JP2003078944A - 携帯情報端末、及び携帯情報端末制御方法 - Google Patents

携帯情報端末、及び携帯情報端末制御方法

Info

Publication number
JP2003078944A
JP2003078944A JP2001262178A JP2001262178A JP2003078944A JP 2003078944 A JP2003078944 A JP 2003078944A JP 2001262178 A JP2001262178 A JP 2001262178A JP 2001262178 A JP2001262178 A JP 2001262178A JP 2003078944 A JP2003078944 A JP 2003078944A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
position information
schedule
user
information
action
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2001262178A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4657525B2 (ja
Inventor
Masatoshi Tano
真稔 田埜
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kyocera Corp
Original Assignee
Kyocera Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kyocera Corp filed Critical Kyocera Corp
Priority to JP2001262178A priority Critical patent/JP4657525B2/ja
Publication of JP2003078944A publication Critical patent/JP2003078944A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4657525B2 publication Critical patent/JP4657525B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Telephone Function (AREA)
  • Telephonic Communication Services (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ユーザの行動とスケジュールとの間の差異の
発生を通知し、使用される場所の環境に適応した機能を
実行する携帯情報端末を提供する。 【解決手段】 携帯情報端末1に、ユーザの行動予定に
関連づけて、行動を予定している場所の位置情報を記憶
するメモリ部14と、無線通信網の基地局、あるいはG
PS衛星との通信により位置情報を取得する位置情報取
得手段101と、位置情報取得手段101により取得さ
れた位置情報と、メモリ部14に記憶された位置情報と
を比較する位置情報比較手段102と、位置情報比較手
段102において、位置情報取得手段101により取得
された位置情報が、メモリ部14に記憶された位置情報
に一致しない場合、ユーザに対して、該ユーザの実際の
行動と前記行動予定との間に差異が発生していることを
通知するスケジュール情報管理手段103と、実行する
機能を変更する着信通知方法制御手段104を備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、無線通信網に接続
された携帯情報端末に関し、特にその機能を制御する技
術に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、無線通信網に接続された携帯情報
端末の普及に伴い、携帯情報端末の発する電波や着信音
等の周囲への影響を配慮して、これを使用するユーザの
マナーが問われるようになりつつある。そこで、運転中
における通話の規制や、交通機関等の公共の場所での使
用の規制などが問題となり、携帯情報端末には、着信を
音の代わりに振動で通知する「マナーモード」や、運転
中に相手に着信不可メッセージを応答する「ドライブモ
ード」と呼ばれる機能、あるいは相手にメッセージを録
音させる留守番電話機能を備えたものがある。しかし、
このような機能を備えた携帯情報端末であっても、ユー
ザ自身がその時の状況に応じて機能の切り替えを行わな
ければならず、ユーザにとっては、操作の煩わしさや、
切り替え忘れ等の問題が発生する。そこで、ユーザのス
ケジュール情報に従って、アラーム時刻通知や着信通知
等、イベント発生の通知方法を変更するものとして、例
えば特開平11−331369号公報に記載の携帯情報
端末が提案されている。この携帯情報端末は、ユーザが
予めスケジュール情報とスケジュールに関連した通知方
法を登録する。そして、登録されたスケジュール情報の
重要度と各種ユーザに通知するイベントの重要度(例え
ば着信通知の場合は、通話相手の重要度)とを比較し、
その結果からスケジュールに関連づけられた通知方法
か、重要なイベントを通知するための通知方法か、適切
な通知方法を選択して実行する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述の従来の
携帯情報端末は、ユーザのスケジュールに従ってイベン
トの通知方法は変更できるものの、あくまで、携帯情報
端末にユーザ自身が登録した内容に沿ってのみ動作する
だけであり、スケジュールに変更が生じた場合、ユーザ
自身が登録されているスケジュール情報の変更を行う
か、あるいはイベントの通知方法の変更を行わなければ
ならないという問題があった。
【0004】本発明は、上記問題点に鑑みてなされたも
ので、ユーザに対してユーザの行動とスケジュールとの
間の差異の発生を通知するとともに、使用される場所の
環境に適応した機能を実行する携帯情報端末、及び携帯
情報端末制御方法を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
めに、請求項1に記載の発明は、無線通信網に接続され
る携帯情報端末において、ユーザの行動予定に関連づけ
て、行動を予定している場所の位置情報を記憶するスケ
ジュール情報記憶手段(例えば実施の形態のメモリ部1
4)と、前記無線通信網の基地局、あるいはGPS(Gl
obal Positioning System )衛星との通信により位置情
報を取得する位置情報取得手段(例えば実施の形態の位
置情報取得手段101)と、前記位置情報取得手段によ
り取得された位置情報と、前記スケジュール情報記憶手
段に記憶された位置情報とを比較する位置情報比較手段
(例えば実施の形態の位置情報比較手段102)と、前
記位置情報取得手段により取得された位置情報が、前記
スケジュール情報記憶手段に記憶された位置情報に一致
しない場合、前記ユーザに対して、該ユーザの実際の行
動と前記行動予定との間に差異が発生していることを通
知するスケジュール情報管理手段(例えば実施の形態の
スケジュール情報管理手段103)とを備えたことを特
徴とする。以上の構成により、ユーザの行動に変更が発
生した際、携帯情報端末が、ユーザの行動予定とともに
記憶されていた位置情報と、無線通信網の基地局、ある
いはGPS衛星との通信により取得した今現在の位置情
報とを比較する。そして、両者の違いからユーザの行動
に変更が生じたことを発見し、ユーザに対してユーザの
行動と前記行動予定との間に差異が発生していることを
通知するので、ユーザは、ユーザの行動と前記行動予定
との間に差異が発生していることを認識できる。
【0006】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の携帯情報端末において、前記スケジュール情報記憶手
段が、更に前記行動予定に関連づけて、実行する機能の
内容を記憶するとともに、前記スケジュール情報記憶手
段に記憶された機能を、時間の経過に従って実行する実
行機能制御手段(例えば実施の形態の着信通知方法制御
手段104)を備え、前記実行機能制御手段は、前記位
置情報比較手段による位置情報の比較結果に基づいて、
実行する機能を変更することを特徴とする。以上の構成
により、携帯情報端末に、行動予定に関連づけた適切な
機能の内容を記憶し、これに従って携帯情報端末の機能
を実行することで、携帯情報端末が使用される場所の状
況に適応した機能を実行することができるようになる。
更に位置情報比較手段による位置情報の比較の結果、両
者の違いからユーザの行動に変更が生じたことを発見し
た場合、それに伴って変更される使用場所の環境に適応
して実行する機能を変更することができる。
【0007】請求項3に記載の発明は、請求項2に記載
の携帯情報端末において、前記実行機能制御手段は、予
定された行動の開始時刻に前記位置情報取得手段の取得
した位置情報が、前記スケジュール情報記憶手段に記憶
されたその時刻の位置情報に一致しない場合、既に実行
中の機能の実行を維持することを特徴とする。以上の構
成により、予定された行動の開始時刻に、ユーザの行動
予定とともに記憶されていたその時刻の位置情報と、無
線通信網の基地局、あるいはGPS衛星との通信により
取得した位置情報とを比較して、携帯情報端末は実行中
の機能の継続の判断を行い、適切に使用される場所の状
況に適応した機能の制御を行うことができる。
【0008】請求項4に記載の発明は、請求項2、また
は請求項3に記載の携帯情報端末において、前記実行機
能制御手段は、前記無線通信網の基地局間とのハンドオ
ーバ発生時に前記位置情報取得手段の取得した位置情報
が、前記スケジュール情報記憶手段に記憶されたその時
刻の位置情報に一致しない場合、既に実行中の機能の実
行を停止することを特徴とする。以上の構成により、予
定された行動の開始時刻以外に、ユーザの行動予定とと
もに記憶されていたその時刻の位置情報と、無線通信網
の基地局、あるいはGPS衛星との通信により取得した
位置情報とを比較して、携帯情報端末は実行中の機能の
停止の判断を行い、適切に使用される場所の状況に適応
した機能の制御を行うことができる。
【0009】請求項5に記載の発明は、請求項2から請
求項4のいずれかに記載の携帯情報端末において、前記
ユーザの行動予定に関連づけて、前記スケジュール情報
記憶手段に記憶された機能の内容は、前記無線通信網の
基地局からの着信方法、及びユーザに対する通知方法で
あることを特徴とする。これにより、例えば、ユーザが
着信に対して応答できないような状況にいる場合、着信
を留守番電話機能に切り替えたり、周囲へ影響度が大き
い携帯情報端末の発する着信音等、無線通信網からの着
信をユーザに通知する方法を、携帯情報端末の使用され
る場所の環境に適応して制御することができるようにな
る。
【0010】請求項6に記載の発明は、無線通信網に接
続され、ユーザの行動予定に関連づけて、行動を予定し
ている場所の位置情報を記憶するスケジュール情報記憶
手段を備えた携帯情報端末を制御するための携帯情報端
末制御方法であって、前記無線通信網の基地局、あるい
はGPS衛星との通信により位置情報を取得する位置情
報取得処理と、前記位置情報取得処理により取得された
位置情報と、前記ユーザが行動を予定していた場所の位
置情報とを比較する位置情報比較処理と、前記位置情報
取得処理により取得された位置情報が、前記ユーザが行
動を予定していた場所の位置情報に一致しない場合、前
記ユーザに対して、該ユーザの実際の行動と前記行動予
定との間に差異が発生していることを通知するスケジュ
ール情報管理処理とを含むことを特徴とする。
【0011】請求項7に記載の発明は、請求項6に記載
の携帯情報端末制御方法において、時間の経過に従っ
て、前記行動予定に関連づけて記憶された機能の内容を
実行する実行機能制御処理を含み、前記実行機能制御処
理は、前記位置情報比較処理による位置情報の比較結果
に基づいて、実行する機能を変更することを特徴とす
る。
【0012】請求項8に記載の発明は、請求項7に記載
の携帯情報端末制御方法において、前記実行機能制御処
理は、予定された行動の開始時刻に前記位置情報取得処
理の取得した位置情報が、前記スケジュール情報記憶処
理に記憶されたその時刻の位置情報に一致しない場合、
既に実行中の機能の実行を維持することを特徴とする。
【0013】請求項9に記載の発明は、請求項7、また
は請求項8に記載の携帯情報端末制御方法において、前
記実行機能制御処理は、前記無線通信網の基地局間との
ハンドオーバ発生時に前記位置情報取得処理の取得した
位置情報が、前記スケジュール情報記憶処理に記憶され
たその時刻の位置情報に一致しない場合、既に実行中の
機能の実行を停止することを特徴とする。
【0014】請求項10に記載の発明は、請求項7から
請求項9のいずれかに記載の携帯情報端末制御方法にお
いて、前記ユーザの行動予定に関連づけて記憶された機
能の内容は、前記無線通信網の基地局からの着信方法、
及びユーザに対する通知方法であることを特徴とする。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態について説明する。図1は、本発明の実施の形
態による携帯情報端末の構成を示すブロック図である。
図1において、本実施の形態の携帯情報端末1は、通信
プロトコルを含む携帯情報端末制御用のアプリケーショ
ンプログラムを実行することにより、携帯情報端末各部
の動作を制御し、携帯情報端末1が有する携帯電話機能
やユーザのスケジュール管理機能の他、携帯電話機能の
基地局やGPS(Global PositioningSystem )衛星か
ら得られた携帯情報端末1の位置情報をもとに、リアル
タイムで変更されるユーザのスケジュール情報に関連づ
けられた携帯情報端末の機能を制御するCPU(中央演
算装置)を含む制御部11を備えている。また、制御部
11には、携帯情報端末1における時間情報を一括して
管理しているタイマ部12と、携帯電話機として無線通
信網の基地局(図示せず)と通信したり、現在携帯情報
端末1が使用されている位置を取得するために、該基地
局あるいはGPS衛星と通信を行うための通信インタフ
ェース部13とが接続されている。
【0016】更に、制御部11には、上述の携帯情報端
末制御用のアプリケーションプログラムを記憶するRO
M(Read Only Memory)や、システム(プログラム)用
の一時データ記憶やスケジュール情報の一時記憶、更に
GPS位置情報の一時記憶に利用されるRAM(Random
Access Memory)等から構成されるメモリ部14と、携
帯情報端末に無線通信網の基地局からの着信処理が発生
した場合や、携帯情報端末をユーザに操作させる場合
に、文字(テキスト)やキャラクタを表示する表示画
面、及び音声や音楽などの音を発する発音手段、更に振
動によってユーザに情報を通知するバイブレータ等を含
む表示部15と、ユーザが携帯情報端末を操作するため
に用意されたキーパッド、ボタン、ポインティングデバ
イス等を含む入力操作部16とが接続されている。
【0017】なお、メモリ部14に記憶されるスケジュ
ール情報は、ユーザの行動予定とともに、行動を予定し
ている場所の位置情報と、行動予定とその位置情報に基
づいた携帯情報端末1の機能である。ここで、携帯情報
端末1の機能は、例えば通常通り着信するか、または留
守番電話とするか等の無線通信網の基地局からの着信方
法や、通常の着信音で知らせるか、音楽や音声で知らせ
るか、LEDの光や振動で知らせるか等、表示部15に
よるユーザに対する着信通知方法である。
【0018】また、制御部11は、特に、タイマ部12
の出力する時刻情報や、通信インタフェース部13の出
力する基地局ハンドオーバ情報をトリガにして、基地局
あるいはGPS衛星と通信を行い、現在携帯情報端末1
が使用されている位置を取得する位置情報取得手段10
1と、位置情報取得手段101により取得された位置情
報とメモリ部14のスケジュール情報に記憶された位置
情報とを比較する位置情報比較手段102と、位置情報
比較手段102による位置情報の比較結果に基づいて、
前記ユーザに対して該ユーザの実際の行動と行動予定と
の間に差異が発生していることを通知したり、ユーザに
確認してスケジュール情報を更新するスケジュール情報
管理手段103と、同様に位置情報比較手段102によ
る位置情報の比較結果に基づいて、無線通信網の基地局
からの着信方法及び着信表示部15によるユーザへの着
信通知方法を変更する着信通知方法制御手段104と、
着信通知方法制御手段104の決定する着信通知方法に
より表示部15を用いて着信通知を行う着信通知手段1
05とを含む。なお、位置情報取得手段101は、携帯
電話機能の基地局との通信により得られる情報から、位
置情報を求めても良い。また、メモリ部14に記憶され
るスケジュール情報の詳細と、制御部11の動作の詳細
は後述する。
【0019】次に、図2を用いて、メモリ部14に記憶
されるスケジュール情報の詳細を説明する。図2(a)
は、最初にユーザが携帯情報端末1の入力操作部16か
ら入力した登録時のスケジュール情報の内容を示す図で
ある。スケジュール情報は、時間の経過に従って記憶さ
れたユーザの行動予定201と、行動予定201に関連
づけて記憶されるとともに、ユーザが行動を予定してい
る場所を示す、地図上の位置座標で表された位置情報2
02と、行動予定201と位置情報202に基づいた携
帯情報端末1が実行する機能203が記憶されている。
なお、上述の位置情報202の設定は、目的の場所の地
図上の座標を、ユーザが入力操作部16から手入力して
も良いし、携帯情報端末1へ位置情報設定モードを設
け、何度も利用する場所においては、最初にその場所に
出向いたときに、その場所で位置情報設定モードを動作
させ、自動的にGPS衛星や携帯電話機能の基地局から
位置情報を取得して、場所の名称等の情報とともに位置
情報を記憶するようにしても良い。また、図2(b)に
ついては後述する。
【0020】次に、図3のフローチャートを参照して、
本実施の形態の携帯情報端末1の動作について説明す
る。まず、制御部11の位置情報取得手段101は、タ
イマ部12の出力する時刻情報を参照して、メモリ部1
4のスケジュール情報に記憶された予定の行動の開始時
刻か否かを判定し、スケジュールの時間経過を監視して
いる(ステップS1)。ステップS1において、メモリ
部14のスケジュール情報に記憶された予定の行動の開
始時刻ではない場合(ステップS1のNO)、制御部1
1の位置情報取得手段101は、携帯電話機能の基地局
間の移動(基地局間ハンドオーバ)が発生したか否かを
監視する(ステップS2)。ステップS2において、携
帯電話機能の基地局間の移動(基地局間ハンドオーバ)
が発生しない場合(ステップS2のNO)、ステップS
1へ戻り、スケジュールの時間経過を監視する。
【0021】すなわち、スケジュール通り(スケジュー
ル情報の行動予定の時刻通り)に行動が行われるか否か
を把握するために、予定された行動の開始時刻を監視す
る処理と、スケジュール通りではない時刻における行動
が行われたか否かを把握するために、基地局間ハンドオ
ーバの発生(携帯情報端末が移動したか否か)を監視す
る処理とを繰り返し、ユーザの行動の遅延と前倒しを区
別して把握する。ここでは、以下のステップによって、
遅延と前倒しの区別のしかたを説明する。
【0022】ステップS1において、メモリ部14のス
ケジュール情報に記憶された予定の行動の開始時刻にな
った場合(ステップS1のYES)、制御部11の位置
情報取得手段101は、受信したGPS衛星の電波によ
り現在の位置情報を取得する(ステップS3)。位置情
報を取得したら、制御部11の位置情報取得手段101
は、次に、メモリ部14のスケジュール情報に記憶され
た、現在時刻において実行されているはずのユーザの行
動予定に関連づけられた位置情報を取得する(ステップ
S4)。位置情報取得手段101を用いて、GPS衛星
の電波から求めた現在の本当の位置情報と、メモリ部1
4のスケジュール情報に記憶された現在あるべき位置情
報とを取得したら、制御部11の位置情報比較手段10
2により、上述の2つの位置情報が一致するか否かを判
定する(ステップS5)。
【0023】ステップS5において、上述の2つの位置
情報が一致する場合(ステップS5のYES)、制御部
11のスケジュール情報管理手段103は、ユーザの行
動が予定通りだと判断し、制御部11の着信通知方法制
御手段104は、メモリ部14のスケジュール情報に指
定された着信方法及び着信通知方法を設定し(ステップ
S6)、ステップS1へ戻り、スケジュールの時間経過
を監視する。
【0024】また、ステップS5において、上述の2つ
の位置情報が一致しない場合(ステップS5のNO)、
制御部11のスケジュール情報管理手段103は、本来
ならば次の行動予定に伴って移動するはずのユーザが、
行動予定の遅延により、移動せずに前の場所にいると判
断し、1つ前の行動予定に関連づけられた位置情報と、
今得られたGPS衛星による位置情報とを再度比較し
て、移動が発生しているかどうかを確認する(ステップ
S7)。そして、携帯情報端末1の移動が発生していな
いことを確認すると、制御部11のスケジュール情報管
理手段103は、ユーザへの通知は行わず、制御部11
の着信通知方法制御手段104は、メモリ部14のスケ
ジュール情報の1つ前の行動予定に指定されている着信
方法及び着信通知方法を継続して実行し(ステップS
8)、ステップS1へ戻り、スケジュールの時間経過を
監視する。
【0025】一方、ステップS2において、携帯電話機
能の基地局間の移動(基地局間ハンドオーバ)が発生し
た場合(ステップS2のYES)、制御部11の位置情
報取得手段101は、受信したGPS衛星の電波により
現在の位置情報を取得する(ステップS9)。位置情報
を取得したら、制御部11の位置情報取得手段101
は、次に、メモリ部14のスケジュール情報に記憶され
た、現在時刻において実行されているはずのユーザの行
動予定に関連づけられた位置情報を取得する(ステップ
S10)。位置情報取得手段101を用いて、GPS衛
星の電波から求めた現在の本当の位置情報と、メモリ部
14のスケジュール情報に記憶された現在あるべき位置
情報とを取得したら、制御部11の位置情報比較手段1
02により、上述の2つの位置情報が一致するか否かを
判定する(ステップS11)。
【0026】ここで、基地局間ハンドオーバが発生した
ときに、更にGPS衛星の電波から求めた位置情報と、
メモリ部14のスケジュール情報に記憶された現在ある
べき位置情報とを比較して、位置の移動の有無を確認す
るのは、携帯情報端末1が基地局と基地局の中間に位置
していた場合、電波の到達状況によっては、携帯情報端
末が移動していなくても、基地局間ハンドオーバが発生
する可能性があるからである。
【0027】ステップS11において、上述の2つの位
置情報が一致する場合(ステップS11のYES)、制
御部11のスケジュール情報管理手段103は、携帯情
報端末1は移動していないと判断し、制御部11の着信
通知方法制御手段104は、メモリ部14のスケジュー
ル情報に指定された着信方法及び着信通知方法の実行を
継続し(ステップS12)、ステップS1へ戻り、スケ
ジュールの時間経過を監視する。
【0028】また、ステップS11において、上述の2
つの位置情報が一致しない場合(ステップS11のN
O)、制御部11のスケジュール情報管理手段103
は、本来ならばスケジュール情報の行動予定に指定され
た時刻まで、この行動予定に指定された場所にいるはず
のユーザが、行動予定の前倒しにより、指定の時刻とは
異なる時刻に移動したと判断し、ユーザに対してスケジ
ュール情報や、それに伴う携帯情報端末1の着信方法、
及び着信通知方法の変更の確認を行う(ステップS1
3)。そして、ユーザの入力した指示に従って、スケジ
ュール情報や、それに伴う携帯情報端末1の着信方法、
及び着信通知方法の再設定を行い(ステップS14)、
ステップS1へ戻り、スケジュールの時間経過を監視す
る。
【0029】次に、図面を用いて、ユーザの行動予定と
携帯情報端末1の移動推移の一例により、携帯情報端末
1のスケジュール情報管理の具体例を説明する。図4
は、ユーザの行動とともに移動する携帯情報端末1の移
動推移を示した図である。図4において、図2に示した
会議の予定がある□□会社301は、携帯電話機能の基
地局A302の通信範囲であるエリアA303内に存在
する。また、同様に、英会話教室304は、携帯電話機
能の基地局B305の通信範囲であるエリアB306内
に、ユーザの自宅307は、携帯電話機能の基地局D3
08の通信範囲であるエリアD309内に、それぞれ存
在する。また、ユーザは□□会社301と自宅307と
の間の通勤に通勤途中310を通る。ここで通勤途中3
10は、携帯電話機能の基地局C311の通信範囲であ
るエリアC312内に存在する。更に、このあたりのエ
リアは、複数のGPS衛星313の電波が受信できる。
【0030】まず、例えばユーザの行動予定が遅延した
場合の例を説明すると、図2(a)に示した予定では、
午後3時に□□会社301において会議が開始されたと
する。しかし、会議が長時間に渡り、ユーザは午後6時
になっても□□会社301にいたとする。このとき、次
の行動予定の英会話教室が始まる時間であるので、制御
部11の位置情報取得手段101がGPS衛星313の
電波により、位置情報を取得すると□□会社301の座
標(X1、Y1)が得られる。ここで、制御部11の位
置情報比較手段102が、この□□会社301の座標
(X1、Y1)とメモリ部14のスケジュール情報に記
憶された位置情報とを比較すると、スケジュール情報に
記憶されている位置情報は英会話教室304の(X2、
Y5)であるから、予定された行動の開始時刻をトリガ
にして位置情報を取得し、かつ位置情報が行動予定と異
なっているので、制御部11のスケジュール情報管理手
段103は、行動予定が遅延していることがわかる。
【0031】そこで、スケジュール情報に記憶された1
つ前の行動予定の□□会社301の座標(X1、Y1)
と、GPS衛星313の電波により取得した位置情報を
比較して、ユーザが移動していないことを確認したら、
制御部11のスケジュール情報管理手段103は、ユー
ザへの通知は行わず、制御部11の着信通知方法制御手
段104は、メモリ部14のスケジュール情報の□□会
社301での会議に設定された、携帯情報端末1のマナ
ーモードの着信通知の実行を継続する。また、ユーザが
会議を終了して、例えば英会話教室304へ向かうと、
基地局A302のエリアA303から、基地局B305
のエリアB306へ移動するので、携帯情報端末1の基
地局間ハンドオーバが発生し、ユーザが移動したことを
携帯情報端末1は認識できる。従って、この時点で携帯
情報端末1は、ユーザに行動予定の変更の確認を行う。
【0032】一方、例えばユーザの行動予定が前倒しし
た場合の例を説明すると、図2(a)に示した予定で
は、午後6時に英会話教室304へ出席したとする。し
かし、都合によって英会話教室304の授業が中止、ま
たは早くに終わってしまい、ユーザは自宅へ向かうとす
る。このとき、メモリ部14のスケジュール情報に記憶
された時刻以外に移動を行うため、ユーザが英会話教室
304がある基地局B305のエリアB306から通勤
途中310がある基地局C311のエリアC312へ移
動したときに、基地局間ハンドオーバが発生すること
で、携帯情報端末1は、ユーザが移動したことを検出す
る。
【0033】そして、制御部11の位置情報取得手段1
01がGPS衛星313の電波により、位置情報を取得
すると通勤途中310の座標(X3、Y2)が得られ
る。ここで、制御部11の位置情報比較手段102が、
この通勤途中310の座標(X3、Y2)とメモリ部1
4のスケジュール情報に記憶された位置情報とを比較す
ると、スケジュール情報に記憶されている位置情報は英
会話教室304の(X2、Y5)であるから、基地局間
ハンドオーバの発生をトリガにして位置情報を取得し、
かつ位置情報が行動予定と異なっているので、制御部1
1のスケジュール情報管理手段103は、行動予定が前
倒ししていることがわかる。
【0034】そこで、制御部11のスケジュール情報管
理手段103は、ユーザへ行動予定の変更の確認を行
う。例えばここで、ユーザが、午後6時以降の行動予定
が1時間繰り上がったことを入力し、新たなスケジュー
ル情報が図2(b)に示すように設定されたとすると、
制御部11の着信通知方法制御手段104は、新たに設
定される、メモリ部14のスケジュール情報の通勤に設
定された携帯情報端末1の留守番電話機能の実行を行
う。
【0035】この後、午後7時に自宅307へ到着する
予定に従って、午後7時に制御部11の位置情報取得手
段101がGPS衛星313の電波により、位置情報を
取得し自宅307の座標(X6、Y4)が得られれば、
携帯情報端末1は通常モードの着信通知を実行する。ま
た、それよりも早く自宅へ到着できた場合、通勤に利用
する基地局C311のエリアC312から、自宅307
のある基地局D308のエリアD309へ移動するの
で、基地局間ハンドオーバが発生することで、携帯情報
端末1は、ユーザが移動したことを検出し、これに基づ
いて行動予定の前倒しを検出する。
【0036】なお、上述の実施の形態では、携帯情報端
末1のメモリ部14に記憶されるスケジュール情報は、
ユーザの行動予定とともに、行動を予定している場所の
位置情報と、行動予定とその位置情報に基づいた表示部
15による着信通知方法が記憶されていると説明した
が、ユーザの行動予定とともに記憶され、携帯情報端末
1によって実行される機能は、着信通知とその通知方法
の制御に限らず、ユーザの行動予定や行動場所に従って
変更される待ち受け画面の表示内容の変更や、操作可能
なボタンの指定等、携帯情報端末1の機能であれば何で
あっても良い。また、携帯情報端末1のメモリ部14に
記憶されるスケジュール情報には、通勤などの場合複数
のエリアを通過するため、ユーザの行動予定に基づく位
置情報を複数記憶できるものとする。
【0037】更に、上述の実施の形態では、制御部11
の位置情報比較手段102が、GPSにより得られた座
標とメモリ部14のスケジュール情報に記憶された座標
とを比較して行動予定の遅延等を把握する例を記述して
説明したが、メモリ部14のスケジュール情報に記憶さ
れる位置情報は、座標によって囲まれた「範囲」を示す
情報であることが好ましい。なぜならば、通常ユーザが
行動を予定している場所の情報は、座標によって示され
る1点では表せず、ある範囲で示される場所の情報であ
る場合が多いからである。
【0038】また、上述の実施の形態では、位置情報を
座標で表現されるものとして説明したが、位置情報は座
標で表現されるものに限らない。例えば、本実施の形態
の携帯情報端末に含まれる携帯電話機能が信号を送受信
する基地局ID番号等の、携帯情報端末の位置を示す範
囲情報であっても良く、携帯情報端末の位置情報と一意
に対応が取れるものであればどのような情報で表現され
ても良い。また、携帯情報端末1は、携帯電話機の他、
通信機能を有するPDA(Personal Digital Assistant
s :個人情報機器)でも良い。
【0039】
【発明の効果】以上の如く請求項1に記載の発明によれ
ば、ユーザの行動に変更が発生した際、携帯情報端末
が、ユーザの行動予定とともに記憶されていた位置情報
と、無線通信網の基地局、あるいはGPS衛星との通信
により取得した今現在の位置情報とを比較する。そし
て、両者の違いからユーザの行動に変更が生じたことを
発見し、ユーザに対してユーザの行動と前記行動予定と
の間に差異が発生していることを通知するので、ユーザ
は、ユーザの行動と前記行動予定との間に差異が発生し
ていることを認識できる。従って、ユーザは自らが携帯
情報端末を操作しなくても、自動的に位置情報を計測
し、ユーザ自身が忘れていても携帯情報端末が実際の行
動と、行動予定との差異をユーザに通知するので、ユー
ザは、今までのように行動予定を記憶したスケジュール
情報をこまめにチェックして、その都度情報を更新する
等の煩わしい操作を行わなくても良いという効果が得ら
れる。
【0040】請求項2に記載の発明によれば、携帯情報
端末に、行動予定に関連づけた適切な機能の内容を記憶
し、これに従って携帯情報端末の機能を実行すること
で、携帯情報端末が使用される場所の状況に適応した機
能を実行することができるようになる。更に位置情報比
較手段による位置情報の比較の結果、両者の違いからユ
ーザの行動に変更が生じたことを発見した場合、それに
伴って変更される使用場所の環境に適応して実行する機
能を変更することができる。従って、ユーザが忘れてい
ても、ユーザの行動に伴って、携帯情報端末が使用され
る場所が変わると、携帯情報端末がそれを検出し、その
場所の状況に適応した機能を実行するようになるので、
ユーザは、今までのように携帯情報端末を使用する場所
を変更するたびに、その都度実行する機能を変更する等
の煩わしい操作を行わなくても良いという効果が得られ
る。
【0041】請求項3に記載の発明によれば、予定され
た行動の開始時刻に、ユーザの行動予定とともに記憶さ
れていたその時刻の位置情報と、無線通信網の基地局、
あるいはGPS衛星との通信により取得した位置情報と
を比較して、両者が違う場合、本来ならば次の行動予定
に伴って移動するはずのユーザが、行動予定の遅延によ
り、移動せずに前の場所にいると判断できるので、携帯
情報端末は実行中の機能の実行を継続する。また、請求
項4に記載の発明によれば、無線通信網の基地局間との
ハンドオーバ発生時に、ユーザの行動予定とともに記憶
されていたその時刻の位置情報と、無線通信網の基地
局、あるいはGPS衛星との通信により取得した位置情
報とを比較して、両者が違う場合、本来ならばその時刻
に予定されている行動に伴った場所にいるはずのユーザ
が、行動予定が前倒しして、移動して違う場所にいると
判断できるので、携帯情報端末は実行中の機能の実行を
停止する。従って、ユーザが特別な操作を行わなくて
も、携帯情報端末が、使用される場所の状況に適応した
機能を実行するとともに、どのような時にユーザの行動
予定と一緒に記憶されていたその時刻の位置情報と、無
線通信網の基地局、あるいはGPS衛星との通信により
取得した位置情報とが異なっていたかを分析すること
で、必要最小限の判断で機能の制御を行うことができる
という効果が得られる。
【0042】請求項5に記載の発明によれば、例えば、
ユーザが着信に対して応答できないような状況にいる場
合、着信を留守番電話機能に切り替えたり、周囲へ影響
度が大きい携帯情報端末の発する着信音等、無線通信網
からの着信をユーザに通知する方法を、携帯情報端末の
使用される場所の環境に適応して制御することができる
ようになる。従って、ユーザは、使用される場所の状況
に適応した着信方法と着信通知方法によって、周囲に迷
惑をかけずに携帯情報端末を利用できるという効果が得
られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施の形態の携帯情報端末の構成
を示すブロック図である。
【図2】 同実施の形態の携帯情報端末に記憶するスケ
ジュール情報の内容の一例を示す図である。
【図3】 同実施の形態の動作を示すフローチャートで
ある。
【図4】 同実施の形態の携帯情報端末の移動推移の一
例を示す図である。
【符号の説明】
1 携帯情報端末 11 制御部 12 タイマ部 13 通信インタフェース部 14 メモリ部 15 表示部 16 入力操作部 101 位置情報取得手段 102 位置情報比較手段 103 スケジュール情報管理手段 104 着信通知方法制御手段 105 着信通知手段
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04M 11/00 302 H04B 7/26 106A H04Q 7/38 109L Fターム(参考) 5K024 AA00 CC11 DD02 FF04 GG10 HH00 5K027 AA11 BB01 GG08 HH00 HH26 5K036 AA07 BB01 DD48 KK09 5K067 AA34 DD19 EE02 EE10 FF02 FF23 HH22 HH23 JJ52 JJ56 5K101 KK16 LL12 NN01 NN11 NN21

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 無線通信網に接続される携帯情報端末に
    おいて、 ユーザの行動予定に関連づけて、行動を予定している場
    所の位置情報を記憶するスケジュール情報記憶手段と、 前記無線通信網の基地局、あるいはGPS衛星との通信
    により位置情報を取得する位置情報取得手段と、 前記位置情報取得手段により取得された位置情報と、前
    記スケジュール情報記憶手段に記憶された位置情報とを
    比較する位置情報比較手段と、 前記位置情報取得手段により取得された位置情報が、前
    記スケジュール情報記憶手段に記憶された位置情報に一
    致しない場合、前記ユーザに対して、該ユーザの実際の
    行動と前記行動予定との間に差異が発生していることを
    通知するスケジュール情報管理手段と、 を備えたことを特徴とする携帯情報端末。
  2. 【請求項2】 前記スケジュール情報記憶手段が、更に
    前記行動予定に関連づけて、実行する機能の内容を記憶
    するとともに、 前記スケジュール情報記憶手段に記憶された機能を、時
    間の経過に従って実行する実行機能制御手段を備え、 前記実行機能制御手段は、 前記位置情報比較手段による位置情報の比較結果に基づ
    いて、実行する機能を変更することを特徴とする請求項
    1に記載の携帯情報端末。
  3. 【請求項3】 前記実行機能制御手段は、 予定された行動の開始時刻に前記位置情報取得手段の取
    得した位置情報が、前記スケジュール情報記憶手段に記
    憶されたその時刻の位置情報に一致しない場合、既に実
    行中の機能の実行を維持することを特徴とする請求項2
    に記載の携帯情報端末。
  4. 【請求項4】 前記実行機能制御手段は、 前記無線通信網の基地局間とのハンドオーバ発生時に前
    記位置情報取得手段の取得した位置情報が、前記スケジ
    ュール情報記憶手段に記憶されたその時刻の位置情報に
    一致しない場合、既に実行中の機能の実行を停止する
    ことを特徴とする請求項2、または請求項3に記載の携
    帯情報端末。
  5. 【請求項5】 前記ユーザの行動予定に関連づけて、前
    記スケジュール情報記憶手段に記憶された機能の内容
    は、 前記無線通信網の基地局からの着信方法、及びユーザに
    対する通知方法であることを特徴とする請求項2から請
    求項4のいずれかに記載の携帯情報端末。
  6. 【請求項6】 無線通信網に接続され、ユーザの行動予
    定に関連づけて、行動を予定している場所の位置情報を
    記憶するスケジュール情報記憶手段を備えた携帯情報端
    末を制御するための携帯情報端末制御方法であって、 前記無線通信網の基地局、あるいはGPS衛星との通信
    により位置情報を取得する位置情報取得処理と、 前記位置情報取得処理により取得された位置情報と、前
    記ユーザが行動を予定していた場所の位置情報とを比較
    する位置情報比較処理と、 前記位置情報取得処理により取得された位置情報が、前
    記ユーザが行動を予定していた場所の位置情報に一致し
    ない場合、前記ユーザに対して、該ユーザの実際の行動
    と前記行動予定との間に差異が発生していることを通知
    するスケジュール情報管理処理と、 を含むことを特徴とする携帯情報端末制御方法。
  7. 【請求項7】 時間の経過に従って、前記行動予定に関
    連づけて記憶された機能の内容を実行する実行機能制御
    処理を含み、 前記実行機能制御処理は、 前記位置情報比較処理による位置情報の比較結果に基づ
    いて、実行する機能を変更することを特徴とする請求項
    6に記載の携帯情報端末制御方法。
  8. 【請求項8】 前記実行機能制御処理は、 予定された行動の開始時刻に前記位置情報取得処理の取
    得した位置情報が、前記スケジュール情報記憶処理に記
    憶されたその時刻の位置情報に一致しない場合、既に実
    行中の機能の実行を維持することを特徴とする請求項7
    に記載の携帯情報端末制御方法。
  9. 【請求項9】 前記実行機能制御処理は、 前記無線通信網の基地局間とのハンドオーバ発生時に前
    記位置情報取得処理の取得した位置情報が、前記スケジ
    ュール情報記憶処理に記憶されたその時刻の位置情報に
    一致しない場合、既に実行中の機能の実行を停止する
    ことを特徴とする請求項7、または請求項8に記載の携
    帯情報端末制御方法。
  10. 【請求項10】 前記ユーザの行動予定に関連づけて記
    憶された機能の内容は、 前記無線通信網の基地局からの着信方法、及びユーザに
    対する通知方法であることを特徴とする請求項7から請
    求項9のいずれかに記載の携帯情報端末制御方法。
JP2001262178A 2001-08-30 2001-08-30 携帯情報端末、及び携帯情報端末制御方法 Expired - Fee Related JP4657525B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001262178A JP4657525B2 (ja) 2001-08-30 2001-08-30 携帯情報端末、及び携帯情報端末制御方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001262178A JP4657525B2 (ja) 2001-08-30 2001-08-30 携帯情報端末、及び携帯情報端末制御方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2003078944A true JP2003078944A (ja) 2003-03-14
JP4657525B2 JP4657525B2 (ja) 2011-03-23

Family

ID=19089114

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001262178A Expired - Fee Related JP4657525B2 (ja) 2001-08-30 2001-08-30 携帯情報端末、及び携帯情報端末制御方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4657525B2 (ja)

Cited By (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006107161A (ja) * 2004-10-06 2006-04-20 Hitachi Ltd 工具管理装置、工具管理方法、工具管理プログラムおよび工具管理プログラム記憶媒体
JP2006319812A (ja) * 2005-05-13 2006-11-24 Ntt Docomo Inc 位置情報提供装置、移動端末および位置情報提供システム並びに位置情報提供方法
JP2008061017A (ja) * 2006-08-31 2008-03-13 Aplix Corp プレゼンスサービス端末及びプレゼンスサービスシステム
JP2008117087A (ja) * 2006-11-01 2008-05-22 Kddi Corp 認証デバイスによって情報機器を認証する認証方法、認証デバイス、情報機器及びプログラム
JP2009171160A (ja) * 2008-01-15 2009-07-30 Sharp Corp 利用者の行動を学習し、事前に知らせる携帯端末装置
JP2009177376A (ja) * 2008-01-23 2009-08-06 Casio Hitachi Mobile Communications Co Ltd 携帯端末装置及びプログラム
JP2009542130A (ja) * 2006-06-23 2009-11-26 シエラ・ワイアレス・インコーポレーテッド パーソナルエリアネットワークを用いるイベント確認のための方法および装置
US7925241B2 (en) 2004-11-09 2011-04-12 Sharp Laboratories Of America, Inc. Using PIM calendar on a mobile device to configure a profile
JP2011130431A (ja) * 2009-12-15 2011-06-30 Ntt Docomo Inc ユーザインタフェース管理方法、ユーザ設備及び移動通信システム
JP2012109757A (ja) * 2010-11-17 2012-06-07 Nec Casio Mobile Communications Ltd 通信端末、その制御プログラム、サーバ、通信システム及び情報共有方法
JP2014026481A (ja) * 2012-07-27 2014-02-06 Hitachi Ltd モバイル端末による情報持ち出し管理方法
KR101494010B1 (ko) 2008-06-02 2015-02-17 엘지전자 주식회사 보조 출력 장치를 구비한 휴대용 컴퓨터 그리고 이를이용한 위치표시 방법
JP2018174452A (ja) * 2017-03-31 2018-11-08 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 構内交換機システム
JP2021103903A (ja) * 2017-05-30 2021-07-15 京セラ株式会社 電子機器、制御方法、およびプログラム

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0354987A (ja) * 1989-05-26 1991-03-08 Hitachi Ltd 無線通信システムおよび無線端末
JPH11331369A (ja) * 1998-05-21 1999-11-30 Toshiba Corp 情報端末装置
JP2000050353A (ja) * 1998-07-30 2000-02-18 Sanyo Electric Co Ltd 携帯電話機
JP2001014392A (ja) * 1999-06-29 2001-01-19 Casio Comput Co Ltd スケジュール管理装置及びスケジュール管理方法
JP2001189774A (ja) * 1999-12-28 2001-07-10 Nec Corp スケジュール管理装置とスケジュール管理方法及びスケジュール管理プログラムを記録した記録媒体
JP2001224075A (ja) * 2000-02-10 2001-08-17 Nec Shizuoka Ltd 携帯型移動通信端末のマナーモード設定システム及び方法

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0354987A (ja) * 1989-05-26 1991-03-08 Hitachi Ltd 無線通信システムおよび無線端末
JPH11331369A (ja) * 1998-05-21 1999-11-30 Toshiba Corp 情報端末装置
JP2000050353A (ja) * 1998-07-30 2000-02-18 Sanyo Electric Co Ltd 携帯電話機
JP2001014392A (ja) * 1999-06-29 2001-01-19 Casio Comput Co Ltd スケジュール管理装置及びスケジュール管理方法
JP2001189774A (ja) * 1999-12-28 2001-07-10 Nec Corp スケジュール管理装置とスケジュール管理方法及びスケジュール管理プログラムを記録した記録媒体
JP2001224075A (ja) * 2000-02-10 2001-08-17 Nec Shizuoka Ltd 携帯型移動通信端末のマナーモード設定システム及び方法

Cited By (17)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006107161A (ja) * 2004-10-06 2006-04-20 Hitachi Ltd 工具管理装置、工具管理方法、工具管理プログラムおよび工具管理プログラム記憶媒体
JP4608278B2 (ja) * 2004-10-06 2011-01-12 株式会社日立製作所 工具管理装置、工具管理方法、工具管理プログラムおよび工具管理プログラム記憶媒体
US7925241B2 (en) 2004-11-09 2011-04-12 Sharp Laboratories Of America, Inc. Using PIM calendar on a mobile device to configure a profile
JP2006319812A (ja) * 2005-05-13 2006-11-24 Ntt Docomo Inc 位置情報提供装置、移動端末および位置情報提供システム並びに位置情報提供方法
JP4718236B2 (ja) * 2005-05-13 2011-07-06 株式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモ 位置情報提供装置、移動端末および位置情報提供システム並びに位置情報提供方法
JP2009542130A (ja) * 2006-06-23 2009-11-26 シエラ・ワイアレス・インコーポレーテッド パーソナルエリアネットワークを用いるイベント確認のための方法および装置
JP2008061017A (ja) * 2006-08-31 2008-03-13 Aplix Corp プレゼンスサービス端末及びプレゼンスサービスシステム
JP2008117087A (ja) * 2006-11-01 2008-05-22 Kddi Corp 認証デバイスによって情報機器を認証する認証方法、認証デバイス、情報機器及びプログラム
JP2009171160A (ja) * 2008-01-15 2009-07-30 Sharp Corp 利用者の行動を学習し、事前に知らせる携帯端末装置
JP2009177376A (ja) * 2008-01-23 2009-08-06 Casio Hitachi Mobile Communications Co Ltd 携帯端末装置及びプログラム
KR101494010B1 (ko) 2008-06-02 2015-02-17 엘지전자 주식회사 보조 출력 장치를 구비한 휴대용 컴퓨터 그리고 이를이용한 위치표시 방법
JP2011130431A (ja) * 2009-12-15 2011-06-30 Ntt Docomo Inc ユーザインタフェース管理方法、ユーザ設備及び移動通信システム
JP2012109757A (ja) * 2010-11-17 2012-06-07 Nec Casio Mobile Communications Ltd 通信端末、その制御プログラム、サーバ、通信システム及び情報共有方法
JP2014026481A (ja) * 2012-07-27 2014-02-06 Hitachi Ltd モバイル端末による情報持ち出し管理方法
JP2018174452A (ja) * 2017-03-31 2018-11-08 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 構内交換機システム
JP2021103903A (ja) * 2017-05-30 2021-07-15 京セラ株式会社 電子機器、制御方法、およびプログラム
JP7216138B2 (ja) 2017-05-30 2023-01-31 京セラ株式会社 電子機器、制御方法、およびプログラム

Also Published As

Publication number Publication date
JP4657525B2 (ja) 2011-03-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7865195B2 (en) Mobile communication terminal and position monitoring method
US7069018B1 (en) Mobile terminal
JP2003078944A (ja) 携帯情報端末、及び携帯情報端末制御方法
JP2004519919A (ja) 無線通信装置における速度感応作動のための装置及び方法
US7024206B2 (en) Mobile terminal apparatus capable of resuming an interrupted application
US20130244707A1 (en) Method and system for sending ring setting reminders to mobile devices within a predetermined area
JP2002314642A (ja) 着信モード自動切換型移動通信装置
US20090137224A1 (en) Computer-assisted telephony system
JP2004040733A (ja) セキュリティシステム及び緊急通報機能付き携帯電話機
KR100827157B1 (ko) 휴대단말기의 긴급 구조 메시지 처리 방법
JP2006005863A (ja) 携帯通信端末
JP2006157274A (ja) 携帯通信端末および応答メッセージ送出方法
JP2944655B1 (ja) Phs回線を利用した契約位置管理システム及び携帯型位置管理端末
JP4325305B2 (ja) 移動体通信端末装置、緊急メッセージ通知方法および緊急メッセージ通知プログラム
EP0986272B1 (en) Portable message communication terminal
JP2011077755A (ja) サーバ装置、及び着信音管理システム
JP2015171057A (ja) 移動通信システムおよび制御装置および通信方法
JP4102987B2 (ja) 携帯端末制御方法/システム/サーバ、携帯端末
KR20070018188A (ko) 위치정보통보기능을 갖춘 이동통신단말기와 그 방법
KR100649134B1 (ko) 기기 사용중 외부 데이터의 수신 보류 기능을 갖는무선단말기 시스템 및 그 방법
JP2002111872A (ja) 携帯電話システム
JP2010093332A (ja) 呼処理装置、呼処理システム、および呼処理方法
JP2004072313A (ja) 移動携帯端末およびその着信報知手段切替方式
JP2002315051A (ja) 電話システム
JP3201690B2 (ja) 移動体通信網における位置通知方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080216

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100524

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100601

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100802

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20101214

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20101222

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140107

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4657525

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees