JP2002353091A - 基板の塗布装置 - Google Patents

基板の塗布装置

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 回転された基板に塗布液を塗布する際に,基
板の外縁部においても所望の塗布膜が形成されるように
する。 【解決手段】 吐出ノズル66は,ウェハWの半径より
やや長い細長形状であり,アームによってウェハWの半
径上に移動できる。吐出ノズル66がウェハWの半径上
に移動した際に,吐出ノズル66のウェハWの中心付近
に対向する位置にレジスト液吐出口82を設け,ウェハ
Wの外縁部に対向する位置にレジスト液の溶剤ミストを
含むミスト含有ガスを吐出するミスト含有ガス吐出口8
5を設ける。回転されたウェハWの中心にレジスト液吐
出口82からレジスト液を吐出し,ウェハWの外縁部に
ミスト含有ガスを供給すると,ウェハWの中心から外縁
部に拡散されたレジスト液に対して溶剤ミストが補充さ
れ,レジスト液がウェハWの外縁部まで好適に拡散され
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は,基板の塗布装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】例えば半導体デバイスの製造プロセスに
おけるフォトリソグラフィー工程では,ウェハ表面にレ
ジスト液を塗布し,レジスト膜を形成するレジスト塗布
処理,ウェハにパターンを露光する露光処理,露光後の
ウェハに対して現像を行う現像処理等が順次行われ,ウ
ェハに所定の回路パターンを形成する。
【0003】上述したレジスト塗布処理は,通常レジス
ト塗布装置によって行われる。このレジスト塗布装置
は,ウェハを水平に吸着保持し,回転させるスピンチャ
ックと,ウェハの中心上方まで移動し,ウェハにレジス
ト液を吐出する吐出ノズルとを有している。そして,レ
ジスト塗布処理の際には,吐出ノズルから回転されたウ
ェハの中心にレジスト液が吐出され,当該レジスト液が
遠心力によって拡散されて,ウェハ表面にレジスト膜が
形成される。ところで,レジスト液が拡散されるために
は,レジスト液の粘性が低い必要があり,そのためにレ
ジスト液内には,予め所定量の溶剤が含まれている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら,上述の
ようにウェハを回転させながらレジスト液を拡散させる
と,ウェハの外縁部に行くにつれて周速度が増すため,
レジスト液がウェハの外縁部に到達する前に,レジスト
液内の溶剤が揮発してしまい,レジスト液が好適に拡散
されない場合がある。また,拡散されたとしてもウェハ
中心部と外縁部との膜厚が相異し,ウェハ上に不均一な
レジスト膜が形成される恐れがある。このように不均一
なレジスト膜が形成されると,半導体デバイスとして使
用可能な部分が減少し,歩留まりが低下する。特に,近
年レジスト膜の薄膜化,レジスト液の省量化が望まれて
おり,ウェハ上に供給されるレジスト液の液量を減少さ
せる傾向にあるので,ウェハに供給されたレジスト液の
粘性を維持し,適切な膜を形成することは極めて重要で
ある。
【0005】本発明は,かかる点に鑑みてなされたもの
であり,ウェハ等の基板の外縁部においても所望のレジ
スト膜等の塗布膜を形成する基板の塗布装置を提供する
ことをその目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明によれ
ば,基板に塗布液を塗布する塗布装置であって,下方の
基板に塗布液を吐出する塗布液吐出部材を有し,前記塗
布液吐出部材の下面は,少なくとも基板の半径よりも長
い細幅形状を有し,前記塗布液吐出部材が基板の直径上
に位置した際に,前記塗布液吐出部材における前記基板
の中心に対向する位置には,前記塗布液を吐出する塗布
液吐出口が設けられ,前記基板の外縁部に対向する位置
には,前記塗布液の溶剤ミストを吐出する溶剤ミスト吐
出口が設けられていることを特徴とする基板の塗布装置
が提供される。
【0007】このように,塗布装置が,基板の半径より
も長い細幅形状の塗布液吐出部材を有し,当該塗布液吐
出部材における前記基板の中心に対向する位置に,塗布
液吐出口を設け,基板の外縁部に対向する位置に,溶剤
ミスト吐出口を設けることによって,例えば基板の中心
に塗布された塗布液を遠心力で拡散させる際に,基板の
外縁部に溶剤ミストを供給し,塗布液の粘性を低く維持
することができる。それ故,塗布液が基板の外縁部まで
スムーズに拡散され,基板面内において均一な塗布膜が
形成される。また,ミスト状の溶剤を供給するので,蒸
気を供給する場合に比べて,より短時間により多くの溶
剤を基板に供給することができる。
【0008】前記塗布液吐出部材は,前記塗布液吐出口
に連通し,かつ所定の圧力で当該塗布液吐出部材内に供
給された塗布液を吐出前に一旦貯留する貯留部と,当該
貯留部の下方に位置する吐出圧調節室とを有し,前記塗
布液吐出口は,前記吐出圧調節室内に開口し,前記吐出
圧調節室の底面には,前記塗布液吐出口に対向する位置
にスリットが設けられ,さらに,前記吐出圧調節室内の
圧力が,圧力調節装置によって調節可能であってもよ
い。
【0009】このように,前記貯留部の下方に,塗布液
吐出口が開口した前記吐出圧調節室を設け,さらに当該
吐出圧調節室の圧力が圧力調節装置によって調節できる
ようにすることによって,前記吐出圧調節室内の圧力を
変動させ,前記塗布液吐出口から吐出される塗布液の吐
出圧を調節することができる。すなわち,所定の圧力で
塗布液吐出部材の貯留部内に供給された塗布液は,当該
所定の圧力から吐出圧調節室内の圧力を引いた圧力で塗
布液吐出口から吐出され,当該吐出圧調節室の圧力を調
節することによって,塗布液の吐出圧を調節することが
できる。このように吐出圧が調節されると,基板に供給
される供給量も調節できる。したがって,塗布液吐出口
からの吐出量を処理される基板に見合った量に調節する
ことができ,余分な吐出が抑制されるので,塗布液の省
量化が図られる。また,吐出圧調節室にスリットを設け
るので,塗布液吐出口から吐出された塗布液は,当該ス
リットを通過して基板上に塗布される。
【0010】前記塗布液吐出部材は,前記塗布液吐出口
に連通し,かつ所定の圧力で当該塗布液吐出部材内に供
給された塗布液を吐出前に一旦貯留する貯留部と,当該
貯留部の下方に位置する吐出圧調節室と,前記塗布液吐
出部材内に供給される前記溶剤ミストを含む気体が通過
し前記溶剤ミスト吐出口に連通する気体供給経路と,を
有し,前記塗布液吐出口は,前記吐出圧調節室内に開口
し,前記気体供給経路は,前記吐出圧調節室に連通さ
れ,前記吐出圧調節室の底面には,前記塗布液吐出口に
対向する位置にスリットが設けられ,さらに,前記気体
供給経路内に供給される前記気体の圧力が,圧力調節装
置によって調整可能であってもよい。
【0011】このように,前記塗布液吐出部材内に,前
記吐出圧調節室と,前記溶剤ミストを含む気体が通過す
る前記気体供給経路とを設け,当該気体供給経路と前記
吐出圧調節室とを連通させることによって,当該気体供
給経路内に供給される前記気体の圧力と吐出圧調節室内
の圧力とを等しくすることができる。そして,前記気体
の圧力を,圧力調節装置によって調節できるようにする
ことによって,結果的に吐出圧調節室の圧力を調節する
ことが可能となる。一方,塗布液吐出口は,吐出圧調節
室に開口しているため,塗布液の吐出圧は,吐出圧調節
室の圧力に依存している。それ故,圧力調節装置によっ
て,吐出圧調節室内の圧力,引いては塗布液の吐出圧を
調節することができ,これによって塗布液の吐出量を調
節することができる。したがって,塗布液吐出口からの
吐出量を必要最小限の適正な量に調節することができ,
塗布液の省量化が図られる。また,吐出圧調節室の圧力
を前記溶剤ミストを含む気体の圧力調節装置で調節でき
るので,吐出圧調節室の圧力を調節するための圧力調節
装置を別途設ける必要がなく,装置が簡略化が図られ
る。
【0012】前記溶剤ミスト吐出口は,前記スリットで
あってもよい。このように,前記スリットが前記溶剤ミ
スト吐出口の機能をも果たすことによって,別途溶剤ミ
スト吐出口を設ける必要がない。前記塗布液吐出部材に
前記塗布液吐出口が複数設けられていてもよい。このよ
うに基板に対向する位置に塗布液吐出口を複数設けるこ
とによって,基板中心の周辺にも塗布液が供給され,塗
布液の基板全面への塗布が促進される。
【0013】前記塗布液吐出部材が前記基板の直径とほ
ぼ同じ長さを有しており,前記溶剤ミスト吐出口が前記
塗布液吐出部材の両端部に設けられていてもよい。この
ように,塗布液吐出部材を基板の直径の長さに形成し,
前記溶剤ミスト吐出口を前記塗布液吐出部材の両端部に
設けることによって,二箇所から基板の外縁部に溶剤ミ
ストを供給することができる。それ故,基板外縁部への
溶剤ミストの供給がより確実に,かつ多量に行えるた
め,基板の中心に塗布された塗布液がより滑らかに拡散
され,基板上に均一な塗布膜が形成される。
【0014】
【発明の実施の形態】以下,本発明の好ましい実施の形
態について説明する。図1は,本実施の形態にかかる基
板の塗布装置が搭載された塗布現像処理システム1の構
成の概略を示す平面図であり,図2は,塗布現像処理シ
ステム1の正面図であり,図3は,塗布現像処理システ
ム1の背面図である。
【0015】塗布現像処理システム1は,図1に示すよ
うに,例えば25枚のウェハWをカセット単位で外部か
ら塗布現像処理システム1に対して搬入出したり,カセ
ットCに対してウェハWを搬入出したりするカセットス
テーション2と,塗布現像処理工程の中で枚葉式に所定
の処理を施す各種処理装置を多段配置してなる処理ステ
ーション3と,この処理ステーション3に隣接して設け
られている図示しない露光装置との間でウェハWの受け
渡しをするインターフェイス部4とを一体に接続した構
成を有している。
【0016】カセットステーション2では,載置部とな
るカセット載置台5上の所定の位置に,複数のカセット
CをR方向(図1中の上下方向)に一列に載置自在とな
っている。そして,このカセット配列方向(R方向)と
カセットCに収容されたウェハWのウェハ配列方向(Z
方向;鉛直方向)に対して移送可能なウェハ搬送体7が
搬送路8に沿って移動自在に設けられており,各カセッ
トCに対して選択的にアクセスできるようになってい
る。
【0017】ウェハ搬送体7は,ウェハWの位置合わせ
を行うアライメント機能を備えている。このウェハ搬送
体7は後述するように処理ステーション3側の第3の処
理装置群G3に属するエクステンション装置32に対し
てもアクセスできるように構成されている。
【0018】処理ステーション3では,その中心部に主
搬送装置13が設けられており,この主搬送装置13の
周辺には各種処理装置が多段に配置されて処理装置群を
構成している。該塗布現像処理システム1においては,
4つの処理装置群G1,G2,G3,G4が配置されており,第
1及び第2の処理装置群G1,G2は塗布現像処理システム
1の正面側に配置され,第3の処理装置群G3は,カセッ
トステーション2に隣接して配置され,第4の処理装置
群G4は,インターフェイス部4に隣接して配置されてい
る。さらにオプションとして破線で示した第5の処理装
置群G5を背面側に別途配置可能となっている。前記主搬
送装置13は,これらの処理装置群G1,G2,G3,G4,G5
に配置されている後述する各種処理装置に対して,ウェ
ハWを搬入出可能である。なお,処理装置群の数や配置
は,ウェハWに施される処理の種類によって異なり,処
理装置群の数は,1つ以上であれば任意に選択してもよ
い。
【0019】第1の処理装置群G1では,例えば図2に示
すように,本実施の形態にかかる基板の塗布装置として
のレジスト塗布装置17と,露光後にウェハWを現像処
理する現像処理装置18とが下から順に2段に配置され
ている。処理装置群G2の場合も同様に,レジスト塗布装
置19と,現像処理装置20とが下から順に2段に積み
重ねられている。
【0020】第3の処理装置群G3では,例えば図3に示
すように,ウェハWを冷却処理するクーリング装置3
0,レジスト液とウェハWとの定着性を高めるためのア
ドヒージョン装置31,ウェハWの受け渡しを行うため
のエクステンション装置32,レジスト液中の溶剤を蒸
発させるためのプリベーキング装置33,34及び現像
処理後の加熱処理を行うポストベーキング装置35が下
から順に例えば6段に重ねられている。
【0021】第4の処理装置群G4では,例えばクーリン
グ装置40,載置したウェハWを自然冷却させるエクス
テンション・クーリング装置41,エクステンション装
置42,クーリング装置43,露光後の加熱処理を行う
ポストエクスポージャーベーキング装置44,45,現
像処理後の加熱処理を行うポストベーキング装置46が
下から順に例えば7段に積み重ねられている。
【0022】インターフェイス部4の中央部には,図1
に示すように例えばウェハ搬送体50が設けられてい
る。このウェハ搬送体50はR方向(図1中の上下方
向),Z方向(垂直方向)の移動とθ方向(Z軸を中心
とする回転方向)の回転が自在にできるように構成され
ており,第4の処理装置群G4に属するエクステンション
・クーリング装置41,エクステンション装置42,周
辺露光装置51及び図示しない露光装置に対してアクセ
スして,各々に対してウェハWを搬送できるように構成
されている。
【0023】次に,上述したレジスト塗布装置17の構
成について説明する。図4は,レジスト塗布装置17の
構成の概略を示す縦断面の説明図であり,図5は,レジ
スト塗布装置の構成の概略を示す横断面の説明図であ
る。
【0024】レジスト塗布装置17は,図4に示すよう
にケーシング17aを有し,当該ケーシング17a内に
ウェハWの保持手段であるスピンチャック60を有す
る。スピンチャック60は,上面に水平面を有し,当該
上面には,例えばウェハWを吸着するための図示しない
吸引口が設けられている。したがって,スピンチャック
60は,ウェハWを水平に吸着保持することができる。
スピンチャック60の下方には,当該スピンチャック6
0を回転させるための,例えばモータ等を備えた駆動部
61が設けられている。駆動部61は,制御装置62に
よって制御されており,スピンチャック60を所定の回
転速度で回転させることができる。
【0025】スピンチャック60の外方には,ウェハW
から飛散したレジスト液等を受け止め,回収するカップ
63が設けられている。カップ63は,上面が開口した
略円筒形状を有し,スピンチャック60上のウェハWの
外方と下方とを囲むように形成されている。カップ63
の下面には,回収したレジスト液等を排液する排液管6
4とカップ63内の雰囲気を排気する排気管65とが設
けられている。
【0026】レジスト液を吐出する塗布液吐出部材とし
ての吐出ノズル66は,例えば図5に示すようにアーム
67に支持されている。ケーシング17a内には,X方
向(図5の上下方向)に伸びるレール68が設けられて
おり,アーム67は,当該レール68上を移動できるよ
うになっている。アーム67には,例えばモータ等を備
えた駆動部69が設けられており,レール68上を任意
に移動することができる。カップ63のX方向負方向側
(図5の下方側)の外方には,吐出ノズル66の待機位
置Tがあり,当該待機位置Tには,例えば吐出ノズル6
6を洗浄する図示しない洗浄槽が設けられている。吐出
ノズル66は,アーム67によって待機位置Tとカップ
63内のウェハW上との間を往復移動することができ
る。アーム67の駆動部69には,アーム67を昇降さ
せる機能が備えられており,必要に応じてアーム67を
昇降させ,吐出ノズル66とウェハWとの距離を調節す
ることができる。
【0027】吐出ノズル66は,図4,図5に示すよう
にウェハWの半径よりやや長い細長形状を有している。
吐出ノズル66は,当該吐出ノズル66がX方向に平行
に移動しウェハWの直径上に移動した際に,平面から見
て吐出ノズル66の一端がウェハWの端部付近に位置
し,吐出ノズル66の他端部がウェハWの中心部付近に
位置するようにアーム67に支持されている。図6に示
すように吐出ノズル66のY方向正方向側の上部には,
塗布液としてのレジスト液を供給するための供給管70
が接続されており,吐出ノズル66のY方向負方向側の
上部には,レジスト液の溶剤ミストを含む気体としての
ミスト含有ガスを供給するためのガス供給管71が接続
されている。
【0028】供給管70は,図4に示すようにレジスト
液の供給源であるレジストタンク72に接続されてい
る。供給管70には,例えばレジストタンク72内のレ
ジスト液を設定圧力で圧送するポンプ73が設けられて
いる。ポンプ73と吐出ノズル66の間の供給管70に
は,開閉弁74が設けられており,レジスト液の吐出ノ
ズル66への供給を開始したり,当該供給を停止させた
りすることができる。したがって,レジストタンク72
内のレジスト液は,ポンプ73によって一定の設定圧力
で供給管70内を圧送されており,開閉弁74の開閉に
よって吐出ノズル66内に供給される。
【0029】ガス供給管71は,前記ミスト含有ガスを
生成し,ミスト含有ガスの供給源となるガス生成タンク
75に接続されている。ガス生成タンク75には,例え
ばレジスト液の溶剤ミストを噴霧する噴霧器76が設け
られ,ガス生成タンク75内に窒素ガス等のキャリアガ
スを供給する配管77が,ガス生成タンク75に接続さ
れている。ガス生成タンク75内に配管77からキャリ
アガスを供給し,当該噴霧器76から溶剤ミストを噴霧
することによって,ガス生成タンク75内にミスト含有
ガスが生成される。
【0030】ガス供給管71には,例えばガス生成タン
ク75内のミスト含有ガスを吐出ノズル66に所定の圧
力で圧送するファン78が設けられている。ファン78
は,電力によって稼動し,ファン78には,電源79と
当該電源79を操作できる制御部80とが設けられてい
る。制御部80は,ガス供給管71内を流れるミスト含
有ガスの圧力を設定することができ,制御部80は,当
該ミスト含有ガスの圧力が設定圧力になるように電源7
9の電圧をコントロールし,ファン78の回転速度を調
節することができる。したがって,吐出ノズル66内に
供給されるミスト含有ガスの圧力は,制御部80によっ
て制御される。なお,本実施の形態に関しては,ファン
78,電源79及び制御部80が,吐出ノズル66内に
供給されるミスト含有ガスの圧力を調節する圧力調節装
置としての役割を果たす。また,ミスト含有ガスの圧力
を調節する他の手段として,溶剤を入れたタンク内の底
部からキャリアガスを噴出させるバブリングをさせても
よく,ガス供給管71の途中に開閉バルブを設けて,当
該圧力を調節してもよい。
【0031】吐出ノズル66の内部には,図7に示すよ
うにY方向正方向側に供給管70からのレジスト液を一
旦貯留する貯留部81が設けられている。貯留部81
は,吐出ノズル66内の上部に位置し,所定容量を有す
る空間を形成している。貯留部81の下面には,複数の
塗布液吐出口としてのレジスト液吐出口82がY方向に
並べられて設けられている。レジスト液吐出口82は,
吐出ノズル66がウェハWの半径上に移動した際にウェ
ハWの中心上方に位置するように設けられている。レジ
スト液吐出口82は,貯留部81に連通しており,貯留
部81内に供給されたレジスト液は,各レジスト液吐出
口82から吐出される。
【0032】吐出ノズル66内の下部であって,貯留部
81の下方には,吐出ノズル66の長手方向に長い空間
を形成し,所定の圧力に維持できる吐出圧調節室Sが設
けられいる。吐出圧調節室Sには,レジスト液吐出口8
2が開口している。したがって,貯留部81内のレジス
ト液は,貯留部81と吐出圧調節室Sとの圧力差でレジ
スト液吐出口82から吐出される。すなわち,貯留部8
1内に圧力を一定に維持した場合,レジスト液の吐出圧
は,吐出圧調節室Sの圧力によって決定できる。
【0033】吐出ノズル66の下面であって,吐出圧調
節室Sのレジスト液吐出口82に対向する位置には,図
8に示すようにウェハW側に開口するスリット83が設
けられている。レジスト液吐出口82から吐出されたレ
ジスト液は,スリット83内を通過し,ウェハWに供給
される。スリット83は,Y方向に長い細長形状に形成
されており,スリット83の横幅は,吐出圧調節室S内
の圧力を維持し,安定させるため,例えば0.5〜1.
0mmの範囲の狭小に形成されている。以上で記載した
構成によって,ポンプ73によって吐出ノズル66内に
供給されたレジスト液は,貯留部81に一旦貯留され,
吐出圧調節室S内の圧力によって決定される吐出圧で,
レジスト液吐出口82から吐出され,吐出圧調節室S及
びスリット83を通過してウェハWの中心付近に吐出さ
れる。
【0034】吐出ノズル66のY方向負方向側の内部に
は,図7に示すようにガス供給管71からのミスト含有
ガスが通過するガス供給経路84が設けられている。ガ
ス供給経路84は,吐出ノズル66内を鉛直方向に形成
され,吐出ノズル66の下面に設けられた溶剤ミスト吐
出口としてのミスト含有ガス吐出口85は,ガス供給経
路84の下方に位置している。
【0035】ガス供給経路84は,吐出圧調節室Sと連
通しており,吐出圧調節室S内の圧力は,ガス供給経路
84内の圧力に等しくなる。ガス供給経路84の圧力
は,ミスト含有ガスの供給圧力に等しく,ミスト含有ガ
スの供給圧力は,ファン78を制御する制御部80の設
定圧力に等しいので,ミスト含有ガスが供給されると,
吐出圧調節室Sの圧力は,制御部80の設定圧力に維持
される。したがって,レジスト液は,吐出圧調節室S内
の圧力から貯留部81内の圧力を引いた圧力と等しいポ
ンプ73の一定の設定圧力から,制御部80の設定圧力
を引いた圧力でレジスト液吐出口82から吐出される。
【0036】ミスト含有ガス吐出口85は,図7,図8
に示すように吐出ノズル66のY方向負方向側の下面で
あって,スリット83の延長上に複数設けられており,
例えば円形状を有している。ミスト含有ガス吐出口85
は,吐出ノズル66がウェハWの半径上に移動した際
に,ウェハWの外縁部に対応する位置に設けられてい
る。したがって,ミスト含有ガスは,ガス供給管71か
ら吐出ノズル66内に供給されると,ガス供給経路84
を通って,各ミスト含有ガス吐出口85からウェハWの
外縁部に吐出される。
【0037】ケーシング17aの上面には,温度及び湿
度が調節され,清浄化された気体,例えばエアを供給す
るエア供給管86が設けられており,ウェハWの処理時
に当該気体を供給し,カップ63内を所定の雰囲気に維
持すると同時に,カップ63内をパージすることができ
る。
【0038】次に,以上のように構成されているレジス
ト塗布装置17の作用について,塗布現像処理システム
1で行われるフォトリソグラフィー工程のプロセスと共
に説明する。
【0039】先ず,ウェハ搬送体7がカセットCから未
処理のウェハWを1枚取りだし,第3の処理装置群G3に
属するエクステンション装置32に搬送する。次いでウ
ェハWは,主搬送装置13によってアドヒージョン装置
31に搬入され,ウェハW上にレジスト液の密着性を向
上させる,例えばHMDSが塗布される。次にウェハWは,
クーリング装置30に搬送され,所定の温度に冷却され
る。そして,所定温度に冷却されたウェハWは,主搬送
装置13によって,例えばレジスト塗布装置17に搬送
される。
【0040】レジスト塗布装置17においてレジスト液
が塗布されたウェハWは,主搬送装置13によってプリ
ベーキング装置33,エクステンション・クーリング装
置41に順次搬送され,さらにウェハ搬送体50によっ
て周辺露光装置51,露光装置(図示せず)に順次搬送
され,各装置で所定の処理が施される。そして露光処理
の終了したウェハWは,ウェハ搬送体50によりエクス
テンション装置42に搬送され,その後,主搬送装置1
3によってポストエクスポージャーベーキング装置4
4,クーリング装置43,現像処理装置18,ポストベ
ーキング装置46及びクーリング装置30に順次搬送さ
れ,各装置において所定の処理が施される。その後,ウ
ェハWは,エクステンション装置32を介してカセット
Cに戻され,一連の塗布現像処理が終了する。
【0041】次に,上述したレジスト塗布装置17の作
用について詳しく説明する。供給管70のポンプ73の
設定圧力を圧力P1に設定し,ファン78の制御部80
の設定圧力を圧力P2に設定する。圧力P2は,例えば
圧力P1>圧力P2の条件を満たす。一定時間のレジス
ト液の吐出によってウェハW上に所定の膜厚のレジスト
膜が形成される最小限の吐出量となるようにP2を定め
るのが好ましい。レジスト塗布処理が開始される前に,
ケーシング17aのエア供給管86から,例えば23℃
に調節された清浄なエアが供給され始め,その一方でカ
ップ63の排気管65から排気が開始される。これによ
って,カップ63内が所定温度の清浄な雰囲気に維持さ
れると共に,塗布処理中発生するパーティクルがパージ
される。
【0042】レジスト塗布処理が開始されると,例えば
クーリング装置30において前工程である冷却処理が終
了したウェハWが,主搬送装置13によってケーシング
17a内に搬入される。搬入されたウェハWは,スピン
チャック60に受け渡されて,スピンチャック60上に
吸着保持される。次に,待機位置Tで待機していた吐出
ノズル66が,図5に示すようにアーム67によってウ
ェハWの半径上方まで移動される。このとき,図7に示
すようにレジスト液吐出口82は,ウェハWの中心上方
に位置し,ミスト含有ガス吐出口85は,ウェハWの外
縁部上方に位置する。このとき,駆動部61によってス
ピンチャック60が所定の回転速度で回転され始め,こ
れに伴ってウェハWも回転される。
【0043】続いて,例えばガス供給管71のファン7
8が稼動され,制御部80によって圧力P2に制御され
たミスト含有ガスが,ガス生成タンク75からガス供給
管71を通じてガス供給経路84内に供給される。当該
ミスト含有ガスは,ガス供給経路84を通過し,ミスト
含有ガス吐出口85からウェハW上に吐出される。当該
吐出されたミスト含有ガスは,図9に示すように回転さ
れたウェハWの外縁部に吐出され,ウェハWの外縁部に
溶剤ミストが供給される。このとき,ガス供給経路84
と連通した吐出圧調節室Sの圧力は,圧力P2に維持さ
れる。
【0044】ミスト含有ガスが吐出されて間もなく開閉
弁74が開放され,図7に示すようにポンプ73によっ
てレジストタンク72内のレジスト液が圧力P1で貯留
部81内に供給される。そして,貯留部81内に供給さ
れたレジスト液は,吐出圧調節室Sの圧力から貯留部8
1の圧力を引いた圧力,すなわちP1−P2の圧力で各
レジスト液吐出口82から吐出される。各レジスト液吐
出口82から吐出されたレジスト液は,スリット83を
通過し,図10に示すようにウェハWの中心部に供給さ
れる。
【0045】ウェハWの中心部に供給されたレジスト液
は,遠心力によってウェハWの外縁部に広げられる。当
該レジスト液はウェハWの外縁部に行くにつれ,レジス
ト液に元々含まれていた溶剤が揮発するが,ウェハWの
外縁部に供給されている溶剤ミストによって,揮発した
分の溶剤が補充され,レジスト液の粘性は維持される。
したがって,レジスト液は,ウェハWの外縁部までスム
ーズに広げられる。所定時間の吐出でウェハW上に所定
量のレジスト液が供給され,ウェハW上にレジスト液の
液膜が形成される。こうしてウェハW上に液膜が形成さ
れると,開閉弁74が閉鎖され,レジスト液の供給が終
了する。これと同時にファン78も停止され,ミスト含
有ガスの吐出が終了する。その後吐出ノズル66は,再
びアーム67によって待機位置Tに移動される。
【0046】一方,ウェハWはそのまま回転され続け,
ウェハW上の液膜が平坦化されると共に,膜厚が所定の
膜厚に調整される。こうしてウェハW上に所定膜厚のレ
ジスト膜が形成されると,ウェハWの回転が停止され
る。
【0047】その後,ウェハWが主搬送装置13に受け
渡され,ケーシング17a外に搬出されて,一連のレジ
スト塗布処理が終了する。
【0048】ウェハWのロットが変更され場合には,ウ
ェハW上に供給されるレジスト液の供給量をより適正な
量に変更することが好ましい。以下,レジスト液の供給
量を変更する場合について説明する。
【0049】かかる場合,ポンプ73の設定圧力の圧力
P1が維持され,制御部80の設定圧力の圧力P2が変
更される。例えば,レジスト液の供給量を増やす場合に
は,制御部80の設定圧力が圧力P2からより小さい圧
力(P2−α)に変更される。こうすることによって,
処理時の吐出圧調節室S内の圧力が圧力(P2−α)に
なり,貯留部81内の圧力P1との圧力差が大きくなる
ので,レジスト液の吐出圧が上昇する。これによって,
所定の時間内にウェハWに供給されるレジスト液の供給
量を増やすことができる。一方,レジスト液の供給量を
減少させる場合には,制御部80の設定圧力が圧力P2
よりも大きい圧力(P2+α)に変更される。こうする
ことによって,処理時の吐出圧調節室Sの圧力が(P2
−α)になり,レジスト液の吐出圧が下降し,所定時間
内に供給されるレジスト液の供給量が減少される。
【0050】以上の実施の形態によれば,吐出ノズル6
6をウェハWの半径程度の細長形状に形成し,当該吐出
ノズル66がウェハWの半径上に移動した際に,ウェハ
Wの中心に対向する位置にレジスト液吐出口82を設
け,ウェハWの外縁部に対向する位置にミスト含有ガス
吐出口85を設けるようにしたので,レジスト液をウェ
ハWの中心に供給しながら,ウェハWの外縁部に溶剤ミ
ストを供給することができる。このように,ウェハWの
外縁部に溶剤ミストを供給することによって,ウェハW
の中心から外縁部に拡散されるレジスト液の粘性が維持
され,レジスト液がウェハWの外縁部まで好適に広げら
れる。したがって,ウェハW外縁部におけるレジスト膜
がウェハW中心部と等しい膜厚で形成され,ウェハW面
内において均一なレジスト膜が形成される。また,溶剤
のミストを供給するので,比較的多量の溶剤がウェハW
に供給され,レジスト液の粘性を確実に維持することが
できる。
【0051】また,レジスト液吐出口82の開口部に吐
出圧調節室Sを設け,吐出圧調節室Sをガス供給経路8
4に連通するようにしたので,ガス供給経路84内の圧
力を制御する制御部80によって,レジスト液の吐出圧
を任意に変更することができる。したがって,ウェハW
のロットが変更された場合には,制御部80の設定圧力
を変更し,レジスト液の吐出圧を変更して,ウェハWへ
のレジスト液の供給量を変更することができる。また,
レジスト液の吐出圧をミスト含有ガスの供給圧力のみに
よって調節できるので,より細かい微調節が可能とな
り,より厳密にレジスト液の供給量を調節することがで
きる。したがって,レジスト液の供給量を,所望のレジ
スト膜が形成される必要最小限の適正な量に微調節し,
レジスト液の省量化を図ることができる。
【0052】吐出ノズル66のレジスト液吐出口82に
対向する位置に,横幅の狭いスリット83を設けたの
で,吐出圧調節室S内の圧力が安定し,レジスト液の吐
出圧をより容易に制御することができる。
【0053】レジスト液吐出口82を複数設けたので,
ウェハWの中心付近にもレジスト液が吐出され,レジス
ト液の供給とその拡散が促進される。なお,レジスト液
吐出口82の数は,当然に単数であってもよい。また,
ミスト含有ガス吐出口85は,複数設けられていたが単
数でもよい。また,ミスト含有ガス吐出口85の形状
は,円形でなくても四角形等の他の形状でもよい。
【0054】以上の実施の形態では,ミスト含有ガス吐
出口85を別個に設けていたが,スリット83がミスト
含有ガス吐出口の役割を担うようにしてもよい。図11
に示した吐出ノズル90は,その一例を示しており,こ
の吐出ノズル90の下面には,吐出ノズル90のY方向
負方向側まで伸びたスリット91が設けられている。ス
リット91は,レジスト吐出ノズル82に対向する位置
からガス供給経路84に対向する位置まで形成されてお
り,レジスト液とミスト含有ガスは,当該スリット91
からウェハWに供給される。このように,スリット91
をミスト含有ガス吐出口として用いることによって,ミ
スト含有ガス吐出口を別途設ける必要が無く,吐出ノズ
ル90の製造が簡略化される。
【0055】また,以上の実施の形態において,吐出圧
調節室S内又はガス供給経路84内の圧力を測定する圧
力センサを設け,当該圧力センサの測定値に基づいて制
御部80が吐出圧調節室S内の圧力を微調節するように
してもよい。こうすることによって,より正確に吐出圧
調節室S内を設定圧力P2に維持することができるの
で,より厳格にレジスト液の吐出圧を制御することがで
きる。
【0056】以上の実施の形態では,吐出圧調節室Sを
ガス供給経路84に連通し,吐出圧調節室S内の圧力を
ミスト含有ガスの供給圧力によって制御するようにした
が,吐出圧調節室Sをガス供給経路84と連通させず,
吐出圧調節室S内の圧力を別途調節するようにしてよ
い。
【0057】例えば,図12に示すように吐出ノズル1
00における貯留部101の下方に,ガス供給経路10
2と遮断された吐出圧調節室S’が設けられる。吐出圧
調節室S’には,レジスト液吐出口103が開口し,当
該レジスト液吐出口103に対向する位置には,スリッ
ト104が設けられる。吐出圧調節室S’には,吐出圧
調節室S’内に所定の気体,例えば不活性気体,窒素ガ
ス等を供給する気体供給管105が設けられている。
【0058】気体供給管105には,吐出圧調節室S’
内に供給される前記気体の圧力を調節する圧力調節装置
106が設けられている。圧力調節装置106は,例え
ばポンプ107,当該ポンプ107の電源108,当該
電源108を操作する制御部109及び吐出圧調節室
S’内の圧力を検出する圧力センサ110とを有してい
る。圧力センサ110は,吐出圧調節室S’内に設けら
れている。圧力センサ110において検出された検出値
は,制御部109に出力される。制御部109は,当該
検出値に基づいて吐出圧調節室S’内が設定圧力になる
ように,電源108を操作し,ポンプ107の圧力を制
御する。こうすることによって,吐出圧調節室S’が設
定圧力に維持され,前記実施の形態と同様にレジスト液
の吐出圧を維持,調節することができる。
【0059】前記実施の形態で記載した吐出ノズル66
は,ウェハWの直径とほぼ同じ長さの細長形状を有して
いてもよい。図13に示した吐出ノズル120は,その
一例を示しており,吐出ノズル120内の長手方向の中
央部には,レジスト液を一旦貯留する貯留部122が設
けられ,長手方向の両端部付近には,ガス供給管123
からミスト含有ガスが供給されるガス供給経路124,
125がそれぞれ設けられる。各ガス供給経路124,
125は,それぞれミスト含有ガス吐出口126,12
7に連通されている。貯留部122の下部には,貯留部
122と連通するレジスト液吐出口128が設けられ,
さらにその下方には,レジスト液吐出口128が開口す
る吐出圧調節室Sが設けられる。吐出圧調節室Sは,各
ガス供給経路124,125に連通されており,吐出圧
調節室S内の圧力は,ガス供給経路124,125内を
通過するミスト含有ガスの供給圧力に等しくなる。レジ
スト液吐出口128に対向する位置には,スリット12
9が設けられる。なお,他の構成は,上述した吐出ノズ
ル66と同様であり,説明を省略する。
【0060】そして,レジスト塗布処理の際には,吐出
ノズル120がウェハWの直径上に移動され,前記実施
の形態と同様にウェハWが回転され,各ミスト含有ガス
吐出口126,127からウェハWの外縁部に溶剤ミス
トが供給され,レジスト液吐出口128からウェハWの
中心にレジスト液が供給される。遠心力によってレジス
ト液がウェハWの外縁部に広げられると共に,当該ウェ
ハWの外縁部においてレジスト液に溶剤ミストが補充さ
れ,ウェハW上に所定膜厚のレジスト膜が形成される。
このように,吐出ノズル120をウェハWの直径の長さ
に形成し,その両端付近にミスト含有ガス吐出口12
6,127を設けることによって,ウェハW外縁部への
溶剤ミストの供給が2箇所で行われ,溶剤ミスト供給が
より適切かつ確実に行われる。
【0061】以上の実施の形態は,本発明をレジスト液
を塗布するレジスト塗布装置に適用したものであった
が,他の塗布装置,例えば現像液を塗布する現像処理装
置等にも適用できる。また,以上の実施の形態は,半導
体ウェハデバイスの製造プロセスのフォトリソグラフィ
ー工程における塗布装置について適用したものであった
が,本発明は半導体ウェハ以外の基板例えばLCD基板
の塗布装置においても適用できる。
【0062】
【発明の効果】本発明によれば,基板面内に塗布される
塗布液の粘性を低く維持できるので,基板の外縁部にお
いても所定膜厚の塗布膜が形成され,基板面内に均一な
塗布膜が形成されるので,歩留まりの向上が図られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態にかかるレジスト塗布装置を搭載し
た塗布現像処理システムの構成の概略を示す平面図であ
る。
【図2】図1の塗布現像処理システムの正面図である。
【図3】図1の塗布現像処理システムの背面図である。
【図4】レジスト塗布装置の構成の概略を示す縦断面の
説明図である。
【図5】レジスト塗布装置の構成の概略を示す横断面の
説明図である。
【図6】吐出ノズルの概略を示す斜視図である。
【図7】吐出ノズル内の構成を示す縦断面の説明図であ
る。
【図8】吐出ノズルを下方から見た場合の説明図であ
る。
【図9】吐出ノズルからミスト含有ガスを吐出している
状態を示す説明図である。
【図10】ウェハ上にレジスト液が塗布された状態を示
す説明図である。
【図11】吐出ノズルの他の構成例を示す斜視図であ
る。
【図12】吐出ノズルの他の構成例を示す縦断面の説明
図である。
【図13】吐出ノズルをウェハの直径長さに形成した場
合の吐出ノズルの構成例を示す縦断面の説明図である。
【符号の説明】
1 塗布現像処理システム 17 レジスト塗布装置 60 スピンチャック 66 吐出ノズル 78 ファン 80 制御部 81 貯留部 82 レジスト液吐出口 83 スリット 84 ガス供給経路 85 ミスト含有ガス吐出口 S 吐出圧調節室 W ウェハ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2H025 AB16 EA05 4D075 AC64 BB56X CA47 DA06 DB13 DC22 EA07 EA21 EA45 4F042 AA02 AA07 AB00 BA07 BA08 BA25 CA01 CB02 CB03 CB08 CB10 CC10 EB05 EB09 EB13 EB18 EB21 EB24 EB25 EB29 5F046 JA02 JA04

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板に塗布液を塗布する塗布装置であっ
    て,下方の基板に塗布液を吐出する塗布液吐出部材を有
    し,前記塗布液吐出部材の下面は,少なくとも基板の半
    径よりも長い細幅形状を有し,前記塗布液吐出部材が基
    板の直径上に位置した際に,前記塗布液吐出部材におけ
    る前記基板の中心に対向する位置には,前記塗布液を吐
    出する塗布液吐出口が設けられ,前記基板の外縁部に対
    向する位置には,前記塗布液の溶剤ミストを吐出する溶
    剤ミスト吐出口が設けられていることを特徴とする,基
    板の塗布装置。
  2. 【請求項2】 前記塗布液吐出部材は,前記塗布液吐出
    口に連通し,かつ所定の圧力で当該塗布液吐出部材内に
    供給された塗布液を吐出前に一旦貯留する貯留部と,当
    該貯留部の下方に位置する吐出圧調節室とを有し,前記
    塗布液吐出口は,前記吐出圧調節室内に開口し,前記吐
    出圧調節室の底面には,前記塗布液吐出口に対向する位
    置にスリットが設けられ,さらに,前記吐出圧調節室内
    の圧力が,圧力調節装置によって調節可能に構成されて
    いることを特徴とする,請求項1に記載の基板の塗布装
    置。
  3. 【請求項3】 前記塗布液吐出部材は,前記塗布液吐出
    口に連通し,かつ所定の圧力で当該塗布液吐出部材内に
    供給された塗布液を吐出前に一旦貯留する貯留部と,当
    該貯留部の下方に位置する吐出圧調節室と,前記塗布液
    吐出部材内に供給される前記溶剤ミストを含む気体が通
    過し前記溶剤ミスト吐出口に連通する気体供給経路と,
    を有し,前記塗布液吐出口は,前記吐出圧調節室内に開
    口し,前記気体供給経路は,前記吐出圧調節室に連通さ
    れ,前記吐出圧調節室の底面には,前記塗布液吐出口に
    対向する位置にスリットが設けられて,さらに,前記気
    体供給経路内に供給される前記気体の圧力が,圧力調節
    装置によって調整可能に構成されていることを特徴とす
    る,請求項1に記載の基板の塗布装置。
  4. 【請求項4】 前記溶剤ミスト吐出口は,前記スリット
    であることを特徴とする,請求項2又は3のいずれかに
    記載の基板の塗布装置。
  5. 【請求項5】 前記塗布液吐出口が複数設けられている
    ことを特徴とする,請求項1,2,3又は4のいずれか
    に記載の基板の塗布装置。
  6. 【請求項6】 前記塗布液吐出部材が前記基板の直径と
    ほぼ同じ長さを有しており,前記溶剤ミスト吐出口が前
    記塗布液吐出部材の両端部に設けられていることを特徴
    とする,請求項1,2,3,4又は5のいずれかに記載
    の基板の塗布装置。
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