JP2008124920A - 情報通信装置及びそれを用いた情報通信システム - Google Patents
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Abstract
【課題】ユーザの負担を軽減して、リルート処理を円滑に行うことができる情報通信装置を提供する。
【解決手段】ファクシミリ複合装置1において、ユーザが操作部16から電話番号を入力すると、この電話番号に基づいてNCU19による発信処理が行われる。この発信処理に基づく情報通信が失敗したときは、前記電話番号を利用してENUM装置30に対して問い合わせを行い、通信プロトコルの種類と宛先情報とを含む通信態様情報が取得される。取得された宛先情報が電話番号の場合は、NCU19による再発信処理を行い、宛先情報がメールアドレス又はIPアドレスの場合は、ネットワーク通信部20による再発信処理を行う。
【選択図】図1
【解決手段】ファクシミリ複合装置1において、ユーザが操作部16から電話番号を入力すると、この電話番号に基づいてNCU19による発信処理が行われる。この発信処理に基づく情報通信が失敗したときは、前記電話番号を利用してENUM装置30に対して問い合わせを行い、通信プロトコルの種類と宛先情報とを含む通信態様情報が取得される。取得された宛先情報が電話番号の場合は、NCU19による再発信処理を行い、宛先情報がメールアドレス又はIPアドレスの場合は、ネットワーク通信部20による再発信処理を行う。
【選択図】図1
Description
本発明は、公衆電話回線網を用いた通信やインターネットを用いた通信など複数種類の通信を行うことができる情報通信装置及びそれを用いた情報通信システムに関する。
近年、インターネット等のネットワーク技術やネットワークを介して行う通信プロトコル、ネットワークに接続するコンピュータ機器等の普及に伴い、ネットワーク通信が広く利用されている。また、1つの装置で公衆電話回線網を用いた通信とインターネットを用いた通信とを可能とした通信装置も提供されている。
このような複数種類の通信が可能な通信装置では、例えば公衆電話回線網を用いた情報通信を行う場合は、電話番号を入力して送信先を指定することによって、その電話番号に対応付けられた送信先と情報通信を行うことができる。また、インターネットを用いた情報通信を行う場合は、メールアドレスやIP(Internet Protocol)アドレスを入力して送信先を指定することによって、メールアドレス等に対応付けられた送信先と情報通信を行うことができる。
そして、上記のような通信装置では、いわゆるアドレス帳として通信相手毎に電話番号等の宛先情報を登録する際に、電話番号だけでなく、メールアドレスやIPアドレスなど複数種類の宛先情報を登録することができるように構成されている。
ところで、最近、ENUM(tElephone NUmber Mapping)と称される技術が提案されている。このENUM技術は、ITU−T(国際電気通信連合)のE.164勧告に基づく電話番号をENUM形式のドメイン名に変換し、変換したドメイン名をENUM用のDNS(Domain Name System)に送信して問い合わせることによって、前記電話番号を使用している通信相手が利用可能な通信プロトコルの種類とその通信プロトコルに対応付けられたメールアドレス等の宛先情報とを、URI形式で取得できる技術である。
このENUM技術を利用すると、通信相手が使用している複数種類の宛先情報を容易に登録することができる。例えば、特許文献1には、通信相手の宛先情報をENUMと連動して登録可能なアドレス登録機能を有する情報通信装置が開示されている。
特許文献1に開示されている情報通信装置は、通信相手の電話番号が入力されると、入力された電話番号をキーとしてDNSサーバに問い合わせることによって、通信相手の電話番号に対応した少なくとも1つのNAPTRリソースレコードを取得する。そして、情報通信装置は、取得したNAPTRリソースレコードから通信手段及び宛先情報を抽出し、抽出した通信手段のうちの適合する通信手段を選択し、選択した通信手段と該通信手段に対応した宛先情報とを、アドレス帳に登録する(段落[0026]参照)。
さらに、この情報通信装置では、登録された複数の通信手段に対して優先順位付けを行い、通信相手が選択されると、優先順位に従って通信手段を選択して、選択された通信手段に対応した宛先情報へ通信する(段落[0027]、[0028]参照)。これによって、優先順位の最も高い通信手段による通信ができなかった場合に、優先順位の低い通信手段による通信を行ういわゆるリルート処理を行うことができる。
特開2006−20048号公報
上述した従来の情報通信装置では、通信相手が使用する優先順位の低いメールアドレス等の宛先情報が変更になったときは、アドレス帳として登録されている登録内容を登録しなおす必要がある。宛先情報の変更は、通信相手からのその旨の連絡によって知るのが一般的である。したがって、通信相手から宛先情報を変更した旨の連絡があったときは、ユーザが情報通信装置を操作してアドレス帳の登録内容を変更する必要があり、手間がかかるという問題がある。
また、通信相手からの連絡がなかったり、ユーザが変更操作をするのを忘れたりすると、アドレス帳の登録内容が古いままとなり、リルート処理が正常に行えなくなるという不都合が生じる。
そこで、本発明の解決すべき課題は、ユーザの負担を軽減して、リルート処理を円滑に行うことができる情報通信装置を提供することである。
上記の課題を解決するため、請求項1の発明では、公衆電話回線網を利用した通信を行う第1通信手段と、インターネットを利用した通信を行う第2通信手段と、電話番号で特定される着信者ごとに通信プロトコルの種類とその通信プロトコルにおける宛先情報とを含む通信態様情報が記憶されているENUM装置に対して電話番号を用いて問い合わせを行い、通信態様情報を取得する情報取得手段と、指定された電話番号を前記第1通信手段に与えて発信処理を行い、この発信処理に基づく情報通信が失敗したときに、前記電話番号を前記情報取得手段に与えて通信態様情報を取得し、取得した通信態様情報に基づいて前記第1又は第2通信手段を制御して再発信処理を行う通信制御手段とを備える。
また、請求項2の発明では、請求項1に記載の情報通信装置において、前記通信制御手段は、複数の通信態様情報が取得されたときは、その複数の通信態様情報について予め登録された優先順位に基づき優先順位の上位のものから順番に、その宛先情報を用いて再発信処理を行う。
また、請求項3の発明では、請求項1又は請求項2に記載の情報通信装置において、前記宛先情報として、電話番号、メールアドレス又はIPアドレスが用いられる。
また、請求項4の発明では、電話番号で特定される着信者ごとに通信プロトコルの種類とその通信プロトコルにおける宛先情報とを含む通信態様情報が記憶されているENUM装置と、情報通信装置とを備えて構成される情報通信システムにおいて、前記情報通信装置は、公衆電話回線網を利用した通信を行う第1通信手段と、インターネットを利用した通信を行う第2通信手段と、前記ENUM装置に対して電話番号を用いて問い合わせを行い、通信態様情報を取得する情報取得手段と、指定された電話番号を前記第1通信手段に与えて発信処理を行い、この発信処理に基づく情報通信が失敗したときに、前記電話番号を前記情報取得手段に与えて通信態様情報を取得し、取得した通信態様情報に基づいて前記第1又は第2通信手段を制御して再発信処理を行う通信制御手段とを備える。
請求項1ないし請求項4に記載の発明によれば、電話番号に基づいて発信処理を行い、この発信処理に基づく情報通信が失敗したときは、前記電話番号で指定される着信者がENUM装置に記憶させている通信態様情報(通信プロトコルの種類と宛先情報とを含む)が取得され、取得した通信態様情報に基づいて再発信処理が行われる。したがって、従来技術のように通信相手ごとに複数種類の宛先情報を予め登録する必要がなくなるので、ユーザの負担が軽減される。また、ENUM装置の通信態様情報は、着信者によって最新の情報に更新されているので、古い宛先情報に基づいて再発信処理が行われることが防止され、いわゆるリルート処理を円滑に行うことができる。
請求項2に記載の発明によれば、ENUM装置から複数の通信態様情報が取得されたときは、予め設定された優先順位に基づき、優先順位の上位のものから順番に宛先情報を用いて再発信処理が行われる。したがって、情報通信が成功しやすい順番で優先順位を付けておけば、リルート処理を円滑に行うことができる。
図1は、本発明の一実施形態に係る情報通信装置としてのファクシミリ複合装置1の構成を示すブロック図である。ファクシミリ複合装置1は、ネットワーク21を介して後述するENUM装置30と接続されて、情報通信システムを構成している。
ファクシミリ複合装置1の機能には、プリンタ機能、ファクシミリ機能、インターネットファクシミリ機能、コピー機能、及びスキャナ機能等が含まれている。このファクシミリ複合装置1は、ネットワーク(例えばLAN)21を介してパーソナルコンピュータなどの複数の外部処理装置(図示せず)と接続され、外部処理装置からの指示によっても、上記の各機能を実行することが可能である。
ファクシミリ複合装置1は、図1に示すように、制御部11と、該制御部11にバス12を介して接続されたプリンタ13、スキャナ14、表示部15、入力手段としての操作部16、記憶部17、モデム18、NCU(Network Control Unit)19、及びネットワーク通信部20を備えている。NCU19が第1通信手段に相当し、ネットワーク通信部20が第2通信手段及び情報取得手段に相当する。
制御部11は、このファクシミリ複合装置1の制御を統括するものであり、CPU等を備えて構成されている。この制御部11には、機能要素として、通信制御手段としての通信制御部11aが備えられている。通信制御部11aの役割等は、後述する。
プリンタ13は、例えば電子写真方式のプリンタ装置であり、外部処理装置から与えられた印刷データ、スキャナ14によって読み取られた画像データ、ファクシミリ受信した画像データ等を記録紙等に印刷する。スキャナ14は、原稿の読み取りを行うものであり、ファクシミリ送信時の原稿の読み取りや、コピー機能及びスキャナ機能使用時の原稿の読み取り等に用いられる。
表示部15は、液晶表示装置等によって構成され、このファクシミリ複合装置1の操作情報等の表示に用いられる。操作部16は、複数の操作ボタンやタッチパネル等によって構成され、このファクシミリ複合装置1の操作に用いられる。
記憶部17は、ROM、RAM等の記憶装置を備えて構成されている。ROMには、制御部11が実行する制御プログラム等が記憶されている。RAMには、外部処理装置から送信された印刷データ、ファクシミリ機能使用時にNCU19を介して送受信されたファクシミリの送受信画像データ、コピー機能やスキャナ機能使用時に読み取られた画像データ、及びファクシミリ複合装置1の設定や保守管理等に関するデータ等が含まれている。またRAMには、後述するアドレス帳として送信先指定情報(電話番号)が記憶される。
モデム18は、ファクシミリ通信が可能なファクシミリモデムから構成されている。また、モデム18は、NCU19と直接接続されている。NCU19は、アナログの公衆電話回線網(PSTN)22との回線の閉結及び開放の動作を行うハードウェアであり、必要に応じてモデム18を公衆電話回線網22と接続する。なお、ISDN用インターフェースを備えることによって、デジタル回線網(ISDN)に接続するようにしてもよい。
ネットワーク通信部20は、LAN(Local Area Network)及びインターネット等の通信回線としてのネットワーク21を介したデータ通信を担っている。より詳細には、ネットワーク通信部20は、CPU20aと、該CPU20aにバスを介して接続されたメモリ20b、通信インターフェース(I/F)20c及びインターフェース(I/F)20dとを備えている。
CPU20aは、ネットワーク通信部20の制御を統括するものである。メモリ20bは、ROM、RAM等の記憶装置を備えて構成されている。ROMには、CPU20aが実行する制御プログラム等が記憶されている。RAMには、ネットワーク通信部20の動作設定に関する設定データ等が記憶されている。
通信インターフェース20cは、ネットワーク通信部20をネットワーク21に接続するためのインターフェースであり、SMTP(Simple Mail Transfer Protocol)、POP(Post Office Protocol)、SMB(Server Message Block)、HTTP(Hyper Text Transfer Protocol)等を取り扱うための機能が備えられている。通信インターフェース20cの具体的な機能としては、電子メールの送受、電子メールに画像データを添付して送受するインターネットファクシミリの送受、及び、LAN又はインターネットを介したデータの送受等が含まれている。なお、制御部11による処理動作とネットワーク通信部20の処理操作との連携は、インターフェース(I/F)20dを介して行われるようになっている。
また、ENUM装置30は、ネットワーク(インターネット)21に接続されるENUM用DNS31を備えて構成される。ENUMとは、ITU−TのE.164勧告に基づく電話番号をキーとしてENUM用DNS31に登録されたNAPTR(Naming Authority Pointer)―RR(Resource Record)を検索し、E.164勧告に基づく電話番号に対応する1つ又は複数のアプリケーションをURI(Uniform Resource Identifiers)形式で得る技術である。NAPTR−RRは、電話番号に基づくドメイン名に対応付けられた情報、例えば通信プロトコルの種類や宛先情報等を記録したものである。
なお、ENUMは、現在、ENUM使用の検討及び標準化がIETF(Internet Engineering Task Force)のENUMワーキンググループを中心に進められており、本発明で適用されるENUMは、IETFのENUMの仕様に準拠するものである。
本実施形態は、ユーザの負担を軽減して、リルート処理を円滑に行うことを主眼とするものである。例えば、図1に示すように通信相手の端末装置40が公衆電話回線網22及びネットワーク21に接続されており、電話番号だけでなく、メールアドレスやIPアドレスによっても通信が可能である場合に、電話番号による通信が失敗したときに別の宛先情報を用いて再発信処理を行うリルート処理を円滑に行うことを主眼とするものである。
図2は、通信処理時の処理動作を示すフローチャートである。この処理は、ユーザが操作部16を操作して通信相手を指定する電話番号を入力することによって開始される。
ステップS1では、通信制御部11aは、操作部16等を介した操作により、入力された電話番号を記憶部17内の電話帳データに記憶させると共に、電話番号をNCU19に与える(あるいは、操作部16等のを介した操作により、記憶部17に記憶された電話帳データ内の指定された電話番号をNCU19に与える)。ステップS2では、NCU19は、与えられた電話番号に基づいて発信処理を行う。
ステップS3では、通信制御部11aは、通信が成功したか否かを判断する。通信が成功したと判断した場合、即ち相手先が着信し、情報通信が完了した場合は、処理を終了する。一方、通信が成功しなかったと判断した場合、例えば相手先が着信しない場合や通信エラー等によって情報通信が中断した場合は、ステップS4に進む。
ステップS4では、通信制御部11aは、ネットワーク通信部20を制御してENUM装置30への問合わせを行う。即ち、通信制御部11aは、電話番号をネットワーク通信部20に与える。ネットワーク通信部20のCPU20aは、入力された電話番号をENUM形式のドメイン名に変換する。
電話番号のドメイン名への変換方法は、例えば電話番号が「06−1234−578」であるとすると、日本の市外局番から始まる電話番号に基づき、先頭の「0」を削除し、E.164番号規定に基づいて、日本国の国コード「81」を付加して数字以外の記号を除いて数字間にドット「.」を付加した「8.1.6.1.2.3.4.5.6.7.8」に変換し、さらに数字を逆順にして末尾に文字列「.e164.arpa」を付加した「8.7.6.5.4.3.2.1.6.1.8.e164.arpa」という文字列のドメイン名に変換する。
変換されたドメイン名は、通信インターフェース20cを介してネットワーク(インターネット)21に接続されたENUM装置30のENUM用DNS31に送信される。ENUM用DNS31は、受信したドメイン名に対応したNAPTR−PR情報をファクシミリ複合装置1に返信する。NAPTR−PR情報は、具体的には、電話番号に対応する通信相手の端末装置40が利用可能な通信プロトコルの種別やその通信プロトコルに対応した宛先情報などである。
ステップS5では、ネットワーク通信部20のCPU20aは、ENUM装置30から返信されたNAPTR−PR情報に基づいて、通信相手の端末装置40が利用可能な通信プロトコルの種類とその通信プロトコルにおける宛先情報とを含む通信態様情報をURI形式で取り出し、記憶部17に記憶されている通信相手の電話番号に対応付けて記憶させる。このとき、CPU20aは、宛先情報に対して予め設定された優先順位に基づいて優先順位を付けて記憶させる。
本実施形態では、例えば、電話番号、メールアドレス、IPアドレス、その他の宛先情報の順番で優先順位が付けられる。また、同じ種類の宛先情報が複数個ある場合は、予め定める規則に従って順位を決定する。予め定める規則とは、例えば、数字の大小やアルファベット順である。
ステップS6では、通信制御部11aは、記憶部17に記憶されている通信態様情報の中から優先順位が最上位の宛先情報を含む通信態様情報を読み出して再発信処理を行う。宛先情報が電話番号の場合は、電話番号がNCU19に与えられて再発信処理を行われる。宛先情報がメールアドレス又はIPアドレスの場合は、メールアドレス又はUPアドレスがネットワーク通信部20に与えられて再発信処理が行われる。
ステップS7では、通信制御部11aは、通信が成功したか否かを判断する。通信が成功したと判断した場合は、処理を終了する。一方、通信が成功しなかったと判断した場合は、ステップS8に進む。
ステップS8では、通信制御部11aは、記憶部17に優先順位が低い宛先情報が記憶されているか否かを判断する。優先順位が低い宛先情報が記憶されていると判断したときは、ステップS9に進む。ステップS9では、通信制御部11aは、優先順位が低い宛先情報を含む通信態様情報を記憶部17から読み出して再発信処理を行い、その後ステップS7に戻る。つまり、優先順位が上位の宛先情報で通信が成功しなければ、下位の宛先情報に切り換えて再発信処理が行われることになる。
また、ステップS8において、記憶部17に優先順位が低い宛先情報が記憶されていないと判断した場合は、ステップS10に進み、通信制御部11aは、通信が失敗した旨を表示部15に表示して処理を終了する。
このように、電話番号に基づいて発信処理を行い、この発信処理に基づく情報通信が失敗したときは、前記電話番号で指定される着信者がENUM装置30に記憶させている通信態様情報(通信プロトコルの種類と宛先情報とを含む)が取得され、取得した通信態様情報に基づいて再発信処理が行われる。したがって、従来技術のように通信相手ごとに複数種類の宛先情報を予め登録する必要がなくなるので、ユーザの負担が軽減される。また、ENUM装置30の通信態様情報は、着信者によって最新の情報に更新されているので、古い宛先情報に基づいて再発信処理が行われることが防止され、いわゆるリルート処理を円滑に行うことができる。
また、ENUM装置30から複数の通信態様情報が取得されたときは、予め設定された優先順位に基づいて優先順位が付けられ、優先順位の上位のものから順番に宛先情報を用いて再発信処理が行われる。したがって、情報通信が成功しやすい順番で優先順位を付けておけば、リルート処理を円滑に行うことができる。
なお、ファクシミリ複合装置1によるファクシミリ送信後に、送信画像を所定のアーカイブ先に送信する場合に、本発明を適用するようにしてもよい。
1 ファクシミリ複合装置
11 制御部
11a 通信制御部
16 操作部
19 NCU
20 ネットワーク通信部
20a CPU
20c 通信インターフェース(I/F)
21 ネットワーク
22 公衆電話回線網
30 ENUM装置
31 ENUM用DNS
11 制御部
11a 通信制御部
16 操作部
19 NCU
20 ネットワーク通信部
20a CPU
20c 通信インターフェース(I/F)
21 ネットワーク
22 公衆電話回線網
30 ENUM装置
31 ENUM用DNS
Claims (4)
- 公衆電話回線網を利用した通信を行う第1通信手段と、
インターネットを利用した通信を行う第2通信手段と、
電話番号で特定される着信者ごとに通信プロトコルの種類とその通信プロトコルにおける宛先情報とを含む通信態様情報が記憶されているENUM装置に対して電話番号を用いて問い合わせを行い、通信態様情報を取得する情報取得手段と、
指定された電話番号を前記第1通信手段に与えて発信処理を行い、この発信処理に基づく情報通信が失敗したときに、前記電話番号を前記情報取得手段に与えて通信態様情報を取得し、取得した通信態様情報に基づいて前記第1又は第2通信手段を制御して再発信処理を行う通信制御手段とを備えることを特徴とする情報通信装置。 - 請求項1に記載の情報通信装置において、
前記通信制御手段は、複数の通信態様情報が取得されたときは、その複数の通信態様情報について予め登録された優先順位に基づき優先順位の上位のものから順番に、その宛先情報を用いて再発信処理を行うことを特徴とする情報通信装置。 - 請求項1又は請求項2に記載の情報通信装置において、
前記宛先情報として、電話番号、メールアドレス又はIPアドレスが用いられることを特徴とする情報通信装置。 - 電話番号で特定される着信者ごとに通信プロトコルの種類とその通信プロトコルにおける宛先情報とを含む通信態様情報が記憶されているENUM装置と、情報通信装置とを備えて構成される情報通信システムにおいて、
前記情報通信装置は、公衆電話回線網を利用した通信を行う第1通信手段と、
インターネットを利用した通信を行う第2通信手段と、
前記ENUM装置に対して電話番号を用いて問い合わせを行い、通信態様情報を取得する情報取得手段と、
指定された電話番号を前記第1通信手段に与えて発信処理を行い、この発信処理に基づく情報通信が失敗したときに、前記電話番号を前記情報取得手段に与えて通信態様情報を取得し、取得した通信態様情報に基づいて前記第1又は第2通信手段を制御して再発信処理を行う通信制御手段とを備えることを特徴とする情報通信システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006308224A JP2008124920A (ja) | 2006-11-14 | 2006-11-14 | 情報通信装置及びそれを用いた情報通信システム |
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JP2006308224A JP2008124920A (ja) | 2006-11-14 | 2006-11-14 | 情報通信装置及びそれを用いた情報通信システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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ID=39509197
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JP2006308224A Pending JP2008124920A (ja) | 2006-11-14 | 2006-11-14 | 情報通信装置及びそれを用いた情報通信システム |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2015136884A1 (ja) * | 2014-03-10 | 2015-09-17 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 移動通信システムおよび制御装置および通信方法 |
-
2006
- 2006-11-14 JP JP2006308224A patent/JP2008124920A/ja active Pending
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WO2015136884A1 (ja) * | 2014-03-10 | 2015-09-17 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 移動通信システムおよび制御装置および通信方法 |
JP2015171057A (ja) * | 2014-03-10 | 2015-09-28 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 移動通信システムおよび制御装置および通信方法 |
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