JP2015171057A - 移動通信システムおよび制御装置および通信方法 - Google Patents

移動通信システムおよび制御装置および通信方法 Download PDF

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Abstract

【課題】災害発生時に自治体職員や消防署員等の関係者間で連絡および情報収集を行う移動通信システムにおいて、連絡を取りたい相手と通話を確実に行うことのできる移動通信システムおよび制御装置および通信方法を提供する。
【解決手段】無線回線により移動局40と通信を行う移動通信システムの移動通信統制局の制御装置20において、移動局40と前記無線回線を介して通信ができなかった場合に、移動局40の位置情報を利用して移動局の近傍に位置する通信装置に発信を行う。
【選択図】図1

Description

本発明は、防災無線や消防無線の分野において、災害発生等の緊急時に、自治体職員や消防署員同士が情報交換や連絡伝達に使用する移動通信システムおよび制御装置および通信方法に関するものである。
自治体に設置される防災無線システムとしては、自治体職員等の特定のグループ内で情報交換や連絡伝達に用いられる移動系システム(移動通信システム)と、災害に関する情報を自治体住民に広く報知する同報系システム(同報無線システム)の2種類がある。
移動系システムは、市庁舎等、地方自治体役場の建屋に設けられ無線通信機を備える移動通信統制局と、自治体職員等が所持する移動局(端末局)とで構成されている。そして、移動通信統制局が備える電話機と移動局とは260MHzの自営無線回線で接続され通話可能となっている。
同報系システムは、同じく市庁舎等、地方自治体役場の建屋に設けられ無線通信機を備える同報無線親局と、この市庁舎等の管轄エリア内の地域毎に設けられ無線受信機を備えて受信した音声をスピーカで拡声する屋外子局と、宅内に配備され受信した音声を住人に報知する戸別受信機とで構成されている。そして、火災や地震等が発生した時は、災害の発生を知らせる告知放送を同報無線親局の無線装置から60MHzの自営無線回線によって屋外子局や戸別受信機に送信する。
特許文献1には、移動系システムであって、統制台と回線制御装置と複数の基地局とからなる統制局と、GPSを付帯した複数の移動局とからなり、各移動局と統制局相互間において通信を行うとともに、移動局相互間においていずれかの基地局を介して相互に通信を行うことが可能な移動通信システムが開示されている。
特許文献2には、同報系システムであって、放送操作装置と操作コンソールと表示装置と無線装置とアンテナとLANと連絡通話用の電話機とPBXとからなる同報無線親局と、電話機を有し同報無線親局との間で通話が可能な屋外子局とからなり、同報無線親局の電話機からの発呼に応じて屋外子局の電話機で通話を行うことができるとともに、屋外子局から同報無線親局への上り回線においても同様に通話を行うことができる同報無線システムが開示されている。
特許文献3には、移動系システムに同報系システムの操作卓、屋外子局、戸別受信機を設けて一つのシステムとし、1フレーム4スロットが割り当てられる移動系システムの通信チャネルのキャリアを監視し、同報無線操作卓から同報系使用要求があって同報無線を行う際には、1キャリア4スロット全てを同報チャネルとして使用するとともに、緊急時に4スロットの全てが空いていない場合は強制終話して同報チャネルとして同報無線を優先することにより、2つのシステムを持つ必要をなくしコスト低減を図った無線通信システムが開示されている。
特開2009−177639号公報 特開2013−236353号公報 特開2012−135032号公報
特許文献1では、移動局がGPS受信装置によって自局の位置情報を取得し、統制局がエリアを指定してグループ通信を発信した際、自局の位置情報と指定されたエリアが合致した場合に、移動局がグループ通信を受信している。
しかし、特許文献1は統制局側が特定の相手と通話したい場合は、相手が保持する移動局に発信するのみであるため、相手が圏外であったり、電源が切られていたり、着信に気づかない場合は連絡をとることができず、災害発生等の緊急時に災害対策に当たる自治体職員に至急連絡を取りたくても通話することができないといった課題がある。
特許文献2では、親局のマイクから入力した音声信号(放送内容)を屋外子局に送信し、屋外子局はこの音声信号を拡声器で拡声放送している。また、屋外子局の電話機からの送話を親局の電話機で受信し、親局と屋外子局間で連絡通話を行っている。
しかし、特許文献2は災害情報等を住民に報知する同報無線システムの親局と子局間での通話機能であり、移動通信システムにおいては同報無線システムの屋外子局を利用することができないといった課題がある。
特許文献3では、移動系システムに同報系機能を持たせ、同報無線を使用する場合は操作卓で「同報ボタン」を押し、移動通信を使用する場合は操作卓で「連絡ボタン」を押すことにより移動通信と同報無線の使用の切替を行っている。また、緊急時には操作卓で「緊急ボタン」を押すと、移動通信よりも同報無線の使用を優先させるようにしている。
しかし、特許文献3は災害発生等の緊急時には移動系システムの通信を強制遮断して同報系システムを優先使用させるとしているが、緊急時には災害対策に当たる職員との連絡や被害情報の収集等の移動系システムも重要であるため、兼用のシステムとすることは運用上問題が生じるといった課題がある。また、既存の導入済み移動系システムおよび同報系システムを廃止して特許文献3の兼用システムを新たに導入することは現実的ではない。
本発明は、このような従来技術の課題を解決するべく案出されたものであり、その主な目的は、災害発生等の緊急時に自治体の災害対策担当者等に迅速かつ確実に連絡可能な、移動通信システムおよび制御装置および発信方法を提供することにある。
本発明は、移動通信統制局が無線回線を介して移動局と通信ができなかった場合に、移動局の位置情報を利用して、複数の通信路により移動局の近傍に位置する通信装置と通信を行う構成としたものである。
本発明によれば、災害等の緊急時に災害対策に当たる担当者に至急連絡を取りたい場合に、担当者が保持する移動通信システムの移動局が圏外などの理由で通話不可能な場合であっても、自動的にその他の連絡手段に切り替えて確実に担当者と通話することが可能となる。
本発明の実施形態に係る移動通信システムの構成を連携するシステムとともに示す構成図 本発明の実施形態に係る移動通信システムと連携する同報無線システムの親局の構成を示すブロック図 本発明の実施形態に係る移動通信システムと連携する同報無線システムの屋外子局の構成を示すブロック図 本発明の実施形態に係る移動通信システムの制御装置で用いられる電話帳テーブルを示す図 本発明の実施形態に係る移動通信システムの制御装置で用いられる施設位置情報テーブルを示す図 本発明の実施形態に係る移動通信システムの制御装置で用いられる屋外子局位置情報テーブルを示す図 本発明の実施形態に係る移動通信システムの制御装置の動作を示すフロー図
本発明の制御装置は、無線回線により移動局と通信を行う移動通信統制局の制御装置であって、無線回線を介して移動局と通信ができなかった場合に、移動局の位置情報を利用して、複数の通信路により移動局の近傍に位置する通信装置と通信を行う構成としたものである。
これによって、災害等の緊急時に災害対策に当たる担当者に至急連絡を取りたい場合に、担当者が保持する移動通信システムの移動局が圏外や電源オフや着信に気づかない等の理由で通話不可能な場合であっても、複数の通信路を利用して自動的に他の連絡手段に切り替えて確実に担当者と通話することが可能となる。
また、本発明の通信方法は、無線回線により移動局と通信を行う移動通信統制局の通信方法であって、無線回線を介して移動局と通信ができなかった場合に、移動局の位置情報を利用して、複数の通信路により移動局の近傍に位置する通信装置と通信を行うようにしたものである。
これによって、災害等の緊急時に災害対策に当たる担当者に至急連絡を取りたい場合に、担当者が保持する移動通信システムの移動局が圏外や電源オフや着信に気づかない等の理由で通話不可能な場合であっても、複数の通信路を利用して自動的に他の連絡手段に切り替えて確実に担当者と通話することが可能となる。
また、本発明の移動通信システムは、無線回線により移動通信統制局と移動局とが通信を行う移動通信システムにおいて、移動通信統制局は、公衆回線網を介して公衆回線網に接続された通信装置と通信を行う第1の通信部と、同報無線親局を介して同報無線の子局と通信を行う第2の通信部と、無線回線による移動局との通信および第1の通信部による通信装置との通信および第2の通信部による同報無線の子局との通信を制御する制御部と、を備える構成としたものである。
これによって、災害等の緊急時に災害対策に当たる担当者に至急連絡を取りたい場合に、担当者が保持する移動通信システムの移動局が圏外や電源オフや着信に気づかない等の理由で通話不可能な場合であっても、他の移動局や公衆回線網に接続された通信装置や同報無線の子局に連絡先を切り替えて確実に担当者と通話することが可能となる。
図1は、本発明の実施形態に係る移動通信システムの構成を連携するシステムとともに示す構成図である。
図1に示すように、移動通信システム1は、移動通信統制局10として、制御装置(統制台)20および260MHzの自営無線で子局との呼接続処理や音声伝達を行う無線装置30を備え、端末局として、自治体職員等が携帯し260MHzの自営無線に対応した携帯機(移動局)40を備える。
制御装置(統制台)20は、無線装置30とのインタフェースである無線IF部21と、音声の入力を行うマイク22と、音声の出力を行うスピーカ23と、相手先の氏名や電話番号等の情報表示を行うディスプレイ24と、ユーザからのコマンドを検知するためのボタンやスイッチを具備している操作部25と、各部を制御する制御部26と、連絡先情報となる発信先の電話番号やGPSによる位置情報等を記憶する記憶部27と、交換機70を介して公衆回線網80に接続して固定電話機(通信装置)60と通信し、携帯電話用基地局90を介して携帯電話(通信装置)50と通信を行うアウトダイヤルトランク部(第1の通信部)28と、同報無線システム2とのインタフェースである外部装置IF部(第2の通信部)29を備える。
同報無線システム2は、同報無線親局100として、外部からの操作を受け付ける被遠隔制御部117を有する操作卓110、60MHzの自営無線で屋外子局との呼接続処理や音声伝達を行う無線装置120を備え、子局として、電話通信機能を有し、操作卓110からのコマンドや音声を送受信可能であって、受信した防災情報や行政情報をスピーカから拡声する屋外子局200(同報無線の子局)を備える。
また、本実施形態において、携帯機40は緊急に連絡を取りたい職員が保持するGPS機能付きの移動通信システムの移動局であり、携帯電話50は当該職員が個人的に保持しその電話番号(連絡先情報)が制御装置20の記憶部27に記憶されている携帯電話機(通信装置)であり、固定電話機60は当該職員の勤務地または立ち寄り先施設または自宅等の固定電話機(通信装置)であり、その電話番号(連絡先情報)が制御装置20の記憶部27に記憶されているものとする。
ここで、制御装置(統制台)20のユーザが端末局である携帯機40のユーザと通話する場合、マイク22から入力された音声は、無線IF部21から無線装置30に伝送され無線回線により携帯機40に送信される。
また、制御装置(統制台)20のユーザが携帯電話50のユーザと通話する場合、マイク22から入力された音声は、ODトランク部28から交換機70、公衆回線網80、携帯電話用基地局90を介して携帯電話用の無線回線により携帯電話50に送信される。
また、制御装置(統制台)20のユーザが固定電話機60のユーザと通話する場合、マイク22から入力された音声は、ODトランク部28から交換機70、公衆回線網80を介して有線回線により固定電話機60に送信される。
また、制御装置(統制台)20のユーザが同報無線システムの屋外子局200の電話機のユーザと通話する場合、マイク22から入力された音声は、外部装置IF部29から同報無線親局100の操作卓110が備える被遠隔制御部117に専用線で伝送され、操作卓110を経て無線装置120から無線回線により屋外子局200に送信される。
なお、無線IF部21とODトランク部28と外部装置IF部29は、制御装置(統制台)20内に設けずに別の装置とし、制御装置(統制台)20と無線装置30の間に配置するようにしても良い。このようにすると、制御装置(統制台)20を複数備えたシステムにおいて、各制御装置(統制台)20が各々入出力インタフェースを持つことなく、複数の制御装置(統制台)20からの入出力インタフェースをまとめて1台で制御することができる。
図2は、本発明の実施形態に係る移動通信システム1と連携する同報無線システム2の親局の構成を示すブロック図である。
図2に示すように、自治体役場の防災設備として設置される同報無線親局100は、防災情報または行政情報の拡声放送を実施する操作卓110と、操作卓110と屋外子局200との間で60MHzの自営無線により呼接続処理や音声伝達を行う無線装置120を備える。
操作卓110は、コンピュータやサーバを含み、ユーザが指示を行う操作部111と、通報や連絡通話の音声を入力するマイク112と、連絡通話の際に相手局からの音声を出力するスピーカ113と、拡声子局の選局や通報の種類の決定、または連絡通話の発呼や着呼といった呼接続処理を行う制御部114と、制御部114からの信号によって音声ゲート開閉処理を行う音声入出力部115と、制御部114からの信号によって連絡通話や通報の音声を録音もしくは再生する録音再生部116と、移動通信統制局10等外部からの通報要求処理や連絡通話要求処理もしくは連絡通話の着呼処理を行う被遠隔制御部117と、各種信号を伝達するための制御バスにより構成される。
操作卓110のユーザは、操作部111を操作しマイク112により音声を入力することで、屋外子局200に対して、無線を用いて、符号化された音声信号の送信、制御コマンドの送信および当該コマンドに対する応答の受信等を行う。
なお、同報無線親局100と屋外子局200の間を結ぶ無線装置120をデジタル方式の無線回線とした場合、無線装置120は連絡通話の制御信号および通話内容の音声データ、選局対象の子局にて拡声を行うための制御信号および拡声内容の音声データを送受信する。
図3は、本発明の実施形態に係る移動通信システム1と連携する同報無線システム2の屋外子局200の構成を示すブロック図である。
図3に示すように、同報無線の子局である屋外子局200は、周辺の地域住民に通報内容を拡声するため屋外子局の比較的高所に設置されるトランペットスピーカ201と、アンテナ202を有し同報無線親局100と無線通信を行う無線機203と、屋外子局全体を制御する制御部204と、拡声器用アンプ205と、大容量の電池で構成され各構成要素に電力を供給する電源部206と、マイクとスピーカを有する受話部207を有し連絡通話のための制御を行う連絡通話制御部208と、入出力された音声を録音する録音再生部209と、これらの各部で電源パスを構成し、またデータ等のやりとりをする制御バスとを備える。
また、屋外子局200は、60MHz帯無線の無線回線で同報無線親局100と結ばれている。アンテナ202は送受信アンテナであり、無線機203は、アンテナ202で同報無線親局100から送信された音声信号や制御コマンドを受信する。一方、制御コマンドに対する応答は、屋外子局200から同報無線親局100の送受信アンテナに送信される。これによって、屋外子局200と同報無線親局100とは、制御信号や音声データを送受信することができる。
無線機203は、所定のプログラムに従って動作するDSP(Digital Signal Processor)等を含む演算装置を備えており、同報無線親局100との間でいわゆる呼制御や呼接続のシーケンスが実行される。そして無線機203は受信した制御コマンドの一部を解釈し、解釈した制御コマンドはバスを通じて制御部204に送られる。
制御部204は、入手した制御コマンドが、音声通報制御コマンドであった場合、拡声器用アンプ205を起動し、デジタル音声信号をデコードしてアナログ音声信号に変換してトランペットスピーカ201から拡声する。受信した音声信号を録音再生部209に録音し、トランペットスピーカ201や受話部207のスピーカで繰り返し再生することもできる。
また、制御部204は、入手した制御コマンドが、連絡通話を実行する連絡通話制御コマンドであった場合、連絡通話制御部208により着信音を鳴動させ、ユーザ操作に応じて、受信したデジタル音声信号をデコードしてアナログ音声信号に変換して受話部207のスピーカに流すとともに、受話部207のマイクを起動しマイクに入力されたアナログ音声信号をエンコードしてデジタル音声信号に変換して連絡通話制御部208から無線機203を介して同報無線親局100に送信する。
図4は本発明の実施形態に係る移動通信システムの制御装置で用いられる電話帳テーブルを示す図、図5は本発明の実施形態に係る移動通信システムの制御装置で用いられる施設位置情報テーブルを示す図、図6は本発明の実施形態に係る移動通信システムの制御装置で用いられる屋外子局位置情報テーブルを示す図である。各テーブルは、制御装置(統制台)20の記憶部27に記憶されている。
図4の電話帳テーブルにおいて、符号400は例えば自治体の防災担当職員の氏名、401は担当職員に支給されている移動通信システム1のGPS機能付きの携帯機(移動局)40の電話番号(連絡先情報)、402は携帯機40の位置情報であるGPS情報(緯度、経度)、403は担当職員の個人所有の携帯電話(通信装置)50の電話番号(連絡先情報)、404は担当職員の勤務地または立ち寄り先施設または自宅等の固定電話機(通信装置)60の電話番号(連絡先情報)、405はいずれの電話番号(連絡先情報)を優先するかの優先順位である。なお、連絡先情報として電話番号ではなくアドレス情報等を用いても良い。
携帯機(移動局)40は、内蔵のGPSデバイスを用いて測定した位置情報と、自機の識別情報(電話番号)を、無線回線を介して制御装置(統制台)20に対して周期的に送信する。これを受信した制御装置(統制台)20の無線IF部21は、受信した位置情報と電話番号を制御部26に送り、制御部26は、記憶部27の図4に示す電話帳テーブルの電話番号401の中から受信した電話番号と一致するものを検索し、一致した電話番号を持つ携帯機40のGPS位置情報402を、受信した位置情報で更新する。なお、携帯機40の識別情報として電話番号以外の情報を用いても良い。
図5の施設位置情報テーブルにおいて、符号500は担当職員の立ち寄り先として想定される施設名、501はその施設内の固定電話機60の電話番号(連絡先情報)、502はその施設の立地する位置情報としてのGPS情報(緯度、経度)であり、予め記憶部27に記憶されている。なお、連絡先情報として電話番号ではなくアドレス情報等を用いても良い。
図6の屋外子局位置情報テーブルにおいて、符号600は自治体の管轄エリアに設置された屋外子局200の識別ID、601は屋外子局200が有する電話機の電話番号(連絡先情報)、602は屋外子局200が設置される位置情報(緯度、経度)であり、予め記憶部27に記憶されている。なお、屋外子局200の識別情報として電話番号601を利用する場合、識別ID600はなくても良い。
図7は、本発明の実施形態に係る移動通信システムの制御装置(統制台)20の動作を示すフロー図である。以下、図7のフロー図に基づき、図1〜図6を参照して説明する。
移動通信システム1の移動通信統制局10の制御装置(統制台)20の操作部25において電話帳機能を選択し、ディスプレイ24に連絡通話を行いたい相手先の氏名(例えば、「青田一郎」)を指定した上で発信操作を行う(ステップ700)と、制御部26は記憶部27の図4に示す電話帳テーブルから「青田一郎」を検索して対応の携帯機(移動局)40の電話番号401(「14120001」)を取得する(ステップ701)。
この取得した電話番号401に対する発信要求を無線IF部21に行い、発信要求を受信した無線IF部21は、無線装置30に対し呼接続制御を行い、無線回線により電話番号が「14120001」の携帯機40に呼出コマンドを送出する(ステップ702)。
呼出コマンドを受信した携帯機40は呼び出し音鳴動を行い、携帯機40のユーザが応答操作を行う(ステップ703のYes)ことで、制御装置20の無線IF部21はマイク22とスピーカ23を使用可能にし、制御装置20のユーザは携帯機40のユーザの「青田一郎」と通話することができる(ステップ704)。
しかしながら、無線IF部21が呼出コマンドを送信した際、携帯機40が圏外にいたり電源が切られている場合、呼び出し音鳴動を行うことができず、また応答操作を期待することはできない(ステップ703のNo)。
そこで、制御装置20の制御部26は応答待ちのタイマのタイムアップにより、呼接続制御を中断し、記憶部27の図4に示す電話帳テーブルから「青田一郎」の個人所有の携帯電話50の電話番号403(「090−XXX1−XXX1」)を取得し(ステップ705)、この取得した電話番号403を基に制御部26はODトランク部28に対して発信要求を行う(ステップ706)。
発信要求を受信したODトランク部28は、交換機70に対して呼接続制御を行い、さらに公衆回線網80と携帯電話用基地局90を介し、無線回線により携帯電話50に呼出コマンドを送出する。
呼出コマンドを受信した携帯電話50は呼び出し音鳴動を行い、携帯電話50のユーザが応答操作を行う(ステップ707のYes)ことで、制御装置20のODトランク部28はマイク22とスピーカ23を使用可能にし、制御装置20のユーザは携帯電話50により「青田一郎」と通話することができる(ステップ704)。
しかしながら、公衆回線網80と携帯電話用基地局90を介して無線回線により携帯電話50に呼出コマンドを送信した際、携帯電話50が圏外にいたり、電源が切られている場合、呼び出し音鳴動を行うことができず、また応答操作を期待することはできない(ステップ707のNo)。
そこで、制御装置20の制御部26は応答待ちのタイマのタイムアップにより、呼接続制御を中断し、記憶部27の図4に示す電話帳テーブルから「青田一郎」の勤務地または立ち寄り先または自宅等として記憶済みの固定電話機60の電話番号404(「03−XXX1−XXX1」)を取得する(ステップ708)。
この取得した電話番号404を基に制御部26はODトランク部28に対して発信要求を行い、発信要求を受信したODトランク部28は、交換機70に対して呼接続制御を行い、公衆回線網80を介し、固定電話機60に呼出コマンドを送出する(ステップ709)。
呼出コマンドを受信した固定電話機60は呼び出し音鳴動を行い、固定電話機60のユーザが応答操作を行う(ステップ710のYes)ことで、制御装置20のODトランク部28はマイク22とスピーカ23を使用可能にし、制御装置20のユーザは固定電話機60により「青田一郎」と通話することができる(ステップ704)。
しかしながら、公衆回線網80により固定電話機60に呼出コマンドを送出して呼び出し音鳴動を行っても、固定電話機60の近くに人がおらず応答操作がない場合(ステップ710のNo)がある。
そこで、制御装置20の制御部26は記憶部27の図4に示す電話帳テーブルから当該職員(「青田一郎」)が保持する携帯機40のGPS位置情報402を取得し(ステップ711)、このGPS位置情報に近い施設を図5に示す施設位置情報テーブルの位置情報502から検索する(ステップ712)。
ここでは、施設位置情報テーブルの位置情報502の中から位置情報が近傍の「大口消防署」を見つけたものとし(ステップ713のYes)、検索した施設(「大口消防署」)の電話番号501(「045−YY2−YYY2」)を基に制御部26はODトランク部28に対して発信要求を行い、発信要求を受信したODトランク部28は、交換機70に対して呼接続制御を行い、公衆回線網80を介し、施設内の固定電話機60に呼出コマンドを送出する(ステップ714)。
呼出コマンドを受信した固定電話機60は呼び出し音鳴動を行い、固定電話機60のユーザが応答操作を行う(ステップ715のYes)ことで、制御装置20のODトランク部28はマイク22とスピーカ23を使用可能にし、制御装置20のユーザは施設(「大口消防署」)の固定電話機60により「青田一郎」と通話することができる(ステップ704)。
ステップ712の検索の結果、位置情報502の中に携帯機40のGPS位置情報402と近いものがなかった場合(ステップ713のNo)は、施設内の固定電話機60への発信を取り止めてステップ716に遷移する。
なお、上述の例では、ステップ710で固定電話機60の応答操作がなく通話が確立しなかったときに自動的にステップ711に遷移する場合について説明したが、所望の相手(「青田一郎」)ではない他のユーザの応答により通話が確立され、所望の相手とは通話ができなかった場合は、制御装置20のユーザが操作部25の操作によって位置情報を利用した発信を指示しステップ711から開始するようにすれば良い。
ステップ711〜714の位置情報を利用した発信によっても所望の相手(「青田一郎」)と通話できなかった場合(ステップ715のNo)、制御装置20の制御部26は記憶部27の図4に示す電話帳テーブルから当該職員(「青田一郎」)が保持する携帯機40の最新のGPS位置情報402を取得し(ステップ716)、このGPS位置情報の近傍に位置する同報無線システム2の屋外子局200を検索する。具体的には、ステップ716で取得した携帯機40のGPS位置情報402と近い位置情報を、図6に示す屋外子局位置情報テーブルの位置情報602から検索する(ステップ717)。
なお、ステップ711で携帯機40のGPS位置情報402を取得してから時間が経過していないような場合(例えば、ステップ713でNoとなりすぐにステップ716に遷移する場合)には、ステップ716でのGPS位置情報402の取得は省略しても良い。
ここでは、図6に示す屋外子局位置情報テーブルの位置情報602の中から位置情報が近傍の「子局6」を見つけたものとし(ステップ718のYes)、検索した屋外子局200(「子局6」)の電話番号601を基に、制御装置20の外部装置IF部29に対して発信要求を行い、発信要求を受信した外部装置IF部29は、同報無線システム2の操作卓110の被遠隔制御部117に対して連絡通話機能の呼接続制御を行い、被遠隔制御部117は無線装置120の無線回線を介して屋外子局200(「子局6」)に呼出コマンドを送出する(ステップ719)。
ステップ717の検索の結果、位置情報602の中に携帯機40のGPS位置情報402と近いものがなかった場合(ステップ718のNo)は、屋外子局200への発信を取り止めてステップ702から再開する。
屋外子局200(「子局6」)は、アンテナ202を介して無線機203が呼出コマンドを受信し、連絡通話制御によって呼び出し音鳴動を行う。屋外子局200(「子局6」)の近傍に位置する所望の相手(「青田一郎」)が屋外子局200の受話部207を取って応答操作を行う(ステップ720のYes)ことで、制御装置20のユーザは屋外子局200により「青田一郎」と通話することができる(ステップ704)。もし、ステップ720で通話することができなかった場合は、ステップ702から再開するようにする。
なお、上述の例では、ステップ715で固定電話機60の応答操作がなく通話が確立しなかったときに自動的にステップ716に遷移する場合について説明したが、所望の相手(「青田一郎」)ではない他のユーザの応答により通話が確立され、所望の相手とは通話ができなかった場合は、制御装置20のユーザが操作部25の操作によってステップ716から開始するようにすれば良い。
ところで、外部装置IF部29は、被遠隔制御部117に対して連絡通話機能の呼接続制御を行う際に、所望の相手(「青田一郎」)への注意喚起を目的とし、屋外子局200が本来持つ拡声機能を制御するようにしても良い。その場合、制御装置20が外部装置IF部29により操作卓110の被遠隔制御部117に対して拡声制御を行い、被遠隔制御部117からの指示により無線回線を介して屋外子局200にチャイム音鳴動コマンドを送出し、屋外子局200はチャイム音鳴動コマンドを無線機203により受信し制御部204がコマンド内容を認識して拡声器用アンプ205からトランペットスピーカ201にチャイム音を鳴動させるようにする。なお、チャイム音の代わりに、緊急連絡である旨と所望の相手の氏名をトランペットスピーカ201から拡声するようにしても良い。
上述のように、本実施形態の制御装置(統制台)20は、移動通信システム1の携帯機40と本来の移動通信用の自営無線で通信ができなかった場合に、複数の通信路(公衆回線網、同報無線用の自営無線)により携帯機40の近傍に位置する通信装置(固定電話機60、屋外子局200)と通信を行い、携帯機40のユーザに確実に連絡を取るようにしたものである。
また、上述の例では、移動通信システム1の携帯機40と通信ができなかった場合、携帯電話50へ発信を行い、その発信でも通話が確立しなかった場合、予め携帯機40に対応して記憶済みの固定電話機60へ発信を行い、その発信でも通話が確立しなかった場合、携帯機40の近傍に位置する施設内の固定電話機60へ発信を行い、その発信でも通話が確立しなかった場合、携帯機40の近傍に位置する同報無線の子局へ発信を行うという順番であったが、通話の確立が成功したときに、制御装置20の制御部26が記憶部27の図4に示す電話帳テーブルに、通信確立が成功した実績に基づく優先順位を順位405として記憶し、次回の発信の際に、順位405の優先順で発信先を自動的に選択するようにしても良い。さらに、順位405を、着信側のユーザにとって都合の良い順番に予め設定しておき、最初はその順番で発信し通話確立が成功した実績に基づいて後から書き換えていくようにしても良い。
また、携帯機40のユーザが携帯電話50を保有していない場合は携帯電話50への発信を省略すれば良いし、固定電話機への発信についてはステップ708〜710による予め記憶済みの固定電話機60への発信はせずに、ステップ711〜714による位置情報を利用した固定電話機60への発信のみとしても良い。
また、上述の例では、移動通信システム1の携帯機40と通信ができなかった場合に、移動通信システムの自営無線以外の異なる通信路の通信装置に発信する例を示したが、図7のステップ711において、電話帳テーブル(図4)から携帯機40のGPS位置情報402を検索する際に、他の携帯機40のGPS位置情報402を参照して、所望の相手の近傍にいる他の職員の携帯機40を見つけた場合は他の職員の携帯機40の電話番号401に発信するようにしても良い。この場合は、同じ自営無線の通信路による通信となる。
また、携帯機40に設けられる緊急ボタンが押下された場合に、この携帯機40の位置情報が図4のGPS位置情報402に記憶されるようにし、緊急ボタンの押下を検知したものの即時の通話が成立しなかったときに、制御装置20が携帯機40にコールバックを行い、このコールバックでも通話ができなかったときに図7のステップ711から発信を開始するようにしても良い。
また、携帯機40のGPS位置情報402と固定電話機60の位置情報502の対比において、「近傍」とは、携帯機40のユーザが施設内の電話に出られる可能性のある固定電話機60の設置される建物内(施設の位置情報502に所定の広さを持たせた範囲)までとすれば良い。また、携帯機40のGPS位置情報402と屋外子局200の位置情報602の対比において、「近傍」とは、携帯機40のユーザが屋外子局の電話に出られる可能性のある当該屋外子局が拡声を担当しているエリア内(屋外子局の位置情報602に所定のエリア分の広さを持たせた範囲)までとすれば良い。また、携帯機40同士における「近傍」とは容易に合流可能な範囲を指すが携帯機40のユーザが徒歩か車かなど移動手段によって近傍の範囲を異ならせても良い。これらの「近傍」の範囲は、制御装置20のユーザに設定または選択させるようにしても良い。
以上のように、緊急事態発生時に担当職員との通話が確立できなかった場合の複数の代替手段を制御装置(統制台)が自動的に実行するとともに、担当職員の現在位置であるGPS情報を利用して発信先を選択するので、確実に所望の相手と通話することができる。また、過去の通話確立の実績を利用することにより成功率の高い通信手段を優先的に使用し通話確立を高めることができる。
本発明に係る移動通信システムおよび制御装置および発信方法は、移動通信システムの統制局と端末局である携帯機との通話確立を大幅に向上させることができ、特に緊急時の通話連絡に極めて有用であることから、自治体で災害対策に当たる職員の連絡手段である移動通信システムに好適に利用することができる。
1 移動通信システム
2 同報無線システム
10 移動通信統制局
20 制御装置(統制台)
21 無線IF部
27 記憶部
28 ODトランク部(第1の通信部)
29 外部装置IF部(第2の通信部)
30 無線装置
40 携帯機(移動局、端末局)
50 携帯電話(通信装置)
60 固定電話機(通信装置)
100 同報無線親局
110 操作卓
111 操作部
112 マイク
113 スピーカ
114 制御部
115 音声入出力部
116 録音再生部
117 被遠隔制御部
120 無線装置
200 屋外子局(同報無線の子局)
201 トランペットスピーカ
202 アンテナ
203 無線機
204 制御部
205 拡声器用アンプ
206 電源部
207 受話部
208 連絡通話制御部
209 録音再生部

Claims (19)

  1. 無線回線により移動局と通信を行う移動通信統制局の制御装置であって、
    前記無線回線を介して前記移動局と通信ができなかった場合に、前記移動局の位置情報を利用して、複数の通信路により前記移動局の近傍に位置する通信装置と通信を行うことを特徴とする制御装置。
  2. 前記通信装置として、同報無線システムの通話機能を有する子局を含むことを特徴とする請求項1記載の制御装置。
  3. 無線回線により移動局と通信を行う移動通信統制局の制御装置であって、
    公衆回線網を介して公衆回線網に接続された通信装置と通信を行う第1の通信部と、
    同報無線親局を介して同報無線の子局と通信を行う第2の通信部と、
    前記無線回線による前記移動局との通信および前記第1の通信部による前記通信装置との通信および前記第2の通信部による前記同報無線の子局との通信を制御する制御部と、
    を備えることを特徴とする制御装置。
  4. 前記移動局の識別情報と前記通信装置の連絡先情報とを対応付けて記憶する記憶部を備え、
    前記制御部は、
    前記移動局の識別情報に対応付けられた前記通信装置の連絡先情報に基づいて、前記第1の通信部による前記通信装置との通信を制御することを特徴とする請求項3記載の制御装置。
  5. 前記移動局の識別情報および位置情報との対応、所定の施設の連絡先情報および位置情報との対応を記憶する記憶部を備え、
    前記制御部は、
    前記移動局の識別情報に対応付けられた前記移動局の位置情報の近傍の位置情報を有する前記施設の連絡先情報に基づいて、前記第1の通信部により施設内の前記通信装置との通信を制御することを特徴とする請求項3記載の制御装置。
  6. 前記移動局の識別情報および位置情報との対応、前記同報無線の子局の連絡先情報および位置情報との対応を記憶する記憶部を備え、
    前記制御部は、
    前記移動局の識別情報に対応付けられた前記移動局の位置情報の近傍の位置情報を有する前記同報無線の子局の連絡先情報に基づいて、前記第2の通信部により前記同報無線の子局との通信を制御することを特徴とする請求項3記載の制御装置。
  7. 前記移動局の識別情報および位置情報および前記通信装置の連絡先情報との対応、所定の施設の連絡先情報および位置情報との対応、前記同報無線の子局の連絡先情報および位置情報との対応を記憶する記憶部を備え、
    前記制御部は、
    前記移動局の識別情報に対応付けられた前記通信装置の連絡先情報に基づいて、前記第1の通信部により前記通信装置との通信を制御し、前記移動局の識別情報に対応付けられた前記移動局の位置情報の近傍の位置情報を有する前記施設の連絡先情報に基づいて、前記第1の通信部により施設内の前記通信装置との通信を制御し、前記移動局の位置情報の近傍の位置情報を有する前記同報無線の子局の連絡先情報に基づいて、前記第2の通信部により前記同報無線の子局との通信を制御することを特徴とする請求項3記載の制御装置。
  8. 前記制御部は、前記第2の通信部により前記同報無線の子局の連絡先情報に発信する際、前記同報無線の子局のスピーカから所定音を報知させることを特徴とする請求項6または請求項7に記載の制御装置。
  9. 前記制御部は、前記移動局のユーザとの通信が成立した連絡先情報の優先順位を高く設定し、次回の通信時に前記優先順位の高い連絡先情報から順に選択して発信することを特徴とする請求項7記載の制御装置。
  10. 無線回線により移動局と通信を行う移動通信統制局の通信方法であって、
    前記無線回線を介して前記移動局と通信ができなかった場合に、前記移動局の位置情報を利用して、複数の通信路により前記移動局の近傍に位置する通信装置と通信を行うことを特徴とする通信方法。
  11. 前記通信装置として、同報無線システムの通話機能を有する子局を含むことを特徴とする請求項10記載の通信方法。
  12. 無線回線により移動局と通信を行う移動通信統制局の通信方法であって、
    前記移動局に対応付けて記憶された通信装置の連絡先情報に基づいて、公衆回線網を介して前記通信装置と通信を行うことを特徴とする通信方法。
  13. 無線回線により移動局と通信を行う移動通信統制局の通信方法であって、
    前記移動局の現在位置の近傍に位置する通信装置の連絡先情報に基づいて、公衆回線網を介して前記通信装置と通信を行うことを特徴とする通信方法。
  14. 無線回線により移動局と通信を行う移動通信統制局の通信方法であって、
    前記移動局の現在位置の近傍に位置する同報無線の子局の連絡先情報に基づいて、同報無線親局を介して前記同報無線の子局と通信を行うことを特徴とする通信方法。
  15. 無線回線により移動局と通信を行う移動通信統制局の通信方法であって、
    前記移動局に対応付けて記憶された通信装置の連絡先情報に基づいて、公衆回線網を介して前記通信装置と通信を行い、
    前記移動局の現在位置の近傍に位置する施設内の通信装置の連絡先情報に基づいて、公衆回線網を介して前記施設内の通信装置と通信を行い、
    前記移動局の現在位置の近傍に位置する同報無線の子局の連絡先情報に基づいて、同報無線親局を介して前記同報無線の子局と通信を行うことを特徴とする通信方法。
  16. 前記同報無線親局を介して前記同報無線の子局の連絡先情報に発信する際、前記同報無線の子局のスピーカから所定音を報知させることを特徴とする請求項14または請求項15に記載の通信方法。
  17. 前記移動局のユーザとの通信が成立した連絡先情報の優先順位を高く設定し、次回の通信時に前記優先順位の高い連絡先情報から順に選択して発信することを特徴とする請求項15記載の通信方法。
  18. 無線回線により移動通信統制局と移動局とが通信を行う移動通信システムにおいて、
    前記移動通信統制局は、
    公衆回線網を介して公衆回線網に接続された通信装置と通信を行う第1の通信部と、
    同報無線親局を介して同報無線の子局と通信を行う第2の通信部と、
    前記無線回線による前記移動局との通信および前記第1の通信部による前記通信装置との通信および前記第2の通信部による前記同報無線の子局との通信を制御する制御部と、
    を備えることを特徴とする移動通信システム。
  19. 無線回線により移動通信統制局と移動局とが通信を行う移動通信システムにおいて、
    前記移動局は、
    自局の位置情報を前記移動通信統制局に送信する送信部を備え、
    前記移動通信統制局は、
    公衆回線網を介して公衆回線網に接続された通信装置と通信を行う第1の通信部と、
    同報無線親局を介して同報無線の子局と通信を行う第2の通信部と、
    前記移動局の識別情報および位置情報および前記通信装置の連絡先情報との対応、所定の施設の連絡先情報および位置情報との対応、前記同報無線の子局の連絡先情報および位置情報との対応を記憶する記憶部と、
    前記移動局の識別情報に対応付けられた前記通信装置の連絡先情報に基づいて、前記第1の通信部により前記通信装置との通信を制御し、前記移動局の識別情報に対応付けられた前記移動局の位置情報の近傍の位置情報を有する前記施設の連絡先情報に基づいて、前記第1の通信部により施設内の前記通信装置との通信を制御し、前記移動局の位置情報の近傍の位置情報を有する前記同報無線の子局の連絡先情報に基づいて、前記第2の通信部により前記同報無線の子局との通信を制御する制御部と、
    を備えることを特徴とする移動通信システム。
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