JP2003112098A - 処理装置 - Google Patents

処理装置

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JP2003112098A
JP2003112098A JP2001305063A JP2001305063A JP2003112098A JP 2003112098 A JP2003112098 A JP 2003112098A JP 2001305063 A JP2001305063 A JP 2001305063A JP 2001305063 A JP2001305063 A JP 2001305063A JP 2003112098 A JP2003112098 A JP 2003112098A
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solvent
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 必要最小限のレジスト液で,基板に均一な膜
厚のレジスト膜を形成する。 【解決手段】 インクジェット方式のレジスト液供給ノ
ズル80を保持するノズルボックス76を,載置台70
上方でX方向に延びるノズルガイドレール74に設け
る。ノズルボックス76は,ノズル駆動部77によりノ
ズルガイドレール74上を移動できる。ノズルガイドレ
ール74は,レール駆動部75により載置台70の両側
に設けられたガイドレール72,73上をY方向に移動
できる。レジスト液供給ノズル80は,基板G上をX,
Y方向に移動自在であり,レジスト液を基板Gに供給し
ながらX方向に往復移動し,基板Gの端部に到達する度
にY方向正方向側に所定距離ずつ移動する。レジスト液
の吐出量,吐出タイミングは,インクジェット方式のノ
ズルにより厳密に制御され,基板G表面上に均等な量の
レジスト液が塗布される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は,基板の処理装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】例えばLCDや半導体デバイスの製造プ
ロセスにおけるフォトリソグラフィー工程では,基板
(LCD基板,半導体基板)表面にレジスト液を塗布
し,レジスト膜を形成するレジスト塗布処理,基板に所
定のパターンを露光する露光処理,露光後の基板を現像
する現像処理等が行われ,基板に所定の回路パターンを
形成する。
【0003】現在,上述のレジスト塗布処理における基
板表面上にレジスト膜を形成する方法としては,スピン
コーティング法が主流をなしている。このスピンコーテ
ィング法では,基板の中心部にレジスト液を吐出し,そ
の基板を高速回転させる。こうすることにより,基板中
心部に供給されたレジスト液が遠心力により拡散し,基
板表面にレジスト膜を形成することができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら,このス
ピンコーティング法によると,基板の中心部と外周部と
で周速度が異なるので,基板表面上に厳密に均一な膜厚
のレジスト膜を形成できない。また,基板を高速で回転
させるため,ウェハの周縁部から大量のレジスト液が飛
散し,無駄になるレジスト液が多い。さらにレジスト液
の飛散によりレジスト液を受け止めるカップが汚染さ
れ,そのまま放置すると付着したレジスト液が結晶化し
パーティクルの原因となるため,カップを頻繁に洗浄す
る必要があった。基板の外縁部のレジスト膜は,本来不
要であり,後でパーティクルの原因にもなるので,通常
基板にレジスト膜が形成された後に,当該基板の外縁部
のレジスト膜を除去する処理が行われていた。
【0005】本発明は,かかる点に鑑みてなされたもの
あり,基板に均一な膜厚のレジスト膜等の塗布膜を形成
し,レジスト液等の塗布液等の消費量や塗布液の飛散に
よる汚染を低減し,基板外縁部の塗布膜の除去処理を省
略できる基板の処理装置を提供することをその目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明によれ
ば,基板を処理する処理装置であって,基板を保持する
基板保持部と,前記基板保持部に保持された基板に対向
して配置され,基板に塗布液を供給するインクジェット
方式の塗布液供給ノズルと,当該塗布液供給ノズルを前
記基板保持部に対して直交する2方向に相対移動させて
基板表面に塗布液を塗布して塗布膜を形成する駆動機構
と,を備えたことを特徴とする処理装置が提供される。
【0007】この発明によれば,従来のように基板を回
転させないので,遠心力等により塗布液が偏らず基板表
面に均一な膜厚の塗布膜を形成できる。また,従来のよ
うに基板上の塗布液が飛散することもないので,その分
塗布液の消費量を低減することができる。また,塗布液
の飛散による周辺機器の汚染も防止できる。本発明で
は,インクジェット方式の塗布液供給ノズルが用いられ
る。インクジェット方式のノズルは,塗布液の供給タイ
ミング,塗布液の供給量等を厳密に制御できる。したが
って,例えば塗布液供給ノズルが基板の外方まで移動す
る場合でも基板の表面のみに塗布液を供給できるので,
塗布液の消費量を低減することができる。また,基板の
外縁部にのみ塗布液を供給しないようにすることもでき
るので,後に基板外縁部の塗布膜を除去する作業を行う
必要が無くなる。さらに,塗布液の供給量等を厳密に制
御できるので,基板面内に渡って同量の塗布液を供給
し,基板上により均一な膜厚の塗布膜を形成することが
できる。なお,前記基板表面には,基板表面の全面のみ
ならず,基板表面から基板外縁部を除いたものも含まれ
る。
【0008】前記駆動機構は,前記塗布液を吐出してい
る状態の前記塗布液供給ノズルを,前記基板保持部に対
して前記2方向の一の方向に相対的に往復移動させ,前
記塗布液供給ノズルが前記基板の端部上に達する度に,
当該塗布液供給ノズルを前記基板保持部に対して前記2
方向の他の方向に相対移動させて,基板表面に塗布液を
塗布するものであってもよい。
【0009】この発明によれば,前記塗布液供給ノズル
が前記基板に対して略波形形状に移動し,効率的に基板
表面に塗布膜を形成することができる。
【0010】前記処理装置は,基板に塗布液が供給され
る前に,基板に塗布液の溶剤蒸気を供給する溶剤蒸気供
給ノズルを備えていてもよい。この場合,溶剤蒸気によ
り基板表面の濡れ性が向上し,その後供給された塗布液
の流動性も維持されるので,基板表面上に塗布された塗
布液の平坦化作用が促進される。
【0011】請求項4の発明によれば,基板を処理する
処理装置であって,基板を保持する基板保持部と,前記
基板保持部に保持された基板に対向して配置され,前記
基板保持部に対して相対的に移動して,基板表面に塗布
膜を形成するために基板に塗布液を供給する塗布液供給
ノズルと,基板に塗布液が供給される前に,当該基板に
塗布液の溶剤蒸気を供給するインクジェット方式の溶剤
蒸気供給ノズルと,を備えたことを特徴とする処理装置
が提供される。
【0012】この発明によれば,基板を回転させないの
で,基板に均一な膜厚の塗布膜を形成できる。また,塗
布液が飛散されないので,塗布液の消費量も低減でき
る。基板に塗布液が供給される前に溶剤蒸気を供給でき
るので,基板の濡れ性が向上され,さらに供給された塗
布液の流動性が維持されるので,塗布直後の塗布液の平
坦化が促進される。また,インクジェット方式の溶剤蒸
気供給ノズルを用いるので,適量の溶剤蒸気を最適なタ
イミングで供給することができる。これによって溶剤蒸
気の消費量を低減できる。また,溶剤蒸気による周辺機
器の汚染,悪臭の発生を抑制することができる。
【0013】前記溶剤蒸気供給ノズルは,前記塗布液供
給ノズルと同じノズル保持部に保持されており,前記溶
剤蒸気供給ノズルは,前記塗布液供給ノズルが塗布液を
供給する時の前記塗布液供給ノズルの前記基板保持部に
対する移動方向側に配置されていてもよい。これによ
り,塗布液供給ノズルから基板に塗布液が供給される直
前に溶剤蒸気を供給することができる。すなわち,溶剤
蒸気の供給直後に塗布液が供給され,少量でも塗布液供
給時の基板表面上を溶剤雰囲気に維持できるので,溶剤
蒸気の供給量が減らすことができる。また,溶剤蒸気の
供給を塗布液の供給と同時期に行うことができるので,
別途行うよりも処理時間を短縮できる。
【0014】前記処理装置は,前記塗布液が供給された
基板に塗布液の溶剤ミストを供給する溶剤ミスト供給ノ
ズルを備えていてもよい。この場合,基板表面に供給さ
れた塗布液の表面に溶剤ミストが供給され,かかる塗布
液の粘性の低下を抑制することができる。したがって,
塗布液の流動性が維持され,基板表面上の塗布直後の塗
布液の平坦化が促進される。
【0015】請求項7の発明によれば,基板を処理する
処理装置であって,基板を保持する基板保持部と,前記
基板保持部に保持された基板に対向して配置され,前記
基板保持部に対して相対的に移動して,基板表面に塗布
膜を形成するために基板に塗布液を供給する塗布液供給
ノズルと,前記基板保持部に対して相対的に移動して,
前記塗布液が供給された基板に前記塗布液の溶剤ミスト
を供給するインクジェット方式の溶剤ミスト供給ノズル
と,を備えたことを特徴とする処理装置が提供される。
【0016】この発明によれば,基板を回転させないの
で,基板に均一な膜厚の塗布膜を形成できる。また,塗
布液が飛散されないので,塗布液の消費量も低減でき
る。塗布液の供給後に溶剤ミストが供給されるので,塗
布液中の溶剤の蒸発による塗布液の粘性の低下が防が
れ,塗布液の流動性が維持されるので,塗布直後の塗布
膜の平坦化が促進される。インクジェット方式の溶剤ミ
スト供給ノズルを用いるので,溶剤ミストの供給量,供
給タイミング等を厳密に制御できる。これによって適量
の溶剤ミストを適切なタイミングで基板に供給すること
ができ,溶剤ミストの消費量を低減することができる。
【0017】前記処理装置は,前記溶剤ミスト供給ノズ
ルから吐出された溶剤ミストを排気する排気部を備えて
いてもよく,これにより,基板の周辺に拡散した溶剤ミ
ストを回収することができ,周辺機器の汚染や溶剤ミス
トによる悪臭の発生を抑制することができる。
【0018】また,前記排気部は,前記溶剤ミスト供給
ノズルを保持するノズル保持部に設けられており,前記
排気部は,前記溶剤ミスト供給ノズルが溶剤ミストを供
給する時の前記溶剤ミスト供給ノズルの前記基板保持部
に対する移動方向の逆側に配置されていてもよい。これ
により,溶剤ミスト供給ノズルから吐出され,移動方向
の後方側に流れた余分な溶剤ミストを好適に排気するこ
とができる。
【0019】前記排気部は,前記基板保持部に保持され
た基板の外方に配置されていてもよい。この場合,基板
表面上に基板中心方向から基板の外方に向けて気流が形
成される。この気流により,基板表面上の塗布直後の塗
布液が均され,塗布膜の平坦化が促進される。
【0020】前記インクジェット方式の溶剤ミスト供給
ノズルを備えた処理装置は,基板に前記塗布液が供給さ
れる前に,基板に塗布液の溶剤蒸気を供給する溶剤蒸気
供給ノズルを備えていてもよい。また,この溶剤蒸気供
給ノズルは,前記塗布液供給ノズルと同じノズル保持部
に保持されており,前記溶剤蒸気供給ノズルは,前記塗
布液供給ノズルが塗布液を供給する時の前記塗布液供給
ノズルの前記基板保持部に対する移動方向側に配置され
ていてもよい。
【0021】前記溶剤ミスト供給ノズルは,前記塗布液
供給ノズルと同じノズル保持部に保持されており,前記
溶剤ミスト供給ノズルは,前記塗布液供給ノズルが塗布
液を供給する時の前記塗布液供給ノズルの前記基板保持
部に対する移動方向の逆側に配置されていてもよい。こ
の発明により,基板に塗布液を供給した直後に,溶剤ミ
ストを供給することができる。したがって,塗布液中の
溶剤が多量に蒸発する前に溶剤ミストを補給できるの
で,溶剤ミストの供給量を減らすことができる。また,
溶剤ミスト供給ノズルは,塗布液供給ノズルと同じノズ
ル保持部に保持されているので,塗布液の供給と溶剤ミ
ストの供給を同時に行うことができ,処理時間の短縮化
が図られる。なお,前記塗布液供給ノズルは,インクジ
ェット方式のノズルであってもよい。
【0022】前記処理装置は,前記塗布液が塗布された
基板を収容し,閉鎖可能な処理室と,前記処理室を減圧
して基板を減圧乾燥するための減圧機構とを備えていて
もよい。この発明により,塗布膜の形成された基板を減
圧乾燥することができる。処理室内を減圧する際には,
基板表面上に気流が形成され,この気流により,塗布膜
の平坦化が促進される。特に,塗布液が基板上に細線状
に供給される場合には,塗布直後の塗布膜の表面に塗布
経路に沿った凹凸が現れる可能性があり,この凹凸を解
消できる。
【0023】
【発明の実施の形態】以下,本発明の好ましい実施の形
態について説明する。図1は,本実施の形態にかかる処
理装置としての塗布現像処理装置1の構成の概略を示す
平面図である。塗布現像処理装置1は,LCD製造プロ
セスのフォトリソグラフィー工程における一連の処理が
行われるものである。
【0024】塗布現像処理装置1は,図1に示すように
例えば塗布現像処理装置1の端部に位置し,複数の基板
Gをカセット単位で外部に対して搬入出するためのカセ
ットステーション2と,フォトリソグラフィー工程の中
で枚葉式に所定の処理を施す各種処理ユニットが配置さ
れた処理ステーション3と,塗布現像処理装置1に隣接
して設けられ,処理ステーション3と図示しない露光装
置との間で基板Gの受け渡しを行うインターフェイス部
4とを一体に接続した構成を有している。
【0025】カセットステーション2では,載置部とな
るカセット載置台5上の所定の位置に,複数のカセット
CをY方向(図1中の上下方向)に一列に載置自在とな
っている。そして,このカセット配列方向(Y方向)と
カセットCに収容された基板Gの基板配列方向(Z方
向;鉛直方向)に対して移送可能な基板搬送体7が搬送
路8に沿って移動自在に設けられており,各カセットC
に対して選択的にアクセスできるようになっている。
【0026】処理ステーション3には,例えばカセット
ステーション2側から順に洗浄プロセス部10,塗布プ
ロセス部11及び現像プロセス部12が一列に設けられ
ている。洗浄プロセス部10と塗布プロセス部11間,
塗布プロセス部11と現像プロセス部12間には,それ
ぞれ基板中継部13,薬液供給ユニット14及びスペー
ス15が設けられている。
【0027】洗浄プロセス部10は,例えば2つのスク
ラバ洗浄ユニット20,上下2段の紫外線照射/冷却ユ
ニット21,加熱ユニット22及び冷却ユニット23を
有している。
【0028】塗布プロセス部11は,レジスト塗布ユニ
ット30,減圧乾燥ユニット31,上下2段型アドヒー
ジョン/冷却ユニット32,上下2段型加熱/冷却ユニ
ット33及び加熱ユニット34を有している。
【0029】現像プロセス部12は,3つの現像ユニッ
ト40,2つの上下2段型加熱/冷却ユニット41及び
加熱ユニット42を有している。
【0030】各プロセス部10,11,12の中央部に
は,長手方向(X方向)に搬送路50,51,52が設
けられ,この各搬送路50,51,52には,主搬送装
置53,54,55が各々設けられている。この主搬送
装置53〜55は,各プロセス部10〜12内の処理ユ
ニットにアクセス可能であり,各処理ユニットへの基板
Gの搬入出と各処理ユニット間の基板Gの搬送を行うこ
とができる。
【0031】インターフェイス部4は,処理ステーショ
ン3側にエクステンション部60とバッファステージ6
1とを有し,処理ステーション3の反対側(X方向負方
向側であって図示しない露光装置側に搬送装置62を有
している。これにより,処理ステーション3の基板Gを
露光装置内に搬送したり,露光処理の終了した基板Gを
処理ステーション3内に搬送したりすることができる。
【0032】次に,上述したレジスト塗布ユニット30
の構成について説明する。図2は,レジスト塗布ユニッ
ト30の構成の概略を示す側面図である。レジスト塗布
ユニット30は,後述するレジスト液供給ノズルが基板
Gに塗布液としてのレジスト液を供給しながら,当該基
板G上を走査し,基板G表面に塗布膜としてのレジスト
膜を形成する処理ユニットである。
【0033】レジスト塗布ユニット30には,基板Gを
載置する基板保持部としての載置台70が設けられてい
る。載置台70は,例えば厚みのある長方形の板状に形
成されている。載置台70の上面は,水平に形成されて
いる。これにより,塗布処理される基板Gを載置台70
上に水平に載置することができる。また,載置台70に
は,基板Gを搬入出する際に基板Gを下から支持し,昇
降させる複数の昇降ピン71が設けられている。
【0034】載置台70のX方向(図2の左右方向)の
両側には,一対のガイドレール72,73が設けられて
いる。ガイドレール72は,X方向正方向側,ガイドレ
ール73は,X方向負方向側に設けられている。ガイド
レール72,73は,図3に示すようにY方向に延びて
おり,例えば載置台70の両端部まで形成されている。
ガイドレール72,73上には,載置台70上をX方向
に延びるノズルガイドレール74が架設されている。ノ
ズルガイドレール74には,このノズルガイドレール7
4をY方向に平行移動させる,例えばモータ等を備えた
レール駆動部75が設けられている。
【0035】ノズルガイドレール74には,後述するレ
ジスト液供給ノズル80や溶剤蒸気供給ノズル81,8
2を保持するノズル保持部としてのノズルボックス76
が設けられている。例えばノズルボックス76には,こ
のノズルボックス76をノズルガイドレール74に沿っ
てX方向に移動させるノズル駆動部77が設けられてい
る。これによって,ノズルボックス76は,載置台70
の基板G上方をX方向に往復移動することができる。ノ
ズルボックス76の取り付けられたノズルガイドレール
74は,上述した通りY方向に移動できるので,ノズル
ボックス76は,載置台70上をX,Y方向に移動する
ことができる。
【0036】前記レール駆動部75とノズル駆動部77
は,図2に示すように制御部78により制御されてお
り,ノズルボックス76の移動経路,移動速度,移動タ
イミング等は,制御部78によって制御される。なお,
本発明の駆動機構は,本実施の形態においては,ガイド
レール72,73,ノズルガイドレール74,レール駆
動部75,ノズル駆動部77及び制御部78で構成され
る。
【0037】ノズルボックス76には,X方向に沿って
塗布液吐出ノズルとしてのレジスト液供給ノズル80,
溶剤蒸気供給ノズル81及び82が設けられている。溶
剤蒸気供給ノズル81,82は,レジスト液供給ノズル
80の両側に設けられており,例えば溶剤蒸気供給ノズ
ル81がガイドレール72側(X方向正方向側)に,溶
剤蒸気供給ノズル82がガイドレール73側(X方向負
方向側)に配置されている。このように配置することに
より,ノズルボックス76がX方向の何れの方向に移動
している時にも,レジスト液供給ノズル80の進行方向
側の溶剤蒸気供給ノズルから溶剤蒸気を吐出することが
できる。したがって,基板Gにレジスト液を供給する直
前に溶剤蒸気を供給することができる。
【0038】レジスト液供給ノズル80は,レジスト液
供給管83を介してレジスト液の供給源となるレジスト
液貯留タンク84に連通接続されている。また,溶剤蒸
気供給ノズル81及び82は,溶剤蒸気供給管85を介
して溶剤蒸気貯留タンク86に連通接続されている。
【0039】レジスト液供給ノズル80,溶剤蒸気供給
ノズル81及び82には,ピエゾ式インクジェットノズ
ルが用いられる。例えばピエゾ式インクジェットノズル
であるレジスト液供給ノズル80は,図4に示すように
レジスト液貯留タンク84からのレジスト液を一旦貯留
する貯留部87と,当該貯留部87に連通しレジスト液
が吐出される小口径の複数の吐出口88と,貯留部87
の内面に取り付けられ貯留部87内のレジスト液を加圧
するためのピエゾ素子89とを有する。
【0040】貯留部87には,吐出口88からレジスト
液が吐出しない程度に加圧されたレジスト液がレジスト
液貯留タンク84から供給され貯留されている。ピエゾ
素子89は,印可された電圧に応じて所定の周波数で伸
縮するものであり,貯留部87内のレジスト液は,この
ピエゾ素子89の伸縮によって押し出され,吐出口88
から押し出された分の所定量のレジスト液が吐出され
る。このようにピエゾ式インクジェットノズルでは,ピ
エゾ素子89の伸縮の周波数単位でレジスト液の吐出を
制御できるので,レジスト液の吐出タイミング,吐出量
等を厳密に制御できる。ピエゾ素子89に印可される電
圧は,例えば上述のレジスト液供給ノズル80の移動を
制御する制御部78により制御される。したがって,制
御部78により,レジスト液の吐出タイミングや吐出回
数を,レジスト液供給ノズル80の移動速度や移動位置
等に合わせて制御して,基板G表面の所望の領域に所定
量のレジスト液を塗布することができる。
【0041】なお,レジスト液供給ノズル80の吐出口
88は,例えば図5に示すように極めて狭い間隔でY方
向に並べて設けられ,レジスト液は,基板G表面上に幅
のある線状に供給される。なお,吐出口88の数,配置
は,任意に選択可能である。
【0042】また,溶剤蒸気供給ノズル81,82のイ
ンクジェットノズルの構成は,レジスト液供給ノズル8
0と同様であり,溶剤蒸気貯留タンク86からの溶剤蒸
気を溶剤蒸気供給ノズル81,82内の貯留部(図示せ
ず)で一旦貯留し,制御部78により制御されたピエゾ
素子(図示せず)の伸縮により吐出口(図示せず)から
吐出されるようになっている。したがって,溶剤蒸気の
吐出タイミングや吐出量も制御部78により厳密に制御
できる。
【0043】次いで,上述の減圧乾燥ユニット31の構
成について説明する。図6は,減圧乾燥ユニット31の
構成の概略を示す縦断面の説明図である。
【0044】減圧乾燥ユニット31は,基板Gを収納
し,処理室としての減圧室Dを形成するためのチャンバ
100を有している。チャンバ100は,上部チャンバ
101と下部チャンバ102とで構成されており,上部
チャンバ101が上下動し,下部チャンバ102と一体
となって気密に閉鎖された減圧室Dを形成することがで
きる。下部チャンバ102内には,基板Gを直接載置す
る載置台103が設けられている。載置台103は,そ
の上面が平坦で,かつ基板Gよりも小さく形成されてい
る。載置台103の外方には,昇降ピン104が設けら
れており,基板Gの外周部を下方から支持し,基板Gを
載置台103上で昇降させることができる。
【0045】下部チャンバ102の底面には,チャンバ
100内の雰囲気を排気するための排気管105が取り
付けられている。排気管105には,チャンバ100内
の雰囲気を吸引してチャンバ100内を減圧する吸引ポ
ンプ106が設けられている。これにより,レジスト液
が塗布された直後の基板Gをチャンバ100内に収容
し,チャンバ100内を減圧して,基板Gを減圧乾燥す
ることができる。なお,本発明の減圧機構は,本実施の
形態においては排気管105と吸引ポンプ106で構成
される。
【0046】次に,以上のように構成されている塗布現
像処理装置1で行われるフォトリソグラフィー工程のプ
ロセスについて説明する。
【0047】先ず,基板搬送体7によりカセットCから
未処理の基板Gが1枚取り出され,処理ステーション3
の洗浄プロセス部10の主搬送装置53に受け渡され
る。洗浄プロセス部10に搬送された基板Gは,先ず紫
外線照射/冷却ユニット21に搬送され,紫外線照射に
よる乾式洗浄が施された後,所定温度に冷却される。次
いで基板Gは,スクラバ洗浄ユニット20に搬送され,
スクラビング洗浄処理に付される。スクラビング洗浄さ
れた基板Gは,加熱ユニット22に搬送され,脱水処理
された後,冷却ユニット23に搬送されて所定温度に冷
却される。冷却処理の終了した基板Gは,洗浄プロセス
部10から基板受け渡し部13を介して塗布プロセス部
11に搬送される。
【0048】塗布プロセス部11に搬送された基板G
は,先ず主搬送装置54によってアドヒージョン/冷却
ユニット32に搬送され,疎水化処理された後,冷却処
理される。次いで基板Gは,レジスト塗布ユニット30
に搬送される。
【0049】レジスト塗布ユニット30内に搬送された
基板Gは,予め上昇して待機していた昇降ピン71に受
け渡される。次いで昇降ピン71が下降し,基板Gが載
置台70上に載置される。このとき,ノズルボックス7
6が,ノズル駆動部77,レール駆動部75により図示
しない待機位置から塗布開始位置,例えば基板GのY方
向負方向側の端部上であって基板GのX方向負方向側の
外方の所定位置まで移動する。基板Gが載置台70上に
載置されると,ノズルボックス76がX方向正方向に移
動し,基板Gの端部上を通過すると,レジスト液供給ノ
ズル80と進行方向側の溶剤蒸気供給ノズル82からの
レジスト液や溶剤蒸気の吐出が開始される。これによ
り,基板Gには,図7に示すように先ず溶剤蒸気が供給
され,その直後にレジスト液が供給される。そして,レ
ジスト液の供給と溶剤蒸気の供給は,ノズルボックス7
6が基板Gの端部を通過する直前に停止される。かかる
塗布処理においては,例えばレジスト液が基板Gの外縁
部に供給されないように,レジスト液の吐出の開始タイ
ミングと停止タイミングが制御される。
【0050】その後,ノズルボックス76は,例えば基
板GのX方向正方向側の端部上で一旦停止する。次いで
ノズルボックス76は,レール駆動部75によりY方向
正方向側に所定距離だけ移動され,レジスト液供給ノズ
ル80の供給位置がずらされる。続いてノズルボックス
76は,折り返しX方向負方向側に移動し,今度は溶剤
蒸気供給ノズル82とレジスト液供給ノズル80から基
板G表面上に溶剤蒸気とレジスト液とが順に供給され
る。ノズルボックス76が基板GのX方向負方向側の端
部上に到達すると,溶剤蒸気とレジスト液の吐出が停止
される。その後基板GのX方向負方向側の端部付近で停
止したノズルボックス76は,再びY方向正方向側に所
定距離だけ移動する。そして,再びX方向正方向側に移
動して基板G表面上に溶剤蒸気とレジスト液を順に供給
する。このようにノズルボックス76をX方向に往復移
動させながら,徐々にY方向正方向側にずらしていき,
最終的にノズルボックス76が基板GのY方向正方向側
の端部まで到達すると,図3に示すような基板Gの外縁
部を除いた所定領域Aにレジスト液が供給され,基板G
上にレジスト膜が形成される。なお,レジスト液供給ノ
ズル80のX方向の移動時の速度は,一定であってもよ
いし,適宜変動させてもよい。変動させる場合でも,基
板G表面上に均一にレジスト液が塗布されるように吐出
量が制御される。
【0051】レジスト液の塗布工程が終了すると,ノズ
ルボックス76は,図示しない待機位置に戻される。基
板Gは,搬入時と同様に昇降ピン71により上昇され,
主搬送装置54に受け渡され,レジスト塗布ユニット3
0から搬出される。
【0052】塗布処理の終了した基板Gは,主搬送装置
54により減圧乾燥ユニット31に搬送され,予め上昇
して待機していた昇降ピン104に受け渡される。昇降
ピン104が下降し,基板Gが載置台103上に載置さ
れると,上部チャンバ101が下降し,下部チャンバ1
02と一体となって減圧室Dが形成される。吸引ポンプ
106が作動し,減圧室D内の雰囲気が排気管105か
ら排気され,減圧室D内が所定の圧力に減圧される。こ
のとき,基板G表面のレジスト膜内の溶剤が蒸発し,レ
ジスト膜が乾燥されると共に,基板G上に基板Gの中心
部から排気管105に向かう気流が形成される。この気
流により,レジスト膜表面の僅かな凹凸が均され,平坦
化される。
【0053】所定時間の減圧乾燥処理が終了すると,減
圧室D内の圧力が回復され,上部チャンバ101が上昇
して,減圧室Dが開放される。その後基板Gは,昇降ピ
ン104によって上昇され,主搬送装置54に受け渡さ
れ,減圧乾燥ユニット31から搬出される。
【0054】減圧乾燥処理の終了した基板Gは,加熱/
冷却ユニット33に搬送され,プリベーキング処理が行
われた後,冷却処理される。
【0055】その後,基板Gは,主搬送装置54及び主
搬送装置55によってインターフェイス部4のエクステ
ンション部60に搬送され,搬送装置62によって図示
しない露光装置に搬送される。露光装置では,基板G上
のレジスト膜に所定の回路パターンが露光される。露光
処理の終了した基板Gは,インターフェイス部4を介し
て現像プロセス部12に戻され,主搬送装置55により
現像ユニット40に搬送される。現像ユニット40で
は,現像処理が行われる。現像処理の終了した基板G
は,加熱/冷却ユニット41に搬送され,ポストベーキ
ング処理が行われた後,冷却処理される。冷却処理が終
了した基板Gは,主搬送装置55,54,53によって
カセットステーション2まで搬送され,基板搬送体7に
よってカセットCに戻されて,一連のフォトリソグラフ
ィー工程が終了する。
【0056】以上の実施の形態によれば,レジスト液供
給ノズル80を基板G上方で移動させて,基板G表面に
レジスト液を塗布するようにしたので,従来の基板Gを
回転させる場合に比べてレジスト液の消費量を低減する
ことができる。特にインクジェット方式のレジスト液供
給ノズル80を用いたので,レジスト液の吐出タイミン
グ等を正確かつ厳密に制御することができ,レジスト液
の消費量を最小限に抑えることができる。また,インク
ジェット方式によると,基板Gへのレジスト液の供給量
も正確に制御できるので,レジスト液を基板G面内に斑
なく供給できる。
【0057】また,インクジェット方式のレジスト液供
給ノズル80を用いて基板Gの外縁部には,レジスト液
を供給しないようにしたので,その分レジスト液の消費
量の低減が図られる上に,従来行われていた基板外縁部
のレジスト膜の除去処理を行う必要がない。
【0058】ノズルボックス76に溶剤蒸気供給ノズル
81,82を設け,レジスト液が基板Gに供給される前
に溶剤蒸気を供給するようにしたので,塗布前の基板G
の濡れ性が向上し,その後供給されたレジスト液が基板
G表面上でスムーズに拡散される。これにより,線状に
塗布されたレジスト液が適当に均され,レジスト膜の表
面が平坦化される。また,溶剤蒸気供給ノズル81,8
2をレジスト液供給ノズル80の進行方向側,すなわち
レジスト液供給ノズル80のX方向の両隣に設けるよう
にしたので,基板Gにレジスト液が塗布される直前に溶
剤蒸気を供給することができる。この場合,溶剤蒸気が
供給されてからレジスト液が供給されるまでの時間が短
いので,より希薄な溶剤蒸気を用いて基板Gの濡れ性を
向上させることができる。したがって,溶剤蒸気の使用
量を低減することができ,また,溶剤による臭いを抑え
ることができる。
【0059】溶剤蒸気供給ノズル81,82にもインク
ジェット方式のノズルが用いられるので,溶剤蒸気の供
給タイミング,供給量等を正確かつ厳密に制御すること
ができ,溶剤の消費量を低減することができる。また溶
剤蒸気によるレジスト塗布ユニット30内の汚染を抑制
することができる。
【0060】以上の実施の形態で記載したレジスト塗布
ユニット30には,レジスト液を供給する前に溶剤蒸気
を供給する溶剤蒸気供給ノズル81,82が設けられて
いたが,この溶剤蒸気供給ノズル81,82に代えてレ
ジスト液が塗布された後に基板Gに溶剤ミストを供給す
る溶剤ミスト供給ノズルを設けてもよい。
【0061】図8は,かかる一例を示すものであり,ノ
ズルボックス110のレジスト液供給ノズル111のX
方向の両隣にインクジェット方式の溶剤ミスト供給ノズ
ル112,113が設けられている。例えば溶剤ミスト
供給ノズル112は,レジスト液供給ノズル111のX
方向正方向側に,溶剤ミスト吐出ノズル113は,X方
向負方向側に設ける。溶剤ミスト供給ノズル112及び
113は,例えば図9に示すようにY方向に並べられた
複数の吐出口114,115を有し,溶剤ミストが各吐
出口114,115からインクジェット方式によって吐
出される。
【0062】また,ノズルボックス110には,溶剤ミ
スト供給ノズル112,113から吐出され,基板Gの
周辺に拡散した溶剤ミストを排気する排気部としての排
気口116,117が設けられている。排気口116,
117は,各溶剤ミスト供給ノズル112,113の外
方に各々設けられている。排気口116,117は,例
えばY方向に長いスリット状に形成されており,前記吐
出口114及び115の配列された幅よりも長く形成さ
れている。これによって吐出口114,115から吐出
し,周辺部に拡散した溶剤ミストを十分に回収できるよ
うになっている。排気口116,117は,図示しない
ファン等の吸引装置に連通接続されており,この吸引装
置からの吸引によってノズルボックス110の下方域の
雰囲気を吸引し,排気することができる。なお,溶剤ミ
スト供給ノズル112,113から供給されるミストの
粒径は,もちろん前述した溶剤蒸気供給ノズル81,8
2から供給される蒸気の粒径より大きく,所定の粒径に
適したノズルを用いたり,制御部78により制御するこ
とにより所定の粒径を得ることが可能である。
【0063】そして,前記実施の形態と同様にノズルボ
ックス110がX方向に往復移動し,レジスト液供給ノ
ズル111からレジスト液が吐出されると同時に,レジ
スト液供給ノズル111の進行方向の後方側の溶剤ミス
ト吐出ノズル112又は113から溶剤ミストが吐出さ
れる。これにより,図10に示すように基板Gにレジス
ト液が塗布された直後に溶剤ミストが供給される。ま
た,この際に例えばレジスト液供給ノズル111の進行
方向の後方側の排気口116又は117からの排気が行
われ,基板Gの周辺部に拡散した溶剤ミストが排気され
る。
【0064】この実施の形態によれば,レジスト液の塗
布された基板Gの表面に溶剤ミストが供給され,レジス
ト液の液面の粘性を低下させて,レジスト液の平坦化を
促すことができる。溶剤ミスト吐出ノズル112,11
3には,インクジェット方式のノズルが用いられるの
で,溶剤ミストの供給量等を厳密に制御し,溶剤ミスト
の消費量を最小限に抑えることができる。また,基板G
の周辺に拡散した溶剤ミストを排気口116,117か
ら回収するので,レジスト塗布ユニット30内の汚染を
抑制することができる。
【0065】かかる実施の形態では,溶剤蒸気供給ノズ
ル81,82の代わりに溶剤ミスト供給ノズル112,
113を設けたが,図11に示すように上記溶剤蒸気供
給ノズル81,82と併用してもよい。かかる場合,基
板Gには,レジスト液の供給前に溶剤蒸気が供給され,
レジスト液の供給後に溶剤ミストが供給される。
【0066】また,前記実施の形態で供給していた溶剤
ミストは,液滴の径が10〜100μm以下の細かい溶
剤ミストであってもよい。この場合,レジスト膜の表面
の一部にだけ多量の溶剤ミストが供給され,その部分の
レジスト膜が変質することを抑制できる。なお,溶剤ミ
ストの代わりに溶剤蒸気を供給してもよい。この場合,
前記溶剤蒸気供給ノズル81,82を用いてレジスト液
供給後に溶剤蒸気の供給してもよい。また,溶剤ミスト
供給ノズル112,113を用いて,レジスト液を供給
する前に溶剤ミストを供給してもよい。
【0067】さらに,上述の溶剤ミストを排気するため
の排気口を基板Gの外方に設けるようにしてもよい。図
12は,かかる一例を示すものであり,載置台70上の
基板GのY方向側の両端部外方に排気口120が設けら
れている。排気口120は,基板G側に向けて設けられ
ている。そして,上述の実施の形態と同様に溶剤ミスト
が吐出された時に,基板G上の雰囲気が排気される。こ
うすることによって,基板周辺部の不要な溶剤ミストが
除去されると共に,基板Gの中心付近から基板GのY方
向側の端部に向かう気流が形成され,この気流により,
X方向に線状に塗布されたレジスト液が均され,平坦化
される。なお,上述した排気口116,117及び12
0の数や形状,配置位置は任意に選択できる。
【0068】上述したレジスト液供給ノズル80,11
1,溶剤蒸気供給ノズル81,82,溶剤ミスト供給ノ
ズル112,113は,インクジェット方式のノズルで
あったが,各ノズルについて他の方式のノズルであって
もい。例えばポンプ等の加圧手段により圧送されたレジ
スト液を細径の吐出口から連続吐出するノズルであって
もよい。
【0069】また,溶剤蒸気供給ノズル81,82,溶
剤ミスト供給吐出ノズル112,113は,レジスト液
供給ノズル80,111と同じノズルボックスに設けら
れていなくてもよく,独立して移動可能なノズルボック
スに設けられていてもよい。また,基板Gの位置,例え
ば基板Gの中央部と,基板Gの中央部よりレジスト膜が
盛り上がりやすい基板Gの周縁部とでレジスト液の供給
前後に供給する溶剤の量を変化させるように制御しても
良く,またそのために溶剤蒸気供給ノズル81,82と
溶剤ミスト供給ノズル112,113とを基板Gの位置
に応じて使い分け又は併用してもよい。
【0070】以上の実施の形態は,レジスト液供給ノズ
ル80,111をX方向に往復移動させて,レジスト液
の塗布経路がX方向に平行になるようにレジスト液を基
板Gに供給していたが,他の塗布経路,例えば渦巻き
状,格子状の塗布経路になるようレジスト液を供給して
もよい。
【0071】また,以上の実施の形態は,基板Gにレジ
スト液を塗布していたが,本発明は,他の処理液,例え
ばSOD,SOG膜等を形成する処理液や現像液を塗布
する場合にも適用できる。また,以上で説明した実施の
形態は,LCD製造プロセスのフォトリソグラフィー工
程が行われる処理装置について適用したものであった
が,本発明はLCD基板以外の基板例えば半導体ウェ
ハ,フォトマスク用のマスクレチクル基板等の処理装置
においても適用できる。
【0072】
【発明の効果】本発明によれば,基板に均一な膜厚の塗
布膜を形成できるので,歩留まりが向上される。また,
塗布液等の消費量を低減できるので,コストが低減され
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態にかかる塗布現像処理装置の構成の
概略を示す平面図である。
【図2】レジスト塗布ユニットに構成の概略を示す側面
図である。
【図3】図2のレジスト塗布ユニットの斜視図である。
【図4】レジスト液供給ノズルの構成を示す縦断面の説
明図である。
【図5】ノズルボックスを下方から見た場合のノズルボ
ックスの各ノズルの構成を示す説明図である。
【図6】減圧乾燥ユニットの構成を示す縦断面の説明図
である。
【図7】ノズルボックスが移動しながらレジスト液と溶
剤蒸気を基板に供給している状態を示す説明図である。
【図8】溶剤ミスト供給ノズルと排気口を設けた場合の
ノズルボックスの側面図である。
【図9】図8のノズルボックスを下方から見た場合ノズ
ルボックスの構成の説明図である。
【図10】ノズルボックスが移動しながらレジスト液と
溶剤ミストを基板に供給している状態を示す説明図であ
る。
【図11】溶剤蒸気供給ノズルと溶剤ミスト供給ノズル
を併用した場合のノズルボックスの側面図である。
【図12】基板の外方に排気口を設けた場合のレジスト
塗布ユニットの斜視図である。
【符号の説明】
1 塗布現像処理装置 30 レジスト塗布ユニット 31 減圧乾燥ユニット 70 載置台 72,73 ガイドレール 74 ノズルガイドレール 75 レール駆動部 76 ノズルボックス 77 ノズル駆動部 80 レジスト液供給ノズル 81 溶剤蒸気供給ノズル D 減圧室 G 基板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 元田 公男 東京都港区赤坂五丁目3番6号 TBS放 送センター 東京エレクトロン株式会社内 Fターム(参考) 2H025 AB14 AB16 AB17 EA04 4F041 AA05 AB01 BA10 BA13 BA23 CA16 CA23 4F042 AA06 AB00 BA08 BA25 CB03 CB07 DD32 DD38 DE09 DF01 DF26 ED05 5F046 JA02 JA03 JA27

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板を処理する処理装置であって,基板
    を保持する基板保持部と,前記基板保持部に保持された
    基板に対向して配置され,基板に塗布液を供給するイン
    クジェット方式の塗布液供給ノズルと,当該塗布液供給
    ノズルを前記基板保持部に対して直交する2方向に相対
    移動させて基板表面に塗布液を塗布して塗布膜を形成す
    る駆動機構と,を備えたことを特徴とする,処理装置。
  2. 【請求項2】 前記駆動機構は,前記塗布液を吐出して
    いる状態の前記塗布液供給ノズルを,前記基板保持部に
    対して前記2方向の一の方向に相対的に往復移動させ,
    さらに,前記駆動機構は,前記塗布液供給ノズルが前記
    基板の端部上に達する度に,当該塗布液供給ノズルを前
    記基板保持部に対して前記2方向の他の方向に相対移動
    させることを特徴とする,請求項1に記載の処理装置。
  3. 【請求項3】 基板に塗布液が供給される前に,基板に
    塗布液の溶剤蒸気を供給する溶剤蒸気供給ノズルを備え
    たことを特徴とする,請求項1又は2のいずれかに記載
    の処理装置。
  4. 【請求項4】 基板を処理する処理装置であって,基板
    を保持する基板保持部と,前記基板保持部に保持された
    基板に対向して配置され,前記基板保持部に対して相対
    的に移動して,基板表面に塗布膜を形成するために基板
    に塗布液を供給する塗布液供給ノズルと,基板に塗布液
    が供給される前に,当該基板に塗布液の溶剤蒸気を供給
    するインクジェット方式の溶剤蒸気供給ノズルと,を備
    えたことを特徴とする,処理装置。
  5. 【請求項5】 前記溶剤蒸気供給ノズルは,前記塗布液
    供給ノズルと同じノズル保持部に保持されており,前記
    溶剤蒸気供給ノズルは,前記塗布液供給ノズルが塗布液
    を供給する時の前記塗布液供給ノズルの前記基板保持部
    に対する移動方向側に配置されていることを特徴とす
    る,請求項3又は4のいずれかに記載の処理装置。
  6. 【請求項6】 前記塗布液が供給された基板に塗布液の
    溶剤ミストを供給する溶剤ミスト供給ノズルを備えたこ
    とを特徴とする,請求項1,2,3,4又は5のいずれ
    かに記載の処理装置。
  7. 【請求項7】 基板を処理する処理装置であって,基板
    を保持する基板保持部と,前記基板保持部に保持された
    基板に対向して配置され,前記基板保持部に対して相対
    的に移動して,基板表面に塗布膜を形成するために基板
    に塗布液を供給する塗布液供給ノズルと,前記基板保持
    部に対して相対的に移動して,前記塗布液が供給された
    基板に前記塗布液の溶剤ミストを供給するインクジェッ
    ト方式の溶剤ミスト供給ノズルと,を備えたことを特徴
    とする,処理装置。
  8. 【請求項8】 前記溶剤ミスト供給ノズルから吐出され
    た溶剤ミストを排気する排気部を備えたことを特徴とす
    る,請求項7に記載の処理装置。
  9. 【請求項9】 前記排気部は,前記溶剤ミスト供給ノズ
    ルを保持するノズル保持部に設けられており,前記排気
    部は,前記溶剤ミスト供給ノズルが溶剤ミストを供給す
    る時の前記溶剤ミスト供給ノズルの前記基板保持部に対
    する移動方向の逆側に配置されていることを特徴とす
    る,請求項8に記載の処理装置。
  10. 【請求項10】 前記排気部は,前記基板保持部に保持
    された基板の外方に配置されていることを特徴とする,
    請求項8に記載の処理装置。
  11. 【請求項11】 基板に前記塗布液が供給される前に,
    基板に塗布液の溶剤蒸気を供給する溶剤蒸気供給ノズル
    を備えたことを特徴とする,請求項7,8,9又は10
    のいずれかに記載の処理装置。
  12. 【請求項12】 前記溶剤蒸気供給ノズルは,前記塗布
    液供給ノズルと同じノズル保持部に保持されており,前
    記溶剤蒸気供給ノズルは,前記塗布液供給ノズルが塗布
    液を供給する時の前記塗布液供給ノズルの前記基板保持
    部に対する移動方向側に配置されていることを特徴とす
    る,請求項11に記載の処理装置。
  13. 【請求項13】 前記溶剤ミスト供給ノズルは,前記塗
    布液供給ノズルと同じノズル保持部に保持されており,
    前記溶剤ミスト供給ノズルは,前記塗布液供給ノズルが
    塗布液を供給する時の前記塗布液供給ノズルの前記基板
    保持部に対する移動方向の逆側に配置されていることを
    特徴とする,請求項6,7,8,9,10,11又は1
    2のいずれかに記載の処理装置。
  14. 【請求項14】 前記塗布液供給ノズルは,インクジェ
    ット方式のノズルであることを特徴とする,請求項4,
    5,6,7,8,9,10,11,12又は13のいず
    れかに記載の処理装置。
  15. 【請求項15】 前記塗布液が塗布された基板を収容
    し,閉鎖可能な処理室と,前記処理室を減圧して基板を
    減圧乾燥するための減圧機構と,を備えたことを特徴と
    する,請求項1,2,3,4,5,6,7,8,9,1
    0,11,12,13又は14のいずれかに記載の処理
    装置。
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