JP2002126293A - パチンコ機 - Google Patents

パチンコ機

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JP2002126293A
JP2002126293A JP2000319754A JP2000319754A JP2002126293A JP 2002126293 A JP2002126293 A JP 2002126293A JP 2000319754 A JP2000319754 A JP 2000319754A JP 2000319754 A JP2000319754 A JP 2000319754A JP 2002126293 A JP2002126293 A JP 2002126293A
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Naohiro Suzuki
直広 鈴木
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Maruhon Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】遊技中の遊技を盛り上げる状態でないときで
も、遊技への期待を演出できるパチンコ機を提供する。 【解決手段】遊技盤14より下部の上受け皿パネル20
および下受け皿パネル21の少なくとも一方に、それぞ
れ電球、LEDなどの発光部材を所定個配列した第1の
列発光部材37および第2の列発光部材38を配設し
た。これら各列発光部材37、38によって遊技機10
の外観を高品位に装飾したり、遊技を演出したり、遊技
機の状態あるいは遊技状態を報知するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、遊技球を貯留する球受
け皿を形成した球受け皿パネルを有するパチンコ機に関
する。
【0002】
【従来の技術】一般にパチンコ機は、遊技客が遊技を楽
しく行うために、また、遊技機を設置したホールのイメ
ージが明るく、親しみやすいものとなるように、コーナ
飾り、サイド飾り、枠飾りと呼ばれる装飾部材やランプ
と一体のランプ付き装飾部材などを配備している。
【0003】これら従来のパチンコ機におけるとくにラ
ンプ付き装飾部材は、遊技盤の上側周りに配設されてお
り、入賞口へ入賞したり始動口へ入賞したりしたとき、
あるいは“大当り”となったときに、その遊技状態を報
知し、かつ遊技を演出するためにランプが点滅され、遊
技を盛り上げるために欠かせない。また、通常の装飾部
材は、遊技盤を意匠的に演出し、遊技機の名前を知らな
くても以前遊技したことのある機種だと容易に認知させ
て遊技に勧誘する機能を果たしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来のパチンコ機で
は、遊技を盛り上げる状態でないときには、ランプ付き
装飾部材を通常作動させないのが普通であり、遊技盤よ
り上部は何らの装飾や演出・報知も行われない。このよ
うな状態は、遊技者にとってだめな機械と印象づけ、早
めに切り上げてしまう傾向が高い。ましてや、遊技が行
われていない空席のときには、当然のごとくランプ付き
装飾部材を作動させていない。このため、比較的客数が
少ないときには、パチンコホールにおいて通常の装飾部
材だけが目につくだけであった。また、通常の装飾部材
では遊技に勧誘する機能が十分でないとの指摘がある。
【0005】そこで、本発明は、遊技盤とは関係なく、
遊技機を操作したくなるように装飾し演出したり、遊技
中の遊技を盛り上げる状態でないときでも、遊技への期
待を演出できるパチンコ機を提供することを解決すべき
課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段・作用および効果】上記課
題を解決するため、本発明者は検討を重ね、遊技盤より
下部の上受け皿パネルや下受け皿パネルは、遊技との直
接的な関係が薄いことに着目し、発光などによる積極的
な視覚的演出をほどこすことを見い出し、発明を完成し
た。すなわち、請求項1に記載の発明は、発射装置へ案
内する遊技球を収容するための上受け皿を有する上受け
皿パネルと、前記上受け皿に収容しきれなくなった遊技
球を収容するための下受け皿を有する下受け皿パネルと
を遊技盤の下部に備えたパチンコ機において、前記上受
け皿パネルおよび前記下受け皿パネルの少なくとも一方
に装飾、報知または演出機能を果たす発光部材が配設さ
れていることを特徴とする。請求項1に記載の発明を採
用したパチンコ機においては、遊技盤より下部の上受け
皿パネルおよび下受け皿パネルの少なくとも一方にラン
プ付き装飾部材としての発光部材が配設される。上受け
皿パネルや下受け皿パネルは、遊技盤より下部であり、
遊技球を乱舞させる遊技部材とは比較的関係が薄い。し
たがって、上受け皿パネルや下受け皿パネルで発光部材
を作動させても違和感は生じなく、遊技を盛り上げる状
態でないときでも、発光部材を作動させることにより、
遊技への期待を演出でき、だめな機械と印象づけること
がなくなることを期待できる。また、遊技が行われてい
ない空席のときに、上受け皿パネルや下受け皿パネルの
発光部材を作動させることにより、操作したくなるよう
な演出効果がある。発光部材の作動は、例えば点灯、消
灯および点滅(点灯と消灯の繰り返し)するなどの表示
動作である。
【0007】請求項2に記載の発明は、前記発光部材
が、前記上受け皿パネルおよび前記下受け皿パネルの各
前面域にそれぞれ配設され、前記上受け皿パネルの前記
発光部材および前記下受け皿パネルの前記発光部材が相
互に連動することを特徴とする。請求項2に記載の発明
を採用したパチンコ機では、前記上受け皿パネルの前記
発光部材と前記下受け皿パネルの前記発光部材は互いに
連動して表示動作する。つまり、例えば、一方が点灯す
ると他方がそれに合わせて消灯したり、同時に点灯した
りする。つまり、発光部材による発光領域が、上受け皿
パネルと下受け皿パネルとの間で移動する効果を達成す
る。これにより、例えば賞球や貸球の流れを遊技者にイ
メージさせたり遊技状態をイメージさせたりすることが
可能となる。
【0008】請求項3に記載の発明は、前記発光部材
が、遊技状態に連動して作動することを特徴とする。請
求項3に記載の発明を採用したパチンコ機では、遊技状
態、すなわち、入賞口へ入賞し易い状態となったり、遊
技上の利益が発生したり、賞球が払出された場合に、そ
れに合わせて発光などを行い、遊技を演出する。この場
合、遊技状態に連動とは、単に遊技状態をモニター的に
報知するに止まらず(遊技状態をモニター的に報知する
のは請求項2の1例に相当)、その状態に合わせて発光
部材が気分を高揚するような点滅パターンで動作するよ
うにできる。これにより、一層演出機能が充実し、遊技
を盛り上げ、遊技機人気の高まりを期待できる。
【0009】請求項4に記載の発明は、前記発光部材
が、前記下受け皿の遊技球の満杯を報知することを特徴
とする。請求項4に記載の発明を採用したパチンコ機で
は、下受け皿の遊技球の満杯を報知することができる。
これにより、遊技者は、遊技球が打ち出せなくなっても
不安がらずに遊技を続行できる。この下受け皿の遊技球
の満杯の報知は、満杯になる前に報知してもよい。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る遊技機の第1
実施形態について図を参照して説明する。 [全体の主要構成]まず、第1実施形態に係るパチンコ
機の主要構成について図1を参照して説明する。図1
は、第1実施形態に係るパチンコ機の正面図である。パ
チンコ機10には、前枠11がヒンジ19によって開閉
可能に設けられており、その前枠11には、ガラス枠1
3が開閉可能に取付けられている。前枠11の右側に
は、ガラス枠13開閉用の鍵を差し込む鍵穴12が設け
られている。ガラス枠13の内部には、前枠11に保持
されて遊技盤14が設けられている。
【0011】遊技盤14下部には、遊技上生じた利益に
基づく賞球および貸球からなる遊技球が流入し発射装置
へ遊技球を案内する上受け皿20cを形成した上受け皿
パネル20と、上受け皿20cに収容しきれなくなった
遊技球を収容する下受け皿21cを形成した下受け皿パ
ネル21とが配設されている。上受け皿パネル20は、
遊技盤14下部の前枠11前面に対して開閉可能に構成
されており、下受け皿パネル21は、遊技盤14下部の
前枠11前面と一体で開閉不能に構成されている。ま
た、下受け皿パネル21の左下側には灰皿17が設けら
れ、下受け皿パネル21の右下側には発射レバー15a
を備える発射ハンドル15が設けられている。発射レバ
ー15aは、タッチセンサ機能を有するものである。
【0012】上受け皿20cは、図示しないが、遊技球
を発射レバー15aの操作により作動するハンマーの打
点に遊技球を導出する導出口と、該導出口より下流位置
の常開出口と、該常開出口と同一位置の常閉出口とを有
する。常閉出口は上受け皿パネル20の右上端面に配設
された球抜きボタン20bの操作により開閉できる。常
開出口および常閉出口より導出される遊技球は、遊技者
側の前面に開口した出口20eより下受け皿21cに受
け渡される。下受け皿パネル21の下受け皿21cは、
上受け皿20cの底縁20dと面合わせされた開放容器
となっており、その底孔21aを開閉する球抜きレバー
21bによって満杯となつた遊技球を外部ケースに逃が
すことができる。
【0013】ところで、上記上受け皿パネル20には、
上受け皿20cの開口を区画する上端縁に沿った前面域
に電球、LEDなどの発光部材を所定個配列した第1の
列発光部材37が配設されいる。また、下受け皿パネル
21には、下受け皿21cの開放口21eを区画する上
端縁に沿った前面域に同様の電球、LEDなどによる第
2の列発光部材38が配設されている。第1の列発光部
材37および第2の列発光部材38において、1個の丸
は、この実施形態の場合、1個の発光部材(例えばLE
D)を表している。つまり、個々の発光部材は、発光領
域をそのまま遊技者側に向け、発光領域の輪郭が視認で
るようにしている。個々の発光部材は、すべて同色でも
よいし、異なる発光色のものを所定の間隔で配列して、
混色表示したりすることができる。なお、遊技盤14
は、その略中央に、センターケース30が備えられてい
る。センターケース30には、天入賞口31と、3個の
LEDからなる普通図柄表示装置34と、この普通図柄
表示装置34の作動される回数の記憶数を表示する4個
のLEDからなる普通図柄記憶表示LED35aと、液
晶表示で複数の図柄、たとえば0〜9の特別図柄を液晶
表示器に変動表示する特別図柄表示装置32と、この特
別図柄表示装置32が始動可能な回数の記憶数を表示す
る4個のLEDからなる特別図柄記憶表示LED36a
とが備えられている。
【0014】センターケース30の左右には、普通図柄
表示装置34を作動させるための普通図柄作動ゲート2
6a,26bが設けられている。右側の普通図柄作動ゲ
ート26bの下方には右袖入賞口24が、左側の普通図
柄作動ゲート26aの下方には左袖入賞口25がそれぞ
れ設けられている。センターケース30の下方には、特
別図柄表示装置32を作動させる機能をもつ第1種始動
口27が設けられており、この第1種始動口27の下方
には普通図柄表示装置34の停止図柄が当たり図柄とな
った場合に両翼を開放する普通電動役物16が設けられ
ている。開放された普通電動役物16は、第1種始動口
27と同様に特別図柄表示装置32を作動させる機能を
備えている。普通電動役物16の下方には、特別図柄表
示装置32の3つの停止図柄が大当り図柄(たとえば7
77)となった場合に作動する変動入賞装置40が設け
られている。
【0015】この変動入賞装置40には、大当たりの発
生時に両翼を開放する大入賞口41が取付けられてお
り、この大入賞口41の右側には右下入賞口28が、左
側には左下入賞口29がそれぞれ設けられている。ま
た、大入賞口41の内部には、大入賞口41を連続して
開放する機能を有する特定領域と、この特定領域を通過
した遊技球を検出する特定領域スイッチ(図2に符号4
2aで示す)と、大入賞口41に入賞した遊技球の数を
カウントする大入賞口スイッチ(図2に符号43aで示
す)とが設けられている。
【0016】その他、遊技盤14には、発射された遊技
球を遊技盤14に案内する案内レール18、LEDが点
灯する右装飾風車325a、左装飾風車326a、風車
23,23、入賞しなかった遊技球をアウト球として回
収するアウト口45、LED付き右コーナー飾り321
a、LED付き左コーナー飾り322a、LED付き右
サイド飾り314a、LED付き左サイド飾り315a
などが設けられている。また、図示しないが、遊技盤1
4には多くの釘が打ち込まれており、遊技盤14に発射
された遊技球は、釘と釘の間を乱舞しながら落下し、天
入賞口31、普通図柄作動ゲート26、第1種始動口2
7、右袖入賞口24、左袖入賞口25、右下入賞口2
8、左下入賞口29、両翼を開放した普通電動役物1
6、または、大入賞口41に入賞したり、あるいは、い
ずれにも入賞しないでアウト口45から回収されたりす
る。
【0017】[パチンコ機10の電気的構成]次に、パ
チンコ機10の電気的構成についてそれをブロックで示
す図2を参照して説明する。パチンコ機10には、主基
板100が設けられており、この主基板100には、マ
イクロプロセッサ110が搭載されている。マイクロプ
ロセッサ110には、遊技の主な制御を実行するメイン
CPU112と、このメインCPU112が各種制御を
実行するための各種制御プログラムが記録されたROM
114と、メインCPU112が各種制御プログラムを
実行する際にROM114から読出された制御プログラ
ムや遊技中に発生する大当りに関するデータなどの各種
データを一時的に格納するRAM116とが搭載されて
いる。
【0018】主基板100には、次に記載するものが電
気的に接続されている。本発明の第1および第2の列発
光部材37、38や遊技盤14に設けられたLEDを制
御するランプ制御装置300、電源基板80、賞球の払
出しなどを制御する払出制御基盤200、特別図柄表示
装置32、遊技中の効果音などを制御する音声制御装置
79、遊技球の第1種始動口27の通過を検出する第1
種始動口スイッチ27a、入賞や大当りなどに関する遊
技盤情報をパチンコホールの管理室などに設けられたコ
ンピュータ(図示省略)へ送信するための遊技枠情報端
子基板52、盤面中継基板51、遊技枠中継基板53で
ある。
【0019】払出制御基盤200には、主基板100か
ら送出される制御コマンドを入力して動作するマイクロ
プロセッサ210が搭載されており、マイクロプロセッ
サ210には、賞球の払出しなどを制御するサブCPU
212と、このサブCPU212が賞球の払出しなどの
制御を実行するための各種制御プログラムが記録された
ROM214と、サブCPU212が各種制御プログラ
ムを実行する際にROM214から読出された制御プロ
グラムや遊技中に発生する入賞数や賞球数などの各種デ
ータを一時的に格納するRAM216とが搭載されてい
る。また、払出制御基盤200には、電源基板80、C
R接続基板56、発射モータ15eを駆動するための発
射モータ駆動基板15c、前記遊技枠情報端子基板52
および払出中継基板55が電気的に接続されている。
【0020】遊技枠中継基板53には、満杯検出スイッ
チ21d、賞球切れスイッチ64,65およびセンサ中
継基板54が電気的に接続されている。センサ中継基板
54は、賞球ユニット62に備えられた賞球払出センサ
62a,62bおよび払出中継基板55と電気的に接続
されている。払出中継基板55には、貸球切れスイッチ
61、賞球払出モータ62cおよび貸球ユニット63が
電気的に接続されている。盤面中継基板51には、次に
記載するものが電気的に接続されている。普通電動役物
16を開閉させる普通電動役物ソレノイド16a、普通
図柄表示装置34、左右の普通図柄作動ゲート26a、
26bに設けられた各ゲートスイッチ261、大入賞口
スイッチ43a、天入賞口スイッチ31a、右袖入賞口
スイッチ241、左袖入賞口スイッチ251、右下入賞
口スイッチ281、左下入賞口スイッチ291および大
入賞口中継基板50である。
【0021】大入賞口中継基板50には、特定領域ソレ
ノイド42b、大入賞口ソレノイド43bおよび特定領
域スイッチ42aが電気的に接続されている。電源基板
80は、CR接続基板56と電気的に接続されており、
CR接続基板56には、プリペイドカードの残りの度数
を表示する度数表示基板やプリペイドカードを読取る装
置などを備えるパチンコ機外装置部分22と電気的に接
続されている。電源基板80は、AC24V(50Hz
/60Hz)の主電源70から電源の供給を受け、各基
板へ必要電源を供給する。
【0022】(ランプ制御装置300の電気的構成)次
に、ランプ制御装置300の主な電気的構成について、
それを示す図3を参照して説明する。ランプ制御装置3
00は、大入賞口ランプ中継基板301、ランプ制御分
配基板302、枠部ランプ中継基板303およびランプ
制御基板305を備える。ランプ制御分配基板302に
は、右サイド飾り314a(図1)のLEDが搭載され
た右サイドLED基板314と、左サイド飾り315a
のLEDが搭載された左サイドLED基板315と、セ
ンターケース30の上側に設けられたLEDが搭載され
たセンター上LED基板316と、センターケース30
の奥の方に設けられたLEDが搭載されたセンター奥L
ED基板317と、センターケース30の下側に設けら
れたLEDが搭載されたセンター下LED基板318
と、特別図柄記憶表示LED36aが搭載された特別図
柄記憶表示基板36と、普通図柄記憶表示LED35a
が搭載された普通図柄記憶表示基板35と、右コーナー
飾りLED321aが搭載された右コーナーLED基板
321と、左コーナー飾りLED322aが搭載された
左コーナーLED基板322と、右袖入賞口24に設け
られたLEDが搭載された右チャッカーLED基板24
2と、左袖入賞口25に設けられたLEDが搭載された
左チャッカーLED基板252と、右装飾風車325a
に設けられたLEDが搭載された右風車LED基板32
5と、左装飾風車326aに設けられたLEDが搭載さ
れた左風車LED基板326と、右側の普通図柄作動ゲ
ート26bに設けられたLEDが搭載された右ゲートL
ED基板327と、左側の普通図柄作動ゲート26aに
設けられたLEDが搭載された左ゲートLED基板32
8とが電気的に接続されている。
【0023】ランプ制御分配基板302と接続された大
入賞口ランプ中継基板301には、大入賞口41(図
1)の右側に設けられたLEDが搭載された大入賞口右
LED基板309と、大入賞口41の左側に設けられた
LEDが搭載された大入賞口左LED基板310と、大
入賞口41の中央付近に設けられたLEDが搭載された
大入賞口中LED基板311と、大入賞口41の右上に
設けられたLEDが搭載された大入賞口右上LED基板
312と、大入賞口41の左上に設けられたLEDが搭
載された大入賞口左上LED基板313とが電気的に接
続されている。
【0024】ランプ制御分配基板302と接続された枠
部ランプ中継基板303には、上受け皿パネル20に配
設された第1の列発光部材37と下受け皿パネル21に
配設された第2の列発光部材38とが接続されている。
枠部ランプ中継基板303には、上記各種LEDの点灯
または点滅を制御するランプ制御基板305が接続され
ている。ランプ制御基板305は、サブCPU306
と、ROM307と、RAM308とを備える。サブC
PU306は、主基板100から送出されたランプ制御
コマンドの内容を解析し、その解析結果をRAM308
に一時的に格納する。続いてサブCPU306は、点灯
すべきLED、点灯間隔および点灯時間などを決定し、
その決定に対応した信号を枠部ランプ中継基板303、
ランプ制御分配基板302または大入賞口ランプ中継基
板301に送出する。そして、サブCPU306は、各
基板に接続された所定のLEDを点灯または点滅あるい
は消灯させることができる。
【0025】[動作説明]第1実施形態の第1の列発光
部材37および第2の列発光部材38は、ランプ制御基
板305に接続された主基板100のメインCPU11
2からのランプ制御コマンドに基づいて本発明による報
知機能、演出機能または装飾機能を果たす発光動作を行
う。パチンコ機10の主電源が立ち上がると、メインC
PU112は初期化を行った後、大きく分けて〜の
処理を実行する。各種入賞口スイッチなどから信号が
発生していないか否かを検索したり不正行為が行われて
いないか検索する(遊技盤処理)、各種入賞口スイッ
チからの信号に基づいて払出制御基板200のサブCP
U212へ賞球払出コマンドを出力する(入賞処理)。
普通電動役物ソレノイド16aをON・OFFする
(普通電動役物処理)。普通図柄表示装置34を制御
する(普通図柄処理)。第1種始動口スイッチ27a
がONした際に大当りか否かを判定する(大当り判定処
理)。特別図柄表示装置32に画像制御コマンドを出
力する(特別図柄処理)。特定領域ソレノイド42b
および大入賞口ソレノイド43bを制御する(大入賞口
処理)。音声制御装置79へ音声制御コマンドを出力
する(音声処理)。ランプ制御装置300へランプ制
御コマンドを出力する(ランプ処理)。
【0026】上記各処理は、例えば2msecごとの時
分割で行われ、遊技が行われていない場合は、ROM1
14中のプログラムカウンタから読み出されるプログラ
ム順序で実行され、遊技が行われ、遊技上の利益が生じ
たときには、それぞれ割込みにより実行される。このう
ち、本発明による第1の列発光部材37および第2の列
発光部材38の発光動作は以下のランプ処理により制御
される。 (1)遊技機10の遊技が行われていない空席の場合の
ランプ処理においては、主に遊技機10を装飾しつつか
つ遊技へ勧誘するような発光動作を行う。このときのラ
ンプ制御コマンドは、第1および第2の列発光部材3
7、38の発光パターンを指定する。例えば、左端のL
EDから右側へ順番に発光させたり、その逆順に発光さ
せたりという具合である。 (2)遊技が行われると、メインCPU112は、ラン
プ制御コマンドとして、例えば発光色を変える信号をサ
ブCPU306に出力する。メインCPU112は、発
射レバー15aへ遊技者の手が触れることによって遊技
開始を認識することができる。遊技開始の初期には、点
滅による表示で演出(ようこそコール)してもよい。 (3)遊技中、天入賞口31または左袖入賞口25もし
くは右袖入賞口24へ入賞した場合あるいは右下入賞口
28、左下入賞口29へ入賞した場合には、メインCP
U112は、ランプ制御コマンドとして、第1の列発光
部材37の中央または左側もしくは右側の発光部材ある
いは第2の列発光部材38の端側を数秒間点灯ないし点
滅させる信号を入力する。左または右の普通図柄作動ゲ
ート26a、26bを遊技球が通過したときの普通図柄
記憶表示LED35aを表示動作させるランプ制御コマ
ンドにより、同LED35aの表示の態様と整合した表
示の態様で第1の列発光部材37を発光させる。そし
て、普通図柄表示装置34の抽選が“当り”となった場
合は、普通電動役物16が開く動作をイメージするよう
に第1または第2の列発光部材37、38を表示動作さ
せる。 (4)遊技中、第1種始動口27へ入賞した場合は、特
別図柄記憶表示LED36aを点灯させるランプ制御コ
マンドにより、第1の列発光部材37の左側数個の発光
部材を点灯し、特別図柄記憶表示LED36aの点灯数
に応じて第1の列発光部材37の発光数を増加し、4個
の特別図柄記憶表示LED36aの点灯に対して第1の
列発光部材37を全て点灯する。この場合、同時に特別
図柄表示装置32の図柄が変動して大当りの抽選結果を
演出するので、特別図柄表示装置32の図柄変動に合わ
せて、発光している第1の列発光部材37の発光部材の
発光領域が流れるように表示制御してもよい。この発光
領域が流れる表示は、特別図柄制御装置32へ出力され
る変動コマンドのパターンに応じてランプ制御コマンド
により表示パターンも変化させる。 (5)そして、特別図柄表示装置32の図柄がリーチ状
態になったときは、ランプ制御コマンドを“リーチ”の
コマンドに変更し、“リーチ”をイメージする表示形態
に変える。さらに、特別図柄表示装置32の図柄が“大
当り”となったときには、ランプ制御コマンドを“大当
り”のコマンドに変更し、“大当り”をイメージする表
示形態、例えば第1および第2の列発光部材37、38
を交互に点滅するように制御する。つまり、第1および
第2の列発光部材37、38を相互に連動させる(請求
項2)。 (6)上記“大当り”の結果が、“確率変動”や“時間
短縮”の利益を伴う場合は、第1および第2の列発光部
材37、38を交互に点滅させる発光色を通常の“大当
り”とは異なる発光色とする。 (7)また、“大当り”の各ラウンドにおいて、大入賞
口41が開くイメージを、大入賞口左右LED基板30
9、310を駆動するランプ制御コマンドにより、第2
の列発光部材38を表示させる。 (8)開放された大入賞口41を遊技球が特定領域を通
過した場合には、特定領域スイッチ42aの信号に基づ
くランプ制御コマンドを出力し、特定領域を通過をイメ
ージする表示を第2の列発光部材38に行わせる。ま
た、大入賞口41の入賞により払出しされる賞球のイメ
ージを第1および第2の列発光部材37、38の表示で
表現する。 (9)下受け皿21cで遊技球が収容しきれなくなる
と、満杯検出スイッチ21dの作動に基づく信号により
ランプ制御コマンドを出力し、第1および第2の列発光
部材37、38でその旨を報知する表示を行う。 (10)このほか、貸球ユニット63の遊技球がなくな
った場合には、貸球切れスイッチ61の作動に基づく信
号により、ランプ制御コマンドを出力し、第1の列発光
部材37でその旨を報知する表示を行う。この貸球切れ
の報知や、下受け皿満杯の報知は、各スイッチ21d、
61の位置の設定により、貸球切れや下受け皿満杯の前
に報知することが好ましい。
【0027】[第2実施形態]図4は本発明の第2実施
形態のパチンコ機10を示す正面図であり、遊技盤14
内の構成は省略し、図1と同等の構成要素には共通の符
号を付す。図4に示すパチンコ機10において、第1の
列発光部材77は、上受け皿パネル20の上端縁に沿っ
た上水平部分77aと、上受け皿パネル20の左側縁に
沿った左上縦部分77bと、右側縁に沿った右上縦部分
77cとを連ねたものである。また、第2の列発光部材
78は、下受け皿21cの開放口21eに沿った下水平
部分78aと、下受け皿21cの左側縁に沿った左下縦
部分78bと、右側縁に沿った右下縦部分78cとを連
ねたものである。そして、第1の列発光部材77の左上
縦部分77bと第2の列発光部材78の左下縦部分78
bとは整列し、第1の列発光部材77の右上縦部分77
cと第2の列発光部材78の右下縦部分78cとは整列
している。つまり、第1の列発光部材77と第2の列発
光部材78とは、上受け皿20cの底縁20dおよび下
受け皿21の開放口21eを合わせた開口より一回り大
きな環状に形成されている。
【0028】このような構成によっても、第1実施形態
で説明した(1)〜(10)のような装飾、報知または
演出機能を達成する表示を行うことができる。この第2
実施形態によれば、第1の列発光部材77と第2の列発
光部材78とが環状に形成されていることにより、上水
平部分77aと下水平部分78aだけの第1実施形態に
比べ、より高品位な装飾、報知または演出表示が可能と
なる。
【0029】[他の実施形態] (1)第1および第2の列発光部材37、38は、多列
にLEDを有する面状発光部材でもよい。また、原色光
を発光するものを用いて所定の配列により多色表示でき
るものでもよい。これにより、カラー表示による図柄の
表示やメッセージの表示が可能となり、遊技機の演出を
より多彩に行うことができる。 (2)第1および第2の列発光部材37、38の前面
に、ローレット加工、ダイヤ加工した透明または半透明
板を配設してもよい。上受け皿パネル20および下受け
皿パネル21自体がローレット加工、ダイヤ加工した透
明または半透明板である場合は、LEDやランプを埋め
込む。これにより、第1実施形態に比べ、個々の発光部
材の発光領域を拡散し、遠くでの視認が容易となってホ
ールを明るくする効果も奏する。 (3)本発明による発光部材は、上受け皿パネル20お
よび下受け皿パネル21のいずれか一方に設けることが
できる。また、上受け皿パネル20には、球抜きボタン
20bが設けられた上端縁があるが、本発明による発光
部材は、この上端縁上に設けることもできる。同様に下
受け皿パネル21には、開放口21eに前記上端縁に相
当するような上向きの端縁があるが、本発明による発光
部材は、この下受け皿パネル21の開口21eの端縁に
設けてもよい。 (4)本発明は、上受け皿パネル20および下受け皿パ
ネル21に発光部材を設けることに気づいたものであ
る。したがって、第1、第2実施形態のように列状に整
列させる必要はなく、例えば星くず状に散りばめてもか
まわない。このほか、第1および第2の列発光部材3
7、38および第1および第2の列発光部材77、78
は、その装飾、演出あるいは報知の条件でどのように表
示制御されてもかまわない。 [各請求項と実施形態との対応関係]本発明の発光部材
は第1および第2の列発光部材37、38(77、7
8)が対応する。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態に係るパチンコ機の正面説明図で
ある。
【図2】上記パチンコ機の電気的構成を示すブロック図
である。
【図3】ランプ制御装置の主な電気的構成を示すブロッ
ク図である。
【図4】本発明の第2実施形態のパチンコ機を示す正面
説明図である。
【符号の説明】
20・・・上受け皿パネル 20c・・上受け皿 21・・・下受け皿パネル 21c・・下受け皿 37・・・第1の列発光部材(発光部材) 38・・・第2の列発光部材(発光部材)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 発射装置へ案内する遊技球を収容するた
    めの上受け皿を有する上受け皿パネルと、前記上受け皿
    に収容しきれなくなった遊技球を収容するための下受け
    皿を有する下受け皿パネルとを遊技盤の下部に備えたパ
    チンコ機において、 前記上受け皿パネルおよび前記下受け皿パネルの少なく
    とも一方に装飾、報知または演出機能を果たす発光部材
    が配設されていることを特徴とするパチンコ機。
  2. 【請求項2】 前記発光部材は、前記上受け皿パネルお
    よび前記下受け皿パネルの各前面域にそれぞれ配設さ
    れ、前記上受け皿パネルの前記発光部材および前記下受
    け皿パネルの前記発光部材は相互に連動する請求項1記
    載のパチンコ機。
  3. 【請求項3】 前記発光部材は、遊技状態に連動して作
    動する請求項1または2記載のパチンコ機。
  4. 【請求項4】 前記発光部材は、前記下受け皿に収容さ
    れた遊技球が満杯になったことを報知する請求項1〜3
    のいずれか1つに記載のパチンコ機。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003024525A (ja) * 2001-07-16 2003-01-28 Asama Seisakusho:Kk 弾球遊技機の興趣高揚方法
JP2003325902A (ja) * 2002-05-16 2003-11-18 Aruze Corp 遊技機
JP2009172140A (ja) * 2008-01-24 2009-08-06 Mrd Co Ltd 遊技機の発光構造

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