位置決めされる立体造形物を切り替えて、ハーフミラー越しに観察される立体造形物を複数とおりに変更できる。また、立体造形物を配置しない分割領域をハーフミラーに位置決めすれば、立体造形物の消失を演出できる。
制御手段は、図柄表示装置を通じた演出に相応しい立体造形物と回転部材の回転/停止の態様(時期、時間、速度、速度変化、正逆回転を含む回転パターン等)を決定し、回転部材を回転開始して立体造形物をハーフミラーへ位置決める演出と、照明手段を制御して立体造形物をハーフミラー越しに観察可能にする演出とを実行させる。
回転部材は、立体造形物の種類、変化、出現と消失、と言った静的な演出と、初期状態〜回転〜停止状態という動的な演出とが可能で、これらの静的および動的な演出は、照明手段によってハーフミラーを通じた観察の可能/不可能の演出と組み合わせることで、演出のパターン数が増えるとともに劇的な演出効果をも追加できる。従って、多種多様な飾り図柄の演出パターンのひとつひとつに重複することなく、立体造形物を用いた臨場感にあふれた演出を割り当てることが容易になる。
そして、回転部材の回転に伴って変化する立体造形物による演出は、図柄表示装置の近くで行われるから、立体造形物に関連する図像の動画を用いた飾り図柄を採用すれば、図柄表示装置と一体になった相乗的な演出効果を発揮できる。
請求項3の遊技機では、背景板を背景にした1つの立体造形物だけをハーフミラー越しに見せて、他の立体造形物は背景板の陰に隠して見せないで済む。従って、立体造形物の切り替えを魔法の如く実行できる。また、背景板に照明を仕込んだり、背景を描いたり、鏡面を配置したりすることにより、立体造形物の演出効果を増すことができる。
請求項4の遊技機では、停止した立体造形物をハーフミラー越しに見せて、回転中の立体造形物は見せないから、立体造形物の出現/交替/消失の演出をより劇的に行え、回転の仕掛けを遊技者側から認識し難くすることができる。
請求項5の遊技機では、回転を開始する前に照明を停止して立体造形物をハーフミラー越しに見えなくするから、回転の仕掛けを遊技者側から認識し難くすることができる。
請求項6の遊技機では、発光態様の変化によって同じ立体造形物に異なる印象や効果を付与する。例えば、赤、緑、青、白色といった光源色によって、1つの同じ立体造形物を用いて、興奮、安心、落胆、明るさ等の演出効果を追加できる。また、上向き照明と下向き照明とを切り替えて、恐怖や元気さの演出効果を追加できる。また、点滅や流れる照明パターンによって動的な演出効果を追加したり、静的な照明との対比でめりはりを付けて演出を目立たせたり、同期ストロボ照明を用いて回転する立体造形物の静止像を見せたりすることができる。
以下、本発明に係る遊技機の実施形態として、遊技場等に設置されるパチンコ機を、図面を参照して説明する。図1は本実施形態のパチンコ機の構成を示す正面図、図2はパチンコ機の制御系を示すブロック図である。本実施形態のパチンコ機1は、遊技領域7aの右寄りに、図柄表示装置6を組み込んだセンター飾り12が配置され、図柄表示装置6の右側に形成した開口12a、12bにハーフミラー51、52を取り付けている。
なお、本実施形態は、いわゆる第1種特別電動役物(始動入賞口への入賞を契機とした大当たり抽選に当選した際に、通常は閉塞しているアタッカーを開放させ、所定時間が経過した時点又は所定個数の遊技球がアタッカーに入賞した時点で閉塞させる動作を所定ラウンド数だけ繰り返し行う構成)のパチンコ機1を説明しているが、本発明はこれに限らず、いわゆる第2種特別電動役物(遊技領域に始動入賞口と始動入賞口への入賞に基づいて開閉する特定領域を含んだ特別入賞装置とを有し、特別入賞装置の開放中に遊技球が入球して特定領域に入賞した時点で大当たりを発生させる構成)のパチンコ機や、いわゆる第3種特別電動役物(遊技領域に備えたオープンチャッカーへの入賞時に開放した電動式チューリップへの入球後、特定入賞口への入賞にて大当たりの権利を発生させる構成)のパチンコ機にも適用可能であることは勿論である。
<パチンコ機の説明>
パチンコ機1は、図1右下の発射ハンドル9を操作して内蔵の発射装置を作動させることにより、遊技球を遊技盤7に打ち出しつつ遊技を行う遊技機である。そして、いわゆる確率変動等の大当たりが発生すると、アタッカー(大入賞口)17を開放し、アタッカー17に入球した遊技球に対応して大量の遊技球を払い出す。なお、確率変動(確変当たり)とは、抽選の結果、確変モードの大当たりが当選したとき、少なくとも当該確変モードによる遊技状態において次なる大当たりを引くまでの間、遊技者に有利な付加価値を付与し得る特殊状態を意味する。これに対し、当該特殊状態にならない大当たりとして「通常当たり」がある。
図1に示すように、パチンコ機1は、枠体状の筐体2の前面に、各種機構とその制御回路が格納された前扉3を、ヒンジ26a、26bにより、開閉可能に取り付けて構成される。前扉3の中央部分には透明ガラス5が配置され、透明ガラス5の奥側に遊技盤7が配置されている。前扉3の上部左右には演出用照明装置23が配置され、前扉3の左下部には、スピーカ(図示せず)を有する放音装置8が配置されている。前扉3の右辺中央には、前扉3を筐体2側に施錠又は解放するための施錠装置4が配置されている。
筐体2の下部には遊技球を貯留可能な下皿15が設けられ、下皿15の上方には前扉3に一体化させた上皿13が位置する。下皿15の右側位置には、筐体2に内蔵された球発射装置(図示せず)を操作するための発射ハンドル9が設けられ、下皿15の左側位置には、灰皿24が配置されている。下皿15の球収容部15aに貯留した遊技球は、球排出レバー20を手でスライドさせれば、球排出口21から下方へ取り出すことができる。
上皿13の左上には、賞球及び貸球を含む遊技球が供給される球供給口18が配置される。上皿13の右上の壁面には、球貸ボタン14a及びプリペイドカード返却ボタン14bが配置される。上皿13の球収容部13aに貯留した遊技球は、不図示の排出ボタンを操作することにより、球放出口19を通じて下皿15へ流れ落ちる。また、上皿13の球収容部13aの奥側を溢れた遊技球も球放出口19を通じて下皿15へ流れ落ちる。
ところで、透明ガラス5をとおして視認可能な遊技盤7の中央部分が遊技領域7aである。遊技領域7aの上部右寄りを占めてセンター飾り12が、また、センター飾り12の下方にスタートチャッカー16がそれぞれ遊技盤7に取り付けられている。センター飾り12は、大画面の液晶装置である図柄表示装置6を開口11に取り付けた枠体構造のユニット役物であって、その下枠部分12eに遊技球ステージSが形成されている。図柄表示装置6は、動画や静止画を用いてリーチ、大当たり等を演出する飾り図柄(装飾図柄)を画像表示する。
センター飾り12の左枠部12dの上部には、遊技球ステージSへ遊技球を導入するワープ進入口32が設けられ、ワープ進入口32への入球を制限する障害釘28がワープ進入口32に近接して配置されている。ワープ進入口32へ入球を果たした遊技球は、左枠部12d内を下って遊技球ステージSへ放出される。
遊技球ステージSへ放出された遊技球のうち、遊技球ステージSの上面に形成された球導入溝33へうまく落ちた遊技球は、遊技球ステージSの中央を横切ってスタートチャッカー16の直上に落下する。しかし、残りの遊技球は、手前側へ向かって低くなる遊技球ステージSの傾斜(図3参照)に案内されて、遊技球ステージSから遊技領域7aへランダムにこぼれ落ちる。球導入溝33は、別名100パーコース、スタートチャッカー16へ遊技球が入球する確率が極めて高くなっている。ただし、スタートチャッカー16の上方に配置された障害釘37は、若干の遊技球を弾いてスタートチャッカー16への100%入球を制限している。
一方、センター飾り12を迂回する遊技球の流れ道には、遊技球の運動を変化させる風車44、通常の払い出しに関する複数の入賞口29、30、スタートチャッカー16の開閉抽選に関するスルーゲート35、遊技球の流れる方向を多様に変化させる多数の障害釘34等がそれぞれ遊技盤7に取り付けられている。そして、遊技領域7aの下方には、入賞しなかった遊技球が流れ込んで遊技盤7から排除されるアウト口22が開口している。
パチンコ機1の制御系は、図2に示すように、主基板130およびサブ基板131を含む。主基板130は、演算素子、演算メモリ、読み出し専用メモリ等を搭載したマイコン制御回路であって、所定の処理プログラムに従って、図1に示すセンター飾り12、スタートチャッカー16、入賞口29、30、スルーゲート35等に対応して配置された各種センサからの入力を参照し、必要な演算と制御を実行してパチンコ機1を制御する。
処理プログラムによって仮想的に実現される入賞判定手段132は、スタートチャッカー16に入球した遊技球を検知してスタートチャッカー16への入賞と判定する。入賞信号出力手段133は、スタートチャッカー16への入賞が判定されると、入賞信号を出力する。第1抽選手段138aは、入賞信号に応答して乱数を取得し、所定確率の抽選を行う。第2抽選手段138bは、第1抽選手段による抽選結果に基づいて更に乱数を取得し、1個の抽選結果に対応する複数の演出パターンの選択肢から1つを選択する。選択された選択肢がサブ基板131に指令される。
一方、サブ基板131もまた、独立した演算素子、演算メモリ、読み出し専用メモリ等を搭載したマイコン制御回路であるが、こちらは主基板130で決定された結果に従って、予め準備された所定の演出パターンを具体的に実行する。演出制御手段159は、主基板130で決定された演出パターンの選択肢に応じた演出プログラムを呼び出す。表示制御手段134は、選択された演出プログラムに従って、図1に示す放音装置8、演出用照明装置23、図柄表示装置6、センター飾り12等を制御する。
主基板130の遊技制御手段136は、図1に示すスタートチャッカー16、入賞口29、30、アタッカー17に対する入球ごとに、それぞれ所定個数の遊技球を球供給口18を通じて上皿13へ払い出す。また、第1抽選手段138aによる抽選結果が大当たりに該当している場合には、大当たりを実行させる指令を出力する。
保留手段137は、図柄表示装置6による所定の画像表示期間等に関して、所定回数までの抽選結果を保留して、抽選結果の実行と演出のタイミングを調整する。作動制御手段141は、遊技制御手段136の大当たり指令を受けて、所定パターンでアタッカー開閉ソレノイド140を作動させ、アタッカー17を間歇的に開いて、アタッカー17への入球を可能にする。
また、主基板130は、説明した以外にも、遊技球がスルーゲート35を通過するごとに抽選を行って、当選の場合にはスタートチャッカー開閉ソレノイド139を作動させて、スタートチャッカー16への入球を容易にする等、処理プログラムに従って各種の演算と制御を実行している。操作ボタン61は、図1に示すように、パチンコ機1の前扉3に配置されており、遊技者が押して主基板130へ信号を入力できる。
本実施形態のパチンコ機1では、パチンコ機1に対面着座した遊技者が発射ハンドル9を握り、適宜の角度に回動操作すると、不図示の発射装置の作動によって遊技球が連続的に発射され、ガイドレール10に沿って遊技領域7aへ流れ込む。そして、遊技領域7aに打ち出された遊技球が、遊技球ステージSを経由する等してスタートチャッカー16に入球すると、入賞判定手段132が入賞と判定し、入賞信号出力手段133が入賞信号を出力する。
そして、入賞信号を契機に第1抽選手段138aが抽選を行い、その抽選結果に基づいて第2抽選手段138bが別の抽選を行って、抽選結果ごとに予め準備した演出パターンの選択肢から1つを選択する。そして、大当たりやリーチの演出パターンが選択された場合、サブ基板131によって制御される図柄表示装置6が飾り図柄の演出を開始し、センター飾り12に配置された立体造形物が動作を開始し、放音装置8、演出用照明装置23等による効果演出も開始される。そして、飾り図柄が大当たりパターンで停止するような抽選結果であれば大当たり、確率変動大当たり(詳細な説明は省略)パターンで停止するような抽選結果であれば確率変動大当たりと言った、遊技者の期待に応え得る結果がもたらされる。
<第1実施形態>
図3はセンター飾りの構成の説明図、図4は人形切替リールの動作を説明する斜視図、図5は人形切替リールの駆動系の説明図、図6は人形切替リールの制御のフローチャートである。第1実施形態では、センター飾り12の右側に形成された開口12a、12bにハーフミラー51、52が取り付けられ、ハーフミラー51、52の内側に人形切替リール41、42が配置されている。
図3に示すように、センター飾り12の枠体構造が形成する開口11には、大画面の液晶装置を用いて飾り図柄6aの演出を行う図柄表示装置6が配置されている。センター飾り12の右下部分には、アニメーション作品の登場人物の象徴的図像(いわゆるキャラクタ)をかたどった人形54が取り付けられ、人形54の背後から上へ向かってセンター飾り12の右側を占めさせて、ケムリの立体造形53が配置されている。
立体造形53は、入射光を散乱透過させる乳白色の樹脂に凹凸を持たせてケムリ形に成型され、内部に配置した光源53a、53b、53cによって部分ごとの照明が可能である。ケムリの立体造形53には開口12a、12bが形成され、開口12a、12bにハーフミラー51、52が取り付けてある。
ハーフミラー51、52の内側には、それぞれ人形切替リール41、42(図5参照)が配置されている。人形切替リール41、42には、センター飾り12右下の人形54と同じアニメーション作品に登場する3人の登場人物の象徴的図像の立体造形物である人形F1、F2、F3(図4、図5参照)が取り付けてあり、人形F1、F2、F3を用いて図柄表示装置6の飾り図柄6aと連動させた演出が行われる。
なお、下枠部12eの遊技球ステージSは、紙面の手前側に向かって低くなる、奥行きのある傾斜面となっており、遊技球ステージSのほぼ中央を横切って浅い球放出溝33が形成されている。また、左枠部12dの下部には、ワープ進入口32へ入球した遊技球を遊技球ステージSへ放出する球放出口32aが形成されている。
図4に示すように、人形切替リール41は、180度ごとの分割領域を仕切る背景板41aの表側41bに幸運を象徴する人形F1、背景板41aの裏側41cに不運を象徴する人形F2(左上枠内参照)をそれぞれ取り付けてある。そして、ハーフミラー51の背後で人形切替リール41を矢印のように回転させることにより、人形F1または人形F2を正面側に位置決めて、ハーフミラー51越しに観察可能にすることができる。
図5に示すように、ハーフミラー51の背後には、不図示の軸受けに支持された回転軸43を中心にして、人形切替リール41が回転可能に支持されている。また、ハーフミラー52の背後には、回転軸44を中心にして人形切替リール42が回転可能に支持されている。人形切替リール42の背景板42aの表側42bには幸運を象徴する人形F3、裏側(不図示)には不運を象徴する人形F2(図4枠内参照)が配置されている。
なお、図4および図5に示す人形F1、F2、F3は平面的に見えるが、実際は、上述したように目、鼻、顔と胴等を立体的、彫刻的に表現した立体造形物である。
ハーフミラー51(52)の背後には、人形切替リール41(42)に向けて光源56(57)が配置され、光源56(57)を点灯することにより、ハーフミラー51(52)を通じて人形切替リール41(42)が観察可能となる。
ハーフミラー51(52)は、透明ガラスの片面に薄膜層を形成して50%前後の反射率と透過率とを獲得させたもので、暗い側から観察すると、明るい側から透過してくる光量が多いために反対側が透けて見えるが、明るい側から観察すると、暗い側から透過してくる光が観察側の反射光に埋もれて鏡面となる。従って、光源56(57)の消灯状態では、遊技者側よりもハーフミラー51(52)の内側が暗いので、ハーフミラー51(52)は鏡面として観察される。しかし、光源56(57)の点灯状態では、遊技者側への透過光量が遊技者側での反射光量よりも多くなって、ハーフミラー51(52)越しに内側の人形切替リール41(42)を見通せる。
光源56(57)は、赤色発光ダイオードを用いた素子56a(57a)、緑色発光ダイオードを用いた素子56b(57b)、および青色発光ダイオードを用いた素子56c(57c)を含み、サブ基板131は、これらを個別に点灯して赤、緑、青の照明、一緒に点灯して白色の照明がそれぞれ可能である。
人形切替リール41(42)の駆動機構45(46)は、モータ45a(46a)の回転を、プーリ45b(46b)からプーリ45d(46d)へ、歯付きベルト45c(46c)により伝達している。
モータ制御回路47(48)は、モータ45a(46a)の起動と停止、加速と回転速度を制御する。回転軸43(44)の下端には、透過パターンを形成したセンサ板45e(46e)が取り付けられ、モータ制御回路47(48)は、光学センサ47a(48a)でこの透過パターンを検知することにより、モータ45a(46a)の回転速度を制御し、また、サブ基板131からの指定に従って、人形切替リール41(42)の表側41b(42b)または裏側を正面側へ位置決める。
センター飾り12に配置されたケムリの立体造形53の背後には、サブ基板131によって点灯/消灯を制御される光源53a、53b、53cが配置される
図6のフローチャートを参照して、図4、図5等に示すように、サブ基板131は、主基板130からリーチ演出の指令を受けると(S11)、図柄表示装置6を通じた飾り図柄の演出を開始させるとともに、光源53c→光源53b→光源53a→光源53c→光源53b→光源53aという具合に光源53a、53b、53cを循環的に点灯させてケムリの立体造形53を流動的に照明させる(S12)。このとき、光源56、57は消灯状態なのでハーフミラー51、52は鏡面として観察されている。
そして、主基板130で抽選された信頼度が60%以上であれば(S13)、モータ制御回路47、48を制御して人形切替リール41、42を回転させて、人形F1、F3を正面側へ位置決める(S14)が、60%未満であれば人形F2を正面側へ位置決める(S15)。なお、信頼度とは、飾り図柄によるリーチ演出にバリエーションを持たせて、演出進行と帰着に一定の傾向を持たせつつも、遊技者が帰着を途中で確信できないようにするための抽選された分散指標である。
その後、光源56、57を点灯するとともに光源53a、53b、53cを消灯してハーフミラー51(52)の内外の明るさを逆転させることにより(S16)、信頼度に応じた人形F1、F3(またはF2)を遊技者から観察可能にする。
そして、図柄表示装置6による飾り図柄の演出の終了数秒前になると(S17)、光源56、57を消灯して人形F1、F3(またはF2)を隠す(S18)。そして、大当たりであれば(S19)、人形F1、F3を正面側へ位置決める(S20)が、ハズレであれば人形F2を正面側へ位置決める(S21)。
その後、飾り図柄の演出の終了とほぼ同時に光源56、57を点灯して(S22)、大当たりであれば人形F1、F3、ハズレであれば人形F2を遊技者に示す。
以上のように構成した第1実施形態によれば、スタートチャッカー16への入球を検知して抽選が行われると、サブ基板131が、抽選結果に基づいて人形切替リール41、42の停止位置を決定する。そして、サブ基板131は、駆動機構45、46を制御して、人形切替リール41、42をその停止位置へ位置決め、タイミングを計って光源56、57を点灯させることにより、人形F1、F2、F3に象徴させて信頼度と当落抽選結果を遊技者に通知する。
従って、遊技者は、平らな飾り図柄よりも臨場感ある立体造形の人形F1、F2、F3を通じて図柄表示装置6とほぼ同じ情報を得ることができる。そして、遊技者は、光源56、57の点灯によって目前に突如出現する人形F1、F2、F3に驚き、注目し、意味を考えて記憶に留めるから、演出に対する学習効果が高く、多少複雑な演出内容でも意味を誤解無く理解され得る。
また、図柄表示装置6による飾り図柄の演出と連動させて人形切替リール41、42による演出を行い、飾り図柄の変化パターンや帰着パターンに応じた演出を行うから、パチンコ機1におけるリーチ演出が統一的で調和の取れたものとなり、遊技者は遊技との一体感をより強く楽しむことができる。
また、人形切替リール41、42による演出を行って遊技者の注意を人形F1、F2、F3へ引き寄せるので、図柄表示装置6への過度の精神集中を分散させて、遊技の疲労感や倦怠感を軽減でき、過度の精神集中を伴った場合に比較して、長時間の遊技を楽しむことができる。
また、人形切替リール41、42による演出は、同じ象徴的図像の動画を用いた飾り図柄を表示する図柄表示装置6に近接して実行されるから、図柄表示装置6と一体になった相乗的な演出効果を発揮でき、遊技者の遊技意欲が盛り上がるリーチの演出時に、人形切替リール41、42による演出を通じて遊技者を鼓舞し、遊技意欲を盛りたてるから、リーチに遭遇した遊技者の精神状態にも合致して、遊技機と遊技者の一体感が増し、遊技の楽しみを一層増大することができる。
そして、人形F1、F2、F3は、固有の性格、性状、行動パターンを持つ象徴的図像(いわゆるキャラクタ)の外観に形成されているから、単なる機械部品、抽選図柄、数字の類ではなく、遊技盤の装飾の一部であり、それも全体が変化する装飾部材であり、さらに抽選結果を共に喜び共に励ましあう友人の類でもある。従って、アニメーション作品を通じた好意的な先入感から出発して、遊技の進行とともに、象徴的図像が遊技盤の印象や思い込みとさらに強く結びつく結果となり、パチンコ機1の個性を際立たせて他の機種との区別を容易にし、遊技者の嗜好性にもより強く応えることができる。
また、人形F1、F2、F3の区別で大当たりの信頼度を暗示するから、信頼度の高い人形F1による期待の演出や、信頼度の低い人形F3でも大当たりという意外性の演出を通じて遊技の楽しさや挑戦意欲を増すことができ、飾り図柄が決着する目前に当たり外れを明示するから、外れた遊技者に矛盾した感覚に基づく憤りを起こさないで済む。
また、背景板41a、42aを設けて、ハーフミラー51、52を通じて人形F1を見せた際に、邪魔な人形F2を隠すとともに、人形切替リール41、42の回転中は光源56、57を消灯して途中経過を見せないから、人形F1、F2、F3の切り替えを魔法の如く実行できる。
また、図柄表示装置6、遊技球ステージS、人形切替リール41、42等をセンター飾り12という1部品にまとめたから、ばらばらの部品で構成する場合に比較して配線や組み立てが容易になり、部品の取り付け精度や制御の位置決め精度をセンター飾り12の部品レベルで追い込んで、再現性、信頼性、歩留まり高く高精度、しかも低コストに実現できる。
なお、第1実施形態では、光源56(57)の素子56a、56b、56c(57a、57b、57c)を同時発光して白色照明を行ったが、素子56a、56b、56c(57a、57b、57c)を個別に発光させて照明色の変化による演出効果を加えてもよい。
<第2実施形態>
図7は第2実施形態の制御の説明図である。第2実施形態では、図3〜図5に示す第1実施形態の構成をそのまま用い、光源の発光態様を変化させている。回転中の人形切替リール41に対して同期ストロボ照明を行うことにより、ハーフミラー51を通じて人形F1(F2)の静止像を観察可能にする。そして、操作ボタン61を通じて遊技者が人形切替リール41の停止を限定的に制御できる。
図5に示すように、モータ制御回路47は、センサ板45eを光学センサ47aで検知することにより、人形切替リール41の位置決めを行う。センサ板45eには、人形F1と人形F2に対応させて開口が形成され、光学センサ47aは、人形F1が正面位置と人形F2が正面位置とに対応して、図7の(a)に示すように、2種類の検知信号を出力する。また、これら2種類の検知信号を入力して、サブ基板131から指定された片方の検知信号に同期して光源56に電流を流すドライバ回路(不図示)を設けている。
そして、人形F1の検知信号に同期させて光源56をパルス状に発光させることにより、回転している人形F1の正面の静止像がハーフミラー51を通じて観察される。また、人形F2の検知信号に同期させて光源56をパルス状に発光させることにより、回転している人形F2の正面の静止像がハーフミラー51を通じて観察される。
そして、図1に示す操作ボタン61が点滅している期間の時刻T1で遊技者が操作ボタン61を押すと、図5に示すサブ基板131はモータ制御回路47に停止指令と停止位置(この場合は人形F2)を指令する。モータ制御回路47は、時刻T2で直ちに人形切替リール41の減速を開始させ、時刻T3に人形F2を正面に位置決めて人形切替リール41を停止させる。
図6のフローチャートにおける演出終了間際の検知(S17)まで、信頼度を暗示する人形F1(またはF2)が正面に位置決めされて照明56により照明されているが、演出終了間際が検知されると(S17)、図7の(b)に示すように、照明56が消灯されるとともに人形切替リール41が回転開始し、その後、照明56を同期ストロボ発光させることにより、ハーフミラー51を通じて遊技者に人形F1と人形F2とを交互に観察させる。そして、時刻T4から操作ボタン61に内蔵した光源(不図示)を点滅させて、遊技者による操作を誘い込む。そして、操作ボタン61が操作されるか、時間切れ(飾り図柄の停止)となると、大当たりであれば人形F1、ハズレであれば人形F2を正面に位置決めて人形切替リール41を停止させ、光源56で照明してハーフミラー51の背後に出現させる。
以上のように構成した第2実施形態の制御では、前扉3に操作ボタン61を設けて、遊技者が透明リール41による大当たりを自ら引き当てるような演出を行うから、パチンコ機1側で一方的に人形切替リール41を停止させる場合に比較して、飾り図柄による演出の帰着への満足度や自己責任感が大きくなる。
また、照明56の照明効果により人形リール41の回転中も演出の一部とすることができるから、人形リール41の表裏反転だけよりも可能な演出パターンが増える。
なお、第2実施形態では、第1実施形態と同様に、光源56は、赤色発光ダイオードを用いた素子56a、緑色発光ダイオードを用いた素子56b、および青色発光ダイオードを用いた素子56cとして、同時発光による白色照明としているが、パルス駆動では光量が不足して、直射日光下やホール照明が明るすぎる場合等、ハーフミラー51越しの観察が難しくなる可能性がある。従って、発光ダイオードの代わりにガス放電管を用いた通常のストロボ光源を採用してもよい。また、開口12aにハーフミラー51を退去可能に取り付け、光源56による同期ストロボ照明時には開口12aからハーフミラー51を退去させてもよい。
以上、本発明をその好適な実施の形態に基づいて説明したが、本発明の遊技機は、上記実施形態の構成にのみ限定されるものではなく、上記実施形態の構成から種々の修正および変更を施した遊技機もまた、本発明の範囲に含まれる。
1 遊技機(パチンコ機)
6 図柄表示装置
7 遊技盤
7a 遊技領域
12 センター飾り
16 入賞口(スタートチャッカー)
41、42 回転部材(人形切替リール)
41a、42a、72a 背景板
43、44 回転軸
45、46 駆動手段(駆動機構)
47、48、131 制御手段(モータ制御回路、サブ基板)
51、52 ハーフミラー
56、57 照明手段(光源)
56a、56b、56c、57a、57b、57c 素子
F1、F2、F3 立体造形物(人形)
Claims (6)
- 遊技球を受け入れる入賞口を遊技領域に配置した遊技機において、
前記遊技領域に配置されたハーフミラーと、
前記ハーフミラーの背後に配置され、立体造形物を有して回転可能に支持された回転部材と、
前記回転部材を回転させて任意の停止位置に停止可能な駆動手段と、
前記立体造形物を照明可能に配置された照明手段と、
前記入賞口への入球を検知して行われる抽選の結果に基づいて前記停止位置を決定するとともに、前記駆動手段を制御して前記回転部材を前記停止位置に停止させ、前記照明手段を制御して前記立体造形物を照明させる制御手段と、を備えたことを特徴とする遊技機。 - 図柄表示装置を有する遊技機において、
前記図柄表示装置の近傍に配置されたハーフミラーと、
前記ハーフミラーの背後に配置され、回転軸を中心とした複数の分割領域の少なくとも1つに立体造形物を有し、前記回転軸を中心にして回転可能に支持された回転部材と、
前記回転部材を回転させて任意の停止位置に停止可能な駆動手段と、
前記ハーフミラーの背後側に配置され、前記立体造形物を照明可能な照明手段と、
前記図柄表示装置の図柄表示に対応させて前記停止位置を決定するとともに、前記駆動手段を制御して前記回転部材を前記停止位置に停止させ、前記照明手段を制御して前記立体造形物を照明させる制御手段と、を備えたことを特徴とする遊技機。 - 前記回転部材は、前記回転軸を中心にして前記分割領域を放射状に区分する背景板を有することを特徴とする請求項2記載の遊技機。
- 前記制御手段は、前記回転部材を停止させた後に、前記立体造形物を前記照明手段により照明させることを特徴とする請求項1乃至3いずれか1項記載の遊技機。
- 前記制御手段は、前記回転部材の回転開始前に、前記照明手段による前記立体造形物の照明を停止させることを特徴とする請求項1乃至4いずれか1項記載の遊技機。
- 前記照明手段は、光源の発光態様を異ならせて前記立体造形物を照明可能であって、
前記制御手段は、大当たりの信頼度に応じて光源の発光態様を設定することを特徴とする請求項1乃至5いずれか1項記載の遊技機。
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